JP2015022020A - 投射光学装置及び画像投射装置 - Google Patents
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Abstract
Description
図12は、従来の画像投射装置の投射光学部100までの光路の様子を示す概略斜視図である。不図示のカラーホイールにより時分割でR(レッド),G(グリーン),B(ブルー)の光に分離された不図示の光源からの光L1が、ライトトンネル101へ入射する。ライトトンネル101は、四角筒形状であり、その内周面が鏡面となっている。ライトトンネル101の入射面に対して角度を持って入射した光が、ライトトンネル101内周面で複数回反射することにより均一な面光源となって、ライトトンネル101から2枚のリレーレンズ102へ向けて出射する。ライトトンネル101を出射した光は、2枚のリレーレンズ102を透過し、平面ミラー103、凹面ミラー104により反射され、DMD105に照射される。DMD105は、DMD105に照射された光を、変調信号に応じて変調することで、画像を生成する。DMD105により生成された画像の光は、複数枚の投射レンズを保持する投射レンズ保持部としてのレンズホルダ106の入射口から投射レンズ群に入射され拡大投射される。
図1は、本実施形態に係るプロジェクタ1を示す斜視図である。図2は右側面図である。図1及び図2に示すように、プロジェクタ1の上面には、ユーザがプロジェクタ1を操作するための操作ボタン等の操作部11が設けられている。また、スクリーン200に映し出されている投射画面を拡大したり、縮小したりするズームレバー12が設けられている。プロジェクタ1の正面には、装置電源のオン/オフを行う電源スイッチ13、パソコンやビデオカメラ等の外部機器と接続するための外部入力端子14、投射画像の光を出射する投射レンズ15、装置環境の照度を検出するセンサ16などが設けられている。プロジェクタ1における外装カバーの右側面には、冷却用の空気を取り入れる吸気口17が設けられている。この吸気口17から外気を吸気する。吸引された外気は、熱源の光源や駆動基板へ移動しながら光源や駆動基板を冷却する。その後、排気ファン(不図示)により排気口(不図示)から排気される。
図3〜図5に示すように、プロジェクタ1は、ハロゲンランプ、メタルハライドランプ、高圧水銀ランプなどの光源21を備えた光源部20と、光源21からの光を用いて画像を生成する画像生成部30と、投射画像を出射する投射光学部40とを有している。光源部20は、光源21、カラーホイール22、ライトトンネル23、2枚のリレーレンズ24(図6参照)を有している。そして、光源21からの光は、図4の矢印で示すように、回転するカラーホイール22を通ることにより時分割でR、G、Bの光に分離される。このカラーホイール22は、円盤形状のものであり、モータ25のモータ軸に固定され、回転方向にR(レッド)、G(グリーン)、B(ブルー)などのフィルタが設けられている。カラーホイール22により分離された光は、ライトトンネル23へ入射する。ライトトンネル23は、四角筒形状であり、その内周面が鏡面となっている。ライトトンネル23に入射した光は、ライトトンネル23の内周の鏡面で複数回反射しながら、均一な面光源にされて2枚のリレーレンズ24へ向けて出射する。図4の矢印で示すように、2枚のリレーレンズ24を透過し、次段の画像生成部30の平面ミラー31、凹面ミラー32により反射され、DMD33の画像生成面上に集光して結像される。
図7に示すように、投射光学部40は、第1投射レンズ群44aと、第2投射レンズ群44bとを備えている。第1投射レンズ群44aは、第1レンズホルダ41に保持されており、第2投射レンズ群44bは、第2レンズホルダ42に保持されている。
連結部材52は、例えば、銅などの熱導電性のよい金属材料で構成されている。連結部材52は、第1レンズホルダ41の外周面に固定される第1レンズホルダ41の外周面の曲率に沿った形状の曲面部52aを有している。また、ヒートシンク51の側面に固定される板状部52b、曲面部52aと板状部52bとを連結する板状部52bから垂直に折れ曲がった連結部52cを有している。第1レンズホルダ41の曲面部52aが、第1レンズホルダ41に導熱性の高い接着剤により固定されている。一方、第1レンズホルダ41の板状部52bは、ヒートシンク51にネジ53により固定されている。
図9に示すように、この変形例のプロジェクタは、冷却ファン61を設けて、ヒートシンク51を空冷するようにしたものである。ヒートシンク51を冷却ファン61により空冷することにより、DMD33および連結部材52から第1レンズホルダ41の熱を、効率よくヒートシンク51から放熱することができる。
図10に示すように、変形例2のプロジェクタは、連結部材52の第1レンズホルダ41との固定箇所に第1温度センサ62が設けられている。また、連結部材52のヒートシンク51との固定箇所に第2温度センサ63が設けられている。これら温度センサ62,63は、制御部64に接続されている。制御部64は、これら温度センサ62,63の検知結果に基づいて、冷却ファン61を制御する。
図11に示すように、制御部64は、第1温度センサ62の温度−第2温度センサ63の温度が、閾値未満か否かチェックする(S1)。閾値以上のとき(S1のNo)は、ヒートシンク51の温度が、第1レンズホルダ41の温度よりも十分低い。従って、この場合は、第1レンズホルダ41の熱が、連結部材52を介して、効率よくヒートシンク51の伝導される。よって、制御部64は、初期の回転数である第2回転数で、冷却ファン61が回転するよう冷却ファン61を制御する(S3)。
(態様1)
DMD33などの画像生成素子で生成された画像を、第1レンズホルダ41などの投射レンズ保持部によって保持された投射レンズ(第1投射レンズ群44aを構成する投射レンズ)を介してスクリーン200などの投射面に向けて投射する投射光学部40などの投射光学装置において、投射レンズ保持部に投射レンズ保持部の熱を放熱するヒートシンク51などの放熱手段を設けた。
かかる構成を備えることで、実施形態で説明したように、ヒートシンク51などの放熱手段により第1レンズホルダ41などの投射レンズ保持部の熱を放熱することができる。これにより、投射レンズ保持部の温度上昇を抑制することができ、投射レンズ保持部の熱膨張が抑制される。その結果、投射レンズ保持部が保持している投射レンズの位置が投射方向に変動するのを抑制することができる。これにより、焦点距離が変動するのを抑制することができる。
(態様1)において、第1レンズホルダ41などのレンズ保持部と、ヒートシンク51などの放熱手段とは、金属製の部材で連結されている。
かかる構成を備えることで、実施形態で説明したように、第1レンズホルダ41などのレンズ保持部の熱を、ヒートシンク51などの放熱手段へ効率よく伝導することができ、レンズ保持部の温度上昇を良好に抑制することができる。
また、(態様1)または(態様2)において、ヒートシンク51などの放熱手段は、DMD33などの画像生成素子の熱も放熱する。
かかる構成を備えることで、実施形態で説明したように、第1レンズホルダ41などのレンズ保持部を放熱する放熱手段と、DMD33などの画像生成部の熱を放熱する放熱手段とをそれぞれ設ける場合に比べて、部品点数を削減できる。これにより、装置のコストアップを抑制することができる。
また、(態様1)乃至(態様3)において、ヒートシンク51などの放熱手段を冷却する冷却ファン61などの冷却手段を備えた。
かかる構成を備えることで、変形例1で説明したように、ヒートシンク51などの放熱手段の温度上昇を抑えることができ、効率よく、第1レンズホルダ41などのレンズ保持部の温度上昇を抑制することができる。
また、(態様4)において、第1レンズホルダ41などのレンズ保持部の温度を検知する第1温度センサ62などの第1温度検知手段と、ヒートシンク51などの放熱手段の温度を検知する第2温度センサ63などの第2温度検知手段と、第1温度検知手段の検知結果と第2温度検知手段の検知結果とに基づいて、冷却ファン61などの冷却手段を制御する制御部64などの制御手段とを備えた。
これにより、変形例2で説明したように、第1レンズホルダ41などのレンズ保持部の熱を効率よくヒートシンク51により放熱することができ、レンズ保持部の温度上昇を良好に抑制することができる。
光源21と、光源21からの光を用いて画像を生成する画像生成素子30と、複数の光学素子を備え、画像を投影面に向けて投射する投射光学部40とを備えた画像投影装置のプロジェクタ1において、上記投射光学部として、(態様1)〜(態様5)のいずれかの投射光学装置を用いたことを特徴とする。
これにより、上記実施形態について説明したように、画像を生成する光以外の光による投影画像の画質悪化を抑制できる。
11 操作部
15 投射レンズ
21 光源
22 カラーホイール
23 ライトトンネル
24 リレーレンズ
30 画像生成部
31 平面ミラー
32 凹面ミラー
33 DMD
33a 基板
33b ネジ
40 投射光学部
41 第1レンズホルダ
42 第2レンズホルダ
44a 第1投射レンズ群
44b 第2投射レンズ群
50 放熱機構
51 ヒートシンク
52 連結部材
52a 曲面部
52b 板状部
52c 連結部
61 冷却ファン
62 第1温度センサ
63 第2温度センサ
64 制御部
Claims (6)
- 画像生成素子で生成された画像を、投射レンズ保持部によって保持された投射レンズを介して投射面に向けて投射する投射光学装置において、
前記投射レンズ保持部に前記投射レンズ保持部の熱を放熱する放熱手段を設けたことを特徴とする投射光学装置。 - 請求項1に記載の投射光学装置において、
前記レンズ保持部と、前記放熱手段とは、金属製の部材で連結されていることを特徴とする投射光学装置。 - 請求項1または2に記載の投射光学装置において、
前記放熱手段は、前記画像生成素子の熱も放熱することを特徴とする投射光学装置。 - 請求項1乃至3いずれかに記載の投射光学装置において、
前記放熱手段を冷却する冷却手段を備えたことを特徴とする投射光学装置。 - 請求項4に記載の投射光学装置において、
前記レンズ保持部の温度を検知する第1温度検知手段と、
前記放熱手段の温度を検知する第2温度検知手段と、
前記第1温度検知手段の検知結果と第2温度検知手段の検知結果とに基づいて、前記冷却手段を制御する制御手段とを備えたことを特徴とする投射光学装置。 - 光源と、前記光源からの光を用いて画像を生成する画像生成素子と、複数の光学素子を備え、前記画像を投射面に向けて投射する投射光学部とを備えた画像投射装置において、
前記投射光学部として、請求項1乃至5いずれかに記載の投射光学装置を用いたことを特徴とする画像投射装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013147860A JP2015022020A (ja) | 2013-07-16 | 2013-07-16 | 投射光学装置及び画像投射装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017021291A (ja) * | 2015-07-14 | 2017-01-26 | 株式会社リコー | 画像投影装置 |
US9829671B2 (en) | 2015-07-30 | 2017-11-28 | Ricoh Company, Ltd. | Projection lens unit, optical engine, and image projecting apparatus |
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JP2006139022A (ja) * | 2004-11-11 | 2006-06-01 | Seiko Epson Corp | プロジェクタ |
JP2006301368A (ja) * | 2005-04-21 | 2006-11-02 | Casio Comput Co Ltd | データプロジェクタ |
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2013
- 2013-07-16 JP JP2013147860A patent/JP2015022020A/ja active Pending
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