JP4780059B2 - 内燃機関の制御装置 - Google Patents

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Description

この発明は、内燃機関の制御装置に関する。
従来、例えば特許文献1には、吸排気弁の開弁特性を変更可能とする可変動弁機構を備えるディーゼルエンジンの排気浄化装置が開示されている。この従来の装置では、排気浄化触媒の温度が所定値を下回っている場合に、正または負のバルブオーバーラップ期間の調整によって内部EGRガス量を増加させるようにしている。上記従来の装置では、そのような制御によって、排気浄化触媒の昇温を図っている。
特開2003−148225号公報 特開2003−83141号公報 特開平8−218920号公報 特開2002−227630号公報
排気通路に配置される排気浄化触媒を昇温或いは還元させる目的で、筒内の空燃比をリッチ状態にして燃焼(リッチ燃焼)を行うという手法が知られている。このようなリッチ燃焼時には、燃焼安定性の確保が困難になり易い。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、排気浄化触媒の制御のためのリッチ燃焼の実施時における燃焼安定性を良好に改善させ得る内燃機関の制御装置を提供することを目的とする。
第1の発明は、吸気弁の開弁特性を変更可能とする吸気可変動弁機構と、排気弁の開弁特性を変更可能とする排気可変動弁機構とを備え、排気通路に配置される排気浄化触媒を還元させる目的でリッチ燃焼を実施する圧縮着火内燃機関の制御装置であって、
前記リッチ燃焼が実施される際に、吸気弁の開き時期を、吸気行程の初期における吸入空気流量が非リッチ燃焼時に比して増加するように進角側に制御する吸気弁制御手段と、
前記リッチ燃焼が実施される際に、排気弁の閉じ時期を非リッチ燃焼時に比して進角側に制御する排気弁制御手段と、
を備え
前記吸気弁制御手段および前記排気弁制御手段は、前記リッチ燃焼が実施される際に、内燃機関の運転領域が低負荷域にあるときは、吸気弁の開弁期間と排気弁の開弁期間とが重なるバルブオーバーラップ期間が設けられないように、吸気弁および排気弁のそれぞれの進角量を決定することを特徴とする。
また、第の発明は、第の発明において、前記排気弁制御手段は、前記リッチ燃焼が実施される際に、排気弁の開き時期を非リッチ燃焼時に比して進角側に制御することを特徴とする。
また、第の発明は、第の発明において、前記吸気弁制御手段は、前記リッチ燃焼が実施される際に、吸気弁の閉じ時期を非リッチ燃焼時に比して進角側に制御することを特徴とする。
の発明によれば、排気浄化触媒を還元させる目的でリッチ燃焼を実施する際に、吸気弁の開き時期の進角によって、吸気行程の初期における吸入空気流量を高めることができる。このため、スワールの生成に重要な吸気行程の初期において、スワールを効果的に高めることができるようになる。また、排気弁の閉じ時期の進角によって、正または負のバルブオーバーラップ期間を調整する従来の手法とは異なり、排気弁の閉弁後に筒内に残留しているガス(EGRガス)が吸気弁の開弁時にほぼすべて吸気側に戻されることとなる。このため、吸気行程で吸入される混合気(新気とEGRガス)量が上記従来の手法を利用した場合と比べて最大となるので、スワールアップ効果を最大にすることができる。このため、本発明によれば、リッチ燃焼の実施時における燃焼安定性を良好に改善することが可能となる。また、本発明によれば、低負荷域においてリッチ燃焼を実施する際に、少なくとも吸気弁の開き時期および排気弁の閉じ時期の進角を行いつつ、バルブオーバーラップ期間の設定を禁止することにより、負のバルブオーバーラップ期間を調整する従来の手法と比べて、ポンプ損失の増加により燃費悪化代が大きくなるものの、内燃機関の使用負荷域が上がることで、当該従来の手法よりもリッチ燃焼の安定化という観点においては有利となる。
の発明によれば、排気弁の開き時期の進角によって、排気温度やEGRガス温度を上昇させることができる。これにより、リッチ燃焼の実施時における燃焼安定性を更に高めることができる。
の発明によれば、吸気弁の閉じ時期の進角によって、実圧縮比を増大させることができ、圧縮端温度の上昇によりリッチ燃焼を更に良好に安定化させることができる。
実施の形態1.
[システム構成の説明]
図1は、本発明の実施の形態1のシステム構成を説明するための図である。図1に示すシステムは、内燃機関10を備えている。内燃機関10は、4サイクルのディーゼルエンジン(圧縮着火内燃機関)である。内燃機関10の各気筒には、燃料を筒内に直接噴射するインジェクタ12が設置されている。各気筒のインジェクタ12は、共通のコモンレール14に接続されている。図示しない燃料タンク内の燃料は、サプライポンプ16によって所定の燃圧まで加圧されて、コモンレール14内に蓄えられ、コモンレール14から各インジェクタ12に供給される。
内燃機関10の排気通路18は、排気マニホールド20により枝分かれして、各気筒の排気ポートに接続されている。本実施形態の内燃機関10は、ターボ過給機22を備えている。排気通路18は、ターボ過給機22の排気タービンに接続されている。
排気通路18におけるターボ過給機22の下流側には、排気ガスを浄化する排気浄化装置24が設けられている。排気浄化装置24としては、例えば、酸化触媒、吸蔵還元型または選択還元型のNOx触媒、DPF(Diesel Particulate Filter)、DPNR(Diesel Particulate-NOx-Reduction system)のうちの一つ、またはこれらの組み合わせなどを用いることができる。また、ターボ過給機22の下流側の排気通路18には、排気ガス温度を検出する排気温度センサ26が設置されている。
内燃機関10の吸気通路28の入口付近には、エアクリーナ30が設けられている。エアクリーナ30を通って吸入された空気は、ターボ過給機22の吸気圧縮機で圧縮された後、インタークーラ32で冷却される。インタークーラ32を通過した吸入空気は、吸気マニホールド34により、各気筒の吸気ポートに分配される。
吸気通路28におけるインタークーラ32と吸気マニホールド34との間には、吸気絞り弁36が設置されている。また、吸気通路28の、エアクリーナ30の下流近傍には、吸入空気量を検出するエアフローメータ38が設置されている。
吸気通路28の吸気マニホールド34の近傍には、外部EGR通路40の一端が接続されている。外部EGR通路40の他端は、排気通路18の排気マニホールド20近傍に接続されている。本システムでは、この外部EGR通路40を通して、排気ガス(既燃ガス)の一部を吸気通路28に還流させること、つまり外部EGR(Exhaust Gas Recirculation)を行うことができる。
外部EGR通路40の途中には、EGRガスを冷却するためのEGRクーラ42が設けられている。外部EGR通路40におけるEGRクーラ42の下流には、EGR弁44が設けられている。このEGR弁44の開度を大きくするほど、外部EGR通路40を通る排気ガス量、すなわち外部EGR量を多くすることができる。
吸気通路28における吸気絞り弁36の下流側には、吸気圧を検出する吸気圧センサ46が設置されている。更に、本システムは、内燃機関10が搭載された車両のアクセルペダルの踏み込み量(アクセル開度)を検出するアクセル開度センサ48を備えている。
そして、本実施形態のシステムは、ECU(Electronic Control Unit)50を備えている。ECU50には、上述した各種のセンサが接続されているとともに、上述したアクチュエータが接続されている。ECU50は、それらの信号や情報に基づき、所定のプログラムに従って各アクチュエータを駆動させることにより、内燃機関10の運転状態を制御する。
図2は、図1に示すシステムにおける内燃機関10の一つの気筒の断面を示す図である。以下、内燃機関10について更に説明する。図2に示すように、内燃機関10のクランク軸60の近傍には、クランク軸60の回転角度(クランク角)を検出するクランク角センサ62が取り付けられている。このクランク角センサ62は、ECU50に接続されている。クランク角センサ62からの信号によれば、エンジン回転数などを検出することができる。
また、内燃機関10には、吸気弁64の開弁特性を連続的に可変とする吸気可変動弁機構66と、排気弁68の開弁特性を連続的に可変とする排気可変動弁機構70とが備えられている。ここでは、内燃機関10の各気筒には、吸気弁64および排気弁68はそれぞれ2つ備えられているものとする。
これらの吸気可変動弁機構66および排気可変動弁機構70は、ECU50に接続されている。吸気可変動弁機構66および排気可変動弁機構70の具体的構成は、特に限定されないが、ここでは、吸気可変動弁機構66は、電磁力で吸気弁64を開閉駆動する電磁駆動弁であるものとする。また、排気可変動弁機構70は、排気弁68を駆動するカム(図示せず)の位相を連続的に可変とするVVT機構であるものとする。
以上のように構成された本実施形態のシステムにおいては、所定の運転条件下において、排気浄化装置24が有するNOx触媒などの排気浄化触媒を昇温或いは還元させる目的で、筒内の空燃比をリッチ状態にして燃焼(以下、「リッチ燃焼」)が行われる。このようなリッチ燃焼の具体例としては、外部EGRガスの導入によって燃焼温度を低下させた状態で圧縮上死点よりも約20°CA燃料噴射時期を早めて行う低温燃焼や、圧縮上死点よりも約90°CA燃料噴射時期を早めて行う圧縮予混合自着火(PCCI)燃焼などが該当する。
図3は、本発明の実施の形態1における特徴的な吸気弁64の制御を説明するための図である。上述したリッチ燃焼の実施時には、燃焼安定性の確保が困難になり易いという問題がある。また、ディーゼルエンジンである内燃機関10の燃焼方式は圧縮自着火式であるので、特に低負荷時のように筒内温度の低い条件下において、リッチ燃焼の実施時に燃焼が安定しにくいという問題がある。
そこで、本実施形態のシステムでは、リッチ燃焼を実施する際は、吸気行程の初期において吸入空気流量を高めるべく、図3に示すように、吸気行程の初期における吸気弁64のリフト量を非リッチ燃焼時(通常のリーン燃焼時)に比して高めるようにした。
図4は、上記の機能を実現するために、本実施の形態1においてECU50が実行するルーチンのフローチャートである。図4に示すルーチンでは、先ず、ECU50に接続された各種のセンサ信号の処理結果に基づき、排気浄化触媒を昇温或いは還元させる目的でのリッチ燃焼の実施要求があるか否かが判別される(ステップ100)。
その結果、リッチ燃焼の実施要求があると判定された場合には、吸気行程の初期における吸気弁64のリフト量が非リッチ燃焼時に比して高くなるように吸気弁64の制御が実行される(ステップ102)。より具体的には、そのような吸気弁64の制御は、上記吸気可変動弁機構66によって吸気弁64の開弁時のリフト速度を非リッチ燃焼時に比して高めることによって実現される。
以上説明した図4に示すルーチンによれば、リッチ燃焼を実施する際に、吸気行程の初期における吸入空気流量を高めることができる。このため、スワールの生成に重要な吸気行程の初期において、スワールを効果的に高めることができるようになる。また、このような手法によれば、各気筒に配置された2つの吸気弁64の両弁からのスワールを高めることができる。
より詳細に説明すると、本実施形態のスワール向上手法によれば、スワールコントロールバルブや吸気弁の片弁早閉じ制御などを利用して2つの吸気ポートの一方を流れる吸入空気流量を制限することによってスワールを向上させる一般的な手法に比して、以下のような優れた効果を奏することができる。
すなわち、上記一般的な手法によれば、例えばタンジェンシャルポートとして構成される主流側の吸気ポートからの流れを強くすることができるので、筒内の外周部のスワールを高めることができるものの、筒内の中心部のスワール向上効果は小さくなる。また、外周部のみでのスワールアップは、燃焼室壁面での熱損失を急増させて、筒内温度を低下させてしまう原因となる。
これに対し、本実施形態の手法によれば、主流側の吸気ポートからの流れだけでなく、例えばヘリカルポートとして構成される従属側の吸気ポートからの流れを強くすることができる。つまり、筒内の外周部だけでなく中心部におけるスワールをも効果的に高めることが可能となり、筒内のスワールを直接的に向上させることができる。また、中心部におけるスワールを高めることができることで、燃焼室壁面での熱損失の増加を回避でき、筒内温度の低下を抑制することができる。これにより、低負荷時におけるリッチ燃焼の安定性を良好に確保できるようになる。
更に、本実施形態の手法によれば、中心部とともに外周部のスワールを高められるので、外周部の空気密度が向上する。このため、スキッシュ流が強くなり、筒内ガスの乱れを強くすることができる。また、結果的に、スワールとスキッシュ流とが適度に強くなるので、燃焼室内全体での空気利用率を向上させることができる。
以上のように、本実施形態の手法によれば、リッチ燃焼を実施する際に、吸気行程の初期において2つの吸気弁64の両弁からのスワールを効果的に高めることができるので、リッチ燃焼の実施時における燃焼安定性を良好に改善することが可能となる。
ところで、上述した実施の形態1においては、リッチ燃焼を実施する際に、リフト速度を高めることによって、吸気行程の初期における吸気弁64のリフト量を高めるようにしている。しかしながら、本発明において、吸気行程の初期における吸入空気流量を高めるための具体的な手法はこれに限定されるものではなく、例えば、吸気可変動弁機構についても排気可変動弁機構70と同様のVVT機構を備えるようにして、吸気弁64の開き時期を非リッチ燃焼時に比して早めるという手法であってもよい。
このような吸気弁64の開き時期の進角によっても、吸気行程の初期における吸気弁64のリフト量を高めることができ、吸入空気流量を高めることができる。また、このような手法によっても、2つの吸気弁64の両弁からのスワールを高めることができ、上述した実施の形態1と同様の効果を奏することができる。また、吸気弁64の開き時期を吸気上死点よりも進角させるようにすれば、吸気ポート側に排気ガスが流れ出るようになるので、内部EGR率が向上する。これにより、スワールアップに伴う筒内温度の低下を抑制することもできる。
また、吸気弁64の開き時期を進角させる際には、バルブスタンプを回避するために、ピストンにバルブリセスを設ける必要が生ずることもある。バルブリセスが設けられていると、スキッシュ流が弱くなり、筒内ガスの乱れが弱くなる。しかしながら、上述した本実施形態の手法によれば、筒内の中心部と外周部のスワールをともに高めることで、燃焼室壁面での熱損失の増大を回避させつつ、スキッシュ流を強めて筒内ガスの乱れを確保することができる。このため、バルブリセスを設けることによる上記弊害を解消することもできる。
実施の形態2.
次に、図5および図6を参照して、本発明の実施の形態2について説明する。
本実施形態のシステムは、吸気可変動弁機構66が排気可変動弁機構70と同様のVVT機構によって構成されている点を除き、図1および図2に示すハードウェア構成と同様の構成を備えているものとする。また、本実施形態のシステムは、そのようなハードウェア構成を用いて、ECU50に図4に示すルーチンに代えて後述する図6に示すルーチンを実行させることにより実現することができる。
図5は、本発明の実施の形態2における特徴的な吸気弁64および排気弁68の制御を説明するための図である。図5に示すように、本実施形態のシステムは、排気浄化触媒を昇温或いは還元させる目的でリッチ燃焼を実施する際に、非リッチ燃焼時の吸排気弁のバルブタイミングに対し、吸気弁64の開き時期および閉じ時期、並びに排気弁68の開き時期および閉じ時期を全体的に進角させたという点に特徴を有している。
図6は、上記の機能を実現するために、本実施の形態2においてECU50が実行するルーチンのフローチャートである。尚、図6において、図4に示すステップと同一のステップには、同一の符号を付してその説明を省略または簡略する。
図6に示すルーチンでは、ステップ100においてリッチ燃焼の実施要求があると判定された場合には、次いで、非リッチ燃焼時の吸排気弁のバルブタイミングに対し、吸気弁64の開き時期および閉じ時期、並びに排気弁68の開き時期および閉じ時期をともに進角する制御が実行される(ステップ200)。
付け加えると、本ステップ200における吸排気弁64、68の制御手法によれば、吸排気弁64、68のバルブタイミングがともに進角方向、つまり、吸気側と排気側がともに同一方向に制御されるようになる。これに対し、従来の正のバルブオーバーラップ期間の調整手法によれば、当該オーバーラップ期間を長くする際には、排気弁のバルブタイミングが遅角方向に制御され、かつ、吸気弁のバルブタイミングが進角方向に制御されることとなる、つまり、吸気側と排気側が逆方向に制御されることとなる。また、従来の負のバルブオーバーラップ期間の調整手法によれば、当該オーバーラップ期間を長くする際には、排気弁のバルブタイミングが進角方向に制御され、かつ、吸気弁のバルブタイミングが遅角方向に制御されることとなる、つまり、この場合も、吸気側と排気側が逆方向に制御されることとなる。このように、本実施形態のリッチ燃焼時の吸排気弁64、68の制御手法は、従来の何れの手法に対しても大きく相違している。
以上説明した図6に示すルーチンによれば、リッチ燃焼を実施する際に、吸排気弁64、68のバルブタイミングをともに進角させたことにより、次のような効果が得られる。すなわち、吸気弁64の早開きと排気弁68の早閉じによって、内部EGRガス量を十分に確保できるようになる。また、吸気弁64の早閉じによって実圧縮比を増大させることができる。また、排気弁68の早開きによって排気温度およびEGRガス温度を上昇させることができるとともに、当該排気弁68の早開きに伴う膨張仕事の減少を補うために内燃機関10の使用負荷域が高くなる。以上のような効果の組み合わせによって、本実施形態の手法によれば、リッチ燃焼を良好に安定化させることが可能となる。
付け加えると、このような本実施形態の手法によれば、リッチ燃焼時に正または負のバルブオーバーラップ期間を長くして内部EGR量を高める手法に対し、使用負荷域を高くする必要があることから燃費面においては不利となる。しかしながら、排気浄化触媒の制御のための上記リッチ燃焼は排気エミッション低減の観点から要求されるものであり、本実施形態の手法によれば、燃費悪化を許容して使用負荷域を高めたことによって、正または負のバルブオーバーラップ期間を調整する従来の手法と比べて、リッチ燃焼を良好に安定化させることが可能となる。
次に、本実施形態において、吸気弁64の早開きとともに、排気弁68の早閉じ、排気弁68の早開き、および吸気弁64の早閉じを同時に実施したことによる効果についてそれぞれ詳述する。尚、吸気弁64の早開きによる効果は、実施の形態1において既述した通りである。
先ず、吸気弁64の早開きとともに排気弁68の早閉じを伴わせたことによる効果を説明する。このような制御により、排気行程中に筒内に残留する排気ガス量が増えるので、吸気弁64の早開きのみの場合に比して内部EGRガス量を増やすことができる。
また、正または負のバルブオーバーラップ期間を調整する従来の手法とは異なり、排気弁68の閉弁後に筒内に残留しているガス(EGRガス)が吸気弁64の開弁時にほぼすべて吸気側に戻されることとなる。このため、吸気行程で吸入される混合気(新気とEGRガス)量が上記従来の手法を利用した場合と比べて最大となるので、スワールアップ効果を最大にすることができる。
また、内部EGR制御の課題として、新気とEGRガスとが混合不足状態(いわゆる成層EGRの状態)になることが挙げられるが、本実施形態の手法によれば、上記のように筒内残留ガスのほぼすべてが吸気側に戻されることによって、吸気マニホールド34内において新気とEGRガスとを良好に混合させられるようになる。このため、均質な混合気による内部EGR制御を実現することが可能となる。
更に、内部EGRガスが吸気側にのみ戻されるので、その吹き返しの際に吸気弁64を通過するときの絞り損失によって、ガス温度が上昇する。そして、温度上昇したEGRガスが再度筒内に吸入されることによって、既述した吸気弁64の早開きによる筒内温度の低下の抑制効果を高めることもできる。
次に、排気弁68の早開きを併用したことによる効果について説明する。排気弁68の早開きによれば、上記のように、排気温度やEGRガス温度を上昇させることができる。これにより、既述した吸気弁64の早開きおよび排気弁68の早閉じによる筒内温度の低下の抑制効果を更に高めることができる。
また、筒内温度の上昇によって、筒内ガスと吸気との温度差が拡大するので、吸気弁64の開弁時に吸気マニホールド34内に流れるガスの噴出速度が高くなる。これにより、新気とEGRガスとの混合が促進されるとともに、吸気弁64を通過する際のガスの絞り損失の増大によりガス温度の上昇が図られる。
また、一般的には、内部EGR制御を利用することとすると、排気通路18に排出されるガス量が低下するので、排気エネルギーの低下を招くこととなる。排気エネルギーの低下は、過給不足を招き、その結果、圧縮端圧力の低下に伴う燃焼安定性の低下を招く。そして、燃焼安定性の低下に伴い、EGRガス量を減らすように適合する必要が生じ、その結果、筒内温度が低下する。内部EGR制御の利用には、このような負のサイクルを招くという課題がある。しかしながら、本実施形態では排気弁68の早開きを伴わせたことにより、十分な排気エネルギーを排気通路18に供給することができ、内部EGR制御の利用による上記課題を解決することもできる。
次に、吸気弁64の早閉じを併用したことによる効果について説明する。吸気弁64の早閉じによれば、上記のように、実圧縮比を増大させることができる。これにより、圧縮端温度の上昇によってリッチ燃焼を良好に安定化させることができる。
また、圧縮端温度の上昇は、燃焼温度の上昇をもたらすので、排気温度およびEGRガス温度の上昇に繋がる。このため、既述した吸気弁64の早開き、排気弁68の早閉じ、および排気弁68の早開きによる筒内温度の低下の抑制効果を更に高めることができる。
また、実圧縮比が高まることで、スキッシュ流が強くなるので、圧縮行程におけるスワールがより増強されることとなり、既述した吸気弁64の早開きおよび排気弁68の早閉じによるスワールアップ効果を更に向上させることができる。
ところで、上述した実施の形態2においては、吸気弁64や排気弁68のそれぞれの開弁位相のみを可変とするVVT機構を、吸気可変動弁機構66および排気可変動弁機構70に用いるようにしている。このため、上述した吸気弁64の早開きおよび排気弁68の早閉じを行うと、排気弁68の早開きおよび吸気弁64の早閉じが同時に実行されることになる。しかしながら、本発明は、排気弁68の早閉じ、排気弁68の早開き、および吸気弁64の早閉じのすべてが吸気弁64の早開きと必ずしも同時に実行されるものに限らない。すなわち、吸気可変動弁機構および排気可変動弁機構として、例えば電磁駆動弁を用いるようにして、排気弁68の早閉じ、排気弁68の早開き、および吸気弁64の早閉じのうちの少なくとも1つを、吸気弁64の早開きとともに実行させるようにしてもよい。
尚、上述した実施の形態2においては、ECU50が上記図6に示すルーチンの一連の処理を実行することにより前記第3の発明における「排気弁制御手段」および前記第3の発明における「吸気弁制御手段」がそれぞれ実現されている。
実施の形態3.
次に、図7を参照して、本発明の実施の形態3について説明する。
本実施形態のシステムは、上述した実施の形態2と同様のハードウェア構成(吸気可変動弁機構66および排気可変動弁機構70がともにVVT機構)を用いて、ECU50に図6に示すルーチンに代えて後述する図7に示すルーチンを実行させることにより実現することができる。
既述したように、低負荷域では、筒内温度が低くなるので、リッチ燃焼の安定化が難しくなる。従って、低負荷域では、十分に吸排気弁64、68のバルブタイミングをともに進角させる必要が生ずる。しかしながら、吸気弁64の開き時期の進角量は、バルブスタンプの回避のために制限される。また、低負荷域では、空気と燃料を過剰に混合させると、却って燃焼が不安定になる。従って、低負荷域では、過剰なスワールアップを抑制しつつ、筒内温度を上昇させるために内部EGRガス量を増やすことが要求される。
そこで、本実施形態では、所定の低負荷域においてリッチ燃焼を実施する際には、吸気弁64と排気弁68のバルブオーバーラップ期間を設けないようにしつつ(すなわち、吸気弁64と排気弁68とが同時に開かないようにしつつ)、吸排気弁64、68のバルブタイミングをともに進角させるようにした。また、当該所定の低負荷域よりも高負荷側の領域では、吸排気弁64、68のバルブタイミングをともに進角させる際に、バルブオーバーラップ期間が設けられることを許容するようにした。
図7は、上記の機能を実現するために、本実施の形態3においてECU50が実行するルーチンのフローチャートである。尚、図7において、図4に示すステップと同一のステップには、同一の符号を付してその説明を省略または簡略する。
図7に示すルーチンでは、ステップ100においてリッチ燃焼の実施要求があると判定された場合には、次いで、内燃機関10の現在の運転領域が所定の低負荷域にあるか否かが判別される(ステップ300)。
その結果、内燃機関10の現在の運転領域が低負荷域にあると判定された場合には、バルブオーバーラップ期間の設定が禁止された状態で、非リッチ燃焼時の吸排気弁のバルブタイミングに対し、吸気弁64の開き時期および閉じ時期、並びに排気弁68の開き時期および閉じ時期をともに進角する制御が実行される(ステップ302)。より具体的には、本ステップ302では、吸気弁64の開き時期および閉じ時期を進角させすぎないようにしつつ、排気弁68の開き時期および閉じ時期を吸気側に比して十分に進角させる制御が実行される。
一方、上記ステップ300において、内燃機関10の現在の運転領域が所定の低負荷域でない、すなわち、当該所定の低負荷域よりも高負荷側の領域にあると判定された場合には、バルブオーバーラップ期間の設定が許容された状態で、運転状態に応じた適切な進角量となるように、非リッチ燃焼時の吸排気弁のバルブタイミングに対し、吸気弁64の開き時期および閉じ時期、並びに排気弁68の開き時期および閉じ時期をともに進角する制御が実行される(ステップ304)。
以上説明した図7に示すルーチンによれば、低負荷域においてリッチ燃焼を実施する際に、バルブオーバーラップ期間の設定が禁止された状態で、吸排気弁64、68のバルブタイミングがともに進角されることになる。吸排気弁64、68のバルブタイミングがともに進角された状態で吸気弁64と排気弁68とが同時に開かないようにされると、排気行程において排気弁68が閉じた後に、筒内の残留ガスが圧縮されることとなる。そして、残留ガスが圧縮された後に吸気弁64が開かれることになる。このため、内部EGRガス量を十分に増やせるようになり、また、吸気側に戻される残留ガスが吸気弁64を通過する際のガス流速が高くなるので、吸気弁64を通過する際のガスの絞り損失が増大する。これにより、上述した実施の形態2における排気弁68の早閉じによるガス温度の上昇効果を更に高めることができる。
また、リッチ燃焼は、元々燃焼を安定化させることが難しいので、気筒間でEGRガスの分配ばらつきが仮に存在していると、ある気筒だけ失火が生じたりすることがある。これに対し、本実施形態の手法によれば、上記のように、吸気弁64を通過する際のガス流速が高くなることで、吸気マニホールド34内のガスの乱れが増すようになる。このため、気筒間のEGRガスの分配ばらつきを低減させることができ、この点においても、リッチ燃焼を良好に安定化させることができる。
更に、本実施形態のように吸排気弁64、68のバルブタイミングをともに進角させつつ、バルブオーバーラップ期間を無くすようにすると、負のバルブオーバーラップ期間を調整する従来の手法と比べて、ポンプ損失の増加により燃費悪化代が大きくなるものの、内燃機関10の使用負荷域が上がることで、当該従来の手法よりもリッチ燃焼の安定化という観点においては有利となる。
本発明の実施の形態1のシステム構成を説明するための図である。 図1に示すシステムにおける内燃機関の一つの気筒の断面を示す図である。 本発明の実施の形態1における特徴的な吸気弁の制御を説明するための図である。 本発明の実施の形態1において実行されるルーチンのフローチャートである。 本発明の実施の形態2における特徴的な吸気弁および排気弁の制御を説明するための図である。 本発明の実施の形態2において実行されるルーチンのフローチャートである。 本発明の実施の形態3において実行されるルーチンのフローチャートである。
符号の説明
10 内燃機関
12 インジェクタ
18 排気通路
20 排気マニホールド
22 ターボ過給機
24 排気浄化装置
28 吸気通路
34 吸気マニホールド
50 ECU(Electronic Control Unit)
64 吸気弁
66 吸気可変動弁機構
68 排気弁
70 排気可変動弁機構

Claims (3)

  1. 吸気弁の開弁特性を変更可能とする吸気可変動弁機構と、排気弁の開弁特性を変更可能とする排気可変動弁機構とを備え、排気通路に配置される排気浄化触媒を還元させる目的でリッチ燃焼を実施する圧縮着火内燃機関の制御装置であって、
    前記リッチ燃焼が実施される際に、吸気弁の開き時期を、吸気行程の初期における吸入空気流量が非リッチ燃焼時に比して増加するように進角側に制御する吸気弁制御手段と、
    前記リッチ燃焼が実施される際に、排気弁の閉じ時期を非リッチ燃焼時に比して進角側に制御する排気弁制御手段と、
    を備え
    前記吸気弁制御手段および前記排気弁制御手段は、前記リッチ燃焼が実施される際に、内燃機関の運転領域が低負荷域にあるときは、吸気弁の開弁期間と排気弁の開弁期間とが重なるバルブオーバーラップ期間が設けられないように、吸気弁および排気弁のそれぞれの進角量を決定することを特徴とする圧縮着火内燃機関の制御装置。
  2. 前記排気弁制御手段は、前記リッチ燃焼が実施される際に、排気弁の開き時期を非リッチ燃焼時に比して進角側に制御することを特徴とする請求項記載の圧縮着火内燃機関の制御装置。
  3. 前記吸気弁制御手段は、前記リッチ燃焼が実施される際に、吸気弁の閉じ時期を非リッチ燃焼時に比して進角側に制御することを特徴とする請求項記載の圧縮着火内燃機関の制御装置。
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