JP2000109570A - レトルト容器、レトルト包装用フィルムおよびレトルト用包材 - Google Patents

レトルト容器、レトルト包装用フィルムおよびレトルト用包材

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JP2000109570A
JP2000109570A JP28102698A JP28102698A JP2000109570A JP 2000109570 A JP2000109570 A JP 2000109570A JP 28102698 A JP28102698 A JP 28102698A JP 28102698 A JP28102698 A JP 28102698A JP 2000109570 A JP2000109570 A JP 2000109570A
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retort
ethylene
density
olefin copolymer
less
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English (en)
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Akihiro Mikami
明浩 三上
Tomio Ishida
富雄 石田
Takeo Nakamura
竹夫 中村
Toru Sendai
徹 千代
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Ube Corp
Original Assignee
Ube Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 加熱殺菌などの120℃での高温処理可能
な耐熱性、適度な耐衝撃性、透明性、光沢性などの特性
を持つこと、さらに高温処理した後でレトルト容器同士
が密着しにくく、さらに透明性を保持するなどの特性を
もつ食品,薬品、飲料などに用いる容器、ボトル、包装
用フィルムなどのレトルト容器が望まれている。 【解決手段】 シングルサイト触媒により製造される
特定範囲の密度、メルトフローレート(MFR2.16)の
エチレン−α−オレフィン共重合体60重量%以上を含
むポリエチレン組成物からなる密着強度が80g/15
mm以下のレトルト容器。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、120℃での加熱
殺菌などの高温処理可能なポリエチレン組成物からなる
食品,医療、薬品、飲料などに好適に用いるレトルト容
器、食品,医療、薬品、飲料などの内容物の包装に好適
に用いるレトルト包装用フィルム、このレトルト包装用
フィルムを最内層とするレトルト用包材に関する。
【0002】
【従来の技術】加熱殺菌などの高温処理可能な食品,薬
品、飲料などの内容物の包装好適に用いるレトルト包装
用フィルムとして、特開平8−3383号公報には、特
定範囲のメルトフローレートと密度のエチレンと炭素数
3〜18のα−オレフィンからなるエチレン−α−オレ
フィン共重合体70〜95重量%及び特定範囲のメルト
フローレートと密度の高密度ポリエチレン30〜5重量
%からなるポリエチレン系樹脂組成物からなるレトルト
包装用フィルムが開示されている。
【0003】特開平8−12817号公報には、特定範
囲のメルトフローレートかつ特定範囲の密度のポリエチ
レン系樹脂100重量部及びジベンジリデン−ソルビト
ール誘導体0.05〜0.25重量部を含有するレトルト
包装用フィルムが開示されている。
【0004】特開平9−255819号公報には、
(A)チタンもしくはジルコニウムもしくはハフニウム
を含む触媒系で重合され、かつ(ア)特定範囲のメルト
フローレート、(イ)特定範囲の密度のエチレン・α−
オレフィン共重合体95〜50重量%と、(B)特定範
囲のメルトフローレートかつ特定範囲の密度のエチレン
単独重合体またはエチレン・α−オレフィン共重合体5
〜50重量%からなることを特徴とするポリエチレン組
成物が開示されている。
【0005】特開平8−244791号公報、特開平1
0−194350号公報には、エチレンと炭素原子数3
〜12のα-オレフィンとを共重合させて得られる密
度、分子量分布などの特定の特性を有する直鎖状ポリエ
チレンからなる層を有するレトルト容器が開示されてい
る。
【0006】特開平7−266520号公報には、シン
グルサイト触媒により重合されたエチレンまたはエチレ
ン−αオレフィン共重合体フィルムを最内層とすること
を特徴とするレトルト用包材が開示されている。
【0007】特開平10−80986号公報には、基材
となる第I層と、シーラント層となる第II層とを少なく
とも有する積層体であって、前記第II層が特定の密度範
囲、分子量分布範囲、メルトフローレート範囲、組成分
布パラメーターCb範囲の要件を満足するエチレン単独
重合体またはエチレン・α−オレフィン共重合体(A)
からなることを特徴とする液体包装用積層体が開示され
ている。
【0008】特開平10−119203号公報には、ポ
リアミド基材フィルムと、該ポリアミド基材フィルム上
に形成されたシーラントフィルムとを含有する積層体で
あって、90℃の熱水中で測定した縦方向および横方向
のシールエネルギーが50kg・mm以上であることを
特徴とする積層体が開示されている。
【0009】特開平10−166523号公報には、内
層側をシール面としたポリエチレン系樹脂からなる多層
構成の多層フィルムにおいて、(a)内層が密度0.9
35g/cm3以上のポリエチレン及び密度0.870
〜0.910g/cm3のエチレン・α−オレフィン共
重合体からなる樹脂組成物、(b)中間層が結晶核剤を
0.1〜0.5重量%含有した、密度0.935g/c
3以上のエチレン・α−オレフィン共重合体からなる
樹脂組成物、(c)外層が密度0.935g/cm3
上のポリエチレンからなることを特徴とする多層フィル
ムが開示されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】加熱殺菌などの120
℃での高温処理可能な食品,薬品、飲料などに用いる容
器やボトルと、食品,薬品、飲料などの内容物の包装好
適に用いる包装用フィルムなどのレトルト容器は、内容
物や包材をレトルト中120℃程度の高温で、加熱・加
圧処理することから、レトルト容器の機能としては、耐
熱性、適度な耐衝撃性、透明性、光沢性などの特性を持
つこと、さらに高温処理した後でレトルト容器同士が密
着しにくく、さらに透明性を保持するなどの特性をもつ
レトルト容器が望まれている。さらに、レトルト容器を
フィルム形状で用いる場合、包装用フィルムの機能とし
ては、耐熱性、シール強度、適度な耐衝撃性、透明性、
光沢性などの特性を持つこと、さらに高温処理した後で
フィルム同士が密着しにくく、さらに透明性を保持する
などの特性をもつ物が望まれている。
【0011】また、衛生面より、アンチブロッキング剤
やスリップ剤などを添加せずに上記の特性を有するレト
ルト容器が望まれている。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、シングルサイ
ト触媒により製造される下記特性(A)のエチレン−α
−オレフィン共重合体60重量%以上を含むポリエチレ
ン組成物からなる下記特性(C)を有することを特徴と
するレトルト容器に関する。 (A):エチレン−α−オレフィン共重合体の特性 (A−1)密度(d)が0.940(g/cm3)を超
えて0.960(g/cm3)以下 (A−2)190℃、2.16Kg荷重におけるメルト
フローレート(MFR2. 16)が0.1〜100(g/1
0分) (C):レトルト容器の特性 (C−1):密着強度が80g/15mm以下
【0013】さらに本発明は、シングルサイト触媒によ
り製造される下記特性(A)のエチレン−α−オレフィ
ン共重合体60〜99重量%と下記特性(B)の高密度
ポリエチレン40〜1重量%とを含むポリエチレン組成
物からなる下記特性(C)を有することを特徴とするレ
トルト容器に関する。 (A):エチレン−α−オレフィン共重合体の特性 (A−1)密度(d)が0.940(g/cm3)を超
えて0.960(g/cm3)以下 (A−2)190℃、2.16Kg荷重におけるメルト
フローレート(MFR2. 16)が0.1〜100(g/1
0分) (B):高密度ポリエチレンの特性 (B−1)密度(d)が0.940〜0.970(g/
cm3) (B−2)190℃、2.16Kg荷重におけるメルト
フローレート(MFR2. 16)が0.1〜20(g/10
分) (C):レトルト容器の特性 (C−1):密着強度が80g/15mm以下
【0014】さらに好ましくは、本発明のレトルト容器
が、さらに下記特性(C)を有することを特徴とするレ
トルト容器に関する。 (C−2):融解熱量比が42%以下 (C−3):衝撃強度が4.5Kg・cm以上
【0015】さらに好ましくは、本発明のレトルト容器
が、レトルト包装用フィルムであることを特徴とする上
記レトルト容器に関する。
【0016】さらに、本発明は、上記レトルト包装用フ
ィルムを最内層とすることを特徴とするレトルト用包材
に関する。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明のレトルト容器は、シング
ルサイト触媒により製造される下記特性(A)のエチレ
ン−α−オレフィン共重合体60重量%以上、好ましく
は70重量%以上、さらに好ましくは80重量%以上、
特に好ましくは90重量%以上を含むポリエチレン組成
物からなる下記特性(C)を有することを特徴とするレ
トルト容器である。
【0018】(A):エチレン−α−オレフィン共重合
体の特性 (A−1)密度(d)が0.940(g/cm3)を超
えて0.960(g/cm3)以下、好ましくは密度
(d)が0.940(g/cm3)を超えて0.950
(g/cm3)以下、さらに好ましくは密度(d)が
0.940(g/cm3)を超えて0.947(g/c
3)以下、特に好ましくは密度(d)が0.942
(g/cm3)〜0.945(g/cm3) (A−2)190℃、2.16Kg荷重におけるメルト
フローレート(MFR2. 16)が0.1〜100(g/1
0分)、好ましくは0.1〜50(g/10分)、さら
に好ましくは0.1〜10(g/10分)、特に好まし
くは0.1〜5(g/10分)
【0019】(C):レトルト容器の特性 (C−1):密着強度が80g/15mm以下、さらに
40g/15mm以下、特に30g/15mm以下
【0020】さらに上記のレトルト容器は、さらに下記
特性(C)を有することが好ましい。 (C−2):融解熱量比が42%以下、好ましくは41
%以下、さらに好ましくは40%以下、特に好ましくは
38%以下 (C−3):衝撃強度が4.5Kg・cm以上、好まし
くは5.0Kg・cm以上 (C−4):ヘイズが25%以下、さらに24%以下 (C−5):グロスが90%以上、さらに98%以上、
特に100%以上 (C−6):熱処理後のヘイズと熱処理前のヘイズとの
差(熱処理後のヘイズ−熱処理前のヘイズ)が6%以
下、さらに5%以下、特に4%以下
【0021】本発明のレトルト容器は、シングルサイト
触媒により製造される下記特性(A)のエチレン−α−
オレフィン共重合体60〜100重量%と下記特性
(B)の高密度ポリエチレン40〜0重量%、好ましく
は下記特性(A)のエチレン−α−オレフィン共重合体
70〜100重量%と下記特性(B)の高密度ポリエチ
レン30〜0重量%、さらに好ましくは下記特性(A)
のエチレン−α−オレフィン共重合体80〜100重量
%と下記特性(B)の高密度ポリエチレン20〜0重量
%、特に好ましくは下記特性(A)のエチレン−α−オ
レフィン共重合体85〜100重量%と下記特性(B)
の高密度ポリエチレン15〜0重量%とを含むポリエチ
レン組成物からなる下記特性(C)を有することを特徴
とするレトルト容器が好ましい。
【0022】本発明のレトルト容器は、シングルサイト
触媒により製造される下記特性(A)のエチレン−α−
オレフィン共重合体60〜99重量%と下記特性(B)
の高密度ポリエチレン40〜1重量%、好ましくは下記
特性(A)のエチレン−α−オレフィン共重合体70〜
99重量%と下記特性(B)の高密度ポリエチレン30
〜1重量%、さらに好ましくは下記特性(A)のエチレ
ン−α−オレフィン共重合体80〜95重量%と下記特
性(B)の高密度ポリエチレン20〜5重量%、特に好
ましくは下記特性(A)のエチレン−α−オレフィン共
重合体85〜95重量%と下記特性(B)の高密度ポリ
エチレン15〜5重量%とを含むポリエチレン組成物か
らなる下記特性(C)を有することを特徴とするレトル
ト容器が好ましい。
【0023】(A):エチレン−α−オレフィン共重合
体の特性 (A−1)密度(d)が0.940(g/cm3)を超
えて0.960(g/cm3)以下、好ましくは密度
(d)が0.940(g/cm3)を超えて0.950
(g/cm3)以下、さらに好ましくは密度(d)が
0.940(g/cm3)を超えて0.947(g/c
3)以下、特に好ましくは密度(d)が0.942
(g/cm3)〜0.945(g/cm3) (A−2)190℃、2.16Kg荷重におけるメルト
フローレート(MFR2. 16)が0.1〜100(g/1
0分)、好ましくは0.1〜50(g/10分)、さら
に好ましくは0.1〜10(g/10分)、特に好まし
くは0.1〜5(g/10分)
【0024】(B):高密度ポリエチレンの特性 (B−1)密度(d)が0.940〜0.970(g/
cm3)以下、好ましくは0.940〜0.960(g
/cm3)以下、さらに好ましくは0.940〜0.9
55(g/cm3)以下、特に好ましくは0.945〜
0.955(g/cm3) (B−2)190℃、2.16Kg荷重におけるメルト
フローレート(MFR2. 16)が0.1〜20(g/10
分)、好ましくは0.1〜10(g/10分)、さらに
好ましくは0.1〜5(g/10分)、特に好ましくは
0.1〜3(g/10分)
【0025】(C):レトルト容器の特性 (C−1):密着強度が80g/15mm以下、さらに
40g/15mm以下、特に30g/15mm以下
【0026】さらに上記のポリエチレン組成物からなる
レトルト容器は、さらに下記特性(C)を有することが
好ましい。 (C−2):融解熱量比が42%以下、好ましくは41
%以下、さらに好ましくは40%以下、特に好ましくは
38%以下 (C−3):衝撃強度が4.5Kg・cm以上、さらに
5.0Kg・cm以上 (C−4):ヘイズが25%以下、さらに24%以下、
特に15%以下、より特に10%以下 (C−5):グロスが90%以上、さらに98%以上、
特に100%以上 (C−6):熱処理後のヘイズと熱処理前のヘイズとの
差(熱処理後のヘイズ−熱処理前のヘイズ)が6%以
下、さらに5%以下、特に4%以下、より特に3%以下
【0027】特に、上記のエチレン−α−オレフィン共
重合体と高密度ポリエチレンとを含むポリエチレン組成
物からなるレトルト容器は、透明性、光沢性が優れてい
る。
【0028】上記のエチレン−α−オレフィン共重合体
の密度が、上記の範囲より低い場合、120℃加熱処理
後の密着強度が高くなり、レトルト容器同士が密着また
は密着しやすくなるので好ましくない。
【0029】上記のシングルサイト触媒により製造され
るエチレン−α−オレフィン共重合体は、さらに下記特
性(A)を有することが好ましい。 (A)エチレン−α−オレフィン共重合体: (A−3)190℃、10.0Kg荷重におけるメルト
フローレート(MFR10 .0)と190℃、2.16Kg
荷重におけるメルトフローレート(MFR2.16)との比
(MFR10.0)/(MFR2.16)=5〜10 (A−4)分子量分布(Mw/Mn)=2.0〜6.0、
さらに3.0〜6.0、特に3.8〜5.5
【0030】上記(A)エチレン−α−オレフィン共重
合体は、シングルサイト触媒の存在下にエチレンと炭素
数3〜10のα−オレフィンとの共重合により製造する
ものである。
【0031】上記炭素数3〜10のα−オレフィンとし
ては、プロピレン、ブテン−1、ペンテン−1、ヘキセ
ン−1、4−メチルペンテン−1、オクテン−1などが
挙げられる。
【0032】上記エチレンとα−オレフィンとの共重合
体中のα−オレフィンから誘導される繰り返し単位は、
通常、好ましくは10モル%以下の範囲、さらに好まし
くは0.1〜5モル%の範囲で、特に好ましくは0.1
〜4モル%の範囲で含まれている。α−オレフィンは、
エチレン−α−オレフィン共重合体中に単独であって
も、二種以上含まれていてもよい。
【0033】上記シングルサイト系触媒としては、周期
律表第IV又はV族遷移金属のメタロセン化合物と、有機
アルミニウム化合物及び/又はイオン性化合物の組合せ
が用いられる。
【0034】上記周期律表第IV又はV族遷移金属として
は、チタン(Ti)、ジルコニウム(Zr)、ハフニウ
ム(Hf)、バナジウム(V)などが好ましい。
【0035】そのメタロセン化合物とは、少なくとも一
個のシクロペンタジエニル基、置換シクロペンタジエニ
ル基、ヒドロカルビル珪素などによって架橋されたも
の、さらにシクロペンタジエニル基が酸素、窒素、燐原
子に架橋されたものを配位子とする公知のメタロセン化
合物をいずれも使用できる。
【0036】これらのメタロセン化合物の具体例として
は、ジメチルシリル(2,4−ジメチルシクロペンタジ
エニル)(3’,5’−ジメチルシクロペンタジエニ
ル)ジルコニウムジクロライド、ジメチルシリル(2,
4−ジメチルシクロペンタジエニル)(3’,5’−ジ
メチルシクロペンタジエニル)ハフニウムジクロライド
などのケイ素架橋型メタロセン化合物、、エチレンビス
インデニルジルコニウムジクロライド、エチレンビスイ
ンデニルハフニウムジクロライド、エチレンビス(メチ
ルインデニル)ジルコニウムジクロライド、エチレンビ
ス(メチルインデニル)ハフニウムジクロライドなどの
インデニル系架橋型メタロセン化合物を挙げることがで
きる。
【0037】上記メタロセン化合物との組合せで用いら
れる有機アルミニウム化合物としては、一般式、(−A
l(R)O−)nで示される直鎖状、あるいは環状重合
体(Rは炭素数1〜10の炭化水素基であり、一部ハロ
ゲン原子及び/又はRO基で置換されたものも含む。n
は重合度であり、5以上、好ましくは10以上である)
であり、具体例としてRがそれぞれメチル、エチル、イ
ソブチル基である、メチルアルモキサン、エチルアルモ
キサン、イソブチルエチルアルモキサンなどが挙げられ
る。
【0038】さらに、その他の有機アルミニウム化合物
としては、トリアルキルアルミニウム、ジアルキルハロ
ゲノアルミニウム、セスキアルキルハロゲノアルミニウ
ム、アルケニルアルミニウム、ジアルキルハイドロアル
ミニウム、セスキアルキルハイドロアルミニウムなどが
挙げられる。
【0039】イオン性化合物としては、一般式、C+・A
-で示され、C+は有機化合物、有機金属化合物、あるい
は無機化合物の酸化性のカチオン、又はルイス塩基とプ
ロトンからなるブレンステッド酸であり、メタロセン配
位子のアニオンと反応してメタロセンのカチオンを生成
することができる。それらの具体例としては、特開平4
−253711号公報、同4−305585号公報、特
公表平5−507756号公報、同5−502906号
公報に記載されたようなものを用いることができる。
【0040】特に、テトラキス(ペンタフルオロフェニ
ル)ボレートアニオンとトリフェニルカルボニウムカチ
オンあるいはジアルキルアニリニウムカチオンとのイオ
ン化合物が好ましい。これらのイオン化合物は、前記の
有機アルミニウム化合物と併用することができる。
【0041】上記シングルサイト系触媒によるエチレン
とα−オレフィンとの共重合方法としては、良く知られ
た各種の方法を採用でき、不活性ガス中での流動床式気
相重合あるいは攪拌式気相重合、不活性溶媒中でのスラ
リー重合、モノマーを溶媒とするバルク重合などが挙げ
られる。
【0042】上記の(A)エチレン−α−オレフィン共
重合体を含むポリエチレン組成物は、(A)エチレン−
α−オレフィン共重合体の他に、成形性、透明性、耐熱
性、耐衝撃性、引裂き強度、シール性、光沢性等の改良
のために、高圧法低密度ポリエチレン、高密度ポリエチ
レン、上記シングルサイト触媒で製造された(A)エチ
レン−α−オレフィン共重合体を除くエチレン−α−オ
レフィン共重合体などのポリエチレン系重合体を添加す
ることができる。
【0043】上記高密度ポリエチレンなどのポリエチレ
ン系重合体としては、ポリエチレンの単独重合体あるい
はエチレンと少量のα−オレフィンとのエチレン−α−
オレフィン共重合体が挙げられる。例えば、エチレンと
アルミナ又はシリカ−アルミナに担持した酸化クロム等
の触媒を用いて重合することによって得られるフィリッ
プス法、アルミナに担持した酸化モリブデン等の触媒を
用いて重合することによって得られるスタンダード法、
遷移金属化合物と有機金属化合物よりなるチーグラー系
触媒を用いて重合することによって得られるポリエチレ
ンやエチレン−α−オレフィン共重合体などを挙げるこ
とができる。
【0044】上記高圧法低密度ポリエチレンは、高圧法
ラジカル重合により製造するものを用いることができ
る。
【0045】上記高圧法低密度ポリエチレンとしては、
エチレンの単独重合体の他、エチレン−酢酸ビニル共重
合体等の他のモノマーとの共重合体を用いることができ
る。
【0046】本発明のレトルト容器は、成形後の各工程
での保管時に起きるブロッキングや、高温処理時の包装
体内面の密着を防止するためにアンチブロッキング剤を
添加することができる。
【0047】本発明のレトルト容器は、用途に応じて、
高級脂肪酸、エルカ酸アミド、オレイン酸アミド、エチ
レンビスオレイン酸アミド、エチレンビスエルカ酸アミ
ドなどの高級脂肪族アミド、金属せっけん、グリセリン
エステル等の滑剤やスリップ剤、天然シリカ、合成シリ
カ、タルク、ゼオライト、アルミノシリケート、ガラス
ビーズ等の無機物や、PMMA微粒子、シリコーン微粒
子等の有機物などのアンチブロッキング剤、フェノール
系、りん系、BHT等の酸化防止剤、ベンゾフェノン、
ベンゾトリアゾール、HALS等の紫外線吸収剤、水酸
化アルミニウム、水酸化マグネシウム、りん系、ハロゲ
ン系等の難燃剤、タルク、ゼオライト、シリカ、炭酸カ
ルシウム、硫酸バリウム、マイカ、カーボンブラック等
の無機・有機充填剤、アゾ系、フタロシアニン系、キナ
クリドン系、酸化鉄、群青等の顔料、帯電防止剤、界面
活性剤などを添加することができる。
【0048】本発明のポリエチレン組成物 100重量
部に対して、上記アンチブロッキング剤は0.05〜1
重量部、スリップ剤は0.05〜0.5重量部添加する
ことが好ましい。
【0049】本発明のレトルト容器は、上記のポリエチ
レン組成物からなる層を1以上含む多層フィルムからな
る袋、多層からなる容器やボトルなどに好適に用いるこ
とができる。
【0050】本発明のレトルト容器は、食品,医療、薬
品、飲料などの容器やボトルとして好適に用いることが
できる。
【0051】上記の容器やボトルの形成方法は特に限定
されないが、容器は、水冷式または空冷式のインフレー
ション法、Tダイ法、ドライラミネーション法、押出ラ
ミネーション法、中空成形法などにより製造することが
好ましく、ボトルは、中空成形法などにより製造するこ
とが好ましい。
【0052】本発明のレトルト容器は、食品,医療、薬
品、飲料などの内容物のレトルト包装用フィルムとして
好適に用いることができる。
【0053】上記のレトルト包装用フィルムの形成方法
は特に限定されないが、例えば、押し出し法、Tダイ
法、インフレーション法等が挙げられる。これらのフィ
ルムは適宜延伸して使用してもよい。
【0054】上記のレトルト包装用フィルムの厚さは、
かかるフィルム厚は、用途によって異なるので一様に決
定することは困難であるが、通常は、1〜1000μm
であり、好ましくは10〜100μm、さらに好ましく
は20〜100μm、特に好ましくは30〜80μmで
ある。
【0055】さらに本発明は、上記のレトルト包装用フ
ィルムを最内層とすることを特徴とするレトルト用包材
に関する。
【0056】上記のレトルト用包材は、レトルト包装用
フィルムを最内層とし、ドライラミネーションあるいは
サンドラミネーション等により、クラフト紙などの紙、
アルミ箔、銅箔等の金属性薄膜、低密度ポリエチレン、
高密度ポリエチレン、エチレン−α−オレフィン共重合
体、ポリプロピレンなどのポリオレフィン、ポリビニル
アルコール、ポリカーボネート、セロファン、ポリアミ
ド、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリエステ
ル、ポリスルホンなどの単独または複合の延伸または未
延伸のフィルム、シリカ、アルミナ、ポリ塩化ビニリデ
ン等を表面コートしたバリア性フィルムなどと積層する
ことができる。
【0057】上記のレトルト用包材は、従来公知の製袋
方法により製袋することができ、具体的には、三方シー
ル、スタンディング、ガセット、タテピロー、ヨコピロ
ーなどの種々の形状として用いることが出来る。
【0058】
【実施例】以下、実施例および比較例を挙げて本発明を
説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるもの
ではない。
【0059】特性値は次のようにして測定した。 (A)エチレン−α−オレフィン共重合体およびオレフ
ィン共重合体の各特性の測定法 (A)エチレン−α−オレフィン共重合体および高密度
ポリエチレンの各特性の測定法 [1]密度(d):ASTM D1928に準拠して、
プレスシートにおいて140℃から80℃までの平均降
温速度が15℃±2℃になるように調整して降下させた
サンプルを密度勾配管を用いて測定した。 [2]メルトフローレート(MFR2.16): JIS
K7210に準拠して、メルトインデクサを用いて19
0℃における2.16Kg荷重での10分間にストラン
ド状に押し出される樹脂の重量を測定することにより求
めた。 [3]メルトフローレートの比(MFR10.0/MFR
2.16): 上記[2]の方法と同様にして、10.0K
g荷重で求めた樹脂の重量(MFR10.0)を、上記
[2]で求めた樹脂重量(MFR2.16)で除した値であ
る。
【0060】[4]分子量分布:エチレン−α−オレフ
ィン共重合体組成物の分子量分布(Mw/Mn)の測定
は、ゲル浸透クロマトグラフ(GPC)で行った。下記
に測定方法を示す。 (1)測定装置: WATERS 150CV を使用
した。 (2)測定サンプル: ポリマーを温度145℃、濃度
1mg/mlで溶媒(o−ジクロルベンゼン)に溶解さ
せた。 (3)分子量分布測定:上記(2)の測定サンプル0.
4mlをGPCカラムAT−806MS×2本に注入
し、溶媒o−ジクロルベンゼン、温度135℃、1.0
ml/分の流速で行った。GPCによる測定は30分間
行った。GPCカラムにより分離された溶液中のポリマ
ー濃度は、示差屈折計(RI)で測定した。分子量は、
ポリスチレンスタンダードにより換算した。 (4)データ処理:データ処理は、VAX−STATI
ON3100を用いた。上記(3)の測定で得られたG
PCクロマトグラムにベースラインを引くと、装置付属
のデータ処理ソフトを用いて、面積が積分され、数平均
分子量(Mn)、重量平均分子量(Mw)、Mw/Mn
が自動で計算される。GPCクロマトグラムは、装置の
画面上、図の大きさとして、横軸に測定時間20分当た
り125mm、縦軸に全積分溶出量を100に規格し、
20当たり13mmで行った。
【0061】レトルト容器は、フィルム形状で評価を行
った。 ・レトルト包装用フィルムおよびレトルト包材の評価法 [1]厚み:ミツトヨ製アップライトダイヤルゲージで
Φ5フレット測定子をつけた厚み計にて測定した。
【0062】ヘイズおよびグロスの測定は、レトルト包
装用フィルムでは厚み60μmのフィルムを、レチルト
包材では延伸ナイロンとドライラミネ−ションした多層
フィルムを用いて行った。 [2]ヘイズ:JIS K7105に準拠して、ヘイズ
メーター(日本電色工業製 NDH−1001DP)を
用いて測定した。 [3]グロス:JIS K7105に準拠して、成形フ
ィルムについてグロスメーター(日本電色工業製 VG
−1D)を用いて測定した。
【0063】[4]密着強度:密着強度の測定は以下の
方法で行った。 (1)密着強度測定用試料の作成 大きさ18cm×10cmの2枚のレトルト包材を二軸
延伸ナイロンを外側にポリエチレン組成物のレトルト包
装用フィルムを内側になるように重ね合わせ、3辺をシ
ール温度 160℃、シール圧力 2Kg/cm2、シ
ール時間 1秒の条件でヒートシールを行い、袋を作成
した。この袋を外部から空気が入らないように真空包装
機(古川製作所製、小型真空ガス包装機)を用いて30
秒の脱気後、残る1辺をインパルスシールにより密着さ
せ、内面が密着し外部から空気が入らない密封した密着
強度測定用試料を作成した。この密着強度測定用試料を
120℃のエアオーブン中に30分間放置した後、室温
にて自然冷却した。120℃で加熱後密着強度測定用試
料のシール部分の内側より15mm幅の2枚のレトルト
包材が密着した短冊を5組きり出した。15mm幅の短
冊の密着した2枚のレトルト包材を300mm/min
の速度でT型剥離させ、平均荷重を求めた。5組測定し
た平均荷重の平均値を密着強度とした。
【0064】[5]衝撃強度:東洋精機製フィルムイン
パクトテスターにて、先端に直径1インチの半球を用い
て、室温(23℃、湿度50%)でのレトルト包装用フ
ィルム(厚み60μm)の衝撃強度を測定した。衝撃強
度は測定試料の厚み60μmの測定値とした。
【0065】[6]融解熱量比:以下の方法で計算し
た。 (1)示差熱分析(DSC)測定:TAインストルメン
ト製熱分析装置(2200、DSC−2920型)を用
い、レトルト包装用フィルム約10mgをアルミパンに
入れ、窒素気流中、−20℃から170℃まで10℃/
minの速度で昇温して測定し、DSCデータを得た。 (2)データー処理:得られたDSCデータから熱分析
装置付属のデータ処理ソフトを用いて、40℃から15
0℃までの融解熱量を全融解熱量(A)として自動的に
計算させた。また、40℃から120℃までの融解熱量
(B)も同様に自動的に計算させた。融解熱量比は、全
融解熱量(A)に対する120℃での融解熱量(B)の
割合とした。
【0066】(実施例1〜3、比較例1〜2) ・レトルト包装用フィルムの作成と評価 表1に示すシングルサイト触媒により製造されるエチレ
ン−α−オレフィン共重合体と高密度ポリエチレンを用
いて、表2に示すポリエチレン組成による平均厚み60
μmのレトルト包装用フィルムを作成した。レトルト包
装用フィルムはアンチブロッキング剤、スリップ剤を含
まない。得られた平均厚み60μmのレトルト包装用フ
ィルムのヘイズ、グロス、衝撃強度、融解熱量比を測定
し、結果を表2に示した。
【0067】・レトルト包材の作成と評価 外層に二軸延伸ナイロン(東洋紡績製ハーデンN110
2 厚み15μm)と最内層にレトルト包装用フィルム
(厚み60μm)とを接着剤(大日本インキ化学工業製
DICDRY LX703/KP90)を用いて、ドラ
イラミネ−ションにより、レトルト包材を作成した。レ
トルト包材のヘイズ、密着強度を測定し、結果を表2に
示した。レトルト包材のヘイズは、120℃のエアオー
ブン中に30分間加熱後の、室温にて自然冷却した試料
も測定し、結果を表2に示した。
【0068】・ドライラミネ−ションは以下の方法で行
った。二軸延伸ナイロンの表面処理側に接着剤を3g/
2の量で塗布し、ドライヤーで約1分間乾燥した。二
軸延伸ナイロンの接着剤塗布側にレトルト包装用フィル
ムの表面処理側を合わせてローラーにて密着させた後、
40℃のエアーオーブン中に2日間乾燥し、レトルト包
材を得た。
【0069】
【表1】
【0070】
【表2】
【0071】
【発明の効果】本発明のレトルト容器は、耐熱性、適度
な耐衝撃性、透明性、光沢性などの特性を持ち、さらに
高温処理した後でレトルト容器同士が密着しにくく、さ
らに透明性を保持するものである。
【0072】レトルト包装用フィルムおよびレトルト包
装用フィルムからなるレトルト用包材は、耐熱性、シー
ル強度、適度な耐衝撃性、透明性、光沢性などの特性を
持ち、さらに高温処理した後でフィルム同士が密着しに
くく、さらに透明性を保持するものである。
【0073】シングルサイト触媒により製造されるエチ
レン−α−オレフィン共重合体と高密度ポリエチレンと
を含むポリエチレン組成物からなるレトルト容器、レト
ルト包装用フィルムおよびレトルト包装用フィルムから
なるレトルト用包材は、透明性が優れている。
【0074】さらに、本発明のレトルト容器、レトルト
包装用フィルムおよびレトルト包装用フィルムからなる
レトルト用包材は、安全衛生面より、アンチブロッキン
グ剤やスリップ剤などを添加せずに上記の特性を有する
ものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 千代 徹 千葉県市原市五井南海岸8番の1 宇部興 産株式会社千葉石油化学工場内 Fターム(参考) 3E064 AA01 BA05 BA07 BA16 BA17 BA22 BA25 BA27 BA28 BA30 BA36 BA38 BA40 BA54 BB03 BC01 BC13 BC18 FA01 FA03 HN05 3E086 AC07 AD01 AD05 AD06 BA04 BA13 BA14 BA15 BB22 BB41 BB51 BB74 BB90 CA03 CA28

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シングルサイト触媒により製造される下
    記特性(A)のエチレン−α−オレフィン共重合体60
    重量%以上を含むポリエチレン組成物からなる下記特性
    (C)を有することを特徴とするレトルト容器。 (A):エチレン−α−オレフィン共重合体の特性 (A−1)密度(d)が0.940(g/cm3)を超
    えて0.960(g/cm3)以下 (A−2)190℃、2.16Kg荷重におけるメルト
    フローレート(MFR2. 16)が0.1〜100(g/1
    0分) (C):レトルト容器の特性 (C−1):密着強度が80g/15mm以下
  2. 【請求項2】 シングルサイト触媒により製造される下
    記特性(A)のエチレン−α−オレフィン共重合体60
    〜99重量%と下記特性(B)の高密度ポリエチレン4
    0〜1重量%とを含むポリエチレン組成物からなる下記
    特性(C)を有することを特徴とするレトルト容器。 (A):エチレン−α−オレフィン共重合体の特性 (A−1)密度(d)が0.940(g/cm3)を超
    えて0.960(g/cm3)以下 (A−2)190℃、2.16Kg荷重におけるメルト
    フローレート(MFR2. 16)が0.1〜100(g/1
    0分) (B):高密度ポリエチレンの特性 (B−1)密度(d)が0.940〜0.970(g/
    cm3) (B−2)190℃、2.16Kg荷重におけるメルト
    フローレート(MFR2. 16)が0.1〜20(g/10
    分) (C):レトルト容器の特性 (C−1):密着強度が80g/15mm以下
  3. 【請求項3】 請求項1〜2記載のレトルト容器が、さ
    らに下記特性(C)を有することを特徴とするレトルト
    容器。 (C−2):融解熱量比が42%以下 (C−3):衝撃強度が4.5Kg・cm以上
  4. 【請求項4】 レトルト容器が、レトルト包装用フィル
    ムであることを特徴とする請求項1〜3記載のレトルト
    容器。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のレトルト包装用フィルム
    を最内層とすることを特徴とするレトルト用包材。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000290391A (ja) * 1999-04-07 2000-10-17 Mitsubishi Chem Mkv Co 化粧シート用フィルム
JP2004099679A (ja) * 2002-09-06 2004-04-02 Sumitomo Chem Co Ltd ポリエチレン系樹脂組成物およびそれからなるレトルト包装用フィルム
JP2004533375A (ja) * 2001-07-04 2004-11-04 アトフイナ・リサーチ・ソシエテ・アノニム 光沢性のチューブおよびパイプ.
JP2005059243A (ja) * 2003-08-20 2005-03-10 Sumitomo Chemical Co Ltd 樹脂積層フィルム
JP2013018533A (ja) * 2011-07-14 2013-01-31 Toppan Printing Co Ltd 撥水性包装材

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