JP5090262B2 - 電動工具 - Google Patents

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Description

この発明は、例えばハンマドリルや丸鋸盤等の電動工具であって、電動モータを駆動源として内蔵する電動工具に関する。
この種の電動工具において、駆動源として電動モータを内蔵したハウジングがいわゆる半割り構造を有する場合には、電動モータを構成するブラシホルダについても同様に半割り構造とする技術が提供されている。この技術が下記の特許文献に記載されている。
一般に電動モータのブラシホルダは、ハウジングの内面に沿って配置される円環形の部材で、その周方向2箇所にブラシ金具を有している。この両ブラシ金具の内側に装着したカーボンブラシが回転子のコミュテータ(整流子)に放射方向に突き当てられた状態に保持される。係る機能を有するブラシホルダであって、下記の特許文献に記載されているように、半割り構造のブラシホルダはそれぞれ半円形の円弧形状をなす半割りホルダを相互に突き合わせて円環形状に結合したもので、両半割りホルダの周方向中央に上記ブラシ金具を配置した構成を備えている。
下記の特許文献に記載された技術によれば、半割りホルダを相互に突き合わせて円環形状をなす状態でブラシホルダの両端部が一方の半割りハウジングにねじ止めされ、その後他方の半割りハウジングを突き合わせて当該円環形状のブラシホルダがハウジングの内面に沿って組み付けられる構成となっている。この場合、両半割りホルダの周方向中央にそれぞれ上記ブラシ金具がインサート成形により一体に設けられ、かつその外周面には、半割りハウジング側のブラシ交換孔に対して位置決めするためのフランジ部及びキャップ締め付け用のねじ軸部が設けられている。
従来、両半割りハウジングの内面にはそれぞれ上記ブラシ交換孔に沿って位置決め用の円形凹部が設けられており、この円形凹部内にフランジ部を挿入することにより、両半割りハウジングに対するブラシホルダの相対位置であってブラシ交換孔に対するブラシホルダの相対位置が位置決めされる構成となっていた。
ところが、ブラシホルダの半割りハウジングに対する組み付け性を確保する等の理由から半割りハウジング側の円形凹部に対するフランジ部の径方向の位置決め精度は比較的低く設定されており、その結果、両者間に径方向の大きなクリアランスが発生して電動工具の振動等によりがたつきが発生し、その結果カーボンブラシ及びコミュテータの摩耗が大きくなる問題があった。係る問題は、使用時に大きな振動を伴うハンマドリル等の震動工具について特に顕著であった。従来は、このがたつきを小さくするため、ブラシホルダの外周面にクッションゴムを貼り付ける等して半割りハウジングとの間のがたつきを小さくし、若しくは吸収することによってカーボンブラシ等の摩耗を低減する工夫がなされていた。
特許第3676956号公報
しかしながら、上記したようにブラシホルダにクッションゴム等を貼り付けて半割りハウジングに対するがたつきを抑制する構成では、クッションゴム等を用意してこれを貼り付ける手間をかける必要があり、この点で製品のコストアップを招く問題があった。また、クッションゴム等によるがたつき防止が不十分でもあった。
本発明は、従来のようなクッションゴム等の別部材を用いることなく半割りハウジングに対するブラシホルダのがたつきを抑制して、カーボンブラシおよびコミュテータの磨耗をより一層低減することを目的とする。
このため、本発明は、特許請求の範囲の各請求項に記載した構成の電動工具とした。
請求項1記載の電動工具によれば、ハウジングに対するブラシホルダの組み付け性を考慮してハウジングの位置決め凹部に対してブラシホルダの位置決めボスが径方向の十分なクリアランスを有する径に設定されているとともに、組み付け性に影響を与えない範囲で当該位置決め凹部の周方向に沿った複数箇所において放射方向に沿って内周側に張り出す位置決めリブが設けられており、この位置決めリブによって当該位置決め凹部内における位置決めボスの径方向の変位が規制されることにより、電動工具の振動等によるブラシホルダのがたつきが抑制されてカーボンブラシ及びコミュテータの摩耗を低減することができ、ひいては当該電動工具の製品寿命を長くすることができる。
位置決めリブの先端内周側には、ブラシホルダの位置決めボス部を位置決め凹部の中心に案内するための案内面が形成されている。しかも、位置決めリブは位置決め凹部の周囲に沿って複数箇所に分散配置されているのであり、当該位置決め凹部の例えば全周に沿って設けられた構成ではないので、位置決めボス部の位置決め凹部への進入操作(組み付け作業)についてその作業性が大きく損なわれることがない。
請求項2記載の電動工具によれば、それぞれ機長方向に沿って左右に半割りされた半割りハウジングの一方に対して左右の半割りブラシホルダの両端部がねじ止めされ、この段階で一方の半割りホルダの中央部の位置決めボス部が位置決めリブによって位置決め凹部に対して従来よりもがたつきの少ない状態で位置決めされる。その後他方の半割りハウジングを一方の半割りハウジングに対して結合する段階で、他方の半割りホルダの中央部の位置決めボス部が位置決めリブによって当該他方の半割りハウジングの位置決め凹部に位置決めされる。こうして左右の半割りハウジングの位置決め凹部に対してそれぞれ半割りホルダの位置決めボス部が径方向のクリアランスが従来よりも小さい状態に取り付けられることにより、カーボンブラシのがたつきを小さくして当該カーボンブラシ及びコミュテータの摩耗を低減し、ひいては当該電動工具の製品寿命を長くすることができる。
なお、ハウジングに加えてブラシホルダが半割り構造を有していることから、その内周側への回転子等の組み付けを迅速かつ確実に行うことができる。
請求項3記載の電動工具によれば、主として機長方向に振動が付加される場合に、ブラシホルダ及びカーボンブラシのがたつきを効率よく低減することができる。係る構成は、電動モータの回転軸線方向に沿った機長方向に振動が付加される、例えばハンマドリル等の電動工具に適用することにより大きな効果を得ることができる。
次に、本発明の実施形態を図1〜図6に基づいて説明する。図1は、本実施形態に係る電動工具1の全体を示している。本実施形態では、電動工具1の一例としていわゆるハンマドリルと称されるもので、先端工具(ビット)Bに対して機長方向(左右方向)の振動を与えながら回転させる形態の手持ち式工具を例示する。この電動工具1は、駆動源として電動モータMを内蔵している。この電動モータMの回転軸線Jは機長方向に一致している。以下の説明では、機長方向Jともいう。
本実施形態の電動工具1は、コミュテータMcに対してカーボンブラシC,Cを摺接保持するためのブラシホルダ10の取り付け構造に特徴を有しており、その他電動工具としての基本的な構成については特に変更を要しない。
この電動工具1は、電動モータMを内蔵した本体部2と、この本体部2の後部側(図1において左側)に設けたループ形(D形)のハンドル部Hを有している。ハンドル部Hの先端には充電式のバッテリパックBTが装着されている。このバッテリパックBTにより供給される電源により電動モータMが起動して先端工具Bが回転する。ハンドル部Hの内周側に配置したトリガ形式のスイッチレバーTを指先で引き操作すると電動モータMが起動する。
図2に示すように本体部2及びハンドル部Hは、機長方向J(紙面に直交する方向)に対して左右に二分された半割りハウジングを相互に突き合わせたハウジングにより構成されている。本体部2の後部において左右の半割りハウジング2L,2RにそれぞれカーボンブラシCが保持されている。図示するようにカーボンブラシC,Cは概ね左右対称の構造によって保持されている。
なお、以下の説明では、使用者を基準にして部材等の左右方向を用いる。使用者は図1において電動工具1の左側に位置している。従って、図2では左右が逆に現れている。
左右のカーボンブラシC,Cは、概ね円環形状のブラシホルダ10によって保持されている。このブラシホルダ10によって左右のカーボンブラシC,Cは、電動モータMのコミュテータMcの周面に対して左右両側から放射方向に突き当てられた状態に保持されている。ブラシホルダ10は、本体部2のハウジング内面に沿って取り付けられており、かつ本体部2の半割りハウジング2L,2Rに対応して左右それぞれ半円弧形をなす半割りホルダ10L,10Rに二分されている。両半割りホルダ10L,10Rに1つずつカーボンブラシCが保持されている。左右の半割りホルダ10L,10Rは、相互に左右対称に形成されている。
図2において左側(使用者から見て右側)の半割りホルダ10Rが図5に単体で示されている。両半割りホルダ10L,10Rは、それぞれ樹脂成形により一体成形されたもので、U字形に延びる一対の結合アーム部10a,10aと、矩形の平板形をなす台座部10bと、円板形の位置決めボス部10cと、雄ねじ部10dを備えている。台座部10bの下面(図5において左側面)に位置決めボス部10cが一体に形成されている。位置決めボス部10cの下面に雄ねじ部10dが相互に同軸で一体に形成されている。結合アーム部10a,10aは、台座部10bの両側部から同じ方向に延びている。両結合アーム部10a,10aの先端部は、相互に反対側に屈曲して側方へ張り出している。この張り出し部分が結合部10g,10gとされている。両結合部10g,10gには、それぞれ固定ねじ11を挿通するための挿通孔10e,10eが形成されている。
左右の半割りホルダ10L,10Rは、左右で対向する結合部10g,10gを相互に突き合わせて挿通孔10e,10eに挿通した固定ねじ11を左側(図2において右側)の半割りハウジング2Lのねじ孔3,3に締め付けることにより相互に円環形状に結合されている。左右の半割りホルダ10L,10Rが相互に突き合わされて円環形状をなすブラシホルダ10が電動モータMのコミュテータMcの周囲に配置されている。
左右の半割りホルダ10L,10Rには、それぞれ台座部10bと位置決めボス部10cと雄ねじ部10dを貫通する矩形の保持孔10fが設けられている。この保持孔10fにブラシ金具12が固定されている。このブラシ金具12の内周側に1つのカーボンブラシCが挿通されている。両カーボンブラシC,Cの先端がコミュテータMcの周面に突き当てられている。
本実施形態の場合、左右の半割りホルダ10L,10Rは、左側の半割りハウジング2Lに対してその両端の結合部10g,10gが固定ねじ11の共締めにより固定されている他、それぞれの円弧中央の位置決めボス部10cが半割りハウジング2L,2R側に対して位置決めされている。
左右の半割りハウジング2L,2Rの側部には、それぞれカーボンブラシ交換用の円形のブラシ交換孔5が設けられている。図4には、使用者から見て左側の半割りハウジング2Lが示されている。図示するように当該半割りハウジング2Lの内面であってブラシ交換孔5の周囲に沿って円形の位置決め凹部4が形成されている。この位置決め凹部4は、半割りホルダ10L,10Rの位置決めボス部10cの径よりも十分に大きな径で形成されて、当該位置決めボス部10cを位置決め凹部4内に挿入する組み付け作業を迅速かつ確実に行うために両者間に十分なクリアランスが設定されている。
また、位置決め凹部4の周囲4箇所には、位置決めリブ6〜6が一体に設けられている。図4に示すように、この4つの位置決めリブ6〜6は、機長方向Jの前側と後側に2つずつ分けて配置されている。この4つの位置決めリブ6〜6は、それぞれその幅方向を位置決め凹部5の中心に指向させて(放射方向に沿って)その内周側にはみ出す状態に設けられている。このため、半割りホルダ10L,10Rの取り付け状態において、その位置決めボス部10cと各位置決めリブ6との間の径方向のクリアランスは、位置決め凹部4との間のクリアランスよりも小さくなっている。このことから、位置決め凹部4内に挿入された位置決めボス部10cは、この4つの位置決めリブ6〜6によって径方向の変位がより規制され、従って当該半割りホルダ10L,10Rの主として機長方向Jの位置ずれ(がたつき)が従来よりも確実に規制される。
各位置決めリブ6の先端内周側には、案内面6aが形成されている。半割りハウジング2L,2Rに対する半割りホルダ10L,10Rの組み付け時において、この案内面6a〜6aによって、位置決めボス部10cが位置決め凹部4の中心側に案内され、これにより当該半割りハウジング10L,10Rに対する半割りホルダ10L,10Rの組み付け作業を迅速かつ確実に行うことができる。
次に、左右の半割りハウジング2L,2Rに対して半割りホルダ10L,10Rを組み付ける作業が以下の手順でなされる。先ず、左側の半割りハウジング2Lに対して左側の半割りホルダ10Lを組み付ける。この段階で、半割りホルダ10Lの位置決めボス部10cが半割りハウジング2Lの位置決め凹部4内に進入される。
図6に示すように半割りホルダ10Lを半割りハウジング2Lに対して組み付ける際には、位置決めボス部10cが4箇所の位置決めリブ6〜6の案内面6a〜6aによって案内されることにより迅速かつ容易に位置決めボス部10cを位置決め凹部4内に進入させることができる。
こうして左側の半割りホルダ10Lを左側の半割りハウジング2Lに組み付けた後、右側の半割りホルダ10Rを左側の半割りホルダ10Lに対して突き合わせ、その後固定ねじ11,11を締め付けて左右半割りホルダ10L,10Rの結合部10g,10gを共締めすることにより当該右側の半割りホルダ10Rと左側の半割りホルダ10Lを左側の半割りハウジング2Lに対して取り付ける。
次に、右側の半割りハウジング2Rを左側の半割りハウジング2Lに突き合わせて左右の半割りホルダ10L,10R(ブラシホルダ10)を左右半割りハウジング2,2R間に内装した状態とする。右側の半割りハウジング2Rを左側の半割りハウジング2Lに組み付ける際には、右側の半割りハウジング2Rの位置決め凹部4内に、右側の半割りホルダ10Rの位置決めボス部10cが相対的に進入される。位置決めボス部10cが右側の半割りハウジング2Rの位置決め凹部4内に進入される時には、当該位置決めボス部10cが4つの位置決めリブ6〜6の案内面6a〜6aによって位置決め凹部4内に案内されることから、迅速かつ確実に半割りハウジング10Rが半割りハウジング2Rに対して位置決めされる。
左右の半割りハウジング2L,2Rを相互に突き合わせて組み付けた段階で、左右のブラシ交換孔5,5には、それぞれ半割りホルダ10L(10R)の雄ねじ部10d及び保持孔10fが位置している。保持孔10f,10fには、それぞれブラシ金具12が取り付けられている。このため、両ブラシ金具12,12の内周側にそれぞれカーボンブラシCを挿入し、次いで雄ねじ部10dにキャップ13を締め付けてブラシ交換孔5を塞ぐことにより、左右一対のカーボンブラシC,Cが電動モータMのコミュテータMcに突き当てられた状態となる。図2は、この段階の状態を示している。
以上のように構成した本実施形態の電動工具1によれば、左右の半割りホルダ10L,10Rの位置決めボス部10c,10cが、対応する半割りハウジング2L,2Rの位置決め凹部4,4の内周側であってそれぞれ4つの位置決めリブ6〜6の内側に進入することにより、その径方向の位置ずれが規制されて電動モータMのコミュテータMcに対するカーボンブラシC,Cの位置ずれが抑制されて当該カーボンブラシC,C及びコミュテータMcの摩耗が低減される。
両位置決め凹部4のそれぞれについて4つの位置決めリブ6〜6が設けられており、各位置決めリブ6は、位置決め凹部4の内周側に張り出している。このため、両半割りホルダ10L,10Rの位置決めボス部10c,10cの、位置決め凹部4内での径方向の位置ずれは従来よりも小さな範囲でのみ許容される。
1つの位置決め凹部4について4つの位置決めリブ6〜6は、当該位置決め凹部4の周方向に分散して配置されている。このため、例えば位置決め凹部4の内径をその全周にわたって小さくして位置決めボス部10cとの間のクリアランスを小さくした場合には、当該位置決めボス部10cの位置決め凹部内への挿入作業が面倒になるのに対して、位置決め凹部4の周方向に分散して位置決めリブ6〜6を配置する構成であるので、位置決めボス部10cの挿入作業性が大きく損なわれることはない。このように本実施形態の電動工具1によれば、位置決めボス部10cの位置決め凹部4内への挿入作業(半割りホルダ10L,10R及び半割りハウジング2L,2Rの組み付け作業)の作業性を阻害することなく、当該位置決めボス部10cの位置決め凹部4内での位置ずれを従来よりも小さくすることができるので、当該電動工具1の振動等に対してカーボンブラシC,C及びコミュテータMcの摩耗を低減して当該電動工具1の製品寿命を長くすることができる。
しかも、本実施形態によれば、各位置決めリブ6の先端内周側には案内面6aが形成されているので、より迅速かつスムーズに位置決めボス部10cを位置決め凹部4内に挿入することができ、ひいては半割りホルダ10L,10R及半割りハウジング2L,2Rの組み付け作業を迅速かつ正確に行うことができる。
また、1つの位置決め凹部4について4つの位置決めリブ6〜6は、当該電動工具1の機長方向J前側と後側に分散して2つずつ配置されている。このため、電動工具1の機長方向Jの振動に対して位置決め凹部4内の位置決めボス部10cの位置ずれがより確実に規制されてカーボンブラシC,C等の摩耗が低減される。このことから、機長方向Jに大きな振動が付加されるハンマドリルについて本実施形態を適用することにより大きな効果を得ることができる。
以上説明した実施形態には種々変更を加えることができる。例えば、1つの位置決め凹部4に対して4つの位置決めリブ6〜6を設けた構成を例示したが、位置決めリブの個数については任意であり、1つの位置決めリブを設けることによっても位置決め凹部に対する位置決めボス部の挿入作業性を損なうことなく組み付け後におけるその径方向の変位を規制することができる。
また、機長方向左右に二分されたブラシホルダ10を例示したが、円環形状に一体形成されたブラシホルダ(半割り構造でないブラシホルダ)についても本発明を適用することができる。
さらに、電動工具としてハンマドリルを例示したが、例えばねじ締め機あるいは丸鋸盤等のその他の電動工具に適用することができる。
本実施形態に係る電動工具であってハンマドリルの全体側面図である。 図1の(2)-(2)線断面矢視図であって、ブラシホルダの縦断面図である。 使用者から見て左側の半割りハウジングを内側から見た側面図である。本図は、半割りホルダが取り付けられた状態を示している。 使用者から見て左側の半割りハウジングを内側から見た側面図である。本図では、半割りホルダが取り付けられる前であるため、ブラシ交換孔の全体が見えている。 半割りホルダの側面図である。 図4の(6)-(6)線断面矢視図であって、位置決め凹部の縦断面図である。本図では、位置決め凹部に位置決めボス部が挿入される様子を示している。
符号の説明
1…電動工具
2…本体部
2L…左側の半割りハウジング
2R…右側の半割りハウジング
M…電動モータ、Mc…コミュテータ
B…先端工具(ビット)
J…機長方向(電動モータの回転軸線)
BT…バッテリパック
H…ハンドル部
T…スイッチレバー
C…カーボンブラシ
3…ねじ孔
4…位置決め凹部
5…ブラシ交換孔
6…位置決めリブ、6a…案内面
10…ブラシホルダ
10L…左側の半割りホルダ
10R…右側の半割りホルダ
10a…結合アーム部、10b…台座部、10c…位置決めボス部、10d…雄ねじ部
10e…挿通孔、10f…保持孔、10g…結合部
11…固定ねじ
12…ブラシ金具
13…キャップ

Claims (3)

  1. ハウジングに電動モータを内蔵した電動工具であって、前記電動モータのブラシホルダに、前記ハウジングのブラシ交換孔に対してブラシホルダを位置決めするための位置決めボス部が設けられ、該位置決めボス部に対応して前記ハウジングの内面に、該位置決めボス部を進入させてその径方向に位置決めするための位置決め凹部が前記ブラシ交換孔に沿って設けられており、
    該位置決め凹部の周囲に、放射方向に沿って内周側に張り出して前記位置決めボス部の径方向の変位を規制する位置決めリブを設け、該位置決めリブの先端内周側に、前記位置決めボス部を前記位置決め凹部の中心に案内するための案内面を設けた電動工具。
  2. 請求項1記載の電動工具であって、前記ハウジングは前記電動モータの回転軸線に沿った機長方向に沿って左右に二分された半割りハウジングを相互に突き合わせて構成され、該半割りハウジングに対応して前記ブラシホルダも機長方向に沿って左右に二分されており、該二分された左右の半割りホルダを相互に突き合わせた状態で前記一方の半割りハウジングに対してその両端部をねじ止めされて取り付けられるとともに、該左右の半割りホルダのそれぞれについて中央の位置決めボス部を前記位置決めリブにより径方向の変位を規制した状態で前記位置決め凹部の内周側に位置させて取り付けた電動工具。
  3. 請求項1記載の電動工具であって、前記位置決めリブは、前記電動モータの回転軸線方向に沿った機長方向前側と後側の二箇所で相互に対向して設けた電動工具。
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