JP6736434B2 - 携帯用加工機 - Google Patents

携帯用加工機 Download PDF

Info

Publication number
JP6736434B2
JP6736434B2 JP2016178326A JP2016178326A JP6736434B2 JP 6736434 B2 JP6736434 B2 JP 6736434B2 JP 2016178326 A JP2016178326 A JP 2016178326A JP 2016178326 A JP2016178326 A JP 2016178326A JP 6736434 B2 JP6736434 B2 JP 6736434B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
processing machine
portable processing
controller
electric motor
display unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016178326A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018043372A (ja
JP2018043372A5 (ja
Inventor
辰夫 中嶋
辰夫 中嶋
彰一 石川
彰一 石川
陽 伊藤
陽 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Makita Corp
Original Assignee
Makita Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Makita Corp filed Critical Makita Corp
Priority to JP2016178326A priority Critical patent/JP6736434B2/ja
Priority to CN201720898950.XU priority patent/CN207128010U/zh
Publication of JP2018043372A publication Critical patent/JP2018043372A/ja
Publication of JP2018043372A5 publication Critical patent/JP2018043372A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6736434B2 publication Critical patent/JP6736434B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25FCOMBINATION OR MULTI-PURPOSE TOOLS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; DETAILS OR COMPONENTS OF PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS NOT PARTICULARLY RELATED TO THE OPERATIONS PERFORMED AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B25F5/00Details or components of portable power-driven tools not particularly related to the operations performed and not otherwise provided for
    • B25F5/02Construction of casings, bodies or handles
    • B25F5/021Construction of casings, bodies or handles with guiding devices

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Sawing (AREA)

Description

本発明は、例えば木材等の切断材を切断加工する際に用いられる切断機等であって、使用者が手で移動操作して加工材を加工する携帯用の加工機に関する。
木材等の切断加工に用いる切断機には、切断材の上面に載せた状態で使用者がハンドル部を把持して移動操作することで、切断材に刃具を切り込ませて切断加工を行う形態のものがある。この種の切断機は、切断材の上面に当接させるベースと、ベースの上面側に支持された切断機本体を備えている。切断機本体は、駆動源としての電動モータと、この電動モータにより回転する円形の刃具を備えている。
この種の切断機には、主として電動モータの動作状態等を制御するためのコントローラ及び当該動作状態等を表示するための表示部が設けられている。係るコントローラ及び表示部に関する従来の技術が下記の特許文献に開示されている。これら特許文献では、ハンドル部の下方であって使用者から比較的目視しやすい部位の上面に表示部を配置する技術が開示されている。
特開2008−229763号公報 特開2015−178226号公報
しかしながら、従来の表示部は、ハンドル部の下方に配置されていたため、ハンドル部を把持した手が邪魔になってハンドル部の真上からは見えにくい結果、使用者は姿勢を傾けて斜め上方から表示部を目視する必要があり、この点で表示部に視認性をより改善する必要があった。
本発明は、使用者がハンドル部を把持して移動操作する加工機において、主として本体部の動作状態等を表示するための表示部の視認性をより高めることを目的とする。
上記した課題は、以下の各発明によって解決される。第1の発明は、電動モータと、電動モータの動作を制御するコントローラと、使用者が移動操作する際に把持する把持部を備えた携帯用加工機である。第1の発明では、各種の情報を視覚的に報知する表示部を備えている。この表示部は、電動モータのモータ軸よりも後方において延在され、上方かつ後方から直角にモータ軸を見た時に、把持部によって隠れない位置に配置された構成を備えている。
第1の発明によれば、把持部を把持した使用者が後方斜め上方から表示部を視認する際に把持部が邪魔になることがないことから、使用者は覗き込むような窮屈な姿勢をとることなく楽な姿勢のままで当該表示部を目視することができる。使用者は当該携帯用加工機の後方に位置して把持部を把持し、当該携帯用加工機の主として前方への移動操作(加工操作)を行う。
第2の発明は、第1の発明において、把持部は、前後方向に沿って延在されており、表示部は、把持部に対して加工用の刃具の反対側に配置された携帯用加工機である。
第2の発明によれば、加工時に発生する粉塵等が表示部に吹き付けられることを抑制してその良好な視認性を長時間にわたって維持することができる。また、使用者は粉塵発生部位から離れて表示部を視認することができ、この点で当該表示部の視認性及び当該携帯用加工機の作業性を高めることができる。
第3の発明は、第1又は第2の発明において、表示部は、発光により各種の情報を報知する発光部を有しており、発光部と光源との間に導光部材を介在させた携帯用加工機である。
第3の発明によれば、暗所等での表示部の視認性を高めることができる。また、発光部と光源とが離れている場合においても導光部により発光部が効率よく発光されて当該発光部ひいては表示部の高い視認性を確保することができる。
第4の発明は、第3の発明において、表示部は平板形状を有して、後方斜め上方に向けて傾いた姿勢に配置されており、表示部に対して導光部材が直交する方向に沿って延在された携帯用加工機である。
第4の発明によれば、当該携帯用加工機の後方斜め上方から表示部を視認する使用者の当該表示部の視認性を高めることができる。また、導光部材が表示部に対して直交する方向に延在されることにより、傾いた表示部における発光部が効率よく発光されて当該発光部ひいては表示部の視認性が確保される。
第5の発明は、第4の発明において、コントローラは、電動モータと表示部との間において、表示部に沿って傾いた姿勢に配置された携帯用加工機である。
第5の発明によれば、電動モータと表示部との間の限られたスペースに平板形状のコントローラをコンパクトに配置することができる。
第6の発明は、コントローラの上部を、モータハウジングの外郭よりも電動モータ側へ進入させた携帯用加工機である。
第6の発明によれば、コントローラを電動モータと表示部との間においてより一層コンパクトに配置することができる。
第7の発明は、第1〜第6の何れか1つの発明において、電源としてバッテリを取り付けるためのバッテリ取り付け部を備えており、電動モータとバッテリ取り付け部との間にコントローラを配置した携帯用加工機である。
第7の発明によれば、バッテリを電源とする充電式の携帯用加工機において、コントローラを電動モータとバッテリ取り付け部との間に配置することにより、電源線や信号線の取り回し経路を短くしつつ、表示部の視認性を高めることができる。
第8の発明は、第1〜第7の何れか1つの発明において、電動モータはブラシレスモータであり、コントローラはブラシレスモータ制御用の制御回路を備えた携帯用加工機である。
第8の発明によれば、電動モータの動作制御がコントローラの制御回路により行われる。
第9の発明は、第1〜第8の何れか一つの発明において、表示部がコントローラに一体に設けられた携帯用加工機である。
第9の発明によれば、部品点数の削減しつつ当該携帯用加工機の組み付け性を高めることができる。
本発明の実施形態に係る携帯用加工機の全体側面図である。本実施形態では、携帯用加工機の一例として、携帯用のマルノコが示されている。 図1の(II)矢視図であって、携帯用加工機の全体平面図である。 図1の(II)矢視図であって、携帯用加工機の全体平面図である。本図では、電動モータ及びコントローラ収容部が横断面で示されている。 図1の(IV)-(IV)線断面矢視図であって、携帯用加工機の縦断面を前側から見た図である。 図2の(V)-(V)線断面矢視図であって、工具本体部の縦断面図である。 図2の(VI)-(VI)線断面矢視図であって、電動モータ及びコントローラ収容部の縦断面を背面側から見た図である。 コントローラの斜視図である。 コントローラ収容部の拡大縦断面図である。
次に、本発明の実施形態を図1〜図8に基づいて説明する。図1に示すように本実施形態では、携帯用加工機1の一例として、使用者が手操作により前方(切断進行方向)へ移動させて切断加工を行う携帯マルノコを例示する。使用者はこの携帯用加工機1の後側に位置して、当該携帯用加工機1の移動操作(切断作業)を行う。以下の説明において、部材及び構成等の前後左右、上下方向については使用者を基準にして用いる。この携帯用加工機1は、切断材Wの上面に当接させる矩形平板形状のベース2と、ベース2の上面側に支持した工具本体部10を備えている。
図1及び図2に示すようにベース2の前部には、スミ線合わせ用のガイド部2aが設けられている。工具本体部10は、電動モータ11を駆動源として回転する円形の刃具12を備えている。刃具12の上側半周の範囲は固定カバー13で覆われている。刃具12の下側半周の範囲は、ベース2の下面側に突き出されている。この突き出し部分が切断材Wに切り込まれて切断加工がなされる。刃具12は、図1において反時計回り方向に回転する。刃具12の回転方向が固定カバー13の正面側に表示した白抜きの矢印13aで示されている。
図1において反時計回り方向に回転する刃具12とベース2の下面との交差部位が切断部位Cとなる。切断部位Cから切断粉が吹き上げられる。吹き上げられた切断粉は固定カバー13内に吹き上げられて集塵される他、その一部はベース2上に堆積する。後述するようにベース2上に堆積した切断粉は、モータ冷却風により吹き飛ばされて切断部位C及びその周辺の視認性が確保される。
刃具12の下側半周の範囲であってベース2の下面側に突き出された範囲の周縁(刃先)は、可動カバー14で覆われる。可動カバー14は、刃具12の周囲に沿って開閉可能に支持されている。可動カバー14は図では見えていないばねにより閉じ方向(図1において反時計回り方向)に付勢されている。可動カバー14の前端部を切断材Wの端部に当接させた状態で当該携帯用加工機1を前方へ移動操作することにより、当該可動カバー14が相対的に開かれて刃具12が露出され、この露出部分が切断材Wに切り込まれていく。可動カバー14の後部には、使用者が手動で開閉操作する際に把持する開閉レバー14aが設けられている。
工具本体部10は、前後の傾動支持部15,16を介して左右に傾動可能な状態でベース2の上面に支持されている。工具本体部10をベース2に対して左右に傾動させることにより、刃具12を左右に傾かせることができる。工具本体部10を例えば右側へ45°傾斜させることにより、刃具12をベース2の下面に対して45°傾かせて切り込むことができ、これにより切断面を45°傾斜させた切断加工を行うことができる。
工具本体部10は、上下揺動支軸17を介して上下に揺動可能な状態でベース2の上面に支持されている。工具本体部10の上下位置を変更することにより、刃具12のベース2の下面側への突き出し寸法を変更することができる。刃具12のベース2の下面側への突き出し寸法を変更することにより、当該刃具12の切断材Wに対する切り込み深さを変更することができる。刃具12の切り込み深さであって、工具本体部10の上下動位置は、固定カバー13の後部背面側に設けた固定レバー18を締め込んでおくことにより、固定することができる。
図2〜図4に示すように固定カバー13の背面側に、ギヤヘッド部19を介して電動モータ11が結合されている。ギヤヘッド部19のギヤケース19aは固定カバー13の背面側に一体に設けられている。ギヤケース19aに、はすば歯車の噛み合いによる二段減速ギヤ列が収容されている。第1従動ギヤ19bには、モータ軸11dの出力ギヤ部11jが噛み合わされている。第1従動ギヤ19bは中間軸19c上に固定されている。中間軸19cの右側には第2従動ギヤ19dが同軸に設けられている。中間軸19cは、軸受19e,19fを介してギヤケース19aに回転可能に支持されている。中間軸19cは、モータ軸11dと平行に配置されている。第2従動ギヤ19dは、第3従動ギヤ19gに噛み合わされている。第3従動ギヤ19gは、スピンドル20上に固定されている。スピンドル20は、軸受20a,20bを介してギヤケース19aに回転可能に支持されている。スピンドル20は、モータ軸11d及び中間軸19cと平行に配置されている。スピンドル20の先端部(右端部)は、ギヤヘッド部19から固定カバー13内に突き出されている。スピンドル20の先端部に、刃具12がアウタフランジ23とインナフランジ24で挟まれた状態で1本の固定ねじ21によりねじ止めされている。図1に示すように中間軸19cは、モータ軸11dとスピンドル20を結ぶ線よりも後方へずれて平行に配置されることにより、モータ軸11dがスピンドル20に対して上下方向により接近して配置されている。これにより、工具本体部10の上下方向のコンパクト化が図られている。
ギヤケース19aの背面側に電動モータ11が結合されている。電動モータ11には、DCブラシレスモータが用いられている。図3及び図4に示すように電動モータ11は、モータハウジング11aの内面に沿って固定された固定子11bと、固定子11bの内周側においてモータハウジング11aに回転自在に支持された回転子11cを備えている。固定子11bの背面側には、回転子11cの回転位置を検出するための磁気センサを搭載したセンサ基板11mが配置されている。
回転子11cは、モータ軸11dに固定されている。モータ軸11dの左端部(背面側)は、軸受11eを介してモータハウジング11aの左端部に回転自在に支持されている。回転子11bの右側においてモータ軸11dには冷却ファン11gが取り付けられている。冷却ファン11gの左方は、バッフルプレート11hで覆われている。冷却ファン11gの右側においてモータ軸11dの右端部側(正面側)は、軸受11fを介してギヤケース19aに回転自在に支持されている。モータ軸11dの右端部に出力ギヤ部11jが設けられている。上記したようにこの出力ギヤ部11jはギヤヘッド部19の第1従動ギヤ19bに噛み合わされている。
右端部側の軸受11fと冷却ファン11gとの間において、モータ軸11dには、二面幅部11kが設けられている。図3に示すようにギヤケース19aとモータハウジング11aとの結合部位に沿って、ロックレバー27が設けられている。ロックレバー27はモータ軸11dに対して径方向に移動操作可能に設けられている。ロックレバー27を移動操作して二面幅部11kに係合させることにより、モータ軸11dをロックすることができる。モータ軸11dをロックすることにより、スピンドル20の回転をロックして刃具12の交換作業の便宜を図ることができる。
図6に示すようにモータハウジング11aの背面には、多数の吸気孔11iが設けられている。当該電動モータ11の起動により冷却ファン11gが回転すると、吸気孔11iを経てモータハウジング11a内に外気が導入される。図3に示すように吸気孔11iを経てモータハウジング11aに導入された外気(モータ冷却風)が、右方(正面方向)へ流れることにより固定子11b及び回転子11c等の冷却がなされる。
モータ冷却風は、バッフルプレート11hの内周側からギヤケース19a内を経て固定カバー13内に吹き出される。モータ冷却風の一部は、バッフルプレート11hの内周側を経てダクト25に吹き込む。図1に示すようにダクト25の先端側(吹き出し口25a)は、ガイド部2aの方向を向いている。このため、ダクト25に吹き込まれたモータ冷却風は、ベース2のガイド部2aに向けて吹き出される。ダクト25から吹き出されたモータ冷却風により、ガイド部2aに堆積する切断粉が吹き飛ばされる。また、固定カバー13内に吹き出されたモータ冷却風により、切断部位Cに堆積する切断粉が引き飛ばされる。切断部位C及びガイド部2aの切断粉が吹き飛ばされることにより、使用者は切断部位Cに加えてガイド部2a及びスミ線をはっきりと目視することができ、これにより正確な切断作業を迅速に行うことができる。
図1に示すように切断部位Cの側方には、照明具26が配置されている。この照明具26により、切断部位Cが明るく照らされることによっても、これらの視認性が確保されている。
工具本体部10には、使用者が把持するためのハンドル部30が設けられている。図5及び図6に示すようにハンドル部30は、モータハウジング11aから上方へ延びる起立部31と、起立部31の上部から後方へ下る方向に延びる把持部32と、把持部32の後部をモータハウジング11aの後部に結合する連結部33からなるループ形を有している。使用者は主として把持部32を片手で把持して当該携帯用加工機1を移動操作する。把持部32の上部には、スイッチレバー34とスイッチ本体37が内装されている。スイッチレバー34は、起立部31と把持部32が山形に連なる部位の内側に張り出している。把持部32を把持した手の指先でロックオフボタン35を解除し、スイッチレバー34を上方へ引き操作すると、スイッチ本体37がオンする。スイッチ本体37がオンすると電動モータ11が起動して刃具12が回転する。スイッチレバー34の上側には、スイッチレバー34の操作を阻止するためのロックオフボタン35が設けられている。ロックオフボタン35によりスイッチレバー34の不用意な引き操作が防止される。
起立部31の下部には、六角レンチ36を保持孔31aに差し込んで保持しておくことができる。この六角レンチ36を用いて、刃具12を固定する固定ねじ21を締め付け、緩めることができる。把持部32は、起立部31の上部から連結部33の後部に至って後方へ下る方向に傾斜している。把持部32が後方へ下る方向に傾斜していることにより、使用者は楽な姿勢で当該携帯用加工機1を切断材Wに向けて押し付けることができ、この点で当該携帯用加工機1の作業性が高められている。起立部31の周囲には、エラストマ樹脂層32aが被覆されている。
連結部33の後部には、バッテリ取り付け部40が設けられている。バッテリ取り付け部40は、連結部33の後部から左方へ張り出す状態に設けられている。このバッテリ取り付け部40の下面に沿って、一つのバッテリパック41を取り付けることができる。バッテリ取り付け部40の下面には、一対のレール部と、正負の接続端子が設けられている。バッテリパック41は、バッテリ取り付け部40の下面に対して側方からスライドさせることにより機械的かつ電気的に接続される。図2及び図3に示すように、バッテリパック41はバッテリ取り付け部40に対して左方から右方に向けてほぼ水平にスライドさせることにより取り付けることができる。逆に、取り付けた状態から左方へほぼ水平にスライドさせることによりバッテリパック41をバッテリ取り付け部40から取り外すことができる。
バッテリパック41は、出力電圧が18Vのリチウムイオンバッテリで、バッテリ取り付け部40から取り外して別途用意した充電器で充電することにより繰り返し使用することができる。取り外したバッテリパック41は、ねじ締め機や電気ドリル等のその他の充電式電動工具との間で電源として使い回すことができる。
バッテリ取り付け部40と電動モータ11との間において、連結部33には、コントローラ収容部50が設けられている。バッテリ取り付け部40と同様、コントローラ収容部50も左方へ張り出す状態に設けられている。コントローラ収容部50は、概ね平板形の内部スペースを区画形成する収容部ケース51を備えている。収容部ケース51は、電動モータ11のモータハウジング11a、ハンドル部30の連結部33及びバッテリ取り付け部40の樹脂成形時に一体に成形されている。
図5及び図6に示すように収容部ケース51は概ね平板形状を有しており、後方へ下る方向に傾斜する向きに設けられている。収容部ケース51の内部にコントローラ52が収容されている。図7及び図8に示すようにコントローラ52は、主として電動モータ11の動作制御を行う制御基板52aを、底浅のケース52bに収容して樹脂モールドしたもので、概ね矩形平板形状を有している。このコントローラ52には、センサ基板11mで検知された回転子11cの回転位置情報に基づいて制御信号を送信する制御回路、この制御回路から受信した制御信号に基づいて電動モータ11の電流をスイッチングする駆動回路、及びバッテリパック41の状態の検出結果に応じて過放電又は過電流状態とならないように電動モータ11への電力供給を遮断するオートストップ回路等が搭載されている。図5及び図6に示すように後方へ下る方向に傾斜して設けた収容部ケース51内に、このコントローラ52が同じ方向に傾斜した姿勢で収容されている。このため、コントローラ52の上面は、使用者側(後方斜め上方)へ向けられている。本実施形態では、収容部ケース51及びコントローラ52が使用者側へ約45°程度傾けられている。
収容部ケース51及びコントローラ52がその上面側を使用者側へ向けた向きに傾斜していることから、これらの前部側は後部側よりも高い位置に位置している。しかも、図5及び図6に示すように収容部ケース51の前部は、モータハウジング11aの後部からその内方へ食い込むように設けられている。その結果、モータハウジング11aの外郭(モータ軸線Jを中心とする外郭円)に対して、コントローラ52の上部側は径方向内側に位置し、下部側は径方向外側に位置する関係となっている。これにより、当該コントローラ52ひいてはコントローラ収容部50が、電動モータ11とバッテリ取り付け部40との間において、コンパクトに配置されている。
収容部ケース51の上面には、主として電動モータ11の動作状態等の各種の情報を視覚的に報知する表示部53が設けられている。図2に示すように表示部53は、ハンドル部30の下方から大きく左側へずれた位置に配置されている。表示部53は、平板形状を有しており、収容部ケース51の上面と同じく後部側が低くなる方向であって使用者に向けて約45°傾いた姿勢に配置されている。表示部53の詳細が図8に示されている。表示部53は、発光により各種の情報を報知する複数の発光部53a,53bと、これを保持する矩形平板形のベース53cを備えている。使用者は、発光部53aの発光状態を目視することにより各種情報を得ることができる。図8では、上側に3つの細い角柱体形の発光部53aと、下側に1つの太い円柱体形の発光部53bが示されている。
3つの発光部53aと1つの発光部53bは、透明樹脂の成形により製作された1つの部品の一部として設けられている。このため、当該表示部53の組み立て若しくはメンテナンス時には、3つの発光部53aと1つの発光部53bは、一つの部品として取り扱うことができる。3つの発光部53aと1つの発光部53bは、ベース53cに設けた保持孔に差し込まれて保持されている。表示部53は、収容部ケース51の上面に設けた保持孔51aをベース53cで塞ぐ状態に保持されている。各発光部53a,53bは、ベース53cに対して直交する方向に延びてコントローラ52の上面に向けられている。
図7に示すようにコントローラ52の上面には、複数の枠孔52c,52dを区画形成する枠部52eが設けられている。複数の枠孔52c,52dの下方には、制御基板52aに搭載した光源(LED)が位置している。図7において左側3つの枠孔52cの下方に光源が位置している。図7において右側の1つの枠孔52dの下方にも光源が位置している。コントローラ52の枠部52eに対して、表示部53のベース53cを弾性的に嵌め付けて、当該コントローラ52の上面に沿って表示部53が一体化されている。これにより、コントローラ52と表示部53を一つの部品として取り扱うことができる。
図8に示すようにコントローラ52の上面に沿って表示部53が一体化されることにより、上側3つの枠孔52cの上方に表示部53の3つの発光部53aが1つずつ対向して位置し、下側1つの枠孔52dの上方に表示部53の1つの発光部53bが対向して位置している。制御基板52a上の光源が点灯若しくは点滅すると、その光が各発光部53a,53bに導光されてその上端面で発光する。使用者は、各発光部53a,53bの上端面の発光状態を目視して当該携帯用加工機1の動作状態を確認することができる。本実施形態では、上側に並んだ3つの発光部53aの発光数によりバッテリの残容量が報知され、下側の1つの発光部53bの点灯により電動モータ11の動作状態が報知される。ここで、「動作状態」とは、高回転モードから高トルクモードへの切り替え状態等をいう。
表示部53の各発光部53a,53bは、それぞれ透明樹脂製で角柱、円柱体形状を有することにより、コントローラ52の光源が発する光を効率よく表示部53上で発光させるための導光部材として機能する。なお、各発光部53aは、角柱体形状ではなく円柱体形状に変更してもよい。
また、表示部53が使用者に向けて傾いた姿勢に配置されていることにより、使用者は作業性姿勢のまま目線を表示部53に直交させて正面から真直ぐに目視することができる。このように、表示部53がその後部側を低くする方向に傾斜して配置されることにより、例えば中腰姿勢等の作業姿勢をとる使用者に対する当該表示部53の視認性が高められている。
図3に示すように電動モータ11のモータハウジング11aとコントローラ収容部50の収容部ケース51は、通気口51bを経て相互に連通されている。
以上のように構成した本実施形態の携帯用加工機1によれば、動作状態等の情報を視覚的に報知する表示部53が、ハンドル部30の下方から左側へ大きくずれた位置であって、当該携帯用加工機1の後側に位置する使用者の視認性を阻害しない部位に配置されている。このため、ハンドル部30の把持部32を把持した使用者が後方斜め上方から表示部53を視認する際に従来のように覗き込むような窮屈な姿勢をとることなく、楽な姿勢のままで表示部53を目視することができ、この点で当該表示部53の視認性が高められている。
また、ハンドル部30の把持部32は、切断加工を進行させる移動方向(前後方向)に沿って延在されている。このハンドル部30に対して、表示部53は、刃具12とは反対側(左側)に配置されている。これにより刃具12から離れた部位に表示部53を配置することにより、表示部53に吹き付けられる切断粉を抑制することができ、これにより当該表示部53の良好な視認性を長時間にわたって維持することができる。さらに、使用者は、切断加工時に発生する切断粉を避けつつ表示部53を視認することができ、この点で当該表示部53の視認性及び携帯用加工機1の作業性を高めることができる。
また、例示した表示部53では、発光部(発光部53a,53bの上端面)と光源との間に導光部材(発光部53a,53b)を介在させたことにより、光源の発する光が効率よく導光されて発光部の発光性を高めることができ、これにより例えば暗所等での表示部53の視認性を一層高めることができる。
さらに、表示部53は、電動モータ11のモータ軸線Jよりも後方において、後方斜め上方に位置する使用者の目線に向けて傾いた姿勢に配置されている。このため、当該携帯用加工機1の後方斜め上方から表示部53を視認する使用者は当該表示部53を真っ直ぐに(目線を直交させて)見ることができ、この点で当該表示部53の視認性を高めることができる。また、発光部53a,53b(導光部材)がベース53cの面方向に対して直交する方向に延在されることにより、傾いた表示部53における発光部53a,53bの上端部が効率よく発光されて当該表示部53の良好な視認性が確保される。
また、コントローラ52は、電動モータ11と表示部53との間において、表示部53に沿って傾いた姿勢に配置されている。これにより、電動モータ11と表示部53との間の限られたスペースに平板形状のコントローラ52を上下方向及び前後方向にコンパクトに配置することができる。
さらに、コントローラ52の上部が、モータハウジング11aの外郭よりも電動モータ11側へ進入させた構成となっていることにより、コントローラ52を電動モータ11と表示部53との間においてより一層コンパクトに配置することができる。
また、電動モータ11とバッテリ取り付け部40との間にコントローラ52及び表示部53を配置したことにより、電源線や信号線の取り回し経路を短くしつつ、当該表示部53の視認性を高めることができる。
以上説明した実施形態には、種々変更を加えることができる。例えば、表示部53をハンドル部30の下方から左側へずれた位置において、後方斜め上方に傾けた姿勢に配置する構成を例示したが、概ね水平に配置する構成としてもよい。表示部53は、ハンドル部30の下方から左方または右方へずれて配置し、これにより後方に位置する使用者から見てハンドル部の陰にならないようにすることでその視認性を確保することができる。
また、表示部53がコントローラ52の上面に沿って一体化した構成を例示したが、別体化して相互に離れた部位に配置する構成としてもよい。従って、例示したようにコントローラ52の斜め配置は、許容されるスペースに合わせて選択すればよく、電動モータ11とバッテリ取り付け部40との間に十分なスペースが存在する場合には例えば水平に配置してもよく、逆にスペースがより狭小である場合にはコントローラ52を上方へ延びる起立姿勢に配置してもよい。必ずしも、コントローラ52の延在方向を表示部53に一致させる必要はない。
コントローラ52の制御基板52a側に光源(LED)を搭載した構成を例示したが、表示部側に専用のLED基板を配置する構成としてもよい。この場合は、導光部材を省略することができる。
電動モータ11の後方に設けた収容部ケース51の上面に表示部53を配置する構成を例示したが、コントローラ52とは別体化する場合には、表示部をモータハウジング11aの後面に直接配置する構成としてもよい。
また、表示部は、ハンドル部30の例えば起立部31の背面側に張り出して配置する構成としてもよい。この場合には、表示部はモータ軸11dより後方である必要はなく、モータ軸11dの上方若しくは平面的に見てモータ軸11dよりも前側に配置する構成とすることができる。係る部位に配置した表示部によっても、後方に位置する使用者から見てハンドル部30の陰になることがなくその視認性を確保することができる。また、係る部位に配置した表示部を斜め後方へ傾けて配置することにより、その視認性を一層高めることができる。
以上例示した実施形態では、携帯用加工機1として携帯マルノコ(切断機)を例示したが、本発明は、帯鋸刃を往復動させて切断加工を行うジグソー、円筒形のカンナ刃を回転させて木材等の表面加工を行う携帯用カンナ等、その他の携帯形の加工機について広く適用することができる。
1…携帯用加工機(携帯マルノコ)
2…ベース、2a…ガイド部
W…切断材
C…切断部位
10…工具本体部
11…電動モータ(ブラシレスモータ)
11a…モータハウジング、11b…固定子、11c…回転子、11d…モータ軸
11e,11f…軸受、11g…冷却ファン、11h…バッフルプレート
11i…吸気孔、11j…出力ギヤ部、11k…二面幅部、11m…センサ基板
12…刃具
13…固定カバー、13a…矢印(刃具12の回転方向)
14…可動カバー、14a…開閉レバー
15…傾動支持部(前側)
16…傾動支持部(後側)
17…上下揺動支軸
18…固定レバー
19…ギヤヘッド部
19a…ギヤケース、19b…第1従動ギヤ、19c…中間軸、19d…第2従動ギヤ
19e,19f…軸受、19g…第3従動ギヤ
20…スピンドル、20a,20b…軸受
21…固定ねじ
23…アウタフランジ
24…インナフランジ
25…ダクト、25a…吹き出し口
26…照明具
27…ロックレバー
30…ハンドル部
31…起立部、31a…保持孔
32…把持部、32a…エラストマ樹脂層
33…連結部
34…スイッチレバー
35…ロックオフボタン
36…六角レンチ
37…スイッチ本体
40…バッテリ取り付け部
41…バッテリパック
50…コントローラ収容部
51…収容部ケース
51a…保持孔、51b…通気口
52…コントローラ
52a…制御基板、52b…ケース、52c,52d…枠孔、52e…枠部
53…表示部
53a,53b…発光部、53c…ベース

Claims (9)

  1. 円筒形のモータハウジングに収容された電動モータと、該電動モータの動作を制御するコントローラと、使用者が移動操作する際に把持する把持部と、各種の情報を視覚的に報知する表示部を備えた携帯用加工機であって、
    前記表示部は、前記電動モータのモータ軸よりも後方において延在され、上方かつ後方から直角に前記モータ軸を見た時に、前記把持部によって隠れない位置に配置され
    且つ前記コントローラは、平板形状として平板面を後方斜め上方に向けて傾けた姿勢で、その上部を、前記モータハウジングの外郭円に対して径方向内側に進入させて、前記モータハウジングの外郭円と前記電動モータとの間に位置させた携帯用加工機。
  2. 請求項1記載の携帯用加工機であって、前記把持部は、前後方向に沿って延在されており、前記表示部は、該把持部に対して加工用の刃具の反対側に配置された携帯用加工機。
  3. 請求項1又は2記載の携帯用加工機であって、前記表示部は、発光により各種の情報を報知する発光部を有しており、該発光部と光源との間に導光部材を介在させた携帯用加工機。
  4. 請求項3記載の携帯用加工機であって、前記表示部は平板形状を有して、後方斜め上方に向けて傾いた姿勢に配置されており、該表示部に対して前記導光部材が直交する方向に沿って延在された携帯用加工機。
  5. 請求項4記載の携帯用加工機であって、前記コントローラは、前記電動モータと前記表示部との間において、前記表示部に沿って傾いた姿勢に配置された携帯用加工機。
  6. 請求項1〜5記載の携帯用加工機であって、前記コントローラは、前記上部に対して下部が後方に変位されて前記使用者側へ約45°傾けられた携帯用加工機。
  7. 請求項1〜6の何れか1項に記載した携帯用加工機であって、電源としてバッテリを取り付けるためのバッテリ取り付け部を備えており、前記電動モータと前記バッテリ取り付け部との間に前記コントローラを配置した携帯用加工機。
  8. 請求項1〜7の何れか1項に記載した携帯用加工機であって、前記電動モータはブラシレスモータであり、前記コントローラはブラシレスモータ制御用の制御回路を備えた携帯用加工機。
  9. 請求項1〜8の何れか1項に記載した携帯用加工機であって、前記表示部が前記コントローラに一体に設けられた携帯用加工機。





JP2016178326A 2016-09-13 2016-09-13 携帯用加工機 Active JP6736434B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016178326A JP6736434B2 (ja) 2016-09-13 2016-09-13 携帯用加工機
CN201720898950.XU CN207128010U (zh) 2016-09-13 2017-07-24 便携式加工机

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016178326A JP6736434B2 (ja) 2016-09-13 2016-09-13 携帯用加工機

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2018043372A JP2018043372A (ja) 2018-03-22
JP2018043372A5 JP2018043372A5 (ja) 2019-07-25
JP6736434B2 true JP6736434B2 (ja) 2020-08-05

Family

ID=61639371

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016178326A Active JP6736434B2 (ja) 2016-09-13 2016-09-13 携帯用加工機

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6736434B2 (ja)
CN (1) CN207128010U (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6922438B2 (ja) * 2017-06-02 2021-08-18 マックス株式会社 工具
JP7208031B2 (ja) 2019-01-24 2023-01-18 株式会社マキタ 携帯用切断機
KR102236880B1 (ko) * 2019-11-05 2021-04-06 미라셀 주식회사 원심분리기용 스윙로터 어셈블리

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4922031B2 (ja) * 2007-03-19 2012-04-25 日立工機株式会社 携帯用工具
JP5583491B2 (ja) * 2009-09-09 2014-09-03 リョービ株式会社 電動切削工具
JP2014210327A (ja) * 2013-04-19 2014-11-13 株式会社マキタ 電動工具
JP6066079B2 (ja) * 2013-07-30 2017-01-25 日立工機株式会社 電動工具
DE102013217290B4 (de) * 2013-08-29 2020-07-23 Robert Bosch Gmbh Handwerkzeugmaschineninformationsvorrichtung
JP6215101B2 (ja) * 2014-03-19 2017-10-18 株式会社マキタ 携帯型切断機
JP6211446B2 (ja) * 2014-03-19 2017-10-11 株式会社マキタ 携帯型切断機
JP2016087716A (ja) * 2014-10-30 2016-05-23 日立工機株式会社 切断工具

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018043372A (ja) 2018-03-22
CN207128010U (zh) 2018-03-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN106964836B (zh) 切割机
US7768750B2 (en) Cordless power tool
US9287751B2 (en) Electric cutting or drilling tools that use battery packs as power sources
US20200086405A1 (en) Portable machining device
US20130097878A1 (en) Hand-held cutting tools
JP2011183466A (ja) 手持ち式切断工具
US10913174B2 (en) Portable cutting device
JP2020163568A (ja) 電動工具
JP6736434B2 (ja) 携帯用加工機
US7918030B2 (en) Cutting tools having lighting devices
JP2019030946A (ja) 充電式ポリッシャ
US11179787B2 (en) Battery adapter for a cutting power tool
JP2018176310A (ja) 携帯用加工機
WO2018105494A1 (ja) 切断機
US20140083729A1 (en) Power tools
JP6824639B2 (ja) 卓上切断機
JP2018176385A (ja) 電気機器
JP4789617B2 (ja) 電動工具
JP6480975B2 (ja) 電動工具
WO2018180084A1 (ja) 電動工具
JP6383777B2 (ja) 電動工具
JP2018099742A (ja) 携帯用加工機
JP2018008356A (ja) 動力工具
JP6542150B2 (ja) 手持ち式切断工具
CN110883378A (zh) 便携式切割机

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190621

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190621

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200423

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200519

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200622

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200707

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200715

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6736434

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250