JP4770186B2 - 紙容器 - Google Patents

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Description

本発明は紙容器に関し、バリア性、特に、水蒸気バリア性が良好で、かつ、低コストで経済的な紙容器に関するものである。
従来、紙を主材とする積層体からなる紙容器は、例えば乳飲料、果実飲料、酒等の変質しやすい食品を内容物とする液体用容器として広く用いられている。
一般に、液体用紙容器は、内容物の保存性、容器としての強度等を確保するため各種の積層体を用いて形成され、例えば、ポリエチレン(PE)/紙/PE、PE/紙/PE/Al箔/PE、PE/紙/PE/アルミニウム(Al)箔/ポリエチレンテレフタレート(PET)/PE等の構成からなる積層体が現在広く使用されている。
一方、たとえば上記のPE/紙/PE/Al箔/PET/PEからなる5層構成の積層体を用いて形成された従来の紙容器においては、端面が内容物と接触しない容器形状とすることにより漏れがなく、また水蒸気バリヤー性も良好であるが、バリヤー層としてアルミニウム箔を含有するものであるため、焼却処分を行うとアルミニウムの灰が残ること、あるいは、紙を再生する際にアルミニウムが混入し、再生紙の商品価値を低下させるという問題もあり、かつ、アルミニウム等を使用することからコストが高いものとなっていた。この問題点を解決するための積層体が種々提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平7−61440号公報
本発明の紙容器は、紙容器としての保護性が良好で、成形性がよく、廃棄後焼却し易く再生処理に問題がなく、かつ、コストの安い積層体を材料とした紙容器を提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するために、本発明の紙容器は、少なくとも、外面シーラント層、紙層、補強ポリエチレン層、バリア層、中間ポリエチレン層、内面シーラント層の順に構成された積層体からなる紙容器であって、前記バリア層に、高密度ポリエチレンを使用し、前記中間ポリエチレン層に、直鎖状低密度ポリエチレンを使用し、前記内面シーラント層に、直鎖状低密度ポリエチレンを使用し、前記積層体の水蒸気バリア値が、10.0g/m2・day(JIS-K7129)以下であり、前記中間ポリエチレン層を押出しながら前記バリア層と前記内面シーラント層をサンドイッチラミネーションしていることを特徴とする紙容器であって、前記積層体の水蒸気バリア値が、10.0g/m2・day(JIS-K7129)以下であることを特徴とする紙容器であり、そのために、前記バリア層を、密度が0.935〜0.960の範囲で、厚さが20〜100μmの範囲で、水蒸気バリア値が10.0g/m2・day(JIS-K7129)以下であるポリエチレンを使用したことを特徴とする。
本発明の紙容器の材料となる積層体において、バリア層の水蒸気バリア値を10g/m2・day以下とすることにより、積層体の水蒸気バリア値を10g/m2・day以下とすることができ、この積層体を材料として成形した、例えば、85mm角、高さ300mm、容量1.8Lのゲーベルトップ型の紙容器において、容器あたり1g/day以下の水蒸気バリア値とすることができ、甲類焼酎等の酒類においても長期保存に対応することができるという効果を有している。
また、バリア層としてアルミニウム箔、アルミニウム蒸着フィルム、シリカ蒸着フィルム等を使用していない水蒸気バリア値の良好な積層体であり、低価格で経済的な紙容器を得ることができるという効果を有している。
さらに、中間ポリエチレン層を、直鎖状低密度ポリエチレンとすることにより積層体の構成が全てポリエチレンとすることができるため、各層の間にアンカーコート剤等の接着剤を特に使用しない構成とすることができ、内容物の影響によっても接着剤の劣化が生じにくく、層間剥離を生じることがないという効果を有している。
以下、本発明の実施の形態の一例を図面を参照して説明する。図1は本発明の紙容器を形成する積層体の層構成の一例を示す説明図である。
図1に示す積層体10においては、基材である紙層12の一方の面に外面シーラント層11が最外層として積層され、もう一方の面に補強ポリエチレン層13が積層され、ついで、この補強ポリエチレン層13にバリア層14が積層され、つづいて、このバリア層14に中間ポリエチレン層15が積層され、さらに、この中間ポリエチレン層15に内面シーラント層16が最内層として積層された構成となっている。
まず、最外層となる外面シーラント層11は、紙層12の一方の面(表面)に積層され、後述する内面シーラント層16との接着性が良好である低密度ポリエチレン(LDPE)を主に使用し、押出し加工で積層される。また、この外面シーラント層11は、紙容器の表面となる層であり、印刷インキの密着性の向上を図るため表面に例えばコロナ処理等の表面処理を施すことが好ましい。
外面シーラント層11を形成するポリエチレンとしては、高圧法エチレン単独重合体、あるいはエチレンとプロピレン、ブテン、ペンテン、ヘキセン、オクテン、4−メチルペンテン−1等のエチレン以外のα−オレフィンとの共重合体である直鎖状低密度ポリエチレンが好適に用いられる。
外面シーラント層11を形成するポリエチレンの密度は、0.890〜0.930の範囲とし、好ましくは0.910〜0.925の範囲とする。また、外面シーラント層11の厚さは、10〜50μmの範囲とし、好ましくは20〜50μmの範囲とする。
つぎに、紙層12は、主強度材であり、特に限定されるものではなく、従来の紙容器に使用する紙を使用することができ、例えば、坪量100〜500g/m2の範囲のミルク原紙等が好適に使用することができる。
つぎに、補強ポリエチレン層13は、外面シーラント層11を形成される面と反対側の紙層12の裏面側にポリエチレンにより形成される。この補強ポリエチレン層13は、紙容器を組立てる時の熱シール工程において、紙層12に含む水分が突沸して発生するピンホールがバリア層13に発生することを防ぎ、すなわち、熱シール時に補強ポリエチレン層13に発生するピンホールがバリア層13に届くことを防ぎ、バリア層13の水蒸気バリア値を低下させることを防ぐ機能を有する層であり、補強ポリエチレン層13を形成するポリエチレンとしては、高圧法エチレン単独重合体、あるいはエチレンとプロピレン、ブテン、ペンテン、ヘキセン、オクテン、4−メチルペンテン−1等のエチレン以外のα−オレフィンとの共重合体である直鎖状低密度ポリエチレンが好適に用いられる。補強ポリエチレン層13を形成するポリエチレンの密度は、0.890〜0.935の範囲とし、好ましくは0.915〜0.930の範囲とする。
このようなポリエチレンにより形成される補強ポリエチレン層13の厚さは、10〜100μmの範囲とし、好ましくは15〜50μmの範囲とする。10μm未満の場合、熱シール時に補強ポリエチレン層13に発生するピンホールがバリア層13に届くことを防ぐことができず、100μmを超えた場合、製膜適性が著しく悪くなり、コストも高くなる。
この補強ポリエチレン層13は、紙層12と後述のバリア層14とをサンドラミネートするために220〜350℃に溶融して紙層12に押出しコーティングされる。
つぎに、バリア層14が、補強ポリエチレン層13に積層される。このバリア層14は、この積層体10に十分な水蒸気バリヤー性を付与する層であり、従来の積層体に用いられれているアルミニウム箔等の代わりにポリエチレンフィルムを使用することにより、この積層体10から成形される紙容器は焼却処理を行ってもアルミニウムの灰が残ることがなく、焼却が容易であるとともに、紙の再生を行ってもアルミニウムが混入することがないため再生紙の商品価値を低下させることがない。
このバリア層14は、ポリエチレンフィルムからなり、水蒸気バリア値を10.0g/m2・day(JIS-K7129)以下とする。そのためには、ポリエチレンの密度は、0.935〜0.960の範囲とすることが好ましく、いわゆる高密度ポリエチレン(HDPE)を使用する。この密度が0.935未満であると、このバリア層15を有する積層体を用いて形成された紙容器の水蒸気バリヤー性が十分ではない。一方、0.960を越えると、製膜適性が著しく悪くなり、コストも高くなる。また、このバリア層14に使用するポリエチレンフィルムとしては、延伸ポリエチレンフィルムあるいは無延伸ポリエチレンフィルムのいずれも使用することができる。
このようにバリア層14に使用する高密度ポリエチレン(HDPE)は、エチレン単独の重合体であってもよいし、またエチレンとプロピレン、ブテンなどのエチレン以外のα・オレフィンとの共重合体であってもよい。
バリア層14の厚さは、20〜100μmの範囲とし、この厚さが20μm未満の場合、そのようなバリア層14を有する積層体を用いて形成された紙容器の水蒸気バリヤー性が十分ではなく、100μmを超えた場合、製膜適性が悪くなりフィルム化が難しく、コストも高いものとなる。このバリア層14は紙層12に補強ポリエチレン層13によりサンドラミネートされる。この時、紙層12の表面には、コロナ処理、火炎処理、オゾン処理、アンカーコート処理等の表面処理を行うことが好ましい。さらに、接着強度が不十分な場合、バリア層14の表面にコロナ処理等を、補強ポリエチレン層13の表面には、オゾン処理等を適宜行うことができる。
つぎに、中間ポリエチレン層15が、バリア層14に積層される。この中間ポリエチレン層15は、バリア層14と後述する内面シーラント層16とを接着する機能を有する層であり、バリア層14と内面シーラント層16との接着力を高くすることができることから接着のための接着剤を特に必要としない。従って、この紙容器に成形した場合、内容物による接着剤の劣化がなく、いわゆるデラミの発生もなく、液漏れがない。
中間ポリエチレン層15を形成するポリエチレンとしては、低密度ポリエチレン、エチレンとプロピレン、ブテン、ペンテン、ヘキセン、オクテン、4−メチルペンテン−1等のエチレン以外のα・オレフィンとの共重合体である直鎖状低密度ポリエチレンが用いられるが、シール性を考えた場合、直鎖状低密度ポリエチレンの樹脂を用いることが好ましく、メタロセン系触媒を使用した直鎖状低密度ポリエチレンがより好ましい。なお、この直鎖状低密度ポリエチレンを使用する場合、低温押出しをすることがあり、その時には、接着を補強するためにアンカーコート剤を塗布することが好ましい。
中間ポリエチレン層15を形成するポリエチレンの密度は、0.890〜0.930の範囲とし、好ましくは0.900〜0.925の範囲とする。
このような中間ポリエチレン層15の厚さは、10〜100μmの範囲とし、好ましくは20〜80μmの範囲とする。この中間ポリエチレン層15は、バリア層14と後述の内面シーラント層16とをサンドラミネートするために溶融して押出しコーティングされる。
さらに、内面シーラント層16が、中間ポリエチレン層15に積層される。内面シーラント層16は、紙容器の内容物と直接に接する最内層を形成する層であり、紙容器に成形する際のシール性を付与する層である。
この内面シーラント層16を形成するポリエチレンとしては、前記外面シーラント層11に用いられるのと同様の低密度ポリエチレン(LDPE)、具体的には、高圧法エチレン単独重合体、あるいはエチレンとプロピレン、ブテン、ペンテン、ヘキセン、オクテン、4−メチルペンテン−1等のエチレン以外のα−オレフィンとの共重合体である直鎖状低密度ポリエチレンが好適に用いられる。その密度は、0.890〜0.930の範囲とし、好ましくは0.900〜0.925の範囲とする。
このような内面シーラント層16の厚さは、10〜100μmの範囲とし、好ましくは20〜80μmの範囲とする。
また、内面シーラント層16は、共押しフィルムを使用してもよく、滑り対策として、最内面にシリカ等のAB剤やスリップ剤等の添加剤を入れる。滑り性の改善については、前述のように、最内層に低密度のシングルサイト系触媒を用いて重合したエチレン−α・オレフィン共重合体を用いると滑り不良に伴う問題が発生することがある。このような問題に対しては、スリップ剤、AB剤等が用いられるが、スリップ剤を使用した場合、最内層表面にスリップ剤がブリードアウトしてきて、内容物に影響を与える為、AB剤、特に無機系のフィラーを使用することが好ましい。本発明において用いる無機系フィラーは、AL2O3、TiO2、ZnO、Fe2O3、SnO2、CeO2、NiO、PbO、S2Cl2、ZnCl2、FeCl2、CaCO3、B2O3等で、平均粒径が2〜15μmのものから選択でき、好ましくは、酸化珪素SiO2を使用する。無機系フィラーの平均粒径が2μm未満の場合は滑り性の改良に効果がなく、また、前記平均粒径が15μmを超えると、製膜フィルムの表面に突出する無機系フィラーにより容器表面を摩擦し、傷つけることがある。
この内面シーラント層16はバリア層14に中間ポリエチレン層15によりサンドラミネートされる。この時、バリア層14の表面には、コロナ処理、火炎処理、アンカーコート処理等の表面処理を行うことが好ましい。さらに、接着強度が不十分な場合、中間ポリエチレン層15の表面には、オゾン処理等を適宜行うことができる。
本発明において、中間層ポリエチレン層15および内面シーラント層16を構成する樹脂としては、通常、熱によって溶融し相互に融着し得る樹脂、具体的には、低密度ポリエチレン、あるいは、直鎖状(線状)低密度ポリエチレン等のポリオレフィン系樹脂を使用して構成するものであるが、低密度ポリエチレンの場合、比較的高いシール温度であることからピンホールを発生し、シール不良、液漏れ等を起こす原因となり易いものである。特に、本発明の紙容器においては、熱拡散するアルミ箔やPETフィルム等の耐熱層がない為、ピンホールが空き易い。そのため、本発明においては、低温シ−ル性を有するメタロセン触媒を用いて重合したエチレン−α・オレフィン共重合体に着目し、それによる中間層ポリエチレン層15および内面シーラント層16若しくは多層の内面シーラント層16を用いた場合には、その内容物に接する層に形成し、低温シールを可能とし、ピンホールの発生を防止し、シール不良、液漏れ等を回避することが好ましいものである。さらに、メタロセン触媒を用いて重合したエチレン−α・オレフィン共重合体は、粘着性を有することから破断の伝搬が少なく耐衝撃性を向上させるという利点があるものであり、また、最内層は常時内容物に接触していることから、耐環境ストレスクラッキング性の劣化を防止するためにも有効なものである。
本発明において、中間層ポリエチレン層15、内面シーラント層16に、特に、メタロセン触媒を用いて重合したエチレン−α・オレフィン共重合体層を使用することが好ましいのは、低温ヒートシール性が可能であるという利点を有するからである。上記のメタロセン触媒を使用して重合したエチレン−α・オレフィン共重合体としては、例えば、二塩化ジルコノセンとメチルアルモキサンの組み合わせによる触媒等のメタロセン錯体とアルモキサンとの組み合わせによる触媒、すなわち、メタロセン触媒を使用して、エチレンとα・オレフィンとを共重合してなるエチレン−α・オレフィン共重合体を使用することができる。具体的には、メタロセン触媒を使用して重合したエチレン−α・オレフィン共重合体としては、日本ポリエチレン株式会社製の商品名「カーネル」、三井化学株式会社製の商品名「エボリュー」、米国、エクソン・ケミカル(EXXON CHEMICAL)社製の商品名「エクザクト(EXACT)」、米国、ダウ・ケミカル(DOW CHEMICAL)社製の商品名「アフィニティー(AFFINITY)、商品名「エンゲージ(ENGAGE)」等のメタロセン触媒を用いて重合したエチレン−α−オレフィン共重合体を使用することができる。
上記のメタロセン触媒を用いて重合したエチレン−α・オレフィン共重合体について更に詳述すると、具体的には、例えば、メタロセン系遷移金属化合物と有機アルミニウム化合物との組み合わせによる触媒、すなわち、メタロセン触媒(いわゆるカミンスキ−触媒を含む)を使用し、エチレンとα・オレフィンとを共重合させてなるエチレン−α・オレフィン共重合体を使用することができる。なお、上記のメタロセン触媒は、無機物に担持されて使用されることもある。上記において、メタロセン系遷移金属化合物としては、例えば、IVB族から選ばれる遷移金属、具体的には、チタニウム(Ti)、ジルコニウム(Zr)、ハフニウム(Hf)に、シクロペンタジエニル基、置換シクロペンタジエニル基、インデニル基、置換インデニル基、テトラヒドロインデニル基、置換テトラヒドロインデニル基、フルオニル基またと置換フルオニル基が1ないし2個結合しているか、あるいは、これらのうちの二つの基が共有結合で架橋したものが結合しており、他に水素原子、酸素原子、ハロゲン原子、アルキル基、アルコキシ基、アリ−ル基、アセチルアセトナ−ト基、カルボニル基、窒素分子、酸素分子、ルイス塩基、ケイ素原子を含む置換基、不飽和炭化水素等の配位子を有するものを使用することができる。
また、上記において、有機アルミニウム化合物としては、アルキルアルミニウム、または鎖状あるいは環状アルミノキサン等を使用することができる。ここで、アルキルアルミニウムとしては、例えば、トリエチルアルミニウム、トリイソブチルアルミニウム、ジメチルアルミニウムクロリド、ジエチルアルミニウムクロリド、メチルアルミニウムジクロリド、エチルアルミニウムジクロリド、ジメチルアルミニウムフルオリド、ジイソブチルアルミニウムハイドライド、ジエチルアルミニウムハイドライド、エチルアルミニウムセスキクロリド等を使用することができる。
また、鎖状あるいは環状アルミノキサンとしては、例えば、アルキルアルミニウムと水を接触させて生成することができる。例えば、重合時に、アルキルアルミニウムを加えておき、後に水を添加するか、あるいは、錯塩の結晶水または有機・無機化合物の吸着水とアルキルアルミニウムとを反応させることで生成することができる。
つぎにまた、上記において、メタロセン触媒を担持させる無機物としては、例えば、シリカゲル、ゼオライト、珪素土等を使用することができる。
つぎに、上記において、重合方法としては、例えば、塊状重合、溶液重合、懸濁重合、気相重合等の各種の重合方法で行なうことができる。また、上記の重合は、バッチ式あるいは連続式等のいずれの方法でもよい。上記において、重合条件としては、重合温度、−100〜250℃、重合時間、5分〜10時間、反応圧力、常圧〜300Kg/m2の範囲である。
さらに、本発明において、エチレンと共重合されるコモノマーであるα・オレフィンとしては、例えば、プロピレン、1−ブテン、3−メチル−1−ブテン、4−メチル−1−ペンテン、1−ヘキセン、1−オクテン、デセン等を使用することができる。上記のα・オレフフィンは、単独で使用してもよく、また、2以上を組み合わせて使用することもできる。また、上記のα・オレフフィンの混合比率は、例えば、1〜50重量%、望ましくは、10〜30重量%とすることが好ましい。而して、本発明において、上記のメタロセン触媒を用いて重合したエチレン−α・オレフィン共重合体の物性は、例えば、分子量、5×103〜5×106、密度、0.890〜0.930g/cm3、メルトフローレート〔MFR〕、0.1〜50g/10分の範囲である。
なお、本発明においては、上記のメタロセン触媒を用いて重合したエチレン−α・オレフィン共重合体には、例えば、酸化防止剤、紫外線吸収剤、帯電防止剤、アンチブロッキング剤、滑剤(脂肪酸アミド等)、難燃化剤、無機ないし有機充填剤、染料、顔料等を任意に添加して使用することができる。
さらに、本発明においては、メタロセン触媒により重合されたエチレン−α・オレフィン共重合体層からなる内面シーラント層16としては、上記のようなメタロセン触媒により重合されたエチレン−α・オレフィン系共重合体と、低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン等のポリオレフィン系樹脂との共押出積層樹脂層から構成されてもよく、さらに、該共押出積層樹脂層を構成するメタロセン触媒により重合したエチレン−α・オレフィン系樹脂層を接液層とする共押出積層樹脂層を使用することが好ましい。
上記において、共押出積層樹脂層を形成する方法としては、インフレーション法、Tダイ法等により、2層あるいはそれ以上の層からなる共押出積層樹脂層からなり、さらにまた、その各樹脂層の厚さとしては、5〜30μmの範囲内で任意に調整することが望ましい。また、バリア層14との貼合方法としては、中間ポリエチレン層15を接着層として、バリア層14と1層若しくは多層の内面シーラント層16とをサンドイッチラミネーションしても良いし、中間ポリエチレン層15と内面シーラント層16を共押出しして、バリア層14にダイレクトに積層しても良い。その他の積層方法としては、中間ポリエチレン層15と内面シーラント層16をインフレーション法、Tダイ法等により、予め多層フィルムを製膜して、バリア層14とドライラミネート等の接着剤を用いて積層しても良い。
これらの層構成からなる積層体を用いた紙容器の製造は、通常、つぎのようにして行われる。すなわち、前述の層構成からなる積層体のシートの外面に印刷を行った後、打ち抜き、端面をスカイブヘミングして内容物が端面に接触しないようにしてから充填装置内で底部およびトップ部を熱風加熱、火炎加熱等によりヒートシールして紙容器とする。
この積層体を使用した紙容器の形状については、用途・目的等に応じて適宜に決定すればよく、主に、ゲーベルトップ型に使用することができ、ゲーベルトップ型以外の形状、例えば、ブリック型、フラットトップ型、丸筒型、角筒型、紙カップ等にも使用することができる。また、この紙容器の注出口には、たとえばポリエチレン製のキャップ、プルタブ型の開封機構等を適宜に設けてもよい。
つぎに、実施例を示して本発明をさらに具体的に説明する。
参考例1
まず、坪量400g/m2のミルク原紙からなる紙層の一方の面に、低密度ポリエチレン樹脂〔密度;0.923、メルトインデックス(M.I);3.7〕を使用し、これを押出しコートして厚さ20μmの低密度ポリエチレンからなる外面シーラント層を形成した。
ついで、上記紙層の他方の面に、フレーム処理を施しながら、厚さ40μmのHDPEフィルム(密度;0.954、水蒸気バリア値;3.7g/m2・day(JIS-K7129))からなるバリア層を対向させ、インラインコロナ処理を施しながら、その層間を低密度ポリエチレン樹脂〔密度;0.923、メルトインデックス(M.I);3.7〕を使用し、厚さ20μmの補強ポリエチレン層を押出しコートして、上記の紙層とバリア層とをサンドイッチラミネートにより貼り合わせた。
さらに、上記の紙層と貼り合わせたバリア層に低密度ポリエチレン樹脂〔密度;0.923、メルトインデックス(M.I);3.7〕を使用し、これを厚さ20μm押出しコートして中間ポリエチレン層を形成しながら、最内層がメタロセン系直鎖状低密度ポリエチレン樹脂を使用した共押しフィルム(厚さ40μm)からなる内面シーラント層とバリア層とをサンドイッチラミネーションをして、本発明にかかる下記の構成の実施例1の積層体10Aを製造した。この積層体10Aの水蒸気バリア値は、0.42g/m2・dayであった。
PE20μm/紙400g/m2/PE20μm/HDPE40μm/LDPE20μm/共押しメタロセンフィルム40μm
上記で製造した積層体を使用し、該積層体から1.8Lゲーベルトップのブランク板を打ち抜き加工し、さらに、スカイブ・ヘミング等の端面処理を行った。
つぎに、上記のブランクをフレーム処理、あるいは、ホットエアー処理等の加熱処理を行い、上記の重合部分に存在する最外層と最内層とを構成する低密度ポリエチレン樹脂層を加熱溶融し、押圧して胴貼りを行って胴シール部を形成して、スリーブ状の紙容器を作製した。
実際に、充填包装機において、内容物として甲類焼酎を充填し、85mm角、高さ300mm、容量1.8Lのゲーベルトップ型の参考例1の紙容器を製造した。この紙容器の充填後の重量の減少率を測定した。
実施例1
まず、坪量400g/m2のミルク原紙からなる紙層の一方の面に、低密度ポリエチレン樹脂〔密度;0.923、メルトインデックス(M.I);3.7〕を使用し、これを押出しコートして厚さ20μmの低密度ポリエチレンからなる外面シーラント層を形成した。
ついで、上記紙層の他方の面に、フレーム処理を施しながら、厚さ40μmのHDPEフィルム(密度;0.954、水蒸気バリア値;3.7g/m2・day(JIS-K7129))からなるバリア層を対向させ、インラインコロナ処理を施しながら、その層間を低密度ポリエチレン樹脂〔密度;0.923、メルトインデックス(M.I);3.7〕を使用し、厚さ20μmの補強ポリエチレン層を押出しコートして、上記の紙層とバリア層とをサンドイッチラミネートにより貼り合わせた。
さらに、上記の紙層と貼り合わせたバリア層に2液硬化型のエステル系アンカーコート剤〔商品名;タケラックA3210/タケネートA3075(武田薬品工業株式会社製)、コート量:1g/m2(乾燥状態)〕をグラビアコーターにて塗布し、乾燥炉を通した後、そのアンカーコート剤を塗布した面に、メタロセン系直鎖状低密度ポリエチレン樹脂〔密度;0.910、メルトインデックス(M.I);10.0〕を使用し、これを厚さ20μm押出しコートして中間ポリエチレン層を形成しながら、最内層がメタロセン系直鎖状低密度ポリエチレン樹脂を使用した共押しフィルム(厚さ40μm)からなる内面シーラント層とバリア層とをサンドイッチラミネーションをして、本発明にかかる下記の構成の実施例2の積層体10Bを製造した。この積層体10Bの水蒸気バリア値は、0.42g/m2・dayであった。
PE20μm/紙400g/m2/PE20μm/HDPE40μm/PE20μm/共押しメタロセンフィルム40μm
上記で製造した積層体を使用し、該積層体から1.8Lゲーベルトップのブランク板を打ち抜き加工し、さらに、スカイブ・ヘミング等の端面処理を行った。
つぎに、上記のブランクをフレーム処理、あるいは、ホットエアー処理等の加熱処理を行い、上記の重合部分に存在する最外層と最内層とを構成する低密度ポリエチレン樹脂層を加熱溶融し、押圧して胴貼りを行って胴シール部を形成して、スリーブ状の紙容器を作製した。
実際に、充填包装機において、内容物として甲類焼酎を充填し、85mm角、高さ300mm、容量1.8Lのゲーベルトップ型の実施例1の紙容器を製造した。この紙容器の充填後の重量の減少率を測定した。
<比較例>
まず、坪量400g/m2のミルク原紙からなる紙層の一方の面に、低密度ポリエチレン樹脂〔密度;0.923、メルトインデックス(M.I);3.7〕を使用し、これを押出しコートして厚さ20μmの低密度ポリエチレンからなる外面シーラント層を形成した。
ついで、上記紙層の他方の面に、フレーム処理を施しながら、厚さ40μmのLDPEフィルム(密度;0.923、水蒸気バリア値;18.5g/m2・day(JIS-K7129))からなるバリア層を対向させ、インラインコロナ処理を施しながら、その層間を低密度ポリエチレン樹脂〔密度;0.923、メルトインデックス(M.I);3.7〕を使用し、厚さ20μmの補強ポリエチレン層を押出しコートして、上記の紙層とバリア層とをサンドイッチラミネートにより貼り合わせた。
さらに、上記の紙層と貼り合わせたバリア層に低密度ポリエチレン樹脂〔密度;0.923、メルトインデックス(M.I);3.7〕を使用し、これを厚さ20μm押出しコートして中間ポリエチレン層を形成しながら、最内層がメタロセン系直鎖状低密度ポリエチレン樹脂を使用した共押しフィルム(厚さ40μm)からなる内面シーラント層とバリア層とをサンドイッチラミネーションをして、本発明にかかる下記の構成の比較例の積層体10Pを製造した。この積層体10Pの水蒸気バリア値は、14.2g/m2・dayであった。
PE20μm/紙400g/m2/PE20μm/LDPE40μm/LDPE20μm/共押しメタロセンフィルム40μm
上記で製造した積層体を使用し、該積層体から1.8Lゲーベルトップのブランク板を打ち抜き加工し、さらに、スカイブ・ヘミング等の端面処理を行った。
つぎに、上記のブランクをフレーム処理、あるいは、ホットエアー処理等の加熱処理を行い、上記の重合部分に存在する最外層と最内層とを構成する低密度ポリエチレン樹脂層を加熱溶融し、押圧して胴貼りを行って胴シール部を形成して、スリーブ状の紙容器を作製した。
実際に、充填包装機において、内容物として甲類焼酎を充填し、85mm角、高さ300mm、容量1.8Lのゲーベルトップ型の比較例の紙容器を製造した。この紙容器の充填後の重量の減少率を測定した。
Figure 0004770186
Figure 0004770186
Figure 0004770186
<結果>
表1から明らかなように、参考例1、実施例1の紙容器は、紙容器としての水蒸気バリア値が小さく、表2から明らかなように、参考例1、実施例1の紙容器は、内容物である焼酎の重量減少率が小さく、実用上問題がないが、比較例の紙容器は、紙容器として水蒸気バリア値が高く、また、内容物の重量減少率が大きく実用上問題がある。また、表3から明らかなように、比較例は紙容器を成形する時の熱シールの温度幅が狭く成形加工において問題がある。結論として、密度が0.935〜0.960の範囲で、厚さが20〜100μmの範囲で、水蒸気バリア値が10.0g/m2・day(JIS-K7129)以下であるポリエチレンをバリア層に使用することにより、積層体の水蒸気バリア値を10.0g/m2・day(JIS-K7129)以下とすることができ、また、85mm角、高さ300mm、容量1.8Lのゲーベルトップ型の紙容器で容器あたりで1.0g/day以下とすることができた。このような水蒸気バリア値に紙容器とすることによって、焼酎等の酒類にも好適に利用できるようになる。また、バリア層の耐熱性が良好であるため、炙りピンホールが発生しにくくなり、特に上限温度が高くなり、シール温度の幅が拡がる。さらに、中間ポリエチレン層、内面シーラント層に直鎖状低密度ポリエチレンを使用することにより、シール温度の下限温度が低くなり、シール温度幅が広くなる。
以上のようにして形成される本発明の紙容器は、アルミニウム等の金属を使用しない材料から形成されているため使用後の再利用がしやすい紙容器であり、かつ、水蒸気バリア性が良好であり、シール性が良好であることから、例えば、酒、焼酎、食用油、醤油、みりん、食酢、紅茶、ウーロン茶等広い分野の液状内容物に好適に利用可能である。
本発明の紙容器を形成する積層体の層構成の一例を示す断面図である。
符号の説明
10 積層体
10A 積層体(参考例1
10B 積層体(実施例1
10P 積層体(比較例)
11 外面シーラント層
12 紙層
13 補強ポリエチレン層
14 バリア層
15 中間ポリエチレン層
16 内面シーラント層

Claims (2)

  1. 少なくとも、外面シーラント層、紙層、補強ポリエチレン層、バリア層、中間ポリエチレン層、内面シーラント層の順に構成された積層体からなる紙容器であって、前記バリア層に、高密度ポリエチレンを使用し、前記中間ポリエチレン層に、直鎖状低密度ポリエチレンを使用し、前記内面シーラント層に、直鎖状低密度ポリエチレンを使用し、前記積層体の水蒸気バリア値が、10.0g/m2・day(JIS-K7129)以下であり、前記中間ポリエチレン層を押出しながら前記バリア層と前記内面シーラント層をサンドイッチラミネーションしていることを特徴とする紙容器。
  2. 前記バリア層を、密度が0.935〜0.960の範囲で、厚さが20〜100μmの範囲で、水蒸気バリア値が10.0g/m2・day(JIS-K7129)以下であるポリエチレンを使用したことを特徴とする請求項1に記載の紙容器。
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