JP4779667B2 - 画像形成装置および廃トナー収容容器 - Google Patents
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Description
また、トナー像が記録紙上に静電転写された後には、僅かではあるが転写されなかったトナーが感光体ドラム表面に残存する。そのため、転写装置の下流側であって帯電装置の上流側の領域に、感光体ドラムに当接するようにクリーニング装置が配設されている。そして、クリーニング装置により、かかる残存した未転写トナーを感光体ドラム表面から除去している。
その場合に、クリーニング装置に形成される搬送路は、クリーニング装置外部に配置された廃トナー収容容器に連結され、未転写トナーは、廃トナー収容容器にて貯蔵されるように構成される。そして、廃トナー収容容器に貯蔵された未転写トナーは、所定量に達した時点で、廃トナー収容容器が新たなものに交換されるか、または廃トナー収容容器から別の容器にトナーが移し替えられることによって、回収されることとなる。さらに、回収されたトナーは、例えばメーカサイドにより環境を害さない状態で廃棄処理されるか、またはリサイクルされて再度トナー等に再生されている。
それに対して、廃トナー収容容器をクリーニング装置に対して並行に配置する構成、すなわち水平方向に長い横長形状の廃トナー収容容器をクリーニング装置に並列に配置する構成は、廃トナー収容容器を配置するための専用スペースを設ける必要がない。そのため、画像形成装置の設置面積の狭小化を可能とする観点から、特に小型の画像形成装置において優れた配置構成である。
ここで、横長構成の廃トナー収容容器をクリーニング装置に並列に配置する従来技術として、クリーニング装置に並列に配置された横長構成の廃トナー容器を、プロセスユニットに対して着脱自在に構成した技術が存在する(例えば、特許文献2参照)。
しかしながら、廃トナー収容容器を水平に長い横長形状とした場合に、搬送部材によって収容されたトナーを入口から奥側に搬送するに際して、次の問題が生じる。すなわち、搬送部材によるトナー搬送力を大きく受ける一方で、廃トナー収容容器の側壁によってトナーの搬送が堰き止められる搬送部材の下流部領域において、収容されたトナーの密度が高くなる傾向が生じる。それにより、横長形状の廃トナー収容容器では、構造上、廃トナー収容容器内部の奥側の領域でトナーのブロッキングが発生し易い。
また、ブロッキングしたトナーにより、搬送部材の駆動負荷が過大となって搬送部材が充分に駆動しなくなり、廃トナー収容容器全体にトナーを均等に満たすことができなくなるという問題もあった。
そのために、満杯検知センサを廃トナー収容容器の奥側に配置した場合に、ブロッキングしたトナーが、満杯検知センサまでトナーが搬送されることを阻害し、廃トナー収容容器が満杯となったことを満杯検知センサにより正確に検知することが困難となる場合があった。
さらに、収容容器の満杯を検知する手段を有し、水平に長い横長構成の廃トナー収容容器を備えた画像形成装置において、廃トナー収容容器が満杯となったことをより正確に検知することにある。
さらに、廃トナー収容容器は、装置本体内にて容器部の長手方向が略水平方向を向くように配置されるとともに、容器部の長手方向一方の端部領域からトナーを収容し、収容されたトナーをトナー搬送部により長手方向他方の端部領域に向けて搬送することを特徴とすることができる。
さらには、廃トナー収容容器は、容器部内に収容されたトナーが満杯状態であるか否かを検知する満杯検知部をさらに備えたことを特徴とすることもできる。加えて、廃トナー収容容器は、装置本体に対して着脱自在に構成されたことを特徴とすることもできる。
さらに、収容容器の満杯を検知する手段を有し、水平に長い横長構成の廃トナー収容容器を備えた画像形成装置において、廃トナー収容容器が満杯となったことをより正確に検知することができる。
[実施の形態1]
図1は本実施の形態が適用される画像形成装置の一例としてのデジタルカラープリンタ1の構成を示した図である。図1に示すデジタルカラープリンタ1は、所謂タンデム型であり、各色の画像データに対応して画像形成を行なう画像形成プロセス部20、画像形成プロセス部20を制御する制御部21、例えばパーソナルコンピュータ(PC)3や画像読取装置4に接続され、これらから受信された画像データに対して所定の画像処理を施す画像処理部(IPS:Image Processing System)22を含んで構成されている。
ここで、各画像形成ユニット30Y,30M,30C,30Kは、現像器33Y,33M,33C,33Kに収納されたトナーを除いて、略同様に構成されている。そして、画像形成ユニット30Y,30M,30C,30K各々では、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)のトナー像が形成される。
なお、中間転写ベルト41は、一次転写時には被転写体として機能し、二次転写時にはトナー像担持体として機能する。
一方、一次転写時に感光体ドラム31上に残留した未転写トナーは、一次転写ロール42の下流側に配設されたドラムクリーナ34により除去される。ドラムクリーナ34により除去された未転写トナーは、後段で述べるトナー搬送路からドラムクリーナ34の外部に排出される。
重畳トナー像が二次転写部T2に搬送されると、そのタイミングに合わせてレジストロール74から二次転写部T2に用紙Pが供給される。そして、二次転写部T2にて二次転写ロール40とバックアップロール49との間に形成された転写電界の作用により、重畳トナー像は被転写体としての用紙P上に一括して静電転写(二次転写)される。
一方、二次転写後に中間転写ベルト41表面に残留した未転写トナーは、二次転写の終了後に中間転写ベルト41に当接されたベルトクリーナ45によって除去される。そして、ベルトクリーナ45により除去された未転写トナーは、後段で述べるトナー搬送路からベルトクリーナ45の外部に排出される。
このようにして、デジタルカラープリンタ1での画像形成が行なわれる。
図2は、画像形成ユニット30Y,30M,30C,30Kに備えられたドラムクリーナ34およびベルトクリーナ45と、これらにそれぞれ連結されたトナー搬送路61,62,63,64,65と、ドラムクリーナ34およびベルトクリーナ45に収容された未転写トナーを回収して貯蔵する廃トナー収容容器100と、トナー搬送路61,62,63,64,65と廃トナー収容容器100とを接続するメイン搬送路60とに関する配置構成を説明する概略平面図である。
また、廃トナー収容容器100は、デジタルカラープリンタ1本体に対して、図2中矢印D方向に着脱自在に構成されている。そして、廃トナー収容容器100が未転写トナーで満杯となった時点で、廃トナー収容容器100はデジタルカラープリンタ1本体から取り外され、新たな廃トナー収容容器100と交換されるか、または内部に回収された未転写トナーが除去された後、再度デジタルカラープリンタ1本体に設置される。
このように、本実施の形態では、廃トナー収容容器100を感光体ドラム31の回転軸方向に伸びた横長形状に形成し、ドラムクリーナ34およびベルトクリーナ45に対して並行に配置することで、デジタルカラープリンタ1の設計を行なうに際して、デジタルカラープリンタ1が設置される平面領域内に廃トナー収容容器100のための専用スペースを設けることを不要としている。それにより、デジタルカラープリンタ1の設置面積の狭小化を図っている。
未転写トナーが搬送されたトナー搬送路61,62,63,64,65では、スクリューオーガー66からの搬送力(押し出し力)および重力の作用により、未転写トナーをメイン搬送路60に落下させる。そして、メイン搬送路60に設けられた開口部61a,62a,63a,64a,65aから、メイン搬送路60内部に未転写トナーが送り込まれる。
このようにして、それぞれ画像形成ユニット30Y,30M,30C,30Kのドラムクリーナ34およびベルトクリーナ45に収容されていた未転写トナーは、廃トナー収容容器100に回収される。
図3は、本実施の形態の廃トナー収容容器100の構成を示した斜視図である。図3に示したように、廃トナー収容容器100は、蓋部100Aと容器部100Bとで構成され、通常使用時においては、蓋部100Aと容器部100Bとは接着固定されている。
蓋部100Aは、上記したドラムクリーナ34およびベルトクリーナ45からの未転写トナーが投入される開口部101、廃トナー収容容器100がデジタルカラープリンタ1本体に設置された際には開口部101を開放し、デジタルカラープリンタ1本体から取り外された際には開口部101を密閉するようにスライド自在に構成されたシャッター102、透明な材質で形成された凸部103aを有し、かかる凸部103aの一方の側部から光が照射され、他方の側部にて凸部103aを透過する光を検知することにより、廃トナー収容容器100内部が満杯状態か否かを検知する満杯検知部103、および取手104を備えている。
さらに、満杯検知部103は、次に述べる容器部100B内のコイルオーガー105の延長線からは幅方向(短手方向)にオフセットした位置に配置されている。これは、コイルオーガー105の延長線上の領域(コイルオーガー105が配置された領域)が、コイルオーガー105の搬送力を強く受けて未転写トナーが溜まり易いことを考慮したものである。すなわち、コイルオーガー105の延長線上の領域を避けることで、廃トナー収容容器100全体が未転写トナーで満杯状態となっていないにも拘わらず、廃トナー収容容器100内部が満杯であると誤検知することを回避するためである。
図4は、容器部100Bを上方から示した概略平面図であり、図5は、廃トナー収容容器100の内部断面を開口部101側から見た概略図である。図4に示したように、コイルオーガー105は、開口部101側の端部から廃トナー収容容器100の長手方向中央よりもやや奥側に寄った位置までの領域に設置されている。そして、第1規制板107と第2規制板108とは、板状部材で形成され、このコイルオーガー105が設置されている領域よりも下流部側であって、コイルオーガー105の延長線に重なる領域を持つように配置されている。
また、第1規制板107と第2規制板108とは、ともに満杯検知部103が設置されている位置に向けて形成され、コイルオーガー105の延長線に対して角度θ(θは、トナーの進行方向を変えることができる所定の角度)だけ傾いて配置されている。すなわち、満杯検知部103は、第1規制板107および第2規制板108の延長線上に配置される。
なお、第1規制板107と第2規制板108とは、それぞれ蓋部100Aおよび容器部100Bの形成時に一体的に成型されることで、形成することができる。
まず、コイルオーガー105は、駆動モータによって常に回転しているため、未転写トナーを常時長手方向奥側に搬送しようとする。そのため、第1規制板107と第2規制板108とが配設されない構成を想定すると、特にコイルオーガー105の延長方向の奥側端部領域では、コイルオーガー105による搬送力を直接的に受けることとなるため、トナー密度が高くなる傾向が生じる。そして、トナー密度が所定値以上に高くなると、未転写トナーの一部が凝集して塊となるブロッキング現象が発生し、未転写トナーの流動性は著しく低下する。そうなると、未転写トナーは、廃トナー収容容器100の奥側領域で滞留して移動しなくなる。
その結果、廃トナー収容容器100の奥側領域において未転写トナーがブロッキングすること抑え、収容されている未転写トナーの流動性を維持することが可能となる。それにより、廃トナー収容容器100の長手方向奥側領域が未転写トナーで満たされた場合に、満杯検知部103を未転写トナーで満たすことができるので、廃トナー収容容器100の満杯を確実に検知することが可能となる。
また、ブロッキングしたトナーにより、コイルオーガー105の駆動負荷が過大となってコイルオーガー105が充分に駆動しなくなることを抑制して、廃トナー収容容器100全体に亘ってトナーを均等に満たすことが可能となる。
図6(a)に示したように、第1規制板107および第2規制板108を設けない構成では、トナー密度が0.9−1.0(g/cc)に達する領域が生じる(図中、黒塗り部)。トナー密度が0.9−1.0(g/cc)に達した場合には、未転写トナーにブロッキングが発生する可能性が極めて高くなる。そのため、未転写トナーの流動性は著しく低下し、廃トナー収容容器100全体が未転写トナーで満杯状態となった場合に、満杯検知を行なう凸部103aには、未転写トナーが入り込まないという状況が生じる易くなる。
また、ブロッキングしたトナーにより、コイルオーガー105の駆動負荷が過大となってコイルオーガー105が充分に駆動しなくなることを抑制して、廃トナー収容容器100全体に亘ってトナーを均等に満たすことが可能となる。
さらには、ブロッキングしたトナーにより、コイルオーガー105の駆動負荷が過大となってコイルオーガー105が充分に駆動しなくなることを抑制して、廃トナー収容容器100全体に亘ってトナーを均等に満たすことが可能となる。
また、簡単な構造で廃トナー収容容器の容積が有効利用可能となり、安価に廃トナー収容容器を小型化できる。また、プリンタ装置本体内部に廃トナー収容容器を格納するスペースの自由度が高くできるため、プリンタ装置本体を小さくすることが容易となる。
実施の形態1では、水平方向に横長構成である廃トナー収容容器100において、廃トナー収容容器100内部の上方に第1規制板107を配置し、下方に第2規制板108を配置した構成について説明した。実施の形態2では、廃トナー収容容器100内部の上方に第1規制板107のみを配設した構成について説明する。なお、実施の形態1と同様な構成については同様な符号を用い、ここではその詳細な説明を省略する。
第1規制板107は、容器部100Bの底部との間に隙間g′を形成している。また、第1規制板107は、コイルオーガー105の外径範囲内に位置する領域を有するように構成されている。
さらには、ブロッキングしたトナーにより、コイルオーガー105の駆動負荷が過大となってコイルオーガー105が充分に駆動しなくなることを抑制して、廃トナー収容容器100全体に亘ってトナーを均等に満たすことが可能となる。
Claims (6)
- トナー像を担持するトナー像担持体と、
前記トナー像担持体に担持されたトナー像を被転写体に転写する転写部材と、
前記転写部材による前記被転写体への転写後に前記トナー像担持体表面に残存したトナーを除去するクリーニング部材と、
前記クリーニング部材により除去されたトナーを当該クリーニング部材の外部に搬送するトナー搬送部材と、
前記トナー搬送部材により搬送されたトナーを収容する廃トナー収容容器とを備え、
前記廃トナー収容容器は、
前記トナー搬送部材により搬送された前記トナーが搬入される開口部と、
長く伸びた形状からなり、前記開口部から搬入された前記トナーを収容する容器部と、
前記容器部の短手方向における前記開口部が配置された側で、かつ、当該容器部の長手方向全域のうちの当該開口部を含む一部の領域に配置され、回転中心軸が当該長手方向に延びた螺旋形状部を有し、当該螺旋形状部が回転しながら当該容器部に収容された前記トナーを当該長手方向に搬送するトナー搬送部と、
板状部材で形成され、前記容器部内の前記トナー搬送部が配置された領域よりも当該トナー搬送部の延長線側の領域にて当該トナー搬送部により搬送される前記トナーの搬送方向を規制する搬送規制部とを備え、
前記容器部は、当該画像形成装置内にて略水平に配置され、
前記開口部は、前記容器部の長手方向の一方の端部領域に配置され、
前記トナー搬送部は、前記容器部に収容された前記トナーを当該容器部の長手方向の他方の端部領域に向けて搬送し、
前記搬送規制部は、前記トナー搬送部が配置された領域よりも当該トナー搬送部の延長線側の領域にて、板状部材である当該搬送規制部の長手方向が当該延長線に対して前記容器部の短手方向における前記開口部が配置されていない側の奥側に向かうように傾斜して配置されるとともに、当該延長線の方向に前記トナーを通過させる間隙が形成され、
前記板状部材である前記搬送規制部は、当該板状部材の長手方向における端部を結んだ直線が前記容器部の長手方向の他方側壁と短手方向における開口部が配置されていない側の側壁との角部に向かって延び、前記トナー搬送部が配置された領域よりも当該トナー搬送部の延長線側の領域にて当該トナー搬送部の延長線と交差することを特徴とする画像形成装置。 - トナー像を担持するトナー像担持体と、
前記トナー像担持体に担持されたトナー像を被転写体に転写する転写部材と、
前記転写部材による前記被転写体への転写後に前記トナー像担持体表面に残存したトナーを除去するクリーニング部材と、
前記クリーニング部材により除去されたトナーを当該クリーニング部材の外部に搬送するトナー搬送部材と、
前記トナー搬送部材により搬送されたトナーを収容する廃トナー収容容器とを備え、
前記廃トナー収容容器は、
前記トナー搬送部材により搬送された前記トナーが搬入される開口部と、
長く伸びた形状からなり、前記開口部から搬入された前記トナーを収容する容器部と、
前記容器部の短手方向における前記開口部が配置された側で、かつ、当該容器部の長手方向全域のうちの当該開口部を含む一部の領域に配置され、回転中心軸が当該長手方向に延びた螺旋形状部を有し、当該螺旋形状部が回転しながら当該容器部に収容された前記トナーを当該長手方向に搬送するトナー搬送部と、
板状部材で形成され、前記容器部内の前記トナー搬送部が配置された領域よりも当該トナー搬送部の延長線側の領域にて当該トナー搬送部により搬送される前記トナーの搬送方向を規制する搬送規制部とを備え、
前記容器部は、当該画像形成装置内にて略水平に配置され、
前記開口部は、前記容器部の長手方向の一方の端部領域に配置され、
前記トナー搬送部は、前記容器部に収容された前記トナーを当該容器部の長手方向の他方の端部領域に向けて搬送し、
前記搬送規制部は、前記トナー搬送部が配置された領域よりも当該トナー搬送部の延長線側の領域にて、板状部材である当該搬送規制部の長手方向が当該延長線に対して前記容器部の短手方向における前記開口部が配置されていない側の奥側に向かうように傾斜して配置されるとともに、当該延長線の方向に前記トナーを通過させる間隙が形成され、
前記容器部に収容されるトナーは、前記トナー搬送部による搬送方向奥側の領域のトナーが増加した場合に、前記間隙を通過するトナーは当該容器部の長手方向における奥側に向けて搬送され、前記搬送規制部に規制されるトナーは当該搬送規制部の傾斜の方向に搬送されることを特徴とする画像形成装置。 - 前記廃トナー収容容器は、前記容器部内に収容された前記トナーが満杯状態であるか否かを検知する満杯検知部をさらに備え、
前記満杯検知部は、前記板状部材の長手方向における端部を結んだ直線と交差して配置されたことを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。 - トナー像担持体に残存するトナーを除去するクリーニング装置を備えた画像形成装置に配置され、当該クリーニング装置から排出されるトナーを貯蔵する廃トナー収容容器であって、
前記トナー搬送部材により搬送された前記トナーが搬入される開口部と、
長く伸びた形状からなり、前記開口部から搬入された前記トナーを収容する容器部と、
前記容器部の短手方向における前記開口部が配置された側で、かつ、当該容器部の長手方向全域のうちの当該開口部を含む一部の領域に配置され、回転中心軸が当該長手方向に延びた螺旋形状部を有し、当該螺旋形状部が回転しながら当該容器部に収容された前記トナーを当該長手方向に搬送するトナー搬送部と、
板状部材で形成され、前記容器部内の前記トナー搬送部が配置された領域よりも当該トナー搬送部の延長線側の領域にて当該トナー搬送部により搬送される前記トナーの搬送方向を規制する搬送規制部とを備え、
前記容器部は、当該画像形成装置内にて略水平に配置され、
前記開口部は、前記容器部の長手方向の一方の端部領域に配置され、
前記トナー搬送部は、前記容器部に収容された前記トナーを当該容器部の長手方向の他方の端部領域に向けて搬送し、
前記搬送規制部は、前記トナー搬送部が配置された領域よりも当該トナー搬送部の延長線側の領域にて、板状部材である当該搬送規制部の長手方向が当該延長線に対して前記容器部の短手方向における前記開口部が配置されていない側の奥側に向かうように傾斜して配置されるとともに、当該延長線の方向に前記トナーを通過させる間隙が形成され、
前記板状部材である前記搬送規制部は、当該板状部材の長手方向における端部を結んだ直線が前記容器部の長手方向の他方側壁と短手方向における開口部が配置されていない側の側壁との角部に向かって延び、前記トナー搬送部が配置された領域よりも当該トナー搬送部の延長線側の領域にて当該トナー搬送部の延長線と交差することを特徴とする廃トナー収容容器。 - トナー像担持体に残存するトナーを除去するクリーニング装置を備えた画像形成装置に配置され、当該クリーニング装置から排出されるトナーを貯蔵する廃トナー収容容器であって、
前記トナー搬送部材により搬送された前記トナーが搬入される開口部と、
長く伸びた形状からなり、前記開口部から搬入された前記トナーを収容する容器部と、
前記容器部の短手方向における前記開口部が配置された側で、かつ、当該容器部の長手方向全域のうちの当該開口部を含む一部の領域に配置され、回転中心軸が当該長手方向に延びた螺旋形状部を有し、当該螺旋形状部が回転しながら当該容器部に収容された前記トナーを当該長手方向に搬送するトナー搬送部と、
板状部材で形成され、前記容器部内の前記トナー搬送部が配置された領域よりも当該トナー搬送部の延長線側の領域にて当該トナー搬送部により搬送される前記トナーの搬送方向を規制する搬送規制部とを備え、
前記容器部は、当該画像形成装置内にて略水平に配置され、
前記開口部は、前記容器部の長手方向の一方の端部領域に配置され、
前記トナー搬送部は、前記容器部に収容された前記トナーを当該容器部の長手方向の他方の端部領域に向けて搬送し、
前記搬送規制部は、前記トナー搬送部が配置された領域よりも当該トナー搬送部の延長線側の領域にて、板状部材である当該搬送規制部の長手方向が当該延長線に対して前記容器部の短手方向における前記開口部が配置されていない側の奥側に向かうように傾斜して配置されるとともに、当該延長線の方向に前記トナーを通過させる間隙が形成され、
前記容器部に収容されるトナーは、前記トナー搬送部による搬送方向奥側の領域のトナーが増加した場合に、前記間隙を通過するトナーは当該容器部の長手方向における奥側に向けて搬送され、前記搬送規制部に規制されるトナーは当該搬送規制部の傾斜の方向に搬送されることを特徴とする廃トナー収容容器。 - 前記容器部内に収容された前記トナーが満杯状態であるか否かを検知する満杯検知部をさらに備え、
前記満杯検知部は、前記板状部材の長手方向における端部を結んだ直線と交差して配置されたことを特徴とする請求項4又は5記載の廃トナー収容容器。
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