JP2016051092A - 画像投影装置 - Google Patents

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一成 濱田
Kazunari Hamada
一成 濱田
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Abstract

【課題】奥まった位置にある反射型表示素子の良好な冷却を行う。【解決手段】光源10は、照明光Lを出射し、反射型表示素子14は、光源10からの照明光Lを変調した画像光Mを所定方向に反射し、第二回路基板15は、反射型表示素子14の背面側に配置され、ダクト30は、光源10の背面側と反射型表示素子14の背面側とを少なくとも接続し、ファン50は、ダクト30内に気流を発生させ、ダクト30の一部に、ダクト30内の気流の一部を反射型表示素子14の背面側に導く導流壁304を設ける。【選択図】図1

Description

本発明は、画像投影装置に関する。
画像投影装置としては、特許文献1に開示されているように、DMD(Digital Micromirror Device)などの反射型表示素子と、光源などから主に構成され、光源からの光を反射型表示素子で反射することで所定箇所に空間光変調した投影光を投影する。光源は、光を発する際に自己発熱により温度が上昇し、反射型表示素子も光源からの光を受けることにより温度が上昇する。光源及び反射型表示素子は、温度上昇することで動作が正常に行われず、投影する画像の表示品位の低下や光源,反射型表示素子の寿命が短くなってしまう恐れがあった。
特許文献1に記載の画像投影装置は、反射型表示素子の背面に接続されたヒートシンクと光源とをダクトで接続し、ダクトにファンを設けることで、反射型表示素子に接続されたヒートシンクから光源へ気流を発生させ、ファンで発生した気流により反射型表示素子と光源との双方を効率よく冷却するものである。
特開2006−293177号公報
また、反射型表示素子は、背面側の中央領域に配置された放熱部を有し、この放熱部を除いた中央領域を取り巻く領域に制御基板を接続する複数のランドを設けたLGA(Land Grid Array)パッケージである。そのため、反射型表示素子の背面側に配置される制御基板は、反射型表示素子の放熱部領域に対応した位置に貫通穴で形成される放熱穴を有する。したがって、制御基板を背面側から見た場合、反射型表示素子の放熱部は、制御基板の放熱穴の奥まった位置にあるため、空気の流れが悪くなり空冷しにくいという問題がある。
本発明は上記問題を鑑みてなされたものであり、奥まった位置にある反射型表示素子の良好な冷却を行う画像投影装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る画像投影装置は、照明光を出射する光源と、前記光源からの照明光を変調した画像光を所定方向に反射する反射型表示素子と、前記反射型表示素子の背面側に配置され、前記反射型表示素子と電気接続され、前記反射型表示素子の背面側の少なくとも一部を露出する回路基板と、前記光源の背面側と前記反射型表示素子の背面側とを少なくとも接続するダクトと、前記ダクト内に気流を発生させるファンと、前記ダクトの一部に、前記ダクト内の気流の一部を前記反射型表示素子の背面側に導く導流壁と、を備えるものである。
本発明によれば、奥まった位置にある反射型表示素子の良好な冷却を行うことができる。
本発明の実施形態における画像投影装置の概略断面図である。 上記実施形態における通気路の断面図であり、図1におけるA−A断面図である。 本発明の変形例における画像投影装置の概略断面図である。 本発明の変形例における画像投影装置の概略断面図である。 本発明の変形例における画像投影装置の概略断面図である。 本発明の変形例における画像投影装置の概略断面図である。
以下、本発明の実施形態の画像投影装置1について、図を参照して説明する。図1は、本実施形態の画像投影装置1の概略断面図である。まず、画像投影装置1の画像投影に関する構成を説明し、その後に本発明特有の冷却構造について説明する。
(画像投影に関する構成)
画像投影装置1は、図1に示すように、照明光Lを出射する光源10と、この光源10が実装された第一回路基板11と、光源10が出射した照明光Lを集光する集光レンズ12と、光源10から出射された照明光Lを反射型表示素子14に導き、反射型表示素子14から出射された画像光Mを投射光学系16に導くプリズム13と、照明光Lを光変調した画像光Mとして反射する反射型表示素子14と、反射型表示素子14と接続される第二回路基板15と、反射型表示素子14が生成した画像光Mを所定箇所に投影する投射光学系16と、を備える。
光源10は、後述する第一回路基板11に実装されており、例えば、赤色,青色,緑色の光をそれぞれ出力可能な複数のLEDを有し、制御部(図示しない)からの制御のもと、所望の色,光強度,タイミングで照明光Lを出射する。複数のLEDから出射されるそれぞれの照明光Lは、図示しないダイクロイックミラーなどを用いて光軸を揃えて後述する集光レンズ12へ出射される。また、本実施形態における表示装置1は、フィールドシーケンシャルカラー(Field Sequential Color)駆動方式を採用しており、光源10の各色のLEDが時分割的に照明光Lを出射する。
第一回路基板11は、軽量でありながら熱伝導性が高い材料、例えば、アルミニウム材から形成されている。第一回路基板11は、その表面に光源10を実装し、前記制御部からの駆動信号に基づき光源10を点灯させる。複数の光源10は、同一の第一回路基板11上に実装されていてもよいが、複数の第一回路基板11にそれぞれ別々に実装されていてもよい。なお、第一回路基板11の光源10が実装されていない面には、後述するヒートシンク40が接続され、光源10が発した熱をヒートシンク40から放熱するようにしている。また、第一回路基板11は、後述するケース体20の外側に係合され、光源10が後述するケース体20の第一の開口201からケース体20の内部を臨むように配置される。
集光レンズ12は、例えば、ポリカーボネート等の透明樹脂からなり、光源10から出射された照明光Lを適正な照射サイズになるように調整し、さらに照射領域における光強度の均一化を行う。
プリズム13は、後述するケース体20の内部に固定される。プリズム13は、反射面131を有するガラス基材などから形成され、集光レンズ12から入射した照明光Lを反射面131で受光し、照明光Lを後述する反射型表示素子14側に透過する。照明光Lを受光した反射型表示素子14が生成した画像光Mは、再び反射面131に入射して後述する投射光学系16の方向へ反射される。
反射型表示素子14は、例えば、DMDやLCOS(登録商標:Liquid Crystal On Silicon)などの反射型の表示デバイスであり、反射表示面の背面側の中央領域に放熱部141を有し、この放熱部141を取り巻くように複数のランド(図示しない)を二次元的に配列したLGAパッケージ構造をとる。反射型表示素子14は、この複数のランドを介して後述する第二回路基板15に電気的に接続される。反射型表示素子14の反射表示面は、後述するケース体20に設けられた第二の開口202からケース体20の内部を臨むように配置される。
第二回路基板15は、硬質の基材で形成され、反射型表示素子14の複数のランドに接続され、図示しない配線により制御部と接続される。第二回路基板15は、制御部からの電気信号や電力を、ランドを介して反射型表示素子14に供給する。第二回路基板15は、図示しないネジなどを用いて後述するケース体20の外側に固定される。
また、第二回路基板15は、反射型表示素子14の放熱部141に対応する位置に貫通した放熱穴151を有する。このように第二回路基板15が放熱部141に対応する位置に放熱穴151を設けることで、放熱部141に空気を直接当てることができ、効率的に反射型表示素子14を空冷することができる。なお、第二回路基板15が放熱穴151を有することで形成される反射型表示素子14の背面に形成される後述する通気路Pから奥まった領域を、凹部Sとする。なお、第二回路基板15は、穴ではなく、反射型表示素子14の放熱部141に対応する位置に単数または複数の切り欠きを形成してもよい。
投射光学系16は、1つ又は複数のレンズを有し、画像光Mを拡大投射するものであり、後述するケース体20の一部に取り付けられる。なお、投射光学系16は、フォーカス調整する機能も有していてもよい。
以上が本実施形態における画像投影装置1の画像投影に関する構成であり、これより本発明特有の冷却構造の実施形態を説明する。
(冷却構造)
本実施形態における画像投影装置1の冷却構造は、光源10と反射型表示素子14との双方を同時に冷却するものであり、光源10の発熱箇所と反射型表示素子14の発熱箇所とを外側に向けるように固定するケース体20と、ケース体20の外側に配置され、ケース体20の外壁との間で通気路Pを形成するダクト30と、第一回路基板11に接続され、少なくとも一部が通気路P上に配置されるヒートシンク40と、通気路P内に気流を発生させるファン50と、から構成される。
ケース体20は、樹脂材料や樹脂材料と金属材料とを組み合わせて形成された筐体であり、内部と外部とを連通する貫通穴である第一の開口201と、第二の開口202とを有する。第一の開口201には、光源10が配置され、第二の開口202には、反射型表示素子14が配置される。そして、第一の開口201は、ケース体20の外部に第一回路基板11を固定し、第二の開口202は、ケース体20の外部に第二回路基板15を固定することで、ケース体20の外部から塵埃の侵入を防止している。ケース体20は、光源10の熱が伝達される第一回路基板11(発熱箇所)と、反射型表示素子14の放熱部141(発熱箇所)とがケース体20の外側に向くように光源10及び反射型表示素子14を保持する。
ダクト30は、略円弧状の断面を有する一部開口した筒形状であり、少なくとも光源10から反射型表示素子14までを接続するようにケース体20の外壁に沿うようにコ字状に屈曲して形成される。ダクト30は、図2に示すように、開口箇所をケース体20の外壁に合わせて固定することで、ダクト30とケース体20の外壁との間に断面が略円筒状の通気路Pを形成する。
ダクト30(通気路P)は、ダクト30内に吸気する第一の吸気口301と、ダクト30内の外に排気する排気口302と、ダクト30内に吸気する第二の吸気口303と、を有する。後述するファン50の駆動により、第一の吸気口301から空気が取り入れられて第一の気流501が発生し、第二の吸気口303から空気が取り入れられて第二の気流502が発生する。
第一の吸気口301は、反射型表示素子14よりも光源10から離れたダクト30の一部に形成される開口である。第一の吸気口301は、ダクト30内に空気を取り入れて反射型表示素子14の面に略平行の第一の気流501を発生させる。
排気口302は、光源10よりも反射型表示素子14から離れたダクト30の一部に形成される開口である。排気口302は、通気路P内を通過した空気をダクト30の外に排気する。
第二の吸気口303は、反射型表示素子14の放熱部141に対向する位置に、放熱部141に向かって突出し、その突出した頂点付近が開口したものであり、放熱部141に向かうにしたがい縮径するラッパ形状や円錐筒状で形成される。第二の吸気口303は、ダクト30の外から空気を取り入れて放熱部141に向かう第二の気流502を発生させる。また、第二の吸気口303の外側の入口付近は、ベルマウス状に形成される。このように、第二の吸気口303を放熱部141に向かって縮径することで第二の気流502の流速を速くすることができ、放熱部141をより効率的に空冷することができる。また、第二の吸気口303の外側の入口付近をベルマウス状に形成することで第二の気流502の通風抵抗を低減することができ、第二の気流502の流速をさらに速くすることができ、より多くの空気を放熱部141に吹き付けて冷却することができる。
第二の吸気口303は、その一部に、第一の吸気口301から流入した第一の気流501を受けて放熱部141の方へ風向を変える導流壁304を有する。具体的には、第二の吸気口303のうち、第一の吸気口301側の領域が導流壁304に該当する。この導流壁304を設けることにより、第一の吸気口301から流入して光源10に向かう第一の気流501を用いて、放熱部141を局所的に冷却することが可能となる。
ヒートシンク40は、例えばアルミニウムからなり、放射率の向上を図るためその表面にはアルマイト処理が施されている。ヒートシンク40の一方は、第一回路基板11に接続され、他方は、通気路P側に突出する。ヒートシンク40は、第一回路基板11を介した光源10からの熱を通気路P内の空気に放熱する。通気路P内の空気は、気流として流れるのでヒートシンク40から効率的に光源10の熱を放熱することができる。
ファン50は、例えば、軸流ファンや遠心ファンなどであり、排気口302付近に配置される。ファン50は、ダクト30内の通気路Pに反射型表示素子14から光源10(ヒートシンク40)の方向へ気流を発生させる。このように反射型表示素子14を冷却してから光源10を冷却することで、高熱の光源10を通過した温かい空気がダクト30内を流れることを防止し、画像投影装置1全体の冷却を効率よくすることができる。また、ファン50をヒートシンク40よりも排気口302側に配置することでヒートシンク40の周囲の空気を迅速に外に排出することができるため、光源10を迅速に冷却することができる。
ダクト30内を通過する気流の流れについて以下に説明する。
第一の吸気口301から流入した空気により発生した第一の気流501の一部は、導流壁304に当たり、導流壁304に沿って反射型表示素子14の放熱部141に向かい(図1における501a)、放熱部141を空冷する。一方、導流壁304に当たらない第一の気流501は、そのまま光源10の方へ向かう。通気路Pを通過する第一の気流501の流速は、凹部Sを通過する風向調整気流501aの流速より速いため、通気路Pの圧力は、凹部Sの圧力よりも低くなる。したがって、放熱部141(凹部S)に流入した風向調整気流501aは、再び通気路P側に引き寄せられる。すなわち、風向調整気流501aが凹部Sで淀むことなく流れるため、放熱部141の冷却を円滑に行うことができる。
また、第二の吸気口303から流入した空気により発生した第二の気流502は、反射型表示素子14の放熱部141に向かい、放熱部141を空冷し、その後に第一の気流501とともに光源10の方へ向かう。光源10の方向へ向かった第一の気流501と第二の気流502とは、後述するヒートシンク40を通過してから排気口302から排気される。
以上に説明したように本実施形態における画像投影装置1は、少なくとも光源10の背面側と反射型表示素子14の背面側とをプリズム13で接続し、ファン50を用いてプリズム13内に第一の気流501を発生させ、この第一の気流501の一部を反射型表示素子14の背面側に導く導流壁304をプリズム13の一部に設けるため、ファン50が発生させる第一の気流501により、光源10及び反射型表示素子14の双方を効率よく空冷することができる。さらに、光源10と反射型表示素子14との背面側を冷却するため、光学系の光路上に空冷用の空気の流路を設けずに済むため、塵埃などによる表示品位の低下を防止することができる。
また、ダクト30は、反射型表示素子14よりもファン50から離れた位置にダクト30内に吸気する第一の吸気口301を設け、導流壁304は、ダクト30から突出し、第一の吸気口301から流入した第一の気流501の一部を反射型表示素子14の背面側に導くので、第一の吸気口301から流入して光源10に向かう第一の気流501を用いて、放熱部141を局所的に冷却することが可能となる。
また、ダクト30は、導流壁304よりも第一の吸気口301から離れた位置にダクト30内に吸気する第二の吸気口303を設けるので、第一の気流501の一部を導流壁304で絞った場合でも第二の気流502から空気が流入されるため、ファン50に負荷を低減させることができ、通気路P内を光源10方向へ進行する気流の流速も低下しにくくすることができる。
また、第二の吸気口303は、反射型表示素子14の背面に向かうにしたがって縮径された筒状に形成されるので、第二の吸気口303から流入する第二の気流502の流速を速くすることができ、より多くの空気を反射型表示素子14の背面に吹き付けて冷却することができる。
また、気流が通過する通気路Pを、ダクト30とケース体20の外壁とで形成することで、ダクト30を大型化することなく、ダクト30の部材費を低く抑えつつ冷却構造を構成することができる。
以上が、本実施形態における画像投影装置1の説明であるが、本発明は上記実施形態及び図面によって限定されるものではない。これらに変更(構成要素の削除も含む)を加えることができるのはもちろんである。以下に変形例の一例を示す。
上記実施形態において、気流が通過する通気路Pを、ダクト30とケース体20の外壁とで形成していたが、図3に示すように中空形状のダクト30をケース体20の外側に配置することで形成してもよい。
また、上記実施形態において、第二の吸気口303を、反射型表示素子14に向かって縮径した筒形状であり、その一部に導流壁304を形成するとしていたが、第二の吸気口303と導流壁304とを別々に設けてもよい。例えば、図4に示すように、第一の吸気口301から流入する第一の気流501を反射型表示素子14に向ける曲面で形成された導流壁304と、導流壁304よりも光源10側に空気を通気路P内に取り入れる第二の吸気口303と、をそれぞれ設けてもよい。また、図5に示すように、導流壁304を曲面ではなく、反射型表示素子14に向かって突出する平面で形成してもよい。このように、導流壁304よりも第一の吸気口301から離れた位置にダクト30内に吸気する第二の吸気口303を設けることで、第一の気流501の一部を導流壁304で堰き止めた場合でも第二の気流502から空気が流入されるため、ファン50に負荷を低減させることができ、通気路P内を光源10方向へ進行する気流の流速も低下しにくくすることができる。また、導流壁304は、反射型表示素子14に第一の気流501を導くように複数設けてもよい。また、第二の吸気口303も導流壁304から光源10までの通気路Pに空気を取り入れられる位置に複数設けてもよい。
また、上記実施形態において、ファン50を光源10よりも排気口302側に設けていたが、図6に示すように、ヒートシンク40付近であり、かつ光源10よりも反射型表示素子14側に設けてもよい。斯かる構成により、ヒートシンク40周辺に空気を円滑に送ることができ、さらにファン50を停止した場合でも外部への放熱を継続することができる。なお、ファン50の位置は、排気口302付近ではなく、第一の吸気口301付近や通気路P内に配置されてもよい。
また、上記実施形態では、反射型表示素子14の背面の放熱部141を直接空冷するものであったが、これに限定されない。具体的に例えば、反射型表示素子14の背面にソケット(図示しない)を装着し、このソケットを第二回路基板15に接続する構造とした場合、ソケットを空冷することで反射型表示素子14を冷却してもよい。
また、反射型表示素子14の背面には、第二回路基板15のみならず、上述したソケット(図示しない)や反射型表示素子14や第二回路基板15及び前記ソケットなどの電気的な接続を保持するために、第二回路基板15や前記ソケットと反射型表示素子14側に押し当てる押し当て板などを配置してもよい。
また、導流壁304の先端は凹部S内まで延在してもよい。斯かる構成により、第二の気流502を第一の気流501の影響を受けることなく反射型表示素子14に直接吹き当てることができるため、反射型表示素子14を効率よく空冷することができる。さらに、導流壁304の先端と反射型表示素子14の背面との間に隙間と設けてもよい。斯かる構成により、反射型表示素子14に吹き当てられた第二の気流502が円滑に通気路Pに抜けるため、さらに反射型表示素子14を効率よく空冷することができる。
また、上記実施形態において、光源10は、LEDとしたが、これに限定されず、キセノンランプやHIDランプなどで形成してもよい。このような場合、光を反射するリフレクタなどが発熱するため、このリフレクタを空冷する構成としてもよい。
また、光源10とヒートシンク40との間に光源10の温度を調整するためのペルチェ素子(図示しない)を設けてもよい。
また、上記実施形態において、ケース体20は、光源10,第一回路基板11,集光レンズ12,プリズム13,反射型表示素子14,第二回路基板15,投射光学系16などを保持するものであったが、その他の光学部材や光源10の光の強さを検出する光センサを内部に保持してもよい。
また、上記実施形態において、導流壁304は、反射型表示素子14に対向する位置に配置されていたが、対向する位置ではなく、ダクト30内の反射型表示素子14に対向する位置以外から突出させたものであってもよい。
1 画像投影装置
10 光源
11 第一回路基板
12 集光レンズ
13 プリズム
14 反射型表示素子
15 第二回路基板
16 投射光学系
20 ケース体
30 ダクト
40 ヒートシンク
50 ファン

141 放熱部
151 放熱穴
201 第一の開口
202 第二の開口
301 第一の吸気口
302 排気口
303 第二の吸気口
304 導流壁
501 第一の気流
502 第二の気流

Claims (5)

  1. 照明光を出射する光源と、
    前記光源からの照明光を変調した画像光を所定方向に反射する反射型表示素子と、
    前記反射型表示素子の背面側に配置され、前記反射型表示素子と電気接続され、前記反射型表示素子の背面側の少なくとも一部を露出する回路基板と、
    前記光源の背面側と前記反射型表示素子の背面側とを少なくとも接続するダクトと、
    前記ダクト内に気流を発生させるファンと、
    前記ダクトの一部に、前記ダクト内の気流の一部を前記反射型表示素子の背面側に導く導流壁と、を備える、
    ことを特徴とする画像投影装置。
  2. 前記ダクトは、前記反射型表示素子よりも前記ファンから離れた位置に前記ダクト内に吸気する第一の吸気口を設け、
    前記導流壁は、前記ダクトから突出し、前記第一の吸気口から流入した気流の一部を前記反射型表示素子の背面側に導く、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像投影装置。
  3. 前記ダクトは、前記導流壁よりも前記第一の吸気口から離れた位置に前記ダクト内に吸気する第二の吸気口を設ける、
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像投影装置。
  4. 前記第二の吸気口は、前記反射型表示素子の背面に向かうにしたがって縮径された筒状に形成される、
    ことを特徴とする請求項3に記載の画像投影装置。
  5. 前記反射型表示素子は、前記ダクトの内壁から窪んだ凹部に配置され、前記導流壁の先端は前記凹部まで延在する、
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の画像投影装置。



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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018092137A (ja) * 2016-11-29 2018-06-14 パナソニックIpマネジメント株式会社 光源装置、及び投写型映像表示装置
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