JP4777819B2 - 製袋機 - Google Patents

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本発明は、ファスナを有する開閉自在の袋を製造するための製袋機に関し、特にフィルムにファスナを接合する機能を有する製袋機に関する。
内容物を漏洩させること無く、比較的高い気密状態で保存するための袋として、開口端にファスナが設けられた袋が広く用いられている。このファスナは、たとえば雄ファスナの一部が雌ファスナにくわえられることにより、上記開口端を遮蔽する構造となっている。このようなファスナ付きの袋を製造するには、雄ファスナまたは雌ファスナが一体的に成形されたフィルムを適宜シールおよび裁断する方法と、雄ファスナおよび雌ファスナをフィルムに接合した後に、このフィルムを適宜シールおよび裁断する方法とがある。
図9は、後者の方法によって上記袋を製造する製袋機の一例を示している(たとえば特許文献1参照)。同図に示された製袋機Xにおいては、2枚のフィルムFmどうし、または半折りにされた1枚のフィルムFmの対向部分どうしの間にあらかじめ互いに嵌合状態とされたファスナFsが挟まれた状態で、これらを接合ブロック91,92の間に送っていく。フィルムFmおよびファスナFsは、たとえばプラスチック製であり、接合ブロック91,92は、フィルムFmおよびファスナFsを軟化させる程度の比較的高温状態とされている。すると、ブロック91,92間をフィルムFmおよびファスナFsが送られる間に、フィルムFmとファスナFsとが溶着する。この送り動作と接合動作とを連続的に行うことにより、送り方向に沿ってファスナFsが接合された帯状のフィルムFmが作製される。この帯状フィルムFmに対して、上記送り方向と直角な方向において適宜シールおよび裁断することにより、ファスナFsを有する袋を製造することができる。
しかしながら、ブロック91,92による加熱は、フィルムFmおよびファスナFsの送り速度に応じて適切に行う必要がある。ブロック91,92による加熱が不足すると、フィルムFmとファスナFsとが十分に溶着されない。一方、ブロック91,92による加熱が過大であると、フィルムFmとファスナFsが溶着するだけでなく、雄ファスナFsmと雌ファスナFsfとが不当に溶着してしまうおそれがある。このような加熱の過不足による不具合を回避するには、ブロック91,92による加熱とフィルムFmおよびファスナFsの送り速度とを綿密に制御することが強いられていた。また、製袋機Xによって袋を製造した後に、内容物を充填する作業を行うには、わざわざファスナFsを雄ファスナFsmと雌ファスナFsfとに分離する必要があった。
特開平11−28771号公報
本発明は、上記した事情のもとで考え出されたものであって、フィルムに対してファスナを適切に接合することが可能な製袋機を提供することをその課題とする。
本発明によって提供される製袋機は、フィルムに雄ファスナおよび雌ファスナからなるファスナを接合することにより、ファスナ付き袋を製造する製袋機であって、上記フィルムを送り出すとともに、上記フィルムと重なる領域において上記フィルムの送り方向に沿って上記雄ファスナおよび上記雌ファスナを並行に送り出す送り手段と、上記送り方向に上記フィルムと上記雄ファスナおよび上記雌ファスナとが送られる間に、上記フィルムと上記雄ファスナおよび上記雌ファスナとを接合する接合手段と、を備えており、上記送り手段は、上記送り方向において離間配置された2以上のローラと、これらのローラに掛けまわされた無端ベルトと、上記フィルムを挟んで上記無端ベルトと対向配置されるとともに、上記送り方向に延びており、かつ上記無端ベルトと対向する面に上記送り方向に延びる溝が形成されたガイドブロックと、をそれぞれが含む1対のフィルム送り機構が、上記送り方向と直角な方向に離間して配置された構成とされていることを特徴としている。
このような構成によれば、上記フィルムと上記雄ファスナおよび上記雌ファスナとを接合するときに、接合のための加熱量を大きくしたとしても、上記雄ファスナと上記雌ファスナとが不当に溶着してしまうことがない。したがって、上記製袋機によって製造される袋の不良率を低減することが可能である。また、上記フィルムの送り速度に対して、上記加熱量を余裕を見て大きめに設定することが可能である。これは、上記フィルムの送り速度を高めることにより上記製袋機の製造効率を向上させるのに有利である。また、上記フィルムを所望の速度で確実に送るのに適している。また、上記ガイドブロックの上記溝に上記雄ファスナまたは上記雌ファスナを収容させながら上記送り方向に送ることにより、上記雄ファスナまたは上記雌ファスナの上記フィルムに対する位置を正確化することが可能である。したがって、上記製袋機によって製造される袋の寸法精度を高めることができる。なお、上記フィルムを送るための駆動力は、上記ローラに伝達されてもよいし、上記フィルム送り機構に対して上記送り方向下流側に設けられたたとえば駆動ローラによって上記フィルムを引っ張る力として構成されてもよい。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記ファスナが接合されたフィルムを上記送り方向に沿って半折にするフィルム折り手段と、上記ファスナが接合されたフィルムを上記送り方向と直角な方向においてシールおよび裁断する裁断手段とをさらに備えている。このような構成によれば、開口端に上記ファスナが設けられた袋を連続的に複数個製造することが可能である。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記1対のフィルム送り機構は、互いの間隔が変更可能とされている。このような構成によれば、上記1対のフィルム送り機構どうしの間隔を変更することにより、深さが異なる様々な袋を容易に製造することができる。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記接合手段は、上記フィルム送り機構の上記無端ベルトを挟んで上記フィルムとは反対側に配置された加熱手段と、上記フィルム送り機構の上記無端ベルトを挟んで上記フィルムとは反対側に配置され、かつ上記加熱手段に対して上記送り方向下流側に位置する圧着ローラと、上記フィルムを挟んで上記圧着ローラと対向配置されており、かつその全周にわたる溝が形成されたガイド圧着ローラと、を含んでいる。このような構成によれば、上記加熱手段によって予熱した後に、上記圧着ローラおよび上記ガイド圧着ローラによって上記フィルムと上記雄ファスナおよび上記雌ファスナとを確実に接合することができる。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記無端ベルトは、フッ素樹脂製である。このような構成によれば、上記無端ベルトと上記フィルムとが不当に滑ってしまうことを防止することができる。また、上記加熱手段または上記圧着ローラからの熱によって上記無端ベルトが溶けてしまうことを回避することができる。
本発明のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より明らかとなろう。
以下、本発明の好ましい実施の形態につき、図面を参照して具体的に説明する。
図1および図2は、本発明に係る製袋機の一例を示している。本実施形態の製袋機Aは、送り手段1、接合手段2、およびフィルム折り手段3を備えており、フィルムFmに雄ファスナFsmと雌ファスナFsfとを別々に接合することによりファスナ付きの袋を製造可能に構成されている。なお、図1においては理解の便宜のため、無端ベルト12、加熱ブロック21、ファスナボビンFsb、およびフィルムボビンFmbと省略している。
送り手段1は、フィルムFmと雄ファスナFsmおよび雌ファスナFsfとを送り方向Fdに送るためのものであり、1対のフィルム送り機構10を備えている。1対のフィルム送り機構10は、協働してフィルムFmを送り方向Fdに送るとともに、図1における左側のフィルム送り機構10が雄ファスナFsmを、図1における右側のフィルム送り機構10が雌ファスナFsfを送る構成とされている。1対のフィルム送り機構10は、送り方向Fdに直角である方向に離間配置されており、センターラインCLを挟んで互いの間隔を変更可能とされている。
図2に示すように、各フィルム送り機構10は、4つのローラ11、無端ベルト12、およびガイドブロック13を備えている。4つのローラ11は、送り方向Fdと上下方向とに互いに離間配置されている。4つのローラ11には、無端ベルト12が掛けまわされている。後述する半折りローラ32に伝達される駆動力、または、これ以外の図示しない駆動源からの駆動力によってフィルムFmが送り方向Fdへと引っ張られると、これに従動して、無端ベルト12は所望の速度で周動させられる。無端ベルト12は、たとえばフッ素樹脂製のベルトであり、適度な平滑性と、優れた耐熱性とを備えている。4つのローラ11および無端ベルト12は、その幅が雄ファスナFsmおよび雌ファスナFsfの幅よりも大とされている。ガイドブロック13は、フィルムFmを挟んで無端ベルト12と対向配置されている。ガイドブロック13は、たとえばステンレス製であり、送り方向Fdに延びている。ガイドブロック13の上面には、ガイド溝13aが形成されている。図3および図4に示すように、ガイド溝13aは、雄ファスナFsmおよび雌ファスナFsfの突起部分を僅かな隙間を残して収容可能なサイズとされている。送り手段1の上流側および下流側には、フィルムFmの送り方向を変更するためのローラ41がそれぞれ配置されている。
接合手段2は、2つずつの加熱ブロック21、圧着ローラ22、およびガイド圧着ローラ23を備えており、フィルムFmに対して雄ファスナFsmおよび雌ファスナFsfを接合するためのものである。図2〜図4に示すように、加熱ブロック21は、無端ベルト12の内周側に配置されており、その下端が無端ベルト12の下側部分に押し付けられている。加熱ブロック21は、たとえばステンレス製であり、断面円形空洞部分に加熱用のヒータ(図示略)が組み込まれている。図3に示された加熱ブロック21は、フィルムFmと雄ファスナFsmとを加熱するためのものである。図4に示された加熱ブロック21は、フィルムFmと雌ファスナFsfとを加熱するためのものである。
図2に示すように、圧着ローラ22とガイド圧着ローラ23とは、加熱ブロック21の送り方向Fd下流側において、互いに対向配置されている。圧着ローラ22は、加熱ブロック21と同様に無端ベルト12の内周側に収容されている。圧着ローラ22とガイド圧着ローラ23とは、それぞれヒータなどの発熱源(図示略)が組み込まれている。また、圧着ローラ22とガイド圧着ローラ23とは、フィルムFmと雄ファスナFsmまたは雌ファスナFsfとを挟んで互いに押圧自在に構成されている。図5および図6に示すように、ガイド圧着ローラ23には、ガイド溝23aが形成されている。ガイド溝23aは、ガイド圧着ローラ23の幅方向中央付近に位置しており、ガイド圧着ローラ23の全周にわたって形成されている。
図2に示すように、送り手段1の上流側には、ファスナボビンFsbとフィルムボビンFmbとが設けられている。本実施形態においては、2つのフィルム送り機構10に対応して、2つのファスナボビンFsbが備えられている。一方のファスナボビンFsbは、雄ファスナFsmが巻きつけられたものであり、他方のファスナボビンFsbは、雌ファスナFsfが巻きつけられたものである。フィルムボビンFmbは、フィルムFmが巻きつけられたものである。フィルムボビンFmbと送り手段1との間には、たとえばフィルムFmを送る際の張力制御用の複数のローラが設けられている。
図1および図2に示すように、接合手段2の下流側には、フィルム折り手段3が設けられている。フィルム折り手段3は、雄ファスナFsmおよび雌ファスナFsfが接合されたフィルムFmを半折りにするためのものであり、傾斜ステージ31および1対の半折りローラ32によって構成されている。傾斜ステージ31は、送り手段1および接合手段2を経て送られてきたフィルムFmを半折りに適した状態で1対の半折りローラ32へと導入するためのものである。傾斜ステージ31は、図1に示すようにたとえばステンレス製の三角形状のプレートと、図2に示す支持ブラケットからなり、傾けられた状態で設けられている。1対の半折りローラ32は、図2に示すように傾斜ステージ31の下方に設けられており、その軸方向がローラ41とは直角とされている。1対の半折りローラ32は、傾斜ステージ31を経由して送られてきたフィルムFmを雄ファスナFsmと雌ファスナFsfとが一致するように半折り状態にして下方へと送る機能を有する。1対の半折りローラ32には、図示しない駆動源からの駆動力が伝達されている。
次に、製袋機Aを用いた袋の製造について以下に説明する。
まず、フィルムボビンFmbとファスナボビンFsbとからフィルムFmと雄ファスナFsmおよび雌ファスナFsfとを送り出し、送り手段1に導入する。導入されたフィルムFmと雄ファスナFsmおよび雌ファスナFsfとは、1対のフィルム送り機構10に挟持された状態で送り方向Fdへと送られる。この際、雄ファスナFsmと雌ファスナFsfとは、図1に示すセンターラインCLを挟んで離間した位置で、送り方向Fdに沿って並行に送られる。
フィルム送り機構10においては、図3および図4に示すように、フィルムFmと雄ファスナFsmおよび雌ファスナFsfとに対して、無端ベルト12を介して加熱ブロック21からの押圧力が作用する。この押圧力に対向する力がガイドブロック13から負荷される。これにより、フィルムFmと雄ファスナFsmおよび雌ファスナFsfとは互いに押圧された状態で送り方向Fdに送られる。また、このとき、雄ファスナFsmおよび雌ファスナFsfは、それぞれガイドブロック13のガイド溝13aに収容されることにより略直線状に送られる。
また、加熱ブロック21に組み込まれたヒータからの熱が無端ベルト12を介してフィルムFmと雄ファスナFsmおよび雌ファスナFsfとに伝達される。これにより、フィルムFmと雄ファスナFsmおよび雌ファスナFsfとが徐々に昇温される。このときの昇温によって、フィルムFmと雄ファスナFsmおよび雌ファスナFsfとは、互いに溶着可能な温度、または溶着可能な温度に近い温度となる。次いで、フィルムFmと雄ファスナFsmおよび雌ファスナFsfとは、図5および図6に示すように、圧着ローラ22およびガイド圧着ローラ23との間に導入される。ここでは、圧着ローラ22およびガイド圧着ローラ23によってフィルムFmと雄ファスナFsmおよび雌ファスナFsfとが十分に溶着可能な温度まで昇温されるとともに、大きな押圧力が負荷される。これにより、図7に示すように、フィルムFmと雄ファスナFsmおよび雌ファスナFsfとが接合される。
雄ファスナFsmおよび雌ファスナFsfが接合されたフィルムFmは、傾斜ステージ31へと送られる。図1に示すように傾斜ステージ31は、三角形状とされているため、フィルムFmの幅方向両端部分から順に半折りローラ32の方向へと順次折り返される。次いで、図2に示すようにフィルムFmの幅方向両端どうしが一致するようにセンターラインCLで折られながら半折りローラ32へと導入される。この際、図8に示すように、雄ファスナFsmと雌ファスナFsfどうしも互いに一致させられる。そして、半折りローラ32を通過すると、フィルムFmが完全に折りされて送り出される。この後は、フィルムFmを送り方向Fdと直角な方向において例えば熱シールの手段によってシールするとともに、このシール部分またはその前後において裁断する。この作業を繰り返すことにより、開口端にファスナFsが設けられた袋を製造することができる。
次に、製袋機Aの作用について説明する。
本実施形態によれば、接合手段2によって雄ファスナFsmと雌ファスナFsfとがそれぞれ別々にフィルムFmに接合される。これにより、加熱ブロック21、圧着ローラ22およびガイド圧着ローラ23による加熱が仮に過大であったとしても、雄ファスナFsmと雌ファスナFsfとが不当に溶着してしまうおそれがない。したがって、フィルムFmと雄ファスナFsmおよび雌ファスナFsfとの接合不良を抑制することが可能である。また、換言すると、フィルムFmの送り速度を大きくする場合に、加熱ブロック21、圧着ローラ22およびガイド圧着ローラ23による加熱量を比較的大きくしても顕著な接合不良が発生しにくいことを意味する。これは、製袋機Aによる袋の製造効率を高めるのに有利である。さらに、製袋機Aによって製造された袋に内容物を充填するために、わざわざファスナFsを開口する作業を強いられることが無く、便利である。
接合手段2に送られるフィルムFmと雄ファスナFsmおよび雌ファスナFsfとはいずれも略直線状に送られ、この状態で互いに溶着される。本発明とは異なり、大径のローラからなる接合手段によってフィルムFmと雄ファスナFsmおよび雌ファスナFsfとを接合する構成においては、内周側と外周側との軌道長さの差によって、フィルムFmに対して雄ファスナFsmおよび雌ファスナFsfが相対的に長いまたは短い状態で接合されることとなる。このような接合状態では、製品としての袋の開口端が不当に湾曲してしまい、開閉動作をスムースに行えない。本発明によれば、袋の開口端が湾曲することなどを回避可能であり、開閉動作をスムースに行うことができる。加熱ブロック21によっていわゆる予熱を行った後に、圧着ローラ22およびガイド圧着ローラ23によって加熱および押圧を行う構成とすることにより、フィルムFmと雄ファスナFsmおよび雌ファスナFsfとの接合を確実化することが可能である。これは、送り速度を速めることによって製造効率の向上を図るのに好ましい。
互いに別体とされたフィルムFmとファスナFsとを用いて製造する構成であることにより、フィルムFmに対してあらかじめ印刷することなどにより装飾を施すことが容易である。これは、多種多様な外観を有する袋を製造するのに適している。
フィルム送り機構10の無端ベルト12によってフィルムFmを送る構成とすることにより、フィルムFmを所望の速度で連続的に送ることができる。無端ベルト12をフッ素樹脂製とすれば、フィルムFmと無端ベルト12とが不当に滑ってしまうことを回避することができる。また、加熱ブロック21および圧着ローラ22からの熱によって溶けてしまうおそれが小さい。
ガイドブロック13およびガイド圧着ローラ23にガイド溝13aおよびガイド溝23aを設けることにより、雄ファスナFsmおよび雌ファスナFsfを所定の位置に正確に送り出すことが可能である。これは、製品としての袋の寸法精度を高めるのに有利である。また、1対のフィルム送り機構10どうしの間隔を適宜変更することにより、様々な深さの袋を自在に製造することができる。
本発明に係る製袋機は、上述した実施形態に限定されるものではない。本発明に係る製袋機の各部の具体的な構成は、種々に設計変更自在である。
本発明に係る製袋機の一例を示す平面図である。 図1のII−II線に沿う要部断面図である。 図2のIII−III線に沿う要部断面図である。 本発明に係る製袋機の一例を示す要部断面図である。 図2のV−V線に沿う要部断面図である。 本発明に係る製袋機の一例を示す要部断面図である。 図2のVII−VII線に沿う要部断面図である。 図2のVIII−VIII線に沿う要部断面図である。 従来の製袋機の一例を示す要部断面図である。
符号の説明
A 製袋機
Fd 送り方向
Fm フィルム
Fmb フィルムボビン
Fs ファスナ
Fsm 雄ファスナ
Fsf 雌ファスナ
Fsb ファスナボビン
1 送り手段
2 接合手段
3 フィルム折り手段
10 フィルム送り機構
11 ローラ
12 無端ベルト
13 ガイドブロック
13a ガイド溝
21 加熱ブロック(加熱手段)
22 圧着ローラ
23 ガイド圧着ローラ
23a ガイド溝
31 傾斜ステージ
32 半折りローラ
41 ローラ

Claims (5)

  1. フィルムに雄ファスナおよび雌ファスナからなるファスナを接合することにより、ファスナ付き袋を製造する製袋機であって、
    上記フィルムを送り出すとともに、上記フィルムと重なる領域において上記フィルムの送り方向に沿って上記雄ファスナおよび上記雌ファスナを並行に送り出す送り手段と、
    上記送り方向に上記フィルムと上記雄ファスナおよび上記雌ファスナとが送られる間に、上記フィルムと上記雄ファスナおよび上記雌ファスナとを接合する接合手段と、を備えており、
    上記送り手段は、上記送り方向において離間配置された2以上のローラと、これらのローラに掛けまわされた無端ベルトと、上記フィルムを挟んで上記無端ベルトと対向配置されるとともに、上記送り方向に延びており、かつ上記無端ベルトと対向する面に上記送り方向に延びる溝が形成されたガイドブロックと、をそれぞれが含む1対のフィルム送り機構が、上記送り方向と直角な方向に離間して配置された構成とされていることを特徴とする、製袋機。
  2. 上記ファスナが接合されたフィルムを上記送り方向に沿って半折にするフィルム折り手段と、
    上記ファスナが接合されたフィルムを上記送り方向と直角な方向においてシールおよび裁断する裁断手段とをさらに備えている、請求項1に記載の製袋機。
  3. 上記1対のフィルム送り機構は、互いの間隔が変更可能とされている、請求項1または2に記載の製袋機。
  4. 上記接合手段は、上記フィルム送り機構の上記無端ベルトを挟んで上記フィルムとは反対側に配置された加熱手段と、上記フィルム送り機構の上記無端ベルトを挟んで上記フィルムとは反対側に配置され、かつ上記加熱手段に対して上記送り方向下流側に位置する圧着ローラと、上記フィルムを挟んで上記圧着ローラと対向配置されており、かつその全周にわたる溝が形成されたガイド圧着ローラと、を含んでいる、請求項1ないし3のいずれかに記載の製袋機。
  5. 上記無端ベルトは、フッ素樹脂製である、請求項に記載の製袋機。
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