JP3640437B2 - 咬合具付袋の製造方法および製造装置 - Google Patents

咬合具付袋の製造方法および製造装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、咬合具付袋の製造方法および製造装置に関する。詳しくは、咬合具を有する咬合具付テープと袋体用フィルムとから咬合具付袋を製造するに際し、咬合具付テープを袋体用フィルムに融着する際に発生する不具合を解消した方法および装置に関する。
【0002】
【背景技術】
袋の開封部に雄、雌よりなる帯状の咬合具(嵌合部)を設けることにより、開閉自在とした袋(チャック袋)は、再密封が可能なことから食品、医療品、雑貨など多くの分野で利用されている。
この種の咬合具付袋の製造にあたっては、押出成形により咬合具を成形しながら同時に袋体用フィルム表面に融着する方法が知られている。しかし、この方法では、咬合具を成形と同時に融着するため袋体用フィルムとの組合せなどの自由度がなく、しかも、咬合具の成形を独立して行えないうえ、冷却などの制約もあり、安定した咬合具付袋の製造が困難であった。
【0003】
そこで、最近では、咬合具を有する咬合具付テープを予め別に作り、これを袋体用フィルムに融着する方法が広く利用されている。咬合具を有する咬合具付テープを袋体用フィルムに融着する方法としては、図9に示す方法(実開平3−36825号公報開示)、あるいは、図10に示す方法が知られている。
図9に示す方法は、互いに嵌合した雄雌の咬合具1,2を有する咬合具付テープ3,4を挟んで袋体用フィルム5,6を重ね合わせ、その外側に平板状のシールバー101,102を各袋体用フィルム5,6に対して接離自在に設け、袋体用フィルム5,6および咬合具付テープ3,4を一定長さずつ間欠的に送りながら、シールバー101,102を各袋体用フィルム5,6に接触させてそのシールバー101,102の熱で咬合具付テープ3,4を袋体用フィルム5,6に融着する方法である。なお、105はシール受けである。
図10に示す方法は、咬合具付テープ3または4を袋体用フィルム5または6に重ね合わせた状態で一対のロール107,108間に通しながら、ロール107,108の熱で咬合具付テープ3または4を袋体用フィルム5または6に融着する方法である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、図9に示す方法は、間欠送りで融着が行われるため、咬合具付テープ3,4や袋体用フィルム5,6にかかる力が一定でなく、咬合具付テープ3,4や袋体用フィルム5,6が蛇行しやすかった。咬合具付テープ3,4や袋体用フィルム5,6が蛇行すると、シール不良や咬合具の再嵌合不良を起こしやすい。また、間欠送りで融着が行われるため、咬合具付テープ3,4や袋体用フィルム5,6にかかる力の差によって、図11に示すように、咬合具付テープ3,4と袋体用フィルム5,6との間にしわが発生しやすい。さらに、シールバー101,102の融着面には咬合具1,2の部分を除いて融着するために凹部103,104が形成してあるため、図12に示すように、咬合具付テープ3,4の中央部にフィルムの収縮のしわが発生しやすい、という不具合があった。
一方、図10に示す方法は、ロール107,108の温度を比較的高温にしないと融着できず、かつ、外観、形状不良が発生しやすい、という不具合があった。
【0005】
本発明の目的は、咬合具付テープを袋体用フィルムに融着する際に発生する不具合を解消した咬合具付袋の製造方法および製造装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、上記咬合具付袋を連続的に製造できる咬合具付袋の製造装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る咬合具付袋の製造方法は、咬合具を有する咬合具付テープを袋体用フィルムに融着する際、回転ドラムの周方向に沿って形成された咬合具導入溝内に前記咬合具付テープの咬合具が通るように前記咬合具付テープと袋体用フィルムとを重ね合わせた状態で前記回転ドラムの回転により連続走行させるとともに、前記回転ドラムの周面上において、回転ドラムの周面形状に対応する曲面形状の融着面を有するシールバーにより前記咬合具付テープを袋体用フィルムに連続的に融着し、その後、互いに嵌合する一対の咬合具を有する咬合具付テープが融着された袋体用フィルムを使って製袋することを特徴とする。
【0007】
このような構成では、咬合具付テープと袋体用フィルムとは、重ね合わされた状態で、かつ、咬合具付テープの咬合具が回転ドラムの周方向に沿って形成された咬合具導入溝内を通りながら、回転ドラムの回転により連続走行され、その回転ドラムの周面上において、回転ドラムの周面形状に対応する曲面形状の融着面を有するシールバーにより連続的に融着される。従って、咬合具付テープは咬合具導入溝に沿って走行されるから蛇行しずらく、また、咬合具付テープや袋体用フィルムも回転ドラムの回転により一定の張力で引っ張られながら走行されるから蛇行しずらい。その結果、咬合具を有する咬合具付テープを袋体用フィルムに融着する際に発生する不具合、つまり、シール不良や再嵌合不良、しわの発生を少なくできる。
【0008】
本発明に係る咬合具付袋の製造装置は、咬合具を有する咬合具付テープを袋体用フィルムに融着する融着手段と、この融着手段によって咬合具付テープが融着された袋体用フィルムを製袋する製袋機とを備え、前記融着手段は、回転ドラムと、この回転ドラムの周方向に沿って形成され前記咬合具付テープの咬合具を導入案内する咬合具導入溝と、この咬合具導入溝と対向する位置に配置されかつ前記回転ドラムの周面形状に対応する曲面形状の融着面を有するシールバーとを備えたことを特徴とする。
【0009】
このような構成では、融着手段によって、雄型咬合具を有する咬合具付テープを融着した袋体用フィルムと、雌型咬合具を有する咬合具付テープを融着した袋体用フィルムとをそれぞれ別個に製作しておき、製袋機において、これらを組み合わせて製袋することができる。
融着手段においては、咬合具付テープと袋体用フィルムとが、重ね合わされた状態で、かつ、咬合具付テープの咬合具が回転ドラムの周方向に沿って形成された咬合具導入溝内を通りながら、回転ドラムの回転により連続走行され、その回転ドラムの周面上において、回転ドラムの周面形状に対応する曲面形状の融着面を有するシールバーにより連続的に融着される。従って、咬合具付テープおよび袋体用フィルムが蛇行しずらいから、咬合具を有する咬合具付テープを袋体用フィルムに融着する際に発生する不具合を解消できる。
【0010】
また、本発明に係る咬合具付袋の製造装置は、一対の咬合具を介して嵌合した雄型咬合具付テープおよび雌型咬合具付テープを互いに分離して供給する咬合具付テープ供給手段と、第1および第2の袋体用フィルム供給手段と、前記雄型咬合具付テープを前記第1の袋体用フィルム供給手段によって供給された袋体用フィルムに融着する第1の融着手段と、前記雌型咬合具付テープを前記第2の袋体用フィルム供給手段によって供給された袋体用フィルムに融着する第2の融着手段と、これら第1および第2の融着手段によってそれぞれ融着された咬合具付テープの咬合具を互いに嵌合する再嵌合手段と、この再嵌合手段で嵌合された袋体用フィルムを製袋する製袋機とを備え、前記各融着手段は、回転ドラムと、この回転ドラムの周方向に沿って形成され前記咬合具付テープの咬合具を導入案内する咬合具導入溝と、この咬合具導入溝と対向する位置に配置されかつ前記回転ドラムの周面形状に対応する曲面形状の融着面を有するシールバーとを備えたことを特徴とする。
【0011】
このような構成では、第1および第2の融着手段において、雄型咬合具付テープおよび雌型咬合具付テープをそれぞれの袋体用フィルムに同時に融着することができる。その後、製袋機において、第1および第2の融着装置によって咬合具付テープが融着された袋体用フィルムを製袋することができるから、連続的に咬合具付袋を製造することができる。
また、各融着手段は、上記製造装置と同様な構成であるから、咬合具を有する咬合具付テープを袋体用フィルムに融着する際に発生する不具合を解消できる。
【0012】
また、本発明に係る咬合具付袋の製造装置は、一対の咬合具を介して嵌合した雄型咬合具付テープおよび雌型咬合具付テープを互いに分離して供給する咬合具付テープ供給手段と、袋体用フィルム供給手段と、前記雄型咬合具付テープおよび雌型咬合具付テープを前記袋体用フィルム供給手段によって供給された袋体用フィルムに融着する融着手段と、この融着手段によって咬合具付テープが融着された袋体用フィルムを半折し各咬合具付テープの咬合具を嵌合する再嵌合手段と、この再嵌合手段で半折、嵌合された袋体用フィルムを製袋する製袋機とを備え、前記融着手段は、回転ドラムと、この回転ドラムの周方向に沿って形成され前記雄型咬合具付テープおよび雌型咬合具付テープの咬合具を導入案内する一対の咬合具導入溝と、この各咬合具導入溝と対向する位置に配置されかつ前記回転ドラムの周面形状に対応する曲面形状の融着面を有する一対のシールバーとを備えたことを特徴とする。
【0013】
このような構成では、1つの融着手段によって雄型咬合具付テープおよび雌型咬合具付テープを袋体用フィルムに同時に融着することができ、その後、製袋機において、融着手段によって咬合具付テープが融着された袋体用フィルムを製袋することができる。従って、2つの融着手段によって雄型咬合具付テープおよび雌型咬合具付テープをそれぞれ別個に袋体用フィルムに融着する装置に比べ、装置を簡易化できる。
また、融着手段は、上記製造装置と同様な構成であるから、咬合具を有する咬合具付テープを袋体用フィルムに融着する際に発生する不具合を解消できる。
【0014】
以上の各製造装置において、前記融着手段は、一部が前記シールバーと前記回転ドラムの周面との間を通って前記回転ドラムの回転方向へ移動可能な無端ベルトを含むことが好ましい。
このようにすれば、袋体用フィルムはシールバーを通過する際にも、無端ベルトによってシールバーとの接触がない状態で走行されるから、袋体用フィルムを安定走行させることができる。この場合、無端ベルトを駆動ローラにより走行可能な自走式とすれば、袋体用フィルムに無理な力をかけることなく安定走行させることができる。
また、前記シールバーの融着面の幅は、前記咬合具付テープの幅寸法より小さく、かつ、咬合具付テープの幅寸法との差が1〜4mmに形成されている構成が好ましい。
【0015】
また、前記シールバーの融着面が前記咬合具付テープに対して全面融着面として形成されていることが好ましい。
このようにすれば、比較的融着温度を低くしても十分な融着が可能なため、咬合具の変形が防止できる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下の説明にあたって、同一構成要件については、同一符号を付し、重複した説明を省略する。
【0017】
〔第1の実施の形態〕
図1は咬合具付袋の製造装置を示している。同製造装置10Aは、一対の咬合具1,2を介して嵌合した雄型咬合具付テープ3および雌型咬合具付テープ4を互いに分離して供給する咬合具付テープ供給手段11と、袋体用フィルム5,6を供給する第1および第2の袋体用フィルム供給手段211,212 と、前記雄型咬合具付テープ3を前記第1の袋体用フィルム供給手段211 によって供給された袋体用フィルム5に融着する第1の融着手段311 と、前記雌型咬合具付テープ4を前記第2の袋体用フィルム供給手段212 によって供給された袋体用フィルム6に融着する第2の融着手段312 と、これら第1および第2の融着手段311,312 によってそれぞれ融着された咬合具付テープ3,4の咬合具1,2を再嵌合する一対のローラ42からなる再嵌合手段41Aと、この再嵌合手段41Aによって嵌合された袋体用フィルム5,6を使って製袋する製袋機51とから構成されている。
【0018】
前記咬合具付テープ供給手段11は、一対の咬合具1,2を介して嵌合した雄型咬合具付テープ3および雌型咬合具付テープ4をロール状に巻いたテープ巻取ロール12と、このテープ巻取ロール12から引き出された雄型咬合具付テープ3および雌型咬合具付テープ4を分離する分離手段13とを含んで構成されている。なお、互いに分離された雄型咬合具付テープ3および雌型咬合具付テープ4は、それそれ中間ロール141,142 および重合ロール151,152 を介して前記第1、第2の融着手段311,312 に送られる。
【0019】
前記各袋体用フィルム供給手段211,212 は、単層または多層の合成樹脂製袋体用フィルム5,6をロール状に巻いたフィルム巻取ロール22によって構成されている。なお、各フィルム巻取ロール22から引き出された袋体用フィルム5,6は、中間ロール231,232 を介して前記重合ロール151,152 に送られ、そこで、雄型咬合具付テープ3および雌型咬合具付テープ4と重ね合わされたのち、第1、第2の融着手段311,312 に送られる。
【0020】
前記各融着手段311,312 は、図2および図3にも示すように、図示省略の駆動源によって回転される回転ドラム32と、この回転ドラム32の周方向に沿って形成され前記咬合具付テープ3,4の咬合具1,2を導入案内する咬合具導入溝33と、この咬合具導入溝33と対向する位置に配置されかつ前記回転ドラム32の周面形状に対応する曲面形状の融着面34を有するシールバー35と、一部が前記シールバー35と前記回転ドラム32の周面との間を通って前記回転ドラム32の回転方向へ移動可能に配設された無端ベルト36とを備えている。なお、381,382 は押えローラである。
【0021】
ここで、前記咬合具導入溝33の幅寸法W3 および深さ寸法Hは、導入案内する咬合具1,2が収納できる大きさであればよく、具体的には、導入案内する咬合具1,2の幅および長さ寸法より僅か大きい寸法が好ましい。
また、前記シールバー35の融着面34の幅寸法W1 は、前記咬合具付テープ3,4の幅寸法W2 より小さく、かつ、咬合具付テープ3,4の幅寸法W2 との差(W2 −W1 )が1〜4mm、好ましくは、1〜3mmがよい。また、断面形状は、図3に示すように融着面34が前記咬合具付テープ3,4に対して全面融着面として形成される形状のほかに、図4に示す形状でもよい。細い幅の咬合具付テープ3,4でしわを防止するには図3の形状の方が好ましい。図3の形状によると、比較的融着温度を低くしても、十分な融着が可能なため、咬合具1,2の変形が防止でき、図4の形状にする必要がない大きな特徴がある。
シールバー35の長さ(回転ドラム32の周面を覆う角度)は、咬合具1,2の大きさ、袋体用フィルム5,6の厚みなどに応じて、咬合具1,2が袋体用フィルム5,6に確実に溶着できる長さに選定すればよい。
また、前記無端ベルト36は、耐熱性を有する材料、たとえば、ガラス繊維織布によって無端帯状に構成され、かつ、4つのローラ37により一部が前記シールバー35と前記回転ドラム32の周面との間を通るように配設されている。4つのローラ37のうちの少なくとも1つを駆動ローラとして、無端ベルト36を自走式とするのがよい。
【0022】
このような構成において、テープ巻取ロール12から引き出された雄型咬合具付テープ3および雌型咬合具付テープ4は、分離手段13で分離されたのち、重合ロール151,152 において、各袋体用フィルム供給手段211,212 のフィルム巻取ロール22から引き出された袋体用フィルム5,6に重ね合わされた状態で、第1、第2の融着手段311,312 に送られる。
【0023】
各融着手段311,312 において、咬合具付テープ3,4と袋体用フィルム5,6とは、互いに重ね合わされた状態で、かつ、咬合具付テープ3,4の咬合具1,2が回転ドラム32の咬合具導入溝33内を通りながら、回転ドラム32の回転により連続走行され、その回転ドラム32の周面上において、シールバー35により連続的に融着される。このとき、各袋体用フィルム5,6側には無端ベルト36が走行しているから、つまり、各袋体用フィルム5,6がシールバー35に接しながら走行することがないから、各袋体用フィルム5,6に無理な力がかかることがなく、安定走行させることができる。
【0024】
このようにして、各融着手段311,312 において、咬合具付テープ3,4が融着された袋体用フィルム5,6は、再嵌合手段41によって咬合具1,2どうしが再嵌合され、続いて、製袋機51において袋状に製袋される。
【0025】
第1の実施の形態によれば、第1および第2の融着手段311,312 において、雄型咬合具付テープ3および雌型咬合具付テープ4をそれぞれ第1の袋体用フィルム4および第2の袋体用フィルム5に同時に融着することができ、その後、製袋機51において、第1および第2の融着手段311,312 によって咬合具付テープ3,4が融着された袋体用フィルム5,6を製袋することができるから、連続的に咬合具付袋を製造することができる。
【0026】
また、各融着手段311,312 を、回転ドラム32と、この回転ドラム32の周方向に沿って形成され前記咬合具付テープ3,4の咬合具1,2を導入案内する咬合具導入溝33と、この咬合具導入溝33と対向する位置に配置されかつ前記回転ドラム32の周面形状に対応する曲面形状の融着面34を有するシールバー35とを備えて構成したから、咬合具付テープ3,4と袋体用フィルム5,6とは、咬合具1,2が回転ドラム32の咬合具導入溝33内を通るように重ね合わされた状態で回転ドラム32の回転により連続走行されるとともに、回転ドラム32の周面上において、シールバー35により咬合具付テープ3,4が袋体用フィルム5,6に連続的に融着される。従って、咬合具付テープ3,4は咬合具1,2が回転ドラム32の咬合具導入溝33内に導入案内されながら走行されるから蛇行しずらく、また、咬合具付テープ3,4および袋体用フィルム5,6も回転ドラム32の回転により一定の張力で引っ張られながら走行されるから、両者にかかる力に差が生じることがなく蛇行しずらい。その結果、咬合具を有する咬合具付テープを袋体用フィルムに融着する際に発生する不具合、つまり、シール不良や再嵌合不良、しわの発生を少なくできる。
【0027】
また、シールバー35は、回転ドラム32の周面形状に対応する曲面形状の融着面34を有しているから、比較的低温で融着できる。しかも、融着面34が平らであるから、融着面を平らにできる。つまり、図5に示すように、咬合具付テープ3,4と袋体用フィルム5,6との融着面を平らにできる。よって、この平らな面に各種の装飾、たとえば、エンボス加工や特殊加工を施すことが可能となるから、外観を良好に仕上げることができる。
【0028】
また、一部がシールバー35と回転ドラム32の周面との間を通って回転ドラム32の回転方向へ移動可能な無端ベルト36を設けてあるから、袋体用フィルム5,6はシールバー35を通過する際にも、無端ベルト36によってシールバー35との接触がない状態で走行されるから、袋体用フィルム5,6を安定走行させることができる。しかも、無端ベルト36を駆動ローラ37により走行可能な自走式とすれば、袋体用フィルムに無理な力をかけることなく安定走行させることができる。
【0029】
【実施例】
図1の製造装置において、袋体用フィルム5,6として外層にナイロン、内層にポリエチレンを有するラミネートフィルム、咬合具付テープ3,4として7mm幅のポリエチレンのチャックテープを用いて、咬合具付袋を製造した。
製造にあたっては、第1の融着手段311 における回転ドラム32の咬合具導入溝33に沿って雄型咬合具付テープ3の咬合具1を、第2の融着手段312 における回転ドラム32の咬合具導入溝33に沿って雌型咬合具付テープ4の咬合具2をそれぞれ流し、それらの上から約150℃のシールバー35を当てて回転ドラム32を回転させながら熱融着していった。このとき、咬合具付テープ3,4は咬合具導入溝33に沿って流れ、ほとんど蛇行は見られなかった。また、袋体用フィルム5,6も回転ドラム32の回転により一定の張力で引っ張られているため蛇行は見られなかった。
その後、咬合具付テープ3,4が融着された袋体用フィルム5,6を、再嵌合手段41Aで再嵌合した後、製袋機51で製袋することができた。
【0030】
〔第2の実施の形態〕
図6は咬合具付袋の製造装置の平面図を示している。同製造装置10Bは、一対の咬合具1,2を介して嵌合した雄型咬合具付テープ3および雌型咬合具付テープ4を互いに分離して供給する咬合具付テープ供給手段11と、袋体用フィルム供給手段21と、前記雄型咬合具付テープ3および雌型咬合具付テープ4を前記袋体用フィルム供給手段21によって供給された袋体用フィルム7に融着する融着手段31と、この融着手段31によって咬合具付テープ3,4が融着された袋体用フィルム7を幅方向中央から半折して各咬合具付テープ3,4の咬合具1,2を嵌合する再嵌合手段41Bと、この再嵌合手段41Bで半折、嵌合された袋体用フィルム7を製袋する製袋機51とから構成されている。
なお、前記咬合具付テープ供給手段11、袋体用フィルム供給手段21、製袋機51については、第1の実施の形態で述べた咬合具付テープ供給手段11、袋体用フィルム供給手段211 、製袋機51の構造と同じであるから、説明を省略する。
【0031】
前記融着装置31は、図7にも示すように、回転ドラム32と、この回転ドラム32の周方向に沿って形成され前記雄型咬合具付テープ3および雌型咬合具付テープ4の咬合具1,2を導入案内する一対の咬合具導入溝331,332 と、この各咬合具導入溝331,332 と対向する位置に配置されかつ前記回転ドラム32の周面形状に対応する曲面形状の融着面341,342 を有するシールバー351,352 と、このシールバー351,352 と前記回転ドラム32の周面との間を通って前記回転ドラム32の回転方向へ移動可能な無端ベルト36とを備えている。
【0032】
前記再嵌合手段41Bは、図8にも示すように、前記融着手段31によって咬合具付テープ3,4が融着された袋体用フィルム7を幅方向中央から半折する三角形状の半折板43と、これによって2つに半折された袋体用フィルム7の咬合具付テープ3,4を再嵌合させる一対のローラ42とから構成されている。
【0033】
第2の実施の形態によれば、1つの融着手段31によって雄型咬合具付テープ3および雌型咬合具付テープ4を袋体用フィルム7に同時に融着することができ、その後、製袋機51において、咬合具付テープ3,4が融着された袋体用フィルム7を製袋することができる。従って、第1の実施の形態で述べた効果のほかに、2つの融着手段311,312 によって雄型咬合具付テープ3および雌型咬合具付テープ4をそれぞれ別個に袋体用フィルム5,6に融着する装置(第1の実施の形態の装置)に比べ、装置を簡易化できる。
【0034】
以上の各実施の形態においては、雄型咬合具付テープ3および雌型咬合具付テープ4を1または2つの融着手段31,311,312 によって袋体用フィルム5,6,7に融着するようにしたが、たとえば、第1の実施の形態において、片方の融着手段のみによって、咬合具付テープ3を融着した袋体用フィルム5と、咬合具付テープ4を融着した袋体用フィルム6とをそれぞれ別個に製作しておき、製袋機51において、これらを組み合わせて製袋するようにしてもよい。
【0035】
また、第2の実施の形態では、回転ドラム32に一対の咬合具導入溝331,332 を形成したが、複数対の咬合具導入溝を形成するとともに、これに対応してシールバーを設けるようにすれば、複数の袋を同時に製造することも可能である。
また、咬合具1,2の形状については、互いに嵌合できる形状であれば任意でよい。
【0036】
【発明の効果】
本発明の咬合具付袋の製造方法によれば、咬合具付テープを袋体用フィルムに融着する際に発生する不具合を解消し、シール不良や再嵌合不良、しわの発生が少ない咬合具付袋を製造することができる。
本発明の咬合具付袋の製造装置によれば、簡易な構成により、上記咬合具付袋を連続的に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す側面図である。
【図2】同上実施の形態における融着手段を示す斜視図である。
【図3】図2の III−III 線断面図である。
【図4】同上実施の形態におけるシールバーの異なる断面形状を示す図である。
【図5】同上実施の形態によって製造された咬合具付袋を示す斜視図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態を示す平面図である。
【図7】図6の VII−VII 線断面図である。
【図8】同上実施の形態における再嵌合手段による作用を示す図である。
【図9】従来の融着方法(平板状シールバーを用いた融着方法)を示す図である。
【図10】従来の融着方法(ロールを用いた融着方法)を示す図である。
【図11】図9に示す方法によって融着したときに発生(咬合具付テープと袋体用フィルムとの間に発生)するしわを示す図である。
【図12】図9に示す方法によって融着したときに発生(咬合具付テープの中央部に発生)するしわを示す図である。
【符号の説明】
1,2 咬合具
3,4 咬合具付テープ
5,6 袋体用フィルム
10A,10B 製造装置
11 咬合具付テープ供給手段
21, 211,212 袋体用フィルム供給手段
31,311,312 融着手段
32 回転ドラム
33,331,332 咬合具導入溝
34,341,342 融着面
35,351,352 シールバー
36 無端ベルト
37 ローラ
41A,41B 再嵌合手段
51 製袋機

Claims (8)

  1. 咬合具を有する咬合具付テープを袋体用フィルムに融着する際、回転ドラムの周方向に沿って形成された咬合具導入溝内に前記咬合具付テープの咬合具が通るように前記咬合具付テープと袋体用フィルムとを重ね合わせた状態で前記回転ドラムの回転により連続走行させるとともに、前記回転ドラムの周面上において、回転ドラムの周面形状に対応する曲面形状の融着面を有するシールバーにより前記咬合具付テープを袋体用フィルムに連続的に融着し、
    その後、互いに嵌合する一対の咬合具を有する咬合具付テープが融着された袋体用フィルムを使って製袋することを特徴とする咬合具付袋の製造方法。
  2. 咬合具を有する咬合具付テープを袋体用フィルムに融着する融着手段と、この融着手段によって咬合具付テープが融着された袋体用フィルムを製袋する製袋機とを備え、
    前記融着手段は、回転ドラムと、この回転ドラムの周方向に沿って形成され前記咬合具付テープの咬合具を導入案内する咬合具導入溝と、この咬合具導入溝と対向する位置に配置されかつ前記回転ドラムの周面形状に対応する曲面形状の融着面を有するシールバーとを備えたことを特徴とする咬合具付袋の製造装置。
  3. 一対の咬合具を介して嵌合した雄型咬合具付テープおよび雌型咬合具付テープを互いに分離して供給する咬合具付テープ供給手段と、第1および第2の袋体用フィルム供給手段と、前記雄型咬合具付テープを前記第1の袋体用フィルム供給手段によって供給された袋体用フィルムに融着する第1の融着手段と、前記雌型咬合具付テープを前記第2の袋体用フィルム供給手段によって供給された袋体用フィルムに融着する第2の融着手段と、これら第1および第2の融着手段によってそれぞれ融着された咬合具付テープの咬合具を互いに嵌合する再嵌合手段と、この再嵌合手段で嵌合された袋体用フィルムを製袋する製袋機とを備え、
    前記各融着手段は、回転ドラムと、この回転ドラムの周方向に沿って形成され前記咬合具付テープの咬合具を導入案内する咬合具導入溝と、この咬合具導入溝と対向する位置に配置されかつ前記回転ドラムの周面形状に対応する曲面形状の融着面を有するシールバーとを備えたことを特徴とする咬合具付袋の製造装置。
  4. 一対の咬合具を介して嵌合した雄型咬合具付テープおよび雌型咬合具付テープを互いに分離して供給する咬合具付テープ供給手段と、袋体用フィルム供給手段と、前記雄型咬合具付テープおよび雌型咬合具付テープを前記袋体用フィルム供給手段によって供給された袋体用フィルムに融着する融着手段と、この融着手段によって咬合具付テープが融着された袋体用フィルムを半折し各咬合具付テープの咬合具を嵌合する再嵌合手段と、この再嵌合手段で半折、嵌合された袋体用フィルムを製袋する製袋機とを備え、
    前記融着手段は、回転ドラムと、この回転ドラムの周方向に沿って形成され前記雄型咬合具付テープおよび雌型咬合具付テープの咬合具を導入案内する一対の咬合具導入溝と、この各咬合具導入溝と対向する位置に配置されかつ前記回転ドラムの周面形状に対応する曲面形状の融着面を有する一対のシールバーとを備えたことを特徴とする咬合具付袋の製造装置。
  5. 請求項2〜請求項4のいずれかに記載の咬合具付袋の製造装置において、前記融着手段は、一部が前記シールバーと前記回転ドラムの周面との間を通って前記回転ドラムの回転方向へ移動可能な無端ベルトを含むことを特徴とする咬合具付袋の製造装置。
  6. 請求項5に記載の咬合具付袋の製造装置において、前記無端ベルトは、駆動ローラにより走行可能な自走式であることを特徴とする咬合具付袋の製造装置。
  7. 請求項2〜請求項6のいずれかに記載の咬合具付袋の製造装置において、前記シールバーの融着面の幅は、前記咬合具付テープの幅寸法より小さく、かつ、咬合具付テープの幅寸法との差が1〜4mmに形成されていることを特徴とする咬合具付袋の製造装置。
  8. 請求項2〜請求項7のいずれかに記載の咬合具付袋の製造装置において、前記シールバーの融着面が前記咬合具付テープに対して全面融着面として形成されていることを特徴とする咬合具付袋の製造装置。
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