JP5360345B2 - 動力工具 - Google Patents

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Description

本発明は、作業者の腰ベルト等に掛止可能なフックを備えた動力工具に関するものである。
従来の動力工具の一例としてのインパクトドライバを図14及び図15に基づいて説明する。
図14は従来のインパクトドライバの側面図、図15は同インパクトドライバの正面図であり、図示のインパクトドライバ101は、バッテリ102を電源として不図示のモータを駆動し、該モータの回転を不図示の減速機構によって減速して不図示のインパクト機構に伝達し、該インパクト機構から先端工具保持部103に回転打撃力を与えてネジ締め等の作業を行う電動工具である。
上記モータと減速機構は、側面視T字状を成すハウジング104の円筒状の胴体部104A内に収容されており、該胴体部104Aに当接して配置されたプロテクタ105内には前記打撃機構部及びビット等を保持するための前記先端工具保持部103等が収容されている。
又、ハウジング104の胴体部104Aからはハンドル部104Bが略直角に下方に向かって一体に延びており、該ハンドル部104Bの下端部にはバッテリ装着部104aが形成されている。そして、このバッテリ装着部104aには充電可能な前記バッテリ102が着脱可能に装着されており、ハンドル部104Bの前面上部には、バッテリ102からモータへの給電をON/OFFしてモータを起動/停止させるためのトリガスイッチ106が設けられている。
ところで、ハウジング104のバッテリ装着部104aの一側部には、板金にてU字状に成形されたフック108がネジ119によって取り付けられており、作業者は、当該インパクトドライバ101を使用しない場合等には、自らの腰ベルトにフック108を引っ掛けてインパクトドライバ101を上下を逆にして吊り下げることができる。
特許文献1には、エア式の釘打機において、グリップ部の端面に被着される専用部品であるインレットキャップにフックをボルトによって回動可能に取り付けるとともに、該フックの回動位置を規定するためのディテント機構を設けた構成が開示されている。
特許第3853551号公報
図14及び図15に示した従来のインパクトドライバ101に設けられたフック108は、作業者の腰ベルト等の厚さが比較的薄いものには容易に引っ掛けることができるが、図15に示すフック108の開口距離(隙間)Lが一定で比較的小さいため、該フック108を腰ベルト等よりも厚さ(口径)が大きな脚立や単管等に引っ掛けてインパクトドライバ101を吊り下げることができないという問題があった。
これに対して、特許文献1において提案されたエア式釘打機の構成によれば、フックをボルトを中心として回動させることによって、該フックの開口距離(隙間)を調整することができるが、フックは空気式釘打機の専用部品であるインレットキャップに取り付けられていたため、汎用性に乏しく、釘打機本体の構成部品であるインレットキャップに加工を施す必要があるという問題があった。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、工具本体に加工を施すことなく、簡単な構成で脚立や単管等の厚さ(口径)の比較的大きなものにもフックを引っ掛けて吊り下げ支持することができる動力工具を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明は、ハウジングの胴体部内に駆動源を内蔵し、該ハウジングの前記胴体部から下方に向かって一体に延びるハンドル部の端部にフックを取り付けて成る動力工具において、ハウジングとは別部材の取付用ベースの幅方向両端に左右の取付部を形成し、該取付部を前記ハンドル部端部の両側部に取り付け、前記取付用ベースの前記取付部間に架け渡されたブリッジ部に、U字状のフックを上下方向の軸を中心に回動可能に取り付け、該フックと前記取付用ベース間の開口距離が異なる複数の回動位置で前記フックを固定可能にしたことに一つの特徴を有する。
本発明の他の特徴は、前記フックの回動位置を位置決めロックするためのロック手段を設けたことにある。
本発明の他の特徴は、前記取付用ベースの各取付部の端部を直角に曲げて係止爪を形成し、該係止爪を前記ハンドル部端部の側部に形成された係止溝に係止させたことにある。
本発明の他の特徴は、前記ハンドル部端部にナットを埋設し、前記取付用ベースに挿通するネジを前記ナットに螺着することによって、取付用ベースを前記ハンドル部端部に取り付けるとともに、前記ナットと前記ネジを前記フックとは別のフックの取り付けに兼用することにある。
本発明の他の特徴は、前記フックの回動中心を、前記取付用ベースの幅方向中心に対して左右何れかの方向にオフセットさせたことにある。
本発明によれば、U字状のフックを回動可能とし、該フックと取付用ベース間の開口距離(隙間)を可変にしたため、該開口距離(隙間)をフックを引っ掛ける対象物の大きさに応じて調整することによって、脚立や単管等の厚さ(口径)の比較的大きなものにもフックを引っ掛けて動力工具を吊り下げ支持することができる。
本発明によればフックを回動可能に支持する取付用ベースをハウジングとは別部材とし、これをハウジングのハンドル部端部に取り付ける構成を採用したため、動力工具本体に加工を施すことなく、簡単な構成で前記効果を得ることができる。
本発明によれば、フックの回動位置を位置決めロックするためのロック手段を設けたため、フックを引っ掛ける対象物の大きさに応じた適正な回動位置に該フックを位置決めロックすることができる。
本発明によれば、取付用ベースの幅方向両端に形成された左右の取付部をハンドル部端部の両側部に取り付けるようにしたため、取付用ベースをハンドル部端部に確実に取り付けることができるとともに、該取付用ベースの両取付部間に架け渡されたブリッジ部によってフックを確実に支持することができる。このため、例えば高所で使用されることが多い単管等にフックを引っ掛けて動力工具を確実に吊り下げ支持することができ、高い安全性を確保することができる。
本発明によれば、取付用ベースの各取付部の端部に形成された係止爪をハンドル部端部の側部に形成された係止溝に係止させるようにしたため、取付用ベースをハンドル部の端部に正確に位置決めして取り付けることができる。
本発明によれば、取付用ベースを取り付けるためのネジとハンドル部端部に埋設されたナットを別のフックの取り付けに兼用するようにしたため、例えば作業者の腰ベルトにしかフックを係止しないような場合には、従来から使用されているフックに容易に取り替えることができる。
本発明によれば、フックの回動中心を取付用ベースの幅方向中心に対して左右何れかの方向にオフセットさせたため、該フックと取付用ベース間の開口距離(隙間)をフックの回動角度によって多様に変化させることができる。
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
<実施の形態1>
図1は本発明の実施の形態1に係るインパクトドライバの側面図、図2は同インパクトドライバの底面図、図3は同インパクトドライバの背面図、図4は同インパクトドライバに取り付けられた取付用ベースとフックを図3のA−A線で切断して示す断面図、図5は同インパクトドライバのバッテリ装着部の破断正面図、図6及び図7は取付用ベースとフックの斜視図、図8(a)はフックの側面図、図8(b)は図8(a)のB−B線断面図、図9は同インパクトドライバのフックを図1〜図3に示す状態から角度90°回動させた状態を示す側面図、図10は同インパクトドライバのフックを図9に示す状態から角度90°回動させた状態を示す背面図である。
本実施の形態に係るインパクトドライバ1は、図14及び図15に示した従来のインパクトドライバ101と同様にバッテリ2を電源として不図示のモータを駆動し、該モータの回転を不図示の減速機構によって減速して不図示のインパクト機構に伝達し、該インパクト機構から先端工具保持部3に回転打撃力を与えてネジ締め等の作業を行う電動工具である。
上記モータと減速機構は、側面視T字状を成すハウジング4の円筒状の胴体部4A内に収容されており、該胴体部4Aに当接して配置されたプロテクタ5内には前記打撃機構部及びビット等を保持するための前記先端工具保持部3等が収容されている。
又、ハウジング4の胴体部4Aからはハンドル部4Bが略直角に下方に向かって一体に延びており、該ハンドル部4Bの下端部にはバッテリ装着部4aが形成されている。そして、このバッテリ装着部4aには充電可能な前記バッテリ2が着脱可能に装着されており、ハンドル部4Bの前面上部には、バッテリ2から不図示のモータへの給電をON/OFFしてモータを起動/停止させるためのトリガスイッチ6が設けられている。
而して、本実施の形態では、ハウジング4のハンドル部4B下端に形成されたバッテリ装着部4aに板金製の取付用ベース7が取り付けられており、この取付用ベース7に金属丸棒をU字状に折り曲げて成るフック8が水平方向に回動可能に取付支持されている。
ここで、上記取付用ベース7は、図6及び図7に示すように、平面視コの字状に折曲成形されており、その幅方向両端には直角に折り曲げられた取付部7Aが形成されている。そして、各取付部7Aには円孔9がそれぞれ貫設され、各取付部7Aの上端縁は内側に向かって直角に折り曲げられて係止爪7aを構成している。
又、取付用ベース7の両取付部7A間に架け渡されたブリッジ部の幅方向略中央には矩形平板状の支持部7Bが形成されており、この支持部7Bの外面には縦方向に長い半円筒状の軸受7bが形成されている。そして、この軸受7bの上部には切欠き窓状のガイド溝10が形成されている。
更に、取付用ベース7の支持部7Aの内面の上下には板バネ11とホルダ12がその左右をリベット13,14によるカシメによって取り付けられており、これらの板バネ11とホルダ12及び前記軸受7bによって形成される空間内には前記フック8の軸部8aが挿通している。従って、フック8は、取付用ベース7に軸部8aを中心として回動可能に支持されており、その軸部8aの上部には、取付用ベース7の軸受7bに形成された前記ガイド溝10に係合するピン15が圧入によって突設されている。そして、このピン15によってフック8の軸部8aを中心とする水平方向の回動角が180°に規制される。
又、図8に示すように、フック8の軸部8a外周の互いに直角を成す3箇所には球面状の溝16が形成されており、図4に示すように、これらの溝16の1つには前記ホルダ12に保持されたボール17が選択的に係合する。ここで、ボール17は、前記板バネ11によってフック8側(図4の左方)に付勢されており、フック8の溝16と、該溝16に選択的に係合するボール17と、該ボール17を保持するホルダ12及びボール17を付勢する板バネ11は、フック8の回動位置を位置決めロックするためのロック手段を構成している。
他方、図1及び図5に示すように、ハウジング4のハンドル部4B端部のバッテリ装着部4aの左右両側部には前後方向(図1の左右方向)に長いスリット状の係止溝18がそれぞれ形成されており、図6及び図7に示すようにフック8を支持した取付用ベース7のバッテリ装着部4aへの取り付けに際しては、該取付用ベース7をその左右を広げた状態でバッテリ装着部4aの両側部に背面側から嵌め込む。そして、取付用ベース7の左右の取付部7Aに形成された係止爪7aを図5に示すようにバッテリ装着部4aの側部に形成された前記係止溝18に係止して該取付用ベース7をバッテリ装着部4aに位置決めする。
ところで、図示しないが、ハンドル部4Bのバッテリ装着部4aの両側部にはナットが埋設されており、前述のように取付用ベース7がバッテリ装着部4aに対して位置決めされると、該取付用ベース7の左右の取付部7Aに形成された円孔9とナットの位置が合致する。この状態で取付用ベース7の左右の取付部7Aに形成された円孔9に外側から挿通するネジ19をバッテリ装着部4aに埋設されたナットにねじ込めば、図1〜図3に示すように、取付用ベース7とこれに回動可能に支持されたフック8がハンドル部4Bのバッテリ装着部4aに確実に取り付けられるが、本実施の形態では、図3に示すように、フック8の回動中心(軸部8aの軸中心)Oは取付用ベース7の幅方向中心Nに対して右側にεだけオフセットされている。
而して、インパクトドライバ1は、これを使用しないときにはフック8を作業者の腰バンドや脚立或いは単管等に引っ掛けて上下を逆にして吊り下げ支持されるが、図1〜図3に示すようにフック8を取付用ベース7と平行となるよう左側に倒した場合には、該フック8と取付用ベース7間の開口距離(隙間)L1は約5mmと比較的小さく設定されている。従って、この状態では、フック8を作業者の腰バンド等の厚さの薄いものに引っ掛けてインパクトドライバ1を吊り下げ支持することができる。尚、このとき、ロック手段を構成するボール17が図4に示すようにフック8の溝16の1つに係合してフック8の回動をロックしている。
図1〜図3に示す状態からフック8を次の溝16がボール17に係合するまで角度90°だけ回すと、図9に示すように、該フック8は取付用ベース7に対して垂直状態を保ち、このフック8と取付用ベース7間の開口距離(隙間)L2は約50mmの最大値を示す。従って、この状態では、フック8を脚立や単管等の厚さ(口径)が大きなものに引っ掛けてインパクトドライバ1を吊り下げ支持することができる。そして、この場合もボール17がフック8の溝16の1つに係合しているため、フック8の回動がロックされている。
又、図9に示す状態からフック8を次の溝16がボール17に係合するまで角度90°だけ回動させ、図10に示すように該フック8が取付用ベース7と平行となるよう左側に倒すと、前述のようにフック8は回動中心Oが取付用ベース7の幅方向中心Nに対して右側にεだけオフセットされているため、該フック8と取付用ベース7間の開口距離(隙間)L3は図3に示したL1と図9にしたL2の中間の大きさである約25mmに設定される(L1<L3<L2)。従って、この状態では、フック8を引っ掛けることができる大きさのもの(厚さ(口径)が約25mm以下のもの)にインパクトドライバ1を吊り下げ支持することができる。
以上のように、本実施の形態では、U字状のフック8を回動可能とし、該フック8と取付用ベース7間の開口距離(隙間)をL1,L2,L3の3段階に調整可能としたため、フック8を引っ掛ける対象物の大きさに応じて開口距離(隙間)をL1,L2,L3の中から選択することによって、厚さの薄い腰ベルト等から脚立や短管等の厚さ(口径)の比較的大きなものに亘ってフック8を引っ掛けてインパクトドライバ1を吊り下げ支持することができる。
そして、フック8を回動可能に支持する取付用ベース7をハウジング4とは別部材とし、これをハウジング4のハンドル部4B端部のバッテリ装着部4aに取り付ける構成を採用したため、インパクトドライバ1の本体に加工を施すことなく、簡単な構成で前記効果を得ることができる。
又、本実施の形態では、フック8の回動位置を位置決めロックするためのロック手段をボール17や板バネ11等によって構成したため、フック8を引っ掛ける対象物の大きさに応じた適正な回動位置に該フック8を位置決めロックすることができる。
更に、本実施の形態では、取付用ベース7の幅方向両端に形成された左右の取付部7Aをハンドル部4B端部のバッテリ装着部4aの両側部に取り付けるようにしたため、取付用ベース7をバッテリ装着部4aに確実に取り付けることができるとともに、該取付用ベース7の両取付部7A間に架け渡されたブリッジ部によってフック8を確実に支持することができる。このため、例えば高所で使用されることが多い単管等にフック8を引っ掛けてインパクトドライバ1を確実に吊り下げ支持することができ、高い安全性を確保することができる。
又、本実施の形態では、取付用ベース7の各取付部7Aの端部に形成された係止爪7aをハンドル部4B端部のバッテリ装着部4aの側部に形成された係止溝18に係止させるようにしたため、取付用ベース7をハンドル部4Bのバッテリ装着部4aに正確に位置決めして取り付けることができる。
更に、本実施の形態では、フック8の回動中心Oを取付用ベース7の幅方向中心Nに対して右側にεだけオフセットさせたため、該フック8と取付用ベース7間の開口距離(隙間)をフック8の回動角度によってL1,L2,L3(L1<L3<L2)の3段階に変化させることができる。
ところで、取付用ベース7を取り付けるためのネジ19とハンドル部4B端部のバッテリ装着部4aに埋設された不図示のナットは図14及び図15に示した従来のフック108の取り付けに兼用することができ、例えば作業者の腰ベルトにしかインパクトドライバ1を吊り下げないような場合には、従来から使用されているフック108に容易に取り替えることができる。
<実施の形態2>
次に、本発明の実施の形態2を図11〜図13に基づいて説明する。
図11は本発明の実施の形態2に係るインパクトドライバの背面図、図12は同インパクトドライバのフックを図11に示す状態から角度90°回動させた状態を示す側面図、図13は同インパクトドライバのフックを図12に示す状態から角度90°回動させた状態を示す背面図であり、これらの図においては図1〜図10に示したものと同一要素には同一符号を付しており、以下、それらについての再度の説明は省略する。
本実施の形態では、フック8の回動中心Oを取付用ベース7の幅方向中心Nに一致させたことを特徴としており、他の構成は前記実施の形態1のそれと同じである。
従って、本実施の形態では、図11に示すようにフック8を取付用ベース7と平行となるよう左側に倒した場合と、図13に示すようにフック8を取付用ベース7と平行となるよう右側に倒した場合の何れにおいてもフック8と取付用ベース7間に同じ大きさの比較的小さな開口距離(隙間)L1(約5mm)を設定することができる。このため、作業者が右利きであっても左利きであっても、自らの腰ベルトにフック8を容易に引っ掛けてインパクトドライバ1を吊り下げ支持することができて便利である。
又、フック8を脚立や単管等の厚さ(口径)が大きなものに引っ掛ける場合には、図11又は図13の状態にあるフック8を角度90°だけ回動させて図12に示すように取付用ベース7に対して直角に起立させれば、該フック8と取付用ベース7間に大きな開口距離(隙間)L2(約50mm)を確保することができ、フック8を脚立や単管等に引っ掛けてインパクトドライバ1を吊り下げ支持することができる。その他、本実施の形態においても、前記実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
尚、以上は本発明を特に電動式のインパクトドライバに適用した形態について説明したが、本発明は、駆動源としてモータ以外の圧縮エアを使用する空気工具やエンジンを使用するエンジン工具等、他の任意の動力工具に対しても同様に適用可能であることは勿論である。
本発明の実施の形態1に係るインパクトドライバの側面図である。 本発明の実施の形態1に係るインパクトドライバの底面図である。 本発明の実施の形態1に係るインパクトドライバの背面図である。 本発明の実施の形態1に係るインパクトドライバに取り付けられた取付用ベースとフックを図3のA−A線で切断して示す断面図である。 本発明の実施の形態1に係るインパクトドライバのバッテリ装着部の破断正面図である。 取付用ベースとフックの斜視図である。 取付用ベースとフックの斜視図である。 (a)はフックの側面図、(b)は(a)のB−B線断面図である。 本発明の実施の形態1に係るインパクトドライバのフックを図1〜図3に示す状態から角度90°回動させた状態を示す側面図である。 本発明の実施の形態1に係るインパクトドライバのフックを図9に示す状態から角度90°回動させた状態を示す背面図である。 本発明の実施の形態2に係るインパクトドライバの背面図である。 本発明の実施の形態2に係るインパクトドライバのフックを図11に示す状態から角度90°回動させた状態を示す側面図である。 本発明の実施の形態2に係るインパクトドライバのフックを図12に示す状態から角度90°回動させた状態を示す背面図である。 従来のインパクトドライバの側面図である。 従来のインパクトドライバの正面図である。
符号の説明
1 インパクトドライバ(動力工具)
2 バッテリ
3 先端工具保持部
4 ハウジング
4A ハウジングの胴体部
4B ハウジングのハンドル部
4a ハンドル部のバッテリ装着部
5 プロテクタ
6 トリガスイッチ
7 取付用ベース
7A 取付用ベースの取付部
7B 取付用ベースの支持部
7a 取付部の係止爪
7b 支持部の軸受
8 フック
8a フックの軸部
9 円孔
10 ガイド溝
11 板バネ
12 ホルダ
13,14 リベット
15 ピン
16 フックの溝
17 ボール
18 バッテリ装着部の係止溝
19 ネジ
L1〜L3 フックと取付用ベース間の空間距離(隙間)
N 取付用ベースの幅方向中心
O フックの回動中心
ε フックの回動中心のオフセット量

Claims (5)

  1. ハウジングの胴体部内に駆動源を内蔵し、該ハウジングの前記胴体部から下方に向かって一体に延びるハンドル部の端部にフックを取り付けて成る動力工具において、
    ハウジングとは別部材の取付用ベースの幅方向両端に左右の取付部を形成し、該取付部を前記ハンドル部端部の両側部に取り付け、
    前記取付用ベースの前記取付部間に架け渡されたブリッジ部に、U字状のフックを上下方向の軸を中心に回動可能に取り付け、
    該フックと前記取付用ベース間の開口距離が異なる複数の回動位置で前記フックを固定可能にしたことを特徴とする動力工具。
  2. 前記フックの回動位置を位置決めロックするためのロック手段を設けたことを特徴とする請求項1記載の動力工具。
  3. 前記取付用ベースの各取付部の端部を直角に曲げて係止爪を形成し、該係止爪を前記ハンドル部端部の側部に形成された係止溝に係止させたことを特徴とする請求項1記載の動力工具。
  4. 前記ハンドル部端部にナットを埋設し、前記取付用ベースに挿通するネジを前記ナットに螺着することによって、取付用ベースを前記ハンドル部端部に取り付けるとともに、前記ナットと前記ネジを前記フックとは別のフックの取り付けに兼用することを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の動力工具。
  5. ハウジングの胴体部内に駆動源を内蔵し、該ハウジングの前記胴体部から下方に向かって一体に延びるハンドル部の端部にフックを取り付けて成る動力工具において、
    前記ハウジングのハンドル部端部にハウジングとは別部材の取付用ベースを取り付け、該取付用ベースにU字状のフックを上下方向の軸を中心に回動可能に取り付け、該フックと前記取付用ベース間の開口距離が異なる複数の回動位置で前記フックを固定可能にすると共に、
    前記フックの回動中心を、前記取付用ベースの幅方向中心に対して左右何れかの方向にオフセットさせたことを特徴とする動力工具。
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