JP4776555B2 - 金属コア多層プリント配線板 - Google Patents

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Description

本発明は、金属コアを内部に有し、実装密度が高くかつ放熱性や量産性に優れた信頼性の高い金属コア多層プリント配線板に関する。
近年、例えば車両のエンジンルーム内や室内に装着される電気接続箱には、電気回路を形成するために3次元的に折れ曲がった金属導体からなるバスバーで基板間を接続する代わりに、金属コアを内部に備えたプリント配線板が用いられ、これらの基板を収容する電気接続箱の小型化を図っている。
そして、この金属コアプリント配線板の構造上、導体層が積層されたプリント基板において任意の導体層同士を接続する手段としてバイアホールが用いられている(例えば、特許文献1参照)。
バイアホールの形成方法としては、プリント基板厚さ方向に貫通穴(スルーホール)をあけ、貫通穴壁面に厚さ20〜50μmの銅めっきを施し、任意の導体層間を電気的に接続する方法が一般的に用いられる。なお、プリント基板は、エポキシ樹脂とガラス繊維をベースとした絶縁材料が用いられ、導体層として電解銅箔が用いられ、バイアホールには前述した銅めっきが施されている。
特開平8−162765号公報(第4−5頁、図1)
このような金属コアプリント配線板の電気的特性の信頼性を損なう要因として、バイアホールに施された薄膜の銅めっきの疲労破断が挙げられる。銅めっきの疲労破断発生は、高温、低温の温度サイクル環境下における絶縁樹脂と銅めっきとの熱膨張差に起因している。具体的には、例えば車両のエンジンルーム内のような高温と低温を繰り返すいわゆる温度差の大きい熱サイクルの環境下において、絶縁樹脂は銅めっきよりも高温時に大きく膨張し、低温時に大きく縮む。そのため、銅めっきは、それ自体の膨張や縮みとこれに隣接する熱膨張差の異なる絶縁樹脂の膨張や縮みとの関係でより大きな歪を受け、温度サイクルの増加によりその歪が蓄積して疲労破断を生ずるようになる。
銅めっきの破断寿命を延ばす対策として効果的なものは、絶縁樹脂から受ける熱応力を低下させることである。これを実現するためには、絶縁樹脂自体の熱膨張係数を低下させることが考えられるが、この場合、このような絶縁樹脂は著しく高価となり、コスト的に問題が生じる。他の対策としては、銅めっきと接した絶縁材から受ける熱応力によって発生する歪エネルギーを低下させることが考えられる。この歪エネルギーを低下させる具体策としては、絶縁材の厚さを薄くするなどしてバイアホール周辺の絶縁材の容積を少なくすることなどが挙げられる。しかしながら、車両に使用される金属コアプリント配線板は一般民製品に使用される金属コアプリント配線板とは異なり、常に温度差の大きな熱サイクルや振動を受ける劣悪な環境下で使用されるため、絶縁材の厚さを薄くすることには限界がある。
このような従来技術の問題点を、図面を用いて説明する。図8乃至図10に示すプリント配線板は、その厚さ方向断面における導体層が、中央層に厚さ200μmの金属コアを有すると共に、金属コアの両側に厚さ150μmの内側絶縁層を介して厚さ150μmの内層導体をそれぞれ1枚ずつ有し、かつ内層導体の両側に厚さ150μmの外側絶縁層を介して外層導体をそれぞれ1枚ずつ有した構成を備えることで、金属コアを含む導体層が5層構造をなす金属コア多層プリント配線板となっている。なお、図8乃至図10においては、説明の理解の容易化を図るために、導体層を図中右上がりのハッチングで示し、絶縁層を図中波線のハッチングで示し、絶縁層から流れ出て隣接する空間に充填された樹脂材を図中右下がりのハッチングで示している。また、銅めっきは太い実線で示している。
具体的には、図8において、金属コア多層プリント配線板5には、プリント配線板の厚さ方向を貫き外層導体514,515と内層導体512,513との接続を取るべくこれらの導体層間を銅めっき541により電気的に接続したスルーホール501が形成されている。また、金属コア511や内層導体513とスルーホール501との間にはエポキシ樹脂のみからなる絶縁材531,533が充填されている。この絶縁材531,533は、プリント配線板製造中の加圧プレス工程においてガラスエポキシ樹脂からなる内側絶縁層521,522及び外側絶縁層523,524から流れ出たものである。
また、図9において、金属コア多層プリント配線板5’には、プリント配線板の厚さ方向を貫き外層導体同士のみの接続を取るべくこれらの導体層間を銅めっき541により電気的に接続したスルーホール501が形成されている。そして、金属コア511及び内層導体518,519並びに外層導体514,515とスルーホール501との間に形成された空間にはエポキシ樹脂のみからなる絶縁材531,533,535が充填されている。
また、図10において、金属コア多層プリント配線板6には、内層導体同士を銅めっき641により電気的に接続したインナーバイアホール601が形成されている。そして、金属コア611、内層導体612,613及び外層導体614,615とインナーバイアホール601との間に形成された空間及びインナーバイアホール601の内側にはエポキシ樹脂のみからなる絶縁材631〜633が充填されている。
このように、従来型の金属コア多層プリント配線板には、プリント配線板厚さ方向を貫き金属コアを除く任意の導体同士のみの接続を確保するためにこれらの導体層間を銅めっきにより電気的に接続したスルーホールやインナーバイアホールからなるバイアホールが形成されている。そして、内側導体並びに外側導体とバイアホールとの間に形成された空間には絶縁材のエポキシ樹脂のみが充填されていると共に、金属コアと任意の導体層とを非導通とするために金属コアにバイアホール径よりも大きな貫通穴を形成し、バイアホール外側と金属コア下穴の間には、絶縁材としてのエポキシ樹脂を充填する構造となっている。
一方、特に車両の電気接続箱に使用される金属コア多層プリント配線板は、電気接続箱自体の小型化を図るために金属コア多層プリント配線板も薄型化する必要がある。その結果、金属コアの厚さが絶縁層の絶縁材として使用するいわゆるプリプレグと呼ばれる絶縁材料の厚さよりも厚くなり、バイアホール外側と金属コア下穴間へのエポキシ樹脂のみからなる絶縁材の充填密度が低くなりがちである。その上、バイアホール外側と金属コア下穴間に充填された絶縁材料の熱膨張係数は、ガラスエポキシ樹脂等からなるプレプリグが本来有する絶縁材料の熱膨張係数よりも高い値となる。
特に、インナーバイアホールの長さは、金属コア厚さ、絶縁層2層の厚さ、内層導体2層の厚さを足した長さとなり、その長いインナーバイアホール内部にガラスフィラーを含まないエポキシ樹脂のみが充填されると、この部分のエポキシ樹脂の充填密度が低下する。そのため、この部分の熱サイクルにおける熱応力に起因する銅めっきの歪エネルギーが大きくなり、バイアホールに施された銅めっきに大きな歪を与える要因となる。この要因によりバイアホールの銅めっきにおける疲労破断が生じ易くなる。
本発明の目的は、実装密度が高くかつ放熱性や量産性に優れた信頼性の高い金属コア多層プリント配線板を提供することにある。
上述の課題を解決するために、本発明にかかる金属コア多層プリント配線板は、
プリント配線板厚さ方向断面における導体層として、中央層に金属コアを有すると共に、前記金属コアの両側に内側絶縁層を介して内層導体をそれぞれ1枚ずつ有し、かつ前記内層導体の両側に外側絶縁層を介して外層導体をそれぞれ1枚ずつ有することで前記金属コアを含む導体層が少なくとも5層構造をなす金属コア多層プリント配線板において、
前記金属コア多層プリント配線板には、当該金属コア多層プリント配線板の厚さ方向を貫き任意の導体層との接続を取るべく当該任意の導体層間を銅めっきにより電気的に接続した貫通導通穴が形成され、
前記貫通導通穴の銅めっきは前記金属コアと接続され、
前記金属コアの貫通導通穴周辺部分は、当該貫通導通穴周辺部分をその周囲の金属コア本体と画成するために形成されかつ前記内側絶縁層の絶縁材が充填された切欠き穴と、前記内層導体及び内側絶縁層並びに前記金属コアを貫きかつ前記外側絶縁層の絶縁材で充填された非導通穴により前記金属コア本体と分離され当該金属コア本体と電気的に別回路を形成し、
かつ前記金属コア本体と分離された金属コアの部分が前記貫通導通穴の銅めっきの周囲に接すると共に、当該金属コアの部分を挟んで前記内側絶縁層の一方と内側絶縁層の他方とが前記貫通導通穴の銅めっきの周囲に接していることを特徴としている。
金属コア多層プリント配線板がこのような構造をとることで、貫通導通穴の銅めっきの一部が金属コアの貫通導通穴周辺部分と接続されるようになり、従来のように貫通導通穴外側と金属コア下穴の間に内側絶縁層の絶縁材が充填されなくなる。その結果、金属コアの接した部分を除く貫通導通穴の銅めっきと、内層導体及び外層導体間に形成される空間にのみ絶縁層の絶縁材が充填されるようになり、熱サイクルによる銅めっきに蓄積される歪エネルギーを低下させることができる。即ち、銅めっきとこれに接する絶縁材が温度変化による膨張や縮みを繰り返すことで銅めっきが歪を受けても、温度サイクルの増加によりその歪が余り蓄積することがなく、銅めっきの疲労破断を生じ難くすることができる。
また、本発明の請求項2に記載の金属コア多層プリント配線板は、
プリント配線板厚さ方向断面における導体層として、中央層に金属コアを有すると共に、前記金属コアの両側に内側絶縁層を介して内層導体をそれぞれ1枚ずつ有し、かつ前記内層導体の両側に外側絶縁層を介して外層導体をそれぞれ1枚ずつ有することで前記金属コアを含む導体層が少なくとも5層構造をなす金属コア多層プリント配線板において、
前記金属コア多層プリント配線板には、前記内層導体同士を銅めっきにより電気的に接続した内部導通穴が形成され、
前記内部導通穴の銅めっきは金属コアと接続され、
前記金属コアの内部導通穴周辺部分は、当該内部導通穴周辺部分をその周囲の金属コア本体と画成するために形成され前記内側絶縁層の絶縁材が充填された切欠き穴と、前記内層導体及び内側絶縁層並びに前記金属コアを貫きかつ前記外側絶縁層の絶縁材で充填された非導通穴により前記金属コア本体と分離され当該金属コア本体と電気的に別回路を形成し、
かつ前記金属コア本体と分離された金属コアの部分が前記内部導通穴の銅めっきの周囲に接すると共に、当該金属コアの部分を挟んで前記内側絶縁層の一方と内側絶縁層の他方とが前記内部導通穴の銅めっきの周囲に接していることを特徴としている。
金属コア多層プリント配線板がこのような構造をとることで、内部導通穴の銅めっきの一部が金属コアの内部導通穴周辺部分と接続されるようになり、従来のように内部導通穴外側と金属コア下穴の間に内側絶縁層の絶縁材が充填されなくなる。その結果、内部導通穴の内側の他に内部導通穴の銅めっきと金属コアの接した部分を除く内部導通穴の銅めっきと内層導体及び外層導体との間に形成された空間にのみ絶縁層の絶縁材が充填されるようになり、銅めっきに蓄積される歪エネルギーを低下させることができる。即ち、銅めっきとこれに接する絶縁材が膨張したり縮んだりすることにより歪を受けても温度サイクルの増加によりその歪が余り蓄積することがなく、疲労破断を生じ難くすることができる。
また、本発明の請求項3に記載の金属コア多層プリント配線板は、請求項2に記載の金属コア多層プリント配線板において、
前記内部導通穴には前記外側絶縁層の絶縁材に用いられる樹脂が充填されていることを特徴としている。
貫通導通穴以外の導体の導通穴に絶縁材に用いられる樹脂が充填されていることで、上述した銅めっきの疲労破断の問題が生じ易くなるが、請求項1又は請求項2に記載の金属コア多層プリント配線板の構成をとることで、このような問題を発生し難くすることができる。
また、本発明の請求項4に記載の金属コア多層プリント配線板は、請求項1乃至請求項3の何れかに記載の金属コア多層プリント配線板において、
前記金属コアの厚さが200μm以上で、前記各導体層間の絶縁層の厚さが0.15mm以上で、前記外側絶縁層及び内側絶縁層を構成する絶縁材の熱膨張係数が45ppm/℃以上で、前記銅めっきの厚さ50μm以下であることを特徴としている。
請求項1乃至請求項3の何れかに記載の金属コア多層プリント配線板をこのような寸法とすることで、本発明の作用を十分に発揮することができる。
本発明によると、実装密度が高くかつ放熱性や量産性に優れた信頼性の高い金属コア多層プリント配線板を提供することができる。
以下、本発明の第1の実施形態にかかる金属コア多層プリント配線板1を図面に基いて説明する。図1は、本発明の第1の実施形態にかかる金属コア多層プリント配線板1をスルーホール(貫通導通穴)101の中心軸線に沿って配線板の厚さ方向に切断した断面図である。また、図2は、図1に示した金属コア多層プリント配線板1のII-II断面図である。なお、本発明に関する図面においては、説明の理解の容易化を図るために、導体層を図中右上がりのハッチングで示し、絶縁層を図中波線のハッチングで示し、絶縁層から流れ出て隣接する空間に充填された樹脂材を図中右下がりのハッチングで示している。また、銅めっきは太い実線で示している。
本発明の第1の実施形態にかかる金属コア多層プリント配線板1は、図1に示すように、中央層に厚さ200μm程度の厚肉の金属コア111を有すると共に、金属コア111の両側に(図中上下に)厚さ150μm程度の内側絶縁層121,122を介して厚さ150μm程度の内層導体112,113をそれぞれ1枚ずつ有し、かつ内層導体112,113の両側に(図中上下に)厚さ150μm程度の外側絶縁層123,124を介して外層導体114,115をそれぞれ1枚ずつ有した構成を備えることで、金属コア111を含む導体層が5層構造をなす金属コア多層プリント配線板となっている。
なお、金属コア111、内層導体112,113、外層導体114,115は銅箔でできており、内側絶縁層121,122及び外側絶縁層123,124は熱膨張係数が45ppm/℃以上のガラスエポキシ樹脂でできている。
また、金属コア多層プリント配線板1には、プリント配線板の厚さ方向を貫くスルーホール(貫通導通穴)101が形成されている。そして、スルーホール101の内面全体には厚さ50μm程度の銅めっきが施され、図中上下の外層導体114,115と上側の内層導体112を銅めっきにより電気的に接続している。また、スルーホール101の一部が金属コア111を貫通し、金属コア111の一部が穴周辺部分111Aとしてスルーホール101の銅めっき141と電気的に接続されている。また、金属コア111には、穴周辺部分111Aをこの周囲の金属コア本体111Bと画成するために略菱形の四辺をなし、隣接する各辺の端部同士が僅かな距離で離間している4つの切欠き穴111a〜111d(図2参照)が予めプレス等により形成されている。そして、この切欠き穴111a〜111dには内側絶縁層121,122から流れ出たエポキシ樹脂からなる絶縁材で充填されている。
また、各切欠き穴111a〜111dの隣接する端部には、図2に示すようにこの切欠き穴111a〜111dの各端部を繋ぐような大きさの非導通穴134〜137が形成されている。非導通穴134〜137は、金属コア111と内層導体112,113の間に形成された内側絶縁層121,122を貫きかつ外側絶縁層から流れ出たエポキシ樹脂からなる絶縁材134〜137で充填されている。
そして、スルーホール101と銅めっき141により電気的に接続された金属コア111の穴周辺部分111Aは、金属コア111の4つの切欠き穴111a〜111d及び非導通穴134〜137により絶縁を取ることで、この穴周辺部分111Aの周囲の金属コア本体111Bと分離して電気的に別回路を形成している。また、スルーホール以外の内層導体112,113及び外層導体114,115の空間には金属コア多層プリント配線板の製造工程において、加圧プレスを介して絶縁層に用いられるガラスエポキシ樹脂のエポキシ樹脂のみが充填されている。
続いて、本発明の第1の実施形態にかかる金属コア多層プリント配線板1の具体的な作用について説明する。金属コア多層プリント配線板1がこのような構造を有することで、スルーホール101の一部が銅めっき141により金属コア111の穴周辺部分111Aと接続されるようになり、従来の金属コア多層プリント配線板のようにスルーホール外側と金属コア下穴の間に絶縁材のエポキシ樹脂が充填されなくなる。その結果、スルーホール101の銅めっき141と内層導体118,113及び外層導体114,115との間に形成された空間にのみ絶縁材のエポキシ樹脂が充填されるようになり、スルーホール101の銅めっき141と接する絶縁材との関連で銅めっき自体の膨張や縮みにより歪を受けても、温度サイクルの増加によりその歪が余り蓄積することがなく、この部分の歪エネルギーを低下させることができ、スルーホールの銅めっきの疲労破断を生じ難くすることができる。
続いて、この第1の実施形態にかかる金属コア多層プリント配線板の変形例について説明する。なお、上述の金属コア多層プリント配線板と同等の構成については対応する符号を付して詳細な説明を省略する。この変形例にかかる金属コア多層プリント配線板1’は、第1の実施形態にかかる金属コア多層プリント配線板1とは異なり、図3に示すように上側の内層導体112がスルーホール101の銅めっき141と接しておらず、この空間に外側絶縁層123のエポキシ樹脂からなる絶縁材138が充填されている。この場合、スルーホール101の銅めっき141と絶縁材の接触面積が第1の実施形態より大きくなるが、金属コア111の穴周辺部分111Aと銅めっき141とが接触しているので、結果的に上述した歪エネルギーが銅めっきにあまり蓄積されず、銅めっき141の破断を極力抑えることができる。
続いて、本発明の第2の実施形態にかかる金属コア多層プリント配線板2について説明する。なお、上述の金属コア多層プリント配線板と同等の構成については対応する符号を付して詳細な説明を省略する。図4は、本発明の第2の実施形態にかかる金属コア多層プリント配線板2をインナーバイアホール201の中心軸線に沿って配線板厚さ方向に切断した断面図である。
本発明の第2の実施形態にかかる金属コア多層プリント配線板2は、図4に示すように、中央層に厚さ200μmの厚肉の金属コア211を有すると共に、金属コア211の両側に厚さ150μmの内側絶縁層221,222を介して厚さ150μmの内層導体212,213をそれぞれ1枚ずつ有し、かつ内層導体212,213の両側に厚さ150μmの外側絶縁層223,224を介して外層導体214,215をそれぞれ1枚ずつ有した構成を備えることで、金属コア211を含む導体層が5層構造をなす金属コア多層プリント配線板となっている。
また、金属コア多層プリント配線板2には、内層導体同士を銅めっき241により電気的に接続されたインナーバイアホール(内部導通穴)201が形成され、インナーバイアホール201は銅めっき241により金属コア211及び上下の内層導体212,213と接続されている。そして、インナーバイアホール201と銅めっき241により電気的に接続された金属コア211は、金属コア自体に形成されここでは図示しない図2に対応する4つの切欠き穴と、金属コア211と内層導体212,213、内側絶縁層221,222を貫く4つの非導通穴(第2の実施形態では図4において非導通穴235,237のみ図示)により絶縁を取ることでインナーバイアホール201の銅めっき241と接した金属コア211の穴周辺部分211Aをその周囲の金属コア本体211Bと分離させて電気的に別回路を形成している。また、インナーバイアホール201の内側及び内層導体212,213に形成された空間には内側絶縁層221,222及び外側絶縁層223,224として用いられているガラスエポキシ樹脂のエポキシ樹脂のみが充填されている。
金属コア多層プリント配線板2がこのような構造をとることで、インナーバイアホール201の一部が銅めっき241により金属コア211の穴周辺部分211Aと接続されるようになり、従来の金属コア多層プリント配線板のようにインナーバイアホール外側と金属コア下穴の間に絶縁材のエポキシ樹脂を充填する必要がなくなる。その結果、インナーバイアホール201の内側及びインナーバイアホール201の銅めっき241と内層導体212,213及び外層導体214,215との間にのみ形成された空間に内側絶縁層221,222及び外側絶縁層223,224から流れ出た絶縁材のエポキシ樹脂が充填されるようになり、この部分の熱サイクルに伴って発生する熱応力に起因する銅めっき241の歪エネルギーを低下させることができる。即ち、銅めっき241がこれと接するエポキシ樹脂との関係で温度変化に伴う膨張や縮みにより歪を受けても、温度サイクルの増加によりその歪があまり蓄積することがなく、インナーバイアホール201の銅めっき241の疲労破断を生じ難くすることができる。
特に、インナーバイアホール201の長さは、金属コア211の厚さ、上下の内側絶縁層221,222の厚さ、上下の内層導体212,213の厚さを加えた長さとなり、その長いインナーバイアホール内部にガラスフィラーを含まないエポキシ樹脂が充填されることとなるので、この部分のエポキシ樹脂の充填密度が低下する。そのため、この部分の熱サイクルにおける熱による歪エネルギーが大きくなり、インナーバイアホール201に施された銅めっきに大きな歪を与える要因となる。この要因によりインナーバイアホール201の銅めっきにおける疲労破断が生じ易くなるが、本実施形態の構成を有することで、インナーバイアホール201の銅めっき241と上述した空間内に流れ込んだエポキシ樹脂との接触面積を従来に比べてかなり減らすことができ、このような不具合を極力少なくすることができる。
続いて、本願発明にかかる金属コア多層プリント配線板の図5に示す製造方法を、図6に示す従来技術の製造方法と比較して説明する。
本願発明の製造方法においては、最初にドリル又はプレス打抜きにより金属コアのスルーホール又はインナーバイアホールを形成すべき位置の周囲に図2に示す4つの切欠き穴を形成する(図5(a)参照)。なお、従来技術の製造方法においては、これに対応する工程としてスルーホール又はインナーバイアホールの非導通下穴を形成する(図6(a)参照)。即ち、従来の金属コア多層プリント配線板を製造する際、金属コアとスルーホールの銅めっきとを接続しないようになっているので、金属コアと内層導体や外層導体との接続を取らないためにスルーホールよりも大きな穴を開ける必要があるが、本発明の場合はこのような工程を必要としない。
次いで、金属コアの両側に内側絶縁層を形成するガラスエポキシ樹脂を貼り付け、この内側絶縁層の外側に内層導体を貼り付けて加圧成型する(図5(b)参照)。この加圧成型により、内側絶縁層のエポキシ樹脂のみが4つの切欠き穴に流れ込んでこの切欠き穴に充填される(図5(c)参照)。なお、エポキシ樹脂は熱硬化性の樹脂なので、加圧プレスするときに樹脂が溶融して溶融状態での樹脂の流れで隙間が埋められる。
次いで、インナーバイアホールを形成する部分だけに貫通穴をドリル又はプレス抜きで開け(図5(d)参照)、上下の内層導体間の導通を得るためにこの貫通穴の内側に銅めっきを施す。(図5(e)参照)。
次いで、本発明特有の工程として、金属コアの4つの切欠き穴の各端部内をドリル又はプレスで打抜き、スルーホール又はインナーバイアホールと接した金属コアの穴周辺部分をその周囲の金属コア本体と縁切りする(図5(f)参照)。この図5(f)に対応する工程が従来の製造方法を示す図6には存在せず、この工程が本発明特有の工程となっている。
次いで、内層導体をエッチングして内層導体に所望の回路パターンを形成する。(図5(g)参照)。内層導体の回路パターンが形成された後に、外側絶縁層を形成するガラスエポキシ樹脂を貼り付け(図5(h)参照)、この外側絶縁層の外側に外層導体を積層して加圧成型する(図5(i)参照)。この加圧成型の際、インナーバイアホールの内部にガラスエポキシ樹脂からなる外側絶縁層の一部をなすエポキシ樹脂絶縁材として流れ込んで、インナーバイアホールの内部がエポキシ樹脂で充填される。また、内層導体と外層絶縁層との間に形成された空間にもエポキシ樹脂が同様に流れ込んでこの空間がエポキシ樹脂で充填される。
次いで、外層導体のプレス成形が終わった後、スルーホールの成形位置に穴を開け(図5(j)参照)、スルーホールの内側に銅めっきを施す(図5(k)参照)。
次いで、エッチングを介して外層導体に所望の回路パターンを形成し(図5(l)参照)、金属コア多層プリント配線板の製造を終了する。
なお、本発明にかかる金属コア多層プリント配線板は、本発明の作用を発揮するものであれば必ずしも上述の各実施形態及びその変形例における構成要素の組み合わせに限定されず、金属コアを含む導体層が6層以上の構造をなす金属コア多層プリント配線板であっても良いことは言うまでもない。
以下、本発明の有用性を評価する評価試験を行なったので、この試験内容と試験結果について説明する。評価試験には、以下の寸法を有する金属コア多層プリント配線板について本発明の構成を有する金属コア多層プリント配線板を第1実施例乃至第3実施例とした。なお、第1実施例には上述した第1の実施形態に係る構成を有し、第2実施例には第1の実施形態の変形例に係る構成を有し、第3実施例には第2の実施形態の構成を有する金属コア多層プリント配線板を利用した。一方、従来の構成を有する金属コア多層プリント配線板であって前記第1実施例乃至第3実施例に対応する金属コア多層プリント配線板をそれぞれ第1比較例乃至第3比較例として使用した。
なお、この評価試験におけるスペックは具体的に以下の通りとした。
・絶縁材料の熱膨張係数は、厚さ方向45ppm/℃とし、
・ランドサイズは、0.3mm〜1.0mmとし、
・スルーホール及びインナーバイアホールのめっきには、無電解銅めっき及び硫酸銅電解めっきを使用し、合計厚さ50μmとし、
・スルーホール及びインナーバイアホールの穴径は、めっき後の内径0.3mm〜1.0mmとし、
・導体間の絶縁層厚さは、0.15mmとし、
・金属コア厚さは、圧延銅箔で0.2mmとし、
・内層銅箔厚さは、電解銅箔で0.07mmとし、
・外層銅箔厚さは、電解銅箔0.07mmとし、
・非導通穴の穴径は、0.3mm〜1.0mmとし、
・信頼性試験条件は、冷熱衝撃試験で40℃〜120℃とした。
そして、評価試験の合否判定基準としては、バイアホールの導通抵抗変化率が10%以下のものを合格とし、バイアホールの導通抵抗変化率が10%を超えるものを不合格とした。なお、ここで導通抵抗変化率は、試験前と試験後変動値の比のことである。
この評価試験結果を図7に示す。同図に示す評価試験から明らかなように、上述した第1の実施形態に対応する第1実施例とこれに対応する構成の従来型の第1比較例の場合、評価試験結果(1)に示すようにバイアホールの銅めっきに金属コアが接続していない第1比較例の冷熱衝撃試験不合格サイクル数が1000〜2000サイクルであったのに対し、バイアホールの銅めっきに金属コアが接続している第1実施例の冷熱衝撃試験不合格サイクル数は2500〜3000サイクルとなり、バイアホールへの銅めっきに金属コアが接続している第1実施例がバイアホールの銅めっきに金属コアが接続していない第1比較例に対して信頼性向上に関する効果がある判定となった。
また、第1の実施形態の変形例に対応する第2実施例とこれに対応する構成の従来型の第2比較例の場合、評価試験結果(2)に示すようにバイアホールの銅めっきに金属コアが接続していない第1比較例の冷熱衝撃試験不合格サイクル数が1500〜2500サイクルであったのに対し、バイアホールの銅めっきに金属コアが接続している第2実施例の冷熱衝撃試験不合格サイクル数は3000〜4000サイクルとなり、バイアホールの銅めっきに金属コアが接続している第1実施形態の変形例がバイアホールの銅めっきに金属コアが接続していない第2比較例に対して信頼性向上に関する効果がある判定となった。
また、第2の実施形態に対応する第3実施例とこれに対応する構成の従来型の第3比較例の場合、評価試験結果(3)に示すようにバイアホールの銅めっきに金属コアが接続していない第3比較例の冷熱衝撃試験不合格サイクル数が500〜1500サイクルであったのに対し、バイアホールの銅めっきに金属コアが接続している第3実施例の冷熱衝撃試験不合格サイクル数は2500〜3500サイクルとなり、バイアホールの銅めっきに金属コアが接続している第3実施例がバイアホールの銅めっきに金属コアが接続していない第3比較例に対して信頼性向上に関する効果がある判定となった。
本発明の第1の実施形態にかかる金属コア多層プリント配線板をスルーホールの中心軸線に沿って配線板厚さ方向に切断した断面図である。 図1に示した金属コア多層プリント配線板のII-II断面図である。 図1に示した金属コア多層プリント配線板の変形例を示す図1に対応する断面図である。 本発明の第2の実施形態にかかる金属コア多層プリント配線板をインナーバイアホールの中心軸線に沿って配線板厚さ方向に切断した断面図である。 図1に示した金属コア多層プリント配線板の製造プロセスの工程図である。 従来の金属コア多層プリント配線板の製造プロセスの工程図である。 本発明の評価試験において本実施例と比較例を比較した評価試験結果である。 従来の金属コア多層プリント配線板をスルーホールの中心軸線に沿って配線板厚さ方向に切断した断面図である。 図8とは異なる従来の金属コア多層プリント配線板をスルーホールの中心軸線に沿って配線板厚さ方向に切断した断面図である。 図8及び図9とは異なる従来の金属コア多層プリント配線板をインナーバイアホールの中心軸線に沿って配線板厚さ方向に切断した断面図である。
符号の説明
1,1’,2,5,5’,6 金属コア多層プリント配線板
101 貫通導通穴
111 金属コア
111a〜111d 切欠き穴
112,113 内層導体
114,115 外層導体
118 内層導体
121,122 内側絶縁層
123,124 外側絶縁層
134〜137 非導通穴
138 絶縁材
141 銅めっき
201 インナーバイアホール
211 金属コア
212,213 内層導体
214,215 外層導体
221,222 内側絶縁層
223,224 外側絶縁層
235,237 非導通穴
241 銅めっき
501 スルーホール
511 金属コア
512,513 内層導体
514,515 外層導体
518,519 内層導体
521,522 内側絶縁層
523,524 外側絶縁層
531,533,535 絶縁材
541 銅めっき
601 インナーバイアホール
611 金属コア
612,613 内層導体
614,615 外層導体
621,622 内側絶縁層
623,624 外側絶縁層
631〜633 絶縁材
641 銅めっき

Claims (4)

  1. プリント配線板厚さ方向断面における導体層として、中央層に金属コアを有すると共に、前記金属コアの両側に内側絶縁層を介して内層導体をそれぞれ1枚ずつ有し、かつ前記内層導体の両側に外側絶縁層を介して外層導体をそれぞれ1枚ずつ有することで前記金属コアを含む導体層が少なくとも5層構造をなす金属コア多層プリント配線板において、
    前記金属コア多層プリント配線板には、当該金属コア多層プリント配線板の厚さ方向を貫き任意の導体層との接続を取るべく当該任意の導体層間を銅めっきにより電気的に接続した貫通導通穴が形成され、
    前記貫通導通穴の銅めっきは前記金属コアと接続され、
    前記金属コアの貫通導通穴周辺部分は、当該貫通導通穴周辺部分をその周囲の金属コア本体と画成するために形成されかつ前記内側絶縁層の絶縁材が充填された切欠き穴と、前記内層導体及び内側絶縁層並びに前記金属コアを貫きかつ前記外側絶縁層の絶縁材で充填された非導通穴により前記金属コア本体と分離され当該金属コア本体と電気的に別回路を形成し、
    かつ前記金属コア本体と分離された金属コアの部分が前記貫通導通穴の銅めっきの周囲に接すると共に、当該金属コアの部分を挟んで前記内側絶縁層の一方と内側絶縁層の他方とが前記貫通導通穴の銅めっきの周囲に接していることを特徴とする金属コア多層プリント配線板。
  2. プリント配線板厚さ方向断面における導体層として、中央層に金属コアを有すると共に、前記金属コアの両側に内側絶縁層を介して内層導体をそれぞれ1枚ずつ有し、かつ前記内層導体の両側に外側絶縁層を介して外層導体をそれぞれ1枚ずつ有することで前記金属コアを含む導体層が少なくとも5層構造をなす金属コア多層プリント配線板において、
    前記金属コア多層プリント配線板には、前記内層導体同士を銅めっきにより電気的に接続した内部導通穴が形成され、
    前記内部導通穴の銅めっきは金属コアと接続され、
    前記金属コアの内部導通穴周辺部分は、当該内部導通穴周辺部分をその周囲の金属コア本体と画成するために形成され前記内側絶縁層の絶縁材が充填された切欠き穴と、前記内層導体及び内側絶縁層並びに前記金属コアを貫きかつ前記外側絶縁層の絶縁材で充填された非導通穴により前記金属コア本体と分離され当該金属コア本体と電気的に別回路を形成し、
    かつ前記金属コア本体と分離された金属コアの部分が前記内部導通穴の銅めっきの周囲に接すると共に、当該金属コアの部分を挟んで前記一方の内側絶縁層の一方と内側絶縁層の他方とが前記内部導通穴の銅めっきの周囲に接していることを特徴とする金属コア多層プリント配線板。
  3. 前記内部導通穴には前記外側絶縁層の絶縁材に用いられる樹脂が充填されていることを特徴とする、請求項2に記載の金属コア多層プリント配線板。
  4. 前記金属コアの厚さが200μm以上で、前記各導体層間の絶縁層の厚さが0.15mm以上で、前記外側絶縁層及び内側絶縁層を構成する絶縁材料の熱膨張係数が45ppm/℃以上で、前記銅めっきの厚さが50μm以下であることを特徴とする、請求項1乃至請求項3の何れかに記載の金属コア多層プリント配線板。
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