JP2009234660A - ロータリー式製袋機のヒートシール装置 - Google Patents

ロータリー式製袋機のヒートシール装置 Download PDF

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Abstract

【課題】フィルムの急な搬送と停止を伴う、フィルムのその流れ方向で搬送ズレや、袋の寸法精度の狂いのない製袋機を提供する。
【解決手段】一回転ごとに加熱部4を袋材に当ててヒートシール部1aを所定ピッチで繰り返し形成するヒートシールロール5と、袋材の絵柄位置を検出する絵柄位置検出器6と、絵柄位置検出器からの信号に基づき、袋材にヒートシール部1aを形成する際にヒートシールロールを低速回転させると共にこれに同期させて送りローラを低速回転させ、次のヒートシール部を形成するまでの間、ヒートシールロールを高速回転させると共に送りローラを高速回転させる制御部7とを含むロータリー式製袋機のヒートシール装置である。
【選択図】図1

Description

本発明は、ロータリー式製袋機のヒートシール装置に関する。
従来、製袋機として複数条のプラスチックフィルムを互いに重ね合わせ、それらを間欠送りしながら、昇降自在な加熱板によって所定のピッチで熱圧着し、所定の袋の寸法形状に断裁・打ち抜き等を行うものがある(例えば、特許文献1参照)。この製袋機によれば、加熱板の形状等を種々変更することにより、医薬、レトルト食品、液体洗剤、飲料等の内容物に応じて、また、袋の特殊な構造や機能に応じて、様々な袋を作ることができる。
また、製袋機には、間欠送り式でなく連続送り式のものもあり、その場合は昇降自在な加熱板に代えてヒートシールロールが用いられる(例えば、特許文献2参照)。この製袋機によってもヒートシールロールの形状を種々変更することにより、様々な袋を作ることができる。
特開平6−170989号公報 実開平10−34号公報
上記間欠送り式製袋機は、フィルム停止時にフィルム上下に配置されている昇降型加熱板によりヒートシール(熱圧着)操作を行うため、図3(B)に示すようにフィルムの搬送・停止を繰り返さなければならず、製袋時間を短縮して生産効率を高めるには限度がある。また、プレス加工による縦振動や隣接する製袋機との共振が生じやすいので、高速で安定した生産が困難となる。また、このような製袋機は、フィルムの急な搬送と停止を伴うため、フィルムがその流れ方向で搬送ズレを生じやすく、袋の寸法精度に狂いが生じやすいという問題を有する。
これに対し、上記連続送り式製袋機は、間欠送り式におけるような不具合は比較的小さい。しかし、ヒートシールロールの周長におけるシールバー等の加熱部の数には制限があり、狭幅の袋と広幅の袋との間で製造を切り替える場合の如く、袋ピッチを変更するには、周長の異なるヒートシールロールを別途用意しておくか、ヒートシールするためのユニットを増やす必要がある。さらに、ヒートシールロールによる加熱では、多層化された袋材に対して十分なシール時間を得てシール内面まで融点温度に到達することが比較的困難であるから、ヒートシールのためのユニット数を増やす必要がある。また、フィルム等の袋材は流れ方向に沿って伸縮しやすいので、その都度ヒートシールロール上のシールバー等の位置を調整する等してシール位置の修正を行う必要があり、そのため袋の生産が不安定になりやすいという問題がある。
従って、本発明は、袋材の供給を連続送り式としてヒートシールロールを用いる場合であっても、袋の品目を変更するたびにヒートシールロール自体を交換する作業等を行うことなく簡易に袋ピッチを変更することができ、ヒートシールに必要な加熱時間を確保しつつ袋の生産効率を高めることができ、フィルム等の袋材の伸縮等による袋材の流れ方向に沿ったシール位置の修正を簡易に行うことができ、高速かつ安定した製袋が可能なロータリー式製袋機のヒートシール装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は次のような構成を採用する。
なお、理解を容易にするため図面の参照符号を括弧書きで付するが、本発明はこれに限定されるものではない。
すなわち、請求項1に係る発明は、ロータリー式製袋機内で連続状の袋材(1)を一方向に連続走行させる送りローラ(2,3)と、一回転ごとに加熱部(4,13,15,20,23,25,29,33,37,41)を上記袋材(1)に当てて袋材(1)にヒートシール部(1a,21,23a,1d,27,32,36,40)を所定のピッチで繰り返し形成するヒートシールロール(5,19,22,24,28,30,34,38)と、連続走行する上記袋材(1)の絵柄位置を検出する絵柄位置検出器(6)と、上記絵柄位置検出器(6)からの信号に基づき、上記袋材(1)にヒートシール部(1a,21,23a,1d,27,32,36,40)を形成する際に上記ヒートシールロール(5,19,22,24,28,30,34,38)を低速回転させると共にこれに同期させて上記送りローラ(2,3)を低速回転させ、次のヒートシール部(1a,21,23a,1d,27,32,36,40)を形成するまでの間、上記ヒートシールロール(5,19,22,24,28,30,34,38)を高速回転させると共に上記送りローラ(2,3)を高速回転させる制御部(7)とを含んでなるロータリー式製袋機のヒートシール装置である。
請求項2に記載されるように、請求項1に記載のロータリー式製袋機のヒートシール装置において、上記ヒートシールロールが、縦ヒートシール用のヒートシールロールと横ヒートシール用のヒートシールロールとを含むものであるか又は縦ヒートシールと横ヒートシールの双方を行うヒートシールロールであるものとすることができる。
請求項3に記載されるように、請求項1又は請求項2に記載のロータリー式製袋機のヒートシール装置において、上記加熱部(4,20,23,25,29,33,37,41)がヒートシールロール(5,19,22,24,28,30,34,38)の周方向の複数箇所に設けられたものとすることができる。
請求項4に記載されるように、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のロータリー式製袋機のヒートシール装置において、上記ヒートシールロール(5)の加熱部は、上記袋材(1)を横切るように伸びる横ヒートシールバー(4)とすることができる。
請求項5に記載されるように、請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のロータリー式製袋機のヒートシール装置において、上記ヒートシールロール(19)の加熱部は、スタンドパウチの底部をヒートシールするシール部材(20)とすることができる。
請求項6に記載されるように、請求項1乃至請求項5のいずれかに記載のロータリー式製袋機のヒートシール装置において、上記ヒートシールロール(28,30,34)の加熱部が、袋(26,31,35)の注出口(26a,31a,35a)をヒートシールにより閉じるシール部材(29,33,37)を含んでいるものとすることができる。
請求項7に記載されるように、請求項1乃至請求項6のいずれかに記載のロータリー式製袋機のヒートシール装置において、上記ヒートシールロール(38)の加熱部は、ポイントシール部材(41)を含んでいるものとすることができる。
本発明によれば、ロータリー式製袋機内で連続状の袋材(1)を一方向に連続走行させる送りローラ(2,3)と、一回転ごとに加熱部(4,13,15,20,23,25,29,33,37,41)を上記袋材(1)に当てて袋材(1)にヒートシール部(1a,21,23a,1d,27,32,36,40)を所定のピッチで繰り返し形成するヒートシールロール(5,19,22,24,28,30,34,38)と、連続走行する上記袋材(1)の絵柄位置を検出する絵柄位置検出器(6)と、上記絵柄位置検出器(6)からの信号に基づき、上記袋材(1)にヒートシール部(1a,21,23a,1d,27,32,36,40)を形成する際に上記ヒートシールロール(5,19,22,24,28,30,34,38)を低速回転させると共にこれに同期させて上記送りローラ(2,3)を低速回転させ、次のヒートシール部(1a,21,23a,1d,27,32,36,40)を形成するまでの間、上記ヒートシールロール(5,19,22,24,28,30,34,38)を高速回転させると共に上記送りローラ(2,3)を高速回転させる制御部(7)とを含んでなるロータリー式製袋機のヒートシール装置であるから、送りローラ(2,3)で袋材(1)を停止させることなく連続送りしながら、連続回転するヒートシールロール(5,19,22,24,28,30,34,38)でヒートシールすることができる。従って、縦振動や隣接する製袋機との共振が生じ難く、高速で安定した袋の生産が可能になる。また、袋材(1)にヒートシール部(1a,21,23a,1d,27,32,36,40)を形成する際にヒートシールロール(5,19,22,24,28,30,34,38)を低速回転させると共にこれに同期させて送りローラ(2,3)を低速回転させ、次のヒートシール部(1a,21,23a,1d,27,32,36,40)を形成するまでの間、ヒートシールロール(5,19,22,24,28,30,34,38)を高速回転させると共に送りローラ(2,3)を高速回転させるので、狭幅の袋と広幅の袋との間で製造を切り替える場合等においても送りローラ(2,3)やヒートシールロール(5,19,22,24,28,30,34,38)の回転数を加減することで簡易かつ迅速に袋ピッチを変更することができる。したがって、周長の異なるヒートシールロール(5,19,22,24,28,30,34,38)を別途用意しておく必要がなく、加熱部(4,20,23,25,29,33,37,41)をヒートシールロール(5,19,22,24,28,30,34,38)に付け替えることで足り、ヒートシールするためのユニットを増やす必要もない。また、例えば多層化された比較的厚い袋材(1)に対してもヒートシールロール(5,19,22,24,28,30,34,38)の回転速度を一時的に低下させることで、ヒートシールのためのユニット数を増やすことなく、十分なシール時間を得ることが可能になる。また、フィルム等の袋材(1)がその流れ方向に沿って伸縮しても、ヒートシールロール(5,19,22,24,28,30,34,38)等の回転速度を調整することにより直ちに対処することができ、従って袋の生産が安定し生産効率が向上する。
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態について説明する。
<実施の形態1>
ロータリー式製袋機は、その内部に次に述べるようなヒートシール装置を含んでいる。ロータリー式製袋機におけるヒートシール装置以外の部分の構成は公知であるから、その詳細な説明は省略する。
図1及び図2(A)に示すように、このロータリー式製袋機のヒートシール装置は、ロータリー式製袋機内で連続状の袋材1を一方向に連続走行させる送りローラ2,3と、一回転ごとに加熱部を袋材1に当てて袋材1に横ヒートシール部1aを一定ピッチで繰り返し形成する横ヒートシール用のヒートシールロール5と、連続走行する袋材1の絵柄位置を検出する絵柄位置検出器6と、絵柄位置検出器6からの信号に基づき、送りローラ2,3とヒートシールロール5の回転数を制御する制御部7とを含んだ構成となっている。
袋材1は、袋の用途、機能等に適したプラスチックフィルムが使用される。このプラスチックフィルムが複数条重ね合わされた状態で製袋機内に供給される。袋材1の表面には、図示しないが袋の表面を装飾する絵柄、見当マーク等が印刷等により予め表示されている。
送りローラ2,3は、この実施の形態では袋材1の走行路上に所定の間隔で二箇所に配置される。各送りローラはローラの対からなり、各対のうち一方は駆動ローラであり、他方は駆動ローラから駆動力を伝達されて回転する従動ローラである。駆動ローラは図示しないサーボモータ等により駆動されるようになっている。袋材1は製袋機のヒートシール装置内を送りローラ2,3によって一方向に送られ連続走行する。
横ヒートシール用のヒートシールロール5は加熱ロール5aと受けロール5bとの対からなり、上記二箇所に配置された送りローラ2,3間に配置され、回転可能に保持される。加熱ロール5aはサーボモータ8により駆動されるようになっており、加熱ロール5a内にはヒータ9が設けられる。また、加熱ロール5aの表面には、加熱部として横ヒートシールバー4が加熱ロール5aの表面にその母線に沿うように着脱可能に固定される。横ヒートシールバー4は加熱ロール5a内のヒータ9からの伝熱によりヒートシール可能な温度まで加熱される。
加熱ロール5aの周面に固定された横ヒートシールバー4は袋材1を横切るように伸び、ヒートシールロール5が一回転するごとに袋材1を加熱プレスし、図2(B)に示すように、袋材1上を横方向すなわち幅方向に伸びる横ヒートシール部1aを所定のピッチで繰り返し形成する。
図示例では、横ヒートシールバー4は加熱ロール5aの周方向に複数箇所すなわち四箇所にわたって設けられているので、ヒートシールロール5が一回転するごとに四本の横ヒートシール部1aが袋材1に形成される。もちろん、横ヒートシールバー4は一本の加熱ロール5aについて四本に限るものではなく、一本のみ設けてもよいし、五本以上設けることも可能である。
受けロール5bは、加熱ロール5aから駆動力が伝達されることにより回転する従動ロールであり、加熱ロール5aとともに袋材1を挟み込んで袋材1を所定の加圧力でプレスするようになっている。この受けロール5bを加熱ロール5aと同様なロールで代替することも可能である。その場合は、袋材1を表裏両面から加熱プレスして横ヒートシール部1aを形成することができる。
図1に示すように、上記袋材1の流れ方向に見て、上流側の送りローラ2の上流側には、必要に応じて縦ヒートシール用のヒートシールロール10が配置される。縦ヒートシール用のヒートシールロール10の加熱ロール10aは、サーボモータ11又は汎用モータにより駆動されるようになっており、加熱ロール10a内にはヒータ12が設けられる。
この加熱ロール10aの加熱部は、図2(A)に示すように、加熱ロール10aの両端の回りにそれぞれ環状の縦ヒートシール突起13として形成される。これにより、図2(B)に示すように、袋材1上を縦方向すなわち長手方向に伸びる縦ヒートシール部1bが袋材1の両側にそれぞれ連続して形成される。図2(B)に示す例では、袋は袋材1の走行方向に二列で形成され、走行方向に沿った中央部に各袋の開口部が位置するように形成される。この開口部は、後に袋材1の中央部を切断することにより形成される。
縦ヒートシール用のヒートシールロール10にも受けロール10bが配置される。受けロール10bは、加熱ロール10aからの駆動力が伝達されることによって加熱ロール10aと共に袋材1を加圧しつつ回転する。この受けロール10bを加熱ロール10aと同様なロールで代替することも可能である。その場合は、袋材1を表裏両面から加熱プレスして縦ヒートシール部1bを形成することができる。
連続状の袋材1の走行方向に見て、縦ヒートシール用のヒートシールロール10の上流側と下流側に、袋材1を一方向に連続走行させる送りローラ42,43が設けられる。送りローラ42,43は上記送りローラ2,3と同様な構成である。
図1に示すように、上記袋材1の走行路上における横ヒートシール用のヒートシールロール5よりも上流側には絵柄位置検出器6が設けられる。絵柄位置検出器6としては、投受光器、カメラ等を用いることができる。絵柄位置検出器6によって袋材1の絵柄、見当マーク等が検知され絵柄位置が袋材1の長手方向で袋のピッチごとに検出される。
制御部7は、絵柄位置検出器6からの信号に基づき、袋のピッチ、横ヒートシール部1aを形成するべき位置等を演算し、送りローラ2,3と横ヒートシール用のヒートシールロール5の回転数を制御するようになっている。
具体的には、制御部7は、図3(A)中、袋材1を送る送りローラ2,3を速度曲線aに基づいて回転させ、横ヒートシール用のヒートシールロール5を速度曲線bに基づいて回転させる。そして、袋材1に横ヒートシール部1aを形成する際に横ヒートシール用のヒートシールロール5を低速回転させると共にこれに同期させて送りローラ2,3を低速回転させ、次の横ヒートシール部1aを形成するまでの間、ヒートシールロール5,10を高速回転させると共に送りローラ2,3を高速回転させる。これにより、横ヒートシール部1aの形成のために袋材1を停止させることなく比較的低速度で走行させてヒートシール時間t1を確保し、ヒートシールを行わないときは袋材1を比較的高速度で走行させて生産速度を速くすることができる。なお、図3中縦軸の速度はロールの回転数を表す。
制御部7を調整して横ヒートシール用のヒートシールロール5についての速度曲線bを速度曲線cに変更するものとすると、ヒートシール時間t1からそれよりも長いt2にすることができる。これにより、袋材1が例えば厚い層構成のものであっても、接着強度を高めることができる。
上記縦ヒートシール用のヒートシールロール10は、縦ヒートシール部1bのヒートシール強度に疎密が繰り返し生じないように、一定速度で回転するように上記制御部7によって制御される。送りローラ42,43も縦ヒートシール用のヒートシールロール10の周速度と同じ周速度で回転するように制御される。
ここで、横ヒートシール用のヒートシールロール5の周速度が周期的に変化するのに対して縦ヒートシール用のヒートシールロール10の周速度が一定であることから、袋材1が両ヒートシールロール5,10間で滞留するが、これは図1に示すように、両ヒートシールロール5,10間に設けられるコンペンセータロール44又はアキュムレータによって吸収される。
なお、横ヒートシール用のヒートシールロール5と同様な構造の冷却用ロールをヒートシールロール5,10の下流側に配置して、横ヒートシール用のヒートシールロール5により形成された横ヒートシール部1aを冷却するようにしてもよい。その場合は、横ヒートシール用のヒートシールロール5の回転制御と同様にして回転制御し、横ヒートシール部1aに対応した箇所では袋材1が低速度で流れるようにして冷却効率を高めることができる。また、縦ヒートシール用のヒートシールロール10により形成された縦ヒートシール部1bを冷却する冷却用ロールを設けてもよいし、環状の縦ヒートシール突起13と同様な形状の冷却用の突起を横ヒートシール部1aの冷却用ロールに設けてもよい。
次に、上記構成のヒートシール装置の作用について説明する。
連続状の袋材1には予め絵柄や見当マークが印刷等により表示され、絵柄位置検出器6が所定の絵柄、見当マーク等を捕捉して制御部7に信号を出力する。
制御部7が、絵柄位置検出器6からの信号と、例えば図3(A)の速度曲線aの信号とを処理して送りローラ2,3のサーボモータに出力し、また、絵柄位置検出器6からの信号と例えば図3(A)の速度曲線bの信号とを処理して横ヒートシール用のヒートシールロール5のサーボモータ8に出力する。
また、制御部7は、縦ヒートシール用のヒートシールロール10のサーボモータ11にこのヒートシールロール10を一定速度で回転させるための信号を出力する。
これにより、ヒートシールロール5の横ヒートシールバー4が袋材1に図2(B)に示すような横ヒートシール部1aをヒートシール時間t1で形成する。次の横ヒートシール部1aをヒートシールするまでは、送りローラ2,3と横ヒートシール用のヒートシールロール5は高速回転して次の横ヒートシール部1aのヒートシールへと速やかに移行する。その結果、袋材1は停止することなく連続走行し、袋の生産効率が向上する。また、横ヒートシール部1aをヒートシールするための時間は十分確保されるので、強固な横ヒートシール部1aを形成することができる。
袋材1が厚い素材である場合等、ヒートシール時間をt1よりも長いt2に変更する場合は、制御部7の設定を変更して速度曲線cを選択する。これにより、横ヒートシール用のヒートシールロール5は前回よりも低速度で回転することとなり、ヒートシール時間t2で横ヒートシール部1aが袋材1に形成される。
縦ヒートシール用のヒートシールロール10は、一定速度で回転し、袋材1に図2(B)に示すような縦ヒートシール部1bを一定のヒートシール強度に形成する。
縦ヒートシール用のヒートシールロール10と横ヒートシール用のヒートシールロール5は周速度が相違するので、両者間で袋材1に弛みが生じるが、これはコンペンセータロール44によって吸収される。
同じ製袋機において、狭幅の袋と広幅の袋との間で製造を切り替える場合は、送りローラ2,3やヒートシールロール5,10の回転数を加減することで簡易かつ迅速に袋ピッチを変更することができる。
袋材1はその温度変化等により走行方向に沿って伸縮する場合があるが、制御部7によって絵柄位置検出器6からの信号と速度曲線b、cの信号を同調させることができるので、袋材1の伸縮による横ヒートシール部1aの位置ズレを自動的に修正することができる。
かくて、図2(B)に示すような袋のつながったものが高速で製造され、後に袋材1が横ヒートシール部1aの長さ方向に沿った中央と、両側の縦ヒートシール部1b,1bの中央とで切断されることによって個々の袋に切り離される。また、両側の縦ヒートシール部1b,1bの中央の切り離しによって個々の袋に開口部が形成される。
なお、上記縦ヒートシール用のヒートシールロール10は図4(A)に示すヒートシールロール14に代替してもよい。このヒートシールロール14の加熱ロール14aの周面には二つの縦ヒートシール突起15,15が設けられる。このヒートシールロール14によれば、図4(B)に示すように、袋材1の長さ方向における中央に例えばジッパー用のテープ16を二列で取り付けることができる。また、図5(A)に示すヒートシールロール17に代替することも可能である。このヒートシールロール17には、その両側と中央に縦ヒートシール突起15がそれぞれ環状に設けられる。このヒートシールロール17によれば、図5(B)(C)に示すように、袋材1の長さ方向における中央にジッパー用のテープ16を二列で取り付けることができ、かつ両側にガセット形成用の縦ヒートシール部1cを形成することができる。図5(B)(C)において、符号18はガセット形成用のフィルムを二つ折りした側材を示す。
<実施の形態2>
図6(A)(B)に示すように、この実施の形態2では、実施の形態1における縦ヒートシル用のヒートシールロール10に代えて図6(C)に示すスタンドパウチの底部の底ヒートシール部21を成形するためのヒートシールロール19がヒートシール装置に取り付けられる。
図6(C)に示すように、この袋材1にはスタンドパウチが二列で並ぶように形成される。また、スタンドパウチの底部が袋材1の両側に位置し、開口部が袋材1の中央に位置するように、袋材1に形成される。なお、同図中、符号21aはスタンドパウチの底部を形成するための二つ折りされたフィルムを示す。
図6(A)(B)に示すように、このヒートシールロール19の周面には、スタンドパウチの底ヒートシール部21に対応した形状のシール部材20が加熱部として設けられる。シール部材20は、図6(C)に示すスタンドパウチの配置に対応して、ヒートシールロール19の左右両側に左右対称に配置され、また、ヒートシールロール19の周方向に二個ずつ配置される。図6(A)(B)中、符号20aは、周方向においてシール部材20間に生じた隙間を示す。
ヒートシールロール19の周方向におけるシール部材20の取り付け数は、二個に限らず、一個であってもよいし、三個以上であってもよい。
実施の形態1の場合と同様にして袋材1が走行すると、ヒートシールロール19も袋材1の速度に同調するように回転する。そして、シール部材20が袋材1に当たってスタンドパウチの底部の底ヒートシール部21を成形するときは、ヒートシールロール19は比較的低速度で回転し、シール部材20同士間の隙間20aが袋材1に対向するときは、ヒートシールロール19は高速度で回転する。これにより、図6(C)に示すように、スタンドパウチが袋材1の長さ方向で隣り合ったもの同士で繋がるように二列で繰り返し形成される。図6(C)ではスタンドパウチの底部の隣り合ったもの同士の間には隙間が生じていないが、ヒートシールロール19の速度の制御加減によってはスタンドパウチの底部の隣り合ったもの同士の間に多少隙間が生じる。
かくて、図6(C)に示すようなスタンドパウチのつながったものが高速で製造され、後に実施の形態1における横ヒートシール用のヒートシールロール5と同様なヒートシールロールによってこの袋材1に図示しない横ヒートシール部が形成される。そして、横ヒートシール部の長さ方向に沿った中央と、両側の底ヒートシール部21,21の中央とが切断されることによって個々のスタンドパウチに切り離される。また、両側の底ヒートシール部21,21の中央の切り離しによって個々のスタンドパウチに開口部が形成される。
なお、横ヒートシール部は、実施の形態1の場合と同様にして効率よく形成することが可能である。
<実施の形態3>
図7(A)(B)に示すように、この実施の形態3では、実施の形態1における横ヒートシール用のヒートシールロール5と縦ヒートシール用のヒートシールロール10とに代えて、図7(C)に示す注出口付きパウチの周りを囲むヒートシール部23aを成形するためのヒートシールロール22がヒートシール装置に取り付けられる。このヒートシールロール22は縦ヒートシールと横ヒートシールの双方を行うヒートシールロールとして構成される。
図7(C)に示すように、この袋材1には注出口付きパウチが二列で並ぶように形成される。また、注出口付きパウチの底部と開口部が袋材1の長さ方向に位置するように、袋材1に連続して形成される。
図7(A)(B)に示すように、このヒートシールロール22の周面には、注出口付きパウチのヒートシール部23aに対応した形状のシール部材23が加熱部として設けられる。シール部材23は、図7(C)に示す注出口付きパウチの配置に対応して、ヒートシールロール22に左右対称に配置され、また、ヒートシールロール22の周方向に二個配置される。図7(A)(B)中、符号23bは、周方向においてシール部材23間に生じた隙間を示す。
ヒートシールロール22の周方向におけるシール部材23の取り付け数は、二個に限らず、一個であってもよいし、三個以上であってもよい。
実施の形態1の場合と同様にして袋材1が走行すると、ヒートシールロール22も袋材1の速度に同調するように回転する。そして、シール部材20が袋材1に当たって注出口付きパウチのヒートシール部23aを成形するときは、ヒートシールロール22は比較的低速度で回転し、シール部材23同士間の隙間23bが袋材1に対向するときは、ヒートシールロール22は高速度で回転する。これにより、図7(C)に示すように、注出口付きパウチが二列で袋材1の長さ方向で繋がるように繰り返し形成される。図7(C)では袋材1の長さ方向で注出口付きパウチの隣り合ったもの同士の間には隙間が生じていないが、ヒートシールロール22の速度の制御加減によっては多少隙間が生じる。
かくて、図7(C)に示すような注出口付きパウチのつながったものが高速で製造され、後に袋材1が長さ方向と横方向とで切断されることによって、個々の注出口付きパウチに切り離される。
<実施の形態4>
図8(A)に示すように、この実施の形態4では、実施の形態1における横ヒートシール用のヒートシールロール5に代えて、同図(B)に示す変形パウチの変形横ヒートシール部1dを成形するためのヒートシールロール24がヒートシール装置に取り付けられる。
このヒートシールロール24の周面には上記変形パウチを形成する変形横ヒートシール部1dに対応した形状のシール部材25が加熱部として四箇所にわたって設けられている。これにより、袋材1には変形横ヒートシール部1dが所定のピッチで繰り返し形成される。
実施の形態1の場合と同様にして袋材1が走行すると、図8(B)に示すように、変形パウチ用の袋が二列で繰り返し形成される。
この袋材1は後に実施の形態1におけるような縦ヒートシール用のヒートシールロール10によって縦ヒートシール部1bが形成される。この場合、ヒートシールロール10はヒートシールロール24の上流側に配置され、変形横ヒートシール部1dが形成される前にヒートシールロール10によって縦ヒートシール部1bが形成される。
制御部7(図1参照)は、実施の形態1と同様にして送りローラ2,3及びヒートシールロール24の速度を制御する。
<実施の形態5>
この実施の形態5では、実施の形態2で使用されるヒートシールロール19と、実施の形態4で使用されるヒートシールロール24(又は実施の形態1で使用されるヒートシールロール5)と、図9(A)に示すヒートシールロール28とを含んだヒートシール装置とされる。
ヒートシールロール28は、図9(A)に示すように、同図(B)(C)に示すスタンドパウチ26の注出口ヒートシール部26cの略中央を栓状ヒートシール部27により閉じるためのもので、その周面には栓状ヒートシール部27に対応した形状のシール部材29が加熱部として設けられている。
なお、ヒートシールロール24(又はヒートシールロール5)とヒートシールロール28とは一体化することも可能である。
図9(B)はこの実施の形態5により製造されるスタンドパウチ26の完成品を示す。同図中、符号26aはスタンドパウチ26の底ヒートシール部を示し、符号26bは側ヒートシール部を示し、符号26cは注出口ヒートシール部を示し、符号26dは未封緘ヒートシール部を示す。注出口ヒートシール部26cは栓状ヒートシール部27により閉じられている。未封緘ヒートシール部26dはこのヒートシール装置によりスタンドパウチが作られた際は開口状態にあり、後に内容物が充填された際に他のヒートシール装置によってヒートシールされることによって密封される。
図9(B)に示すように、袋材1にはスタンドパウチが二列で並ぶように形成される。また、スタンドパウチの底部が袋材1の両側に位置し、開口部が袋材1の中央に位置するように、袋材1に形成される。同図中、符号26eはスタンドパウチの底部を形成するための二つ折りされたフィルムを示す。
実施の形態1の場合と同様にして袋材1が走行すると、ヒートシールロール19も袋材1の速度に同調するように回転する。そして、シール部材20が袋材1に当たってスタンドパウチの底部の底ヒートシール部26aを成形するときは、ヒートシールロール19は比較的低速度で回転し、シール部材20同士間の隙間20aが袋材1に対向するときは、ヒートシールロール19は高速度で回転する。これにより、図9(B)に示すように、スタンドパウチが袋材1の長さ方向で隣り合ったもの同士で繋がるように二列で繰り返し形成される。図9(B)中、符号xは袋材1の両側のヒートシールされる箇所の幅分を示す。
袋材1は底ヒートシール部26aが形成された後、実施の形態4と同様にして速度制御されるヒートシールロール24又は実施の形態1と同様にして速度制御されるヒートシールロール5によって、側ヒートシール部26bに対応する箇所と、注出口ヒートシール部26cに対応する箇所とをヒートシールされる。図9(B)中、符号yは側ヒートシール部26bと注出口ヒートシール部26cとを含むように袋材1を横切って形成されるヒートシール部の幅分を示す。
次に、ヒートシールロール28によって栓状ヒートシール部27に対応する箇所がヒートシールされる。このヒートシールロール28も速度制御され、加熱部であるシール部材29の箇所が袋材1に接するときは低速で、それ以外のシール部材29,29間の周方向での隙間が袋材1に接するときは高速で回転する。
かくて、図9(B)に示すようなスタンドパウチのつながったものが高速で製造され、後にダイセット抜き等により袋材1から個々のスタンドパウチが同図(C)に示すように打ち抜かれる。
<実施の形態6>
図10(A)に示すように、この実施の形態6では、実施の形態5における横ヒートシール用のヒートシールロール28に代えて、同図(B)に示すスタンドパウチ31の注出口31aをエンボス形ヒートシール部32により閉じるためのヒートシールロール30がヒートシール装置に取り付けられる。
このヒートシールロール30の周面にはスタンドパウチ31の注出口31aを閉止するエンボス形状のシール部材33が加熱部として設けられている。
実施の形態5の場合と同様にして袋材1が走行すると、図10(B)に示すように、袋31の注出口31aがエンボス形ヒートシール部32で閉じられる。このヒートシールロール30も速度制御され、加熱部であるシール部材33の箇所が袋材1に接するときは低速で、それ以外のシール部材33,33間の周方向での隙間が袋材1に接するときは高速で回転する。
なお、図10(B)は袋材1から打ち抜かれた後のスタンドパウチ31の完成品を示している。このように袋31の注出口31aをエンボス加工することで、注出口31aを引き裂き開封する際に滑り難く開封作業を簡便に行うことができる。変形例として、シャンプーやリンスを充填する袋に判別用点字等を加工することも可能である。
<実施の形態7>
図11(A)に示すように、この実施の形態7では、実施の形態5における横ヒートシール用のヒートシールロール28に代えて、同図(B)に示す袋35の注出口35aをその輪郭に沿った線状ヒートシール部36によって閉じるためのヒートシールロール34がヒートシール装置に取り付けられる。
このヒートシールロール34の周面には袋35の注出口35aを閉止するための上記線状ヒートシール部36に対応した屈曲線状のシール部材37が加熱部として設けられている。
実施の形態5の場合と同様にして袋材1が走行すると、図11(B)に示すように、袋35の注出口35aの先端縁が屈曲した線状ヒートシール部36で閉じられる。このヒートシールロール34も速度制御され、加熱部であるシール部材37の箇所が袋材1に接するときは低速で、それ以外のシール部材37,37間の周方向での隙間が袋材1に接するときは高速で回転する。
なお、図11(B)は袋材から打ち抜かれた後の袋の完成品を示している。このように袋の注出口を屈曲線で閉じることで、袋を開封しやすくすることができる。
<実施の形態8>
図12(A)に示すように、この実施の形態8では、実施の形態5における横ヒートシール用のヒートシールロール28に代えて、同図(B)に示すスタンドパウチ39の底部の両側にポイント状ヒートシール部40を形成するためのヒートシールロール38がヒートシール装置に取り付けられる。
このヒートシールロール38の周面にはスタンドパウチ39の底部の両側を閉止する上記ポイント状ヒートシール部40に対応したシール部材41が加熱部として設けられている。
実施の形態1の場合と同様にして袋材1が走行すると、図12(B)に示すように、スタンドパウチ39の底部の両側がポイント状ヒートシール部40で閉じられる。このヒートシールロール38も速度制御され、加熱部であるシール部材41の箇所が袋材1に接するときは低速で、それ以外のシール部材41,41間の周方向での隙間が袋材1に接するときは高速で回転する。
なお、図11(B)は袋材1から打ち抜かれた後のスタンドパウチ39の完成品を示している。このようにヒートシールすることで、スタンドパウチ39の液漏れが最も起こり易い箇所を補強することができる。スタンドパウチ39に限らず、ジッパーの両側を潰すためにも使用することができる。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において種々変更可能である。
本発明に係るヒートシール装置の正面図である。 (A)は三方袋を製造するためのヒートシールロールの正面図、(B)は(A)のヒートシールロールによりヒートシールされた袋材の部分切欠図である。 (A)は図1に示すヒートシール装置を制御するための速度線図、(B)は従来のヒートシール装置を制御するための速度線図を示す。 (A)はチャック袋の製造に使用されるヒートシールロールの正面図、(B)は(A)のヒートシールロールによりヒートシールされた袋材の部分切欠図である。 (A)はガセット袋の製造に使用されるヒートシールロールの正面図、(B)は(A)のヒートシールロールによりヒートシールされた袋材の部分切欠図、(C)は(B)中、C−C線矢視断面図である。 (A)はスタンドパウチの製造に使用されるヒートシールロールの正面図、(B)は(A)に示したヒートシールロールの側面図、(C)は(A)のヒートシールロールによりヒートシールされた袋材の部分切欠図である。 (A)は注出口(スパウト)付きパウチの製造に使用されるヒートシールロールの正面図、(B)は(A)に示したヒートシールロールの側面図、(C)は(A)のヒートシールロールによりヒートシールされた袋材の部分切欠図である。 (A)は変形袋の製造に使用されるヒートシールロールの正面図、(B)は(A)のヒートシールロールによりヒートシールされた袋材の部分切欠図である。 (A)は栓状ヒートシール部に対応した形状のシール部材を有したヒートシールロールの正面図、(B)はスタンドパウチが形成された袋材の部分切欠図、(C)はスタンドパウチの完成品の正面図である。 (A)はエンボス形ヒートシール部に対応した形状のシール部材を有したヒートシールロールの正面図、(B)はスタンドパウチの完成品の正面図である。 (A)は線状ヒートシール部に対応した屈曲線状のシール部材を有したヒートシールロールの正面図、(B)はスタンドパウチの完成品の正面図である。 (A)はポイント状ヒートシール部に対応したシール部材を有したヒートシールロールの正面図、(B)は底部の両端が(A)のヒートシールロールによりヒートシールされたスタンドパウチの完成品の正面図である。
符号の説明
1…袋材
1a…横ヒートシール部
1d…変形横ヒートシール部
2,3…送りローラ
4…横ヒートシールバー
5,19,22,24,28,30,34,38…ヒートシールロール
6…絵柄位置検出器
7…制御部
20,23,25,29,33,37,41…シール部材
21…底ヒートシール部
23a…ヒートシール部
27…栓状ヒートシール部
32…エンボス形ヒートシール部
36…線状ヒートシール部
40…ポイント状ヒートシール部

Claims (7)

  1. ロータリー式製袋機内で連続状の袋材を一方向に連続走行させる送りローラと、一回転ごとに加熱部を上記袋材に当てて袋材にヒートシール部を所定のピッチで繰り返し形成するヒートシールロールと、連続走行する上記袋材の絵柄位置を検出する絵柄位置検出器と、上記絵柄位置検出器からの信号に基づき、上記袋材にヒートシール部を形成する際に上記ヒートシールロールを低速回転させると共にこれに同期させて上記送りローラを低速回転させ、次のヒートシール部を形成するまでの間、上記ヒートシールロールを高速回転させると共に上記送りローラを高速回転させる制御部とを含んでなることを特徴とするロータリー式製袋機のヒートシール装置。
  2. 請求項1に記載のロータリー式製袋機のヒートシール装置において、上記ヒートシールロールが、縦ヒートシール用のヒートシールロールと横ヒートシール用のヒートシールロールとを含むものであるか又は縦ヒートシールと横ヒートシールの双方を行うヒートシールロールであることを特徴とするロータリー式製袋機のヒートシール装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のロータリー式製袋機のヒートシール装置において、上記加熱部がヒートシールロールの周方向の複数箇所に設けられたことを特徴とするロータリー式製袋機のヒートシール装置。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のロータリー式製袋機のヒートシール装置において、上記ヒートシールロールの加熱部が、上記袋材を横切るように伸びる横ヒートシールバーを含んでいることを特徴とするロータリー式製袋機のヒートシール装置。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のロータリー式製袋機のヒートシール装置において、上記ヒートシールロールの加熱部が、スタンドパウチの底部をヒートシールするシール部材を含んでいることを特徴とするロータリー式製袋機のヒートシール装置。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれかに記載のロータリー式製袋機のヒートシール装置において、上記ヒートシールロールの加熱部が、袋の注出口をヒートシールにより閉じるシール部材を含んでいることを特徴とするロータリー式製袋機のヒートシール装置。
  7. 請求項1乃至請求項6のいずれかに記載のロータリー式製袋機のヒートシール装置において、上記ヒートシールロールの加熱部が、ポイントシール部材を含んでいることを特徴とするロータリー式製袋機のヒートシール装置。
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