JP3348605B2 - 釘打ち機の吊下げフック装置 - Google Patents
釘打ち機の吊下げフック装置Info
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- JP3348605B2 JP3348605B2 JP25299196A JP25299196A JP3348605B2 JP 3348605 B2 JP3348605 B2 JP 3348605B2 JP 25299196 A JP25299196 A JP 25299196A JP 25299196 A JP25299196 A JP 25299196A JP 3348605 B2 JP3348605 B2 JP 3348605B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hook
- nailing machine
- arm
- grip
- hook device
- Prior art date
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B25—HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
- B25C—HAND-HELD NAILING OR STAPLING TOOLS; MANUALLY OPERATED PORTABLE STAPLING TOOLS
- B25C1/00—Hand-held nailing tools; Nail feeding devices
- B25C1/04—Hand-held nailing tools; Nail feeding devices operated by fluid pressure, e.g. by air pressure
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- Physics & Mathematics (AREA)
- Fluid Mechanics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Workshop Equipment, Work Benches, Supports, Or Storage Means (AREA)
- Portable Power Tools In General (AREA)
- Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、釘打ち機の吊下
げフック装置に関するものであり、特に、吊下げ場所の
自由度を向上した釘打ち機の吊下げフック装置に関する
ものである。
げフック装置に関するものであり、特に、吊下げ場所の
自由度を向上した釘打ち機の吊下げフック装置に関する
ものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、釘打ち機を使用者のベルトや梁等
に掛けるための吊下げフック装置を設けた釘打ち機が知
られている。図５は釘打ち機の吊下げフック装置の一例
を示し、１は空気釘打ち機のグリップである。グリップ
１の端部にはエンドキャップ２が装着され、エンドキャ
ップ２にエアコネクタプラグ３がねじこまれている。グ
リップ１の端部の側面にはフック及び釘マガジン装着用
のブラケット４が設けられており、フック５はブラケッ
ト４へボルト６によって固定されている。
に掛けるための吊下げフック装置を設けた釘打ち機が知
られている。図５は釘打ち機の吊下げフック装置の一例
を示し、１は空気釘打ち機のグリップである。グリップ
１の端部にはエンドキャップ２が装着され、エンドキャ
ップ２にエアコネクタプラグ３がねじこまれている。グ
リップ１の端部の側面にはフック及び釘マガジン装着用
のブラケット４が設けられており、フック５はブラケッ
ト４へボルト６によって固定されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来の釘打ち機の吊下
げフック装置は、釘打ち機本体からのフックの突出方向
が一方向であり、右利き用のフックを取り付けた釘打ち
機の場合は、左利きの使用者にとってベルトに掛けにく
いという難点がある。また、フックとグリップとの開口
幅が固定されているので、掛けられる場所が限定され、
太い横梁等には掛けられないという不都合がある。
げフック装置は、釘打ち機本体からのフックの突出方向
が一方向であり、右利き用のフックを取り付けた釘打ち
機の場合は、左利きの使用者にとってベルトに掛けにく
いという難点がある。また、フックとグリップとの開口
幅が固定されているので、掛けられる場所が限定され、
太い横梁等には掛けられないという不都合がある。
【０００４】また、種々の寸法並びに形状のフックを用
意して交換可能にしたり、フックの取り付け方向を変更
できるようにしたとしても、ボルト及びフックの脱着作
業に手間がかかり、迅速に変更できないため実用的では
ない。
意して交換可能にしたり、フックの取り付け方向を変更
できるようにしたとしても、ボルト及びフックの脱着作
業に手間がかかり、迅速に変更できないため実用的では
ない。
【０００５】そこで、腰のベルトの左右いずれの側にも
容易に掛けられ、且つ、掛けられる場所の自由度を拡大
して実用性を向上させるために解決すべき技術的課題が
生じてくるのであり、本発明は上記課題を解決すること
を目的とする。
容易に掛けられ、且つ、掛けられる場所の自由度を拡大
して実用性を向上させるために解決すべき技術的課題が
生じてくるのであり、本発明は上記課題を解決すること
を目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記目的を
達成するために提案するものであり、アームの左右両端
にほぼ直角に折曲がるフックを有するチャネル形のフッ
クアームを形成し、前記フックをグリップの基部方向へ
向けた姿勢で前記フックアームの中間部を釘打ち機のグ
リップの端部に左右スライド自在に装着し、前記グリッ
プのフック取付部とフックアームとにディテント機構を
介装し、前記フックアームをスライドさせて任意の安定
位置に固定できるように形成した釘打ち機の吊下げフッ
ク装置を提供するものである。
達成するために提案するものであり、アームの左右両端
にほぼ直角に折曲がるフックを有するチャネル形のフッ
クアームを形成し、前記フックをグリップの基部方向へ
向けた姿勢で前記フックアームの中間部を釘打ち機のグ
リップの端部に左右スライド自在に装着し、前記グリッ
プのフック取付部とフックアームとにディテント機構を
介装し、前記フックアームをスライドさせて任意の安定
位置に固定できるように形成した釘打ち機の吊下げフッ
ク装置を提供するものである。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
図１乃至図４に従って詳述する。図１及び図２は釘打ち
機のグリップ部分を示し、１１はグリップ 、１２はグ
リップ１１の開口端部にねじ込まれたエンドキャップ、
１３はエアコネクタプラグである。エンドキャップ１２
の表面には平坦なフック受け座１２ａを形成し、フック
受け座１２ａに、上下二面が平行な角形断面軸１４を設
けてある。フック受け座１２ａに取付けたフックアーム
１５は、平板状のアーム１５ａの長手方向両端に前方へ
折曲がるフック１５ｂ，１５ｃを一体成形した弾性樹脂
の成形部品である。
図１乃至図４に従って詳述する。図１及び図２は釘打ち
機のグリップ部分を示し、１１はグリップ 、１２はグ
リップ１１の開口端部にねじ込まれたエンドキャップ、
１３はエアコネクタプラグである。エンドキャップ１２
の表面には平坦なフック受け座１２ａを形成し、フック
受け座１２ａに、上下二面が平行な角形断面軸１４を設
けてある。フック受け座１２ａに取付けたフックアーム
１５は、平板状のアーム１５ａの長手方向両端に前方へ
折曲がるフック１５ｂ，１５ｃを一体成形した弾性樹脂
の成形部品である。
【０００８】図２に示すように、アーム１５ａの中央に
は長手方向へ長穴１６を形成し、長穴１６の中央上下両
縁部に長穴１６内へ突出する台形のバネ部１７ａ，１７
ｂを成形してある。上下のバネ部１７ａ，１７ｂの間隔
は角形断面軸１４の上下幅よりも狭く、長穴１６の両端
とバネ部１７ａ，１７ｂとの間における長穴１６の上下
幅は角形断面軸１４が嵌合可能な寸法となっている。そ
して、フックアーム１５の長穴１６を角形断面軸１４に
嵌合させてエンドキャップ１２に装着し、図１に示すよ
うに角形断面軸１４に抜止め端板１８をネジ止めしてあ
る。
は長手方向へ長穴１６を形成し、長穴１６の中央上下両
縁部に長穴１６内へ突出する台形のバネ部１７ａ，１７
ｂを成形してある。上下のバネ部１７ａ，１７ｂの間隔
は角形断面軸１４の上下幅よりも狭く、長穴１６の両端
とバネ部１７ａ，１７ｂとの間における長穴１６の上下
幅は角形断面軸１４が嵌合可能な寸法となっている。そ
して、フックアーム１５の長穴１６を角形断面軸１４に
嵌合させてエンドキャップ１２に装着し、図１に示すよ
うに角形断面軸１４に抜止め端板１８をネジ止めしてあ
る。
【０００９】図２においてフックアーム１５はスライド
範囲の右端位置にあり、フックアーム１５を左方向へ押
圧するとバネ部１７ａ，１７ｂは角形断面軸１４に押圧
されて弾性変形し、上下のバネ部１７ａ，１７ｂ間の間
隔が開いてフックアーム１５をスライドさせることがで
きる。角形断面軸１４が長穴１６の端部に達するまでフ
ックアーム１５をスライドするとバネ部１７ａ，１７ｂ
は原形に復元し、台形のバネ部１７ａ，１７ｂの肩部分
が角形断面軸１４の移動を阻止するストッパとして作用
する。したがって、フックアーム１５はスライド範囲の
両端位置で安定し、且つ手操作により左右へ任意にスラ
イドさせることができる。
範囲の右端位置にあり、フックアーム１５を左方向へ押
圧するとバネ部１７ａ，１７ｂは角形断面軸１４に押圧
されて弾性変形し、上下のバネ部１７ａ，１７ｂ間の間
隔が開いてフックアーム１５をスライドさせることがで
きる。角形断面軸１４が長穴１６の端部に達するまでフ
ックアーム１５をスライドするとバネ部１７ａ，１７ｂ
は原形に復元し、台形のバネ部１７ａ，１７ｂの肩部分
が角形断面軸１４の移動を阻止するストッパとして作用
する。したがって、フックアーム１５はスライド範囲の
両端位置で安定し、且つ手操作により左右へ任意にスラ
イドさせることができる。
【００１０】図３（ａ）に示すように、フックアーム１
５を右端位置へスライドさせると、グリップ１１と左側
フック１５ｂとの間隔は最小となり、右側フック１５ｃ
とグリップ１１との間隔は最大となる。この状態は、釘
打ち機を右手で保持する右利きの作業者が、腰の右側で
左側フック１５ｂをベルトに掛けたり、比較的薄い壁構
造材等に釘打ち機を掛けるのに適している。また、右側
フック１５ｃを利用すれば、太い横梁等に釘打ち機を吊
下げることが可能である。
５を右端位置へスライドさせると、グリップ１１と左側
フック１５ｂとの間隔は最小となり、右側フック１５ｃ
とグリップ１１との間隔は最大となる。この状態は、釘
打ち機を右手で保持する右利きの作業者が、腰の右側で
左側フック１５ｂをベルトに掛けたり、比較的薄い壁構
造材等に釘打ち機を掛けるのに適している。また、右側
フック１５ｃを利用すれば、太い横梁等に釘打ち機を吊
下げることが可能である。
【００１１】また、図３（ｂ）に示すように、フックア
ーム１５を左端位置へスライドさせると、グリップ１１
と右側フック１５ｃとの間隔が最小となり、左側フック
１５ｂとの間隔は最大となる。この状態は、左利きの作
業者が、腰の左側で右側フック１５ｃをベルトに掛ける
のに好適であり、太い横梁等には左側フック１５ｂを利
用して釘打ち機を吊下げることができる。
ーム１５を左端位置へスライドさせると、グリップ１１
と右側フック１５ｃとの間隔が最小となり、左側フック
１５ｂとの間隔は最大となる。この状態は、左利きの作
業者が、腰の左側で右側フック１５ｃをベルトに掛ける
のに好適であり、太い横梁等には左側フック１５ｂを利
用して釘打ち機を吊下げることができる。
【００１２】図４はディテント機構の他の実施形態を示
し、角形断面軸２１の上下両面にボール２２を埋設して
コイルバネ２３によりボール２２を上下に突出させ、フ
ックアーム２４には角形断面軸２１の上下幅と等しい幅
の長穴２５を設け、長穴２５の上下両面にボール陥入穴
２６を設けてディテント機構を構成したものである。
し、角形断面軸２１の上下両面にボール２２を埋設して
コイルバネ２３によりボール２２を上下に突出させ、フ
ックアーム２４には角形断面軸２１の上下幅と等しい幅
の長穴２５を設け、長穴２５の上下両面にボール陥入穴
２６を設けてディテント機構を構成したものである。
【００１３】また、図示は省略するが、図１並びに図４
の吊下げフック装置においてフックアームを長穴の左右
両端位置に加えて左右中央位置やその他の中間位置でも
固定可能にディテント機構を構成してもよい。また、デ
ィテント機構は種々の公知の機構を応用することができ
る。さらに、フックアームの取付場所も上記の実施形態
に限定するものではなく、この発明の技術的範囲内にお
いて種々の改変が可能であり、この発明がそれらの改変
されたものに及ぶことは当然である。
の吊下げフック装置においてフックアームを長穴の左右
両端位置に加えて左右中央位置やその他の中間位置でも
固定可能にディテント機構を構成してもよい。また、デ
ィテント機構は種々の公知の機構を応用することができ
る。さらに、フックアームの取付場所も上記の実施形態
に限定するものではなく、この発明の技術的範囲内にお
いて種々の改変が可能であり、この発明がそれらの改変
されたものに及ぶことは当然である。
【００１４】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の釘打ち機
の吊下げフック装置は、釘打ち機本体の左右両側にフッ
クがあり、腰のベルトの左右いずれの側へも装着が容易
である。また、フックアームを左右にスライドしてフッ
クアームの端部のフックと釘打ち機のグリップとの間隔
を任意に変更できるので、太い梁等にも吊下げることが
でき、使い勝手が著しく向上する。
の吊下げフック装置は、釘打ち機本体の左右両側にフッ
クがあり、腰のベルトの左右いずれの側へも装着が容易
である。また、フックアームを左右にスライドしてフッ
クアームの端部のフックと釘打ち機のグリップとの間隔
を任意に変更できるので、太い梁等にも吊下げることが
でき、使い勝手が著しく向上する。
【図１】本発明の実施形態を示し、釘打ち機のグリップ
部分の正面図。
部分の正面図。
【図２】図１のＡ−Ａ線矢視図。
【図３】（ａ）（ｂ）はそれぞれ本発明の吊下げフック
装置のスライド状態を示す平面断面図である。
装置のスライド状態を示す平面断面図である。
【図４】他の実施形態を示し、吊下げフック装置の要部
縦断面図。
縦断面図。
【図５】従来例を示し、釘打ち機のグリップ部分の正面
図。
図。
【符号の説明】 １１ グリップ １２ エンドキャップ １４ 角形断面軸 １５ フックアーム １５ａ アーム １５ｂ，１５ｃ フック １６ 長穴 １７ａ，１７ｂ バネ部 １８ 抜止め端板
Claims (1)
- 【請求項１】 アームの左右両端にほぼ直角に折曲がる
フックを有するチャネル形のフックアームを形成し、前
記フックをグリップの基部方向へ向けた姿勢で前記フッ
クアームの中間部を釘打ち機のグリップの端部に左右ス
ライド自在に装着し、前記グリップのフック取付部とフ
ックアームとにディテント機構を介装し、前記フックア
ームをスライドさせて任意の安定位置に固定できるよう
に形成した釘打ち機の吊下げフック装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25299196A JP3348605B2 (ja) | 1996-09-25 | 1996-09-25 | 釘打ち機の吊下げフック装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25299196A JP3348605B2 (ja) | 1996-09-25 | 1996-09-25 | 釘打ち機の吊下げフック装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1094975A JPH1094975A (ja) | 1998-04-14 |
| JP3348605B2 true JP3348605B2 (ja) | 2002-11-20 |
Family
ID=17244988
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25299196A Expired - Fee Related JP3348605B2 (ja) | 1996-09-25 | 1996-09-25 | 釘打ち機の吊下げフック装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3348605B2 (ja) |
Families Citing this family (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5015815B2 (ja) * | 2007-07-26 | 2012-08-29 | 株式会社マキタ | 電動工具のフック構造 |
| EP2022607B1 (en) | 2007-07-26 | 2011-03-09 | Makita Corporation | Hook structure of power tool |
| JP5360345B2 (ja) * | 2007-10-16 | 2013-12-04 | 日立工機株式会社 | 動力工具 |
| JP5025441B2 (ja) * | 2007-12-07 | 2012-09-12 | 瑞乾 高 | 道具ホルダー |
| JP5188873B2 (ja) * | 2008-05-09 | 2013-04-24 | 株式会社マキタ | 携帯工具 |
| DE102009049011A1 (de) * | 2009-10-10 | 2011-04-21 | Festool Gmbh | Hand-Werkzeugmaschine mit einer Hakenanordnung |
| JP5469466B2 (ja) * | 2010-01-04 | 2014-04-16 | 株式会社マキタ | 吊下げ具を有する手持式動力工具 |
| CN112871871A (zh) * | 2021-01-11 | 2021-06-01 | 吴婷婷 | 一种施工现场分布式气压供应系统及方法 |
-
1996
- 1996-09-25 JP JP25299196A patent/JP3348605B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH1094975A (ja) | 1998-04-14 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080913 Year of fee payment: 6 |
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Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100913 Year of fee payment: 8 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
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