JP4773586B2 - 充電式電動工具用の吊り下げ具 - Google Patents

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本発明は、インパクトドライバ等の充電式電動工具を携帯するために用いられる充電式電動工具用の吊り下げ具に関する。
充電式電動工具には、作業者が腰のベルト等に掛止させて吊り下げ携帯することができるように、吊り下げ具が設けられる場合がある。例えば特許文献1には、電動工具の本体へその側面に沿って着脱可能に装着され、本体の後方へ係止部分を突出させた係止具(吊り下げ具)が、特許文献2には、端部に設けた突起を工具本体の穴に挿入して回転可能とした吊り具(吊り下げ具)が夫々記載されている。
特開2006−239851号公報 実開平6−85774号公報
充電式電動工具は、本体から下方に伸びたハンドルの下端に質量の大きいバッテリーが装着される。従って、特許文献1のように本体の後方に吊り下げ具が設けられると、ベルト等に掛止させた際に電動工具が前後に揺れやすく、携帯時の安定性が悪い。特許文献2のようにハンドルの下端に設ければ、前後の揺れは抑えられるが、吊り下げ具の回転構造によって電動工具が左右に揺れる場合があり、結局安定性を損なうことになる。また、吊り下げ具がハンドルの後面側に設けられるため、本体の先端側(ビット側)が側方へ飛び出す格好となり、作業の邪魔になってしまう。
そこで、本発明は、充電式電動工具を腰のベルト等に収まりよく携帯でき、携帯時の安定性も高くなる充電式電動工具用の吊り下げ具を提供することを目的としたものである。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、ハウジングの下端にバッテリーが装着される充電式電動工具を携帯するためにハウジングに装着される吊り下げ具であって、ハウジングの下端際の側面にネジ止め可能な基端部と、その基端部から突出する係止部とを備え、基端部に、側面への装着面から突出し、側面に形成された凹部に挿入可能な回り止め部を、軸体によって当該軸体を中心に回転可能に設けると共に、軸体を中心とする円周上に、ネジ止め用の複数の取付孔を形成して、回り止め部を凹部に挿入した状態で取付孔から基端部を側面にネジ止めすることで、係止部をハウジングから後方へ突出させた状態でハウジングに装着可能とすると共に、取付孔の選択により、係止部の突出角度が異なる複数の姿勢で装着可能としたことを特徴とするものである。
請求項1に記載の発明によれば、係止部を後ろ向きに突出させて装着できるので、充電式電動工具を腰のベルト等に収まりよく携帯でき、携帯時の安定性も高くなる。
また、回り止め部と凹部との採用により、吊り下げ具をハウジングへ簡単且つ確実に装着でき、携帯時の安定性がより高くなる。
さらに、ハウジングの左右に凹部があれば両側面の何れにも装着できるので、取扱いがし易い方を選択して充電式電動工具を携帯でき、より使い勝手が向上する。
そして、吊り下げ具を複数の姿勢で装着可能としたことで、係止部の突出角度の選択が可能となり、使い勝手の一層の向上が図られる。
インパクトドライバ及び吊り下げ具の分解斜視図である。 吊り下げ具の説明図で、(A)が正面、(B)が平面、(C)が背面を夫々示す。 吊り下げ具の斜視図で、(A)が正面側から、(B)が背面側から夫々見た状態で示す。 吊り下げ具を装着したインパクトドライバの斜視図である。 インパクトドライバを吊り下げ携帯する状態の説明図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、充電式電動工具の一例であるインパクトドライバの斜視図で、まずインパクトドライバ1は、モータ及び回転打撃機構を内設した本体2の下方に、ハウジングであるハンドル3を延設し、そのハンドル3の下端にバッテリーであるバッテリーパック4を装着した構成となっている。ハンドル3とバッテリーパック4との装着は、ハンドル3の下端で拡開状に形成された装着部5の左右に、一対のガイドレール6,6を形成し、そのガイドレール6,6間に、バッテリーパック4の上面に設けた図示しない一対のスライドレールを前方からスライドさせる構造で、このスライドにより、スライドレールがガイドレール6,6に保持されると共に、装着部5とバッテリーパック4の上面とに設けた端子同士が電気的接続される。7は、バッテリーパック4の装着位置で装着部5の前端に係止するロックボタンである。
また、ハンドル3の下端際となる左右のガイドレール6,6の外面には、吊り下げ具20の取付部8が夫々設けられている。この取付部8は、ネジ孔9と、そのネジ孔9の上方前寄りで前後方向に形成された凹部としてのスリット10とからなり、左右のガイドレール6,6間で対称となる位置で夫々形成されている。
一方、吊り下げ具20は、図2,3に示すように、板状の基端部21と、その基端部21に連結された係止部22とからなる。基端部21における幅方向の中心には、先端を直交状に突出させたL字状の回り止め片23(回り止め部)が、リベット24によって回転可能に設けられている。また、回り止め片23の係止部22側には、回り止め片23をスリット10に差し込んだ状態でネジ孔9へのネジ11のねじ込みを可能とする一対の取付孔25,25が、リベット24の軸心を通る基端部21の中心線を挟んだ対称位置に形成されている。26は、基端部21の表側及び周囲を覆う樹脂製のカバーで、表側には、取付孔25,25を露出させる窓27が形成されている。
さらに、係止部22は、U字状の金属棒で、両端を基端部21に連結することで、基端部21からループ状に突出している。
以上の如く構成されたインパクトドライバ1及び吊り下げ具20においては、左右何れかの取付部8において、係止部22を後ろ向きにした吊り下げ具20の回り止め片23をスリット10に挿入し、上下何れかの取付孔25を選択してネジ11を貫通させ、ネジ孔9にねじ込むと、図5に示すように、吊り下げ具20は、係止部22を装着部5及びバッテリーパック4から後方へ突出させた状態でインパクトドライバ1に装着される。よって、インパクトドライバ1を携帯する場合は、インパクトドライバ1を逆さまにして、図6に示すように、吊り下げ具20の係止部22を作業者の腰に装着したカラビナ12等に係止させれば、インパクトドライバ1を吊り下げ携帯することができる。なお、左右逆に携帯したい場合は、吊り下げ具20を反対側の取付部8に取り付ければよい。回り止め片23は回転可能であるため、左右逆にしても支障なくスリット10への挿入は可能である。
このように、上記形態のインパクトドライバ1及び吊り下げ具20によれば、下端にバッテリーパック4が装着されるハンドル3の下端際の側面に、端部に係止部22を備えた吊り下げ具20を、係止部22を後方へ突出させた状態で装着したことで、腰のベルト等に収まりよく携帯でき、携帯時の安定性も高くなる。
特にここでは、吊り下げ具20の基端部21をハンドル3の側面にネジ止めする一方、そのネジ止め位置と異なる位置で基端部21に突設した回り止め片23を、ハンドル3の側面に形成されたスリット10に挿入させて吊り下げ具20の装着を行うことで、吊り下げ具20がハンドル3へ簡単且つ確実に装着され、携帯時の安定性がより高くなる。
さらに、吊り下げ具20をネジ止めするネジ孔9とスリット10とをハンドル3の左右の両側面に夫々対称に形成して、吊り下げ具20を両側面の何れにも装着可能としたことで、取扱いがし易い方を選択してインパクトドライバ1を携帯でき、より使い勝手が向上する。
そして、吊り下げ具20を係止部22の突出角度が異なる複数の姿勢で装着可能としたことで、係止部22の突出角度の選択が可能となり、使い勝手の一層の向上が図られる。
なお、吊り下げ具において、例えば取付孔の数を増やして係止部の突出角度の調整をより細かく行えるようにしてもよい。この場合、夫々独立した取付孔を並設してもよいが、隣接する取付孔同士が端部間で繋がる連続状に形成することもできる。また、取付孔の増加による構造に限らず、回り止め片やスリットの数を増やすことでも同様に吊り下げ具を複数の姿勢で装着可能となる。
さらに、吊り下げ具の装着形態は、回り止め部をピン形状に、凹部をそれに合わせた丸形状に夫々形成したり、回り止め部を基端部と別体とせずに基端部に直接突設してハウジングの凹部に嵌合させたり等の設計変更が考えられる。
一方、係止部も、上記形態ではループ状としてカラビナに係止させているが、これと逆に、係止部をカラビナにして腰のベルト等に設けたリングに係止させたり、係止部をフック状にしたりしても差し支えない。
その他、充電式電動工具の形態も、バッテリーパックの装着がスライド式でなく、ハンドルの下方からバッテリーパックの上部を差し込む構造であっても、本発明は採用可能である。勿論充電式電動工具としてはインパクトドライバに限らず、インパクトレンチや電動ドライバ等の他のタイプであっても吊り下げ具による吊り下げ携帯は可能である。
1・・インパクトドライバ、2・・本体、3・・ハンドル、4・・バッテリーパック、5・・装着部、8・・取付部、9・・ネジ孔、10・・スリット、11・・ネジ、12・・カラビナ、20・・吊り下げ具、21・・基端部、22・・係止部、23・・回り止め片、25・・取付孔、26・・カバー。

Claims (1)

  1. ハウジングの下端にバッテリーが装着される充電式電動工具を携帯するために前記ハウジングに装着される吊り下げ具であって、
    前記ハウジングの下端際の側面にネジ止め可能な基端部と、その基端部から突出する係止部とを備え、
    前記基端部に、前記側面への装着面から突出し、前記側面に形成された凹部に挿入可能な回り止め部を、軸体によって当該軸体を中心に回転可能に設けると共に、前記軸体を中心とする円周上に、ネジ止め用の複数の取付孔を形成して、
    前記回り止め部を前記凹部に挿入した状態で前記取付孔から前記基端部を前記側面にネジ止めすることで、前記係止部を前記ハウジングから後方へ突出させた状態で前記ハウジングに装着可能とすると共に、前記取付孔の選択により、前記係止部の突出角度が異なる複数の姿勢で装着可能としたことを特徴とする充電式電動工具用の吊り下げ具。
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