JP5053161B2 - 廃トナー回収装置、及びこれを備えた画像形成装置 - Google Patents
廃トナー回収装置、及びこれを備えた画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5053161B2 JP5053161B2 JP2008115356A JP2008115356A JP5053161B2 JP 5053161 B2 JP5053161 B2 JP 5053161B2 JP 2008115356 A JP2008115356 A JP 2008115356A JP 2008115356 A JP2008115356 A JP 2008115356A JP 5053161 B2 JP5053161 B2 JP 5053161B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- waste toner
- image forming
- forming apparatus
- main body
- holder tray
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G21/00—Arrangements not provided for by groups G03G13/00 - G03G19/00, e.g. cleaning, elimination of residual charge
- G03G21/10—Collecting or recycling waste developer
- G03G21/12—Toner waste containers
Landscapes
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Environmental & Geological Engineering (AREA)
- Sustainable Development (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Cleaning In Electrography (AREA)
- Electrophotography Configuration And Component (AREA)
- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
Description
(1)前記クリーニング装置から除去された廃トナーを搬送する搬送手段と、前記搬送手段から落下された廃トナーを受け止めて貯留する廃トナー容器と、
(2)上方に向けて開口された、廃トナー容器の着脱口を有し、前記廃トナー容器を保持した状態で前記画像形成装置本体の前記前面側からほぼ水平に押し入れられて収納位置に配置され、また、ほぼ水平に引き出されて引出位置に配置されるホルダトレイと、を備え、
(3)前記廃トナー容器は、前記ホルダトレイの前記収納位置に対応して、前記搬送手段から落下された廃トナーの受止めを可能とする回収位置に配置され、また、前記ホルダトレイの前記引出位置に対応して、前記着脱口を介して上方からの着脱を可能とする交換位置に配置されている。
そして、前記ホルダトレイは、底部と左側壁と右側壁とを備え、左側壁と右側壁とには、それぞれ外側に向けて突設されるとともに前後方向にほぼ水平に延びる長板状のガイド板が形成されている。また、前記画像形成装置本体側には、前記ガイド板の下面をそれぞれ下方から支持して、前記底部を前記画像形成装置本体側の底部から浮き上がらせるとともに、前記ホルダトレイの出し入れに伴う前記下面の摺擦によって回動するコロ部材と、前記ガイド板の上面が摺擦されて前記ガイド板をほぼ水平にガイドする水平ガイドとを有している。また、前記水平ガイドは、前端部が前記コロ部材の後方に配置されるとともに、前記前端部に第1凹部を有している。また、前記ガイド板は、後端部に第2凹部を有している。そして、前記第1凹部と前記第2凹部とは、前記ホルダトレイがほぼ水平に引き出されて前記引出位置に配置される際に、相互に係合して前記ガイド板の後端の上昇を許容して前記ガイド板の前端側が前記コロ部材を中心として前傾するのを許容するように形成されている。
また、請求項1の発明によれば、ホルダトレイは、コロ部材によって、底部が画像形成装置本体側の底部から浮き上がった状態で、水平ガイドによってほぼ水平な姿勢でガイドされるので、その出し入れを円滑に行うことができる。
また、請求項1の発明によれば、ホルダトレイは、引出位置に配置される際に、第1凹部と第2凹部とが係合することにより、ガイド板の後端が上昇し、ガイド板の前端側がコロ部材を中心として前傾し、前傾した姿勢で引出位置に配置されるので、これに伴って全体が前傾する。このため、ホルダトレイに対して、廃トナー容器を前側斜め上方から容易に着脱することができる。
以下、図面を参照して、廃トナー回収装置1、及びこれを備えた画像形成装置2について説明する。
図1〜図6を参照して、本発明に係る画像形成装置2について詳述する。このうち、図1は、本発明に係る画像形成装置2を前面(正面)10a側(操作パネル7が配設されていて、画像形成装置2の使用時にユーザ等が位置する側)の右斜め上方から見た斜視図である。図2は、画像形成装置2の内部の構成を、前面10a側から見て模式的に示す図である。ただし、同図においては、図1に示す画像読取部5の図示は省略されている。図3は、ドラムユニット39a〜39d及び現像装置38a〜38dの前端面を前面10a側から見た図である。図4は、ドラムユニット39a〜39d及び現像装置38a〜38dを、前後方向に対して直交する平面で切った断面を示す図である。図5(a)は、廃トナー回収装置1全体を、画像形成装置本体10の左側から見て模式的に示す図であり、(b)は、(a)のX−X線断面図である。図6は、画像形成装置本体10から作像フレーム78を引き出して、さらに、ドラムユニット39a、現像装置38a、リテーナユニット80を取り外した状態を示す斜視図である。
シート給送部11は、給紙カセット20からの給紙、手差しトレイ21からの給紙、画像形成装置本体10の下方に配設された大容量デッキ(不図示)からの給紙ができるようになっている。給紙カセット20からの給紙の場合、給紙カセット20内に積層状態で収納されたシートPは、給紙ローラ22によって給紙され、給送ローラ23及びリタードローラ24によって1枚だけ分離され、搬送ローラ対25によってレジストローラ対26に搬送される。また、手差しトレイ21からの給紙の場合、手差しトレイ21上にセットされたシートPは、手差し給送ユニット27によって給送され、さらに手差し搬送ユニット28によってレジストローラ対26に搬送される。また、大容量デッキからの給紙の場合、大容量デッキから給紙されたシートPは、画像形成装置本体10の左端側において上方に延びる搬送パス29に沿って搬送ローラ対30により、レジストローラ対26に搬送される。これら給紙カセット20、又は手差しトレイ21、又は大容量デッキから給紙されたシートPは、レジストローラ対26で一旦停止されて斜行が矯正された後、次に説明する画像形成部12の中間転写ベルト41によって搬送されるトナー像にタイミングを合わせるようにして、画像形成部12に供給される。
画像形成部12には、マゼンタ(M),シアン(C),イエロー(Y),ブラック(BK)の4個の画像形成ステーション31,32,33,34と、露光装置35と、中間転写ベルトユニット3とが配設されている。なお、各画像形成ステーション31〜34の構成は同様であるので、シアンの画像形成ステーション32について、符号を付して説明し、他の画像形成ステーション31,33,34についての説明は省略する。画像形成ステーション32には、感光ドラム(像担持体)36が配設されていて、これら感光ドラム36には、帯電装置37、露光装置35によって静電潜像が形成され、この静電潜像は現像ユニットとして構成される現像装置38によってトナー像として現像される。なお、現像装置38については、各色ごとに区別する必要がある場合には、マゼンタ,シアン,イエロー,ブラックの順に、現像装置38a,38b,38c,38dと記す。感光ドラム36上に形成されたトナー像は、1次転写部T1において、1次転写ローラ40により、中間転写ベルトユニット3の中間転写ベルト(像担持体)41上に1次転写される。トナー像転写後の感光ドラム36は、表面に残った転写残トナーがドラムクリーナ(クリーニング装置)42によって除去される。除去された転写残トナーは、画像形成装置本体10の前面10a側に配設された廃トナー容器83に回収される。この点については後に詳述する。
定着部13には、定着ローラ50と、加熱ローラ51と、これらのローラに張架された定着ベルト52と、加圧ローラ53とが配設されている。定着ベルト52と加圧ローラ53との間には、定着ニップ部Nが形成されていて、上述の画像形成部12において表面にトナー像が転写されたシートPは、この定着ニップ部Nを通過する際に加熱・加圧されて表面にトナー像が定着される。
シート排出部14は、トナー像定着後のシートPを搬送ローラ対54により排紙パス55に沿って搬送し、排出ローラ対56によって排紙トレイ57上に排出するものである。
シート再給送部15は、表面にトナー像が定着されたシートPを、上述の排紙パス55に搬送し、シート後端がフラッパ58を抜けた直後に、フラッパ58を切り換えるとともに、排出ローラ対56を逆転することで、シートPを表裏反転して再搬送ローラ対60により再搬送パス61に導く。その後、シートを再搬送ローラ対62,63によって搬送し、再度、画像形成部12に供給するものである。画像形成部12に供給されたシートPは、裏面にトナー像が転写され、定着部13で定着された後、排出パス55を通って、排紙トレイ57上に排出されるようになっている。
上述構成の画像形成装置においては、シート給送部11から供給されたシートPに対し、画像形成部12で形成した4色のトナー像を一括で転写し、これらトナー像を定着部13で定着した後、シート排紙部14の排紙トレイ57上に排出する。なお、必要に応じて、トナー像定着後のシートPは、シート再給送部15に送られて、裏面にもトナー像が転写され、定着された後、排紙トレイ57上に排出される。
図2,図3に示すように、画像形成ステーション31〜34(31,32,33,34)は、ドラムユニット39a〜39d(39a,39b,39c,39d)と、現像装置(現像ユニット)38a〜38d(38a,38b,38c,38d)とを備えている。
図6に示すように、上述の現像装置38a及びドラムユニット39aは、扉4(図1参照)を開放し、さらに、画像形成装置本体10から作像フレーム78を引き出した状態で、作像フレーム78の上方から着脱することができる。なお、他の現像装置38b〜38d、ドラムユニット39b〜39dについても同様に着脱することができる。また、作像フレーム78における、現像装置38a〜38d、ドラムユニット39a〜39dの前方に位置する部分に、リテーナユニット80がその長手方向を左右方向に向けた姿勢で着脱可能に装着されるようになっている。後述する廃トナー回収装置1の構成要素である、5個の第1搬送手段81a〜81eのうち、4個の第1搬送手段81a〜81dは、それぞれドラムユニット39a〜39dに配設されており、残りの1個の第1搬送手段81eは、ベルトクリーナ48(図2参照)に配設されている。また、第2搬送手段82、廃トナー容器83、及びホルダトレイ84は、リテーナユニット80に配設されている。なお、上述の5個の第1搬送手段81a〜81eを特に区別する必要がない場合や総称する場合には、単に、「第1搬送手段81」という。また、後述するように、図5(a),(b)に示す廃トナー容器83を交換(着脱)する際には、図1に示す画像形成装置本体10の扉4を開放して、図6に示すリテーナユニット80の前面を露出させ、作像フレーム78を引き出すことなく、リテーナユニット80の前面側からホルダトレイ84を出し入れすることになる。したがって、以下の説明においては、リテーナユニット80における、ホルダトレイ84及び廃トナー容器83を除く部分を適宜、画像形成装置本体10側の一部として取り扱うこととする。
図5(a),(b)に、本発明に係る廃トナー回収装置1の全体構成を模式的に示す。同図に示すように、廃トナー回収装置1は、画像形成装置本体10の前後方向に向けて配設された5個の第1搬送手段81a〜81eと、画像形成装置本体10の前面10a側において、上述の5個の第1搬送手段81a〜81eよりも低い位置に左右方向に配設された1個の第2搬送手段82と、この第2搬送手段82の下方に配置されて廃トナーが貯留される廃トナー容器83と、この廃トナー容器83を保持して画像形成装置本体10の前面10a側から出し入れされるホルダトレイ84と、を備えている。
図4においては、ドラムユニット39a〜39dに配設された第1搬送手段81a〜81dは、画像形成装置本体10の前後方向に直交する方向の断面として現れている。これら第1搬送手段81a〜81dは、第1搬送路91a〜91d(図10,図11参照)と、各第1搬送路91a〜91dの内側に配設された第1搬送スクリュー42dとによって構成されている。第1搬送路91a〜91dは、ドラムクリーナ42の容器の一部によって、画像形成装置本体10の前後方向に向けられた管状に形成されている。第1搬送スクリュー42dはこの第1搬送路91a〜91dの内側に配設されている。第1搬送スクリュー42dは、上述のドラムクリーナ42のクリーニングローラ42a及びクリーニングブレード42bによって除去された(掻き落とされた)転写残トナー(廃トナー)を、所定方向に回転することにより、第1搬送路91a〜91dに沿って画像形成装置本体10の後面側から前面側に向けて搬送する。なお、ベルトクリーナ48(図2参照)にも、図10,図11に示すドラムクリーナ42の第1搬送手段81a〜81dとほぼ同様の第1搬送手段81e、すなわち第1搬送路91a〜91d及び第1搬送スクリュー42dと同様の第1搬送路91e及び第1搬送スクリュー(不図示)が配設されていて、中間転写ベルト41から除去した転写残トナーを、画像形成装置本体10の後面側から前面側に搬送して、後述の第2搬送手段82に供給するようになっている。各第1搬送路91a〜91eにおける前面側の下部には、第1排出口91f(図5(b)参照)が形成されていて、第1搬送路中91a〜91eを、第1搬送スクリュー42の回転によって後面側から前面側に搬送された廃トナーは、第1排出口91fから落下して、後述する第2搬送手段82に移動される。
第2搬送手段82は、図7〜図13に示すリテーナユニット80に配設されている。ここで、図7は、ホルダトレイ84が収納位置Cに配置された状態のリテーナユニット80全体を前面側左斜め上方から見た斜視図である。図8は、ホルダトレイ84が引出位置Dに配置された状態のリテーナユニット80全体を前側左斜め上方から見た斜視図である。図9は、図8に示す状態を左方から見た図である。図10は、前カバー95を取り外した状態のリテーナユニット80を前側から見た図である。図11は、図10に示す状態から、さらにホルダトレイ84の前側板84bを除去して、ホルダトレイ84の内部を見せるようにした図である。図12は、図8に示す状態から前カバー95、2個の冷却ファン93、第2搬送手段82等を取り外した状態を示す斜視図である。図13は、図12に示す状態からホルダトレイ84を引き抜いた状態を示す斜視図である。
図10,図11に示すように、第2搬送手段82は、冷却ファン93よりも下方に配置された第1搬送手段81a〜81dの前端側に位置する部分よりもさらに下方で、かつ、ホルダトレイ84よりも上方において、左右方向に向けて配設されている。第2搬送手段82は、リテーナ本体92の右側面92a近傍から左側面92b近傍まで延びるように、すなわち、右端側に位置する、中間転写ベルトに対応した第1搬送手段81eの下方から、左端側に位置する、ブラックの感光ドラムに対応した第1搬送手段81aの下方まで延びるように配設された管状の第2搬送路82aと、この第2搬送路82aの内側に配設された第2搬送スクリュー82b(図23参照)とを有している。第2搬送路82aにおける上部の、上述の第1搬送路91a〜91eの第1排出口91f(図5(b)参照)に対応する部分には、廃トナーの受入口82cが形成されている。第1排出口91fと受入口82cとは、パッキン(不図示)等によって廃トナーが漏洩しないように接続されていて、上述の第1搬送路91a〜91d内の廃トナーは、第1搬送スクリュー42の所定方向の回転によって画像形成装置本体10の後面側から前面側に搬送されて、第1排出口91f、受入口82cを介して、第2搬送路82a内に移動される。第2搬送路82aにおける左側面92b側の下部には、第2排出口82d(図5(b)参照)が形成されている。この第2排出口82dには、後述する廃トナー容器83の受入口96cが接続される(図5(b),図8参照)。また、第2排出口82dの下方には、後述するホルダトレイ84が図8,図9に示す引出位置Dから押し入れられて図7に示す収納位置Cに配置されるのに伴って、廃トナー容器83が交換位置Bから回収位置Aに配置された際に(図5(a)参照)、廃トナー容器83の受入口96cのフランジ部96dのスライド動作をガイドするとともに、フランジ部96dを介して受入口96cを位置決めする第2位置決め部82eが設けられている(図18,図5(a)参照)。なお、受入口96cの前後方向の位置決めは、図12に示す前側板84bに左端側及び右端側のそれぞれの突出部84rの裏面(後面)側が、リテーナ本体92側のこれらに対応する位置にそれぞれ配設されたストッパ92kに当接することによって行われる。
図7に示すように、ホルダトレイ84は、リテーナ本体92の前面側の下部において、リテーナ本体92に前面側からほぼ水平に押し入れられて収納位置Cに配置され、また、図8,図9に示すように、ほぼ水平に引き出されて引出位置Dに配置されるようになっている。図14〜図17に、リテーナ本体92から引き出された状態のホルダトレイ84を示す。このうち、図14は、廃トナー容器83を保持し、さらに、上蓋84f,84g,84hが装着された状態のホルダトレイ84を前側左斜め上方から見た斜視図である。図15は、図14の状態から上蓋84f,84gを取り外した状態を示す斜視図である。図16は、図15に示す状態から廃トナー容器83を取り外した状態のホルダトレイ84を、前側右斜め上方から見た斜視図である。図17は、図16の状態からさらに第1位置決め部84iの一部と、上蓋84hを取り外して、廃トナー容器83の回転機構100の一部を露出された状態のホルダトレイ84を、前側右斜め上方から見た斜視図である。
廃トナー容器83は、上述のホルダトレイ84が図7に示す収納位置Cに配置されるのに対応して、第2搬送手段82の第2排出口82dから落下される廃トナーの受け止めを可能とする回収位置Aに配置され(図5参照)、また、ホルダトレイ84が図8,図9に示す引出位置Dに配置されるのに対応して、着脱口R3を介して上方からの着脱を可能とする交換位置Bに配置される。
上述の図17、及び図20〜図23を参照して、廃トナー容器83の搬送スクリュー96f及び貯留部97を回転させるための機構である回転機構100について説明する。後述するように回転機構100は、図21等に示すようにギヤG1〜G17と、左右方向に延びるシャフト101と、このシャフト101の左端近傍に配設された第1回転部材102と、右端近傍に配設された第2回転部材103とを備えている。なお、上述のギヤG1〜G17のうち、ギヤG2,G3,G10,G11は、回転方向を90°変更するかさ歯車であり、残りは平はぐるまである。
上述の廃トナー回収装置1において、例えば、ユーザがホルダトレイ84に廃トナー容器83を装着する際には、まず、図1に示す画像形成装置本体10の前面10aの扉4を開放して、リテーナユニット80の前面を露出させる。このとき、図7に示すように、ホルダトレイ84は、リテーナ本体92(画像形成装置本体10側)に押し込まれた状態で、収納位置Cに配置され、また、引出し不能なロック状態となっている。ホルダトレイ84の前面のロック解除ボタン84jを押すと、ロックが解除されて、ホルダトレイ84の引出しが可能となる。ホルダトレイ84を前面側にほぼ水平に引き出す。このとき、ホルダトレイ84は、図17に示す底板84aが、図13に示すリテーナ本体92側の底面92gから浮き上がり、また、ほぼ水平にガイドされた姿勢でほぼ水平に円滑に引き出される。このため、例えば、リテーナ本体92の底面92gに廃トナーが付着しているような場合でも、この底面92gとホルダトレイ84の底板84aとの間で廃トナーを擦り付けて汚染させるようなことがない。
Claims (6)
- 画像形成装置本体に配設された回転自在な像担持体の外周面からクリーニング装置によって除去された廃トナーを回収する廃トナー回収装置において、
前記クリーニング装置から除去された廃トナーを搬送する搬送手段と、
前記搬送手段から落下された廃トナーを受け止めて貯留する廃トナー容器と、
上方に向けて開口された、廃トナー容器の着脱口を有し、前記廃トナー容器を保持した状態で前記画像形成装置本体の前記前面側からほぼ水平に押し入れられて収納位置に配置され、また、ほぼ水平に引き出されて引出位置に配置されるホルダトレイと、を備え、
前記廃トナー容器は、前記ホルダトレイの前記収納位置に対応して、前記搬送手段から落下された廃トナーの受止めを可能とする回収位置に配置され、また、前記ホルダトレイの前記引出位置に対応して、前記着脱口を介して上方からの着脱を可能とする交換位置に配置され、
前記ホルダトレイは、底部と左側壁と右側壁とを備え、左側壁と右側壁とには、それぞれ外側に向けて突設されるとともに前後方向にほぼ水平に延びる長板状のガイド板が形成され、
前記画像形成装置本体側には、前記ガイド板の下面をそれぞれ下方から支持して、前記底部を前記画像形成装置本体側の底部から浮き上がらせるとともに、前記ホルダトレイの出し入れに伴う前記下面の摺擦によって回動するコロ部材と、前記ガイド板の上面が摺擦されて前記ガイド板をほぼ水平にガイドする水平ガイドとを有し、
前記水平ガイドは、前端部が前記コロ部材の後方に配置されるとともに、前記前端部に第1凹部を有し、
前記ガイド板は、後端部に第2凹部を有し、
前記第1凹部と前記第2凹部とは、前記ホルダトレイがほぼ水平に引き出されて前記引出位置に配置される際に、相互に係合して前記ガイド板の後端の上昇を許容して前記ガイド板の前端側が前記コロ部材を中心として前傾するのを許容するように形成されている、
ことを特徴とする廃トナー回収装置。 - 前記搬送手段は、
前記クリーニング装置が除去した廃トナーを前記画像形成装置本体の後面側から前面側に搬送して第1排出口から落下させる第1搬送手段と、
前記第1排出口から落下された廃トナーを受け止めて前記画像形成装置本体の左右方向に沿っての一方から他方に搬送して第2排出口から前記廃トナー容器内に落下させる第2搬送手段と、を有する、
ことを特徴とする請求項1に記載の廃トナー回収装置。 - 前記廃トナー容器は、前記第2排出口から落下された廃トナーを受け入れる受入口を有する受入部と、受け入れた廃トナーを貯留する貯留部とを備え、
前記ホルダトレイは、前記着脱口を介して上方から装着される前記廃トナー容器の前記受入部を位置決めする第1位置決め部を有し、
前記第2排出口には、前記回収位置に配置された前記廃トナー容器の前記受入部を位置決めして、前記第2排出口と前記受入口とを合わせる第2位置決め部が設けられている、
ことを特徴とする請求項2に記載の廃トナー回収装置。 - 前記第1搬送手段を複数備える、
ことを特徴とする請求項2又は3に記載の廃トナー回収装置。 - 複数の前記第1搬送手段のうちの1つが、前記像担持体としての中間転写ベルトから除去された廃トナーを搬送する前記第1搬送手段であり、
残りが前記像担持体としての感光ドラムから除去された廃トナーを搬送する前記第1搬送手段である、
ことを特徴とする請求項4に記載の廃トナー回収装置。 - 表面にトナー像を担持する像担持体と、前記像担持体の表面に残った転写残トナーを廃トナーとして除去するクリーニング装置と、前記クリーニング装置によって除去した廃トナーを回収する廃トナー回収装置とを備えた画像形成装置において、
前記廃トナー回収装置が、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の廃トナー回収装置である、
ことを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008115356A JP5053161B2 (ja) | 2008-04-25 | 2008-04-25 | 廃トナー回収装置、及びこれを備えた画像形成装置 |
US12/429,457 US8090306B2 (en) | 2008-04-25 | 2009-04-24 | Waste-toner collection system and image forming apparatus having the same |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008115356A JP5053161B2 (ja) | 2008-04-25 | 2008-04-25 | 廃トナー回収装置、及びこれを備えた画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009265382A JP2009265382A (ja) | 2009-11-12 |
JP5053161B2 true JP5053161B2 (ja) | 2012-10-17 |
Family
ID=41215143
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008115356A Expired - Fee Related JP5053161B2 (ja) | 2008-04-25 | 2008-04-25 | 廃トナー回収装置、及びこれを備えた画像形成装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US8090306B2 (ja) |
JP (1) | JP5053161B2 (ja) |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4569978B1 (ja) * | 2009-03-23 | 2010-10-27 | キヤノン株式会社 | カラー電子写真画像形成装置 |
JP5187338B2 (ja) | 2010-03-29 | 2013-04-24 | ブラザー工業株式会社 | 画像形成装置 |
JP5471838B2 (ja) * | 2010-05-27 | 2014-04-16 | ブラザー工業株式会社 | 画像形成装置 |
CN102566388B (zh) | 2010-12-28 | 2015-07-15 | 京瓷办公信息系统株式会社 | 图像形成装置 |
JP5323048B2 (ja) * | 2010-12-28 | 2013-10-23 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 画像形成装置 |
JP5626031B2 (ja) * | 2011-03-03 | 2014-11-19 | ブラザー工業株式会社 | 画像形成装置 |
JP6614856B2 (ja) * | 2015-08-20 | 2019-12-04 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
JP6897138B2 (ja) * | 2017-02-13 | 2021-06-30 | コニカミノルタ株式会社 | 廃トナー収容容器およびこれを備える画像形成装置 |
JP2018165842A (ja) * | 2018-08-02 | 2018-10-25 | シャープ株式会社 | 画像形成装置 |
JP2023030384A (ja) * | 2021-08-23 | 2023-03-08 | 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 | 処理装置 |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5737675A (en) * | 1995-07-31 | 1998-04-07 | Mita Industrial Co. Ltd. | Toner supply device including toner cartridge and guide |
JPH10301464A (ja) * | 1997-02-27 | 1998-11-13 | Canon Inc | 画像形成装置 |
JPH11272142A (ja) | 1998-03-20 | 1999-10-08 | Copyer Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2000019912A (ja) * | 1998-06-30 | 2000-01-21 | Canon Inc | 画像形成装置 |
JP2000056646A (ja) * | 1998-08-03 | 2000-02-25 | Sharp Corp | 廃トナー回収装置 |
JP3938150B2 (ja) * | 2004-01-29 | 2007-06-27 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
JP4641409B2 (ja) * | 2004-11-12 | 2011-03-02 | キヤノン株式会社 | トナー搬送装置 |
JP4779667B2 (ja) * | 2006-01-24 | 2011-09-28 | 富士ゼロックス株式会社 | 画像形成装置および廃トナー収容容器 |
JP4871652B2 (ja) * | 2006-06-22 | 2012-02-08 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
-
2008
- 2008-04-25 JP JP2008115356A patent/JP5053161B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2009
- 2009-04-24 US US12/429,457 patent/US8090306B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US8090306B2 (en) | 2012-01-03 |
JP2009265382A (ja) | 2009-11-12 |
US20090269111A1 (en) | 2009-10-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5006249B2 (ja) | 廃トナー容器、廃トナー貯留構造、及びこれを備えた画像形成装置 | |
JP5053161B2 (ja) | 廃トナー回収装置、及びこれを備えた画像形成装置 | |
JP3060725B2 (ja) | 現像剤カ−トリッジ及びこれを用いた画像形成装置 | |
JP2007065271A (ja) | 画像形成装置 | |
JP5449298B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP6428511B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5858230B2 (ja) | 給送装置及び画像形成装置 | |
JP6524953B2 (ja) | トナー容器及び画像形成装置 | |
JP6054084B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2851208B2 (ja) | 現像剤カ−トリッジ及びこれを用いた画像形成装置 | |
JP4040260B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP6406232B2 (ja) | トナー容器およびこれを備える画像形成装置 | |
JP3738351B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP7342554B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP3014070B2 (ja) | 現像剤カ−トリッジ及びこれを用いた画像形成装置 | |
JP5495127B2 (ja) | 給送装置および画像形成装置 | |
JP6372481B2 (ja) | トナー容器およびこれを備える画像形成装置 | |
JP2000231312A (ja) | 廃トナー収容装置 | |
JP7298408B2 (ja) | 容器装着装置および画像形成装置 | |
JP7338343B2 (ja) | 容器装着装置および画像形成装置 | |
JP4817120B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2010078655A (ja) | 画像形成装置および像形成ユニット | |
JP5522089B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2017107060A (ja) | トナー容器およびこれを備える画像形成装置 | |
JP2013001476A (ja) | 給送装置及び画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20101221 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120412 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120417 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120615 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120702 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120725 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5053161 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150803 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |