JP2004341179A - 液晶プロジェクタの画像投影ユニット - Google Patents
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Abstract
【課題】画像品位が低下することなく、騒音を低減させ、画像生成光学系を冷却する。
【解決手段】画像生成ユニットケース19は、偏光変換素子22と投影レンズの前群28aを除く画像生成光学系20を外気から遮断する。画像生成ユニットケース19の内部には、収納室35と空冷室37とが形成されている。収納室35には画像生成光学系20が収納され、空冷室37には送風ファン39が配置されている。送風ファン39が回転すると収納室35と空冷室39との間で内気が循環する。画像生成光学系20が高温になることで熱せられた収納室35の内気は、送風ファン39の回転に伴って空冷室37に移動して、空冷室37内で外気と熱交換をすることによって冷却される。冷却された内気は再び収納室35に移動して、画像生成光学系20を冷却する。
【選択図】 図5
【解決手段】画像生成ユニットケース19は、偏光変換素子22と投影レンズの前群28aを除く画像生成光学系20を外気から遮断する。画像生成ユニットケース19の内部には、収納室35と空冷室37とが形成されている。収納室35には画像生成光学系20が収納され、空冷室37には送風ファン39が配置されている。送風ファン39が回転すると収納室35と空冷室39との間で内気が循環する。画像生成光学系20が高温になることで熱せられた収納室35の内気は、送風ファン39の回転に伴って空冷室37に移動して、空冷室37内で外気と熱交換をすることによって冷却される。冷却された内気は再び収納室35に移動して、画像生成光学系20を冷却する。
【選択図】 図5
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、白色光を照射する光源と、光源からの光を集光する集光光学系と、集光光学系からの光を基本色光に色分解する色分解光学系と、それぞれの基本色光の光路内に配置され基本色光に対応する画像が各々表示される液晶パネル及びそれぞれの液晶パネルからの出射光を合成する合成光学系を含む画像生成ユニットと、それぞれの液晶パネルに表示された画像をスクリーンに投影する投影光学系と、これら光学系及び画像生成ユニットを収納する筺体とからなる液晶プロジェクタの画像投影ユニットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
画像表示装置として、液晶素子によって光変調された光をスクリーンに投影して画像表示を行う液晶プロジェクタが広く知られている。液晶プロジェクタには、スクリーンの前面側から画像を投影するフロント方式とスクリーンの背面側から画像を投影するリア方式とがある。また、使用する液晶が透過型のものであるか反射型のものであるかによって照明の仕方が異なるが、いずれにせよ投影する画像を液晶素子に表示し、これに照明を与えて投影レンズでスクリーン上に画像を結像させる構成になっている。
【0003】
液晶プロジェクタには、光源や液晶素子などの配置された画像投影ユニットが設けられている。液晶素子としては、例えば、赤色、緑色、青色それぞれに対応する3種類の液晶素子が用いられる。画像投影ユニットは、光源からの照明光を赤色光、青色光、緑色光の3種類の光に分解した後、それぞれ対応する液晶素子に照射する。そして、それぞれの色チャンネルごとに液晶素子によって光変調された基本色光は、合成プリズムなどにより合成され、投影光学系によりスクリーン上に投影される。
【0004】
照明光の光源には光量の大きなものが用いられるので、光源や光源によって照明される液晶素子の周辺は高温となる。このため、高温となる部材が収納された筺体に送風ファンなどが設置される開口部を設け、開口部から外気を採り入れることによって冷却を行うようにしている。また、下記特許文献1には、外気を採り入れて冷却を行う際に、冷却ムラを減少させて冷却効率を高めることのできる液晶プロジェクタが記載されている。
【0005】
【特許文献1】
特開2003−043444
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、冷却する際に外気を採り入れると、外気と一緒に外気中のゴミなどが混入してしまう。このように混入したゴミが、例えば、液晶素子に付着すると、投影画像においてノイズのように再現されてしまうので、画像品位の低下を招いてしまう。
【0007】
こういった問題は、外気を採り入れる開口部にフィルタなどを設ければ、ある程度は防ぐことが可能である。しかし、フィルタを設けた場合には、外気を採り入れる際の抵抗が増加するので、送風ファンを大型化したり、強力なものを用いたりしなければならない。その結果、外気の吸入音や送風ファンの動作音などの騒音が大きくなってしまう。
【0008】
本発明は、このような事情を鑑みてなされたものであり、騒音を低減することができ、また、画像品位が低下することなく、高温となる部材の冷却を行うことができる液晶プロジェクタの画像投影ユニットを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本発明の液晶プロジェクタの画像投影ユニットは、白色光を放射する光源と、光源からの光を集光する集光光学系と、集光光学系からの光を基本色光に色分解する色分解光学系と、それぞれの基本色光の光路内に配置され基本色光に対応する画像が各々表示される液晶パネル及びそれぞれの液晶パネルからの出射光を合成する合成光学系を含む画像生成ユニットと、それぞれの液晶パネルに表示された画像をスクリーンに投影する投影光学系と、これら光学系及び画像生成ユニットを収納する筺体とからなる液晶プロジェクタの画像投影ユニットにおいて、前記筺体が、光源及び集光光学系を収納する第一収納室と、この第一収納室から区画され前記色分解光学系の少なくとも一部と画像生成ユニットとを外気から遮断して収納する第二収納室とを有するとともに、外気から遮断された状態で前記第二収納室に連通し、かつ第一収納室から空間的に離れる方向に連設され、第二収納室内の温度上昇に伴う熱気を受け入れて外気との間の熱交換により冷却する空冷室を備えたことを特徴としている。
【0010】
前記第二収納室からの熱気を空冷室に送り、空冷室からの冷気を第二収納室に送る送風器を設けてもよい。また、前記空冷室の外壁に放熱用のフィンを設けてもよい。
【0011】
【発明の実施の形態】
図1にリア方式の液晶プロジェクタ1の外観を示す。筺体2の前面に拡散透過型のスクリーン3が設けられ、その背面に投影された画像が前面側から観察される。筐体2の内部には投影ユニット5が組み込まれ、その投影画像はミラー7で反射されスクリーン3の背面に結像される。液晶プロジェクタ1は、筺体2の内部にチューナー回路などの他、ビデオ信号及び音声信号再生用の周知の回路ユニットを組み込み、投影ユニット5に画像表示手段として組み込まれた液晶素子にビデオ信号の再生画像を表示することによって大画面のテレビジョンとして使用することができる。
【0012】
図2に、投影ユニット5の概略的な構成図を示す。投影ユニット5は、光源ユニット9と、画像生成ユニット10とからなる。光源ユニット9には、超高圧水銀ランプ12aの配置された光源部12と、光源部12からの照明光を集光して効率よく画像生成ユニット10に向けて照射するための導光手段であるフィルタ13、フライアイレンズ14、コンデンサレンズ15が設けられている。
【0013】
光源部12からの放射光は、紫外線及び赤外線をカットするフィルタ13を透過することにより赤色光,緑色光,青色光を含む白色光となり、光源から液晶素子に至る照明光軸にしたがってフライアイレンズ14に入射する。フライアイレンズ14の光入射面は、光源部12に用いられている放物面鏡の前面に位置し、光源部12からの光は効率よくフライアイレンズ14に入射する。
【0014】
フライアイレンズ14は、照明光軸と垂直な面に複数のレンズが配置されており入射した光を均斉化して出射させる。コンデンサレンズ15は、2枚のレンズにより構成され、光源部12側に配置された1枚目のレンズにより照明光を集光して照射範囲の調節をした後、画像生成ユニット10側に配置された2枚目のレンズにより平行な光にして出射させる。均斉化及び照射範囲の調節がされた白色光は光源ユニット9から出射して、画像生成ユニット10へ向けて照射される。
【0015】
画像生成ユニット10には、光源ユニット9からの照明光を基本色光に分解して、基本色光ごとに光変調した後、これらを合成した画像光をスクリーン3に投影する画像生成光学系20が配置されている。画像生成光学系20は、反射型の三枚の液晶素子21R,21G,21B、偏光変換素子22、特定波長偏光変換素子23、ダイクロイックミラー24B、ビームスプリッタ25、合成プリズム26、ミラー27、前群28a及び後群28bとからなる投影レンズ28によって形成されている。
【0016】
光源ユニット9からの照明光は、偏光変換素子22によってS偏光光に変換された後、青色光だけを反射するダイクロイックミラー24Bにて2光束に分けられる。反射した青色光は、反射面25aを有するビームスプリッタ25に入射する。ビームスプリッタ25の反射面25aは、P偏光光を反射させ、S偏光光を透過させる性質を持つ。青色光は、反射面25aを透過して、液晶素子21Bに照射される。そして、青色光は液晶素子21Bで反射する際に、青色の画像光に光変調されるとともに、P偏光光に変換される。P偏光光に変換された青色光は、反射面25aにて反射され、投影レンズの後群28bを通った後、合成プリズム26に入射する。
【0017】
一方、ダイクロイックミラー24Bを透過した緑色光と赤色光は、特定波長偏光変換素子23を透過する際に緑色光のみがP偏光光に変換される。緑色光は、ビームスプリッタ25の反射面25aにて反射され、液晶素子21Gに照射される。緑色光は液晶素子21Gで反射する際に、緑色の画像光に光変調されるとともに、S偏光光に変換され、反射面25aを透過して、投影レンズの後群28bを通って、合成プリズム26に入射する。また、S偏光光である赤色光は、ビームスプリッタ25の反射面25aを透過して、液晶素子21Bに照射される。赤色光は液晶素子21Rで反射する際に、赤色の画像光に光変調されるとともに、P偏光光に変換され、反射面25aにて反射され、投影レンズの後群28bを通って、合成プリズム26に入射する。
【0018】
合成プリズム26は、液晶素子21R,21G,21Bから光学的に等距離となる位置に中心がくるように配置されている。合成プリズム26は、液晶素子21Rからの赤色光、液晶素子21Gからの緑色光、液晶素子21Bからの青色光を合成して出射する。合成後の画像光はミラー27にて反射されて、投影レンズの前群28aに入射する。投影レンズ28は、その物体側焦点面が液晶素子21R,21G,21Bの反射面に一致し、像面側焦点面がスクリーン3に一致するように調節されており、合成プリズム26で合成されたフルカラー画像は、スクリーン3に結像される。
【0019】
図3に示すように、光源ユニット9は、光源ユニットケース17に収納され、画像生成ユニット10は、画像生成ユニットケース19に収納されている。画像投影が開始されて光源部12が点灯すると、これに伴って光源部12周辺や、光源部12によって照明される画像生成光学系20の温度が上昇する。詳しくは後述するが、投影ユニット5は、光源部12の点灯に伴う温度上昇を抑えるために、光源ユニットケース17内には外気を採り入れ、また、画像生成ユニットケース19内では内気を循環させることによって、高温となる部材の冷却を行う。
【0020】
図4に示すように、光源ユニットケース17の側面には吸気用の開口17aが設けられており、この開口17aには送風ファン18が嵌め込まれている。また、開口17aと反対側の側面には、排気用の開口17bが設けられている。送風ファン18は、光源部12の点灯とともに回転を開始する。これにより、外部の冷気が開口17aより内部に採り入れられ、内部の熱気が開口17bより外部に排出されるので、光源ユニットケース17の内部に配置された光源部12や導光手段が冷却される。
【0021】
図5、図6に示すように、画像生成ユニットケース19の側面には、開口30が設けられており、偏光変換素子22が露呈している。また、上面には、投影レンズの前群28aが嵌め込まれる開口31が設けられており、前群28aはこの開口31と嵌合して画像生成ユニットケース19に保持される。これらの開口30、31は、画像生成ユニットケース19内部が気密性を保つように大きさや形状が調節されており、画像生成ユニットケース19は、露呈した偏光変換素子22と前群28aを除く画像生成光学系20を外気から遮断する。
【0022】
画像生成ユニットケース19は、内気温度が上昇して内気と外気との間に温度差が生じた場合に、内気と外気との間で熱交換を行うことによって内気温度を下げるように、例えば、アルミなどの放熱性に優れた材料によって形成される。さらに、画像生成ユニットケース19の側面には、表面積を増加させて放熱効率を高めるように放熱フィン33が形成されている。
【0023】
画像生成ユニットケース19の内部は、収納室35と、前述のように、外気との間で熱交換を行って高温となった内気を冷却するための空冷室37とが形成されている。収納室35には、上下から挟まれように保持された画像生成光学系20が収納されている。空冷室37は、光源ユニットケース17から空間的に遠ざかるように形成されている。また、空冷室37には、画像生成ユニットケース19の内気を循環させるための送風ファン39が配置されており、光源部12の点灯とともに送風ファン39は回転を開始するようになっている。
【0024】
図7に示すように、送風ファン39が回転すると収納室35と空冷室39との間で内気が循環する。スムーズに内気の循環が行われるように、画像生成ユニットケース19内部のほぼ中央には仕切り板40が設けられている。画像生成光学系20が高温になることで熱せられた収納室35の内気は、送風ファン39の回転に伴って空冷室37に移動して、空冷室37内で外気と熱交換をすることによって冷却される。冷却された内気は再び収納室35に移動して、画像生成光学系20を冷却する。
【0025】
以下、上記構成による本発明の作用について説明を行う。液晶プロジェクタ1は、画像生成ユニット10の内部にゴミなどが混入してしまうと投影される画像の品位が低下してしまうので、製造の際は画像生成ユニットケース19の内部をクリーンに保つように組み立てられる。そして画像生成ユニット10は、画像生成ユニットケース19によって外気と遮断された状態で製品化される。
【0026】
画像の投影時には、光源部12が点灯するので、光源部12の周辺や、光源部12によって照明される画像生成光学系20の温度が上昇する。このとき、光源部12の点灯と同時に送風ファン18、39が回転するので、光源部12の周辺や画像生成光学系20の温度の上昇を抑えることができる。
【0027】
送風ファン18が回転すると、光源ユニットケース17内の熱気が外部に排出されるとともに、外部の冷気が光源ユニットケース17内に採り入れられる。これにより、光源部12や導光手段が冷却される。また、図7に示すように、送風ファン39が回転すると、画像生成ユニットケース19の内気が循環する。この循環によって、高温となった収納室35の内気は、空冷室37に移動して空冷室37内で外気と熱交換をすることによって冷却される。この後、冷却された内気は再び収納室35に移動して、画像生成光学系20を冷却する。
【0028】
このように、画像生成光学系20は、外気を流入させることなく外気から遮断された画像生成ユニットケース19の内気を循環させることによって冷却される。このため、冷却の際に外気中に含まれるゴミなどが混入してしまい投影される画像の品位が低下してしまうといったことがない。また、フィルタなども必要ないため、フィルタの抵抗による騒音が発生しない。さらに、フィルタの抵抗が無いので送風ファンを小型化できる。また、騒音源となる送風ファン39を画像生成ユニットケース19の内部に配置したので、静音化が図れる。
【0029】
なお、画像生成ユニットケースの形状は、上記実施形態に限定されるものではない。例えば、画像生成ユニットケースの外面に設けた放熱フィンの数を増加させて冷却効率を高めるようにしてもよい。また、画像生成ユニットケースの内部形状を変更したり、複数の仕切板を設けるなどして、特に高熱となりやすい部分を中心に効率よく内気を循環させるといったことも考えられる。
【0030】
また、画像生成光学系を外気と遮断する例で説明をしたが、これに限定されず、画像生成光学系に加えて、例えば、導光手段を外気と遮断するようにしても良い。この場合、導光手段を画像生成ユニットケース内に収納してもよいし、光源ユニットケースを画像生成ユニットケースと同様に気密に設けてもよい。また、導光手段を気密に収納するための専用のケースを設けてもよい。
【0031】
こうすることによって、光源部からの照明光軸が気密になるので、ゴミなどの混入を防止でき、投影される画像の品位が向上する。また、専用のケースを設けた場合には、光源部と画像生成ユニットとの間に空間が形成されるので、この空間が断熱作用をなし、光源部の熱が画像生成光学系に伝達されにくくなる。
【0032】
また、上記実施形態では、反射型の液晶素子を用いる例で説明をしたが、透過型の液晶素子を用いてもよい。さらに、スクリーン背後から画像を投影するリア型の液晶プロジェクタを例に説明をしたが、スクリーン前面から画像を投影するフロント型の液晶プロジェクタにおいても本発明は適用可能である。
【0033】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明の液晶プロジェクタの画像投影ユニットは、外気と遮断された部屋の中に高温となる部材を配置して、外気を採り入れることなく冷却するようにしたので、外気中に含まれるゴミなどの混入による投影画像の品位の低下を防止することができるとともに、外気を採り入れる際に発生する騒音を防止することができる。
【0034】
また、前記部屋の内気を循環させる送風器を設けたので、冷却効率を向上させることができる。このとき、フィルタを設ける必要がないため、フィルタの抵抗による騒音が発生しない。さらに、フィルタの抵抗が無いので送風ファンを小型化できる。また、騒音源となる送風ファンを前記部屋の中に配置したので、静音化が図れる。さらに、前記部屋の外壁に放熱用のフィンを設けたので、冷却効率をより向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】液晶プロジェクタの概略を表す外観図である。
【図2】投影ユニットの概略構成図である。
【図3】投影ユニットの外観図である。
【図4】光源ユニットの分解図である。
【図5】画像生成ユニットの分解図である。
【図6】画像生成ユニットの内部構成を表す説明図である。
【図7】画像生成ユニットケース内の内気の循環の様子を表す説明図である。
【符号の説明】
1 液晶プロジェクタ
3 スクリーン
5 投影ユニット
9 光源ユニット
10 画像生成ユニット
12 光源部
17 光源ユニットケース
18、39 送風ファン
19 画像生成ユニットケース
20 画像生成光学系
21R、21G、12B 液晶素子
35 収納室
37 空冷室
【発明の属する技術分野】
本発明は、白色光を照射する光源と、光源からの光を集光する集光光学系と、集光光学系からの光を基本色光に色分解する色分解光学系と、それぞれの基本色光の光路内に配置され基本色光に対応する画像が各々表示される液晶パネル及びそれぞれの液晶パネルからの出射光を合成する合成光学系を含む画像生成ユニットと、それぞれの液晶パネルに表示された画像をスクリーンに投影する投影光学系と、これら光学系及び画像生成ユニットを収納する筺体とからなる液晶プロジェクタの画像投影ユニットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
画像表示装置として、液晶素子によって光変調された光をスクリーンに投影して画像表示を行う液晶プロジェクタが広く知られている。液晶プロジェクタには、スクリーンの前面側から画像を投影するフロント方式とスクリーンの背面側から画像を投影するリア方式とがある。また、使用する液晶が透過型のものであるか反射型のものであるかによって照明の仕方が異なるが、いずれにせよ投影する画像を液晶素子に表示し、これに照明を与えて投影レンズでスクリーン上に画像を結像させる構成になっている。
【0003】
液晶プロジェクタには、光源や液晶素子などの配置された画像投影ユニットが設けられている。液晶素子としては、例えば、赤色、緑色、青色それぞれに対応する3種類の液晶素子が用いられる。画像投影ユニットは、光源からの照明光を赤色光、青色光、緑色光の3種類の光に分解した後、それぞれ対応する液晶素子に照射する。そして、それぞれの色チャンネルごとに液晶素子によって光変調された基本色光は、合成プリズムなどにより合成され、投影光学系によりスクリーン上に投影される。
【0004】
照明光の光源には光量の大きなものが用いられるので、光源や光源によって照明される液晶素子の周辺は高温となる。このため、高温となる部材が収納された筺体に送風ファンなどが設置される開口部を設け、開口部から外気を採り入れることによって冷却を行うようにしている。また、下記特許文献1には、外気を採り入れて冷却を行う際に、冷却ムラを減少させて冷却効率を高めることのできる液晶プロジェクタが記載されている。
【0005】
【特許文献1】
特開2003−043444
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、冷却する際に外気を採り入れると、外気と一緒に外気中のゴミなどが混入してしまう。このように混入したゴミが、例えば、液晶素子に付着すると、投影画像においてノイズのように再現されてしまうので、画像品位の低下を招いてしまう。
【0007】
こういった問題は、外気を採り入れる開口部にフィルタなどを設ければ、ある程度は防ぐことが可能である。しかし、フィルタを設けた場合には、外気を採り入れる際の抵抗が増加するので、送風ファンを大型化したり、強力なものを用いたりしなければならない。その結果、外気の吸入音や送風ファンの動作音などの騒音が大きくなってしまう。
【0008】
本発明は、このような事情を鑑みてなされたものであり、騒音を低減することができ、また、画像品位が低下することなく、高温となる部材の冷却を行うことができる液晶プロジェクタの画像投影ユニットを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本発明の液晶プロジェクタの画像投影ユニットは、白色光を放射する光源と、光源からの光を集光する集光光学系と、集光光学系からの光を基本色光に色分解する色分解光学系と、それぞれの基本色光の光路内に配置され基本色光に対応する画像が各々表示される液晶パネル及びそれぞれの液晶パネルからの出射光を合成する合成光学系を含む画像生成ユニットと、それぞれの液晶パネルに表示された画像をスクリーンに投影する投影光学系と、これら光学系及び画像生成ユニットを収納する筺体とからなる液晶プロジェクタの画像投影ユニットにおいて、前記筺体が、光源及び集光光学系を収納する第一収納室と、この第一収納室から区画され前記色分解光学系の少なくとも一部と画像生成ユニットとを外気から遮断して収納する第二収納室とを有するとともに、外気から遮断された状態で前記第二収納室に連通し、かつ第一収納室から空間的に離れる方向に連設され、第二収納室内の温度上昇に伴う熱気を受け入れて外気との間の熱交換により冷却する空冷室を備えたことを特徴としている。
【0010】
前記第二収納室からの熱気を空冷室に送り、空冷室からの冷気を第二収納室に送る送風器を設けてもよい。また、前記空冷室の外壁に放熱用のフィンを設けてもよい。
【0011】
【発明の実施の形態】
図1にリア方式の液晶プロジェクタ1の外観を示す。筺体2の前面に拡散透過型のスクリーン3が設けられ、その背面に投影された画像が前面側から観察される。筐体2の内部には投影ユニット5が組み込まれ、その投影画像はミラー7で反射されスクリーン3の背面に結像される。液晶プロジェクタ1は、筺体2の内部にチューナー回路などの他、ビデオ信号及び音声信号再生用の周知の回路ユニットを組み込み、投影ユニット5に画像表示手段として組み込まれた液晶素子にビデオ信号の再生画像を表示することによって大画面のテレビジョンとして使用することができる。
【0012】
図2に、投影ユニット5の概略的な構成図を示す。投影ユニット5は、光源ユニット9と、画像生成ユニット10とからなる。光源ユニット9には、超高圧水銀ランプ12aの配置された光源部12と、光源部12からの照明光を集光して効率よく画像生成ユニット10に向けて照射するための導光手段であるフィルタ13、フライアイレンズ14、コンデンサレンズ15が設けられている。
【0013】
光源部12からの放射光は、紫外線及び赤外線をカットするフィルタ13を透過することにより赤色光,緑色光,青色光を含む白色光となり、光源から液晶素子に至る照明光軸にしたがってフライアイレンズ14に入射する。フライアイレンズ14の光入射面は、光源部12に用いられている放物面鏡の前面に位置し、光源部12からの光は効率よくフライアイレンズ14に入射する。
【0014】
フライアイレンズ14は、照明光軸と垂直な面に複数のレンズが配置されており入射した光を均斉化して出射させる。コンデンサレンズ15は、2枚のレンズにより構成され、光源部12側に配置された1枚目のレンズにより照明光を集光して照射範囲の調節をした後、画像生成ユニット10側に配置された2枚目のレンズにより平行な光にして出射させる。均斉化及び照射範囲の調節がされた白色光は光源ユニット9から出射して、画像生成ユニット10へ向けて照射される。
【0015】
画像生成ユニット10には、光源ユニット9からの照明光を基本色光に分解して、基本色光ごとに光変調した後、これらを合成した画像光をスクリーン3に投影する画像生成光学系20が配置されている。画像生成光学系20は、反射型の三枚の液晶素子21R,21G,21B、偏光変換素子22、特定波長偏光変換素子23、ダイクロイックミラー24B、ビームスプリッタ25、合成プリズム26、ミラー27、前群28a及び後群28bとからなる投影レンズ28によって形成されている。
【0016】
光源ユニット9からの照明光は、偏光変換素子22によってS偏光光に変換された後、青色光だけを反射するダイクロイックミラー24Bにて2光束に分けられる。反射した青色光は、反射面25aを有するビームスプリッタ25に入射する。ビームスプリッタ25の反射面25aは、P偏光光を反射させ、S偏光光を透過させる性質を持つ。青色光は、反射面25aを透過して、液晶素子21Bに照射される。そして、青色光は液晶素子21Bで反射する際に、青色の画像光に光変調されるとともに、P偏光光に変換される。P偏光光に変換された青色光は、反射面25aにて反射され、投影レンズの後群28bを通った後、合成プリズム26に入射する。
【0017】
一方、ダイクロイックミラー24Bを透過した緑色光と赤色光は、特定波長偏光変換素子23を透過する際に緑色光のみがP偏光光に変換される。緑色光は、ビームスプリッタ25の反射面25aにて反射され、液晶素子21Gに照射される。緑色光は液晶素子21Gで反射する際に、緑色の画像光に光変調されるとともに、S偏光光に変換され、反射面25aを透過して、投影レンズの後群28bを通って、合成プリズム26に入射する。また、S偏光光である赤色光は、ビームスプリッタ25の反射面25aを透過して、液晶素子21Bに照射される。赤色光は液晶素子21Rで反射する際に、赤色の画像光に光変調されるとともに、P偏光光に変換され、反射面25aにて反射され、投影レンズの後群28bを通って、合成プリズム26に入射する。
【0018】
合成プリズム26は、液晶素子21R,21G,21Bから光学的に等距離となる位置に中心がくるように配置されている。合成プリズム26は、液晶素子21Rからの赤色光、液晶素子21Gからの緑色光、液晶素子21Bからの青色光を合成して出射する。合成後の画像光はミラー27にて反射されて、投影レンズの前群28aに入射する。投影レンズ28は、その物体側焦点面が液晶素子21R,21G,21Bの反射面に一致し、像面側焦点面がスクリーン3に一致するように調節されており、合成プリズム26で合成されたフルカラー画像は、スクリーン3に結像される。
【0019】
図3に示すように、光源ユニット9は、光源ユニットケース17に収納され、画像生成ユニット10は、画像生成ユニットケース19に収納されている。画像投影が開始されて光源部12が点灯すると、これに伴って光源部12周辺や、光源部12によって照明される画像生成光学系20の温度が上昇する。詳しくは後述するが、投影ユニット5は、光源部12の点灯に伴う温度上昇を抑えるために、光源ユニットケース17内には外気を採り入れ、また、画像生成ユニットケース19内では内気を循環させることによって、高温となる部材の冷却を行う。
【0020】
図4に示すように、光源ユニットケース17の側面には吸気用の開口17aが設けられており、この開口17aには送風ファン18が嵌め込まれている。また、開口17aと反対側の側面には、排気用の開口17bが設けられている。送風ファン18は、光源部12の点灯とともに回転を開始する。これにより、外部の冷気が開口17aより内部に採り入れられ、内部の熱気が開口17bより外部に排出されるので、光源ユニットケース17の内部に配置された光源部12や導光手段が冷却される。
【0021】
図5、図6に示すように、画像生成ユニットケース19の側面には、開口30が設けられており、偏光変換素子22が露呈している。また、上面には、投影レンズの前群28aが嵌め込まれる開口31が設けられており、前群28aはこの開口31と嵌合して画像生成ユニットケース19に保持される。これらの開口30、31は、画像生成ユニットケース19内部が気密性を保つように大きさや形状が調節されており、画像生成ユニットケース19は、露呈した偏光変換素子22と前群28aを除く画像生成光学系20を外気から遮断する。
【0022】
画像生成ユニットケース19は、内気温度が上昇して内気と外気との間に温度差が生じた場合に、内気と外気との間で熱交換を行うことによって内気温度を下げるように、例えば、アルミなどの放熱性に優れた材料によって形成される。さらに、画像生成ユニットケース19の側面には、表面積を増加させて放熱効率を高めるように放熱フィン33が形成されている。
【0023】
画像生成ユニットケース19の内部は、収納室35と、前述のように、外気との間で熱交換を行って高温となった内気を冷却するための空冷室37とが形成されている。収納室35には、上下から挟まれように保持された画像生成光学系20が収納されている。空冷室37は、光源ユニットケース17から空間的に遠ざかるように形成されている。また、空冷室37には、画像生成ユニットケース19の内気を循環させるための送風ファン39が配置されており、光源部12の点灯とともに送風ファン39は回転を開始するようになっている。
【0024】
図7に示すように、送風ファン39が回転すると収納室35と空冷室39との間で内気が循環する。スムーズに内気の循環が行われるように、画像生成ユニットケース19内部のほぼ中央には仕切り板40が設けられている。画像生成光学系20が高温になることで熱せられた収納室35の内気は、送風ファン39の回転に伴って空冷室37に移動して、空冷室37内で外気と熱交換をすることによって冷却される。冷却された内気は再び収納室35に移動して、画像生成光学系20を冷却する。
【0025】
以下、上記構成による本発明の作用について説明を行う。液晶プロジェクタ1は、画像生成ユニット10の内部にゴミなどが混入してしまうと投影される画像の品位が低下してしまうので、製造の際は画像生成ユニットケース19の内部をクリーンに保つように組み立てられる。そして画像生成ユニット10は、画像生成ユニットケース19によって外気と遮断された状態で製品化される。
【0026】
画像の投影時には、光源部12が点灯するので、光源部12の周辺や、光源部12によって照明される画像生成光学系20の温度が上昇する。このとき、光源部12の点灯と同時に送風ファン18、39が回転するので、光源部12の周辺や画像生成光学系20の温度の上昇を抑えることができる。
【0027】
送風ファン18が回転すると、光源ユニットケース17内の熱気が外部に排出されるとともに、外部の冷気が光源ユニットケース17内に採り入れられる。これにより、光源部12や導光手段が冷却される。また、図7に示すように、送風ファン39が回転すると、画像生成ユニットケース19の内気が循環する。この循環によって、高温となった収納室35の内気は、空冷室37に移動して空冷室37内で外気と熱交換をすることによって冷却される。この後、冷却された内気は再び収納室35に移動して、画像生成光学系20を冷却する。
【0028】
このように、画像生成光学系20は、外気を流入させることなく外気から遮断された画像生成ユニットケース19の内気を循環させることによって冷却される。このため、冷却の際に外気中に含まれるゴミなどが混入してしまい投影される画像の品位が低下してしまうといったことがない。また、フィルタなども必要ないため、フィルタの抵抗による騒音が発生しない。さらに、フィルタの抵抗が無いので送風ファンを小型化できる。また、騒音源となる送風ファン39を画像生成ユニットケース19の内部に配置したので、静音化が図れる。
【0029】
なお、画像生成ユニットケースの形状は、上記実施形態に限定されるものではない。例えば、画像生成ユニットケースの外面に設けた放熱フィンの数を増加させて冷却効率を高めるようにしてもよい。また、画像生成ユニットケースの内部形状を変更したり、複数の仕切板を設けるなどして、特に高熱となりやすい部分を中心に効率よく内気を循環させるといったことも考えられる。
【0030】
また、画像生成光学系を外気と遮断する例で説明をしたが、これに限定されず、画像生成光学系に加えて、例えば、導光手段を外気と遮断するようにしても良い。この場合、導光手段を画像生成ユニットケース内に収納してもよいし、光源ユニットケースを画像生成ユニットケースと同様に気密に設けてもよい。また、導光手段を気密に収納するための専用のケースを設けてもよい。
【0031】
こうすることによって、光源部からの照明光軸が気密になるので、ゴミなどの混入を防止でき、投影される画像の品位が向上する。また、専用のケースを設けた場合には、光源部と画像生成ユニットとの間に空間が形成されるので、この空間が断熱作用をなし、光源部の熱が画像生成光学系に伝達されにくくなる。
【0032】
また、上記実施形態では、反射型の液晶素子を用いる例で説明をしたが、透過型の液晶素子を用いてもよい。さらに、スクリーン背後から画像を投影するリア型の液晶プロジェクタを例に説明をしたが、スクリーン前面から画像を投影するフロント型の液晶プロジェクタにおいても本発明は適用可能である。
【0033】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明の液晶プロジェクタの画像投影ユニットは、外気と遮断された部屋の中に高温となる部材を配置して、外気を採り入れることなく冷却するようにしたので、外気中に含まれるゴミなどの混入による投影画像の品位の低下を防止することができるとともに、外気を採り入れる際に発生する騒音を防止することができる。
【0034】
また、前記部屋の内気を循環させる送風器を設けたので、冷却効率を向上させることができる。このとき、フィルタを設ける必要がないため、フィルタの抵抗による騒音が発生しない。さらに、フィルタの抵抗が無いので送風ファンを小型化できる。また、騒音源となる送風ファンを前記部屋の中に配置したので、静音化が図れる。さらに、前記部屋の外壁に放熱用のフィンを設けたので、冷却効率をより向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】液晶プロジェクタの概略を表す外観図である。
【図2】投影ユニットの概略構成図である。
【図3】投影ユニットの外観図である。
【図4】光源ユニットの分解図である。
【図5】画像生成ユニットの分解図である。
【図6】画像生成ユニットの内部構成を表す説明図である。
【図7】画像生成ユニットケース内の内気の循環の様子を表す説明図である。
【符号の説明】
1 液晶プロジェクタ
3 スクリーン
5 投影ユニット
9 光源ユニット
10 画像生成ユニット
12 光源部
17 光源ユニットケース
18、39 送風ファン
19 画像生成ユニットケース
20 画像生成光学系
21R、21G、12B 液晶素子
35 収納室
37 空冷室
Claims (3)
- 白色光を放射する光源と、光源からの光を集光する集光光学系と、集光光学系からの光を基本色光に色分解する色分解光学系と、それぞれの基本色光の光路内に配置され基本色光に対応する画像が各々表示される液晶パネル及びそれぞれの液晶パネルからの出射光を合成する合成光学系を含む画像生成ユニットと、それぞれの液晶パネルに表示された画像をスクリーンに投影する投影光学系と、これら光学系及び画像生成ユニットを収納する筺体とからなる液晶プロジェクタの画像投影ユニットにおいて、
前記筺体が、光源及び集光光学系を収納する第一収納室と、この第一収納室から区画され前記色分解光学系の少なくとも一部と画像生成ユニットとを外気から遮断して収納する第二収納室とを有するとともに、外気から遮断された状態で前記第二収納室に連通し、かつ第一収納室から空間的に離れる方向に連設され、第二収納室内の温度上昇に伴う熱気を受け入れて外気との間の熱交換により冷却する空冷室を備えたことを特徴とする液晶プロジェクタの画像投影ユニット。 - 前記第二収納室からの熱気を空冷室に送り、空冷室からの冷気を第二収納室に送る送風器を備えたことを特徴とする請求項1記載の液晶プロジェクタの画像投影ユニット。
- 前記空冷室の外壁に放熱用のフィンを設けたことを特徴とする請求項1又は2記載の液晶プロジェクタの画像投影ユニット。
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2009294256A (ja) * | 2008-06-02 | 2009-12-17 | Canon Inc | 画像投射装置 |
CN114563902A (zh) * | 2022-03-11 | 2022-05-31 | 深圳市火乐科技发展有限公司 | 投影光机与投影设备 |
US11899349B1 (en) * | 2023-05-10 | 2024-02-13 | Quick Quack Car Wash Holdings, LLC | Systems for image projection |
-
2003
- 2003-05-15 JP JP2003137176A patent/JP2004341179A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2009294256A (ja) * | 2008-06-02 | 2009-12-17 | Canon Inc | 画像投射装置 |
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