JPH0427552B2 - - Google Patents
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- JPH0427552B2 JPH0427552B2 JP2073554A JP7355490A JPH0427552B2 JP H0427552 B2 JPH0427552 B2 JP H0427552B2 JP 2073554 A JP2073554 A JP 2073554A JP 7355490 A JP7355490 A JP 7355490A JP H0427552 B2 JPH0427552 B2 JP H0427552B2
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- Japan
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- liquid crystal
- display panel
- crystal display
- light source
- case
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- Liquid Crystal (AREA)
- Projection Apparatus (AREA)
- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は液晶プロジエクタに関するものであ
る。
る。
液晶プロジエクタは、透過型の液晶表示パネル
を用いて画像を表示させ、この液晶表示パネルの
表示像を投影レンズによりスクリーン面に拡大投
影するもので、この液晶プロジエクタは次のよう
な構成となつている。
を用いて画像を表示させ、この液晶表示パネルの
表示像を投影レンズによりスクリーン面に拡大投
影するもので、この液晶プロジエクタは次のよう
な構成となつている。
すなわち、第4図は従来の液晶プロジエクタを
示したもので、図中1はプロジエクタのケースで
あり、このケース1の前面部には複数枚の光学レ
ンズを組合わせてなる投影レンズ2が設けられて
いる。また、3は前記ケース1内の前部に投影レ
ンズ2と対向させて配置された透過型ドツトマト
リツクス液晶表示パネル、4はこの液晶表示パネ
ル1の後方に位置させてケース1内の後部に設け
られた光源部であり、この光源部4は、光源ラン
プ5とこの光源ランプ5からの照明光を液晶表示
パネル3の裏面に向けて反射させるリフレクタ6
とからなつており、この光源部4からの照明光
は、赤外線除去フイルタ(赤外線反射フイルタま
たは赤外線吸収フイルタ)8により赤外線成分を
除去されて液晶表示パネル3に入射するようにな
つている。なお、第4図には、前記リフレクタ6
として、光源ランプ5からの光を平行光として液
晶表示パネル3側に反射させる放物面状の反射面
をもつたパラボラリフレクタを使用している液晶
プロジエクタを示したが、リフレクタとして通常
の楕円鏡面リフレクタを使用している液晶プロジ
エクタでは、光源部と液晶表示パネルとの間にリ
レーレンズを設けて、リフレクタからの反射光を
このリレーレンズにより平行光に補正して液晶表
示パネルに導いている。また、第4図において、
7は液晶表示パネル1の前面側に設けられた偏心
フレネルレンズであり、液晶表示パネル3を透過
した光つまり液晶表示パネル3の表示像は、この
偏心フレネルレンズ7により所定の方向に向けら
れて投影レンズ2に集光され、投影レンズ2によ
り拡大されてスクリーンS面に投影されるように
なつている。なお、液晶表示パネル3はTN(ツ
イステツド・ネマスチツク)型のものであり、こ
の液晶表示パネル3は、その裏面側から入射する
照明光の入射効率が最もよくなるように、光源側
の光軸に対し所定角度傾けて設けられている。ま
た、9aは前記ケース1の一部に設けられた吸気
口、9bは換気用フアン10を備えた排気口であ
り、ケース1内は、吸気口9aから取入れられて
排気口9bから排気される外気によつて空冷され
ている。
示したもので、図中1はプロジエクタのケースで
あり、このケース1の前面部には複数枚の光学レ
ンズを組合わせてなる投影レンズ2が設けられて
いる。また、3は前記ケース1内の前部に投影レ
ンズ2と対向させて配置された透過型ドツトマト
リツクス液晶表示パネル、4はこの液晶表示パネ
ル1の後方に位置させてケース1内の後部に設け
られた光源部であり、この光源部4は、光源ラン
プ5とこの光源ランプ5からの照明光を液晶表示
パネル3の裏面に向けて反射させるリフレクタ6
とからなつており、この光源部4からの照明光
は、赤外線除去フイルタ(赤外線反射フイルタま
たは赤外線吸収フイルタ)8により赤外線成分を
除去されて液晶表示パネル3に入射するようにな
つている。なお、第4図には、前記リフレクタ6
として、光源ランプ5からの光を平行光として液
晶表示パネル3側に反射させる放物面状の反射面
をもつたパラボラリフレクタを使用している液晶
プロジエクタを示したが、リフレクタとして通常
の楕円鏡面リフレクタを使用している液晶プロジ
エクタでは、光源部と液晶表示パネルとの間にリ
レーレンズを設けて、リフレクタからの反射光を
このリレーレンズにより平行光に補正して液晶表
示パネルに導いている。また、第4図において、
7は液晶表示パネル1の前面側に設けられた偏心
フレネルレンズであり、液晶表示パネル3を透過
した光つまり液晶表示パネル3の表示像は、この
偏心フレネルレンズ7により所定の方向に向けら
れて投影レンズ2に集光され、投影レンズ2によ
り拡大されてスクリーンS面に投影されるように
なつている。なお、液晶表示パネル3はTN(ツ
イステツド・ネマスチツク)型のものであり、こ
の液晶表示パネル3は、その裏面側から入射する
照明光の入射効率が最もよくなるように、光源側
の光軸に対し所定角度傾けて設けられている。ま
た、9aは前記ケース1の一部に設けられた吸気
口、9bは換気用フアン10を備えた排気口であ
り、ケース1内は、吸気口9aから取入れられて
排気口9bから排気される外気によつて空冷され
ている。
つまり、この液晶プロジエクタは、液晶表示パ
ネルの表示像をスクリーン面に拡大投影するもの
で、この液晶プロジエクタによれば、スライドフ
イルムを使用する通常のプロジエクタのようにス
ライドフイルムを挿入抜き出しする必要はない
し、またテレビジヨン画像のような動画像もスク
リーン面に投影することができる。
ネルの表示像をスクリーン面に拡大投影するもの
で、この液晶プロジエクタによれば、スライドフ
イルムを使用する通常のプロジエクタのようにス
ライドフイルムを挿入抜き出しする必要はない
し、またテレビジヨン画像のような動画像もスク
リーン面に投影することができる。
しかしながら、従来の液晶プロジエクタでは、
光源部4から液晶表示パネル3に向かつて照射さ
れる照明光の熱は赤外線除去フイルタ8によつて
ある程度カツトされるが、光源部4からその周囲
に放射される熱は直接あるいはケース1内面で反
射されながらケース前部側にも達してケース1内
を昇温させるために、ケース前部側に配置されて
いる液晶表示パネル3面の温度が上昇して、表示
コントラストの低下や、内部の液晶の破壊等を引
起こすという問題ももつていた。なお、このケー
ス1内の昇温は、ケース1内の換気によりケース
1内を空冷することによつてある程度は抑えるこ
とができるが、液晶プロジエイタの光源ランプ4
aとして一般に使用されている高輝度のキセノン
ランプ等はかなりの発熱をともなうために、ケー
ス1内の換気だけでは、ケース1内の昇温を液晶
表示パネル3の熱影響を及ぼさない程度に抑える
ことは難しいから、熱による液晶表示パネル3の
表示コントラストの低下や液晶の熱破壊等を完全
に防ぐことはできなかつた。
光源部4から液晶表示パネル3に向かつて照射さ
れる照明光の熱は赤外線除去フイルタ8によつて
ある程度カツトされるが、光源部4からその周囲
に放射される熱は直接あるいはケース1内面で反
射されながらケース前部側にも達してケース1内
を昇温させるために、ケース前部側に配置されて
いる液晶表示パネル3面の温度が上昇して、表示
コントラストの低下や、内部の液晶の破壊等を引
起こすという問題ももつていた。なお、このケー
ス1内の昇温は、ケース1内の換気によりケース
1内を空冷することによつてある程度は抑えるこ
とができるが、液晶プロジエイタの光源ランプ4
aとして一般に使用されている高輝度のキセノン
ランプ等はかなりの発熱をともなうために、ケー
ス1内の換気だけでは、ケース1内の昇温を液晶
表示パネル3の熱影響を及ぼさない程度に抑える
ことは難しいから、熱による液晶表示パネル3の
表示コントラストの低下や液晶の熱破壊等を完全
に防ぐことはできなかつた。
この発明は上記のような実情にかんがみてなさ
れたものであつて、その目的とするところは、光
源部から放射される熱に液晶表示パネルがさらさ
れるのを防ぐことができるようにした、液晶表示
パネルの温度上昇を低く抑えて表示コントラスト
の低下や液晶の熱破壊等を防ぐことができる液晶
プロジエクタを提供することにある。
れたものであつて、その目的とするところは、光
源部から放射される熱に液晶表示パネルがさらさ
れるのを防ぐことができるようにした、液晶表示
パネルの温度上昇を低く抑えて表示コントラスト
の低下や液晶の熱破壊等を防ぐことができる液晶
プロジエクタを提供することにある。
すなわち、この発明は、ケース内に、光源部
と、液晶表示パネルとを備えた液晶プロジエクタ
において、前記光源部と液晶表示パネルとの間
に、光透過窓を備えた断熱壁を設けたものであ
り、この発明によれば、光源部から放射される熱
は前記断熱壁により遮断されるため、液晶表示パ
ネルが光源部からの放射熱にさらされることはな
いから、液晶表示パネルの温度上昇を低く抑えて
表示コントラストの低下や液晶の熱破壊等を防ぐ
ことができる。
と、液晶表示パネルとを備えた液晶プロジエクタ
において、前記光源部と液晶表示パネルとの間
に、光透過窓を備えた断熱壁を設けたものであ
り、この発明によれば、光源部から放射される熱
は前記断熱壁により遮断されるため、液晶表示パ
ネルが光源部からの放射熱にさらされることはな
いから、液晶表示パネルの温度上昇を低く抑えて
表示コントラストの低下や液晶の熱破壊等を防ぐ
ことができる。
以下、この発明の一実施例を図面を参照して説
明する。
明する。
第1図において、11は液晶プロジエクタのケ
ースであり、このケース11の前面部には、鏡筒
内に複数の光学レンズを並設した投影レンズ12
が設けられている。13は前記ケース10内の前
部に投影レンズ12と対向させて配置された透過
型のドツトマトリツクス液晶表示パネルであり、
この液晶表示パネル13の前面側にはその透過光
を所定方向に向けて投影レンズ12に集光させる
偏心フレネルレンズ17が設けられている。ま
た、ケース11内の後部には、前記液晶表示パネ
ル13の後方に位置させて、液晶表示パネル13
を裏面側から照明する光源部14が設けられてい
る。
ースであり、このケース11の前面部には、鏡筒
内に複数の光学レンズを並設した投影レンズ12
が設けられている。13は前記ケース10内の前
部に投影レンズ12と対向させて配置された透過
型のドツトマトリツクス液晶表示パネルであり、
この液晶表示パネル13の前面側にはその透過光
を所定方向に向けて投影レンズ12に集光させる
偏心フレネルレンズ17が設けられている。ま
た、ケース11内の後部には、前記液晶表示パネ
ル13の後方に位置させて、液晶表示パネル13
を裏面側から照明する光源部14が設けられてい
る。
この光源部14は、キセノンランプ等の光源ラ
ンプ15と、この光源ランプ15からの照明光を
液晶表示パネル13の裏面に向けて反射させるリ
フレクタ16とからなつており、前記リフレクタ
16は、光源ランプ15からの光を平行光として
反射させるパラボラリフレクタとされている。
ンプ15と、この光源ランプ15からの照明光を
液晶表示パネル13の裏面に向けて反射させるリ
フレクタ16とからなつており、前記リフレクタ
16は、光源ランプ15からの光を平行光として
反射させるパラボラリフレクタとされている。
19はケース1内に設けられてこのケース1内
を光源部14側と液晶表示パネル13の配置側と
に仕切る断熱壁であり、この断熱壁19には、光
源部14から液晶表示パネル13に向かう照明光
だけを透過させる光透過窓19aが設けられてい
る。この光透過窓19aには、赤外線除去フイル
タ(赤外線反射フイルタまたは赤外線吸収フイル
タ)18が設けられており、光源部14からの照
明光は、この赤外線除去フイルタ18により赤外
線成分を除去されて液晶表示パネル13に入射さ
れるようになつている。なお、前記断熱壁19
は、木材、ウレタン、ロツクウール板、ケイ酸カ
ルシウム板等の断熱材で構成されている。
を光源部14側と液晶表示パネル13の配置側と
に仕切る断熱壁であり、この断熱壁19には、光
源部14から液晶表示パネル13に向かう照明光
だけを透過させる光透過窓19aが設けられてい
る。この光透過窓19aには、赤外線除去フイル
タ(赤外線反射フイルタまたは赤外線吸収フイル
タ)18が設けられており、光源部14からの照
明光は、この赤外線除去フイルタ18により赤外
線成分を除去されて液晶表示パネル13に入射さ
れるようになつている。なお、前記断熱壁19
は、木材、ウレタン、ロツクウール板、ケイ酸カ
ルシウム板等の断熱材で構成されている。
また、第1図において、20は光源部14の光
源ランプ15およびリフレクタ16を空冷する光
源部冷却用送風機であり、この送風機20は、光
源部14に対して斜め方向から冷却空気(ケース
11内の空気)吹付けるようにして設けられてい
る。
源ランプ15およびリフレクタ16を空冷する光
源部冷却用送風機であり、この送風機20は、光
源部14に対して斜め方向から冷却空気(ケース
11内の空気)吹付けるようにして設けられてい
る。
また、21は液晶表示パネル13の裏面側に設
けられた表示パネル冷却器である。この表示パネ
ル冷却器21は、第2図および第3図に示すよう
に、液晶表示パネル13の裏面にこの液晶表示パ
ネル13の表示画面13aよりも十分大きい枠体
22を取付けるとともに、この枠体22の光源側
に透明板23を取付けて形成した密閉箱状をなす
冷却器本体21a内にエチレングリコール水溶液
等の冷却液aを充填し、この冷却器本体21a内
の両側に、液晶表示パネル13の表示画面13a
部分を避けてヒートパイプ24,24を挿入した
構成となつている。前記ヒートパイプ24,24
は、両端を閉塞したパイプ内に揮発性冷媒を充填
したもので、このヒートパイプ24,24の冷却
器本体21a上に突出する部分には空冷フイン2
5,25が取付けられている。このヒートパイプ
24,24内の冷媒は、冷却器本体21a内の熱
により昇温してヒートパイプ24内を上昇し、空
冷フイン部においてケース11内の空気により冷
却されて冷却器21a側に下降するもので、冷却
器本体21a内の冷却液aは、このヒートパイプ
24,24内の冷媒の対流循環により常時冷却さ
れている。すなわち、この表示パネル冷却器21
は、液晶表示パネル13をその裏面側から冷却す
るものであり、光源部14からの照明光をこの表
示パネル冷却器21を通して液晶表示パネル13
に入射させるようにしておけば、照明光の熱(赤
外線除去フイルタ18により除去し切れなかつた
赤外線成分)により液晶表示パネル13が昇温す
るのを防いで、その熱破壊をさらに完全に防止す
ることができる。なお、冷却器本体21aの光源
側の透明板23はガラス等の通常の透明板でもよ
いが、この透明板23を赤外線吸収フイルタまた
は赤外線反射フイルタとすれば照明光中の赤外線
成分を前記赤外線除去フイルタ18とで二重にカ
ツトすることができるから、さらに効果的に液晶
表示パネル13の昇温を防ぐことができる。
けられた表示パネル冷却器である。この表示パネ
ル冷却器21は、第2図および第3図に示すよう
に、液晶表示パネル13の裏面にこの液晶表示パ
ネル13の表示画面13aよりも十分大きい枠体
22を取付けるとともに、この枠体22の光源側
に透明板23を取付けて形成した密閉箱状をなす
冷却器本体21a内にエチレングリコール水溶液
等の冷却液aを充填し、この冷却器本体21a内
の両側に、液晶表示パネル13の表示画面13a
部分を避けてヒートパイプ24,24を挿入した
構成となつている。前記ヒートパイプ24,24
は、両端を閉塞したパイプ内に揮発性冷媒を充填
したもので、このヒートパイプ24,24の冷却
器本体21a上に突出する部分には空冷フイン2
5,25が取付けられている。このヒートパイプ
24,24内の冷媒は、冷却器本体21a内の熱
により昇温してヒートパイプ24内を上昇し、空
冷フイン部においてケース11内の空気により冷
却されて冷却器21a側に下降するもので、冷却
器本体21a内の冷却液aは、このヒートパイプ
24,24内の冷媒の対流循環により常時冷却さ
れている。すなわち、この表示パネル冷却器21
は、液晶表示パネル13をその裏面側から冷却す
るものであり、光源部14からの照明光をこの表
示パネル冷却器21を通して液晶表示パネル13
に入射させるようにしておけば、照明光の熱(赤
外線除去フイルタ18により除去し切れなかつた
赤外線成分)により液晶表示パネル13が昇温す
るのを防いで、その熱破壊をさらに完全に防止す
ることができる。なお、冷却器本体21aの光源
側の透明板23はガラス等の通常の透明板でもよ
いが、この透明板23を赤外線吸収フイルタまた
は赤外線反射フイルタとすれば照明光中の赤外線
成分を前記赤外線除去フイルタ18とで二重にカ
ツトすることができるから、さらに効果的に液晶
表示パネル13の昇温を防ぐことができる。
また、第1図において、26a,26bはケー
ス11の前面部と後面部とに設けられた吸気口、
27はケース11の上面に設けられた排気口であ
り、この排気口27は、前記断熱壁19によつて
仕切られているケース11の光源部側と表示パネ
ル配置側とにまたがつて設けられている。この排
気口27には、吸気口26a,26bから外気を
吸込んで排気口27から排気する換気用フアン2
8が設けられており、断熱壁19によつて仕切ら
れているケース11内の表示パネル配置側は、ケ
ース前面部の吸気口26aから取入れられて排気
口27から排気される外気によつて空冷され、ケ
ース11内の光源部側は、ケース後面部に吸気口
26bから取入れられて排気口27から排気され
る外気によつて空冷されている。
ス11の前面部と後面部とに設けられた吸気口、
27はケース11の上面に設けられた排気口であ
り、この排気口27は、前記断熱壁19によつて
仕切られているケース11の光源部側と表示パネ
ル配置側とにまたがつて設けられている。この排
気口27には、吸気口26a,26bから外気を
吸込んで排気口27から排気する換気用フアン2
8が設けられており、断熱壁19によつて仕切ら
れているケース11内の表示パネル配置側は、ケ
ース前面部の吸気口26aから取入れられて排気
口27から排気される外気によつて空冷され、ケ
ース11内の光源部側は、ケース後面部に吸気口
26bから取入れられて排気口27から排気され
る外気によつて空冷されている。
しかして、この液晶プロジエクタにおいては、
上記のようにプロジエクタのケース11内を、光
源部14から液晶表示パネル13に向かう照明光
の透過窓19aを有する断熱壁19により光源部
側と表示パネル配置側とに仕切つているから、光
源部14から放射される熱は前記断熱壁19によ
り遮断されることになる。したがつて、この液晶
プロジエクタによれば、液晶パネル13が光源部
14からの放射熱にさらされるのを防ぐととも
に、ケース11内の表示パネル配置側における昇
温も低く抑えることができるから、液晶表示パネ
ル13の温度上昇を低く抑えて表示コントラスト
の低下や液晶の熱破壊等を防ぐことができるし、
また上記実施例のように液晶表示パネル13の裏
面側(照明光の入射側)に表示パネル冷却器24
を設けておけば、さらに確実に液晶表示パネル1
3への熱影響を防止することができる。
上記のようにプロジエクタのケース11内を、光
源部14から液晶表示パネル13に向かう照明光
の透過窓19aを有する断熱壁19により光源部
側と表示パネル配置側とに仕切つているから、光
源部14から放射される熱は前記断熱壁19によ
り遮断されることになる。したがつて、この液晶
プロジエクタによれば、液晶パネル13が光源部
14からの放射熱にさらされるのを防ぐととも
に、ケース11内の表示パネル配置側における昇
温も低く抑えることができるから、液晶表示パネ
ル13の温度上昇を低く抑えて表示コントラスト
の低下や液晶の熱破壊等を防ぐことができるし、
また上記実施例のように液晶表示パネル13の裏
面側(照明光の入射側)に表示パネル冷却器24
を設けておけば、さらに確実に液晶表示パネル1
3への熱影響を防止することができる。
なお、上記実施例では、光源部14からの照明
光中の赤外線成分を除去する赤外線除去フイルタ
18を断熱壁19の光透過窓19aに設けている
が、この赤外線除去フイルタ18は断熱壁19と
は別に設けてもよい。また、上記実施例では光源
部14のリフレクタ16を、光源ランプ15から
の光を平行光として液晶表示パネル13側に反射
させるパラボラリフレクタとしているが、このリ
フレクタ16は通常の楕円鏡面リフレクタでもよ
く、その場合は、光源部14からの照明光を平行
光に補正するリレーレンズを設ければよい。
光中の赤外線成分を除去する赤外線除去フイルタ
18を断熱壁19の光透過窓19aに設けている
が、この赤外線除去フイルタ18は断熱壁19と
は別に設けてもよい。また、上記実施例では光源
部14のリフレクタ16を、光源ランプ15から
の光を平行光として液晶表示パネル13側に反射
させるパラボラリフレクタとしているが、このリ
フレクタ16は通常の楕円鏡面リフレクタでもよ
く、その場合は、光源部14からの照明光を平行
光に補正するリレーレンズを設ければよい。
この発明は、ケース内に、光源部と、液晶表示
パネルとを備えた液晶プロジエクタにおいて、前
記光源部と液晶表示パネルとの間に、光透過窓を
備えた断熱壁を設けたものであるから、液晶表示
パネルが光源部からの放射熱にさらされることは
なく、したがつて液晶表示パネルの温度上昇を低
く抑えて表示コントラストの低下や液晶の熱破壊
等を防ぐことができる。
パネルとを備えた液晶プロジエクタにおいて、前
記光源部と液晶表示パネルとの間に、光透過窓を
備えた断熱壁を設けたものであるから、液晶表示
パネルが光源部からの放射熱にさらされることは
なく、したがつて液晶表示パネルの温度上昇を低
く抑えて表示コントラストの低下や液晶の熱破壊
等を防ぐことができる。
第1図〜第3図はこの発明の一実施例を示した
もので、第1図は液晶プロジエクタの縦断側面
図、第2図および第3図は液晶表示パネルの裏面
側に設けた表示パネル冷却器の一部切開正面図お
よび縦断側面図である。第4図は従来の液晶プロ
ジエクタの縦断側面図である。 11……ケース、12……投影レンズ、13…
…液晶表示パネル、14……光源部、15……光
源ランプ、16……パラボラリフレクタ、18…
…光源部除去フイルタ、19……断熱壁、19a
……光透過窓、21……表示パネル冷却器、S…
…スクリーン。
もので、第1図は液晶プロジエクタの縦断側面
図、第2図および第3図は液晶表示パネルの裏面
側に設けた表示パネル冷却器の一部切開正面図お
よび縦断側面図である。第4図は従来の液晶プロ
ジエクタの縦断側面図である。 11……ケース、12……投影レンズ、13…
…液晶表示パネル、14……光源部、15……光
源ランプ、16……パラボラリフレクタ、18…
…光源部除去フイルタ、19……断熱壁、19a
……光透過窓、21……表示パネル冷却器、S…
…スクリーン。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ケース内に、光源部と、液晶パネルとを備え
た液晶プロジエクタにおいて、 前記光源部と前記液晶パネルとの間に、光透過
窓を備えた断熱壁を設けたことを特徴とする液晶
プロジエクタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2073554A JPH02275984A (ja) | 1990-03-26 | 1990-03-26 | 液晶プロジェクタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2073554A JPH02275984A (ja) | 1990-03-26 | 1990-03-26 | 液晶プロジェクタ |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5076030A Division JP2569955B2 (ja) | 1993-04-02 | 1993-04-02 | プロジェクタ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02275984A JPH02275984A (ja) | 1990-11-09 |
| JPH0427552B2 true JPH0427552B2 (ja) | 1992-05-12 |
Family
ID=13521579
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2073554A Granted JPH02275984A (ja) | 1990-03-26 | 1990-03-26 | 液晶プロジェクタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02275984A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5418586A (en) | 1991-02-22 | 1995-05-23 | Seiko Epson Corporation | Projection type liquid crystal projector |
| JPWO2002056110A1 (ja) * | 2001-01-15 | 2004-05-20 | セイコーエプソン株式会社 | プロジェクタ |
| JP4032696B2 (ja) | 2001-10-23 | 2008-01-16 | 日本電気株式会社 | 液晶表示装置 |
| JP4419646B2 (ja) * | 2004-03-30 | 2010-02-24 | セイコーエプソン株式会社 | 光学装置およびプロジェクタ |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS638928Y2 (ja) * | 1981-04-17 | 1988-03-16 | ||
| JPS60179723A (ja) * | 1984-02-27 | 1985-09-13 | Sharp Corp | 液晶プロジエクシヨン装置 |
-
1990
- 1990-03-26 JP JP2073554A patent/JPH02275984A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02275984A (ja) | 1990-11-09 |
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