JP4774352B2 - 静電荷像現像用トナーの製造方法、及び静電荷像現像用トナー - Google Patents
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Description
しかしながら、通常の混練粉砕法により得られるトナーは、技術的に小粒径化が限界に近づきつつあり、その形状は不定形で、粒径分布はブロードとなり、定着エネルギーが高いなど様々な問題点があった。
特に定着においては粉砕法で作製された混練粉砕型のトナーは粉砕が離型剤(ワックス)の界面で割れるため表面に多く存在するので離型効果がでやすくなる一方キャリアや感光体、さらにブレードへの付着が起こりやすく、性能としては不満足のものであった。
この方法は、トナーの小粒径化が容易であり、粒度分布も、粉砕法によるトナーの粒度分布に比べてシャープな分布である上、ワックスの内包化も可能である。
例えば乳化重合凝集法についての提案がなされており(例えば、特許文献1、2参照。)、さらに、上記乳化凝集法の抱える界面活性剤の使用における問題点を改良した技術についての提案もなされている(例えば、特許文献3、4参照。)。
また、小粒径トナーとした場合の粉体流動性、転写性に優れるとともに、耐熱保存性、低温定着性、耐ホットオフセット性のいずれにも優れた乾式トナーについての提案もなされている(例えば、特許文献6、7参照。)。
これらの公報に記載されたトナーの製造方法は、イソシアネート基含有ポリエステルプレポリマーを有機溶媒及び水系媒体中でアミンと重付加反応させる高分子量化工程と、加温等による有機溶媒を除去する工程とを含むものである。特に、下記特許文献8には、有機溶媒の除去方法について詳細に述べられている。
特に、貯槽に溜めた乳化/分散液から、加温下にて、有機溶媒を除去する工程を有する、重合トナーの製造方法においては、槽内の皮張り/付着は大きな問題となり得る。
この問題に対し、一般的に、槽内の洗浄に、高圧水や溶剤を用いたりして対処しているが、液面上部に発生する皮張り/付着物は固化して、除去するのが困難なものになっている。
特に、連続式で乳化分散液を得るような工法では、バッチ式とは異なり、得られる乳化分散液が変動する場合が多々見受けられるため、熱特性を代表とする品質を安定に保ちながら、効率のよい連続生産は非常に難しい。また、乳化/分散液を加温することにより、乳化/分散液の安定性が低下し、凝集による粗粉の発生も確認されるため、効率のよい生産性の達成に対して、大きな障害となっている。
〔1〕:少なくとも、有機溶媒中に結着樹脂と着色剤を含有する有機溶媒組成物を、水系媒体中で乳化、分散し、得られた乳化分散液を、ジャケット又はヒーターを具備してなる貯槽に溜める工程と、前記貯槽に溜められた前記乳化分散液の液面が、前記ジャケット又はヒーターが付設された位置の上端よりも高いか低いかを判定する工程と、前記乳化分散液の液面が、前記ジャケット又はヒーターが付設された位置の上端よりも低い場合に、脱イオン水を添加して、当該脱イオン水を添加後の乳化分散液の液面を、前記ジャケット又はヒーターが付設された位置の上端よりも高くする工程と、前記ジャケットを用いた温水、蒸気による加温、又はヒーターによる加温により、前記有機溶媒を除去する工程と、を有し、前記有機溶媒組成物と、前記水系媒体との重量比が、60:40〜20:80であり、前記貯槽に溜められた乳化分散液の重量Waと、前記有機溶媒を除去する前に添加する脱イオン水の重量Wbとが、下記式(1)の関係を有することを特徴とする静電荷像現像用トナーの製造方法。
0≦Wb/(Wa+Wb)≦0.4・・・(1)
〔2〕:前記有機溶媒を除去する工程の途中又は終了後に、温水、蒸気、またはヒーターによる加温を行うことを特徴とする上記〔1〕に記載の静電荷像現像用トナーの製造方法。
〔3〕:少なくとも、前記有機溶媒組成物中の結着樹脂が、ポリエステル樹脂を含有していることを特徴とする上記〔1〕または〔2〕に記載の静電荷像現像用トナーの製造方法。
〔4〕:前記有機溶媒組成物と、前記水系媒体とを、連続的に分散機、又は乳化機に供給しながら剪断力を与えること特徴とする請求項上記〔1〕乃至〔3〕のいずれか一項に記載の静電荷像現像用トナーの製造方法。
〔5〕:前記有機溶媒組成物が、少なくとも、有機溶媒中に活性水素基を有する化合物と反応可能な部位を有する重合体、活性水素基を有する化合物、及び着色剤を溶解または分散させたものであり、上記有機溶媒組成物を水系媒体中で機械的剪断力により分散させた後、又は分散させながら、前記活性水素基を有する化合物と反応可能な部位を有する重合体を前記活性水素基を有する化合物と反応させる工程を有することを特徴とする上記〔1〕乃至〔4〕のいずれか一項に記載の静電荷像現像用トナーの製造方法。
〔6〕:上記〔1〕乃至〔5〕のいずれか一項に記載の静電荷像現像用トナーの製造方法によって得られたことを特徴とする静電荷像現像用トナー。
なお、本明細書においてトナー母体とは、所定の有機溶媒除去工程、洗浄工程、乾燥処理工程を行った後の、各種添加剤や無機粒子等の添加前の状態のものを言う。
0≦Wb/(Wa+Wb)≦0.4・・・(1)
これを希釈することにより、乳化分散液滴中の有機溶媒が、溶解度分だけ希釈した水に移行することになる。その際に、液滴中に存在する有機溶媒組成物の偏在等による不均一化が促進されることになるが、Wb/(Wa+Wb)を0.4以下に保つことにより、熱特性の維持が可能となり、安定な定着特性を発揮され、最終的に安定した体積平均粒径、及びシャープな粒度分布を有するトナーが得られる。また、粗粉の発生を抑制するためには、粒子密度を下げる意味から、Wb/(Wa+Wb)の範囲は0.1〜0.4の範囲が好ましく、さらに好ましくは0.2〜0.4の範囲である。
これにより、貯槽内の洗浄を簡易化することができ、あるいは洗浄レスでの連続使用が可能となる。
また、上記式(1)を満足するように希釈を行うことにより、熱特性の維持が可能となり、安定な定着特性を発揮せしめ、常に安定した体積平均粒径、シャープな粒度分布を有するトナーが作製できることが確かめられた。
有機溶媒組成物の重量比が多い場合は、乳化状態が不安定となり、乳化液の粗大化が顕著となり、連続的に安定な粒子径が得られなくなる。また、水系分散媒体の重量比が多い場合は、油滴粒子の剪断力による切断が不充分となり、目的とするトナーの小粒径化が困難となる。
ポリエステル樹脂は、スチレンアクリル樹脂に比べて、低分子量化が容易であり、低温定着性に優れており、省エネルギー化に対して好ましい材料である。
酸価付与については、トナーの紙への接着性向上のために有利であり、2KOHmg/g以上の酸価が必要である。しかしながら30KOHmg/g以上であると、乳化時の系内安定性が増してしまい、微粒子の合着が進行しなくなるため、シャープな粒度分布のトナーを得ることが困難となる。
但し、サンプルが溶解しない場合は、溶媒にジオキサン又はTHF等の溶媒を用いてもよいこととする。
バッチ式で量産化を行った場合、乳化を行う槽の容量が大きくなり、それに適合する分散機、又は乳化機のサイズも大きくなってしまい、非常に大きなエネルギー負荷が掛かるが、連続式の場合は、小型の分散機、又は乳化機を使用することにより、少ないランニングコストで量産化が可能である。
また、より高品質の画像を得るには、トナーの体積平均粒径を3〜7μmにし、個数平均粒径との比(Dv/Dn)をDv/Dnを1.17以下にし、かつ4μm以下の粒子を個数%で1〜10個数%、12.7μm以上の粒子を体積%で3%以下にすることが好ましく、更には、体積平均粒径を4〜7μmにし、Dv/Dnを1.15以下にするのが望ましい。
このようなトナーは、とりわけフルカラー複写機等を用いた場合に、飛散やカブリがなく、長期的に現像性が良好で高画質な画像を形成することが可能である。
先ず、電解水溶液100〜150ml中に分散剤として界面活性剤(好ましくはアルキルベンゼンスルホン酸塩)を0.1〜5ml加える。ここで、電解液とは1級塩化ナトリウムを用いて約1%NaCl水溶液を調製したもので、例えばISOTON−II(コールター社製)が使用できる。
次に、測定試料を2〜20mg加える。試料を懸濁した電解液は、超音波分散器で約1〜3分間分散処理を行い、前記測定装置により、アパーチャーとして100μmアパーチャーを用いて、トナー粒子又はトナーの体積、個数を測定して、体積分布と個数分布を算出する。
得られた分布から、トナーの体積平均粒径(Dv)、個数平均粒径(Dn)を求めることができる。
平均円形度が0.92未満であると、微粒子の合着が不充分であるため、満足した転写性やチリのない高画質画像が得られ難い。
かかる形状の計測方法としては、例えば、粒子を含む懸濁液を平板上の撮像部検知帯に通過させ、CCDカメラで光学的に粒子画像を検知し、解析する光学的検知帯の手法が適当なものとして挙げられる。この手法で得られる投影面積の等しい相当円の周囲長を実在粒子の周囲長で除した値である平均円形度が0.92〜1.00のトナーが、適正な濃度の再現性のある高精細な画像を形成するのに好ましいものとして確認された。
具体的な測定方法を以下に示す。
容器中に、不純固形物を除去した水100〜150mlを入れ、分散剤として界面活性剤、好ましくはアルキルベンゼンスフォン酸塩を0.1〜0.5ml加え、更に測定試料を0.1〜0.5g程度加え、かかる試料を分散した懸濁液を超音波分散器を用いて約1〜3分間分散処理を行い、分散液濃度を3000〜1万個/μlとし、その後、上記分析装置により、トナーの形状及び分布を測定する。
すなわち、希釈せずに得られたトナー母体軟化点Taと、希釈する工程を経て得られたトナー母体軟化点Tbとの関係が下記式(2)を満たすことを確認するのである。
Ta−Tb≦5(℃)・・・(2)
ここでの軟化点とは、1/2法における溶融温度のことであり、5℃以上の低下が認められると定着特性への影響が大きくなる。
軟化点の測定方法を以下に示す。
トナーの熱特性を測定するフローテスターとしては、例えば島津製作所製の高架式フローテスターCFT500型が挙げられる。
(測定条件)
荷重:30kg/cm2、昇温速度:3.0℃/min、ダイ口径:0.50mm、ダイ長さ:1.0mm
これにより得られるフローテスターのフローカーブは、図1及び図2に示すようなデータとなり、このデータから所定の温度を読み取ることができる。
図1中、Tsは軟化温度、Tfbは流出開始温度であり、図2中の、1/2法における溶融温度とあるのが、上記式(2)中に示す軟化点に該当する。
結着樹脂としては、ポリエステル樹脂の他、ポリスチレン、ポリp−クロロスチレン、ポリビニルトルエン等のスチレン及びその置換体の重合体、スチレン−p−クロロスチレン共重合体、スチレン−プロピレン共重合体、スチレン−ビニルトルエン共重合体、スチレン−ビニルナフタリン共重合体、スチレン−アクリル酸メチル共重合体、スチレン−アクリル酸エチル共重合体、スチレン−アクリル酸ブチル共重合体、スチレン−アクリル酸オクチル共重合体、スチレン−メタクリル酸メチル共重合体、スチレン−メタクリル酸エチル共重合体、スチレン−メタクリル酸ブチル共重合体、スチレン−α−クロルメタクリル酸メチル共重合体、スチレン−アクリロニトリル共重合体、スチレン−ビニルメチルケトン共重合体、スチレン−ブタジエン共重合体、スチレン−イソプレン共重合体、スチレン−アクリロニトリル−インデン共重合体、スチレン−マレイン酸共重合体、スチレン−マレイン酸エステル共重合体等のスチレン系共重合体、ポリメチルメタクリレート、ポリブチルメタクリレート、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、エポキシ樹脂、エポキシポリオール樹脂、ポリウレタン、ポリアミド、ポリビニルブチラール、ポリアクリル酸樹脂、ロジン、変性ロジン、テルペン樹脂、脂肪族叉は脂環族炭化水素樹脂、芳香族系石油樹脂、塩素化パラフィン、パラフィンワックス等が挙げられる。これらは単独で用いてもよく、二種以上を混合して用いてもよい。
アルコールとしては、例えば、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、プロピレングリコール等のグリコール類、1.4−ビス(ヒドロキシメチル)シクロヘキサン、及びビスフェノールA等のエーテル化ビスフェノール類、その他二価のアルコール単量体、三価以上の多価アルコール単量体等が挙げられる。
また、カルボン酸としては、例えばマレイン酸、フマール酸、フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、コハク酸、マロン酸等の二価の有機酸単量体、1,2,4−ベンゼントリカルボン酸、1,2,5−ベンゼントリカルボン酸、1,2,4−シクロヘキサントリカルボン酸、1,2,4−ナフタレントリカルボン酸、1,2,5−ヘキサントリカルボン酸、1,3−ジカルボキシル−2−メチレンカルボキシプロパン、1,2,7,8−オクタンテトラカルボン酸等の三価以上の多価カルボン酸単量体等が挙げられる。
この場合、ポリエステルの有する活性水素基としては、水酸基(アルコール性水酸基およびフェノール性水酸基)、アミノ基、カルボキシル基、メルカプト基等が挙げられ、特に、アルコール性水酸基が好ましい。
ジオール(DIO)としては、アルキレングリコール(エチレングリコール、1,2−プロピレングリコール、1,3−プロピレングリコール、1,4−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジオール等)、アルキレンエーテルグリコール(ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ジプロピレングリコール、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリテトラメチレンエーテルグリコール等)、脂環式ジオール(1,4−シクロヘキサンジメタノール、水素添加ビスフェノールA等)、ビスフェノール類(ビスフェノールA、ビスフェノールF、ビスフェノールS等)、上記脂環式ジオールのアルキレンオキサイド(エチレンオキサイド、プロピレンオキサイド、ブチレンオキサイド等)付加物、上記ビスフェノール類のアルキレンオキサイド(エチレンオキサイド、プロピレンオキサイド、ブチレンオキサイド等)付加物等が挙げられる。
好ましいものは、炭素数2〜12のアルキレングリコール、及びビスフェノール類のアルキレンオキサイド付加物であり、特に、ビスフェノール類のアルキレンオキサイド付加物、及びこれと炭素数2〜12のアルキレングリコールとの併用が好ましい。
3価以上のポリオール(TO)としては、3〜8価又はそれ以上の多価脂肪族アルコール(グリセリン、トリメチロールエタン、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトール、ソルビトール等)、3価以上のフェノール類(トリスフェノールPA、フェノールノボラック、クレゾールノボラック等)、上記3価以上のポリフェノール類のアルキレンオキサイド付加物等が挙げられる。
ジカルボン酸(DIC)としては、例えば、アルキレンジカルボン酸(コハク酸、アジピン酸、セバシン酸等)、アルケニレンジカルボン酸(マレイン酸、フマール酸等)、芳香族ジカルボン酸(フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、ナフタレンジカルボン酸等)等が挙げられる。これらのうち、炭素数4〜20のアルケニレンジカルボン酸、及び炭素数8〜20の芳香族ジカルボン酸が好ましい。3価以上のポリカルボン酸(TC)としては、炭素数9〜20の芳香族ポリカルボン酸(トリメリット酸、ピロメリット酸等)等が挙げられる。
なお、ポリカルボン酸(PC)としては、上述した材料の酸無水物又は低級アルキルエステル(メチルエステル、エチルエステル、イソプロピルエステル等)を用いてポリオール(PO)と反応させたものを適用してもよい。
末端にイソシアネート基を有するプレポリマーA中のポリイソシアネート(PIC)構成成分の含有量は、通常0.5〜40重量%とし、好ましくは1〜30重量%、更には2〜20重量%とすることが好ましい。
このようなアミンとしては、ジアミン(B1)、3価以上のポリアミン(B2)、アミノアルコール(B3)、アミノメルカプタン(B4)、アミノ酸(B5)、及びB1〜B5のアミノ基をブロックしたもの(B6)等が挙げられる。
ジアミン(B1)としては、例えば、芳香族ジアミン(フェニレンジアミン、ジエチルトルエンジアミン、4,4’ジアミノジフェニルメタン等)、脂環式ジアミン(4,4’−ジアミノ−3,3’ジメチルジシクロヘキシルメタン、ジアミンシクロヘキサン、イソホロンジアミン等)、及び脂肪族ジアミン(エチレンジアミン、テトラメチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン等)等が挙げられる。
3価以上のポリアミン(B2)としては、例えば、ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラミン等が挙げられる。
アミノアルコール(B3)としては、例えば、エタノールアミン、ヒドロキシエチルアニリン等が挙げられる。
アミノメルカプタン(B4)としては、アミノエチルメルカプタン、アミノプロピルメルカプタン等が挙げられる。
アミノ酸(B5)としては、アミノプロピオン酸、アミノカプロン酸等が挙げられる。
B1〜B5のアミノ基をブロックしたもの(B6)としては、前記B1〜B5のアミン類とケトン類(アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン等)から得られるケチミン化合物、オキサゾリン化合物等が挙げられる。
これらアミンBのうち好ましいものは、(B1)、及び(B1)と少量の(B2)の混合物である。
伸長停止剤としては、活性水素含有基を有しないモノアミン(ジエチルアミン、ジブチルアミン、ブチルアミン、ラウリルアミン等)、及びそれらをブロックしたもの(ケチミン化合物)等が適用できる。
その添加量は、生成するウレア変性ポリエステルに所望する分子量との関係で適宜選定する。
具体的には、カーボンブラック、ニグロシン染料、鉄黒、ナフトールイエローS、ハンザイエロー(10G、5G、G)、カドミュウムイエロー、黄色酸化鉄、黄土、黄鉛、チタン黄、ポリアゾイエロー、オイルイエロー、ハンザイエロー(GR、A、RN、R)、ピグメントイエローL、ベンジジンイエロー(G、GR)、パーマネントイエロー(NCG)、バルカンファストイエロー(5G、R)、タートラジンレーキ、キノリンイエローレーキ、アンスラザンイエローBGL、イソインドリノンイエロー、ベンガラ、鉛丹、鉛朱、カドミュウムレッド、カドミュウムマーキュリレッド、アンチモン朱、パーマネントレッド4R、パラレッド、ファイセーレッド、パラクロルオルトニトロアニリンレッド、リソールファストスカーレットG、ブリリアントファストスカーレット、ブリリアントカーンミンBS、パーマネントレッド(F2R、F4R、FRL、FRLL、F4RH)、ファストスカーレットVD、ベルカンファストルビンB、ブリリアントスカーレットG、リソールルビンGX、パーマネントレッドF5R、ブリリアントカーミン6B、ポグメントスカーレット3B、ボルドー5B、トルイジンマルーン、パーマネントボルドーF2K、ヘリオボルドーBL、ボルドー10B、ボンマルーンライト、ボンマルーンメジアム、エオシンレーキ、ローダミンレーキB、ローダミンレーキY、アリザリンレーキ、チオインジゴレッドB、チオインジゴマルーン、オイルレッド、キナクリドンレッド、ピラゾロンレッド、ポリアゾレッド、クロームバーミリオン、ベンジジンオレンジ、ペリノンオレンジ、オイルオレンジ、コバルトブルー、セルリアンブルー、アルカリブルーレーキ、ピーコックブルーレーキ、ビクトリアブルーレーキ、無金属フタロシアニンブルー、フタロシアニンブルー、ファストスカイブルー、インダンスレンブルー(RS、BC)、インジゴ、群青、紺青、アントラキノンブルー、ファストバイオレットB、メチルバイオレットレーキ、コバルト紫、マンガン紫、ジオキサンバイオレット、アントラキノンバイオレット、クロムグリーン、ジンクグリーン、酸化クロム、ピリジアン、エメラルドグリーン、ピグメントグリーンB、ナフトールグリーンB、グリーンゴールド、アシッドグリーンレーキ、マラカイトグリーンレーキ、フタロシアニングリーン、アントラキノングリーン、酸化チタン、亜鉛華、リトボン、及びこれらの混合物が挙げられる。
着色剤の含有量は、トナーに対して通常1〜15重量%とし、更には3〜12重量%とすることが好ましい。
マスターバッチの製造の際に用い、又はマスターバッチとともに混練される結着樹脂としては、前述したポリエステル樹脂が適用でき、その他、ポリスチレン、ポリp−クロロスチレン、ポリビニルトルエン等のスチレン及びその置換体の重合体、スチレン−p−クロロスチレン共重合体、スチレン−プロピレン共重合体、スチレン−ビニルトルエン共重合体、スチレン−ビニルナフタリン共重合体、スチレン−アクリル酸メチル共重合体、スチレン−アクリル酸エチル共重合体、スチレン−アクリル酸ブチル共重合体、スチレン−アクリル酸オクチル共重合体、スチレン−メタクリル酸メチル共重合体、スチレン−メタクリル酸エチル共重合体、スチレン−メタクリル酸ブチル共重合体、スチレン−α−クロルメタクリル酸メチル共重合体、スチレン−アクリロニトリル共重合体、スチレン−ビニルメチルケトン共重合体、スチレン−ブタジエン共重合体、スチレン−イソプレン共重合体、スチレン−アクリロニトリル−インデン共重合体、スチレン−マレイン酸共重合体、スチレン−マレイン酸エステル共重合体等のスチレン系共重合体、ポリメチルメタクリレート、ポリブチルメタクリレート、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、エポキシ樹脂、エポキシポリオール樹脂、ポリウレタン、ポリアミド、ポリビニルブチラール、ポリアクリル酸樹脂、ロジン、変性ロジン、テルペン樹脂、脂肪族、又は脂環族炭化水素樹脂、芳香族系石油樹脂、塩素化パラフィン、パラフィンワックス等が挙げられる。これらは単独で用いてもよく、二種以上を混合して用いてもよい。
この際、着色剤と樹脂との相互作用を高めるために、有機溶剤を用いてもよい。
また、いわゆるフラッシング法と呼ばれる着色剤の水を含んだ水性ペーストを樹脂と有機溶剤とともに混合混練し、着色剤を樹脂側に移行させ、水分と有機溶剤成分を除去する方法も着色剤のウエットケーキをそのまま用いることができるため、乾燥工程が必要なくなり、好ましく用いられる。
混合混練工程においては、3本ロールミル等の高せん断分散装置が好適である。
ワックスは、公知のものが使用できる。例えば、ポリオレフィンワッックス(ポリエチレンワックス、ポリプロピレンワックス等)、長鎖炭化水素(パラフィンワックス、サゾールワックス等)、カルボニル基含有ワックス等が挙げられる。
これらのうちカルボニル基含有ワックスが特に好ましい。カルボニル基含有ワックスとしては、ポリアルカン酸エステル(カルナバワックス、モンタンワックス、トリメチロールプロパントリベヘネート、ペンタエリスリトールテトラベヘネート、ペンタエリスリトールジアセテートジベヘネート、グリセリントリベヘネート、1,18−オクタデカンジオールジステアレート等)、ポリアルカノールエステル(トリメリット酸トリステアリル、ジステアリルマレエート等)、ポリアルカン酸アミド(エチレンジアミンジベヘニルアミド等)、ポリアルキルアミド(トリメリット酸トリステアリルアミド等)、及びジアルキルケトン(ジステアリルケトン等)等が挙げられる。これらカルボニル基含有ワックスのうち好ましいものは、ポリアルカン酸エステルである。
適用するワックスの融点は、通常40〜160℃であるものとし、好ましくは50〜120℃、更には60〜90℃のものが好ましい。融点が40℃未満のワックスは、耐熱保存性に悪影響を与え、160℃を超えるワックスは低温での定着時にコールドオフセットを起こしやすい。
また、ワックスの溶融粘度は、融点より20℃高い温度での測定値として、5〜1000cpsが好ましく、さらに好ましくは10〜100cpsである。1000cpsを超えるワックスは、耐ホットオフセット性、低温定着性への向上効果に乏しい。
トナー中のワックスの含有量は、通常0〜40重量%であるものとし、特に3〜30重量%とすることが好ましい。
帯電制御剤としては、公知の材料を適用できる。例えば、ニグロシン系染料、トリフェニルメタン系染料、クロム含有金属錯体染料、モリブデン酸キレート顔料、ローダミン系染料、アルコキシ系アミン、4級アンモニウム塩(フッ素変性4級アンモニウム塩を含む)、アルキルアミド、燐の単体、又は化合物、タングステンの単体、又は化合物、フッ素系活性剤、サリチル酸金属塩、及びサリチル酸誘導体の金属塩等が挙げられる。具体的な材料としては、ニグロシン系染料のボントロン03、第四級アンモニウム塩のボントロンP−51、含金属アゾ染料のボントロンS−34、オキシナフトエ酸系金属錯体のE−82、サリチル酸系金属錯体のE−84、フェノール系縮合物のE−89(以上、オリエント化学工業社製)、第四級アンモニウム塩モリブデン錯体のTP−302、TP−415(以上、保土谷化学工業社製)、第四級アンモニウム塩のコピーチャージPSY VP2038、トリフェニルメタン誘導体のコピーブルーPR、第四級アンモニウム塩のコピーチャージ NEG VP2036、コピーチャージ NX VP434(以上、ヘキスト社製)、LRA−901、ホウ素錯体であるLR−147(日本カ一リット社製)、銅フタロシアニン、ペリレン、キナクリドン、アゾ系顔料、その他スルホン酸基、カルボキシル基、四級アンモニウム塩等の官能基を有する高分子系の化合物が挙げられる。
荷電制御剤の添加量が10重量部を越えるとトナーの帯電性が大きすぎ、主帯電制御剤の効果を減退させ、現像ローラーとの静電的吸引力が増大し、現像剤の流動性低下や、画像濃度の低下を招く。これらの帯電制御剤はマスターバッチ、樹脂とともに溶融混練した後溶解分散させることもできるし、もちろん有機溶剤に直接溶解、分散する際に加えても良いし、トナー表面にトナー粒子作成後固定化させてもよい。
無機微粒子の一次粒子径は、5μm〜2μmとすることが好ましく、特に5μm〜500μmが好ましい。また、BET法による比表面積は、20〜500m2/gであることが好ましい。
この無機微粒子の使用割合は、トナーの0.01〜5重量%であることが好ましく、特に0.01〜2.0重量%が望ましい。
無機微粒子としては、例えばシリカ、アルミナ、酸化チタン、チタン酸バリウム、チタン酸マグネシウム、チタン酸カルシウム、チタン酸ストロンチウム、酸化亜鉛、酸化スズ、ケイ砂、クレー、雲母、ケイ灰石、ケイソウ土、酸化クロム、酸化セリウム、ペンガラ、三酸化アンチモン、酸化マグネシウム、酸化ジルコニウム、硫酸バリウム、炭酸バリウム、炭酸カルシウム、炭化ケイ素、窒化ケイ素等が挙げられる。
その他、高分子系微粒子、例えばソープフリー乳化重合や、懸濁重合、分散重合によって得られるポリスチレン、メタクリル酸エステルやアクリル酸エステル共重合体やシリコーン、ベンゾグアナミン、ナイロン等の重縮合系、熱硬化性樹脂による重合体粒子も適用できる。
例えば、シランカップリング剤、シリル化剤、フッ化アルキル基を有するシランカップリング剤、有機チタネート系カップリング剤、アルミニウム系のカップリング剤、シリコーンオイル、変性シリコーンオイル等が好ましい表面処理剤として挙げられる。
ポリマー微粒子は比較的粒度分布が狭く、体積平均粒径が0.01〜1μmのものが好ましい。
多価アルコール(PO)と多価カルボン酸(PC)とを、テトラブトキシチタネート、ジブチルチンオキサイド等の公知のエステル化触媒の存在下、150〜280℃に加熱し、必要により減圧しながら生成する水を溜去して、ポリエステル樹脂を得る。
上記ポリエステル樹脂と同様の方法で得られた水酸基を有するポリエステルに、40〜140℃にて、多価イソシアネート(PIC)を反応させ、イソシアネート基を有するポリエステルプレポリマー(A)を得る。
多価イソシアネート(PIC)を反応させる際には、必要により溶剤を用いることもできる。
使用可能な溶剤としては、イソシアネート化合物に対して不活性である、芳香族溶剤(トルエン、キシレン等)、ケトン類(アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン等)、エステル類(酢酸エチル等)、アミド類(ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド等)、及びエーテル類(テトラヒドロフラン等)等が挙げられる。
ポリエステルプレポリマー(A)とアミン類(B)との反応は、他のトナー構成材料と混合させて行わせるものであっても良いし、予め作製しておくものでもよい。
予め作製する場合は、ポリエステルプレポリマー(A)にアミン類(B)を0〜140℃にて反応させ、ウレア変性ポリエステル樹脂を得る。
ポリエステルプレポリマー(A)とアミン類(B)を反応させる場合にも、プレポリマー(A)の場合と同様に、必要に応じて溶剤を用いることができる。
溶剤は、先述したものをいずれも適用できる。
適用する水系媒体としては、水単独でもよいが、水と混和可能な溶剤を併用してもよい。
混和可能な溶剤としては、アルコール(メタノール、イソプロピルアルコール、エチレングリコール等)、ジメチルホルムアミド、テトラヒドロフラン、セルソルブ類(メチルセルソルブ等)、低級ケトン類(アセトン、メチルエチルケトン等)等が挙げられる。
トナー粒子は、水系媒体中でイソシアネート基を有するポリエステルプレポリマー(A)からなる分散体を、アミン類(B)と反応させて形成しても良いし、予め作製した変性ポリエステル樹脂を用いても良い。
水系媒体中でポリエステル樹脂やポリエステルプレポリマー(A)からなる分散体を安定して形成させる方法としては、水系媒体中にポリエステル樹脂やポリエステルプレポリマー(A)からなるトナー構成材料を加えて、機械的剪断力により分散させるが、他のトナー構成材料であるワックス、帯電制御剤等は、水系媒体中で分散体を形成させる際に混合してもよいが、予めこれらトナー構成材料を混合した後、水系媒体中にその混合物を加えて分散させたほうがより好ましい。
また、本発明においては、ワックス、帯電制御剤等のトナー構成材料は、必ずしも、水系媒体中で粒子を形成させる時に混合しておく必要はなく、粒子を形成せしめた後、添加してもよい。
また、水系媒体中に予め固体の微粒子分散剤を添加しておくことで、水相中での油滴の分散を均一化させることができる。
これは、分散時に油滴の表面に固体微粒子分散剤が配置するようになり、油滴の分散が均一化するためであり、それと共に油滴同士の合一が防止され、粒度分布のシャープなトナーが得られるようになる。
固体微粒子分散剤は、水系媒体中で水に難溶の固体状で存在するものであり、平均粒径が0.01〜1μmの無機微粒子が好ましい。
無機微粒子としては、例えば、シリカ、アルミナ、酸化チタン、チタン酸バリウム、チタン酸マグネシウム、チタン酸カルシウム、チタン酸ストロンチウム、酸化亜鉛、酸化スズ、ケイ砂、クレー、雲母、ケイ灰石、ケイソウ土、酸化クロム、酸化セリウム、ベンガラ、三酸化アンチモン、酸化マグネシウム、酸化ジルコニウム、硫酸バリウム、炭酸バリウム、炭酸カルシウム、炭化ケイ素、窒化ケイ素等が挙げられる。
更に好ましくはリン酸三カルシウム、炭酸カルシウム、コロイド状酸化チタン、コロイダルシリカ、ヒドロキシアパタイト等も適用できる。
特に水中でリン酸ナトリウムと塩化カルシウムを塩基性条件下で反応させて合成したヒドロキシアパタイトが好ましい。
好適なフルオロアルキル基を有するアニオン性界面活性剤としては、例えば、炭素数2〜10のフルオロアルキルカルボン酸及びその金属塩、パーフルオロオクタンスルホニルグルタミン酸ジナトリウム、3−[オメガ−フルオロアルキル(C6〜C11)オキシ]−1−アルキル(C3〜C4)スルホン酸ナトリウム、3−[オメガ−フルオロアルカノイル(C6〜C8)−N−エチルアミノ]−1−プロパンスルホン酸ナトリウム、フルオロアルキル(C11〜C20)カルボン酸、及びその金属塩、パーフルオロアルキルカルボン酸(C7〜C13)、及びその金属塩、パーフルオロアルキル(C4〜C12)スルホン酸、及びその金属塩、パーフルオロオクタンスルホン酸ジエタノールアミド、N−プロピル−N−(2−ヒドロキシエチル)パーフルオロオクタンスルホンアミド、パーフルオロアルキル(C6〜C10)スルホンアミドプロピルトリメチルアンモニウム塩、パーフルオロアルキル(C6〜C10)−N−エチルスルホニルグリシン塩、モノパーフルオロアルキル(C6〜C16)エチルリン酸エステル等が挙げられる。
具体的な商品名としては、サーフロンS−l21(旭硝子社製)、フロラードFC−135(住友3M社製)、ユニダインDS−202 (ダイキンエ業杜製)、メガファックF−150、F−824(大日本インキ社製)、エクトップEF−l32(トーケムプロダクツ社製)、フタージェントF−300(ネオス社製)等が挙げられる。
例えば、アクリル酸、メタクリル酸、α−シアノアクリル酸、α−シアノメタクリル酸、イタコン酸、クロトン酸、フマール酸、マレイン酸、または無水マレイン酸等の酸類、あるいは水酸基を含有する(メタ)アクリル系単量体、例えばアクリル酸β−ヒドロキシエチル、メタクリル酸β−ヒドロキシエチル、アクリル酸β−ヒドロキシプロピル、メタクリル酸β−ヒドロキシプロピル、アクリル酸γ−ヒドロキシプロピル、メタクリル酸γ−ヒドロキシプロピル、アクリル酸3−クロロ2−ヒドロキシプロピル、メタクリル酸3−クロロ−2−ヒドロキシプロピル、ジエチレングリコールモノアクリル酸エステル、ジエチレングリコールモノメタクリル酸エステル、グリセリンモノアクリル酸エステル、グリセリンモノメタクリル酸エステル、N−メチロールアクリルアミド、N−メチロールメタクリルアミド等、ビニルアルコール、例えばビニルメチルエーテル、ビニルエチルエーテル、ビニルプロピルエーテル等のエーテル類、またはビニルアルコールとカルボキシル基を含有する化合物のエステル類、例えば酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、酪酸ビニル等、アクリルアミド、メタクリルアミド、ジアセトンアクリルアミド、あるいはこれらのメチロール化合物、アクリル酸クロライド、メタクリル酸クロライド等の酸クロライド類、ビニルビリジン、ビニルピロリドン、ビニルイミダゾール、エチレンイミン等の窒素原子、またはその複素環を有するもの等のホモポリマー、または共重合体、ポリオキシエチレン、ポリオキシプロピレン、ポリオキシエチレンアルキルアミン、ポリオキシプロピレンアルキルアミン、ポリオキシエチレンアルキルアミド、ポリオキシプロピレンアルキルアミド、ポリオキシエチレンノニルフエニルエーテル、ポリオキシエチレンラウリルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンステアリルフェニルエステル、ポリオキシエチレンノニルフェニルエステル等のポリオキシエチレン系、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース等のセルロース類等が適用できる。
その他酵素による分解等の操作によっても除去できる。
反応温度は、通常0〜150℃であり、好ましくは40〜98℃であるものとする。
また、必要に応じて公知の触媒を使用してもよい。
触媒としては、具体的にはジブチルチンラウレート、ジオクチルチンラウレート等が挙げられる。
また、乳化分散液の収量に関わらず、上記式(1)の関係を満たす希釈率を容易に達成できるように、ジャケットまたはヒーターが多段に分かれている構成のものが特に好ましい。
具体的な手段としては、高速で回転する羽根によって混合物に衝撃力を加える方法、高速気流中に混合物を投入し、加速させ、粒子同士または複合化した粒子を適当な衝突板に衝突させる方法等が挙げられる。
この工程に用いる装置としては、例えば、オングミル(ホソカワミクロン社製)、I式ミル(日本ニューマチック社製)を改造して粉砕エアー圧カを下げた装置、ハイブリダイゼイションシステム(奈良機械製作所社製)、クリプトロンシステム(川崎重工業社製)、自動乳鉢等が挙げられる。
これらの強磁性体は平均粒径が0.1〜2μm程度のものが望ましく、トナー中に含有させる量としては樹脂成分100重量部に対し約15〜200重量部、特に好ましくは樹脂成分100重量部に対し20〜100重量部である。
以下、本発明の具体的な実施例を挙げて説明するが、本発明は以下に示す例に限定されるものではない。
なお、以下、部は重量部を示すものであり、下記実施例1〜4のうち実施例4は本発明の範囲に属しない比較例に相当する試験例である。
(ポリエステルの製造)
冷却管、攪拌機、及び窒素導入管を備えた反応槽中に、ビスフェノールAエチレンオキサイド2モル付加物を690部、テレフタル酸を335部、それぞれ投入し、常圧窒素気流下のもと、210℃で10時間縮合反応した。
次に、10〜15mmHgの減圧下で脱水しながら5時間反応を継続し、その後に冷却し、ポリエステル(1)を得た。
得られたポリエステル(1)の樹脂の重量平均分子量は6000であり、酸価10KOHmg/g、ガラス転移点48℃であった。
冷却管、攪拌機、及び窒素導入管を備えた反応槽中に、ビスフェノールAエチレンオキサイド2モル付加物を795部、イソフタル酸を200部、テレフタル酸を65部、及びジブチルチンオキサイドを2部、それぞれ投入し、常圧窒素気流下、210℃で8時間縮合反応した。
次に、10〜15mmHgの減圧下で脱水しながら5時間反応を継続し、その後に80℃まで冷却し、酢酸エチル中にてイソホロンジイソシアネート170部と2時間反応を行い、プレポリマー(1)を得た。
得られたプレポリマー(1)の重量平均分子量は5000であった。
タンク内に、35%カルナバワックス酢酸エチル分散液を170部、上記ポリエステル(1)を120部、PY155(クラリアント製)を20部、酢酸エチルを70部、イソホロンジアミンを2部、それぞれ投入し、2時間、攪拌して溶解混合した。
次に、高能率分散機エバラマイルダー(荏原製作所製)を用いて、1時間、循環混合して有機溶媒組成物(1)を得た。
得られた有機溶媒組成物(1)の酸価は4.5KOHmg/gであった。
また、別のタンク内に、上記プレポリマー(1)を25部、酢酸エチルを25部、それぞれ投入し、4時間、攪拌して溶解混合し、有機溶媒組成物(2)を得た。
タンク内に水を945部、スチレン−メタクリル酸−アクリル酸ブチル共重合体の20%水性分散液を40部、50%ドデシルジフェニルエーテルジスルホン酸ナトリウム水溶液(エレミノールMON−7:三洋化成工業製)を160部、酢酸エチルを90部、それぞれ投入して混合撹拌し、水系分散媒体(1)を得た。
上記有機溶媒組成物(1)を3560g/分、上記有機溶媒組成物(2)を440g/分、上記水系分散媒体(1)を6000g/分のスピードで、パイプラインホモミキサー(特殊機化工業製)に供給し、2960rpmの回転数で、85分間の連続運転により、850kgの乳化分散液を得た。
上記乳化分散液は、1000kgの貯留が可能であり減圧ラインを付帯し温水ジャケットが400kgの部分と800kg部分とで2段に分かれている構成のSUS製のタンクに溜めた。
得られた乳化分散液中のトナー粒子の体積平均粒子径Dvは5.9μmであり、体積平均粒子径(Dv)と、数平均粒子径(Dn)との比(Dv/Dn)は1.13となり、平均円形度は0.96であった。
得られた乳化分散液が、2段目のタンクジャケットの位置の境界以上となっていたため、希釈をおこなわず、すなわち、乳化分散液の重量Waと、脱イオン水の重量Wbとが、Wb/(Wa+Wb)=0となった状態で、以下の通りに脱溶剤を行った。
45℃まで昇温して、攪拌翼外周端周速10.5m/秒の攪拌下、突沸を回避しつつ、徐々に減圧を行い、最終的に−90kPaの条件で溶剤を除去した。この脱溶剤時間は5時間を要した。
その後、60℃まで昇温し、5時間の追加反応を行った後に、濾別、洗浄、乾燥処理を行い、トナー母体を得た。
得られたトナー母体の軟化点は138℃となった。
また、上記操作により空になった貯槽内を、目視にて確認したところ、槽壁のSUS面は、連続使用が可能な程度に綺麗な状態であることが確認された。
次に、得られたトナー母体粒子100部、及び帯電制御剤(オリエント化学社製 ボントロン E−84)0.25部を、Q型ミキサー(三井鉱山社製)を用いて混合した。
次に、疎水性シリカ(H2000、クラリアントジャパン社製)を0.5部添加し、混合した。
更に、疎水性シリカ0.5部と、疎水化酸化チタン0.5部をヘンシェルミキサーにて混合し、目開き37μmのスクリーンにて粗大粒子を除去して、イエロートナー(1)を得た。
(トナーの製造)
トナー製造工程における連続運転時間を70分にし、その他の条件は、上記実施例1と同様にして700kgの乳化分散液を得た。
さらに実施例1と同一条件を経ることにより得られた、乳化分散液中のトナー粒子の体積平均粒子径Dvは5.9μmであり、体積平均粒子径(Dv)と、数平均粒子径(Dn)との比(Dv/Dn)は1.13であり、平均円形度は0.96となった。
乳化分散液は、実施例1と同様のタンクに貯留したが、2段目のタンクジャケットの位置の境界に満たなかったため、脱イオン水150kgを用いて希釈した。
希釈により、乳化分散液の重量Waと、脱イオン水の重量Wbとが、Wb/(Wa+Wb)=0.18の関係を満たした。
続いて、実施例1と同様にして脱溶剤以降の工程を行い、トナー母体を得た。
得られたトナー母体の軟化点は137℃となった。
実施例1における希釈をおこなわずに得られたトナー母体軟化点(Ta)が138℃であるのに対し、希釈を行って得られた実施例2のトナー母体軟化点(Tb)は137℃であった。すなわち、Ta−Tbは1℃であった。
また、空になった貯槽内を、目視にて確認したところ、槽壁のSUS面が、連続使用が可能な程度に綺麗な状態であることが確認された。
トナー母体に対し、上記実施例1と同様の処理を行い、イエロートナー(2)を得た。
(トナーの製造)
トナー製造工程における連続運転時間を30分にし、その他の条件は、上記実施例1と同様にして300kgの乳化分散液を得た。
さらに実施例1と同一条件を経ることにより得られた、乳化分散液中のトナー粒子の体積平均粒子径Dvは5.9μmであり、体積平均粒子径(Dv)と、数平均粒子径(Dn)との比(Dv/Dn)は1.13であり、平均円形度は0.96となった。
乳化分散液は、実施例1と同様のタンクに貯留したが、1段目のタンクジャケットの位置の境界に満たなかったため、脱イオン水150kgを用いて希釈した。
希釈により、乳化分散液の重量Waと、脱イオン水の重量Wbとが、Wb/(Wa+Wb)=0.33の関係を満たすようになった。
続いて、一段目のジャケットのみを用いて、実施例1と同様にして脱溶剤工程以降の工程をおこなってトナー母体を得た。得られたトナー母体の軟化点は134℃となった。
実施例1における希釈を行わずに得られたトナー母体軟化点(Ta)が138℃であったのに対し、希釈によって得られたトナー母体軟化点(Tb)は134℃であり、Ta−Tbは4℃であった。
また、空になった貯槽内を目視にて確認したところ、槽壁のSUS面が連続使用可能な程度に綺麗な状態であることが確認された。
得られたトナー母体は、上記実施例1と同様の処理を行い、イエロートナー(3)を得た。
(トナーの製造)
上記実施例2と同様の条件により、700kgの乳化分散液を得た。
さらに実施例2と同一の条件を経ることにより得られた、乳化分散液中のトナー粒子の体積平均粒子径Dvは5.9μmであり、体積平均粒子径(Dv)と、数平均粒子径(Dn)との比(Dv/Dn)は1.13であり、平均円形度は0.96となった。
乳化分散液は、実施例2と同様のタンクに貯留したところ、2段目のタンクジャケットの境界に満たなかったが、希釈を行わなかった。すなわち、乳化分散液の重量Waと、脱イオン水の重量WbとがWb/(Wa+Wb)=0となり、続いて実施例2と同様にして脱溶剤工程以降の工程を行ってトナー母体を得た。得られたトナー母体の軟化点は136℃となった。
また、空になった貯槽内を、目視にて確認したところ、乳化分散液が浸かっていなかった部分に該当する700kg〜800kg部分にSUS面が確認できない状態で皮張りが発生していた。
得られたトナー母体は、上記実施例1と同様の処理を行い、イエロートナー(4)を得た。
(トナーの製造)
上記実施例3と同様の条件により、300kgの乳化分散液を得た。
実施例3と同一の条件を経ることにより得られた、乳化分散液中のトナー粒子の体積平均粒子径Dvは5.9μmであり、体積平均粒子径(Dv)と数平均粒子径(Dn)との比(Dv/Dn)は1.13であり、平均円形度は0.96となった。
乳化分散液を実施例3と同様のタンクに貯留し、2段目のタンクジャケットの境界以上にするため、脱イオン水550kgを用いて希釈した。
希釈により、乳化分散液の重量Waと、脱イオン水の重量Wbとが、Wb/(Wa+Wb)=0.65の関係を満たした。
続いて、実施例1と同様にして脱溶剤以降の工程を行い、トナー母体を得た。
得られたトナー母体の軟化点は125℃となった。
実施例1における希釈をおこなわずに得られたトナー母体軟化点(Ta)が138℃であるのに対して、希釈によって得られたトナー母体軟化点(Tb)は125℃であり、Ta−Tbは13℃であった。
また、空になった貯槽内を、目視にて確認したところ、槽壁のSUS面が、連続使用可能な程度に綺麗な状態であることが確認された。
得られたトナー母体は、上記実施例1と同様の処理を行い、イエロートナー(5)を得た。
(トナーの製造)
上記実施例3と同様の条件により、300kgの乳化分散液を得た。
実施例3と同一の条件を経ることにより得られた、乳化分散液中のトナー粒子の体積平均粒子径Dvは5.9μmであり、体積平均粒子径(Dv)と数平均粒子径(Dn)との比(Dv/Dn)は1.13であり、平均円形度は0.96となった。
乳化分散液を実施例3と同様のタンクに貯留し、1段目のタンクジャケットの境界を越えるが、2段目のタンクジャケットの境界に満たないようにするため、脱イオン水250kgを用いて希釈した。
希釈により、乳化分散液の重量Waと、脱イオン水の重量Wbとが、Wb/(Wa+Wb)=0.45とした。
続いて、2段目のジャケットまでを使用して、実施例1と同様にして脱溶剤以降の工程を行い、トナー母体を得た。
得られたトナー母体の軟化点は130℃となった。
実施例1における希釈せずに得られたトナー母体軟化点(Ta)の138℃に対して、希釈によって得られたトナー母体軟化点(Tb)は130℃であり、Ta−Tbは8℃であった。
また、空になった貯槽内を、目視にて確認したところ、乳化分散液が浸かっていなかった2段目のジャケット部分にSUS面が確認できない状態で皮張りが発生していた。
得られたトナー母体は、上記実施例1と同様の処理を行い、イエロートナー(6)を得た。
また、比較のために上記比較例1、2で作製したイエロートナー(5)、(6)を用いて、同様の定着特性についての評価を行った。
トナーの評価項目、及び評価方法を以下に示す。
定着ローラーとしてテフロン(登録商標)ローラーを使用した(株)リコー製複写機MF2200定着部を改造した装置を用いて、これにリコー製のタイプ6200紙をセットし、複写テストを行った。
定着温度を変化させてホットオフセット温度(耐ホットオフセット温度)を求めた。
高温オフセットの評価条件は紙送りの線速度を50mm/sec、面圧2.0Kgf/cm2、ニップ幅4.5mmと設定した。
尚、特性評価の基準を以下に示す。
ホットオフセット性(3段階評価)
201℃以上 :○
200〜181:△
180℃以下 :×
このことから、乳化分散液の重量Waと脱イオン水の重量Wbとにおいて、Wb/(Wa+Wb)の値を0.4以下にすることにより、有機溶媒組成物の偏在が抑制され、安定な熱特性が得られたことが確認された。
一方、比較例1、2のイエロートナー(5)、(6)を用いた場合には、Ta−Tbが5℃を超えており、高温オフセット評価において顕著な劣化が認められた。
また、希釈後の液面高さが、機能しているジャケット高に満たなかった状態で作製した実施例4、及び比較例2のイエロートナー(4)及び(6)においては、槽壁への皮張りが認められ、装置の連続使用が不可能な状態となってしまった。但し、実施例4のイエロートナーは、上記のようにオフセット評価は良好である。
Claims (6)
- 少なくとも、有機溶媒中に結着樹脂と着色剤を含有する有機溶媒組成物を、水系媒体中で乳化、分散し、得られた乳化分散液を、ジャケット又はヒーターを具備してなる貯槽に溜める工程と、
前記貯槽に溜められた前記乳化分散液の液面が、前記ジャケット又はヒーターが付設された位置の上端よりも高いか低いかを判定する工程と、
前記乳化分散液の液面が、前記ジャケット又はヒーターが付設された位置の上端よりも低い場合に、脱イオン水を添加して、当該脱イオン水を添加後の乳化分散液の液面を、前記ジャケット又はヒーターが付設された位置の上端よりも高くする工程と、
前記ジャケットを用いた温水、蒸気による加温、又はヒーターによる加温により、前記有機溶媒を除去する工程と、を有し、
前記有機溶媒組成物と、前記水系媒体との重量比が、60:40〜20:80であり、
前記貯槽に溜められた乳化分散液の重量Waと、前記有機溶媒を除去する前に添加する脱イオン水の重量Wbとが、下記式(1)の関係を有することを特徴とする静電荷像現像用トナーの製造方法。
0≦Wb/(Wa+Wb)≦0.4・・・(1) - 前記有機溶媒を除去する工程の途中又は終了後に、温水、蒸気、またはヒーターによる加温を行うことを特徴とする請求項1に記載の静電荷像現像用トナーの製造方法。
- 少なくとも、前記有機溶媒組成物中の結着樹脂が、ポリエステル樹脂を含有していることを特徴とする請求項1または2に記載の静電荷像現像用トナーの製造方法。
- 前記有機溶媒組成物と、前記水系媒体とを、連続的に分散機、又は乳化機に供給しながら剪断力を与えること特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の静電荷像現像用トナーの製造方法。
- 前記有機溶媒組成物が、少なくとも、有機溶媒中に活性水素基を有する化合物と反応可能な部位を有する重合体、活性水素基を有する化合物、及び着色剤を溶解または分散させたものであり、
上記有機溶媒組成物を水系媒体中で機械的剪断力により分散させた後、又は分散させながら、
前記活性水素基を有する化合物と反応可能な部位を有する重合体を前記活性水素基を有する化合物と反応させる工程を有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の静電荷像現像用トナーの製造方法。 - 請求項1乃至5のいずれか一項に記載の静電荷像現像用トナーの製造方法によって得られたことを特徴とする静電荷像現像用トナー。
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