JP4771170B2 - 地中空洞の施工方法 - Google Patents

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Description

本発明は地中に大規模な空洞やトンネルを施工するための方法に係わり、特にたとえば大深度・大断面の道路トンネルの構築に際してその分岐合流部を施工するために適用して好適な地中空洞の施工方法に関する。
周知のように、トンネルを構築するためのトンネル工法としては、NATM(New Aus-trian Tunneling Method)あるいはシールド工法が代表的であるが、未固結地盤の都市圏における道路トンネルの施工に際しては、地表および地中の既存構造物に対する悪影響を回避するべく地山に対する高度の支保性能が要求され、また施工中および完成後の止水性能と地下水保全性能が高度に要求されることから、シールド工法の採用が最も一般的である。
ところで、道路トンネルをシールド工法により施工するに際しては本線トンネルの他にランプトンネルを設け、それら双方のトンネルを要所にて接合して分岐合流部を施工する必要があるが、そのような分岐合流部の施工は必ずしも容易ではない。
すなわち、本線トンネルおよびランプトンネルはそれぞれ在来のシールド工法により地山を安定に支保し、また止水性を確保しつつ支障なく施工できるが、分岐合流部では断面を漸次変化させつつ双方のシールドトンネルどうしを接合する必要があることから、分岐合流部の施工に際しては在来のシールド工法をそのまま適用できるものではなく、何らかの補助工法の採用が不可欠である。
そのため、大規模な道路トンネルにおける分岐合流部の施工に適用して好適な工法として、たとえば特許文献1に示されるトンネル工法が提案されている。
これは、施工するべき分岐合流部の外側に複数のルーフシールドトンネルを所定間隔で先行施工してシールドルーフ先受工を構築するとともに、それらルーフシールドトンネル間および施工領域の端部の地山に対して凍結工法あるいは薬液注入工法による改良ゾーンを形成して施工領域全体を改良ゾーンにより取り囲んだ後に、その内側を掘削して分岐合流部を施工するというものである。
特開2006−70530号公報
特許文献1に示されるトンネル工法では、施工領域全体をシールドルーフ先受工と改良ゾーン地山により取り囲むことによって充分な支保性能や止水性能を確保しつつ大断面の分岐合流部を効率的にかつ安全に施工することが可能ではあるが、施工領域の端部に対する改良ゾーンの形成手法については若干の改良の余地を残しているものである。
すなわち、上記工法においては改良ゾーンの形成を凍結工法により行うことが好適であるとされ、ルーフシールドトンネル間にそれらを連結するように環状の凍結ゾーンを形成することは特に支障なく行い得るが、施工領域の端部に対してその横断面に沿うように凍結ゾーンを施工することは必ずしも容易ではない。
つまり、そのような凍結ゾーンを形成するためには、ルーフシールドトンネル内からその内側の地山に凍結管を打ち込んで施工領域の端部を閉塞し得る大断面の凍土壁を形成することになるのであるが、地山の状況によってはそのような凍土壁の所要壁厚は数mないし10mにも及ぶことが想定されることからそのために多大な手間と費用を要するばかりではなく、土質によってはその施工の際に過度の凍結膨張が生じることも想定され、それに起因して地山が凍結時に隆起したり解凍時に沈下する等の問題を生じる懸念もある。
そのため、上記トンネル工法において凍結工法による改良ゾーンを施工する際には凍結膨張に対する対策が不可欠であるが、現時点では大規模な凍結ゾーンの形成に伴う凍結膨張とそれに起因する悪影響を防止し得る有効適切な解決策は確立されていないのが実情である。
なお、以上のことは上記のようなトンネル工法によって道路トンネルにおける分岐合流部を施工する場合のみならず、凍結工法による大規模な凍土壁や凍結ゾーンを地中に設ける場合一般に同様に生じる問題でもあり、そのような問題を解決し得る有効適切な手法の開発が急務とされている。
上記事情に鑑み、本発明は凍結工法による大規模な改良ゾーンの施工を伴う地中空洞の施工に際して、凍結膨張による悪影響を防止し得る有効適切な工法を提供することを目的としている。
本発明は、大断面の地中空洞を施工するに際して、施工するべき地中空洞の外側周囲にその軸方向に沿う複数の先行トンネルを所定間隔で配列した状態で先行施工し、該先行トンネル間の地山を改良して施工領域を取り囲む改良ゾーンを形成した後、該改良ゾーンの内側の地山を掘削して地中空洞を施工する地中空洞の施工方法であって、前記改良ゾーンの内側の地山に対する掘削に先立って、該改良ゾーンの端部の内側地山に凍結管を打設して施工領域の端部の位置にその横断面に沿う褄部凍結ゾーンを形成するとともに、該褄部凍結ゾーンを施工領域の軸方向に間隔をおいて多重に形成してそれら多重の褄部凍結ゾーンの間に未凍結地山を残し、多重の褄部凍結ゾーンを形成するに際しては、先行トンネル内に設けた凍結管によりその外部の地山を凍結させることによって、多重の褄部凍結ゾーンの間に残される未凍結地山を取り囲む周部凍結ゾーンをそれら褄部凍結ゾーンと一体に形成するとともに、該周部凍結ゾーンを先行トンネルの外面に付着させた状態で形成して、前記多重の褄部凍結ゾーンおよび前記周部凍結ゾーンを残して前記改良ゾーンの内側の地山を掘削して地中空洞を施工することを特徴とする。
本発明によれば、褄部凍結ゾーンを多重に形成してそれらの間に未凍結地山を残すことにより、それら多重の褄部凍結ゾーンの全体で安定かつ頑強な凍土壁を形成できることはもとより、個々の褄部凍結ゾーンに生じる凍結膨張はそれらの内側に残される未凍結地山により吸収されてしまうから、それらの全体を単なる1枚の凍土壁として形成する場合に比べて自ずと凍結膨張が生じ難いものとなり、したがって過度の凍結膨張に起因する地山の隆起や解凍時の沈下といった悪影響を効果的に防止することが可能である。
しかも、全体を1枚の凍土壁の形態で形成する場合に比べて個々の褄部凍結ゾーンの所要厚を小さくできるから、その点においても凍結膨張が生じ難いものであるし、その施工に際してはコスト削減と工期短縮を図ることができる。
また、上記に加えて、先行トンネルの外部に付着させた状態で周部凍結ゾーンを形成して、その周部凍結ゾーンによって多重の褄部凍結ゾーンを一体に連結するとともに、それらの間に残される未凍結地山を取り囲むことにより、それらの全体でより安定かつ頑強な凍土壁を形成することができるし、周部凍結ゾーンに生じる凍結膨張も未凍結地山で吸収することができる。
本発明を大深度・大断面の道路トンネルにおける分岐合流部の施工に適用する場合の一実施形態を図1〜図10を参照して説明する。
本実施形態では、図1〜図2にその概要を示すように、本線シールドトンネル1とランプシールドトンネル2とをいずれも在来のシールド工法により施工するとともに、それらの分岐合流部には予めシールドルーフ先受工3と凍結ゾーン(改良ゾーン)8を施工したうえで本設覆工壁4を先行施工していき、その内側を掘削することで分岐合流部となる地中空洞を掘削することを主眼とするものである。
なお、本実施形態では本線シールドトンネル1の直径がたとえば16m程度、ランプシールドトンネル2の直径がたとえば11m程度であることを想定している。また、本実施形態における分岐合流部の全体の断面形状は、図2〜図3に示されるように手前側(図3(a)参照)から前方側(図3(b)参照)に向かって漸次縮小するような横長楕円形状とされ、上述のように本実施形態ではそのような分岐合流部の断面形状に合致する本設覆工壁4を内部の掘削に先立って先行施工することを主眼とするものである。
具体的には、本実施形態においては本線シールドトンネル1よりもランプシールドトンネル2を先行掘進し、図2に示すようにランプシールドトンネル2が分岐合流部の施工予定位置に達した時点で(あるいは分岐合流部に所定距離進入した時点で)掘進を停止させる。そして、ランプシールドトンネル2の先端部付近の側壁部からルーフシールド機5を発進させ、分岐合流部の施工予定位置の外側に複数(図示例では16本)のルーフシールドトンネル(先行トンネル)6を分岐合流部の輪郭に沿って所定間隔で配列した状態で施工し、それら複数のルーフシールドトンネル6の全体によって上記のシールドルーフ先受工3を構成するものである。
それらルーフシールドトンネル6の間隔とその配列は、後工程により形成する凍結ゾーン8(あるいは薬液による改良ゾーン)が、隣り合うルーフシールドトンネル6間で周辺地山に対する支保機能および止水機能を有効に発揮し得るように地盤条件等を勘案して設定するものであり、本実施形態では図3に示したようにそれら16本のルーフシールドトンネル6を分岐合流部の輪郭に沿って充分に密に配列している。
各ルーフシールドトンネル6は、小径(たとえば直径4m程度)のルーフシールド機5を図2に示すようにランプシールドトンネル2の先端部付近のトンネル側壁部から発進させた後に、前方に向けて旋回させて分岐合流部の延長方向(トンネル軸方向)に沿うように施工されるものであるが、本実施形態では上述のように分岐合流部は前方に向かって漸次断面形状が縮小されていくことから、図2〜図3に示すように分岐合流部の断面形状に対応して各ルーフシールドトンネル6の相互間隔も前方にいくほど狭めていって、シールドルーフ先受工3の全体形状を全体として先細り形状としている。
各ルーフシールドトンネル6の施工に際しては、ルーフシールド機5を1台ないし数台程度用意し、それをランプシールドトンネル2から順次発進させていき、分岐合流部の先端部に達したらスキンプレートおよびカッター装置等の外殻装置を残置して内部装置のみを回収し、回収した内部装置をランプシールドトンネル2内、もしくは地上ヤードにおいて新たな外殻装置に組み込むことで新たなルーフシールド機5を組み立て、それを再び発進させれば良い。たとえば、本実施形態では全16本のルーフシールドトンネル6を設けることから、4台のルーフシールド機5を用意してそれぞれ4回ずつ転用することが考えられる。
勿論、可能であれば全てのルーフシールドトンネル6をそれぞれ独立のルーフシールド機5により同時に施工することでも良いし、あるいは、分岐合流部の先端部に達したルーフシールド機5をそこからUターンさせて他のルーフシールドトンネル6を逆方向に連続的に施工することも考えられる。
また、ランプシールドトンネル2の側壁部からルーフシールド機5を発進させるための手法としては、在来のシールドトンネルの側壁部からのシールド機の発進手法、および在来のシールドトンネルどうしのT字接合技術をそのまま採用可能である。
上記のシールドルーフ先受工3の施工後、隣り合うルーフシールドトンネル間接合予定位置を含むその周囲に凍結工法による地山改良手段としての凍結管を図3〜図4に示すように設置して凍結ゾーン8を形成する。この地山改良手段としての凍結ゾーン8の具体的な形成時期は、全16本のルーフシールドトンネル6の施工が完了している必要はなく、ルーフシールドトンネル6が隣り合って施工されているところがあれば、その施工がされているところから順次形成していくようにすれば良い。
その具体的な施工方法としては、各ルーフシールドトンネル6の内部からそれに隣り合っているルーフシールドトンネル6の上部および下部に向けてそれぞれ斜め後方(斜め前方でも良い)に長尺の放射凍結管9aをたとえば1m程度の間隔で密に多数打ち込むとともに、各ルーフシールドトンネル6内には埋込凍結管9bを取り付け、それらの凍結管によって周囲地山を凍結させることによって、シールドルーフ先受工3の内外の全体を覆うような凍結ゾーン8を形成する。凍結ゾーン8の厚みは地山状況やルーフシールドトンネル6間の間隔等を考慮して設定すれば良いが、たとえば1m程度で充分である。
凍結管9aを斜め方向に打設するのは、ルーフシールドトンネル6に対して直交方向に打設する場合に比して1本あたりの打設長さは長くなるが、一方でルーフシールドトンネル6からの打設間隔が大きくなるために打設本数が少なくなるので、結果的に施工効率が良くなりコスト低減が図れるからである。
なお、上記のような凍結工法による凍結ゾーン8を形成することに代えて、薬液注入による地盤改良による改良ゾーンを形成することでも良く、その場合には凍結管に代えて薬液注入管を打ち込めば良い。
また、図5に示すようにシールドルーフ先受工3の手前側の端部に対しては、ルーフシールドトンネル6内からその内側の地山に褄部凍結管9cを打ち込んでランプシールドトンネル2および本線シールドトンネル1の周囲を凍結させることにより、分岐合流部の手前側(大径側)の褄部の位置にその周囲の凍結ゾーン8と一体に褄部凍結ゾーン10を形成する(この褄部凍結ゾーン10の構造と形成手法の詳細については後述する)。
なお、分岐合流部の前方側(小径側)の褄部に対しては、図3(b)に示したように上記の凍結ゾーン8を本線シールドトンネル1の周囲にも形成することで充分であるが、必要であればそこにも上記と同様に褄部凍結管9cを打ち込んで褄部凍結ゾーン10をさらに形成することでも良い。
以上により、分岐合流部の施工位置で、少なくとも隣り合うルーフシールド間の接合予定位置に凍結ゾーン8が形成されるので、その接合予定位置の安定性が増すとともに止水性も確保される。そこで、接合予定位置でルーフシールドトンネル6どうしを連結する形態で分岐合流部の本設覆工壁4を先行施工する。
すなわち、図1に示されているようにルーフシールドトンネル6のセグメントを一部撤去してその外側の地山を掘削することにより、隣り合っているルーフシールドトンネル6間に空洞を形成し、図6〜図7に示すようにその空洞内において鉄筋20を組み立てるとともに、必要に応じて補剛材(支柱、桁、屋根などの地山崩落防止枠)21を組み立て、かつ型枠22を設置してその内部に覆工コンクリートを打設充填することによって、隣り合うルーフシールドトンネル6どうしを連結する形態で覆工体23を施工する。なお、補剛材21に型枠22の機能を持たせてそれらを兼用しても良い。
そのような覆工体23を全てのルーフシールドトンネル6間に形成していき、ルーフシールドトンネル6間の覆工体23の形成が済んだところから順次、各ルーフシールドトンネル6の内部にも同様に鉄筋20を組み立てるとともに必要に応じて補剛材21を組み立てて覆工コンクリートを打設することによって同様の覆工体23を相互に連結しつつ形成していき、最終的には図8〜図9に示すように各ルーフシールドトンネル6間および各ルーフシールドトンネル6内に、全体として剛に連結されたリング状断面の一連の本設覆工壁4を施工する。
上記の本設覆工壁4を効率的に施工するためには、図1に示しているように、各ルーフシールドトンネル6のセグメントとして、主桁と横桁とをフレーム状に組んだ鋼製フレームに対して鋼板製のスキンプレートを取り付けた鋼製セグメント30を用いることとして、ルーフシールドトンネル6間の掘削に際しては鋼製フレームを残して支保効果を損なうことなく鋼製スキンプレートのみを撤去すると良い。
また、ルーフシールドトンネル6間の掘削は、ルーフシールドトンネル6内からその側方を掘削することで行えば良いが、分岐合流部の手前側ではルーフシールドトンネル6間に充分な間隔があるので、図1に示すようにそこでは簡易なルーフシールド35を設置してその内側を小形ロードヘッダー等の掘削機36を用いてオープンシールド工法の手法で掘進することも可能である。
いずれにしても、その掘削に際しては隣り合っているルーフシールドトンネル6自体を作業通路として有効に利用して資材や掘削土の搬送を効率的に行うことができ、ルーフシールドトンネル6内への覆工体23の施工はそのような作業通路としての供用が完了したものから順次行えば良い。
以上のようにして本設覆工壁4を先行施工した後、本線シールドトンネル1を掘進してシールドルーフ先受工3の内側を通過させる。(なお、シールドルーフ先受工3や凍結ゾーン8の施工と並行して本線シールドトンネル1を掘進してシールドルーフ先受工3の内側を通過させるようにしても良い。)
そして、図8に示すようにその内側全体を掘削して大断面の分岐合流部を完成させる。
その掘削は、分岐合流部の内側を通過している本線シールドトンネル1のセグメントを解体してその周囲を拡幅していくことで行えば良く、その際には細かな加背割を行う必要はないので、大型重機を支障なく使用して効率的な掘削作業を行うことができる。
なお、分岐合流部を掘削することでその内面側に各ルーフシールドトンネル6のセグメントが露出することになるが、図8に示すようにそのセグメントは撤去して本設覆工壁4を露出させれば良く、それにより分岐合流部の内面を自ずと平坦面とすることができる。
ただし、必ずしもそのようにする必要はなく、たとえばインバート部に位置するルーフシールドトンネル6はそのままにインバート部に埋め殺すことでも良く、その場合にはルーフシールドトンネル内全体に覆工コンクリートを充填してしまえば良い。
そして、最終的に分岐合流部の両端部に対して図10に示すように褄部凍結ゾーン10および周部凍結ゾーン11を残してその内側に褄壁12となる覆工壁を本設覆工壁4の内側にそれぞれ設け、手前側の褄壁には本線シールドトンネル1とランプシールドトンネル2とを接合し、前方側の褄壁には本線シールドトンネル1を接合すれば、分岐合流部の覆工全体の完成となる。
本実施形態の工法によれば、分岐合流部の施工予定位置を取り囲むシールドルーフ先受工3を構築し、ルーフシールドトンネル6の内側から、隣り合うルーフシールドトンネル間接合予定位置に凍結ゾーン8を形成し、該凍結ゾーン8内において隣り合うルーフシールドトンネル6間を掘削して、各ルーフシールドトンネル6間および各ルーフシールドトンネル6内に、隣り合うルーフシールドトンネル6どうしを接合する一連の本設覆工壁4を先行施工するので、分岐合流部の施工に際しては地山に対する充分な支保性能と止水性能を確保でき、地表あるいは地中の既存構造物に対する万全な沈下防止と、万全な地下水保全を図ることができる。
特に、シールドルーフ先受工3を複数のルーフシールドトンネル6を密に配列することで構築するので、それを充分に高剛性とできるばかりでなく、分岐合流部の形状に対応する最適な断面形状のシールドルーフ先受工3を自由にかつ高精度で施工することができる。
また、凍結ゾーン8の厚さの範囲内においてルーフシールドトンネル6間を掘削して覆工体23を施工するとともに、ルーフシールドトンネル6内にも同様の覆工体23を一体に連結して施工して、それら一連の覆工体23による本設覆工壁4を先行施工してからその内側を掘削するので、大規模な分岐合流部のような地中大空洞を掘削に際して万全の支保効果と止水効果が得られる。
なお、トンネル完成後には凍結ゾーン8はいずれは消失してしまうが、ルーフシールドトンネル6の一部は残置されて本設覆工壁4の一部として機能するので、シールドルーフ先受工3を単なる仮設として設ける場合よりも遙かに合理的である。
また、本実施形態では、ランプシールドトンネル2を本線シールドトンネル1に先行させることにより、そのランプシールドトンネル2が分岐合流部の施工予定位置に達した時点でそこからシールドルーフ先受工3の施工に早期着手できるとともに、それとの並行作業により本線シールドトンネル1の掘進が可能であるので、その場合には最も効率的な施工が可能であり、全体工期の短縮を充分に図ることができる。
さらに、本実施形態によれば、基本的にはいずれも多くの実績のある在来のシールド工法や凍結工法、掘削工法を有機的に組み合わせるものであるから、安全性や信頼性に優れるばかりでなく、比較的低コストでの施工が可能であり、特に都市圏における大深度・大断面の道路トンネルを施工する際に適用して最適な工法であるといえる。
ところで、図5に示したように施工領域の端部を塞ぐように設ける褄部凍結ゾーン10は、大きな土水圧を受けることからその所要厚はかなり大きくなることが通常であり、たとえば5m〜10m程度となることが想定されるので、上述したようにその施工に際しては過度の凍結膨張とそれに起因する地山の隆起や沈下といった問題を防止する必要がある。そのため、本実施形態では図10に示すように褄部凍結ゾーン10を二重あるいはさらに多重に形成することとしている。
図10(a)は図5におけるX−X線視断面図であって、2面の褄部凍結ゾーン10を間隔をおいて二重に形成してそれらの間に未凍結地山を残すようにしたものである。それら褄部凍結ゾーン10はそれぞれルーフシールドトンネル6内からその内側の地山に対して褄部凍結管9cが打ち込まれることで形成されるものである。また、ルーフシールドトンネル6内には埋込凍結管9bも設置されてそれによりルーフシールドトンネル6の外面に付着する状態で周部凍結ゾーン11も形成され、その周部凍結ゾーン11は前後の褄部凍結ゾーン10と一体となってそれらを連結するとともに、その内側に残される未凍結地山を取り囲むようになっている。
上記のように、褄部凍結ゾーン10を二重に形成してそれらの間に未凍結地山を残し、かつそれら二重の褄部凍結ゾーン10を周部凍結ゾーン11により一体に連結し、しかも周部凍結ゾーン11をルーフシールドトンネル6に対して付着させた状態で形成することにより、その全体で充分に安定かつ頑強な凍土壁が形成でき、したがって本設覆工壁4の内側に対する掘削や最終的に形成するべき褄壁12の施工を支障なく行うことができる。
そして、そのような安定かつ頑強な大規模な凍土壁を設けるにも拘わらず、個々の褄部凍結ゾーン10や周部凍結ゾーン11に生じる凍結膨張はそれらの内側に残される未凍結地山により吸収されてしまうから、それらの全体を単なる1枚の凍土壁として形成する場合に比べて自ずと凍結膨張が生じ難いものとなり、したがって過度の凍結膨張に起因する地山の隆起や解凍時の沈下といった悪影響を効果的に防止することが可能である。
しかも、個々の褄部凍結ゾーン10や周部凍結ゾーン11の所要厚は、全体を1枚の凍土壁の形態で形成する場合に比べてそれぞれ小さくできるから、その点においても凍結膨張が自ずと生じ難いものとなるし、その施工に際してコスト削減と工期短縮を図ることも可能である。
なお、図5および図10(a)は本線シールドトンネル1が施工領域に到達する以前に褄部凍結ゾーン10を形成する場合の例であるので、その褄部凍結ゾーン10の形成に際しては図示しているように本線シールドトンネル1の掘進予定位置は未凍結地山として残しておいて差し支えない。
また、本線シールドトンネル1が施工領域の内側を通過してから褄部凍結ゾーン10を形成することも考えられるが、その場合においては、褄部凍結管9cをルーフシールドトンネル6内から打ち込むことに代えて、あるいはそれに加えて、図10(b)に示すように本線シールドトンネル1内からその外側の地山に打ち込むようにしても良い。その際、ルーフシールドトンネル6内のみならず本線シールドトンネル1内にも埋込凍結管9bを設けてその外部にも周部凍結ゾーン11を付着させた状態で形成しても良く、その場合は褄部凍結ゾーン10のみならず周部凍結ゾーン11も二重に設けられてそれらの全体により未凍結地山が取り囲まれてより安定な凍結ゾーンを施工できる。
以上で本発明の実施形態を説明したが、上記実施形態はあくまで好適な一例に過ぎず、本発明は上記実施形態に限定されるものでは勿論ない。
たとえば上記実施形態は未固結地盤の都市圏における大深度・大断面の道路トンネルへの適用例であるが、本発明はたとえば大規模な地中タンクや地下鉄の駅舎部をはじめとする様々な規模、用途、形態の地中空洞を施工する場合全般に広く適用できるものであるし、施工対象の地中空洞の規模や形態に応じて、また周辺環境等の諸条件を考慮して、たとえば以下に列挙するような様々な設計的変更が可能である。
すなわち、ルーフシールドトンネル6の本数やそれによるシールドルーフ先受工3全体の規模や形態は、所望の先受効果を確保できる範囲で適宜変更して良いし、シールドルーフ先受工3に一体に形成する凍結ゾーン8や褄部凍結ゾーン10の範囲、本設覆工壁4の形態やその施工方法、その他の各工程の細部についても、本発明の要旨を逸脱しない範囲で最適設計すれば良く、必要に応じて適宜の補助工法を採用しても勿論良い。
特に、施工領域の端部に形成する褄部凍結ゾーン10は大きな土水圧を受けることから、それは上記実施形態のように凍結工法による二重の褄部凍結ゾーン10として形成すべきであるが、施工領域の周囲においてルーフシールドトンネル6どうしを周方向に連結する凍結ゾーン8については、地下水圧があまりかからないような条件下では凍結工法に代えて薬液注入工法による改良ゾーンとすることも可能であり、その工法の選択は地盤条件等によって適宜採用されるものである。勿論、薬液注入による改良ゾーンを形成した場合には、その改良ゾーンもそのまま残るのでこれにも本設覆工壁としての機能を期待することができる。
また、上記実施形態では、ランプシールドトンネル2からルーフシールド機5を発進するようにしたが、それに代えてルーフシールド機5を本線シールドトンネル1から発進させることとし、その他は上記実施形態と同じようにしても良い。この場合は、本線シールドトンネル1が分岐合流部の拡幅区間付近に達したら、その後方において本線シールドトンネル1の側壁部からルーフシールド機5を発進させるとともに、それに並行して本線シールドトンネル1をそのまま掘進を進めれば良い。そして、シールドルーフ先受工3を構築し、ルーフシールドトンネル6の周囲に凍結ゾーン8(改良ゾーン)を形成するとともにシールドルーフ先受工3の端部内側に褄部凍結ゾーン10を形成して本設覆工壁4を形成し、ランプシールドトンネル2のシールド機が到達してから分岐合流部を掘削すれば良い。勿論、本線シールドトンネル1とランプシールドトンネル2の双方からルーフシールド機を発進させるようにしても良い。
また、ルーフシールド機5をランプシールドトンネル2や本線シールドトンネル1から発進させることに代えて、可能であれば別途設けた立坑から発進させたり、あるいはルーフシールド機5を発進させるための発進室を地中に設けて、そこからルーフシールド機5を発進させることも考えられる。
また、本発明はトンネルにおける分岐合流部のみならず地中空洞を施工する場合全般に広く適用できるものであるから、施工するべき地中空洞の用途や形態、規模に応じて具体的な施工手順も任意に変更すれば良い。
その場合の一般的な施工手順としては、地中空洞の空洞形成部の施工予定位置の外側に、上記実施形態と同様の複数のルーフシールドトンネルを所定間隔で配列して地中空洞の空洞形成部の施工予定位置を取り囲むシールドルーフ先受工を構築し、前記ルーフシールドトンネルの内側から隣り合うルーフシールドトンネル間接合予定位置に改良ゾーンを形成するとともに施工予定位置の端部には褄部凍結ゾーンを形成し、その内側に本設覆工壁を先行施工し、その後、本設覆工壁の内側を掘削して地中空洞を完成させることになる。そして、シールドルーフ先受工や改良ゾーン(凍結ゾーン)、本設覆工壁の施工方法については、施工すべき地中空洞の規模や形態、地山状況、その他の状況に応じて最適に設計すれば良いことは言うまでもない。
但し、いずれにしても施工領域の端部に対しては褄部凍結ゾーン10を二重ないしさらに多重に設けるとともにそれらに一体に周部凍結ゾーンを11を設けて、それら褄部凍結ゾーン10と周部凍結ゾーン11との間に凍結膨張を吸収する未凍結地山を残す必要があり、その場合の一般的な施工手順の概要を図11〜図12に示す。
図11〜図12は本発明の他の実施形態を示すもので、これは複数(図示例では8本)の先行トンネル(ルーフシールドトンネル6)の内側を掘削してその内側に褄壁12と覆工壁13とを設けることによって各種用途の地中空洞14を施工するに際し、上記実施形態と同様に各ルーフシールドトンネル6間に凍結工法による環状の凍結ゾーン8(あるいは薬液注入工法による改良ゾーン)を形成するとともに、施工領域の端部には凍結工法による褄部凍結ゾーン10を間隔をおいて二重に形成してそれらの間に未凍結地山を残し、かつルーフシールドトンネル6に付着させた状態で形成した周部凍結ゾーン11によりそれら褄部凍結ゾーン10を連結したものであり、上記実施形態と同様に過度の凍結膨張を防止し得る大規模な凍土壁を支障なく形成でき、その内側への地中空洞14の施工を効率的かつ安全に実施できるものである。
なお、本発明においては褄部凍結ゾーン10を少なくとも二重に設ければ良いが、必要であれば褄部凍結ゾーン10を適切な間隔をおいて三重以上のさらに多重に設けても良いことは言うまでもない。
本発明の実施形態である地中空洞の施工方法の概要を示す図である。 同、分岐合流部の平面図である。 同、分岐合流部の各部の断面図であり、(a)は図2におけるIIIa−IIIa部矢視図、(b)は図2におけるIIIb−IIIb部矢視図である。 同、分岐合流部に凍結ゾーンを形成するための凍結管の打込み状況を示す拡大図である。 同、分岐合流部の端部の断面図(図2におけるV−V部矢視図)である。 同、本設覆工壁の施工状況を示す図である。 同、拡大図である。 同、本設覆工壁を施工した状態を示す図である。 同、拡大図である。 同、褄部凍結ゾーンの構造を示す図(図5におけるX−X線視図)である。 本発明の他の実施形態である地中空洞の施工方法の概要を示す図であって、施工領域の端部と褄部凍結ゾーンの構造を示す側断面図である。 同、施工領域の端部における横断面図であり、(a)は図11におけるXIIa−XIIa線視図、(b)は図11におけるXIIb−XIIb線視図、(c)は図11におけるXIIc−XIIc線視図である。
符号の説明
1 本線シールドトンネル
2 ランプシールドトンネル
3 シールドルーフ先受工
4 本設覆工壁
6 ルーフシールドトンネル(先行トンネル)
8 凍結ゾーン(改良ゾーン)
9a 放射凍結管
9b 埋込凍結管
9c 褄部凍結管
10 褄部凍結ゾーン
11 周部凍結ゾーン
12 褄壁
13 覆工壁
14 地中空洞

Claims (1)

  1. 大断面の地中空洞を施工するに際して、施工するべき地中空洞の外側周囲にその軸方向に沿う複数の先行トンネルを所定間隔で配列した状態で先行施工し、該先行トンネル間の地山を改良して施工領域を取り囲む改良ゾーンを形成した後、該改良ゾーンの内側の地山を掘削して地中空洞を施工する地中空洞の施工方法であって、
    前記改良ゾーンの内側の地山に対する掘削に先立って、該改良ゾーンの端部の内側地山に凍結管を打設して施工領域の端部の位置にその横断面に沿う褄部凍結ゾーンを形成するとともに、該褄部凍結ゾーンを施工領域の軸方向に間隔をおいて多重に形成してそれら多重の褄部凍結ゾーンの間に未凍結地山を残し、
    多重の褄部凍結ゾーンを形成するに際しては、先行トンネル内に設けた凍結管によりその外部の地山を凍結させることによって、多重の褄部凍結ゾーンの間に残される未凍結地山を取り囲む周部凍結ゾーンをそれら褄部凍結ゾーンと一体に形成するとともに、該周部凍結ゾーンを先行トンネルの外面に付着させた状態で形成して、
    前記多重の褄部凍結ゾーンおよび前記周部凍結ゾーンを残して前記改良ゾーンの内側の地山を掘削して地中空洞を施工することを特徴とする地中空洞の施工方法。
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