JP4932149B2 - 液体用紙容器 - Google Patents

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Description

本発明は、容器の成形性、密封性等に優れた、牛乳、乳飲料、ジュース等を包装する液体用紙容器、特に、チルド流通用に用いられる液体用紙容器に関するものである。
紙を基材とするゲーベルトップ型や、ブリック型等の液体用紙容器は、容器としての密封性、保存性、剛度或いは強度等を確保するために各種の素材フィルムをラミネートした積層体を用いて形成される。低温流通タイプから、常温流通かつ長期流通の可能なタイブの積層体まで、その仕様は、内容物およびその滅菌方法、包装方法、賞味期限の設定等によりそれぞれ設計されるが、従来の牛乳等の低温流通(チルド流通)用として用いられる液体用紙容器の包装材料の主となる構成は、低密度ポリエチレン/紙/低密度ポリエチレンであり、低密度ポリエチレン(以下LDPEと略す)がシーラントとして積層体を形成する際のラミネート加工性、容器を成形する時のヒートシール性が良いことから、最も多く用いられ、特に、乳製品等には乳等省令に適合する無添加のLDPEが使用されている。
しかし、牛乳等の低温流通(チルド流通)用として用いられる液体用紙容器として、製品の輸送距離が長くなった場合には、衝撃等による破損や漏れが発生することがあり、充分な材料構成となっていないという問題があった。この問題を解決するために、接液面側の層を線状低密度ポリエチレン(以下LLDPEと略す)とする構成の材料を使用し、衝撃等に対する強度を上げた液体用紙容器が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2000−33679号公報
しかしながら、接液面側の層が、LLDPEの層では、液体用紙容器を成形する時のトップシールによるシール強度が強くなり過ぎるため、実際に、消費者が使用する時の開封が難しく実用化ができないという状況である。また、製膜後の表面のすべり性が不足する等、加工工程等にも問題があった。
そこで、本発明の液体用紙容器は、長距離輸送においても、衝撃等による破損や漏れが発生することのない強度を有し、かつ、使用時の開封性において問題のない液体用紙容器を提供することである。
本発明の課題に対して鋭意研究の結果、本発明は、紙を基材とし、該基材の外側に表面樹脂層を、前記基材の内側に補強層と接液側の接液層の二層からなるヒートシーラント層を形成した積層体からなる液体用紙容器であって、前記表面樹脂層が添加剤を加えない無添加の低密度ポリエチレン(LDPE)からなる層であり、前記補強層が添加剤を加えない無添加の線状低密度ポリエチレン(LLDPE)からなる層であり、前記接液層が添加剤を加えない無添加の低密度ポリエチレン(LDPE)からなる層であることを特徴とする液体用紙容器であり、前記ヒートシーラント層を形成する前記補強層と前記接液層の厚み比率(補強層5の厚み/接液層6の厚み)が、0.2〜5の範囲であることを特徴とするものである。また、前記線状低密度ポリエチレン(LLDPE)の密度が、JIS K6922−2に準拠して測定した密度が0.900〜0.945g/cm3の範囲であることを特徴とする。さらに、前記線状低密度ポリエチレン(LLDPE)および前記低密度ポリエチレン(LDPE)が、添加剤を加えない無添加の樹脂であることを特徴とするものである。
本発明の液体用紙容器は、材料である紙を基材とした積層体の内側に補強層と接液側となる接液層とからなるヒートシラント層をLLDPEの層を含む多層としたこと、例えば、LLDPEの層とLDPEの層を2層共押出しとして共押出しラミネートしてヒートシーラント層を形成したことより、対衝撃性等が強くなり、長距離輸送においても、破損や漏れが発生することのない強度を有した液体用紙容器を得ることができる。
また、ヒートシーラント層の接液側の接液層をLDPEの層としたことにより、実用上充分なシール強度を有し、かつ、開封に困難をきたすこともなく、さらに、内面の滑り性の問題もなく、紙容器成形工程において、作業性が安定している液体用紙容器を得ることができる。
さらに、乳等省令に適合した無添加のLLDPEを使用することにより、牛乳等の低温流通(チルド流通)用として用いられる液体用紙容器として使用することができる。
以下、本発明の具体的な実施形態を図面を参照しながら説明する。なお、本明細書においては、図面を含め、前記容器の形態の例としてゲーベルトップ型液体用紙容器により記載した。図1は、本発明による液体用紙容器の実施例を示す、(a)液体用紙容器の斜視図、(b)液体用紙容器を構成する積層体の層構成を説明する断面図である。図2は、図1のW−W部断面図であって、(a)DS部、(b)CS部を示す。
主として液体を内容物とするゲーベルトップ型等の液体用紙容器Pにおいては、板紙を芯素材として、種々の素材をラミネートした積層体を用いることが一般的であり、その積層体の構成は、本発明においては、図1(a)及び図1(b)に示すように、液体用紙容器Pを構成する積層体1として、基材層2の一方の面(表面)に表面樹脂層3を設け、他の面(裏面)にヒートシーラント層4を設ける。このヒートシーラント層4の接液面側は内容物に直接に接触するため、内容物の物性を変化あるいは劣化させることなく、内容物が液体用紙容器Pから漏れないようにする密封機能性のあるものでなくてはならない。また、空気の流通をも遮断する気密性のあることが求められる。
密封された液体用紙容器Pにおいては、いかなる部位からも液漏れがあってはならないことは言うまでもない。たとえば、ゲーベルトップ型液体用紙容器の場合、容器の構造上、漏れ易い、気密性を損ないやすい部位としては、図2に示すように、貼着板の接合端部である段差部DSにおける空隙X、及び、図2(b)に示すようにゲーベルトップ(屋根)の中のセンターシール部CSにおける空隙Yである。この段差部DSおよびセンターシール部CSに形成される空隙X、Yに、溶融樹脂により確実に密封する際に、特に注意すべき部位である。液体用紙容器Pの上部の部位にて、説明したが、その底部にも同様の漏れやすい、あるいは、気密性を損ない易い部位が存在する。輸送時に、これらの部位が衝撃等により破損し、液漏れを起こさせることがある。特に、長距離輸送の場合に、その危険性が高くなっている。
本発明において基材層2には紙が使用され、紙の坪量が10〜600g/m2の範囲のものが好適に用いられる。例えば液体用紙容器を構成する場合、容器としての剛性が要求される場合には、一般に板紙と言われる坪量100〜500g/m2のものが好適に用いられる。
本発明においては、液体用紙容器Pのヒートシーラント層4を補強層5と接液層6からなる2層構成とすることによって、液体用紙容器として要求される性能、機能を付与することができた。すなわち、図1(b)に示すように、このヒートシーラント層4の2層構成は、紙へのラミネート側を補強層5として、LLDPEを使用し、内容物に接する接液面側を接液層6として、LDPEを使用している。
本発明におけるヒートシーラント層4を得るためには、補強層5としてのLLDPEと接液層6としてのLDPEの樹脂2種類を、例えば、共押出しによるフィルム成形法にて製造してもよく、フィルムラミネーション成形法にて製造してもよい。共押出しによるフィルム成形法としては、さらに具体的には、共押出Tダイ法、共押出インフレーション法、共押出ラミネーション法等が挙げられ、フィルムラミネーション成形法としては、具体的にはドライラミネーション法が挙げられる。
これらの成形法のうちでは、共押出によるフィルム成形法が好ましい。この共押出成形法では、フィルムラミネーション法のように、加工時に使用される接着剤中の溶剤を乾燥させる必要がなく、溶媒乾燥工程が不要であり、フィルムラミネーションと比較して生産性に優れる。インフレーション法あるいはTダイ法によってフィルム化して層を構成することもできるが、その場合は、その製膜工程と紙にラミネートする工程との2工程となる。従って、共押出装置を搭載したラミネーターを用いて、紙面に直接共押出しラミネーションして積層体とする方法が好ましく、その結果、加工の工程が一度で積層体とすることが可能である。
このように、液体用紙容器の積層体の基材である紙の内側(裏面側)にはヒートシーラント層4を設けるが、外側(表面側)には、LDPEを公知の押出ラミネーターを用いてラミネートすることができる。この表面側の表面樹脂層3は、裏面側の層とのヒートシール性が良好となるように、ヒートシラント層4の接液層6と同様の樹脂であるLDPEを用いることが好ましい。
本発明の液体用紙容器Pのヒートシーラント層4を補強層5であるLLDPEの層と接液層6であるLDPEの層からなる2層の構成としたことにより、ヒートシール性(密封性)、開封性、対衝撃性等の課題を解決した発明である。
本発明においてヒートシーラント層4を構成する補強層5に用いる樹脂であるLLDPEは、エチレンとα−オレフィンとの共重合体を指す。α−オレフィンとしては、直鎖または分岐鎖状の炭素数3〜20のオレフィンが好ましく、例えば、プロピレン、1−ブテン、1−ペンテン、1−ヘキセン、3−メチル−1−ブテン、4−メチル−1−ペンテン、1−オクテン、1−デセン等を挙げることができる。さらに好ましくは、直鎖または分岐鎖状の炭素数6〜20のオレフィンであり、例えば、1−ヘキセン、3−メチル−1−ブテン、4−メチル−1−ペンテン、1−オクテン、1−デセン等を挙げることができる。オレフィンの直鎖または分岐鎖状の炭素数が3未満の場合、共重合体の強度が弱くなり、炭素数が20を超えた場合、製造での経済性の点で好ましくない。また、それらを2種類以上組み合わせて使用しても良い。これら共重合体の中でも、エチレン・1−ヘキセン共重合体、エチレン・4−メチル−1−ペンテン共重合体、エチレン・1−オクテン共重合体が強度と経済性の観点から好適である。
また、メタロセン触媒で重合したLLDPEは、チーグラーナッタ触媒で重合したLLDPEに比べて、引張り強度・引き裂き強度・突き刺し強度等の機械的特性に優れており好適に使用できる。ここで、シングルサイト触媒(メタロセン触媒、いわゆるカミンスキー触媒を含む)は、活性点が均一(シングルサイト)であるという特徴を持つ。このシングルサイト触媒は、メタロセン系遷移金属化合物と有機アルミニウム化合物とからなる触媒であり、無機物に担持されて使用されることもある。
ここで、メタロセン系遷移金属化合物としては、例えば、IVB族から選ばれる遷移金属[チタニウム(Ti)、ジルコニウム(Zr)、ハフニウム(Hf)]に、シクロペンタジエニル基、置換シクロペンタジエニル基、インデニル基、置換インデニル基、テトラヒドロインデニル基、置換テトラヒドロインデニル基、フルオニル基または置換フルオニル基が1乃至2結合しているか、あるいは、これらのうちの二つの基が共有結合で架橋したものが結合しており、他に水素原子、酸素原子、ハロゲン原子、アルキル基、アルコキシ基、アリール基、アセチルアセトナート基、カルボニル基、窒素分子、酸素分子、ルイス塩基、ケイ素原子を含む置換基、不飽和炭化水素等の配位子を有するものが挙げられる。
また、有機アルミニウム化合物としては、アルキルアルミニウム、または鎖状あるいは環状アルミノキサン等が挙げられる。ここで、アルキルアルミニウムとしては、トリエチルアルミニウム、トリイソブチルアルミニウム、ジメチルアルミニウムクロリド、ジエチルアルミニウムクロリド、メチルアルミニウムジクロリド、エチルアルミニウムジクロリド、ジメチルアルミニウフルオリド、ジイソブチルアルミニウムハイドライド、ジエチルアルミニウムハイドライド、エチルアルミニウムセスキクロリド等が挙げられる。
また、鎖状あるいは環状アルミノキサンは、アルキルアルミニウムと水を接触させて生成される。例えば、重合時にアルキルアルミニウムを加えておき、後に水を添加するか、あるいは、錯塩の結晶水または有機・無機化合物の吸着水とアルキルアルミニウムとを反応させることで得られる。
また、本発明に使用可能なLLDPEは、JIS K6922−2に準拠して測定した密度が0.900〜0.945g/cm3の範囲のものが好ましく、さらに好ましくは0.905〜920g/cm3の範囲にあるものである。LLDPEの密度が0.900g/cm3未満であると、トップシールして液体用紙容器に成形した後、シール強度が強くなりすぎ開封不良を起こし易くなる。一方、LLDPEの密度が0.945g/cm3を超えた場合、液体用紙容器を形成する時のシール性が不十分となり漏れの原因となる恐れがある。
さらに、乳製品用としては、乳等省令に適合する無添加LLDPEを使用するが、この無添加LLDPEは、酸化防止剤、紫外線吸収剤、帯電防止剤、滑剤、アンチブロッキング剤、難燃化剤、顔料、染料、無機および有機充填剤等の各種添加剤を含まない樹脂である。
すなわち、LLDPEの場合、イオン重合のため必ず反応触媒が使用され、一般的には、四塩化塩素を含有した塩素系触媒がされ、塩素には腐食性があるため、中和するためにステアリン酸カルシウム等を使用することになり、このことにより塩化カルシウム、ステアリン酸等が生成され、無添加のLLDPEとならなくなる。本発明で使用するLLDPEは、重合時に使用する触媒が非塩素系タイプであるため、中和剤を添加する必要がなく無添加のLLDPEとすることができる。
また、接液層6に用いる樹脂としては、LDPEを好適に使用することができる。このLDPEとしては、一般に500〜7000気圧の高圧下でラジカル重合開始剤の存在下で重合することで得られ、多くの長鎖分岐を有することを特徴の1つとしている。その長鎖分岐を有する構造のために優れた押出特性を持っていることが知られており、押出ラミネート法には特に好適に用いられる。
さらに、乳製品用としては、乳等省令に適合する無添加LDPEを使用するが、この無添加LDPEは、酸化防止剤、紫外線吸収剤、帯電防止剤、滑剤、アンチブロッキング剤、難燃化剤、顔料、染料、無機および有機充填剤等の各種添加剤を含まない樹脂である。
本発明の液体用紙容器Pに使用する積層体におけるヒートシーラント層4の厚みは、20〜100μm、より好ましくは30〜60μmである。ヒートシーラント層4の厚みが20μm未満の場合、ヒートシール部の段差にピンホールが発生しやすくなる。一方、ヒートシーラント層4の厚みが100μmを超えるとヒートシールに時間がかかり、液体用紙容器を成形する効率が低下する。
また、補強層5であるLLDPEの層の厚みは、10〜50μmの範囲が好ましく、10μm未満の場合には、対衝撃性を強化する効果が見られなくなり、50μmを超えた場合には、シール強度が強くなりすぎ、使用時の開封性が悪くなる。
また、接液層6であるLDPEの層の厚みは、10〜50μmの範囲が好ましく、10μm未満の場合には、対衝撃性を強化する効果が見られなくなり、50μmを超えた場合には、シール強度が強くなりすぎ、使用時の開封性が悪くなる。
また、ヒートシーラント層4を2層構成とした場合の補強層5と接液層6の厚み比率(補強層5の厚み/接液層6の厚み)が、0.2〜5の範囲が好ましく、さらに好ましくは、0.3〜3の範囲である。補強層5と接液層6の厚み比率が0.2未満の場合には、対衝撃性を強化する効果が見られなくなり、5を超えた場合には、シール強度が強くなりすぎ、使用時の開封性が悪くなる。
シーラント層4をLLDPEの単層とすることが考えられるが、その場合には、積層体1の接液面側がLLDPEの層となるために、滑りが悪く、液体用紙容器の製造工程におけるフレームシーラーにおいて、ブランクの供給に支障がでることがある。このフレームシーラーのブランク供給部は、ブランク板を多数積載し、その下部から高速で一枚ずつ取り出し、フレームシーラー部に供給する方式であり、この際に、ブランク表面の滑りが悪いと、他のブランクの表面を傷つけることになる。
本発明の液体用紙容器においては、図1(b)に示すように液体用紙容器Pを構成する積層体1の接液層6がLDPEの層であるために、適性な表面滑り性を有しており、加工工程において、供給の安定性があり、また、他のブランクに損傷を与えることがない。
また、本発明の液体用紙容器Pのヒートシーラント層4においても、ヒートシールによる密封性は、液体用紙容器を成形する際のヒートシール部における段差部DSやセンターシール部CSの空隙部X、Yに溶融樹脂を充填することが可能である。
このように、本発明の液体用紙容器Pに用いる積層体1は、例えば、基材層2の紙の外側(表面側)に公知の方法により、LDPEを押出ラミネートし、内側(裏面側)に、ヒートシーラント層4として、共押出しラミネーション法により、補強層5のLLDPEと接液層6のLDPEを共押出しすると同時に、紙面に接着、積層するものである。液体用紙容器を構成する包装材料の積層体の積層加工を、共押出しラミネーション法により行うことによって、別工程で共押出しフィルムを製膜する必要がなくなり、また、押出しラミネーションであるため、樹脂温度が高く紙面への接着強度も安定する。
さらに、共押出しラミネーション法において、基材層2である紙面と補強層5であるLLDPEとの接着を高めるために、接合面にコロナ処理、オゾン処理、フレーム処理、低温プラズマ処理、電子線照射処理、紫外線照射処理など各種の前処理を施こすことが好ましい。この中では比較的簡便で効果の高いコロナ処理が好適に用いられる。
本発明を実施例により説明する。以下からの実施例と比較例の積層体を作製し、液体用紙容器を成形、内容物を充填して、それぞれの項目について評価した。
〔実施例1〕
まず、基材の紙である、坪量313g/m2のミルクカートン原紙の表面側に、無添加のLDPE<LC520(日本ポリエチレン株式会社製)>を厚さ20μmになるように押出しコーティングし、逆の裏面側に、接液層の無添加のLDPE<LC520(日本ポリエチレン株式会社製)>と補強層のLLDPE<KC573(日本ポリエチレン株式会社製、密度;0.910g/cm3>を厚さがそれぞれ20μm、20μmになるように共押出しコーティングし、下記の構成の積層体1Aを作製した。
LDPE20μm/紙313g/m2/LLDPE20μm/LDPE20μm
つぎに、この積層体1Aを使用して、公知の方法で容量1000mlのゲーブルトップ型の紙容器を作製し、中に内容物としてミルクを充填して密封して液体用紙容器Aとした。
〔実施例2〕
まず、基材の紙である、坪量313g/m2のミルクカートン原紙の表面側に、無添加のLDPE<LC520(日本ポリエチレン株式会社製)>を厚さ20μmになるように押出しコーティングし、逆の裏面側に、接液層の無添加のLDPE<LC520(日本ポリエチレン株式会社製)>と補強層の無添加のLLDPE<NH745N(日本ポリエチレン株式会社製)、密度;0.910g/cm3>を厚さがそれぞれ20μm、20μmになるように共押出しコーティングし、下記の構成の積層体1Bを作製した。
LDPE20μm/紙313g/m2/LLDPE20μm/LDPE20μm
つぎに、この積層体1Bを使用して、公知の方法で容量1000mlのゲーブルトップ型の紙容器を作製し、中に内容物としてミルクを充填して密封して液体用紙容器Bとした。
〔実施例3〕
まず、基材の紙である、坪量313g/m2のミルクカートン原紙の表面側に、無添加のLDPE<LC520(日本ポリエチレン株式会社製)>を厚さ20μmになるように押出しコーティングし、逆の裏面側に、接液層の無添加のLDPE<LC520(日本ポリエチレン株式会社製)>と補強層の無添加のLLDPE<NH745N(日本ポリエチレン株式会社製)>を厚さがそれぞれ10μm、30μmになるように共押出しコーティングし、下記の構成の積層体1Cを作製した。
LDPE20μm/紙313g/m2/LLDPE30μm/LDPE10μm
つぎに、この積層体1Cを使用して、公知の方法で容量1000mlのゲーブルトップ型の紙容器を作製し、中に内容物としてミルクを充填して密封して液体用紙容器Cとした。
〔比較例1〕
まず、基材の紙である、坪量313g/m2のミルクカートン原紙の表面側に、無添加のLDPE<LC520(日本ポリエチレン株式会社製)>を厚さ20μmになるように押出しコーティングし、逆の裏面側に、無添加のLDPE<LC520(日本ポリエチレン株式会社製>を厚さが40μmになるように押出しコーティングし、下記の構成の積層体1Xを作製した。
LDPE20μm/紙313g/m2/LDPE40μm
つぎに、この積層体1Xを使用して、公知の方法で容量1000mlのゲーブルトップ型の紙容器を作製し、中に内容物としてミルクを充填して密封して液体用紙容器Xとした。
〔比較例2〕
まず、基材の紙である、坪量313g/m2のミルクカートン原紙の表面側に、無添加のLDPE<LC520(日本ポリエチレン株式会社製)>を厚さ20μmになるように押出しコーティングし、逆の裏面側に、接液層の無添加のLLDPE<NH745N(日本ポリエチレン株式会社製)>と補強層の無添加のLDPE<LC520(日本ポリエチレン株式会社製)>を厚さがそれぞれ20μm、20μmになるように共押出しコーティングし、下記の構成の積層体1Yを作製した。
LDPE20μm/紙313g/m2/LDPE20μm/LLDPE20μm
つぎに、この積層体1Bを使用して、公知の方法で容量1000mlのゲーブルトップ型の紙容器を作製し、中に内容物としてミルクを充填して密封して液体用紙容器Yとした。
上記実施例1、2、3、比較例1、2の液体用紙容器での比較試験を下記の項目について行った。
1)振動試験
サンプルを12本入りのクレートに入れ、3ケースを15分単位で60分まで縦方向のみの振動を加えた時の洩れを比較した。
(振動条件)振動数;0.8Hz、振幅;5.5mm
2)落下試験
高さ60cmからコンクリート面への底面単体落下を行い、洩れるまでの落下回数を比較した。
3)シール性
中部機械株式会社製(能力;150本/H)の充填機にてシール性を比較した。(シール適性温度;450℃)
4)開封性
シール性試験でトップシール温度を変化させたサンプルについて開封性を比較した。
5)滑り性
内面(接液層)の滑り性について比較した。
中部機械株式会社製(能力;150本/H)の充填機にてシール性を比較した。
Figure 0004932149
Figure 0004932149
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Figure 0004932149
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上記実施例1、2、3、比較例1、2の液体用紙容器での比較試験の評価は下記の通りである。
1)振動試験
LLDPEからなる補強層を有する実施例1、2、3が、比較例1に比べ振動による洩れに対し優れていることが確認できた。また、接液層にLLDPEを使用した比較例2も良好であった。
2)落下試験
LLDPEからなる補強層を有する実施例1、2、3が、比較例1に比べ落下による洩れに対し優れていることが確認できた。また、接液層にLLDPEを使用した比較例2も良好であった。
3)シール性
LLDPEからなる補強層を有する実施例1、2、3が、比較例1に比べシール性が良好で、耐ピンホール性も良好であることが確認できた。また、接液層にLLDPEを使用した比較例2も良好であった。
4)開封性
LLDPEからなる補強層を有する実施例1、2、3および比較例1ともに良好であることが確認できたが、比較例2は不良であった。
5)滑り性
LLDPEからなる補強層を有する実施例1、2、3および比較例1ともに良好であることが確認できたが、比較例2は不良であった。
以上の結果から、LLDPEからなる補強層を有する実施例1、2、3は、振動試験、落下試験、シール性、開封性において、LLDPEからなる補強層を有しない比較例1に比べて優れていることが確認できた。また、接液層にLLDPEを使用した比較例3は開封性および滑り性において不良であった。結論として、LDPEからなる接液層とLLDPEからなる補強層を有する構成の積層体からなる液体用紙容器が、振動試験、落下試験、シール性、開封性、滑り性の全てにおいて良好であった。
本発明は、容器の成形性、密封性等に優れた、牛乳、乳飲料、ジュース等を包装する液体用紙容器に広く利用可能である。特に、長距離輸送が行われるチルド流通用に用いられる乳製品を内容物とする液体用紙容器に適用できるものである。
本発明の紙容器の実施例を示す、(a)紙容器の斜視図、(b)紙容器を構成する積層体の層構成を説明する断面図である。 図1の(a)DS部、(b)CS部を示すW−W部断面図である。
符号の説明
P 液体用紙容器
A 液体用紙容器(実施例1)
B 液体用紙容器(実施例2)
C 液体用紙容器(実施例3)
X 液体用紙容器(比較例1)
Y 液体用紙容器(比較例2)
DS 段差部
CS センターシール部
1 積層体
1A 積層体(実施例1)
1B 積層体(実施例2)
1C 積層体(実施例3)
1X 積層体(比較例1)
1Y 積層体(比較例2)
2 基材
3 表面樹脂層
4 ヒートシーラント層
5 補強層
6 接液層

Claims (3)

  1. 紙を基材とし、該基材の外側に表面樹脂層を、前記基材の内側に補強層と接液側の接液層の二層からなるヒートシーラント層を形成した積層体からなる液体用紙容器であって、前記表面樹脂層が添加剤を加えない無添加の低密度ポリエチレン(LDPE)からなる層であり、前記補強層が添加剤を加えない無添加の線状低密度ポリエチレン(LLDPE)からなる層であり、前記接液層が添加剤を加えない無添加の低密度ポリエチレン(LDPE)からなる層であることを特徴とする液体用紙容器。
  2. 前記ヒートシーラント層を形成する前記補強層と前記接液層の厚み比率(補強層5の厚み/接液層6の厚み)が、0.2〜5の範囲であることを特徴とする請求項1に記載の液体用紙容器。
  3. 前記線状低密度ポリエチレン(LLDPE)の密度が、JIS K6922−2に準拠して測定した密度が0.900〜0.945g/cm3の範囲であることを特徴とする請求項1又は2に記載の液体用紙容器。
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