JP4776722B2 - 電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は、電子機器に関する。
従来、複数の部材で構成された筐体を備える電子機器が知られている。例えば、特許文献1には、第1の部材(カバーパネル)上に積層された第2の部材(連設部材)が複数の結合部(孔部と凸部との溶着)によって第1の部材に結合されているとともに、第2の部材に、複数の結合部の配列方向に沿う直線状のリブ(補強リブ)が形成された機器が開示されている。この機器では、リブによって第2の部材の剛性が高められている。
実公平7−15065号公報
しかしながら、上記の機器では、第2の部材において隣接する結合部の間にリブが設けられていないため、結合部間での第2の部材の剛性を効率的に上げることができない。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、電子機器において、第1の部材に結合部によって結合された第2の部材における結合部間の剛性を効率的に向上させることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の電子機器は、第1の部材と、前記第1の部材に重ねられた一部と、この一部につながり前記第1の部材の外側に張り出した張出部と、を含む第2の部材と、相互に離間され、前記第1の部材と前記第2の部材とが重なった部分で前記第1の部材と前記第2の部材とを結合した複数の結合部と、前記第2の部材の一面に設けられて該一面に沿って延び、前記結合部を間にして相対向し前記一部から前記張出部へ延びた一対の対向壁部と、前記結合部間に位置する前記第2の部材の一面の領域に設けられ前記一対の対向壁部の其々の一端部と連続した湾曲形状の部分と、を有する第1のリブと、を備えることを特徴とする。
本発明の電子機器は、第1の部材と、前記第1の部材と重なった一部と、この一部とつながり前記第1の部材の外側に出た他の一部とを有した第2の部材と、相互に離間され、前記第1の部材と前記第2の部材とが重なった部分で前記第1の部材と前記第2の部材とを結合した複数の結合部と、前記結合部の間に位置する前記第2の部材の一面に設けられ、相対向して前記他の一部側へ延出した一対の壁部と、前記一対の壁部同士をつなぐ湾曲形状の部分とを含む第1のリブと、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、電子機器において、第1の部材に結合部によって結合された第2の部材における結合部間の剛性を効率的に向上させることができる。
図1は、本発明の第1の実施の形態にかかる電子機器を示す斜視図である。 図2は、第2の本体部を背面から見て示す斜視図である。 図3は、第2の本体部を正面側から見て示す分解斜視図である。 図4は、枠部材を取り外した状態の第2の本体部を正面側から見て示す斜視図である。 図5は、ベース部材及び第1のヒンジカバーを示す斜視図である。 図6は、ベース部材及び第1のヒンジカバーを示す平面図である。 図7は、第1のリブと結合部との位置関係を説明するための説明図である。 図8は、第1のヒンジカバーの一端部とその周囲を示す斜視図である。 図9は、第1のヒンジカバーの他端部とその周囲を示す斜視図である。 図10は、ベース部材と第1のヒンジカバーとの溶着方法を説明するための説明図である。 図11は、本発明の第2の実施の形態かかる第1のヒンジカバー等を示す斜視図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。なお、以下の複数の実施の形態には、同様の構成要素が含まれている。よって、以下では、それら同様の構成要素には共通の符号を付与するとともに、重複する説明を省略する。
<第1の実施の形態>
まずは、図1〜図10を参照して、本発明の第1の実施の形態にかかる電子機器について説明する。
図1に示すように、本実施の形態にかかる電子機器1は、所謂ノート型のパーソナルコンピュータとして構成されており、矩形状の扁平な第1の本体部2と、矩形状の扁平な第2の本体部3と、を備えている。これら第1の本体部2及び第2の本体部3は、ヒンジ機構4によって、回動軸Ax回りに、少なくとも折り畳み状態(図示せず)と展開状態(図1)との間で相対回動可能に接続されている。
第1の本体部2の筐体11の内部には、CPU(Central Processing Unit)や、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、その他の電子部品が実装された基板や、ハードディスク、冷却送風機構等が収容されている。また、第1の本体部2の表面2aには、入力操作部としてのキーボード12が配置されている。一方、第2の本体部3の表面3aには、表示部としてのディスプレイ(例えばLCD(Liquid Crystal Display)等)62が配置されている。折り畳み状態では、第1の本体部2の筐体11の表面11aと、第2の本体部3の筐体61の表面61aとが相互に対向するとともに、キーボード12及びディスプレイ62が相互に対向する。一方、展開状態では、図1に示すように、表面11a,61a、ならびにキーボード12及びディスプレイ62の双方が露出する。この展開状態で、ユーザが使用可能となる。なお、キーボード12ならびにディスプレイ62も電子部品に相当する。
ヒンジ機構4は、第1の本体部2の筐体11に結合された第1のヒンジ部(図示せず)と、図2に示すように、第2の本体部3の筐体61に結合された第2のヒンジ部51と、を有している。第2のヒンジ部51は、図3に示すように、ヒンジ軸51aとこのヒンジ軸51aに固定された板金部材51bとを有している。ヒンジ軸51aの軸心は、回動軸Axと一致している。板金部材51bは、第2の本体部3の筐体11における第1の本体部2との連結側の角部に沿うL字状に形成されている。
第2の本体部3の筐体61は、図3に示すように、第1の部材としての矩形状の扁平なベース部材63と、ベース部材63の表面63aに積層される矩形状の枠部材64と、第2の本体部3の回動中心側に位置するベース部材63の一辺部に固定された第2の部材としての第1のヒンジカバー65と、第2の本体部3の回動中心側に位置する枠部材64の一辺部に固定された第2のヒンジカバー66と、を有している。この筐体61は、ベース部材63にディスプレイ62及び第2のヒンジ部51を収納した状態(図4)で、枠部材64をベース部材63の周縁部に取り付けるとともに、第1のヒンジカバー65と第2のヒンジカバー66とを組み付けることで組み立てられる(図2)。ベース部材63は、樹脂成形品である。
ベース部材63の表面63aには、ベース部材63の回動中心側の一辺部における回動軸Ax方向での両端部に位置させた複数のボス80が立設されている。これらのボス80のうちの一部にヒンジ機構4の第2のヒンジ部51が、図5に示すように、ネジ等の締結部材81によって固定されている。ボス80には締結部材81が螺合する雌ネジが形成さている。
第1のヒンジカバー65は、図3〜図5に示すように、比較的厚さが薄い板状に形成されている。第1のヒンジカバー65は、回動軸Axに沿って細長く形成されている。第1のヒンジカバー65は、ベース部材63に当接している。第1のヒンジカバー65は、ベース部材63に重ねられた重複部65dと、重複部65dに接続されてベース部材63から張り出した張出部65eと、を有している。また、第1のヒンジカバー65には、回動軸Axに沿って延在する段差65fが形成されている。また、第1のヒンジカバー65の長手方向の両端部には、第2のヒンジ部51及びボス80を避ける切欠き部65cが形成されている。第1のヒンジカバー65は、樹脂成形品である。
第1のヒンジカバー65は、ベース部材63の表面63aに形成された取付部63b(図3)に溶着によって固定されている。この溶着を行う際には、図10に示すように、第1のヒンジカバー65に形成された孔65bに、ベース部材63の取付部63bに形成された溶着ピン63cを挿入しつつ、ベース部材63の取付部63bに第1のヒンジカバー65を重ねて配置する(図10(a))。次いで、第1のヒンジカバー65から突出した溶着ピン63cの先端部を、溶着装置100の加熱部材101で加熱しながら押圧する。これにより溶着ピン63cが溶融してベース部材63と第1のヒンジカバー65とが溶着される(図10(b))。この溶融後の溶着ピン63cと孔65bとは、ベース部材63と第1のヒンジカバー65とを溶着した結合部67を構成している。結合部67は、第1のヒンジカバー65とベース部材63との重なり部分で、第1のヒンジカバー65とベース部材63とを結合している。第1のヒンジカバー65の孔65b及びベース部材63の溶着ピン63cは、図3に示すように、それぞれ複数設けられており、これにより、図4ないし図6に示すように、複数の結合部67が形成されている。このようにして形成された結合部67は、第1のヒンジカバー65におけるベース部材63側とは反対側の一面65aから露出している。
複数の結合部67のうちの少なくとも一部は、第1のヒンジカバー65の長手方向(つまり、回動軸Axに沿う方向)に沿った複数列に配置されている。本実施の形態では、複数の結合部67のうちの少なくとも一部が、2列且つ千鳥状に配置されている。複数列(具体的には2列)に配置された複数の結合部67における隣合う結合部67同士の間隔は、図6に示すように、列の中央部よりも列の端部の方が狭くなっている。
また、第1のヒンジカバー65の張出部65eには、図5及び図6に示すように、その張出し方向の先端縁部に、複数の爪部68が立設されている。複数の爪部68は、第1のヒンジカバー65の長手方向に沿って相互に間隔をあけて配置されている。爪部68は、第1のヒンジカバー66に形成された係止部(図示せず)に係止して、第1のヒンジカバー65と第2のヒンジカバー66とを係止する。
また、第1のヒンジカバー65の一面65aには、複数の第1のリブ71が立設されている。複数の第1のリブ71は、第1のヒンジカバー65の長手方向に沿って相互に間隔をあけて配置されている。第1のリブ71は、第1のヒンジカバー65の長手方向で、爪部68と交互に配置されている。
各第1のリブ71は、第1のリブ71は、複数列のうちの一つの列に含まれる結合部67の周囲の少なくとも一部を囲っている。具体的には、各第1のリブ71は、それぞれ結合部67の列のうちのある一つの結合部67を囲繞した環状に形成されている。
第1のリブ71は、図6及び図7に示すように、曲がりリブ71aを有している。曲がりリブ71aは、第1のヒンジカバー65の一面65aに立設されて、隣接する一対の結合部67部間に位置する第1のヒンジカバー65における一面65a上で曲がった曲がり形状に形成されている。詳しくは、曲がりリブ71aは、その曲げ内面が一対の結合部67のうちの一方の結合部67側に向いており、その一方の結合部67の周囲の一部を囲む曲げ形状に形成されている。この曲がりリブ71aの曲げ形状は、湾曲形状である。第1のリブ71は、その一方の結合部67を囲繞している。
第1のリブ71は、より詳しくは、結合部67を間にして相対向し重複部65dから張出部65eへ延出した一対の対向壁部71bと、重複部65dに設けられ、一対の対向壁部71bの一端部同士を接続した第1の接続部71cと、一対の対向壁部の他端部同士を接続した第2の接続部71dと、を有して環状に形成されている。第1のリブ71は、第1のリブ71の内側への加熱部材101の挿入を許容する大きさいに形成されている。
第1の接続部71cは、曲がりリブ71aを含んでおり、一対の対向壁部71bを接続する円弧状に湾曲して形成されている。また、第2の接続部71dは、第1のヒンジカバー65の一面65aの一辺部に形成された第6のリブ76の一部を構成している。第6のリブ76は、第1のヒンジカバー65の長手方向で、爪部68と交互に配置されている。
また、第1のヒンジカバー65の一面65aには、図6ないし図8に示すように、第1のヒンジカバー65の一面65a側に配索されたハーネスH1と当接してハーネスH1の移動を規制する第2のリブ72が立設されている。この第2のリブ72は、列状に配列された第1のリブ71の列の外側の位置で一面65aに立設されている。ここで、ハーネスH1は、例えば図示しない無線アンテナ用のものである。
また、第1のヒンジカバー65の一面65aには、図5及び図6に示すように、第1のヒンジカバー65の長手方向での中央部に、第3のリブ73と一対の第4のリブ74とが形成されている。詳しくは、第3のリブ73と一対の第4のリブ74とは、重複部65dに設けられている。第3のリブ73と一対の第4のリブ74とは、三角形の頂点をなす位置に配置されている。第3のリブ73と一対の第4のリブ74とは、それらの間に配索されたハーネスH2(図4)を挟持して、そのハーネスH2の移動を規制する。ここで、ハーネスH2は、例えばディスプレイ62用のものである。
また、第1のヒンジカバー65の一面65aには、その他のリブとしての複数の第5のリブ75が、第1のヒンジカバー65の他縁部に立設されている。第5のリブ75は、ハーネスH2と当接してハーネスH2の移動を規制する機能を有する。
ここで、複数の第1のリブ71と第3のリブ73とは、結合部67の列方向に沿って配置された複数のリブとして機能しており、これらの複数の第1のリブ71と第3のリブ73とは、リブ郡78を構成している。リブ郡78においては、隣合うリブ同士(第1のリブ71同士や、第1のリブ71と第3のリブ73)の間隔は、これらのリブの列の中央部よりも列の端部の方が広い。
第1〜第6のリブ71〜76は、第1のヒンジカバー65に一体に形成されている。具体的には、第1〜第6のリブ71〜76と第1のヒンジカバー65とは、金型装置によって一つの樹脂成形品として形成されている。ここで、金型装置では、金型から樹脂成形品を離脱させる際に、イジェクトピンで樹脂成形品を押圧して離型させる。本実施形態では、第2のヒンジカバー65の第1のリブ71の近傍をイジェクトピンで押すようにしてあり、一例として環状の第1のリブ71の内側をイジェクトピンで押すようにしてある。このように第1のリブ71の近傍を押圧することで、完全には固まっていない状態の第1のヒンジカバー65が変形するのを第1のリブ71によって抑制している。これにより、成形後の第1のヒンジカバー65には、イジェクトピンの押圧跡65gが第1のリブ71の近傍、より具体的には第1のリブ71の内側に形成されている。
ここで、上記の電子機器1について別の言い方をすると、電子機器1は、第1の部材であるベース部材63と、ベース部材63に当接した第2の部材である第1のヒンジカバー65と、相互に離間し、ベース部材63と第1のヒンジカバー65との重畳部分でベース部材63と第1のヒンジカバー65とを連結した複数の連結部としての結合部67と、結合部67間に位置するとともに、第1のヒンジカバー65の一面65aから突出した、湾曲形状を有するリブとしての曲がりリブ71aと、を備える。
また、電子機器1についてさらに別の言い方をすると以下の通りである。なお、ここでは、結合部67同士を区別するために、図7に示すように、第1の結合部67Aや第2の結合部67Bを用いる。電子機器1は、第1の部材であるベース部材63と、ベース部材63に当接した第2の部材である第1のヒンジカバー65と、ベース部材63と第1のヒンジカバー65との重畳部分でベース部材63と第1のヒンジカバー65とを連結した第1の連結部としての第1の結合部67Aと、ベース部材63と第1のヒンジカバー65との重畳部分の第1の結合部67Aとは異なる位置でベース部材63と第1のヒンジカバー65とを連結した第2の連結部としての第2の結合部67Bと、第1のヒンジカバー65の一面65aから突出するとともに、第1の結合部67Aと第2の結合部67Bとの間に位置した湾曲形状のリブとしての曲がりリブ71aと、を備える。
以上説明したように、本実施の形態では、曲がりリブ71aが、第1のヒンジカバー65の一面65aに立設されて、結合部67間に位置する第1のヒンジカバー65の一面65a上で曲がった曲がり形状に形成されている。したがって、ベース部材63に結合部67によって結合された第2の部材65における結合部67間の剛性を直接的に上げることができる。また、複数の方向の曲げに対して曲がりリブ71aがその曲げに対抗するので、一方向の曲げに対してしか有効に対抗しない直線状のリブに比べて、有利である。即ち、本実施の形態によれば、電子機器1において、ベース部材63に結合部67によって結合された第1のヒンジカバー65における結合部67間の剛性を、上記従来の構造に比べて効率的に向上させることができ、ひいては第1のヒンジカバー65の強度を向上させることができる。
また、本実施の形態では、曲がりリブ71aの曲げ形状は、湾曲形状である。したがって、例えば曲がりリブ71aを直角曲げした場合に比べて曲がりリブ71aに応力集中が発生しにくいので、曲がりリブ71aを直角曲げした場合に比べて第1のヒンジカバー65の強度を向上させることができる。
また、本実施の形態では、第1のヒンジカバー65は、ベース部材63に重ねられた重複部65dと、重複部65dに接続されてベース部材63から張り出した張出部65eと、を有する。そして、第1のリブ71は、結合部67を間にして相対向し重複部65dから張出部65eへ延出した一対の対向壁部71bと、曲がりリブ71aを有して重複部65dに設けられ、一対の対向壁部71bの一端部同士を接続した第1の接続部71cと、を有する。したがって、第1の接続部71cによって一端部同士が接続された一対の対向壁部71bによって、張出部65eの剛性を向上させることができる。
また、本実施の形態では、第1の接続部71cは、一対の対向壁部71bを接続する円弧状に湾曲して形成されている。したがって、第1の接続部71cが直角に屈曲している場合に比べて、第1の接続部71cに応力集中が生じにくいという利点がある。
また、本実施の形態では、第1のリブ71は、一対の対向壁部71bの他端部同士を接続した第2の接続部71dを有して環状に形成されて、結合部67を囲繞している。したがって、第1のリブ71が環状でない場合に比べて、第1のヒンジカバー65の剛性をより向上させることができる。
また、本実施の形態では、電子機器1は、複数列に配置された複数の結合部67を有し、第1のリブ71は、複数列のうちの一つの列に含まれる結合部67の周囲の少なくとも一部を囲っている。したがって、第1のヒンジカバー65において、結合部67の一つの列の周囲の剛性を効率良く向上させることができる。
また、本実施の形態では、複数列に配置された結合部67は、千鳥状に配置されている。ここで、隣合う結合部67同士の最小間隔は製造装置(金型装置)の条件によって決まる。したがって、結合部67を千鳥状ではなく相互に同じ配列の2列に配置した場合に比べて、千鳥状全体でみた場合の列方向での結合部67同士の間隔を狭くすることができるので、第1のヒンジカバー65をベース部材63に効率的に固定することができる。
また、本実施の形態では、複数列に配置された複数の結合部67における隣合う結合部67同士の間隔は、列の中央部よりも列の端部の方が狭い。したがって、当該列の端部での第1のヒンジカバー65とベース部材63との結合強度が高いという利点がある。
また、本実施の形態では、電子機器1は、リブ郡78を有し、リブ郡78は、第1のリブ71を含む複数のリブ(複数の第1のリブ71と第3のリブ73)から構成され、複数のリブ(複数の第1のリブ71と第3のリブ73)が結合部67の列方向に沿って配置されている。そして、複数のリブ(複数の第1のリブ71と第3のリブ73)の列方向で隣合うリブ(第1のリブ71同士や、第1のリブ71と第3のリブ73)同士の間隔は、当該複数のリブの列の中央部よりも当該列の端部の方が広い。したがって、結合部67同士の間隔が広くなっている部分を補強することができる。
また、本実施の形態では、電子機器1は、第1のヒンジカバー65における一面65a側に配索されたハーネスH1と、列状に配置された複数の第1のリブ71と、第2のリブ72と、を備える。第2のリブ72は、複数の第1のリブ71の列方向で複数の第1のリブ71の列の外側の位置で一面65aに立設され、ハーネスH1と当接してハーネスH1の移動を規制する。したがって、ハーネスH1が他の部材(ヒンジ機構4等)に当接するのを抑制することができる。
また、本実施の形態では、第1のヒンジカバー65は、金型装置によって製造された樹脂成形品であり、当該第1のヒンジカバー65には、金型装置のイジェクトピンの押圧跡65gが第1のリブ71の内側に形成されている。つまり、製造時には、イジェクトピンが第1のリブ71の内側を押圧して金型から第1のヒンジカバー65を離脱させるので、製造時に第1のヒンジカバー65が変形するのを抑制することができる。
<第2の実施の形態>
次に、図11を参照して、本発明の第2の実施の形態にかかる電子機器について説明する。
図11に示すように、本実施の形態は、第1のヒンジカバーの第2のリブ72の形状が第1の実施の形態に対して異なる。本実施の形態の第2のリブ72は、結合部67の一部を囲繞する平面視U字状に形成されている。そして、第2のリブ72には、切欠き部72aが形成されており、これにより第2のリブ72は2つの部分72b,72cに分断されている。第2のリブ72は、切欠き部72aでハーネスH1(図5参照)の移動を規制する。このような構成であっても、第1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
また、上記各実施の形態に開示した技術的思想は、適宜に組み合わせて実施することが可能である。
1…電子機器
63…ベース部材(第1の部材)
65…第1のヒンジカバー(第2の部材)
65a…一面
65d…重複部
65e…張出部
65g…イジェクトピンの押圧跡
67…結合部(連結部)
67A…第1の結合部(第1の連結部)
67B…第2の結合部(第2の連結部)
71…第1のリブ
71a…曲がりリブ(リブ)
71b…対向壁部
71c…第1の接続部
71d…第2の接続部
72…第2のリブ
78…リブ郡
H1,H2…ハーネス

Claims (12)

  1. 第1の部材と、
    前記第1の部材に重ねられた一部と、この一部につながり前記第1の部材の外側に張り出した張出部と、を含む第2の部材と、
    相互に離間され、前記第1の部材と前記第2の部材とが重なった部分で前記第1の部材と前記第2の部材とを結合した複数の結合部と、
    前記第2の部材の一面に設けられて該一面に沿って延び、前記結合部を間にして相対向し前記一部から前記張出部へ延びた一対の対向壁部と、前記結合部間に位置する前記第2の部材の一面の領域に設けられ前記一対の対向壁部の其々の一端部と連続した湾曲形状の部分と、を有する第1のリブと、
    を備えることを特徴とする電子機器。
  2. 第1の部材と、
    前記第1の部材と重なった一部と、この一部とつながり前記第1の部材の外側に出た他の一部とを有した第2の部材と、
    相互に離間され、前記第1の部材と前記第2の部材とが重なった部分で前記第1の部材と前記第2の部材とを結合した複数の結合部と、
    前記結合部の間に位置する前記第2の部材の一面に設けられ、相対向して前記他の一部側へ延出した一対の壁部と、前記一対の壁部同士をつなぐ湾曲形状の部分とを含む第1のリブと、
    を備えることを特徴とする電子機器。
  3. 前記湾曲形状の部分は、一対の前記結合部のうちの一方の結合部の周囲の一部を囲む曲げ形状に形成されたことを特徴とする請求項1または2に記載の電子機器。
  4. 前記湾曲形状の部分は、前記一対の対向壁部を接続する円弧状に湾曲して形成されていることを特徴とする請求項に記載の電子機器。
  5. 前記第1のリブは、前記一対の対向壁部の他端部同士を接続した接続部を有して環状に形成されて前記結合部を囲繞したことを特徴とする請求項又は4に記載の電子機器。
  6. 複数列に配置された複数の前記結合部を有し、
    前記第1のリブは、前記複数列のうちの一つの列に含まれる前記結合部の周囲の少なくとも一部を囲ったことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか一項に記載の電子機器。
  7. 複数列に配置された前記結合部は、千鳥状に配置されたことを特徴とする請求項6に記載の電子機器。
  8. 複数列に配置された複数の前記結合部における隣合う結合部同士の間隔は、当該結合部の列の中央部よりも当該列の端部の方が狭いことを特徴とする請求項6又は7に記載の電子機器。
  9. 前記第1のリブを含む複数のリブから構成され、前記複数のリブが前記結合部の列方向に沿って配置されたリブ郡を備え
    前記複数のリブの列方向で隣合う前記リブ同士の間隔は、当該複数のリブの列の中央部よりも当該列の端部の方が広いことを特徴とする請求項8に記載の電子機器。
  10. 前記第2の部材における前記一面側に配索されたハーネスと、
    列状に配置された複数の前記第1のリブと、
    前記複数の第1のリブの列方向での前記複数の第1のリブの列の外側の位置で前記一面に立設され、前記ハーネスと当接して前記ハーネスの移動を規制する第2のリブと、
    を備えることを特徴とする請求項1ないし9のいずれか一項に記載の電子機器。
  11. 前記湾曲形状の部分は、前記一対の壁部を接続する円弧状に湾曲して形成されていることを特徴とする請求項2に記載の電子機器。
  12. 前記第1のリブは、前記一対の壁部の他端部同士を接続した接続部を有して環状に形成されて前記結合部を囲繞したことを特徴とする請求項2又は11に記載の電子機器。
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