JP4769509B2 - 半導体装置 - Google Patents

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本発明は、機能を異にする少なくとも2つの半導体集積回路を備えた半導体装置に係り、特に信頼性向上、長寿命化の技術に関する。
半導体集積回路においては、MOS素子(MOSトランジスタ)を常に導通状態とすることによりプルアップ抵抗として用いることがある。プルアップとは、抵抗を介して電源のプラス側に接続することによって電位を安定に保つことであり、接続する抵抗をプルアップ抵抗という。プルアップ抵抗は、特に半導体装置と外部とのやり取りを行うI/Oパッド回路や、ダイナミック回路におけるキーパー回路等においてよく用いられる。
近年、プロセス要因等による遅延のばらつきを最適化し、かつ消費電力の低減と高速動作を両立することを目的として、MOSトランジスタの基板電位を最適に制御する技術が提唱されている。この技術を適用しようとすると、プロセスばらつき等のMOSトランジスタの特性に応じて基板電位を供給する必要がある。これを実現する1つの方法として、半導体装置を複数の領域に分割し、各領域についてモニタ用のMOSトランジスタのオン抵抗値を評価し、評価結果に応じて生成される基板電位を対応する領域内のMOSトランジスタへ供給するものがある。モニタ用のMOSトランジスタのゲート電圧を、オン電圧側に固定した構成が提案されている。
A predictive reliability model for PMOS bias temperature degradation Mahapatra, S.†† Alam, M.A.†† Electron Devices Meeting, 2002. IEDM '02. Digest. International Publication Date:†2002 On page(s): 505-508
MOSトランジスタを常に導通状態とすることによりプルアップ抵抗として用いた場合、結果として常に大きなDC電流が流れることとなり、MOSトランジスタの特性劣化の原因となる。これは、基板電位生成のためのモニタ手段として、MOSトランジスタを常に導通状態とした場合も同様である。
特性劣化の1つとして、ゲート電圧をオン電圧側に固定することにより、MOSトランジスタの飽和電流が、経年変化で著しく劣化していく現象が知られている。すなわち、ゲートに対して基板の電位がバックバイアスの状態で、チップの温度が高まると、トランジスタのしきい値電圧の絶対値が次第に大きくなる。この結果、時間がたつにつれて、トランジスタの速度が遅くなる。具体的には、MOSトランジスタが飽和電流特性で約20%劣化することがあり、長期間経過後に半導体集積回路が正常に動作しなくなることがあり得る。この現象をNBTI(Negative Bias Temperature Instability)といい、近年、この原因がボロン等の染み出しによるものであることが分かってきている(非特許文献1参照)。
したがって、本発明の目的は、NBTIによる経年劣化の課題を解決するためになされたものであり、長年にわたって使用しても特性の劣化しない半導体装置を提供することである。
本発明による半導体装置は、所定の機能を有して所要の出力信号を出力する第1の半導体集積回路と、タイミングをずらした複数のゲート信号に応じて互いに独立に導通状態・非導通状態が切り替わる複数のMOS素子(PMOSトランジスタまたはNMOSトランジスタ)を有して、前記複数のMOS素子が前記第1の半導体集積回路の出力または入力に対して並列接続された第2の半導体集積回路とを備え、前記第2の半導体集積回路が、プルアップ回路に構成されている。
また、前記第1の半導体集積回路が、トライステートバッファに構成されている。
さらに、前記第2の半導体集積回路における前記複数のMOS素子に対して、タイミングをずらした複数のゲート信号を生成出力するパルス発生回路を備えた構成の半導体装置でもよい。
従来であれば1つのMOS素子を常に導通状態とすることにより実現していたプルアップ抵抗について、複数のMOS素子の並列接続で構成し、これらを時分散で動作させる。すなわち、第2の半導体集積回路は、複数のMOS素子からなり、それらが並列接続の状態で第1の半導体集積回路の出力または入力に接続されている。そして、複数のMOS素子のそれぞれにパルス発生回路等からゲート信号を印加することにより、複数のMOS素子を互いに独立にオン・オフ制御する。複数の並列接続のMOS素子に印加するゲート信号について、そのタイミングを互いにずらせる。これにより、ある瞬間において複数のMOS素子のうちどのMOS素子が導通状態であるかに影響を受けない状態で、第1の半導体集積回路の出力信号を安定化する。複数のMOS素子を時分散で動作させることにより、個々のMOS素子における長時間使用時のNBTI現象を軽減し、経年劣化の影響を受けにくい回路構成を実現する。また、経年劣化を防止するために追加されるべき回路は、少数のMOS素子で済む。結果として、従来構成の回路を大幅に変更することなく、同等の機能(プルアップ抵抗)を実現できる。
トライステートバッファの出力に対するプルアップ回路を、独立動作の複数のMOS素子で構成することにより、トライステートバッファの出力を、長時間使用時のNBTI現象の影響を受けにくい安定状態とすることができる。
上記構成の半導体装置において、前記複数のゲート信号は、同一の周波数で異なる位相を持つ信号であって、かつその合計電圧が単位時間当たりほぼ一定であることが好ましい。あるいは、前記複数のゲート信号は、遷移確率が互いに等しいことが好ましい。
複数のゲート信号の合計電圧が単位時間当たりほぼ一定であれば、タイミングをずらした複数のMOS素子の独立動作であるにもかかわらず、プルアップ動作を安定化させることができる。また、遷移確率が等しければ、複数のMOS素子があたかも1つのMOS素子の常時導通のようなプルアップ抵抗が実現される。
上記のように構成することにより、従来であれば1つのMOS素子が常に導通状態であったものが、複数の並列接続のMOS素子が分散的に導通状態となるため、長時間使用時のNBTI現象による影響を低減することが可能となる。したがって、経年劣化を防止することができ、長期間にわたって安定して動作する半導体装置を実現できる。
また、経年劣化を防止するために追加されるべき回路は少数のMOS素子で済む。結果として、従来構成の回路を大幅に変更することなく同等の機能(プルアップ抵抗)を実現できる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1を用いて、本発明の実施の形態の基本構成の一例を説明する。図1は、後述する実施の形態1〜3に共通する半導体装置10の概略構成を示している。なお、この概略構成はあくまで一例に過ぎず、本発明の趣旨を変えない範囲で変更された構成でもよい。
半導体装置10は、第1の半導体集積回路11、第2の半導体集積回路12およびパルス発生回路13を備えている。パルス発生回路13の出力は、第2の半導体集積回路12の入力に接続されている。第1の半導体集積回路11と第2の半導体集積回路12は、双方向に接続されている。ただし、片方向に接続されていてもよく、第1の半導体集積回路11と第2の半導体集積回路12のどちらが受け側になるかは、実施の形態に応じて異なる。第1の半導体集積回路11は、図示しない他の半導体集積回路に信号を出力するための出力ポートを有している。
(実施の形態1)
図1ないし図5を参照して、本発明の実施の形態1の半導体装置を説明する。
実施の形態1は、他の半導体集積回路におけるMOSトランジスタに、最適な基板電位を供給する半導体装置の例である。本実施の形態1では、第2の半導体集積回路12は、半導体装置10の領域ごとの特性をモニタする特性モニタ回路(電流モニタ回路)である。第1の半導体集積回路11は、特性モニタ回路によってモニタされたMOSトランジスタの特性に応じた基板電位を生成する基板電位生成回路である。
図2は、特性モニタ回路12aの構成を示す回路図である。
特性モニタ回路12aは、同形同サイズのn個のNチャンネル型のMOSトランジスタQN1,QN2…QNnを有している。NMOSトランジスタQN1,QN2…QNnのドレインは等価な定電流源21に接続され、ソースは共通接続され、基板も共通接続されている。ゲートはパルス発生回路13のパルス出力端子に接続され、タイミング信号Φi(i=1,2…n)を入力するようになっている。NMOSトランジスタQN1,QN2…QNnのドレインは、それぞれ図3に示すサンプルホールド回路14aを介して、図4に示す基板電位生成回路11aの入力端子に接続されている。NMOSトランジスタQN1,QN2…QNnの共通接続された基板は、基板電位生成回路11aの基板出力ポートBNに接続されている。
n個のNMOSトランジスタQN1,QN2…QNnは、従来の常時導通状態の単一のNMOSトランジスタに対応し、同一の機能を果たすものである。
NMOSトランジスタQN1,QN2…QNnは、それぞれパルス発生回路13からゲートに印加されるタイミング信号Φi(i=1,2…n)に応じて、互いに独立して導通状態・非導通状態が切り替えられる。そして、定電流源21からの定電流供給に対するNMOSトランジスタの電圧降下(抵抗)をモニタし、モニタ結果をサンプルホールド回路14aを介して基板電位生成回路11aに供給する。
パルス発生回路13は、n個のパルス出力端子を有する。各パルス出力端子から、図5に示すようなタイミング信号Φi(i=1,2…n)を、特性モニタ回路12aにおけるNMOSトランジスタQN1,QN2…QNnのゲートに供給する。n個のタイミング信号Φi(i=1,2…n)は互いに時間的にずれており、NMOSトランジスタQN1,QN2…QNnの活性化は、重複なく時分散されている。
NMOSトランジスタQN1,QN2…QNnの出力は、それぞれ対応するサンプルホールド回路14a…に接続されている。これは基板電位生成回路11aへの入力の安定を図るためである。これらn個のサンプルホールド回路14a…の集合が、接続回路14である。なお、接続回路14は、本実施の形態1に特有のものであり、図1では図示されていない。
図3は、サンプルホールド回路14aの構成を示す回路図である。サンプルホールド回路14aは、NMOSトランジスタQNi(i=1,2…n)に対応して設けてあり、サンプル用コンデンサC1、ホールド用コンデンサC2、比較器22、スイッチ素子S1,S2,S3から構成されている。対応するNMOSトランジスタQNiは、パルス発生回路13からのタイミング信号Φi(i=1,2…n)によって導通されるが、同じくタイミング信号Φiによってスイッチ素子S1がONされ、その反転タイミング信号/Φiによってスイッチ素子S2,S3がONされる。スイッチ素子S1とスイッチ素子S2,S3とは背反的な動作をする。
タイミング信号Φiによって対応するNMOSトランジスタQNiが導通状態にあるとき、スイッチ素子S1がONで、スイッチ素子S2,S3がOFFとなっている。NMOSトランジスタQNiからのモニタ結果が、スイッチ素子S1を介してサンプル用コンデンサC1に蓄積される。サンプル用コンデンサC1の情報が比較器22を通ることによりオフセット処理され、モニタ結果が評価される。次いで、タイミング信号Φiが"L"レベルに反転すると、NMOSトランジスタQNiが非導通となるとともに、スイッチ素子S1もOFFとなり、スイッチ素子S2,S3がONとなる。比較器22から出力されているモニタ結果がホールド用コンデンサC2にホールドされるとともに、スイッチ素子S3を介して基板電位生成回路11aの入力端子へモニタ結果が送出される。
図4は、第1の半導体集積回路11としての基板電位生成回路11aの構成を示す回路図である。基板電位生成回路11aの入力端子には、接続回路14の出力端子が接続されている。接続回路14は、n個のNMOSトランジスタQN1,QN2…QNnのそれぞれに対応したn個のサンプルホールド回路14a…からなる。これらのサンプルホールド回路14a…の出力端子は共通接続され、基板電位生成回路11aの入力端子に接続されている。
1番目のNMOSトランジスタQN1の評価期間においては、残りの(n−1)個のNMOSトランジスタQN2〜QNnに対応するサンプルホールド回路14a…の平均出力値が接続回路14から出力される。同様に、2番目のNMOSトランジスタQN2の評価期間においては、残りの(n−1)個のNMOSトランジスタQN1,QN3〜QNnに対応するサンプルホールド回路14a…の平均出力値が出力される。いずれのNMOSトランジスタも評価対象となっていない場合は、全てのサンプルホールド回路14a…の平均出力値が出力される。
基板電位生成回路11aは、差動回路31と出力バッファ回路32から構成されている。差動回路31の片方の入力端子に、接続回路14の出力端子が接続されている。差動回路31は、接続回路14を経由して入力される信号すなわち前記の平均出力値を差動増幅する。差動増幅された信号は、出力バッファ32にてバッファされた後、基板出力ポートBNから出力される。基板出力ポートBNの出力は、特性モニタ回路12aにおける各NMOSトランジスタQN1,QN2…QNnの平均的な特性に応じた値となる。それは、NMOSトランジスタの特性に応じた最適な値となる。基板出力ポートBNから出力される供給基板電圧は、図示しない複数のMOSトランジスタの基板に対して出力されるとともに、特性モニタ回路12aにおけるn個のNMOSトランジスタQN1,QN2…QNnの基板にも共通に供給される。
特性モニタ回路12aにおけるn個のNMOSトランジスタQN1,QN2…QNnの評価は時分散による独立個別評価であるが、そのモニタ結果を基板電位生成に反映させるときは、平均化されている。
以上のように、特性モニタ回路12aのn個のNMOSトランジスタQN1,QN2…QNnが時分散で動作することにより、NMOSトランジスタQN1,QN2…QNnの長時間使用時のNBTI現象は軽減され、経年劣化の影響を受けにくい回路構成を実現できる。
なお、上記の説明では、任意の時刻に導通状態になり評価されるNMOSトランジスタの個数が単一であるとしたが、2つ以上複数のNMOSトランジスタが各期間で同時に導通して評価される構成としてもよい。重要なのは、ある期間においてNMOSトランジスタQN1,QN2…QNnのうちどれが導通状態となったとしても、それに影響を受けることなく、基板電位生成回路11aの基板出力ポートBNから、半導体装置の動作状態に応じた基板電位をほぼ一定に出力できることである。言い換えれば、基板電位生成回路11aの出力に影響を与えることがないように、特性モニタ回路12aにおいて並列に接続されたn個のNMOSトランジスタQN1,QN2…QNnを時分散で動作させることである。
また、上記の説明では、サンプルホールド回路14aにおいて、データホールド時にスイッチ素子S3をオンにする構成としたが、NMOSトランジスタの評価時にオフであれば、データホールド時に必ずしもオンとする必要はない。基板電位生成回路11aへは複数のサンプルホールド回路14aの平均出力値が入力されるので、各サンプルホールド回路14aが正しく評価された値を出力していれば、出力を行うサンプルホールド回路14aの個数は関係ないからである。
また、上記の説明では、n個のNMOSトランジスタQN1,QN2…QNnの導通状態・非導通状態の切り替えのための構成として、各NMOSトランジスタのゲートに個別にタイミング信号Φi(i=1,2…n)を印加する構成とした。これに代えて、例えば、個々のNMOSトランジスタのソースと電流源の間にスイッチ素子を挿入し、それらのスイッチ素子を個別に制御することにより、導通状態・非導通状態を切り替える構成としても構わない。
本実施の形態1は、NMOSトランジスタの基板電位を生成する基板電位生成回路について説明したが、PMOSトランジスタの基板電位を生成する構成についても、本実施の形態1に基づいて当業者なら容易に改変できる。
(実施の形態2)
図1および図6ないし図8を参照して、本発明の実施の形態2の半導体装置を説明する。
実施の形態2は、I/Oパッド回路の例である。本実施の形態2では、第1の半導体集積回路11はトライステートバッファであり、第2の半導体集積回路12はプルアップ回路である。
図6は、トライステートバッファ11bとプルアップ回路12bの構成を示す回路図である。トライステートバッファ11bは、活性化信号によって入力信号をバッファして出力する。プルアップ回路12bは、トライステートバッファ11bの非活性化時のハイインピーダンス出力の不安定を防止するためのものである。このプルアップ回路12bは、3つのPMOSトランジスタQP1,QP2,QP3から構成されている。PMOSトランジスタQP1,QP2,QP3のソースは電源端子に接続され、ドレインはトライステートバッファ11bの出力端子に共通接続されている。また、PMOSトランジスタQP1,QP2,QP3のゲートには、パルス発生回路13からのタイミング信号Φ1,Φ2,Φ3が個別に印加されるようになっている。
3つのPMOSトランジスタQP1,QP2,QP3は、従来の常時導通状態の単一のPMOSトランジスタに対応している。
図7は、パルス発生回路13の構成を示す回路図である。パルス発生回路13は、3つの遅延素子D1,D2,D3から構成されている。遅延素子D1の出力端子が遅延素子D2の入力端子に接続され、遅延素子D2の出力端子が遅延素子D3の入力端子に接続され、遅延素子D3の出力端子が遅延素子D1の入力端子に接続されたリングオシレータとなっている。遅延素子D1,D2,D3からそれぞれ出力されるタイミング信号Φ1,Φ2,Φ3は、プルアップ回路12bにおけるPMOSトランジスタQP1,QP2,QP3のゲートにおける入力信号となる。
図8は、タイミング信号Φ1,Φ2,Φ3の波形およびタイミング信号Φ1,Φ2,Φ3の平均電圧値を示している。タイミング信号Φ1,Φ2,Φ3の波形は、周波数が同一で位相が互いに異なっている。また、3つのタイミング信号Φ1,Φ2,Φ3の電圧値の平均値は、単位時間当たり一定となっている。タイミング信号Φ1,Φ2,Φ3が、それぞれのゲートに入力されるPMOSトランジスタQP1,QP2,QP3の遷移確率は互いに等しくなり、あたかも1つのPMOSトランジスタが常に導通状態となっているかのようなプルアップ抵抗が実現されている。
3つのPMOSトランジスタQP1,QP2,QP3のプルアップ電流能力の合計は、常時導通の単一のPMOSトランジスタのプルアップ電流能力と同程度にできる。したがって、従来と遜色なくプルアップを実現可能であり、かつ長時間使用時のNBTI現象に起因する経年劣化は従来の1/3程度に軽減される。したがって、プルアップ抵抗が重要となるI/Oパッド回路において、長寿命の信頼性を確保することが可能となる。
なお、上記の説明では、PMOSトランジスタの数が3つであったが、これに限るものではない。また、PMOSトランジスタに限られず、NMOSトランジスタでもよい。また、パルス発生回路13は、遅延素子を複数リング接続した構成に限らない。重要なのは、単一トランジスタの常時導通と同一の機能を、複数のMOSトランジスタの時分散動作で実現していることである。言い換えれば、トライステートバッファ11bの出力に影響を与えることがないように、複数のMOSトランジスタを時分散で動作させることである。
また、上記の説明では、3つのPMOSトランジスタQP1,QP2,QP3の導通状態・非導通状態の切り替えのための構成として、各PMOSトランジスタのゲートに個別にタイミング信号Φi(i=1,2,3)を印加する構成とした。これに代えて、例えば、個々のPMOSトランジスタのソースと電流源の間にスイッチ素子を挿入し、それらのスイッチ素子を個別に制御することにより、導通状態・非導通状態を切り替える構成としてもよい。
(実施の形態3)
図1および図9を参照して、本発明の実施の形態3の半導体装置を説明する。
実施の形態3は、ダイナミック回路の例である。本実施の形態3では、第1の半導体集積回路11はダイナミック回路であり、第2の半導体集積回路12はキーパー回路である。
図9は、ダイナミック回路11cとキーパー回路12cの構成を示す回路図である。ダイナミック回路11cは、クロック信号によって活性化されるPMOSトランジスタQP11およびNMOSトランジスタQN11と、ゲートに入力信号A,Bを印加して高速にスイッチングするNMOSトランジスタQN21,QN22とを直列に接続してある。PMOSトランジスタQP11とNMOSトランジスタQN21のドレイン接続点から、入力信号A,Bに応じた出力信号Cを出力する。ダイナミック回路11cでは、出力がフローティングとなることがあるので、キーパー回路12cを設けている。
キーパー回路12cは、3つのPMOSトランジスタQP21,QP22,QP23と、3つのNAND回路NA11,NA12,NA13から構成されている。PMOSトランジスタQP21,QP22,QP23のソースは電源端子に接続され、ドレインは共通にダイナミック回路11cの出力に接続されている。PMOSトランジスタQP21,QP22,QP23のゲートは、対応するNAND回路NA11,NA12,NA13の出力に接続されている。NAND回路NA11,NA12,NA13の一方の入力はダイナミック回路11cの出力に接続されており、もう一方の入力はパルス発生回路13のタイミング信号Φ1,Φ2,Φ3の出力に接続されている。なお、パルス発生回路13の構成は実施の形態2(図7)と同一であるので、ここでは説明を省略する。また、そのタイミング信号Φ1,Φ2,Φ3の波形も実施の形態2(図8)と同一であるので説明を省略する。ここでのNAND回路NA11,NA12,NA13は、インバータとして機能する。
3つのPMOSトランジスタQP21,QP22,QP23のプルアップ電流能力の合計は、常時導通の単一のPMOSトランジスタのプルアップ電流能力と同程度にできる。したがって、従来と遜色なくプルアップを実現でき、かつ長時間使用時のNBTI現象に起因する経年劣化は従来の1/3程度に軽減される。したがって、プルアップ抵抗が重要となるダイナミック回路に対するキーパー回路において、長寿命の信頼性を確保することが可能となる。
なお、上記の説明では、PMOSトランジスタの数が3つであったが、これに限らない。また、PMOSトランジスタに限られず、NMOSトランジスタでもよい。重要なのは、単一トランジスタの常時導通と同一の機能を、複数のMOSトランジスタの時分散動作で実現していることである。言い換えれば、ダイナミック回路11cの出力に影響を与えることがないように、複数のMOSトランジスタを時分散で動作させることである。
また、上記の説明では、3つのPMOSトランジスタQP21,QP22,QP23の導通状態・非導通状態の切り替えのための構成として、各PMOSトランジスタのゲートに接続のNAND回路NA11,NA12,NA13に個別にタイミング信号Φi(i=1,2,3)を印加する構成とした。これに代えて、例えば、個々のPMOSトランジスタのソースと電流源の間にスイッチ素子を挿入し、それらのスイッチ素子を個別に制御することにより、導通状態・非導通状態を切り替える構成としてもよい。
なお、ドミノ回路のキーパー回路等にも容易に適用可能である。
(実施の形態4)
図10ないし図13を参照して、本発明の実施の形態4の半導体装置を説明する。
実施の形態4は、実施の形態1〜3のように、遷移確率が等しい複数のゲート信号を、タイミングをずらしてMOS素子のゲートに入力するのではない。すなわち、本実施の形態4は、CMOSロジック回路を用いて論理的に信号を形成し、1つのMOS素子にかかるNBTIの負荷を、複数のMOS素子へと分散させるものである。
図10は、2入力NAND回路を示すものである。この2入力NAND回路は、信号ENがHのときは信号OUTとして信号INの反転信号を出力し、信号ENがLのときは信号INの値に関わらず信号OUTとしてHを出力する回路である。このような2入力NAND回路は、例えばクロックゲーティングに用いられる。クロックゲーティングとは、ゲーティング対象回路の活性・非活性に応じて、クロック供給を行うか止めるかを制御するものである。このようなクロックゲーティングにおいて、対象回路が活性である期間が短く非活性である期間が長いと、2入力NAND回路内部のPMOSのゲートがオン電圧側である期間が長くなり、NBTIの影響を大きく受けることになる。本実施の形態4はこのような場合に、PMOSのNBTIによる経年劣化を小さくするものである。もちろん、NAND回路、クロックゲーティングに限らず適用可能である。
図11は、本実施の形態4における2入力NAND回路の詳細な回路図を示しており、論理的には図10のNAND回路と等価である。本実施の形態4における2入力NAND回路は、EN信号に基づいて内部的にEN1信号とEN2信号を生成するLogic10Eと、IN信号に加えて生成されたEN1信号とEN2信号とが入力され、IN信号とEN信号のNAND論理信号を出力するNAND10Cとから構成されている。Logic10Eにおいては、フリップフロップ10DのクロックCLKにEN信号が入力され、フリップフロップ10Dの反転出力NQは、フリップフロップ10DのデータDに入力される。フリップフロップ10Dの出力Qで制御されるスイッチSW10Bは、QがHの時、ENの信号をEN2に伝達する。フリップフロップ10Dの出力NQで制御されるスイッチSW10Aは、NQがHの時、ENの信号をEN1に伝達する。すなわち、ENがHとなる毎に、入力信号ENの値が、EN1とEN2に交互に伝達される構成となっている。
図12は、信号EN、Q、EN1、EN2、IN、OUTの真理値表の一例を示している。図12に示すように、信号ENがLとなったときに、その信号LがEN1かEN2のどちらか一方に伝達されている。NAND10Cは、EN1とEN2のいずれか一方がLであれば、EN1とEN2をゲートに入力されて並列に配置された2つのPMOSのうち、いずれか一方が導通し、EN1とEN2をゲートに入力されて直列に配置された2つのNMOSのうち、いずれか一方が非導通となる。すなわち、OUTはINの値によらずHとなり、論理的に図10の2入力NAND回路と等価になる。しかも、EN1とEN2をゲートに入力されるPMOSのうち、いずれか一方のゲートがLとなれば導通されるので、NBTIによる劣化が2つのPMOSに分散される。
図13は、本実施の形態4の2入力NAND回路を、クロックゲーティングに適用した例を示している。Logic10EとNAND10Cで構成される2入力NAND回路は、EN信号がHのときにクロックの反転信号を出力する。EN信号がLのときは、クロックをHに固定する。すなわち、クロックの供給先となる回路が非活性のときは、ENをLに固定することになる。図中下部のNANDは、一方の入力がHに固定されている。すなわち、クロックの反転信号を常に回路に供給している。NBTIは、PMOSのゲートをLに固定したときに劣化が激しい。この構成によると、NAND10Cの劣化が少なくて済むので、ゲーティングされていないクロック出力との経年劣化に伴うクロックスキューの増大を削減できる。
(実施の形態5)
図14を参照して、本発明の実施の形態5の半導体装置を説明する。
図14は、図4の基板電位生成回路11aに接続される図2の特性モニタ回路12aにおける別の構成の特性モニタ回路を示している。図14において、共通の基板電圧とゲート電圧を供給されるNMOSトランジスタを、3つ直列に接続している。共通のゲート電圧は、任意電圧に設定されている。基板電圧は、基板電位生成回路11aの基板出力ポートからの電圧値と同じ電圧値となる。
MOSトランジスタQN11Cのドレインは、スイッチ素子SW11Eに接続される。そして、Φ1の制御信号によって、接続回路14を介して差動回路31のモニタ出力部に接続されるか、接地電位に接続されるかが選択される。すなわち、Φ1がHのときにモニタ出力V1に接続され、Lのときに接地に接続される。MOSトランジスタQN11Bのソースは、スイッチ素子SW11Dに接続される。そして、Φ1の制御信号によって、接続回路14を介して差動回路31のモニタ出力部に接続されるか、接地電位に接続されるかが選択される。すなわち、Φ1がHのときに接地に接続され、Lのときにモニタ出力V1に接続される。このように、MOSトランジスタQN11CとQN11Bとで、モニタ出力V1に接続されるMOSトランジスタと、接地に接続されるMOSトランジスタが、交互に入れ替わることになる。
上記のように、Φ1によってモニタ出力に接続されるMOSトランジスタを切り替えることにより、MOSトランジスタQN11Bのゲート・ソース間電圧Vgsは印可電圧が変わることになり、NBTIの影響を軽減できる。なお、本実施の形態5においては、n個のMOSトランジスタとn個のサンプルホールド回路を設ける必要なく、直列に接続されたMOSトランジスタ群のみで経年劣化を軽減できる。
さらに、MOSトランジスタQN11Cのドレイン・ソース間電圧Vdsは、Φ1がHのときは閾値近傍の値であるが、Φ1がLのときは限りなく0に近くなる。通常、MOSトランジスタの経年劣化の要因として、すでに説明したNBTI以外に、ホットキャリア効果というものが存在する。ホットキャリア効果は、ドレイン・ソース間電圧Vdsに起因し、Vdsが大きいほど劣化し易い。つまり、Φ1でいずれのMOSトランジスタがモニタ出力に接続されるかを制御することにより、MOSトランジスタQN11Cが変化するので、ホットキャリア効果による劣化が軽減される。
(実施の形態6)
図15を参照して、本発明の実施の形態6の半導体装置を説明する。
図15は、図4の基板電位生成回路11aに接続される図2の特性モニタ回路12aにおける別の構成の特性モニタ回路を示している。本実施の形態6においては、NMOSトランジスタQN12B、QN12Cが並列に接続され、NMOSトランジスタQN12B,QN12C、QN12D、QN12Eが直列に3段に接続されている。各MOSトランジスタのゲートは共通に接続され、任意電圧に設定される。また、MOSトランジスタQN12D、QN12Eの基板は、共通に接続され、基板電位生成回路11aの基板出力ポートからの電圧値と同じ電圧値が印可される。
MOSトランジスタQN12Bのドレインはスイッチ素子SW12Fに接続され、/Φ1の制御信号によって、差動回路31のモニタ出力部に接続されるか、開放されるかが選択される。すなわち、Φ1がHのときにモニタ出力V1に接続され、Lのときに開放される。MOSトランジスタQN12Cのドレインはスイッチ素子SW12Hに接続され、Φ1の制御信号によって、差動回路31のモニタ出力部に接続されるか、開放されるかが選択される。すなわち、Φ1がLのときにモニタ出力V1に接続され、Hのときに開放される。このように、MOSトランジスタQN12BとQN12Cとで、モニタ出力V1に接続されるMOSトランジスタと、接地に接続されるMOSトランジスタが、交互に入れ替わることになる。
上記のように、Φ1によってモニタ出力に接続されるMOSトランジスタを切り替えることにより、NBTIの影響が軽減できる。なお、本実施の形態6においては、n個のMOSトランジスタとn個のサンプルホールド回路を設ける必要なく、図15に示すモニタ回路を1つ設けるのみで経年劣化を軽減できる。
MOSトランジスタQN12Bの基板は、スイッチ素子SW12Gに接続され、/Φ1の制御信号によって、基板電位生成回路11aの基板出力ポートBNに接続されるか、接地電位に接続されるか選択される。すなわち、Φ1がHのときに基板電圧に接続され、Lのときに接地される。MOSトランジスタQN12Cの基板は、スイッチ素子SW12Iに接続され、Φ1の制御信号によって、基板電位生成回路11aの基板出力ポートBNに接続されるか、接地電位に接続されるか選択される。すなわち、Φ1がLのときに基板電圧に接続され、Hのときに接地される。
ホットキャリア効果による影響は、基板電圧にも起因し、基板電圧が小さい(バックバイアス)ほど、劣化し易い。つまり、φ1により、MOSトランジスタQN11Cの基板電位が変化するので、ホットキャリア効果による劣化が軽減される。
本発明にかかる半導体装置をI/Oパッドに適用した場合には、外部とのデータ通信を有線で行う半導体チップとして非常に有用である。また、その半導体チップを使用したチップセットなどでも適応できる。さらに、基板制御回路やダイナミック回路を搭載した半導体装置に関しても、非常に長寿命な信頼性を確保できる。
本発明の実施の形態に係る半導体装置の基本構成を示すブロック図 本発明の実施の形態1に係る特性モニタ回路の構成を示す回路図 本発明の実施の形態1に係るサンプルホールド回路の構成を示す回路図 本発明の実施の形態1に係る基板電位生成回路の構成を示す回路図 本発明の実施の形態1に係るパルス発生回路のタイミング信号の波形図 本発明の実施の形態2に係るトライステートバッファおよびプルアップ回路の構成を示す回路図 本発明の実施の形態2に係るパルス発生回路の構成を示す回路図 本発明の実施の形態2に係るパルス発生回路のタイミング信号の波形図 本発明の実施の形態3に係るダイナミック回路およびキーパー回路の構成を示す回路図 本発明の実施の形態4に係る等価論理図 本発明の実施の形態4に係る2入力NANDの回路図とイネーブル信号生成ロジック回路図 本発明の実施の形態4に係る真理値表 本発明の実施の形態4に係るクロックツリーへの応用例の回路図 本発明の実施の形態5に係るモニタ回路図 本発明の実施の形態6に係るモニタ回路図
符号の説明
10 半導体装置
11 第1の半導体集積回路
11a 基板電位生成回路
11b トライステートバッファ
11c ダイナミック回路
12 第2の半導体集積回路
12a 特性モニタ回路
12b プルアップ回路
12c キーパー回路
13 パルス発生回路
14 接続回路
14a サンプルホールド回路
21 定電流源
22 比較器
31 差動回路
32 出力バッファ回路
BN 基板出力ポート

Claims (5)

  1. 所定の機能を有して所要の出力信号を出力する第1の半導体集積回路と、
    タイミングをずらした複数のゲート信号に応じて互いに独立に導通状態・非導通状態が切り替わる複数のMOS素子を有して、前記複数のMOS素子が前記第1の半導体集積回路の出力または入力に対して並列接続された第2の半導体集積回路と、
    を備え
    前記第2の半導体集積回路が、プルアップ回路に構成されている半導体装置。
  2. 前記第1の半導体集積回路が、トライステートバッファに構成されている請求項に記載の半導体装置。
  3. 前記第2の半導体集積回路における前記複数のMOS素子に対して、タイミングをずらした複数のゲート信号を生成出力するパルス発生回路を、さらに備えた請求項1に記載の半導体装置。
  4. 前記複数のゲート信号は、同一の周波数で異なる位相を持つ信号であって、かつその合計電圧が単位時間当たりほぼ一定である請求項1に記載の半導体装置。
  5. 前記複数のゲート信号は、遷移確率が互いに等しい請求項1に記載の半導体装置。
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