JP2002128100A - 開閉チャックを具えたマチ付き包装袋、及びその製造方法 - Google Patents

開閉チャックを具えたマチ付き包装袋、及びその製造方法

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JP2002128100A JP2000327326A JP2000327326A JP2002128100A JP 2002128100 A JP2002128100 A JP 2002128100A JP 2000327326 A JP2000327326 A JP 2000327326A JP 2000327326 A JP2000327326 A JP 2000327326A JP 2002128100 A JP2002128100 A JP 2002128100A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】コストダウンが可能で、開封する場合にマチが
邪魔にならず開封でき、マチの縁からガスが出入りしに
くい包装袋を提供する。 【解決手段】熱可塑性樹脂シートより作られたマチ付き
袋において、上端部にマチ3の上縁より突出して耳部3
4,35を設け、正面体1と背面体2の間にマチ3に対
し直交し且つマチ3の上縁を覆うように配されたガスバ
リア性に優れた補強テープ38に開閉チャック5,6を
配して、その開閉チャック5,6の一方の部材を補強テ
ープ38と共にマチ3の上縁を覆った状態で背面体2の
内面に対し溶着すると共に、開閉チャック5,6の他方
部材を正面体1の内面に溶着し、又正面体1と背面体に
おける耳部34,35の周辺を溶着により密封して、耳
部34,35を切り取って開封可能としたことを特徴と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マチを具え、且つ
開口部をチャックで開閉できるようにした包装袋と、そ
の包装袋の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】内容物(例えばココア等の粉末飲料)を
少しづつ取り出して使用する場合は、その包装袋の開口
部を繰り返し開閉する必要があるので、その開口部には
開閉自在なチャックを設けることが望ましい。従来、正
面部と背面部のそれぞれの内面に互いに嵌脱自在なチャ
ックを設けてその開口部を開閉自在としたマチの無い扁
平なビニール製の包装袋などが公知である。これに対
し、内容物を増やすためにマチを付けた包装袋の場合
は、そのマチが邪魔になるので開閉チャックを設けるの
が面倒であった。例えば、従来は図9の(a)に示すよ
うに、マチ26,27付きの袋本体25を形成するとと
もに、それとは別工程で、内面にそれぞれ互いに嵌脱自
在な一対の開閉チャック20,21を溶着等の手段で取
り付けた正面部22と背面部23のみから成るシール体
24を形成し、そのシール体24を、図9の(b)に示
すように、後加工として袋本体25の開口端部に溶着等
の手段で継ぎ合せるという煩雑な方法を採っている。従
って、部品点数及び工程数が増えてコスト高となる問題
があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、部品
点数や工程数を増やさずに容易に開閉チャック及びマチ
を取付けることができてコストダウンが可能となり、し
かも、開封する場合にマチが邪魔にならず開封しやす
く、さらに、マチの縁からガスが出入りしにくい包装袋
を提供すること、及び、その包装袋を能率良く製造でき
る方法の提供を課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明の開閉チャックを具えたマチ付き包装袋
は、ともに熱可塑性樹脂シート製で同形の正面体1と背
面体2の左右両側辺部の間に、正面体1や背面体2より
も短小で2つ折りした同じく熱可塑性樹脂シート製のマ
チ3,4を設けるとともに、正面体1と背面体2の上端
部にマチ3,4の上縁より上方へ突出して直に重ね合せ
状態となる耳部34,35を設け、又、正面体1と背面
体2の間にガスバリアー性に優れ且つ溶着可能な補強テ
ープ38をマチ3,4に対し直交し且つマチ3,4の上
縁を覆うように配するとともに、熱可塑性樹脂シート製
で互いに嵌脱自在な一対の開閉チャック5,6を補強テ
ープ38と重なり合うように配して、その開閉チャック
5,6の一方の部材を補強テープ38と共にマチ3,4
の上縁を覆った状態で背面体2の内面に対し溶着すると
ともに、開閉チャック5,6の他方部材を正面体1の内
面に溶着し、又、正面体1と背面体2における耳部3
4,35の周辺を溶着により密封して、同耳部34,3
5を切り取って開封可能としたことを特徴とする、とい
う構成にしたものである。
【0005】また、上記課題を解決するために、本発明
の開閉チャックを具えたマチ付き包装袋の製造方法は、
熱可塑性樹脂シート製の背面体2の内面における左右両
側辺部の上にそれぞれその背面体2よりも短小で2つ折
りした同じく熱可塑性樹脂シート製のマチ3,4をその
上縁が背面体2の上縁より下方に位置するように載置
し、その上にガスバリアー性に優れ且つ溶着可能な補強
テープ38をマチ3,4に対し直交し且つマチ3,4の
上縁を覆うように載置し、さらに、その上に熱可塑性樹
脂シート製で互いに嵌脱自在な一対の開閉チャック5,
6の一方の部材を補強テープ38と重なり合うように載
置して、その開閉チャック5,6の一方の部材を補強テ
ープ38と共にマチ3,4の上縁を覆った状態で背面体
2の内面に対し溶着し、又、熱可塑性樹脂シート製で背
面体2と同形の正面体1の内面において上記の背面体2
の内面に溶着した開閉チャック5,6の一方の部材と対
応する位置に開閉チャック5,6の他方部材を溶着し、
その正面体1を背面体2の上に内面どうしが対面するよ
うに重ね合わせて、その正面体1と背面体2の周辺部の
所要箇所を溶着することを特徴とするものである。
【0006】
【実施例】以下、図面に基づき本発明の実施例について
説明する。図1乃至図7は本発明の包装袋19を、又、
図8はその製造工程を示したものである。まず、図1乃
至図7において、符号1が矩形の正面体、符号2が正面
体と同形の背面体、符号3及び4が正面体1と背面体2
の両側辺部の間にそれぞれ介在するマチ、符号5及び6
が互いに嵌脱自在な溝と突条を有する開閉チャック、符
号7及び8がそれら開閉チャック5,6のベースシート
部であり、これらの部材はすべて熱可塑性樹脂製であ
る。なお、正面体1、背面体2及びマチ3,4は、柔軟
性を有する基材シートの片面に、それよりも溶融温度の
少し低い樹脂フィルムをラミネートしたものである。ま
た、符号38は補強テープである。
【0007】マチ3,4は正面体1と背面体2よりも少
し短かくて、幅方向に2つ折りした状態で正面体1と背
面体2の左右両側辺部の間にそれぞれ折れ目を内側にし
て配し、その両側辺部を正面体1と背面体2の側辺部に
対しそれぞれ溶着することにより取り付けられている。
図中、符号9がその溶着部である。正面体1と背面体2
の上端部はマチ3,4の上縁より上方へ突出して直に重
なり合った耳部34,35となっている。この耳部3
4,35は周辺部を溶着により密封され、その側辺部に
は切欠き36,37を設けている。
【0008】袋本体10の正面体1と背面体2における
上記の耳部34,35の下方位置で且つマチ3,4の上
縁と重なり合う位置に、互いに嵌脱自在な一対の開閉チ
ャック5,6をマチ3,4に対し直交するように設けて
いる。開閉チャック5,6は、図3に示すように、その
長手方向の両端部を正面体1とマチ3,4の間に配さ
れ、長手方向の中間部は正面体1と背面体2の間に配さ
れている。そして、その一方の開閉チャック5はベース
シート部7の全体を正面体1の内面に正面体1を横断す
るように溶着されている。また、他方の開閉チャック6
はその内側に補強テープ38を重ね合わせて、そのベー
スシート部8の長手方向の両端箇所を補強テープ38を
介してマチ3,4の上縁部を挟んだ状態で背面体2の内
面に対し溶着され、長手方向の中間箇所は補強テープ3
8を介して背面体2の内面に溶着されている。
【0009】補強テープ38にはガスバリアー性に優れ
且つ溶着可能な素材が使用されている。一枚の素材でそ
の両方の性質を有している場合はその素材を用いればよ
いが、ガスバリアー性に優れていても溶着が困難な素材
を用いる場合は、図5に示すように、ガスバリアー性シ
ート39を溶着可能な熱可塑性樹脂シート40,41で
挟んだ3層構造にすることも可能である。ガスバリアー
性シート39としてはエチレン−ビニルアルコール共重
合体、ポリオレフィンのラミネートフィルム、ポリ塩化
ビニリデン共重合体、ポリエチレンテレフタレート、ポ
リアミド、ポリアクリロニトリルなどの樹脂や、アルミ
蒸着シートなどを使用可能である。
【0010】一方、袋本体10の下辺部は、図7に示す
ように、正面体1と背面体2の中間箇所を互いに溶着す
るとともに、両端箇所はそれぞれ2つ折り状態のマチ
3,4の各片側半面に対し溶着している。
【0011】袋本体10に内容物を収納するのは、袋本
体10の下辺部、又は袋本体10の上辺部、すなわち、
上記の耳部34,35の先端箇所のどちらか一方が開口
している状態で行い、その後、その開口部は溶着により
密封する。
【0012】次に、上記の包装袋の製造方法を図8に基
づき説明する。まず、熱可塑性樹脂製の一連の長い背面
体用シート11を図の矢印方向へ送る。この背面体用シ
ート11は、上記のように基材シートの片面に、それよ
りも溶融温度の少し低い樹脂フィルムをラミネートした
ものであるが、その溶融温度の少し低い樹脂フィルムを
上面側にしている。次に、幅方向の両端を上面側の中央
部で合わせるように2つ折りした熱可塑性樹脂製のマチ
用シート12を、背面体用シート11に対し直交するよ
うに送って背面体用シート11の上に載置する。この2
つ折り状態のマチ用シート12も、上記のように基材シ
ートの片面に、それよりも溶融温度の少し低い樹脂フィ
ルムをラミネートしたものであるが、その溶融温度の少
し低い樹脂フィルムを外面側にしている。この場合、マ
チ用シート12の先端が背面体用シート11の幅方向の
一端に達しないようにする。
【0013】次に、マチ用シート12と直交して、その
マチ用シート12の上縁を覆う位置に補強テープ38を
載置する。
【0014】次に、ベースシート部7,8にそれぞれ互
いに嵌脱自在な溝と突条を一体的に形成した一対の開閉
チャック5,6の連続テープ14,13の一方、例え
ば、突条を有する開閉チャック6の連続テープ13を、
上記の補強テープ38の上に重ね合わせて載置する。し
たがって、この開閉チャック6の連続テープ13もマチ
用シート12と直交することになり、かつ、マチ用シー
ト12の上縁を覆うように位置する。なお、開閉チャッ
ク5,6の連続テープ14,13も熱可塑性の樹脂製で
ある。そして、この開閉チャック6の連続テープ13と
補強テープ38をマチ用シート12の上縁を覆った状態
で背面体用シート11に対し溶着する。その溶着は、マ
チ用シート12や背面体用シート11の基材シートにラ
ミネートした溶融温度の少し低い樹脂フィルムの溶融温
度でもって溶着する。このとき、2つ折り状態のマチ用
シート12は外面側のみが溶着し、その上側部分32が
開閉チャック6の連続テープ13と溶着し、下側部分3
3が背面体用シート11と溶着するが、マチ用シート1
2の内面側は溶着しないので分離状態を維持することに
なる。
【0015】次に、そのマチ用シート12を背面体用シ
ート11の幅方向の他端の位置で切断してから、背面体
用シート11を一定間隔移動させて、再び上記と同様
に、背面体用シート11の上にマチ用シート12を重
ね、更にマチ用シート12の上に補強テープ38と開閉
チャック6の連続テープ13を重ね合わせ状態で載置し
て一体的に溶着してからマチ用シート12を切断すると
いう工程を繰り返す。
【0016】次に、それらの背面体用シート11、マチ
用シート12、補強テープ38及び開閉チャック6の連
続テープ13の上に、背面体用シート11と同一幅を有
する熱可塑性樹脂製の一連の長い正面体用シート16を
重ね合せるように載置する。この正面体用シート16
も、上記のように基材シートの片面に、それよりも溶融
温度の少し低い樹脂フィルムをラミネートしたものであ
るが、その溶融温度の少し低い樹脂フィルムを下面側に
している。また、この正面体用シート16の下面におけ
る幅方向の一端の近傍に、上記の開閉チャック6の連続
テープ13と対向するように他方の開閉チャック5の連
続テープ14を溶着して置く。
【0017】このように、背面体用シート11、マチ用
シート12、補強テープ38、一対の開閉チャックの連
続テープ13,14及び正面体用シート16を重ね合
せ、かつ、開閉チャック5,6を互いに閉じ合わせた状
態にしてから、それらを一体的に溶着する。この場合
も、背面体用シート11、マチ用シート12、及び正面
体用シート16の各基材シートにラミネートした溶融温
度の少し低い樹脂フィルムの溶融温度でもって溶着す
る。図中、符号18がその溶着部を示している。すなわ
ち、一定間隔で平行に位置する2つ折り状態の各マチ用
シート12の中心位置を長手方向に溶着するとともに、
正面体用シート16と背面体用シート11の幅方向の一
端、すなわち、袋本体10の下辺部に相当する箇所も溶
着する。なお、袋本体10の下辺部の代わりに袋本体1
0の上辺部である耳部34,35の先端箇所を溶着して
もよい。すなわち、袋本体10の下辺部又は上辺部の一
方を内容物を収納するために開口しておく。この溶着に
際しても、2つ折りした各マチ用シート12は外面側の
みが溶着して、内面側は溶着しないで分離状態が維持さ
れる。その後、マチ用シート12の溶着部18における
中心位置を長手方向に切断する。なお、このとき、耳部
34,35の両側辺部に同時に切欠き36,37を形成
する。これにより包装袋19が完成する。この包装袋1
9は、開口部から内容物を収納した後に、その開口部を
溶着して密封することになる。
【0018】
【発明の作用及び効果】本発明の開閉チャックを具えた
マチ付き包装袋は上記の通りであり、特に、一方の開閉
チャック5はベースシート部7の長手方向の全体を正面
体1の内面に溶着し、又、他方の開閉チャック6はベー
スシート部8の長手方向における両端部を補強テープ3
8を介してマチ3,4の上縁を挟んだ状態で背面体2の
内面に溶着するとともに、長手方向の中間部を補強テー
プ38を介して背面体2の内面に溶着する構成としたの
で、袋本体10を製造する工程で同時に開閉チャック
5,6を取付けることができ、上記従来例のように後加
工で開閉チャックを取付けるような煩瑣がなく、工程が
容易化、且つ減少して生産性が向上する。また、上記従
来例におけるシール体24のような部材が不要で、部品
点数も必要最小限に抑えることができる。従って、本発
明の開閉チャックを具えたマチ付き包装袋は、低コスト
で製造できて安価で提供できる。また、片側の開閉チャ
ック6はガスバリアー性に優れた補強テープ38を介し
てマチ3,4の上縁を覆った状態で背面体2に対し溶着
するので、マチ3,4の上縁部において袋本体10にガ
スが出入りしにくくなり、特に食品などを袋本体10に
封入した場合に、その中身の保存性が向上する。また、
本発明の開閉チャックを具えたマチ付き包装袋は、正面
体1と背面体2の上端部に、開閉チャック5,6及びマ
チ3,4の上方へ突出してその周辺部を溶着して密封す
る耳部34,35を設けて、その耳部34,35を切り
取って開封するようにしたので、その耳部34,35を
切り取るときにマチ3,4が邪魔にならず、開封が容易
であるという利点がある。また、本発明の開閉チャック
を具えたマチ付き包装袋の製造方法は、上記のように包
装袋を能率良く製造できて生産性が良いという利点があ
る。また、上記実施例のように、背面体用シート11、
マチ用シート12、及び正面体用シート16として、基
材シートの片面に、それよりも溶融温度の少し低い樹脂
フィルムをラミネートしたものを使用し、溶着するとき
に、その溶融温度の少し低い樹脂フィルムの溶融温度で
もって溶着することにより、不必要な部分が溶着され
ず、溶着作業が容易になるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】全体の斜視図である。
【図2】図1のA−A線断面図である
【図3】図1のB−B線断面図である。
【図4】図1のC−C線断面図である。
【図5】補強テープの一部拡大断面図である。
【図6】図1のD−D線断面図である。
【図7】袋本体の下辺部の部分斜視図である。
【図8】製造工程を示す斜視図である。
【図9】従来の包装袋に開閉チャックを設ける工程を示
す斜視図である。
【符号の説明】
1 正面体 2 背面体 3,4 マチ 5,6 開閉チャック 7,8 開閉チャックのベースシート部 9,18 溶着部 10 袋本体 11 背面体用シート 12 マチ用シート 13,14 開閉チャックの連続テープ 16 正面体用シート 19 包装袋 20,21 開閉チャック 22 正面部 23 背面部 24 シール体 25 袋本体 26,27 マチ 28,29,30,31 マチの片側半面 32 マチ用シートの上側部分 33 マチ用シートの下側部分 34,35 耳部 36,37 切欠き 38 補強テープ 39 ガスバリアー性シート 40 熱可塑性樹脂シート 41 熱可塑性樹脂シート

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ともに熱可塑性樹脂シート製で同形の正
    面体1と背面体2の左右両側辺部の間に、正面体1や背
    面体2よりも短小で2つ折りした同じく熱可塑性樹脂シ
    ート製のマチ3,4を設けるとともに、正面体1と背面
    体2の上端部にマチ3,4の上縁より上方へ突出して直
    に重ね合せ状態となる耳部34,35を設け、又、正面
    体1と背面体2の間にガスバリアー性に優れ且つ溶着可
    能な補強テープ38をマチ3,4に対し直交し且つマチ
    3,4の上縁を覆うように配するとともに、熱可塑性樹
    脂シート製で互いに嵌脱自在な一対の開閉チャック5,
    6を補強テープ38と重なり合うように配して、その開
    閉チャック5,6の一方の部材を補強テープ38と共に
    マチ3,4の上縁を覆った状態で背面体2の内面に対し
    溶着するとともに、開閉チャック5,6の他方部材を正
    面体1の内面に溶着し、又、正面体1と背面体2におけ
    る耳部34,35の周辺を溶着により密封して、同耳部
    34,35を切り取って開封可能としたことを特徴とす
    る開閉チャックを具えたマチ付き包装袋。
  2. 【請求項2】 熱可塑性樹脂シート製の背面体2の内面
    における左右両側辺部の上にそれぞれその背面体2より
    も短小で2つ折りした同じく熱可塑性樹脂シート製のマ
    チ3,4をその上縁が背面体2の上縁より下方に位置す
    るように載置し、その上にガスバリアー性に優れ且つ溶
    着可能な補強テープ38をマチ3,4に対し直交し且つ
    マチ3,4の上縁を覆うように載置し、さらに、その上
    に熱可塑性樹脂シート製で互いに嵌脱自在な一対の開閉
    チャック5,6の一方の部材を補強テープ38と重なり
    合うように載置して、その開閉チャック5,6の一方の
    部材を補強テープ38と共にマチ3,4の上縁を覆った
    状態で背面体2の内面に対し溶着し、又、熱可塑性樹脂
    シート製で背面体2と同形の正面体1の内面において上
    記の背面体2の内面に溶着した開閉チャック5,6の一
    方の部材と対応する位置に開閉チャック5,6の他方部
    材を溶着し、その正面体1を背面体2の上に内面どうし
    が対面するように重ね合わせて、その正面体1と背面体
    2の周辺部の所要箇所を溶着することを特徴とする開閉
    チャックを具えたマチ付き包装袋の製造方法。
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