JP4767445B2 - ランプ用光学装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、スクリーンに画像を投写する投写表示装置のランプ用光学装置に関し、特にその空気冷却システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
図12は、例えば特開平1−111046号公報に開示された従来のランプ用光学装置の空気冷却機構の要部構成を示す構成図である。
【0003】
同図中、発光管51は、反射鏡52の底部に、口金53を介してセメントで固定され、ランプ装置54を構成している。このランプ装置54は、ランプボックス55内の所定の位置の配設され、発光した光が反射鏡52で反射した後、前面ガラス56を透過して前方に出力されるように構成されている。
【0004】
反射鏡52の縁部につながるランプボックス55の側壁部には、外気の流通経路を形成するための通気孔57,58が形成され、この通気孔57の外側には冷却ファン59が設置されている。そして、この冷却ファン59の稼働時には、同図の矢印の方向に外気が流れ、発光して発熱する発光管51を外気によって冷却するように構成されている。この場合、空気の流通経路は、ランプボックス55とランプ装置54との位置合わせによって決められる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
以上の構成によれば、空気の流通経路の密閉性が保たれていない為、通気孔58から流れ込んできた空気をもれなく発光管51に当てることは困難である。また、この低効率を補うべく、冷却に十分な空気を送り込むと、ランプボックス55内と空気の流通経路との隙間によって流通経路内の騒音が外部に漏れ、或いはこの隙間自体による空気の乱れが騒音の発生源となって騒音が大きくなるという問題があった。
【0006】
また、発光管が破裂した場合、発光管の破片や破裂時の衝撃で流通経路下流の冷却ファン59が破壊される恐れがあった。
【0007】
本発明の目的は、上記のような問題点を解消すべく、冷却効率を高めて騒音を低減させると共に、例え発光管が破裂した場合にも、空気流通経路の冷却ファンに災いが及ばないようにしたランプ用光学装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1のランプ用光学装置は、光源用のランプと、少なくとも該ランプの発光部を囲む空間を形成するリフレクタ及び防爆ガラスからなるランプユニットと、該ランプユニットを収容するランプボックスと、送風ファンと、該送風ファンによって送り込まれる外気を導く導風手段と、該導風手段と前記ランプユニットの内部空間とを空間的に連結する密着導風管とを有し、
前記密着導風管は、前記内部空間が所定値以上の気圧になったときに破れる肉薄部を有する耐熱性の弾性部材で形成されたことを特徴とする。
【0009】
請求項2のランプ用光学装置は、光源用のランプと、少なくとも該ランプの発光部を囲む空間を形成するリフレクタ及び防爆ガラスからなるランプユニットと、該ランプユニットを収容するランプボックスと、送風ファンと、該送風ファンによって送り込まれる外気を導く導風手段と、該導風手段と前記ランプユニットの内部空間とを空間的に連結する密着導風管とを有し、
前記密着導風管は、前記内部空間が所定値以上の気圧になったときに内部空間を開放する開閉弁を有する耐熱性の弾性部材で形成されたことを特徴とする。
また、請求項3のランプ用光学装置は、光源用のランプと、少なくとも該ランプの発光部を囲む空間を形成するリフレクタ及び防爆ガラスからなるランプユニットと、該ランプユニットを収容するランプボックスと、送風ファンと、該送風ファンによって送り込まれる外気を導く導風手段と、該導風手段と前記ランプユニットの内部空間とを空間的に連結する密着導風管とを有し、
前記密着導風管は、開口を有する耐熱性のプラスチック材で形成され、前記内部空間が所定値以上の気圧になったときにスライド移動して前記開口を開けて内部空間を開放するシャッターを有することを特徴とする。
【0010】
また、請求項4のランプ用光学装置は、請求項記載のランプ用光学装置において、前記シャッターが、シャッターボールと、シャッターボールを載置するボール載置台と、該シャッターボールが移動可能な内空部を有するボール退避筒とからなることを特徴とする。
更に、請求項のランプ用光学装置は、請求項1乃至の何れかに記載のランプ用光学装置であって、前記導風手段が、一端が前記送風ファンに空間的につながる導風管と、該導風管の他端部が固定される前記ランプボックスに形成された流通開口部とからなることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1は、本発明による実施の形態1のランプ用光学装置20の構成を示す構成図である。
【0012】
同図中、ランプユニット3は、球状の発光部1aとこの発光部1aから前後に延びる棒状部からなるランプ1と、この棒状部の一端側1bをその中心部で保持するリフレクタ2と、このリフレクタ2の開口を塞ぐ防爆ガラス5とで構成されいてる。リフレクタ2は、その外形が略碗状をなし、内曲面である反射面2aが発光部1aから出射される光を受けて前方に反射するように構成され、更にその開口が、開口縁部2bに嵌着する防爆ガラス5によって塞がれている。
【0013】
従ってランプユニット3は、防爆ガラス5とリフレクタ2とによって、ランプ1の発光部1aを含む内部空間3aを形成している。また、この内部空間3aは、ランプユニット3に形成された後述する空気流入開口3bによって外部に通じている。
【0014】
ランプボックス4は、図1に示すように、その開口部4aをランプユニット3の反射面3aが外向きになって塞ぐようランプユニット3を収納し、図示しない保持手段によって保持する。更にこのランプボックス4には、ランプユニット3に形成された空気流入開口3bに対向する位置において、導風管7によって送風ファン6に空間的に連続する流通開口部4bが形成されている。
【0015】
これらのランプボックス4に形成された流通開口部4bとランプユニット3に形成された空気流入開口3bとの間には、連続した流通空間を形成するための中空の密着導風管8が配設されている。尚、導風管7とランプボックス4に形成された流通開口部4bとは、送風ファンによって送り込まれる外気を導く導風手段に相当する。
【0016】
図3は、この密着導風管8の構成を示す外形斜視図である。
【0017】
この中空の密着導風管8は、例えばシリコンゴム等の耐熱性の弾性部材で形成された中空流路部8cを有する管状部材であり、ランプボックス4の流通開口部4b周辺の内部壁に圧接して密着する上対面部8a、同様にランプユニット3の空気流入開口3b周辺の外部壁に圧接して密着する下対面部8b、そして更にこれらの各対面部間にあって肉薄の側壁を形成する肉薄部8dを有する。この肉薄部8dは、所定値以上の圧力が中空流路部8cに生じた場合に破れるように考慮されている。
【0018】
従って、通常時、送風ファン6(図1)によって送られる外部空気は、図1に矢印Aで示す様に、導風管7、及び密着導風管8によって形成される密閉された流通路を介してランプユニット3の内部空間3aに流入する。内部空間3aに流入した外部空気は、発光部1aの発光で加熱するランプ1を冷却した後、ランプ1の一端部1bを保持するリフレクタ2の保持部周辺に形成された排気孔2cから外部に流出する。
【0019】
図2は、この実施の形態1のランプ用光学装置20が、ランプ1が破裂する緊急時にみせる対応動作について説明するための動作説明図であり、図1の密着導風管8の近傍を拡大して示している。
【0020】
ランプユニット3の内部空間3aでランプ1が破裂すると、同図に示すように、内部空間3aの気圧が急激に上昇して、ランプ1の破片とランプ内の空気は流通路を逆流しようとする。このとき、密着導風管8の肉薄部8d(図3)が内部気圧の上昇で破れて内部の破片と空気をここから外部に流出させる。
【0021】
以上のように、実施の形態1のランプ用光学装置20によれば、送風ファンによって送られる外部空気が、密閉された流通路を通ってランプユニットの内部空間に至り、ランプを冷却することができるために冷却効率が高く、更に、送風もれによる騒音発生を抑制することができる。また、ランプが破裂する緊急時には、密着導風管8の肉薄部8dが破れて密閉状態が解除されるため、破裂したランプの破片が逆流して送風ファンに至って、送風ファンまで破損する事態を防ぐことができる。
【0022】
更に、ランプ1の急激な温度変化等により、内部気圧が一時的に上昇するような場合は、密着導風管8の肉薄部8dが、破損しない程度に外方に膨れて、この気圧上昇を吸収する働きをする。
【0023】
実施の形態2.
図4は、本発明による実施の形態2のランプ用光学装置21の構成を示す構成図である。
【0024】
この実施の形態2のランプ用光学装置21が、前記した実施の形態1のランプ用光学装置20と異なる点は、密着導風管10の構成のみである。従って、図1に示すランプ用光学装置20に対して同一或いはそれに相当する部分には同符号を付けてそれらの共通する部分の説明を省略し、異なる点について重点的に説明する。
【0025】
図4において、ランプボックス4に形成された流通開口部4bとランプユニット3に形成された空気流入開口3bとの間には、連続した流通空間を形成するための中空の密着導風管10が配設されている。図6は、この密着導風管10の構成を示す外形斜視図である。
【0026】
この密着導風管10は、例えばシリコンゴム等の弾性部材で形成され、開口10aの周縁を形成する上接着面10bが、ランプボックス4の流通開口部4bとこの開口10aとが対向するように、流通開口部4bの周辺の内部壁に密着して取り付けられる。この開口10aに連設されて空洞部10cを形成する側壁部は、複数の開閉弁10d〜10kによって構成されている。各開閉弁10d〜10kは、その下方端部が各々末広がりとなって下方対接面10nを形成している。
【0027】
通常状態において、各開閉弁10d〜10kの隣接部はくっ付き合い、密閉した空洞部10cを形成している。またこの状態で、各開閉弁10d〜10kの下方端部である下方対接面10nが、ランプユニット3の空気流入開口3b周辺の外部壁にそれぞれ密着し、導風管7、及び密着導風管10によって密閉された流通路を形成している。これ等の各開閉弁10d〜10kは、所定値以上の圧力が空洞部10cに生じた場合に、図6に点線で示すようにそれぞれ上方に湾曲て空洞部10cを開放した状態とする。
【0028】
従って、通常時、送風ファン6(図4)によって送られる外部空気は、図4に矢印Aで示す様に、導風管7、及び密着導風管10によって形成される密閉された流通路を介してランプユニット3の内部空間3aに流入する。内部空間3aに流入した外部空気は、発光部1aの発光で加熱するランプ1を冷却した後、ランプ1の一端部1bを保持するリフレクタ2の保持部周辺に形成された排気孔2cから外部に流出する。
【0029】
図5は、この実施の形態2のランプ用光学装置21が、ランプ1が破裂する緊急時にみせる対応動作について説明するための動作説明図であり、図4の密着導風管10の近傍を拡大して示している。
【0030】
ランプユニット3の内部空間3aでランプ1が破裂すると、同図に示すように、内部空間3aの気圧が急激に上昇して、ランプ1の破片とランプ内の空気は流通路を逆流しようとする。このとき、密着導風管10の各開閉弁10d〜10k(図6)が、内部気圧の上昇で図6に点線で示すようにそれぞれ湾曲して空洞部10cを開放し、内部の破片と空気をここから外部に流出させる。
【0031】
以上のように、実施の形態2のランプ用光学装置21によれば、実施の形態1と同様の効果が得られるほか、密着導風管10自体は壊れることがないので再使用することができる。
【0032】
実施の形態3.
図7は、本発明による実施の形態3のランプ用光学装置22の構成を示す構成図である。
【0033】
この実施の形態3のランプ用光学装置22が、前記した実施の形態1のランプ用光学装置20と異なる点は、密着導風管12の構成のみである。従って、図1に示すランプ用光学装置20に対して同一或いはそれに相当する部分には同符号を付けてそれらの共通する部分の説明を省略し、異なる点について重点的に説明する。
【0034】
図7において、ランプボックス4に形成された流通開口部4bとランプユニット3に形成された空気流入開口3bとの間には、連続した流通空間を形成するための中空の密着導風管12が配設されている。図9(a)は、この密着導風管12の構成を示す外形斜視図であり、同図(b)は、同図(a)に示す流出開口12dの中心を通る指示線101を含む断面を矢印D方向からみた流出開口12d近傍の部分断面図である。
【0035】
この密着導風管12は、例えば耐熱性のプラスチック部材で形成された中空流路部12cを有する管状部材であり、ランプボックス4の流通開口部4b周辺の内部壁に圧接して密着する上対面部12a、同様にランプユニット3の空気流入開口3b周辺の外部壁に圧接して密着する下対面部12b、そして更にこれらの各対面部間にあって複数の流出開口12dが形成された側壁部12eを有する。
【0036】
側壁部12eの各流出開口部12dには、図9(b)の断面図に示すようなボール部材を使用したシャッターター12fがそれぞれ形成されている。このシャッター12fは、シャッターボール12gと、円筒の半部形状の載置面でこのシャッターボール12gを載置するボール載置台12hと、円筒形状でシャッターボール12gが移動可能な内空部を有するボール退避筒12iとで構成されている。
【0037】
通常状態において、シャッターボール12gは、図9(b)に示すように自重でボール載置台12hの載置面上に位置する。このとき、各流出開口部12dと中空流路部12cとは、シャッターボール12gによって閉ざされるため、導風管7及び密着導風管12は、密閉された流通路を形成している。
【0038】
一方、これらのシャッター12fは、中空流路部12cで所定値以上の圧力が生じた場合、シャッターボール12gが、その風圧により自重に抗して上方に押しやられ、同図(b)に点線で示すように、ボール退避筒12iの内空部を上方に移動する。これにより、各流出開口部12dと中空流路部12cとが空間的に繋がり、中空流路部12cを開放した状態とする。ボール退避筒12iには、この時のシャッターボール12gの移動を容易にするための通気孔12jが外部側に形成されている。
【0039】
従って、通常時、送風ファン6(図7)によって送られる外部空気は、図7に矢印Aで示す様に、導風管7、及び密着導風管12によって形成される密閉された流通路を介してランプユニット3の内部空間3aに流入する。内部空間3aに流入した外部空気は、発光部1aの発光で加熱するランプ1を冷却した後、ランプ1の一端部1bを保持するリフレクタ2の保持部周辺に形成された排気孔2cから外部に流出する。
【0040】
図8は、この実施の形態3のランプ用光学装置22が、ランプ1が破裂する緊急時にみせる対応動作について説明するための動作説明図であり、図7の密着導風管12の近傍を拡大して示している。
【0041】
ランプユニット3の内部空間3aでランプ1が破裂すると、同図に示すように、内部空間3aの気圧が急激に上昇して、ランプ1の破片とランプ内の空気は流通路を逆流しようとする。このとき、密着導風管12の各流出開口部12dのシャッター12fのシャッターボール12gが、内部気圧の上昇で図9(b)に点線で示すようにそれぞれ上方に移動して中空流路部12cを開放し、内部の破片と空気をここから外部に流出させる。
【0042】
以上のように、実施の形態3のランプ用光学装置22によれば、実施の形態2の場合と同様に、実施の形態1と同様の効果が得られるほか、密着導風管12自体は壊れることがないので再使用することができる。
【0043】
図10のグラフは、上記した各実施の形態の密閉導風管を装着しない場合と装着した場合とで、ランプ用光学装置周辺での騒音を比較した結果をグラフにしたものである。同図に示す様に、密閉導風管を装着した場合、送風による騒音が改善されるのが理解される。
【0044】
同様に、図11のグラフは、上記した各実施の形態の密閉導風管を装着しない場合と装着した場合とで、ランプ1の発光部の冷却効果を比較した結果をグラフにしたものである。同図に示す様に、密閉導風管を装着した場合、ランプ1の温度が下がり、冷却効率が向上することが理解される。
【0045】
尚、前記実施の形態では、導風管がランプボックスに固定され、ランプボックスとランプユニットの間に密着導風管を配設するように構成したが、これに限定されるものではなく、例えば導風管に直接密着導風管を取り付けるように構成してもよい。
【0046】
また、前記実施の形態3では、シャッターにシャッターボール採用したが、これに限定されるものではなく、同様の作用効果が得られる部材を代りに採用してもよいなど種々の態様をとり得るものである。
【0047】
また、前記した実施の形態の説明において、「上」、「下」、「前」、「後」といった言葉を使用したが、これらは便宜上であって、ランプ用光学装置を配置する状態における絶対的な位置関係を限定するものではない。
【0048】
【発明の効果】
請求項1のランプ用光学装置によれば、送風ファンによって送られる外部空気が、密閉された流通路を通ってランプユニットの内部空間に至り、ランプを冷却することができるために冷却効率が高く、送風もれによる騒音発生を抑制することができ、更に、ランプが破裂する緊急時には、破裂したランプの破片が逆流して送風ファンに至って、送風ファンまで破損する事態を防ぐことができる。
【0050】
請求項2、3のランプ用光学装置によれば、請求項の効果に加え、ランプが破裂した場合にも、密着導風管自体は壊れることがないので再使用することができる。
【0051】
請求項のランプ用光学装置によれば、請求項の効果を有するランプ用光学装置を簡単な構成によって実現することができる。
【0052】
請求項のランプ用光学装置によれば、ランプボックスとランプユニットとの間に密着導風管を取り付けることができるため、密着導風管によるランプユニットと導風手段との空間的な接続が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による実施の形態1のランプ用光学装置20の構成を示す構成図である。
【図2】 実施の形態1のランプ用光学装置20が、ランプ1が破裂する緊急時にみせる対応動作について説明するための動作説明図である。
【図3】 密着導風管8の構成を示す外形斜視図である。
【図4】 本発明による実施の形態2のランプ用光学装置21の構成を示す構成図である。
【図5】 実施の形態2のランプ用光学装置21が、ランプ1が破裂する緊急時にみせる対応動作について説明するための動作説明図である。
【図6】 密着導風管10の構成を示す外形斜視図である。
【図7】 本発明による実施の形態3のランプ用光学装置22の構成を示す構成図である。
【図8】 実施の形態3のランプ用光学装置22が、ランプ1が破裂する緊急時にみせる対応動作について説明するための動作説明図である。
【図9】 (a)は、この密着導風管12の構成を示す外形斜視図であり、同図(b)は、同図(a)に示す指示線101を含む断面を矢印D方向からみた部分断面図である。
【図10】 ランプ用光学装置周辺での騒音を比較した結果をグラフにした図である。
【図11】 ランプ1の発光部の冷却効果を比較した結果をグラフにした図である。
【図12】 従来のランプ用光学装置の空気冷却機構の要部構成を示す構成図である。
【符号の説明】
1 ランプ、 1a 発光部、 1b 一端側、 2 リフレクタ、 2a 反射面、 2b 開口縁部、 2c 排気孔、 3 ランプユニット、 3a 内部空間、 3b 空気流入開口、 4 ランプボックス、 4a 開口部、 4b 流通開口部、 5 防爆ガラス、 6 送風ファン、 7 導風管、 8密着導風管、 8a 上対面部、 8b 下対面部、 8c 中空流路部、 8d 肉薄部、 10 密着導風管、 10a 開口、 10b 上接着面、 10c 空洞部、 10d〜10k 開閉弁、 12 密着導風管、 12a 上対面部、 12b 下対面部、 12c 中空流路部、 12d 流出開口、12e 側壁部、 12f シャッター、 12g シャッターボール、 12h ボール載置台、 12i ボール退避筒、 20,21,22 ランプ用光学装置。

Claims (5)

  1. 光源用のランプと、少なくとも該ランプの発光部を囲む空間を形成するリフレクタ及び防爆ガラスからなるランプユニットと、
    該ランプユニットを収容するランプボックスと、
    送風ファンと、
    該送風ファンによって送り込まれる外気を導く導風手段と、
    該導風手段と前記ランプユニットの内部空間とを空間的に連結する密着導風管と
    を有し、
    前記密着導風管は、前記内部空間が所定値以上の気圧になったときに破れる肉薄部を有する耐熱性の弾性部材で形成されたことを特徴とするランプ用光学装置。
  2. 光源用のランプと、少なくとも該ランプの発光部を囲む空間を形成するリフレクタ及び防爆ガラスからなるランプユニットと、
    該ランプユニットを収容するランプボックスと、
    送風ファンと、
    該送風ファンによって送り込まれる外気を導く導風手段と、
    該導風手段と前記ランプユニットの内部空間とを空間的に連結する密着導風管と
    を有し、
    前記密着導風管は、前記内部空間が所定値以上の気圧になったときに内部空間を開放する開閉弁を有する耐熱性の弾性部材で形成されたことを特徴とするランプ用光学装置。
  3. 光源用のランプと、少なくとも該ランプの発光部を囲む空間を形成するリフレクタ及び防爆ガラスからなるランプユニットと、
    該ランプユニットを収容するランプボックスと、
    送風ファンと、
    該送風ファンによって送り込まれる外気を導く導風手段と、
    該導風手段と前記ランプユニットの内部空間とを空間的に連結する密着導風管と
    を有し、
    前記密着導風管は、開口を有する耐熱性のプラスチック材で形成され、前記内部空間が所定値以上の気圧になったときにスライド移動して前記開口を開けて内部空間を開放するシャッターを有することを特徴とするランプ用光学装置。
  4. 前記シャッターは、シャッターボールと、シャッターボールを載置するボール載置台と、該シャッターボールが移動可能な内空部を有するボール退避筒とからなることを特徴とする請求項記載のランプ用光学装置。
  5. 前記導風手段は、一端が前記送風ファンに空間的につながる導風管と、該導風管の他端部が固定される前記ランプボックスに形成された流通開口部とからなることを特徴とする請求項1乃至の何れかに記載のランプ用光学装置。
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