JP4774764B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、接触帯電器によって像担持体を帯電し、像担持体上に形成されたトナー像を転写ロールによって用紙などの記録媒体に転写する画像形成装置に関する。
複写機、プリンタ等の画像形成装置では、感光体ドラムの帯電幅を現像幅よりも広くしなければならない要求から、一般に帯電器の長さ(長手方向における幅)は現像ロールの長さよりも大きい。一方で転写ロールの長さ又は転写ベルトの幅は、感光体ドラムの端部とのリークを防止したり、異なる用紙サイズにおける転写性のバラツキを低減するため、また、装置全体のスペースの高効率化や装置の低コスト化のため、可能な限り短くするということが広く行われている。
このような画像形成装置としては、例えば、転写ロールの長さを短くし、転写ロールを用紙幅に合わせてスライドさせることで、感光体ドラムと転写ベルトとの当接幅を用紙サイズ幅と一致させるものが提案されている(例えば特許文献1を参照)。
この画像形成装置では、転写ロールの長さを短くすると、転写ロールと感光体ドラムとのニップ圧力が特に高い転写ロールの端部が、感光体ドラムの帯電幅の内側に位置することになる。感光体ドラムをコロトロンを用いて帯電する場合は、転写ロールの端部が感光体ドラムの帯電幅の内側に位置しても大きな問題を起こさない。しかし、接触式帯電ロールを用いて微小ギャップ放電により感光体ドラムを帯電する方式では、放電を受けて脆くなった感光体ドラム表面に転写ロール端部や用紙端部などのニップ圧力が高い部分が接触する。このため、感光体ドラム表面の特に圧力が高くなる部分が大きく磨耗する、いわゆる偏磨耗が起こり、感光体ドラムの寿命が短くなるという問題がある。特に、感光体ドラムから転写ロールによって用紙に直接トナー像を転写する方式では、感光体ドラムとのニップ圧力が高い転写ロール端部に用紙の端部が重なることで、感光体ドラムの偏磨耗がより顕著になる。
特開平9−230718号公報
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、接触帯電による像担持体の帯電域が転写ロールの端部や用紙端部との接触部で偏磨耗を起こすことを低減できる画像形成装置を提供することを目的とする。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明に係る画像形成装置は、接触式帯電ロールにより像担持体を帯電し、転写ロールによって前記像担持体上のトナー像を記録媒体又は中間転写ベルトに転写する画像形成装置であって、前記転写ロールは、長手方向に沿って断面が均一で、記録媒体又は前記中間転写ベルトを介して前記像担持体に圧接されており、前記転写ロールの長さは前記接触式帯電ロールの長さよりも大きく形成され、かつ、前記転写ロールにおける転写バイアスが印加される転写幅が前記像担持体の帯電幅よりも長く形成されており、前記像担持体とのニップ圧が前記転写ロールの中央部に比べて高い前記転写ロールの両端部が、前記像担持体の帯電幅の外側に位置していることを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、転写ロールは、長手方向に沿って断面が均一で、記録媒体又は中間転写ベルトを介して前記像担持体に圧接されている。転写ロールの長さが接触式帯電ロールの長さよりも大きく形成されており、かつ、転写ロールにおける転写バイアスが印加される転写幅が像担持体の帯電幅よりも長く形成されており、転写ロールの両端部が像担持体の帯電幅の外側に位置している。このため、像担持体とのニップ圧が転写ロールの中央部に比べて高い転写ロールの両端部が像担持体の帯電を受ける部分と接触することがない。したがって、接触式帯電ロールによる放電で脆くなった像担持体表面が転写ロールの端部と接触して高い圧力を受けることがなく、像担持体の偏磨耗の発生が低減される。
請求項2に記載の発明に係る画像形成装置は、接触式帯電ロールにより像担持体を帯電し、転写ロールによって前記像担持体上のトナー像を搬送ベルト上に保持された記録媒体に転写する画像形成装置であって、前記転写ロールは、長手方向に沿って断面が均一で、記録媒体及び前記搬送ベルトを介して前記像担持体に圧接されており、前記転写ロールの長さ及び前記搬送ベルトの幅が、前記接触式帯電ロールの長さよりも大きく形成され、かつ、前記転写ロールにおける転写バイアスが印加される転写幅が前記像担持体の帯電幅よりも長く形成されており、前記像担持体とのニップ圧が前記転写ロールの中央部に比べて高い前記転写ロールの両端部及び前記搬送ベルトの両端部が、前記像担持体の帯電幅の外側に位置していることを特徴としている。
請求項2に記載の発明によれば、転写ロールは、長手方向に沿って断面が均一で、記録媒体及び搬送ベルトを介して前記像担持体に圧接されている。転写ロールの長さ及び搬送ベルトの幅が接触式帯電ロールの長さよりも大きく形成され、かつ、転写ロールにおける転写バイアスが印加される転写幅が像担持体の帯電幅よりも長く形成されており、転写ロールの両端部及び搬送ベルトの両端部が像担持体の帯電幅の外側に位置している。記録媒体の幅は像担持体の帯電幅よりも小さいので、記録媒体の端部と転写ロールの端部が重ならない。このため、転写ロールの中央部に比べてニップ圧が高い転写ロールの両端部と搬送ベルト上に保持される記録媒体の両端部とが重なって像担持体の帯電を受ける部分と接触することがない。したがって、接触式帯電ロールによる放電で脆くなった像担持体が転写ロールの端部及び記録媒体の端部と接触して高い圧力を受けることが防止され、像担持体の偏磨耗の発生が低減される。
本発明に係る画像形成装置では、転写ロールの端部などのニップ圧の高い部分が像担持体の帯電幅の内側で接触することがなく、像担持体が転写ロールの端部や記録媒体の端部との接触部で偏磨耗を起こすことを低減することができる。
以下、本発明に係る画像形成装置の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1には本発明の第1実施形態に係る画像形成装置10が示されている。
この画像形成装置10は、感光体ドラム12上に形成されたトナー像が記録用紙Pに転写される直接転写方式である。この画像形成装置10では、感光体ドラム12の周囲にその回転方向上流側から、感光体ドラム12を帯電させるための帯電ロール14と、帯電された感光体ドラム12上にレーザビームを照射して静電潜像を形成する光走査装置16と、感光体ドラム12上の静電潜像形成部位にトナーを供給して静電潜像を現像することで感光体ドラム12上にトナー像を形成させる現像装置18と、記録用紙Pの搬送路を挟んで感光体ドラム12と対向配置された転写ロール20と、感光体ドラム12上の残留トナーを清掃するクリーニング装置22が配置されている。また、転写ロール20の用紙搬送方向上流側に、2つの支持ローラ24、26によって張架された搬送ベルト28が配設されており、搬送ベルト28によって感光体ドラム12と転写ロール20との間に記録用紙Pが搬送される。
このような画像形成装置10では、感光体ドラム12が図1中時計回りに回転すると、まず帯電ロール14によって感光体ドラム12の表面がほぼ均一な電位に帯電される。更に感光体ドラム12が回転すると、感光体ドラム12の表面が光走査装置16によって露光され、感光体ドラム12の露光された部分の電位が低下して静電潜像が形成される。感光体ドラム12の静電潜像は、現像装置18に搬送され、感光体ドラム12の帯電極性と同極性に帯電しているトナーが、感光体ドラム12の電位低下部に電気的に付着して静電潜像が現像される。
その後、感光体ドラム12が更に回転すると、そのタイミングに合わせて転写ロール20と感光体ドラム12との間に記録用紙Pが搬送され、転写ロール20にトナーと逆極性の転写電圧が印加される。これによって、転写ロール20にトナーが電気的に引き寄せられ、感光体ドラム12上のトナー像が記録用紙Pへ転写される。記録用紙Pに転写されたトナー像は、定着装置30で加熱及び加圧されて定着される。また、トナー像が転写された後の感光体ドラム12の表面は、クリーニング装置22でクリーニングされて残留トナーが除去される。
図2に示すように、感光体ドラム12の表面には感光層12Aが形成されており、この感光層12Aが帯電ロール14によって帯電される。ここで、感光体ドラム12の長さをLdr、感光層12Aの長さをLpr、帯電ロール14の長さをLcr、転写ロール20の長さをLtrとすると、転写ロール20の長さ(Ltr)が帯電ロール14の長さ(Lcr)より大きく形成されている。また、感光層12Aの長さ(Lpr)は転写ロール20の長さ(Ltr)より大きく形成されている。すなわち、Lpr>Ltr>Lcrの関係を満たしている。
感光体ドラム12の帯電幅(帯電域の幅)はほぼ帯電ロール14の長さ(Lcr)であり、感光体ドラム12とのニップ圧が高くなる転写ロール20の両端部が、感光体ドラム12の帯電幅の外側に位置している。
次に、この画像形成装置10の作用について説明する。
この画像形成装置10では、感光体ドラム12の表面の感光層12Aが帯電ロール14との微小間隙での放電(微小ギャップ放電)によって帯電される。その後、光走査装置16による露光、現像装置18による現像によって感光体ドラム12上にトナー像が形成され、感光体ドラム12上のトナー像は転写ロール20によって記録用紙P上に転写される。その際、感光体ドラム12の感光層12Aが帯電される帯電幅(帯電域の幅)は、ほぼ帯電ロール14の長さ(Lcr)となる。
図2に示すように、転写ロール20の長さ(Ltr)は帯電ロール14の長さ(Lcr)よりも大きく形成されており、転写ロール20の両端部が感光体ドラム12の帯電幅の外側に位置している。このため、感光体ドラム12とのニップ圧が高い転写ロール20の両端部が、感光層12Aの帯電域と接触することがない。したがって、帯電ロール14による放電で脆くなった感光体ドラム12の表面が転写ロール20の端部と接触して高い圧力を受けることがなく、感光体ドラム12の偏磨耗の発生が低減される。特に、感光体ドラム12上のトナー像を記録用紙Pに転写する直接転写方式では、感光体ドラム12と転写ロール20の間に記録用紙Pが搬送されるので、感光体ドラム12が偏磨耗しやすいという問題があるが、本実施形態により感光体ドラム12の偏磨耗を低減することができる。
ここで、第1実施形態の画像形成装置10を用い、感光体ドラム12の偏磨耗の発生を評価する実験を行った。この実験では、比較例として図7に示す画像形成装置100を用い、同様に感光体ドラム112の偏磨耗の発生を評価した。
比較例の画像形成装置100では、図7に示すように、帯電ロール114の長さ(Lcr)が転写ロール120の長さ(Ltr)より大きく形成されている。また、感光層112Aの長さ(Lpr)が帯電ロール114の長さ(Lcr)より大きく設定されている。すなわち、Lpr>Lcr>Ltrの関係を満たしている。感光体ドラム112の帯電幅(感光層112Aの帯電域の幅)はほぼ帯電ロール114の長さ(Lcr)であるため、感光体ドラム112とのニップ圧が高い転写ロール120の両端部が、感光体ドラム112の帯電幅の内側に接触している。
この実験では、画像形成装置10と画像形成装置100を用い、A4用紙横送りで25,000枚の連続走行後に、感光体ドラム12、112の膜厚を測定した。感光体ドラムの膜厚は、基材のアルミニウムとの距離から膜厚を求める接触型の渦電流測定器を用いて測定した。
その結果、図3に示すように、比較例の感光体ドラム112では、新品時の感光体ドラムのプロファイルと比べて転写ロール120の両端部との接触位置で感光体ドラム112の膜厚が約20μm磨耗し、ニップ圧の高い部分で感光体ドラム112が大きく磨耗していることが分かった。これに対して、第1実施形態の感光体ドラム12では、新品時の感光体ドラムのプロファイルと比べて転写ロール20の両端部との接触位置で感光体ドラム12が僅かに磨耗し、比較例と比べて偏磨耗が1/3程度に抑えられることが分かった。また、感光体ドラム12と転写ロール20との間のリークも起こり難かった。
また、第1実施形態の変形例として、図4に示すように、転写ロール42の長さを感光体ドラム12の長さよりも大きく形成し、Ltr>Ldr>Lcrの関係を満たすような画像形成装置40を用い、同様の実験により感光体ドラム12の磨耗を評価した。その結果、感光体ドラム12の両端部での偏磨耗は更に抑えられ、比較例と比べて偏磨耗が1/4程度に減少することが確認された。
次に、本発明の第2実施形態に係る画像形成装置について説明する。
図5に示すように、この画像形成装置50では、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)の各色の画像に対応し、図示しない駆動モータによって所定の回転速度で矢印方向に回転する感光体ドラム52C、52M、52Y、52Kが、並列状に並んで配置されている。各感光体ドラム52C、52M、52Y、52Kに対応して、順に光走査装置56C、56M、56Y、56Kが設けられている。そして、デジタル画像データに基づき、光走査装置56C、56M、56Y、56Kのレーザ光を変調して各感光体ドラム52C、52M、52Y、52Kに照射し、静電潜像を形成するようになっている。
ここで、感光体ドラム52C、52M、52Y、52Kの周辺について説明する。なお、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの各色を区別する際には、符号の後にC、M、Y、Kを付加して説明するが、各色を区別する必要がない場合は、符号の後のC、M、Y、Kは省略する。
感光体ドラム52の周面近傍で、光走査装置56によるレーザ光の照射位置よりも感光体ドラム52の回転方向上流側には、感光体ドラム52を一様に帯電させる帯電ロール54が配設されている。また、光走査装置56によるレーザ光の照射位置よりも感光体ドラム52の回転方向下流側には、感光体ドラム52の静電潜像を現像する現像装置58が配設されている。詳しくは、感光体ドラム52Cにはシアンのトナー、感光体ドラム52Mにはマゼンダのトナー、感光体ドラム52Yにはイエローのトナー、感光体ドラム52Kにはブラックのトナーが供給され、それぞれシアン、マゼンタ、イエロー、ブラックのトナー像が形成される。
各感光体ドラム52の下方には、無端状の搬送ベルト64が配置されている。この搬送ベルト64は、駆動ローラ66及び従動ローラ68に巻き掛けられている。駆動ローラ66にはモータ70が接続されており、モータ70の駆動力が伝達されて駆動ローラ66が回転すると、駆動ローラ66の回転駆動が搬送ベルト64を介して従動ローラ68に伝達され、搬送ベルト64は矢印A方向に搬送されるようになっている。
記録用紙Pが、図示しない給紙カセットから取り出されて、搬送ベルト64上に供給されるようになっている。搬送ベルト64上に供給された記録用紙Pは、搬送ベルト64の搬送によって、感光体ドラム52C、52M、52Y、52Kの順に案内される。
搬送ベルト64を挟んで各感光体ドラム52と対向する位置には、転写ロール60が配設されており、搬送ベルト64によって搬送された記録用紙Pに、感光体ドラム52に形成されたトナー像が転写される。すなわち、記録用紙P上には、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックのトナー像が順番に重ねあわせて転写され、多色トナー像が形成される。多色トナー像が転写された記録用紙Pは、図示しない定着装置へと搬送され、定着処理が施された後、装置外へと排出される。
また、転写ロール60の配設位置よりも感光体ドラム52の回転方向下流側には、感光体ドラム52に対向して、クリーニング装置62が配設され、転写後に感光体ドラム52の表面に残留しているトナーが除去される。
図6に示すように、このような画像形成装置50では、感光体ドラム52の表面に感光層52Aが形成されており、この感光層52Aが帯電ロール54によって帯電される。ここで、感光体ドラム52の長さをLdr、感光層52Aの長さをLpr、帯電ロール54の長さをLcr、転写ロール60の長さ及び搬送ベルト64の幅をLtrとすると、転写ロール60の長さ及び搬送ベルト64の幅(Ltr)が帯電ロール54の長さ(Lcr)より大きく形成されている。また、感光層52Aの長さ(Lpr)は転写ロール60の長さ及び搬送ベルト64の幅(Ltr)より大きく形成されており、Lpr>Ltr>Lcrの関係を満たしている。なお、本実施形態では、転写ロール60の長さと搬送ベルト64の幅は同じであるが、帯電ロール54の長さ(Lcr)より大きければ異なる長さに設定してもよい。
次に、この画像形成装置50の作用について説明する。
感光体ドラム52の感光層52Aが帯電される帯電幅(帯電域の幅)は、ほぼ帯電ロール54の長さ(Lcr)となる。転写ロール60の長さ及び搬送ベルト64の幅(Ltr)は帯電ロール54の長さ(Lcr)よりも大きく形成されており、転写ロール60及び搬送ベルト64の両端部が感光体ドラム52の帯電幅の外側に位置している。記録用紙Pの幅は帯電ロール54の長さと同じかこれより小さいので、記録用紙Pの端部と転写ロール60の端部とが重ならない。このため、ニップ圧が高い転写ロール60の両端部と搬送ベルト64上に保持される記録用紙Pの両端部とが重なって感光体ドラム52の帯電域と接触することがない。したがって、帯電ロール54による放電で脆くなった感光体ドラム52が転写ロール60の端部及び記録用紙Pの端部と接触して高い圧力を受けることがなく、感光体ドラム52の偏磨耗の発生が低減される。
なお、第1及び第2実施形態では、感光体上に形成されたトナー像を記録用紙Pに転写する直接転写方式の画像形成装置であったが、この構成に限定するものではない。例えば、感光体上のトナー像を中間転写体に一旦転写し、その後中間転写体上のトナー像を記録媒体に転写する方式でも、同様に本発明を適用することができる。
本発明の第1実施形態に係る画像形成装置を示す概略構成図である。 本発明の第1実施形態に係る画像形成装置の帯電ロール、感光体ドラム、転写ロールを長手方向と直交する方向から見た構成図である。 本発明の第1実施形態に係る画像形成装置と比較例の画像形成装置における感光体ドラムの磨耗状態を評価した結果を示す図である。 本発明の第1実施形態の変形例に係る画像形成装置の帯電ロール、感光体ドラム、転写ロールを長手方向と直交する方向から見た構成図である。 本発明の第2実施形態に係る画像形成装置を示す概略構成図である。 本発明の第2実施形態に係る画像形成装置の帯電ロール、感光体ドラム、転写ロールを長手方向と直交する方向から見た構成図である。 比較例に係る画像形成装置の帯電ロール、感光体ドラム、転写ロールを長手方向と直交する方向から見た構成図である。
符号の説明
10 画像形成装置
12A 感光層
12 感光体ドラム(像担持体)
14 帯電ロール
20 転写ロール
40 画像形成装置
42 転写ロール
50 画像形成装置
52A 感光層
52 感光体ドラム(像担持体)
54 帯電ロール
60 転写ロール
64 搬送ベルト
P 記録用紙(記録媒体)

Claims (2)

  1. 接触式帯電ロールにより像担持体を帯電し、転写ロールによって前記像担持体上のトナー像を記録媒体又は中間転写ベルトに転写する画像形成装置であって、
    前記転写ロールは、長手方向に沿って断面が均一で、記録媒体又は前記中間転写ベルトを介して前記像担持体に圧接されており、
    前記転写ロールの長さは前記接触式帯電ロールの長さよりも大きく形成され、
    かつ、前記転写ロールにおける転写バイアスが印加される転写幅が前記像担持体の帯電幅よりも長く形成されており、
    前記像担持体とのニップ圧が前記転写ロールの中央部に比べて高い前記転写ロールの両端部が、前記像担持体の帯電幅の外側に位置していることを特徴とする画像形成装置。
  2. 接触式帯電ロールにより像担持体を帯電し、転写ロールによって前記像担持体上のトナー像を搬送ベルト上に保持された記録媒体に転写する画像形成装置であって、
    前記転写ロールは、長手方向に沿って断面が均一で、記録媒体及び前記搬送ベルトを介して前記像担持体に圧接されており、
    前記転写ロールの長さ及び前記搬送ベルトの幅が、前記接触式帯電ロールの長さよりも大きく形成され、
    かつ、前記転写ロールにおける転写バイアスが印加される転写幅が前記像担持体の帯電幅よりも長く形成されており、
    前記像担持体とのニップ圧が前記転写ロールの中央部に比べて高い前記転写ロールの両端部及び前記搬送ベルトの両端部が、前記像担持体の帯電幅の外側に位置していることを特徴とする画像形成装置。
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