JP2001125195A - 光源装置及びこれを用いる表示装置 - Google Patents

光源装置及びこれを用いる表示装置

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JP2001125195A
JP2001125195A JP30499099A JP30499099A JP2001125195A JP 2001125195 A JP2001125195 A JP 2001125195A JP 30499099 A JP30499099 A JP 30499099A JP 30499099 A JP30499099 A JP 30499099A JP 2001125195 A JP2001125195 A JP 2001125195A
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outlet
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JP30499099A
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Munenori Ikeda
宗徳 池田
Shinji Matsumoto
伸次 松本
Nobuhiro Adachi
信博 足達
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Hitachi Ltd
Hitachi Advanced Digital Inc
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Video and Information System Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発光管の冷却を安定に行うと共に、発光管が
破裂した時に発生するガラスや金属の破片をランプ外に
飛散するのを防止する。 【解決手段】 ファンを用いて導風路を通してランプ内
に強制的に空気を送り、発光管を冷却すると共に、目の
細かい金属等で出来た網をランプの通風吹き出し口や冷
却風排風穴に配置して、発光管が破裂した時に生じる破
片の飛散を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は光源装置及びそれ
を用いる表示装置に係わり、特に、液晶表示板を用いて
投射レンズにてスクリーン上に拡大投影する液晶プロジ
ェクターの光源装置の飛散防止構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の技術は特開平11−39934号
公報に開示されるように、ランプの冷却に対して光源反
射鏡の固定枠に送風吹き出し口を設け、ランプ封止部に
冷却風排風穴を設けここに空気を通すことで冷却を行っ
ていた。しかしながらこの方法では、空気の吸い込み抵
抗が大きく冷却を安定に行うことは困難である。又、発
光管が破裂した際の飛散防止について特に配慮されてお
らず、送風吹き出し口、及びランプ封止部の冷却風排風
穴より発光管が破裂した時にガラスの破片や内部の金属
等が飛散する可能性があり、これらが装置の中に入り故
障の原因や光学部品について性能を劣化させるという問
題があった。
【0003】又、特開平10−254061号公報に
は、左右の通気口に金属メッシュを設けることが開示さ
れているが、破裂の際にはガラスの破片や内部の金属等
が直接金属メッシュに当たる。この為に、ガラスの破片
が金属メッシュを通過することがあり、飛散を防止する
ことは困難であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】近年、液晶プロジェク
ターは室内を明るくしたままでプレゼンテーションを行
うことができるように、ランプ光源の出力を上げる方向
にある。この為にランプ光源は高出力化によって冷却が
問題となっている。この対策として、例えば、前記従来
技術に開示した様に、発光管の冷却を行うために、光源
反射鏡の固定枠には送風吹き出し口を設け、さらに、ラ
ンプ封止部には冷却風排風穴を設け、この風路に風を通
して冷却を行っていた。しかしながら、発光管は製造上
のバラツキにより管球の厚さなどが変わり易いため、強
度が低いものがあり、更には冷却の不安定により内部の
蒸気圧が高まること等によって破裂を起こす場合があ
る。従来技術に開示した方法は発光管の冷却が十分行わ
れずランプの破裂の発生の頻度が高くなり、又、発光管
が破裂した際には、前記の送風吹き出し口や冷却風排風
穴からガラスの破片や内部の金属等が飛散する可能性が
ある。従って、これらが装置の中に入り故障の原因とな
ったり、光学部品について性能を劣化させるという問題
があった。
【0005】本発明の目的は、発光管の冷却の安定化を
図り、発光管の破裂頻度を下げると共に、発光管が破裂
した際には発光管を冷却するために設けた通風路からガ
ラスの破片や内部の金属等が飛散しないようにした光源
装置及びそれを用いる表示装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明においては、前記
目的を達成する為に、冷却の風量を確保することと発光
管が破裂した際に光源反射鏡の固定枠に設けた送風吹き
出し口、及びランプ封止部の冷却風排風穴よりガラスの
破片や内部の金属等が飛散しない構造としている。ま
ず、ランプの冷却に関しては、冷却用のファンから出た
空気を導風路によって強制的にランプ内部に送風する。
固定枠に設けた送風吹き出し口の飛散防止としては目の
細かい金属などによって出来た網を送風吹き出し口との
隙間が発生しない様に配置する。これによって空気はこ
の網を通過するので冷却の風量を十分確保することが出
来る。又、網の形状を凸形にすることで送風吹き出し口
との間に空間が出来るので空気を十分通すことが可能に
なった。又、ガラスの破片や内部の金属等が直接的に目
の細かい金属に当たると通過してしまう場合があるが、
本発明者等は、送風吹き出し口の上方部に目の細かい金
属の網を配置することによって飛散したガラスの破片や
内部の金属等はまず側壁などに当たり速度が落ちてから
網に当たるようにすると飛散防止に効果があることを見
出した。又、ランプ冷却用のファンは空気を強制的にラ
ンプ内に導くために導風路を設けてこれを固定枠に設け
た送風吹き出し口に接続する構造とした。これによって
ランプの外側方向から内側方向に流速の早い空気が強制
的に送り込まれ、前記の破裂によって発生したガラスの
破片や内部の金属等はランプの外側方向からの風圧によ
って押し戻され目の細かい金属などによって出来た網の
方向に向かう可能性が少なくなりガラスの破片や内部の
金属等の飛散防止に効果があることを見出した。ランプ
封止部の冷却風排風穴の飛散防止としても同様に目の細
かい金属などによって出来た網をランプ封止部の冷却風
排風穴との間に隙間が発生しない様に配置する。これに
よって空気はこの網を通過するので冷却の風量を十分確
保することが出来る。又、飛散したガラスの破片や内部
の金属等は発光管とランプ封止部の冷却風排風穴との側
壁などにまず当たり速度が落ちてから網に当たるので飛
散防止に効果がある。更にランプの送風吹き出し口及
び、ランプ封止部の冷却風排風穴の飛散防止として目の
細かい金属などによって出来た網を具備しランプ交換時
に前記の目の細かい金属などによって出来た網がランプ
と一体になって取り外す事が出来る構造とした。これに
よって、たとえランプが破裂していてもランプ交換時に
はガラスの破片や内部の金属等が外に出ない。
【0007】本発明の目的を達成するために、第1の発
明では、光源装置は、光源及び前記光源を覆うカバーを
有し、前記カバーに吹き出し口と排出口が設けられたラ
ンプと、冷却用ファンからの冷風を前記吹き出し口に導
くための導風路とを備え、前記カバー内に導かれた冷風
を前記排出口から排出する構成賭した。第1の発明にお
いて、前記吹き出し口及び前記排出口を網で覆う。ま
た、前記吹き出し口を覆う前記網を凸形状としてもよ
い。
【0008】第2の発明では、光源装置は、光源、前記
光源の光を反射する光源反射鏡、前記光源反射鏡に結合
され光源を支持するための封止部、光透過型前面板から
構成され、前記光源反射鏡に冷風を吹き出すための吹き
出し口が設けられ、前記封止部に排出口が設けられたラ
ンプと、冷却ファンからの冷風を前記吹き出し口に導く
ための導風路とを備える。第2の発明において、前記吹
き出し口及び前記排出口を網で覆う構成とする。また、
前記吹き出し口を覆う前記網を凸形状とする。また、前
記導風路と前記網をパッキンを介して接続すると好適で
ある。
【0009】第3の発明では、表示装置は、光源から出
射された光を変調してスクリーン上に表示する表示装置
において、光源及び前記光源を覆うカバーを有し、前記
カバーには吹き出し口と排出口が設けられたランプと、
冷却用ファンと、前記冷却用ファンからの冷風を前記吹
き出し口に導くための導風路とを備え、前記カバー内に
導かれた冷風を前記排出口から排出する構成の光源装置
を有する。第3の発明において、前記吹き出し口及び前
記排出口を網で覆う。また、前記吹き出し口を覆う前記
網を凸形状とすると好適である。
【0010】第4の発明では、表示装置は、光源から出
射された光を変調してスクリーン上に表示する表示装置
において、光源、前記光源の光を反射する光源反射鏡、
前記光源反射鏡に結合され光源を支持するための封止
部、光透過型前面板から構成され、前記光源反射鏡に冷
風を吹き出すための吹き出し口が設けられ、前記封止部
に排出口が設けられたランプと、ランプ冷却用ファン
と、前記冷却ファンからの冷風を前記吹き出し口に導く
ための導風路とを備えた光源装置を有する。第4の発明
において、前記吹き出し口及び前記排出口を網で覆うと
好適である。また、前記吹き出し口を覆う前記網を凸形
状としてもよい。また、前記導風路と前記網をパッキン
を介して接続してもよい。
【0011】第5の発明では、表示装置は、ランプの光
源からの出射光を赤、緑、青に分光し、液晶表示パネル
を通過した光りを合成して投射レンズにてスクリーン上
に投影表示する表示装置において、ランプ冷却用のファ
ンと、前記ファンからの空気を強制的にランプ内に導く
ための導風路とを設け、前記ランプ内に前記空気を導入
するための送風吹き出し口に前記導風路を接続する構成
とする。
【0012】第5の発明において、前記送風吹き出し口
に目の細かい網を配置して、前記光源が破壊された時の
破片の飛散を防止する。前記網を送風吹き出し口の前記
空気が流入する側に配置すると好適である。また、前記
網を凸形状とすると好適である。また、前記導風路をゴ
ム等のパッキンで前記網に接続してもよい。また、前記
ランプの前記光源を支持する封止部に冷却風排風穴を設
け、前記封止部の前記冷却風排風穴を目の細かい網で覆
って前記光源が破壊された場合の破片の飛散を防止す
る。
【0013】第6の発明では、表示装置は、ランプの光
源からの出射光を赤、緑、青に分光し、液晶表示パネル
を通過した光りを合成して投射レンズにてスクリーン上
に投影表示する表示装置において、前記ランプ内に空気
を導入するための送風吹き出し口及び前記ランプの前記
光源を支持する封止部に設けた冷却風排風穴を、前記光
源が破壊された場合に破片の飛散を防止するための網で
覆い、前記ランプ交換時に前記網がランプと一体なって
取り外す事が出来るランプアセンブリを備えている。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、幾つかの実施例を用い、図を参照して説明する。図
1は本発明による光源装置の一実施例を示す断面図であ
る。図の光源装置において、ランプはランプハウス15
の内側に収まっている状態を示している。図2は本発明
による光源装置のランプの一実施例を示す断面図であ
る。図2に示すように、ランプは発光管1、固定枠2、
目の細かい金属の網5a、5b、前面ガラス6、光源反
射鏡7、ランプ封止部8等によって構成されている。
【0015】また、図1に示す光源装置において、ラン
プはランプ取付け金具14やランプケース13にネジや
バネ等によって取付けられている。また、シロッコファ
ン17からの冷風は導風路16を通して送風吹き出し口
3からランプ内部に導かれ、冷却風排風穴9を通して排
出される。
【0016】図3は図1の送風吹き出し口近傍の一部拡
大断面図である。図において、光源反射鏡7に取付けら
れた固定枠2の送風吹き出し口3の上方部(矢印19の
方向)の開口穴に目の細かい金属などによって出来た網
5aを配置する。これはネジやバネ等で固定枠2に隙間
のない様に密着固定されている。この固定枠2は送風吹
き出し口3を構成すると共にこの固定枠2の厚さを変え
ることによって送風方向を変えることができる。例え
ば、図3の固定枠2の断面において、一方の断面の冷風
の入り口近傍の厚さを冷風の出口近傍の断面の厚さに比
べて薄くなるようにし、他方の断面の冷風の入り口近傍
の厚さを冷風の出口近傍の断面の厚さに比べて厚くなる
ように、固定枠2の厚さを滑らかに変化させることによ
って、送風吹き出し口3から排出される冷風の方向を変
えることができる。
【0017】図1おいて、ランプハウス15にはランプ
を冷却する為の、例えばシロッコファン17等が設けら
れており、このシロッコファン17からの空気を強制的
に光源装置内に導くために導風路16が設けられてい
る。本発明において、導風路16はランプハウス15の
上板22と蓋18によって構成しているが一体形状でも
かまわない。導風路16はランプの固定枠2に設けられ
た送風吹き出し口3に接続する構造としている。この導
風路16はもちろん他の装置を冷却するための冷風を分
配した構造であっても差し支えない。ランプ冷却用のシ
ロッコファン17から送り込まれた空気は矢印30aの
方向に導風路16を通り、目の細かい金属などによって
出来た網5aを容易に通過し、更に送風吹き出し口3を
通過してランプ内部の発光管1を冷却する。その後、ラ
ンプ封止部8の冷却風排風穴9に配置した目の細かい金
属などによって出来た網5bから抵抗なく排出される。
なお、図において、23は発光管1に電力を供給するた
めの線である。
【0018】図3に示す様に、ランプ冷却用のファン1
7から冷却用の冷風が送りこまれる導風路16の先端
は、送風吹き出し口3の上方部(矢印19の方向)の目
の細かい金属の網5aに材質がゴム等で出来たパッキン
11で密着するように工夫されている。すなわち、この
パッキン11によって導風路16と網5aの位置のバラ
ツキを吸収して、パッキン11を介して導風路16と網
5aを連結することができるため、周囲からの空気の漏
れが少なくなりランプ内に十分に空気を入れることが可
能になる。
【0019】図4は図1の送風吹き出し口近傍の一部拡
大断面図であり、網5aの形状を示している。又、図4
に示すように目の細かい金属の網5aの形状を凸形状に
することによって送風吹き出し口3との間に空間40a
が出来るので、網5aが固定枠2に密着している場合に
比べてあきらかに抵抗が減り冷却の風量を上げることが
出来る。すなわち、網5aが固定枠2と密着している
と、固定枠2と網5aの網目の間が網5aの網目の大き
さよりも狭くなる部分ができるため、この部分を通る冷
風の抵抗が大きくなる。ところが、網5aの形状を凸形
状にすると、冷風は網5aの抵抗だけになり、網5aを
固定枠2に密着して取り付ける場合に比べて抵抗を低減
することができる。
【0020】以上述べたように、本実施例においては、
ランプ冷却用のファン17による冷風(空気)を強制的
にランプ内に導くための導風路16を設け、ランプの送
風吹き出し口に強制的に冷風を送り込むことができるの
で、安定に冷却を行うことができる。従って、発光管1
の温度を一定に保つことができ、内部の蒸気圧が急激に
高まることが内ので、発光管1が破裂を起こす可能性が
少なくなった。
【0021】図5は本発明による光源装置において、ラ
ンプが破裂した状態の一実施例を示す断面図である。発
光管1が破裂した際にはガラスの破片や内部の金属等の
破片18が飛散するが、飛散物は当然ながら前面ガラス
6や光源反射鏡7で反射され、ほとんどがランプの送風
吹き出し口3及びランプ封止部8の冷却風排風穴9の方
向に向かう。本実施例の光源装置では、ランプの送風吹
き出し口3からガラスや金属の破片が飛散するのを防止
するために、目の細かい金属などによって出来た網5a
をランプ取付け金具14等によって送風吹き出し口3と
の間に隙間が発生しない様に密着して配置している。ま
た、ガラスや金属の破片18はまず固定枠2や光源反射
鏡7の側壁20に衝突し、速度が落ちてからから網5
a、5bに当たるため、破片18は網5a、5bを通過
し難い。したがって、ガラスや発光管1内部の金属等の
破片18等が外に飛び出さない。
【0022】図6は図5の一部拡大断面図である。図に
おいて、飛散したガラスや内部の金属等の破片18はま
ず固定枠2の側壁4などに当たり速度が落ちてから目の
細かい金属などによって出来た網5a当たることで止ま
り、直接ガラスの破片や内部の金属の破片等が目の細か
い金属の網5aに当たる場合に比べて飛散防止に効果が
あり又、目の細かい金属などによって出来た凸形状の網
5aはランプの送風吹き出し口3に密着して配置されて
いるので、網5aの隙間からこぼれにくい。
【0023】図5において、ランプハウス15にはラン
プを冷却する為の例えばシロッコファン17等が設けら
れており、この冷風(空気)は導風路16によってラン
プの送風吹き出し口3に導かれる。このランプ冷却用の
ファン17によりランプの送風吹き出し口3に強制的に
冷風(空気)を送り込むことによって、矢印30aで示
すように、ランプの外側方向から内側方向に向かって流
速の早い冷風が強制的に送り込まれる。このため、発光
管1の破裂によって発生したガラスや内部の金属の破片
18等はランプの外側方向からの風圧によって押し戻さ
れ、目の細かい金属などによって出来た網5aの方向に
向かう可能性が少なくなりガラスや内部の金属の破片1
8等の飛散防止に効果がある。また、ランプ封止部8の
冷却風排風穴9の飛散防止のために、同様に目の細かい
金属などによって出来た網5bをランプ封止部8の冷却
風排風穴9との間に隙間が発生しない様に密着して配置
している。冷風はこの目の細かい金属などによって出来
た網5bを通過するので冷却の風量を十分確保すること
が出来る。又、飛散したガラスや内部の金属の破片18
等は発光管1とランプ封止部8の冷却風排風穴9との間
の側壁20などにまず当たり、速度が落ちてから目の細
かい金属などによって出来た網5bに当たるため、網5
bを潜りぬけることは殆どなく、この網5bで止まるの
で破片18の飛散防止に効果がある。
【0024】図7は本発明によるランプアセンブリの一
実施例を示す断面図である。図7に示すように、ランプ
アセンブリ(ランプASS)には上述した目の細かい金
属などによって出来た網5a、5bが一体となって取付
いている構造になっているので、ランプ交換時に発光管
1が破裂している状態で、ランプを取り外しても、ガラ
スや内部の金属の破片18等はランプの外にこぼれ落ち
ることは無いので使用者がこれらにさわり怪我をしたり
する事を防止することが出来る。
【0025】以上述べたように、本発明による光源装置
では、ランプの冷却が安定化する事によって発光管の破
裂頻度を下げると共に、発光管が破裂した際にランプを
冷却するために設けた導風路からガラスや内部の金属の
破片が飛散しない構造とした。
【0026】このことにより、使用者がこれら破片にさ
わり、怪我をしたり、また、破片が表示装置の中に入り
故障の原因や光学部品について性能を劣化させることを
防止することが出来る。
【0027】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、ラ
ンプの冷却を安定化して発光管の破裂頻度を下げると共
に、発光管が破裂した際に生じるガラスや金属の破片
が、ランプを冷却するために設けた導風路から飛散する
のを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による光源装置の一実施例を示す断面図
である。
【図2】本発明による光源装置のランプの一実施例を示
す断面図である。
【図3】図1の送風吹き出し口近傍の一部拡大断面図で
ある。
【図4】図1の送風吹き出し口近傍の一部拡大断面図で
ある。
【図5】本発明による光源装置において、ランプが破裂
した状態の一実施例を示す断面図である。
【図6】図5の一部拡大断面図である。
【図7】本発明によるランプアセンブリの一実施例を示
す断面図である。
【符号の説明】
1…発光管、2…固定枠、3…通風吹き出し口、4…側
壁、5a、5b…目の細かい金属の網、6…前面ガラ
ス、7…光源反射鏡、8…ランプ封止部、9…ランプ封
止部の冷却風排風穴、10…凸形状の目の細かい金属の
網、11…ゴム等のパッキン、12…ランプ固定金具、
13…ランプケース、14…ランプ取付け金具、15…
ランプハウス、16…導風路、17…シロッコファン、
18…ガラス、金属などの破片、20…側壁、40a…
空間。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松本 伸次 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所デジタルメディアシステ ム事業部内 (72)発明者 足達 信博 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立画像情報システム内

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光源及び前記光源を覆うカバーを有し、前
    記カバーに吹き出し口と排出口が設けられたランプと、
    冷却用ファンからの冷風を前記吹き出し口に導くための
    導風路とを備え、前記カバー内に導かれた冷風を前記排
    出口から排出することを特徴とする光源装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の光源装置において、前記吹
    き出し口及び前記排出口を網で覆うことを特徴とする光
    源装置。
  3. 【請求項3】請求項2記載の光源装置において、前記吹
    き出し口を覆う前記網を凸形状とすることを特徴とする
    光源装置。
  4. 【請求項4】光源、前記光源の光を反射する光源反射
    鏡、前記光源反射鏡に結合され光源を支持するための封
    止部、光透過型前面板から構成され、前記光源反射鏡に
    冷風を吹き出すための吹き出し口が設けられ、前記封止
    部に排出口が設けられたランプと、冷却ファンからの冷
    風を前記吹き出し口に導くための導風路とを備えること
    を特徴とする光源装置。
  5. 【請求項5】請求項4記載の光源装置において、前記吹
    き出し口及び前記排出口を網で覆うことを特徴とする光
    源装置。
  6. 【請求項6】請求項5記載の光源装置において、前記吹
    き出し口を覆う前記網を凸形状とすることを特徴とする
    光源装置。
  7. 【請求項7】請求項5記載の光源装置において、前記導
    風路と前記網をパッキンを介して接続することを特徴と
    する光源装置。
  8. 【請求項8】光源から出射された光を変調してスクリー
    ン上に表示する表示装置において、光源及び前記光源を
    覆うカバーを有し、前記カバーには吹き出し口と排出口
    が設けられたランプと、冷却用ファンと、前記冷却用フ
    ァンからの冷風を前記吹き出し口に導くための導風路と
    を備え、前記カバー内に導かれた冷風を前記排出口から
    排出する構成の光源装置を有することを特徴とする表示
    装置。
  9. 【請求項9】請求項8記載の表示装置において、前記吹
    き出し口及び前記排出口を網で覆うことを特徴とする表
    示装置。
  10. 【請求項10】請求項9記載の表示装置において、前記
    吹き出し口を覆う前記網を凸形状とすることを特徴とす
    る表示装置。
  11. 【請求項11】光源から出射された光を変調してスクリ
    ーン上に表示する表示装置において、光源、前記光源の
    光を反射する光源反射鏡、前記光源反射鏡に結合され光
    源を支持するための封止部、光透過型前面板から構成さ
    れ、前記光源反射鏡に冷風を吹き出すための吹き出し口
    が設けられ、前記封止部に排出口が設けられたランプ
    と、ランプ冷却用ファンと、前記冷却ファンからの冷風
    を前記吹き出し口に導くための導風路とを備えた光源装
    置を有することを特徴とする表示装置。
  12. 【請求項12】請求項11記載の表示装置において、前
    記吹き出し口及び前記排出口を網で覆うことを特徴とす
    る表示装置。
  13. 【請求項13】請求項12記載の表示装置において、前
    記吹き出し口を覆う前記網を凸形状とすることを特徴と
    する表示装置。
  14. 【請求項14】請求項12記載の表示装置において、前
    記導風路と前記網をパッキンを介して接続することを特
    徴とする表示装置。
  15. 【請求項15】ランプの光源からの出射光を赤、緑、青
    に分光し、液晶表示パネルを通過した光りを合成して投
    射レンズにてスクリーン上に投影表示する表示装置にお
    いて、ランプ冷却用のファンと、前記ファンからの空気
    を強制的にランプ内に導くための導風路とを設け、前記
    ランプ内に前記空気を導入するための送風吹き出し口に
    前記導風路を接続することを特徴とする表示装置。
  16. 【請求項16】請求項15記載の表示装置において、前
    記送風吹き出し口に目の細かい網を配置して、前記光源
    が破壊された時の破片の飛散を防止することを特徴とす
    る表示装置。
  17. 【請求項17】請求項16記載の表示装置において、前
    記網を送風吹き出し口の前記空気が流入する側に配置す
    ることを特徴とする表示装置。
  18. 【請求項18】請求項16記載の表示装置において、前
    記網を凸形状としすることを特徴とする表示装置。
  19. 【請求項19】請求項16記載の表示装置において、前
    記導風路をゴム等のパッキンで前記網に接続することを
    特徴とする表示装置。
  20. 【請求項20】請求項15記載の表示装置において、前
    記ランプの前記光源を支持する封止部に冷却風排風穴を
    設け、前記封止部の前記冷却風排風穴を目の細かい網で
    覆って前記光源が破壊された場合の破片の飛散を防止す
    ることを特徴とする表示装置。
  21. 【請求項21】ランプの光源からの出射光を赤、緑、青
    に分光し、液晶表示パネルを通過した光りを合成して投
    射レンズにてスクリーン上に投影表示する表示装置にお
    いて、前記ランプ内に空気を導入するための送風吹き出
    し口及び前記ランプの前記光源を支持する封止部に設け
    た冷却風排風穴を、前記光源が破壊された場合に破片の
    飛散を防止するための網で覆い、前記ランプ交換時に前
    記網がランプと一体なって取り外す事が出来るランプア
    センブリを有することを特徴とする表示装置。
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