JP2016101621A - 電動工具 - Google Patents

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Katsumi Okochi
克己 大河内
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Abstract

【課題】I字形をなす電動工具において、使用している途中で一時的に使用者の腰ベルトに電動工具を引っ掛けておくことをできるようにし、使用者の作業利便性の向上を図る。【解決手段】グリップハウジング21は、前後にI字形のストレート形にて延びる形状に成形される。このグリップハウジング21は、モータ軸31の回転軸線の延長線方向に延びて内部で電動モータ30を支持する。出力軸42は、モータ軸31の回転軸線と同一の回転軸線で回転するように設定されている。グリップハウジング21のグリップエンド部には取付構造60が設けられており、この取付構造60には取付具70が取り付けられる。この取付具70は、フック部材を取り付けるためのフック取付部が設けられている。【選択図】図3

Description

この発明は、手で持って作業を行う手持ち式の電動工具に関する。
従来、防じんボートトリマやカットアウトツールとも称され、石膏ボードの切り抜き作業等の加工作業に使用される電動工具が知られている(例えば特許文献1参照)。この種の電動工具は、回転駆動力を発生させる電動モータと、この電動モータの回転駆動力により回転駆動する出力スピンドル(出力軸)とを有する。出力スピンドルの先端には、加工ビットなどの先端工具が取り付けられる。このような電動工具は、使用者の使い勝手の観点から、先端工具が取り付けられる出力軸が、電動モータのモータ軸の回転軸線と同一軸線上に配置される。このため、電動モータが内蔵されつつグリップ部も兼ねるハウジング形状が直線状に延びたI字形をなしている。なお、使用者は、このグリップ部を手で持つことによって、石膏ボードの切り抜き作業等の加工作業を行う。
特開2014−37037号公報
ところで、上記した種類の電動工具にあっても、一時的に使用者の腰ベルトに電動工具を引っ掛けて使用者の両手を工具以外に使えるようにし、作業上の利便性を図るようにしたい、との要請がある。
本発明は、このような事情に鑑みなされたものであって、本発明が解決しようとする課題は、電動モータが内蔵されつつグリップ部も兼ねるハウジング形状が直線状に延びたI字形をなす電動工具において、使用している途中で一時的に使用者の腰ベルトに電動工具を引っ掛けておくことをできるようにし、使用者の作業利便性の向上を図ることにある。
上記した課題を解決するにあたって、本発明に係る電動工具は次の手段をとる。すなわち、本発明の第1の発明に係る電動工具は、モータ軸をステータに対して相対的に回転させるためのロータを有するモータと、前記モータ軸の回転軸線の延長線方向に延びて内部で前記モータを支持するハウジングと、加工材を加工する先端工具が取り付けられ且つ前記モータ軸の回転軸線と同一の回転軸線で回転する出力軸と、を有し、前記ハウジングには、前記出力軸の配置側となる工具先端側とは反対側の工具基端側に、該電動工具自体を引っ掛けるようにするフックが取り付けられている、という構成である。
この第1の発明に係る電動工具によれば、ハウジングには工具基端側に電動工具自体を引っ掛けるようにするフックが取り付けられているので、このフックで電動工具を一時的でも使用者の腰ベルトに引っ掛けておくことができる。これによって、電動モータが内蔵されつつグリップ部も兼ねるハウジング形状が直線状に延びたI字形をなす電動工具において、使用している途中で一時的に使用者の腰ベルトに電動工具を引っ掛けておくことをできるようにし、使用者の作業利便性の向上を図ることができる。
本発明の第2の発明に係る電動工具は、前記第1の発明に係る電動工具において、前記フックは、工具先端側が下側に向けて該電動工具自体が引っ掛けるように、前記工具先端側に向かって延びる形状を有する、という構成である。
本発明の第3の発明に係る電動工具は、前記第1または前記第2の発明に係る電動工具において、前記ハウジングの上側の面には、前記モータのオンオフ操作を行う操作スイッチが設けられており、前記フックは、前記ハウジングの左右両側のいずれか一方の面あるいは両方の面に設けられている、という構成である。
本発明の第4の発明に係る電動工具は、前記第1から前記第3のいずれかの発明に係る電動工具において、前記出力軸の回転を規制する回転規制ボタンが、前記ハウジングの左右両側のいずれか一方の面に設けられている、という構成である。
本発明の第5の発明に係る電動工具は、モータと、使用者が把持可能とされるグリップ部と、前記モータにより駆動される先端工具取付部と、前記グリップ部の端部に形成され且つ前記モータに電力を供給するためのバッテリを取付け可能とされるバッテリ取付部と、を有し、前記グリップ部と前記バッテリ取付部とは、樹脂の一体成形により形成されるハウジングの一部として設定されており、前記ハウジングには、カラビナが取付け可能とされるカラビナ取付部が設けられている、という構成である。
本発明の第6の発明に係る電動工具は、前記第5の発明に係る電動工具において、前記ハウジングは、2つに分割された分割ハウジングを合体させることにより形成されており、前記カラビナ取付部は、前記分割ハウジング同士にて挟み込まれることにより前記ハウジングと一体に結合されている、という構成である。
本発明の第7の発明に係る電動工具は、前記第5または前記第6の発明に係る電動工具において、前記カラビナ取付部は、回動可能に前記ハウジングに支持されている、という構成である。
本発明の第8の発明に係る電動工具は、前記第5から前記第7のいずれかの発明に係る電動工具において、前記カラビナ取付部は、前記ハウジングの外周面より外側に張り出されている、という構成である。
本発明の第9の発明に係る電動工具は、モータと、使用者が把持可能とされるグリップ部と、前記モータにより駆動される先端工具取付部と、前記グリップ部の端部に形成され且つ前記モータに電力を供給するためのバッテリが取付可能とされるバッテリ取付部と、を有し、前記グリップ部と前記バッテリ取付部とは、樹脂の一体成形により形成されるハウジングの一部として設定されており、前記ハウジングには、前記バッテリ取付部の両側部にフックを配置させるための連結部が取り付けられている、という構成である。
取付具が取り外されたカットアウトツール本体を斜視にて示す斜視図である。 第1の実施の形態の取付具を斜視にて示す分解斜視図である。 第1の実施の形態のカットアウトツールの内部構造を左右半割り断面にて示す内部断面図である。 第2の実施の形態の取付具を斜視にて示す分解斜視図である。 第2の実施の形態のカットアウトツールの内部構造を左右半割り断面にて示す内部断面図である。 第3の実施の形態の取付具をカットアウトツール本体と共に斜視にて示す斜視図である。 第3の実施の形態のカットアウトツールの内部構造を左右半割り断面にて示す内部断面図である。
[第1の実施の形態]
以下、本発明に係る電動工具を実施するための実施の形態について説明する。なお、以下に説明する電動工具は、いわゆる防じんボートトリマやカットアウトツールと称される手持ち式の電動工具であり、石膏ボードの切り抜き作業等の加工作業に使用される。図1〜図3に示すカットアウトツール10は、本発明に係る電動工具の第1の実施の形態である。このカットアウトツール10は、概略、カットアウトツール本体11と取付具70とを有して構成される。図1は、取付具70が取り外されたカットアウトツール本体11のみを斜視にて示す斜視図である。図2は、第1の実施の形態の取付具70を斜視にて示す分解斜視図である。図3は、第1の実施の形態のカットアウトツール10の内部構造を左右半割り断面にて示す内部断面図である。なお、以下では、図示記載の通りでカットアウトツール10に関する上下前後左右を規定して説明するものとする。
先ず、カットアウトツール本体11について図1および図3を参照しながら説明する。カットアウトツール本体11は、概略、工具本体12と、充電式バッテリ14と、シュー16とを有する。工具本体12は、図3に示すように、電動モータ30を内装しつつグリップをなすモータグリップ部20と、出力軸42を回転可能に支持する出力機構部40とを有する。これらモータグリップ部20と出力機構部40とは直線方向に並べられている。具体的には、直線方向に延びるモータグリップ部20の前端に出力機構部40が取り付けられ、カットアウトツール本体11が構成されている。
モータグリップ部20は、概略、グリップハウジング21と、電動モータ30と、操作スイッチ36とを有する。グリップハウジング21は、使用者が手で握るためのグリップ形状を有して成形されている。すなわち、このグリップハウジング21は、電動モータ30を内蔵するモータハウジングとしても機能しており、電動モータ30を内蔵可能とする筒形の形状に成形されて設定される。このグリップハウジング21は、前後にI字形のストレート形にて延びる形状に成形される。つまり、このグリップハウジング21は、モータ軸31の回転軸線の延長線方向に延びて内部で電動モータ30を支持する。グリップハウジング21は、左右半割りの左側ハウジング211と右側ハウジング212とを合体させることにより筒形をなしている。これら左側ハウジング211と右側ハウジング212とは、適宜の樹脂材料により成形されており、5つの螺子止め部215にて螺子止めされることにより一体化されたグリップハウジング21をなしている。
前後に延びるグリップハウジング21は、中間範囲がグリップ部22として形成され、グリップ部22の端部となる後端がバッテリ取付部23として形成され、前端が機構取付部24として形成される。これらグリップ部22とバッテリ取付部23とを有するグリップハウジング21は、樹脂の一体成形により形成されている。グリップ部22は、カットアウトツール10を電動工具として使用するに際して使用者により手握りされる(把持可能)部分として設定される。このグリップ部22は、野球バットのグリップのような外周形状を有して形成される。具体的には、グリップ部22は、前後方向にて手で握られることが可能な長さを有する外周形状に設定される。バッテリ取付部23は、詳しく図示しないが、充電式バッテリ14をスライド装着させる構造と、充電式バッテリ14を電気的に接続させる構造とを有する。
また、グリップ部22の後部は、グリップエンド部50として形成される。グリップエンド部50は、グリップ部22の外周の周径に比して拡大された周径に設定される。具体的には、グリップエンド部50の外周の周径は、野球バットのグリップエンドのようにグリップ部22から滑らかに拡げられるように設定されている。このグリップエンド部50には、後に詳述する取付具70が取り付けられるようになっており、後に詳述する取付構造60が設けられている。なお、図1に示すように、グリップハウジング21には電動モータ30のカーボンブラシを交換するための交換蓋25が取り付けられている。また、グリップハウジング21には、グリップハウジング21の内部に外気を吸気するための吸気口26が設けられている。この吸気口26は、矩形の窓が多数設けられて設定される。また、グリップハウジング21の表面には、グリップ力を高める熱可塑性エラストマ(TPE)27が、グリップハウジング21と一体に適宜に成形されている。
また、グリップ部22の前部も、グリップエンド部50のようにグリップ部22の外周の周径に比して拡大された周径に設定される。具体的には、グリップエンド部50の外周の周径は、グリップ部22から滑らかに拡げられるように設定されている。なお、このグリップ部22の前部の拡げられる周径は、グリップエンド部50の外周の周径に比して小さい。このため、グリップ部22を手で握った場合の握り感触は、このような外周の周径の違いによって高められたものとなっている。グリップハウジング21の内部には、電動モータ30、操作スイッチ36、コントローラ39が内蔵される。
電動モータ30は、いわゆるブラシモータで構成される。すなわち、電動モータ30は、モータ軸31と、ステータ32と、ロータ33と、コンミテータ34とを有する。モータ軸31は、後端側ベアリング311と前端側ベアリング312とにより支持される。なお、前端側ベアリング312は、圧入連結される出力軸42を介してモータ軸31を支持する。また、後端側ベアリング311はグリップハウジング21により支持され、前端側ベアリング312は機構ハウジング41により支持される。ステータ32は、グリップハウジング21により支持される。ロータ33は、モータ軸31を回転軸とするように一体となってステータ32に対して相対的に回転する。コンミテータ34は、充電式バッテリ14から供給される電力を整流する。また、モータ軸31の前端近くには、冷却ファン35が設けられている。この冷却ファン35は、遠心式ファンにて構成され、グリップハウジング21の内部の空気を後から前に流すように作用する。なお、流される外気は、グリップハウジング21の内部を通って、出力機構部40の前面に設けられる吹出し口48(図1参照)を通じて外へ排気される。
操作スイッチ36は、スイッチ本体37とスライドレバー38とを有する。スイッチ本体37は、スライドレバー38のスライドを受けてオン入力される接点スイッチにて構成される。スライドレバー38は、前後にスライド可能に構成される。スライドレバー38は、グリップハウジング21の上側にて電動モータ30のオンオフ操作可能に外部に露出される操作部381を有する。コントローラ39は、吸気口26に近接するグリップハウジング21の内部において支持されている。このため、吸気口26からグリップハウジング21の内部に吸引された外気は、グリップハウジング21の内部に配置されるコントローラ39に直ぐに当たることとなり、このコントローラ39を効率良く冷却する。
なお、バッテリ取付部23に装着される充電式バッテリ14は、カットアウトツール10の電源として工具本体12に装着されるバッテリである。つまり、バッテリ取付部23は、電動モータ30に電力を供給するための充電式バッテリ14が取付け可能とされる。
充電式バッテリ14は、使用により充電量が少なくなると不図示の専用充電器により充電され、再び工具本体12に装着される。充電式バッテリ14は、バッテリ取付部23に対して、上から下にスライドさせるようにして装着され、図1に示す押下ボタン141を押し下げて取り外される。
出力機構部40は、主として出力軸42を回転可能に支持する。この出力軸42は、モータ軸31の回転軸線と同一の回転軸線で回転するように設定されている。この出力軸42は、不図示のビットを保持して回転出力する。このビットは、加工材を加工するために出力軸42に取り付けられる本発明に係る先端工具に相当する。なお、このビットは、加工材の加工態様に応じて選択される。出力機構部40は、概略、機構ハウジング41と、出力軸42と、チャック機構44とを備える。機構ハウジング41は、図1に示すようにグリップハウジング21の前面にて4本の螺子部材49を介して螺子止めされている。機構ハウジング41は、一体成形される金属の成形部材となっている。機構ハウジング41の前面には、図1に示すように吹出し口48が設けられている。この吹出し口48からは、冷却ファン35による風が外部に吹き出される。
出力軸42は、後部にモータ軸31が圧入され、前部にチャック機構44が設けられる。チャック機構44は、先端工具としてのビットを保持するように作用する。つまり、チャック機構44は、本発明に係るモータにより駆動される先端工具取付部に相当する。また、機構ハウジング41の右側面には、シュー16が取り付けられる。シュー16は、シュー16は、工具本体12に対して前後方向にスライド可能に機構ハウジング41に取り付けられる。シュー16は、工具本体12に対して前後方向の相対位置を決めることにより、ビットの加工可能な突出量を設定することができる。なお、図示符号46は、工具本体12に対してシュー16を固定する締結螺子部材である。また、図6に示す符号47は、出力軸42の回転を規制する回転規制ボタンである。この回転規制ボタン47は、グリップハウジング21の左側面に設けられている。なお、この回転規制ボタン47は、グリップハウジング21の左右両側面のいずれに設けられるものであってもよい。
次に、グリップエンド部50に設けられる取付構造60と、取付構造60に取り付けられる取付具70について説明する。このグリップエンド部50は、グリップハウジング21のうち、出力軸42の配置側となる工具先端側とは反対側の工具基端側として設定される。グリップエンド部50は、上記したようにグリップ部22の外周の周径に比して拡大された周径に設定されるが、上部範囲よりも下部範囲が張り出されて形成される。図3に示すように、グリップエンド部50の下部範囲は、後側に向かうに連れて外側に拡がっている。この拡がり方は、グリップ部22から後側に向けて二段階に分けられて拡がっている。すなわち、グリップエンド部50は、グリップ部22から後側に拡がる第1拡径部53と、第1拡径部53から後側に拡がる第2拡径部54とが形成されている。第1拡径部53と第2拡径部54とは前後に連なっている。第2拡径部54の拡がり角度は、第1拡径部53の拡がり角度よりも小さな拡がり角度に設定されており、後側に向かうに連れて外側に拡がっている。
図2に示す取付具70は、第2拡径部54の周囲に取り付けられる。このため、取付具70を取り付けるための取付構造60は、この第2拡径部54の周辺に設定されている。具体的には取付構造60は、主に、嵌合係止部61と係合端縁部65とにより構成される。嵌合係止部61は、グリップエンド部50の上部の左右中央箇所に設定される。この嵌合係止部61は、従前では不図示のストラップの留め用部分に設定されている箇所となっている。つまり、嵌合係止部61は、概略、凹部62と棒本体63とを有する。凹部62は、グリップエンド部50の上部の左右中央箇所にて、上側から下側へ凹まされるようにして形成される。この凹部62の凹み深さは、上記したモータ軸31の径の2倍(1〜2倍)程度の長さに設定される。また、この凹部62の凹み左右幅は、凹部62の凹み深さの2倍程度に設定される。
これに対して、棒本体63は、凹部62の内部において左右で掛け渡されるように設けられている。棒本体63の径は、モータ軸31の径よりも小さく設定されている。このように凹部62の内部で掛け渡される棒本体63は、凹部62の内周面との間に適宜のクリアランスが設けられている。このため、取付具70が取り付けられていない状態の嵌合係止部61は、不図示のストラップの端部が棒本体63に巻きつけられるストラップ留め部として機能するようになっている。なお、この棒本体63は、右側ハウジング212に一体に成形されており、左側ハウジング211と右側ハウジング212との合体により、凹部62の内部において左右で掛け渡されるように設定される。つまり、この棒本体63が挿通される適宜の貫通孔を有する別部材を設けるに際しては、2つに分割された左側ハウジング211と右側ハウジング212との合体させる際に、この別部材の適宜の貫通孔に棒本体63を差し通す。この状態で、この別部材を左側ハウジング211と右側ハウジング212とで挟み込むようにして、左側ハウジング211と右側ハウジング212とを合体させ、この別部材をグリップハウジング21と一体に結合するものとなっている。
これに対して、係合端縁部65は、グリップエンド部50の下部端縁64に設定される。この係合端縁部65は、図1に示すように左右中央箇所にて下側に突き出されるように設けられている。この係合端縁部65は、グリップエンド部50の下部端縁64のうち、左右方向の長さ範囲が半分以上の長さ範囲に亘るように設定されている。この係合端縁部65は、バッテリ取付部23に装着された充電式バッテリ14の下方端よりも下側に突き出されるように形成されている。このため、この係合端縁部65は、取付具70が取り付けられていない状態では、装着された充電式バッテリ14を保護するバンパとして機能するようになっている。なお、取付構造60の一部として、第2拡径部54の左右方向に面する外表面は、上記した熱可塑性エラストマ(TPE)27が一体に成形されている。
次に、上記した取付構造60に対して取り付けられる取付具70について説明する。取付具70は、図2に示すように、上下2つに分割された上側部材71と下側部材81とを、雄螺子部材90により螺子締結されて一体となることにより構成される。上側部材71は、取付構造60が設定される第2拡径部54の周囲のうち、上側と左右両側とに亘る範囲に設定される。具体的には、上側部材71は、上辺部72と左辺部73と右辺部74とを有する。これら上辺部72と左辺部73と右辺部74とは、コ字形をなすように連接して一体にされている。上辺部72は、取付具70が取付構造60に取り付けられた場合に、第2拡径部54の上側面541に当接する内周面721を有して形成される。すなわち、上辺部72は、長く延びる矩形の形状が第2拡径部54の上側面541に対応して適宜に曲げられて形成される。
この上辺部72には、嵌合係止部61に嵌合して係止される係止雄部75が設けられている。この係止雄部75は、上辺部72の内周面721の中央部分にて、下側に突き出されるように設けられる。突き出される係止雄部75は、上記した嵌合係止部61の凹部62にぴったりと収容可能な凸形に設定される。この係止雄部75の突き出される端部には、嵌合凹溝751が設けられている。この嵌合凹溝751は、嵌合係止部61の棒本体63が嵌合される凹形に設定される。具体的には、嵌合凹溝751は、凹部62の内部において左右で掛け渡される棒本体63が嵌合可能に、左右に延びる凹溝形に設定される。このため、係止雄部75の嵌合凹溝751に嵌合係止部61の棒本体63が嵌合されながら、嵌合係止部61の凹部62に係止雄部75がぴったりと嵌まり込むことができる。このような場合には、取付具70は、グリップハウジング21に対して相対的に動きが規制された一体化された状態となる。
左辺部73と右辺部74とは、上辺部72と連接して成形されている。また、左辺部73と右辺部74とは、上辺部72の左右中間位置にて前後方向に延びる軸線を対称軸線とし、この対称軸線に対して左右対称となる形状に設定されている。すなわち、左辺部73は、上辺部72の左端から後側に延びる形状を有する。右辺部74は、上辺部72の右端から後側に延びる形状を有する。左辺部73と右辺部74の両者のそれぞれには、フック取付部735,745が設けられている。このフック取付部735,745は、本発明に係るフック部材91を配置させるための連結部に相当し、バッテリ取付部23の両側部に設定される。
つまり、取付具70は、グリップハウジング21の左右両側のいずれに対してもフック部材91のフック部94を設定できるように、フック取付部735,745が設けられている。フック取付部735,745は、上辺部72よりも拡大された左側矩形体731と右側矩形体741とに対して設けられている。具体的には、左側矩形体731は、第2拡径部54の左側面に当接する内周面732を有して形成される。右側矩形体741は、第2拡径部54の右側面に当接する内周面742を有して形成される。
また、左側矩形体731と右側矩形体741との外周面733,743には、フック部材91を取り付けるための嵌合スリット736,746と雌螺子部737,747とが設けられている。嵌合スリット736,746は、フック部材91の差込板部92が差し込まれる箇所として設定される。また、雌螺子部737,747は、フック部材91の係止孔93を差し通した雄螺子(不図示)が螺子締結される箇所として設定される。このようにフック部材91にあっては、差込板部92を嵌合スリット746(736)に差し込み、この状態で係止孔93を差し通した雄螺子(不図示)を雌螺子部747(737)に螺子締結する。そうすると、このようなフック取付部745(735)にフック部材91が取り付けられる。
なお、左側矩形体731および右側矩形体741の両者の端面には、雌螺子部739,749が設けられている。この雌螺子部739,749は、雄螺子部材90が螺合可能に形成される。ちなみに、フック部材91は、使用者の腰ベルトなどに引っ掛けるようにされる腰ベルト用のフック部材であり、適宜に折り返しされたフック部94が設けられている。つまり、フック部材91は、このフック部94により、カットアウトツール10自体を使用者の腰ベルトなどに引っ掛けることができるようにするものである。なお、このフック部94は、このフック部94を利用してカットアウトツール10自体を使用者の腰ベルトなどに引っ掛けた場合に、出力軸42(工具先端)側が下側に向いて引っ掛けられるように、出力軸42(工具先端)側に向かって延びる形状を有する。
これに対して下側部材81は、取付構造60が設定される第2拡径部54の周囲のうち、下側と左右結合部分とに亘る範囲に設定される。具体的には、下側部材81は、下辺部82と左結合部83と右結合部84とを有する。これら下辺部82と左結合部83と右結合部84とは、コ字形をなすように連接して一体にされている。下辺部82は、取付具70が取付構造60に取り付けられた場合に、第2拡径部54の下側面544に当接する内周面821を有して形成される。すなわち、下辺部82は、長く延びる矩形の形状が第2拡径部54の下側面544に対応して適宜に曲げられて形成される。
下辺部82には、図3にも示すように係合端縁部65と係合される係合凹部85が設けられている。この係合凹部85は、下辺部82から下側に突き出される突出体825に対して設けられている。係合凹部85は、突出体825の内周面側を刳り抜いて凹形状を設けるようにして形成される。この係合凹部85の凹形状は、突き出される係合端縁部65の形状に対応した形状に設定される。このため、この係合凹部85には係合端縁部65が、ぴったり嵌まるように形成されている。また、左結合部83と右結合部84とには、雄螺子部材90を差し通すための挿通孔831,841が設けられている。挿通孔831,841に差し通された雄螺子部材90は、雌螺子部737,747に螺合する。このようにして、上側部材71と下側部材81とは、雄螺子部材90を介して一体に螺子締結される。
上記したカットアウトツール10によれば、取付具70が取付構造60に取り付けられる。また、この取付具70には、フック部材91が取り付けられる。つまり、グリップエンド部50にはカットアウトツール10自体を引っ掛けるようにするフック部材91が取り付けられている。これによって、このカットアウトツール10を使用している途中で一時的にでも使用者の腰ベルトに引っ掛けられるようにすることができる。つまり、電動モータ30が内蔵されつつグリップ部22も兼ねるハウジング形状が直線状に延びたI字形をなすカットアウトツール10において、使用している途中で一時的に使用者の腰ベルトにカットアウトツール10を引っ掛けておくことをできるようにし、使用者の作業利便性の向上を図ることができる。
[第2の実施の形態]
これに対して、図5に示すカットアウトツール10Aは、本発明に係る電動工具の第2の実施の形態である。このカットアウトツール10Aは、上記した取付具70とは相違する形状の取付具70Aがカットアウトツール本体11に取り付けられている。なお、この第2の実施の形態のカットアウトツール本体11については、第1の実施の形態のカットアウトツール本体11と全く同一の構成となっている。つまり、この第2の実施の形態の取付具70Aが取り付けられる取付構造60にあっても、第1の実施の形態と全く同一の構成となっている。すなわち、図4は、第2の実施の形態の取付具70Aを斜視にて示す分解斜視図である。図5は、第2の実施の形態のカットアウトツール10Aの内部構造を左右半割り断面にて示す内部断面図である。なお、図4に示す取付具70Aは、図2に示す取付具70とは上下方向が逆向きにされて図示されている。
この第2の実施の形態の取付具70Aにあっても、上下2つに分割された上側部材71Aと下側部材81Aとを、雄螺子部材90Aにより螺子締結されて一体となることにより構成される。なお、この第2の実施の形態のうち、第1の実施の形態と同一に構成される箇所については、上記した第1の実施の形態にて付けた名称を同一の名称を用いて説明を省略する。すなわち、第1の実施の形態の取付具70の左辺部73および右辺部74は、上側部材71に対して設けられていた。しかし、この第2の実施の形態の取付具70Aの左辺部83Aおよび右辺部84Aは、下側部材81Aに対して設けられている。なお、この第2の実施の形態の取付具70Aは、左辺部83Aおよび右辺部84Aの構成がカラビナ取付部835A,845Aが設けられるものとして相違する。このため、以下では、この左辺部83Aおよび右辺部84Aの構成について重点的に説明し、そのほかの構成については簡単に説明するものとする。
下側部材81Aは、取付構造60が設定される第2拡径部54の周囲のうち、下側と左右両側とに亘る範囲に設定される。この下側部材81Aは、下辺部82Aと左辺部83Aと右辺部84Aとを有する。この下辺部82Aにあっても、上記した第1の実施の形態の下辺部82と同様、取付具70Aが取付構造60に取り付けられた場合に、第2拡径部54の下側面544に当接する内周面821Aを有して形成される。また、この下辺部82Aにも、グリップエンド部50の係合端縁部65と係合される係合凹部85Aが設けられている。この係合凹部85Aは、下辺部82Aから下側に突き出される突出体825Aに対して設けられている。左辺部83Aと右辺部84Aとは、下辺部82Aと連接して成形されている。
左辺部83Aと右辺部84Aとにあっても、下辺部82Aの左右中間位置にて前後方向に延びる軸線を対称軸線とし、この対称軸線に対して左右対称となる形状に設定されている。すなわち、左辺部83Aは、下辺部82Aの左端から後側に延びる形状を有する。右辺部84Aは、下辺部82Aの右端から後側に延びる形状を有する。左辺部83Aと右辺部84Aの両者のそれぞれには、カラビナ取付部835A,845Aと、雌螺子部839A,849Aが設けられている。カラビナ取付部835A,845Aは、カラビナが取付け可能とされる円柱形状が延ばされることにより設定される。このカラビナ取付部835A,845Aは、カラビナが取付け可能となるように、下辺部82Aよりも適宜に縮径された細い径の円柱形状を適宜に延ばすことにより設定される。
カラビナ取付部835A,845Aは、下辺部82Aの突出体825Aの配置箇所に向かう箇所まで、適宜に湾曲して形成されている。また、このカラビナ取付部835A,845Aの上側には、雌螺子部839A,849Aがカラビナ取付部835A,845Aと連接して形成されている。この雌螺子部839A,849Aは、雄螺子部材90Aが螺合可能に形成される。この雌螺子部839A,849Aは、カラビナ取付部835A,845Aよりも拡径された左矩形部837Aおよび右矩形部847Aに対して設けられている。これら左右の矩形部837A,847Aは、第2拡径部54の両側面に当接する内周面832A,842Aを有して形成される。このカラビナ取付部835A,845Aは、カラビナを取り付けることができるように、第2拡径部54に対して適宜に離間された配置形状を有して設定される。つまり、このカラビナ取付部835A,845Aは、グリップハウジング21の外周面より外側に張り出されている。
これに対して上側部材71Aは、取付構造60が設定される第2拡径部54の周囲のうち、上側と左右結合部分とに亘る範囲に設定される。具体的には、上側部材71Aは、上辺部72Aと左結合部73Aと右結合部74Aとを有する。これら上辺部72Aと左結合部73Aと右結合部74Aとは、コ字形をなすように連接して一体にされている。この上辺部72Aにも、上記した係止雄部75Aが設けられている。この係止雄部75Aは、上辺部72Aの内周面721Aの中央部分にて、下側に突き出されるように設けられる。突き出される係止雄部75Aは、上記した嵌合係止部61の凹部62にぴったりと収容可能な凸形に設定される。なお、この係止雄部75Aにも、嵌合係止部61の棒本体63が嵌合される嵌合凹溝751Aが設けられている。また、左結合部73Aと右結合部74Aとには、雄螺子部材90Aを差し通すための挿通孔731A,741Aが設けられている。挿通孔731A,741Aに差し通された雄螺子部材90Aは、雌螺子部839A,849Aに螺合する。このようにして、上側部材71Aと下側部材81Aとは、雄螺子部材90Aを介して一体に螺子締結される。
[第3の実施の形態]
これに対して、図6および図7に示すカットアウトツール10Bは、本発明に係る電動工具の第3の実施の形態である。このカットアウトツール10Bは、上記した取付具70,70Aとは相違する形状の取付具70Bがカットアウトツール本体11に取り付けられている。なお、この第3の実施の形態のカットアウトツール本体11については、第1の実施の形態のカットアウトツール本体11と全く同一の構成となっている。つまり、この第3の実施の形態の取付具70Bが取り付けられる箇所についても第1の実施の形態と全く同一の構成となっている。すなわち、図6は、第3の実施の形態の取付具70Bをカットアウトツール本体11と共に斜視にて示す斜視図である。図7は、第3の実施の形態のカットアウトツール10の内部構造を左右半割り断面にて示す内部断面図である。
図6および図7に示すように、第3の実施の形態の取付具70Bは、上側のみに設けられるストラップ形として構成される。すなわち、取付具70Bは、連結部材71Bとストラップ部材81Bとを有する。この連結部材71Bは、上記した嵌合係止部61に連結されると共にストラップ部材81Bも連結する。この連結部材71Bは、略矩形の躯体部材72Bに対して2つの並列される連結孔73B,74Bが設けられている。この連結孔73B,74Bのそれぞれは、互いが並列される方向に対して直交する方向(左右方向)に貫通されている。ここで、第1連結孔73Bには、上記した嵌合係止部61の棒本体63が差し込まれる。
具体的には、左側ハウジング211と右側ハウジング212とを合体させる前に、右側ハウジング212に設けられた棒本体63を連結部材71Bの第1連結孔73Bに差し込んでおく。この状態で右側ハウジング212に対して左側ハウジング211を合体させると、凹部62の内部において左右で掛け渡された棒本体63が第1連結孔73Bに差し込まれた状態が保持されることとなる。なお、連結部材71Bは、棒本体63を回転軸として僅かであるが回動することができる。また、第2連結孔74Bには、次に説明するストラップ部材81Bの係止軸部82Bが差し込まれる。
ストラップ部材81Bは、長い軸形状を適宜に折り曲げられてリング形に成形されている。このストラップ部材81Bのリング形は、カラビナが取り付けられるように形成されている。また、このストラップ部材81Bのリング形の一部は、第2連結孔74Bに差し込むことができるようにされる係止軸部82Bとして設定される。この係止軸部82Bは、上記した棒本体63のように形成されている。なお、係止軸部82Bの中間部分には、互いに分断される分断部83Bが設けられている。この係止軸部82Bは、この分断部83Bにて分断された係止軸部82Bを互いにずらすことにより、第2連結孔74Bに差し込むことができる。
このように係止軸部82Bが第2連結孔74Bに差し込まれると、ストラップ部材81Bは、係止軸部82Bを回転軸として回動することができる。このように取付具70Bが嵌合係止部61に取り付けられてグリップハウジング21と一体となると、取付具70Bのストラップ部材81Bの環状部84Bにカラビナなどを取り付けて、このカットアウトツール10Bを保管することができる。
なお、本発明に係る電動工具にあっては、上記した実施の形態の電動工具の構成に限定されるものではなく、適宜変更が加えられて構成されるものであってもよい。すなわち、上記した実施の形態では、いわゆるカットアウトツール(防じんボートトリマ)と称される電動工具を例示して説明するものであった。しかしながら、本発明に係る電動工具としては、このような例に限定されることなく、例えばストレートシャーやニブラなどのI字形のハウジングを有する電動工具で構成されるものであってもよい。
また、上記した取付具70の用途しては、上記した機能以外の機能を有して設定されるものであってもよい。例えば、上記した取付具70(70A,70B)にあっては、適宜のビットを収容する機能や、充電式バッテリ14を保護するバンパとしての機能が設けられるものであってもよい。また、取付具70(70A,70B)の取付構成としては、上記したことに限定されることなく、左側ハウジング211と右側ハウジング212とにより適宜に挟み込まれるようにして構成されるものであってもよい。
10 カットアウトツール(電動工具)
11 カットアウトツール本体
12 工具本体
14 充電式バッテリ
141 押下ボタン
16 シュー
20 モータグリップ部
21 グリップハウジング
211 左側ハウジング
212 右側ハウジング
215 螺子止め部
22 グリップ部
23 バッテリ取付部
24 機構取付部
241 雄螺子
25 交換蓋
26 吸気口
27 エラストマ
30 電動モータ
31 モータ軸
311 後端側ベアリング
312 前端側ベアリング
32 ステータ
33 ロータ
34 コンミテータ
35 冷却ファン
36 操作スイッチ
37 スイッチ本体
38 スライドレバー
381 操作部
39 コントローラ
40 出力機構部
41 機構ハウジング
42 出力軸
44 チャック機構
48 吹出し口
49 螺子部材
50 グリップエンド部
51 取付構造
53 第1拡径部
54 第2拡径部
541 上側面
60 取付構造
61 嵌合係止部
62 凹部
63 棒本体
64 下部端縁
65 係合端縁部
70 取付具
71 上側部材
72 上辺部
721 内周面
73 左辺部
731 左側矩形体
732 内周面
733 外周面
735 フック取付部
736 嵌合スリット
737 雌螺子部
739 雌螺子部
74 右辺部
741 右側矩形体
742 内周面
743 外周面
745 フック取付部
746 嵌合スリット
747 雌螺子部
749 雌螺子部
75 係止雄部
751 嵌合凹溝
81 下側部材
82 下辺部
821 内周面
825 突出体
83 左結合部
831,841 挿通孔
84 右結合部
85 係合凹部
90 雄螺子部材
91 フック部材
92 差込板部
93 係止孔
94 フック部

Claims (9)

  1. モータ軸をステータに対して相対的に回転させるためのロータを有するモータと、
    前記モータ軸の回転軸線の延長線方向に延びて内部で前記モータを支持するハウジングと、
    加工材を加工する先端工具が取り付けられ且つ前記モータ軸の回転軸線と同一の回転軸線で回転する出力軸と、を有し、
    前記ハウジングには、前記出力軸の配置側となる工具先端側とは反対側の工具基端側に、該電動工具自体を引っ掛けるようにするフックが取り付けられている、電動工具。
  2. 請求項1に記載の電動工具において、
    前記フックは、工具先端側が下側に向けて該電動工具自体が引っ掛けるように、前記工具先端側に向かって延びる形状を有する、電動工具。
  3. 請求項1または請求項2に記載の電動工具において、
    前記ハウジングの上側の面には、前記モータのオンオフ操作を行う操作スイッチが設けられており、
    前記フックは、前記ハウジングの左右両側のいずれか一方の面あるいは両方の面に設けられている、電動工具。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載の電動工具において、
    前記出力軸の回転を規制する回転規制ボタンが、前記ハウジングの左右両側のいずれか一方の面に設けられている、電動工具。
  5. モータと、
    使用者が把持可能とされるグリップ部と、
    前記モータにより駆動される先端工具取付部と、
    前記グリップ部の端部に形成され且つ前記モータに電力を供給するためのバッテリを取付け可能とされるバッテリ取付部と、を有し、
    前記グリップ部と前記バッテリ取付部とは、樹脂の一体成形により形成されるハウジングの一部として設定されており、
    前記ハウジングには、カラビナが取付け可能とされるカラビナ取付部が設けられている、電動工具。
  6. 請求項5に記載の電動工具において、
    前記ハウジングは、2つに分割された分割ハウジングを合体させることにより形成されており、
    前記カラビナ取付部は、前記分割ハウジング同士にて挟み込まれることにより前記ハウジングと一体に結合されている、電動工具。
  7. 請求項5または請求項6に記載の電動工具において、
    前記カラビナ取付部は、回動可能に前記ハウジングに支持されている、電動工具。
  8. 請求項5から請求項7のいずれかに記載の電動工具において、
    前記カラビナ取付部は、前記ハウジングの外周面より外側に張り出されている、電動工具。
  9. モータと、
    使用者が把持可能とされるグリップ部と、
    前記モータにより駆動される先端工具取付部と、
    前記グリップ部の端部に形成され且つ前記モータに電力を供給するためのバッテリが取付可能とされるバッテリ取付部と、を有し、
    前記グリップ部と前記バッテリ取付部とは、樹脂の一体成形により形成されるハウジングの一部として設定されており、
    前記ハウジングには、前記バッテリ取付部の両側部にフックを配置させるための連結部が取り付けられている、電動工具。
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