JP3419587B2 - 液晶プロジェクタの光源装置 - Google Patents

液晶プロジェクタの光源装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本技術は液晶プロジェクタの光源
装置に係り、冷却ファンの排気口からの光源ランプの光
漏れを軽減すると共に光源ランプが破裂した場合にガラ
スの破片が排気口から飛び出さないようにするものに関
する。
【0002】
【従来の技術】液晶プロジェクタ装置の光源にはメタル
ハライドランプ(以降、ランプと略す)等が用いられ、
このランプを放物面状のリフレクタ内に取付け、ランプ
よりの直接光およびリフレクタによる反射光を集光し、
液晶パネルを照射し、映像光を生成し、投写レンズによ
りスクリーンに投写する。ランプはアーク放電により強
い光を放つもので、発光に伴う発熱によりランプバルブ
内に熱対流が発生し、ランプバルブ内の上下で温度差が
生じてガス濃度が不均一になり、アークが円弧状に弯曲
して発光の中心が光軸から外れ、光の利用率が低下する
という問題があり、これを防ぐため、強制的に換気を行
ってランプ等を冷却するのが通例である。図3は従来の
ランプユニット(上記リフレクタおよびランプを取付け
たもの)および排気ファン部分の要部側断面図である
が、矢印で示すように、ランプユニット3の後方に排気
ファン6を設け、ランプユニット3の前部上方→リフレ
クタ2の内外→ランプユニット底部→排気ファン6の経
路で通風させ、ランプユニット3で熱せられた空気を筺
体7の通風口8から機外に排気し、ランプ1およびリフ
レクタ2等を冷却している。なお、排気ファン6はラン
プ1等の冷却用であると同時に電源あるいは液晶パネル
等、機内各部で発生する熱の排出用である。
【0003】上述のように、メタルハライドランプ1は
強い光を放つため、ランプユニット3の背後に排気ファ
ン6を設けた場合、内部で反射した光が筺体7の排気口
8から機外に漏れ、周囲が暗い場合に漏れた光が目障り
になるという問題があり、また、ランプ1は高圧のガス
が充填されており、ランプ1が破裂した場合にガラスの
破片が飛散し、この破片が排気風によって運ばれ、排気
口8から機外に飛び出す場合がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような点
に鑑み、液晶プロジェクタ装置の光源に用いられるラン
プの光が排気口から機外に漏れるのを防止すると共に、
ランプが破裂した場合にガラスの破片の大きいものが排
気口から機外に飛び出さないようにすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するため、液晶プロジェクタ装置において、メタルハ
ライドランプをリフレクタ内に取付けてランプユニット
を構成し、ランプユニットの背後に排気ファンを設け、
前記ランプユニットの前部上側より吸入され、ランプユ
ニットで暖められた空気をランプユニットの下側の空間
を通して後方に排気するようにし、前記ランプユニット
の下側の排気風路にV字形あるいはU字形の障壁をV字
あるいはU字の底側をランプユニットの後方側となるよ
うにして設けた液晶プロジェクタの光源装置を提供する
ものである。
【0006】
【作用】以上のように構成したので、本発明による液晶
プロジェクタの光源装置においては、ランプユニット下
部の排気風路にV字形あるいはU字形に形成した障壁を
取付け、光源ランプからの光を遮断してランプユニット
背後の排気口から機外に光が漏れないようにし、また、
ランプが破裂した場合に排気風で運ばれるガラスの破片
をこのV字形あるいはU字形の障壁内に保持し、排気口
から機外に飛び出さないようにする。
【0007】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明による液晶プロ
ジェクタの光源装置の実施例を詳細に説明する。図1は
本発明による液晶プロジェクタの光源装置の一実施例の
要部側断面図、図2は要部斜視図である。図1および図
2において、1はメタルハライドランプで、アーク放電
により発光する。2はリフレクタで、内面を放物面鏡に
形成し、メタルハライドランプ1を発光の中心が光軸
(光学系の中心軸)に一致するように取付けられる。3
はこれらメタルハライドランプ1およびリフレクタ2等
からなるランプユニットである。4はランプボックス
で、ランプユニット3を収納し、前面に照明に不要な赤
外線および紫外線等を除去するためのコールドミラー5
を設ける。6は排気ファンで、ランプユニット3の前部
上方→リフレクタの内外→ランプユニット底部→排気フ
ァン6の経路で通風させ、ランプ1およびリフレクタ2
等を冷却すると共に、機内の電源あるいは液晶パネル等
で発生する熱を排出する。7は筺体で、排気ファン6に
よる排気を通すための通風口8を設ける。
【0008】9はV字形の障壁で、ランプボックス4の
底面に設ける。この障壁9は、ランプ1の反射光が筺体
7の排気口8から機外に漏れないようにすると共に、ラ
ンプ1が破裂した場合にランプ1のガラスの破片が排気
風で運ばれ、通風口8から機外に飛び出さないようにす
るためのもので、V字形に形成することによりガラスの
破片をV字の底の部分に保持するようにする。なお、こ
の障壁9は、光漏れを防ぎ、ガラスの破片の飛び出しを
防ぎながら、排気風の流通を妨げることのないようにす
るため、左右(図1の表裏方向)の幅、およびランプユ
ニット3との隙間を適宜に設定する。これにより、パウ
ダー状の細かいガラスが飛び出すことはあっても大きな
ガラス破片が飛び出すことのないようにする。なお、上
記では障壁9の形状をV字形にした例で説明したが、U
字形に形成し、U字の底の部分にガラスの破片を保持す
るようにしてもよい。
【0009】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明による液
晶プロジェクタの光源装置によれば、排気口から漏れる
光源ランプの光はランプユニット下部の排気風路に設け
たV字形あるいはU字形の障壁により遮光されるので暗
い室内で光漏れが目障りになることがなく、また、ラン
プが破裂した場合に排気風で運ばれるガラスの破片をこ
のV字形あるいはU字形の障壁によって保持するので、
排気口から大きな破片が機外に飛び出すことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による液晶プロジェクタの光源装置の一
実施例の要部側断面図である。
【図2】本発明による液晶プロジェクタの光源装置の一
実施例の要部斜視図である。
【図3】従来の液晶プロジェクタの光源装置の一例の要
部側断面図である。
【符号の説明】
1 メタルハライドランプ 2 リフレクタ 3 ランプユニット 4 ランプボックス 5 コールドミラー 6 排気ファン 7 筺体 8 通風口 9 V字形障壁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03B 21/00 - 21/30 G02F 1/13357

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液晶プロジェクタ装置において、メタル
    ハライドランプをリフレクタ内に取付けてランプユニッ
    トを構成し、ランプユニットの背後に排気ファンを設
    け、前記ランプユニットの前部上側より吸入され、ラン
    プユニットで暖められた空気をランプユニットの下側の
    空間を通して後方に排気するようにし、前記ランプユニ
    ットの下側の排気風路に障壁を設けて構成した液晶プロ
    ジェクタの光源装置。
  2. 【請求項2】 前記障壁をV字形に形成し、V字の底側
    を前記ランプユニットの後方側となるように配設してな
    る請求項1記載の液晶プロジェクタの光源装置。
  3. 【請求項3】 前記障壁をU字形に形成し、U字の底側
    を前記ランプユニットの後方側となるように配設してな
    る請求項1記載の液晶プロジェクタの光源装置。
  4. 【請求項4】 前記障壁を、前記排気風路の略中央に設
    けてなる請求項1、請求項2または請求項3記載の液晶
    プロジェクタの光源装置。
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