JP2005283841A - 光源装置、投射表示装置、および、画像投射システム - Google Patents

光源装置、投射表示装置、および、画像投射システム Download PDF

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Abstract

【課題】 光源ランプおよびランプケースの高熱化を防ぎ、装置内に熱がこもらないようにする光源装置、投射表示装置、さらには、画像投射システムを提供できる。
【解決手段】 光源装置は、光源ランプと、前記光源ランプを内部に配置するランプケースと、前記光源ランプへ冷却風を送る冷却ファンと、前記ランプケースからの排気流路を形成するダクトと、前記光源ランプと前記ランプケースの間に設けられた熱シールド板を備え、前記熱シールド板は前記ダクトの排気流路内まで伸びていることを特徴とする。
【選択図】 図4

Description

本発明は、投射表示装置(透過型液晶プロジェクタや反射型液晶プロジェクタ等の投射型画像表示装置)に用いられる光源に関する。特に、光源ランプの冷却に関するものである。
従来、投射型画像表示装置等での光源ランプとしてメタルハライドランプ、高圧水銀ランプ、ハロゲンランプ、キセノンランプ等の放電ランプが使用されているが、いずれも装置に搭載する際にはランプ自体の冷却が必要である。この冷却方法については一般的には空冷式を採用しており、即ち、軸流ファン、シロッコファン等による風の流れを利用し、その風を装置外に放出することでランプ冷却を行なっている。
一方、冷却ファンによりランプ自体を冷却しても、ランプからはランプ輻射熱が発生する為、ランプ周辺部材(ランプケース、ランプカバー等)が高熱化するのは周知の事実である。そこでランプ周辺部材はこのランプ輻射熱に耐え得るようなPPS樹脂、不飽和ポリエステル等のプラスチック材料を使用しているのが一般的である。ところが、このプラスチック材料は熱伝導率が低くかつ熱輻射率が高い為、ランプ周辺部材が一度高熱化すると、熱伝導率が低いことによりランプ周辺部材を冷却するには非常に困難であるばかりでなく、熱輻射率が高いことも影響して装置内に熱がこもることになり、装置内での他に冷却が必要な部分における冷却効率が低下してしまうという問題点が発生する。
そこで、このランプ周辺部材を極力高熱化させないようにする為にランプを冷却するファンの風量、風速を設定しているのが一般的であるが、冷却ファンによる風の流れを調整するのみではランプ輻射熱によるランプ周辺部材の高熱化は十分に避けられない為、特許文献1で示すようにランプとランプ周辺部材(ランプカバー)の間隙に遮熱板を設けることでランプの輻射熱によるランプ周辺部材(ランプカバー)の高熱化を防止する方法が開示されている。
さらに、特許文献2では、ランプのリフレクタ部を包むように放熱板(ランプシェード)を配置する方法が開示されている。
特開2002−244210号公報 特開2003−29342号公報
しかしながら、近年、投射型画像表示装置としての明るさアップ対応のひとつとしてランプ出力をアップさせる方法があるが、この際、ランプ発熱量としては予想以上に大きくなり、即ちランプ輻射熱量が非常に大きくなることから、特許文献1におけるランプとランプ周辺部材(ランプカバー)の間隙に遮熱板を設けるのみでの構成だけでは遮熱板自体の放熱が追いつかずに遮熱板自体が熱的に飽和してしまうことが想定される。
その結果、今度は遮熱板自体の輻射熱によりランプ周辺部材(ランプカバー)が高温化する為、従来と同様、装置内に熱がこもることになり、従って、装置内での他に冷却が必要な部分における冷却効率が低下してしまうという問題点が発生するばかりでなく、最悪の場合、ランプ周辺部材(ランプカバー)が熱的に耐えられなくなり、材料破損が起きる可能性があった。
一方、特許文献1においては、遮熱板を複数枚使用することでランプ周辺部材(ランプカバー)の高温化を防ぐような構成となり得るが、遮熱板を複数枚設けることはコスト的、スペース的に満足できない製品となってしまう問題点があった。
また、ランプ周辺部材が高温化するということは、ランプ周辺部材の輻射熱によりランプ周辺部材をさらに覆う外装ケース自体も高温化される為、投射型画像表示装置の使用者が操作中での外装ケースの熱さにより不快感を示すばかりでなく、製品安全上においてもあまり好ましいものではない製品と成りがちであった。
また、ランプ周辺部材を冷却する為に冷却ファンの風量、風速をアップさせて冷却する方法も考えられるが、ファン回転数アップによる騒音アップ、冷却ファンの大きさ増大につながる為、近年の投射型画像表示装置としてのサイレント化、小型化に反してしまうことから、やはり好ましいものではなかった。
そこで、本発明は、上記の問題を解決するためのもので、光源ランプを冷却すると同時にランプ周辺部材(ランプケース)の高熱化を防ぎ、装置内に熱がこもらないようにする光源装置、投射表示装置、さらには、画像投射システムを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の第1の側面に係る光源装置は、光源ランプと、前記光源ランプを内部に配置するランプケースと、前記光源ランプへ冷却風を送る冷却ファンと、前記ランプケースからの排気流路を形成するダクトと、前記光源ランプと前記ランプケースの間に設けられた熱シールド板を備え、前記熱シールド板は前記ダクトの排気流路内まで伸びていることを特徴とする。
また、本発明の第2の側面に係る光源装置は、光源ランプと、前記光源ランプを内部に配置するランプケースと、前記光源ランプへ電力を供給するバラスト電源と、前記光源ランプへ冷却風を送る第1の冷却ファンと、前記バラスト電源へ冷却風を送る第2の冷却ファンと、前記ランプと前記ランプケースの間に設けられた熱シールド板を備え、前記熱シールド板は前記第1の冷却ファンによる冷却風の排気流路内および前記第2の冷却ファンによる冷却風の排気流路内まで伸びていることを特徴とする。
さらに、本発明の第3の側面に係る投射表示装置は、光源部からの光を用いて、被投射面上に画像を表示する投射表示装置であって、前記光源部は、光源ランプと、前記光源ランプを内部に配置するランプケースと、前記光源ランプへ冷却風を送る冷却ファンと、前記ランプケースからの排気流路を形成するダクトと、前記光源ランプと前記ランプケースの間に設けられた熱シールド板を備え、前記熱シールド板は前記ダクトの排気流路内まで伸びていることを特徴とする。
また、本発明の第4の側面に係る投射表示装置は、光源部からの光を用いて、被投射面上に画像を表示する投射表示装置であって、前記光源部は、光源ランプと、前記光源ランプを内部に配置するランプケースと、前記光源ランプへ電力を供給するバラスト電源と、前記光源ランプへ冷却風を送る第1の冷却ファンと、前記バラスト電源へ冷却風を送る第2の冷却ファンと、前記ランプと前記ランプケースの間に設けられた熱シールド板を備え、前記熱シールド板は前記第1の冷却ファンによる冷却風の排気流路内および前記第2の冷却ファンによる冷却風の排気流路内まで伸びていることを特徴とする。
本発明によれば、光源ランプおよびランプケースの高熱化を防ぎ、装置内に熱がこもらないようにする光源装置、投射表示装置、さらには、画像投射システムを提供できる。
以下に、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の光源装置を搭載した投射型画像表示装置(投射表示装置)を示している。
図1において、1は光源ランプ、2はランプ1を保持するランプホルダー、αはランプ1からの光を入射する照明光学系、βは照明光学系からの出射光を入射するRGBの3色用の液晶パネルを備えた色分解合成光学系、3は色分解合成光学系からの出射光を入射して図示せぬスクリーン(被投射面)に画像を投射する投射レンズ鏡筒であり、投射レンズ鏡筒3内には後述する投射レンズ光学系70を収納している。4はランプ1、照明光学系α、色分解合成光学系βを収納するとともに投射レンズ3が固定される光学ボックスであり、該光学ボックス4にはランプ1の周囲を囲むランプ周辺部材としてのランプケース部材4aが形成されている。
5は光学ボックス4内に照明光学系α、色分解合成光学系βを収納した状態で蓋をする光学ボックス蓋、6は電源、7はランプ1を点灯する為のバラスト電源、8は電源6からの電力により液晶パネル駆動、及びランプ1の点灯指令を送る為の回路基板、9は後述する外装キャビネット17の吸気口17aから空気を吸い込むことで色分解合成光学系β内の液晶パネル等の光学素子を冷却する為の光学系用の冷却ファン、10は光学冷却ファン9による風を色分解合成光学系β内の液晶パネル等の光学素子に送る為のファンダクトである。
11はランプ1に対して吹き付け風を送り、ランプ1を冷却する為の光源ランプ用の冷却ファンであり、ランプ1と投射レンズ鏡筒3との間隙に所定間隔を持って配置されている。12はランプ冷却ファン11を保持するファン保持台、13は後述する外装キャビネット17に設けた吸気口17bから空気を吸い込むことで電源6内に風を流通させ、かつバラスト電源7に吹き付け力による風を流通させることで電源6、及びバラスト電源7を同時に冷却する為の電源用の冷却ファンであり、電源冷却ファン13にてバラスト電源7に吹き付けた後の風はバラスト電源7を通過し、後述する外装キャビネット17に設けた排気口17cにより投射型画像表示装置外に排出される。
14はランプ冷却ファン11によるランプ1を通過した後の熱風を投射型画像表示装置外に排出する為の排気ルーバー(このとき、排気ルーバーは、風は装置外部へ通すが、光は装置外部へ漏れないような構造になっている)、15は排気ルーバー14を保持するとともにランプ1を通過した後の熱風を通過させる為の通風ダクト、16はランプ1とランプケース部材4aとの間隙に配置される本体部16aを有するとともにこの本体部16aがランプケース部材4aに対しても間隙を持って該ランプケース4aに固定されている熱シールド部材(熱シールド板)である。また熱シールド部材16には排気ルーバー14が通風ダクト15に収納された状態にて通風ダクト15に蓋をするような延出部16bを有している。即ち、この熱シールド部材16の延出部16bは通風ダクト15まで侵入した形にて形成され通風ダクト15と延出部16bとの間でランプの熱風が通過する通風路を形成している。さらに熱シールド部材16はランプ周辺部材としてのランプケース部材4aよりも熱伝導率が高く熱輻射率が低い材料、例えばアルミニウム板にて形成されている。
17は光学ボックス4等を収納する為の外装キャビネット、18は外装キャビネット17に光学ボックス4等を収納した状態で蓋をする為の外装キャビネット蓋である。
次に、前述したランプ1、照明光学系α、色分解合成光学系β、投射レンズ鏡筒3内の投射レンズ光学系70(図2参照)にて構成される反射型液晶表示素子(反射型液晶パネル)を搭載した投射型画像表示装置の光学構成について図2にて説明する。
図2において、51は連続スペクトルで白色光を発光する発光管、52は発光管51からの光を所定の方向に集光するリフレクターであり、発光管51とリフレクター52によりランプ1を形成する。53aは矩形のレンズをマトリックス状に配置した第1のフライアイレンズ、53bは第1のフライアイレンズの個々のレンズに対応したレンズアレイからなる第2のフライアイレンズ、54は無偏光光を所定の偏光光に揃える偏光変換素子である。55は紫外線カットフィルターであり、56は光軸を90度変換する為の反射ミラーであり、57はコンデンサーレンズである。以上により照明光学系αが構成される。
58は青(B)と赤(R)の波長領域の光を反射し、緑(G)の波長領域の光を透過するダイクロイックミラーであり、59は透明基板59aに偏光素子59bを貼着したG用の入射側偏光板であり、S偏光のみを透過する。60はP偏光を透過し、S偏光を反射する第1の偏光ビームスプリッターであり、偏光分離面を有する。
61R,61G,61Bはそれぞれ入射した光を反射するとともに画像変調する赤用の反射型液晶表示素子、緑用の反射型液晶表示素子、青用の反射型液晶表示素子である。62R,62G,62Bはそれぞれ、赤用の1/4波長板、緑用の1/4波長板、青用の1/4波長板である。63は透明基板63aに偏光素子63bを貼着したG用の出射側偏光板であり、P偏光のみを透過する。64は透明基板64aに偏光素子64bを貼着したRB用の入射側偏光板であり、S偏光のみを透過する。65はBの光の偏光方向を90度変換し、Rの光の偏光方向は変換しない第1の色選択性位相差板である。66はP偏光を透過し、S偏光を反射する第2の偏光ビームスプリッターであり、偏光分離面を有する。67はRの光の偏光方向を90度変換し、Bの光の偏光方向は変換しない第2の色選択性位相差板である。尚、第2の偏光ビームスプリッター66には第1の色選択性位相差板65と第2の色選択性位相差板67が貼着されている。68は透明基板68aに偏光素子68bを貼着したRB用の出射側偏光板であり、S偏光のみを透過する。69はP偏光を透過し、S偏光を反射する第3の偏光ビームスプリッター(色合成手段)であり、偏光分離面を有する。
以上のダイクロイックミラー58から第3の偏光ビームスプリッター69により、色分解合成光学系が構成される。
70は投射レンズ光学系であり、上記照明光学系,色分解合成光学系および投射レンズ光学系により画像表示光学系が構成される。
次に光学的な作用を説明する。
発光管51から発した光はリフレクター52により所定の方向に集光される。リフレクター52は放物面形状を有しており、放物面の焦点位置からの光は放物面の対称軸に平行な光束となる。但し、発光管51からの光源は理想的な点光源ではなく有限の大きさを有しているので、集光する光束には放物面の対称軸に平行でない光の成分も多く含まれている。これらの集光光束は、第1のフライアイレンズ53aに入射する。第1のフライアイレンズ53aは、外形が矩形である正の屈折力を有するレンズをマトリックス状に組み合わせて構成されており、入射した光束はそれぞれのレンズに応じた複数の光束に分割、集光され、第2のフライアイレンズ53bを経て、マトリックス状に複数の光源像を偏光変換素子54の近傍に形成する。
偏光変換素子54は、偏光分離面と反射面と1/2波長板とからなり、マトリックス状に集光される複数の光束は、その列に対応した偏光分離面に入射し、透過するP偏光成分の光と反射するS偏光成分の光に分割される。反射されたS偏光成分の光は反射面で反射し、P偏光成分と同じ方向に出射する。一方、透過したP偏光成分の光は、1/2波長板を透過してS偏光成分と同じ偏光成分に変換され、偏光方向が揃った光として出射する。偏光変換された複数の光束は、偏光変換素子54を出射した後、紫外線カットフィルター55を透過し、反射ミラー56にて90度反射することで、発散光束としてコンデンサーレンズ57に至る。
このコンデンサーレンズ57のレンズ屈折率の関係で、複数の光束は矩形形状の像が重なった形で矩形の均一な照明エリアが形成されることになる。この照明エリアに後述の反射型液晶表示素子61R、61G、61Bを配置する。次に、偏光変換素子54によりS偏光とされた光は、ダイクロイックミラー58に入射する。尚、ダイクロイックミラー58は、B(430〜495nm)とR(590〜650nm)の光は反射し、G(505〜580nm)の光は透過する。
次に、Gの光路について説明する。
ダイクロイックミラー58を透過したGの光は入射側偏光板59に入射する。尚、Gの光はダイクロイックミラー58によって分解された後もS偏光となっている。そしてGの光は、入射側偏光板59から出射した後、第1の偏光ビームスプリッター60に対してS偏光として入射して偏光分離面で反射され、G用の反射型液晶表示素子61Gへと至る。G用の反射型液晶表示素子61Gにおいては、Gの光が画像変調されて反射される。画像変調されたGの反射光のうちS偏光成分は、再び第1の偏光ビームスプリッター60の偏光分離面で反射し、光源側に戻され、投射光から除去される。一方、画像変調されたGの反射光のうちP偏光成分は、第1の偏光ビームスプリッター60の偏光分離面を透過し、投射光として第3の偏光ビームスプリッター69に向かう。このとき、すべての偏光成分をS偏光に変換した状態(黒を表示した状態)において、第1の偏光ビームスプリッター60とG用の反射型液晶表示素子61Gとの間に設けられた1/4波長板62Gの遅相軸を所定の方向に調整することにより、第1の偏光ビームスプリッター60とG用の反射型液晶表示素子61Gで発生する偏光状態の乱れの影響を小さく抑えることができる。第1の偏光ビームスプリッター60から出射したGの光は、P偏光のみを透過する出射側偏光板63で検光される。これにより、第1の偏光ビームスプリッター60とG用の反射型液晶表示素子61Gを通ることによって生じた無効な成分がカットされた光となる。そして、Gの光は、第3の偏光ビームスプリッター69に対してP偏光として入射し、第3の偏光ビームスプリッター69の偏光分離面を透過して投射レンズ70へと至る。
一方、ダイクロイックミラー58を反射したRとBの光は、入射側偏光板64に入射する。尚、RとBの光はダイクロイックミラー58によって分解された後もS偏光となっている。そしてRとBの光は、入射側偏光板64から出射した後、第1の色選択性位相差板65に入射する。第1の色選択性位相差板65は、Bの光のみ偏光方向を90度回転する作用を持っており、これによりBの光はP偏光として、Rの光はS偏光として第2の偏光ビームスプリッター66に入射する。S偏光として第2の偏光ビームスプリッター66に入射したRの光は、第2の偏光ビームスプリッター66の偏光分離面で反射され、R用の反射型液晶表示素子61Rへと至る。また、P偏光として第2の偏光ビームスプリッター66に入射したBの光は、第2の偏光ビームスプリッター66の偏光分離面を透過してB用の反射型液晶表示素子61Bへと至る。
R用の反射型液晶表示素子61Rに入射したRの光は画像変調されて反射される。画像変調されたRの反射光のうちS偏光成分は、再び第2の偏光ビームスプリッター66の偏光分離面で反射されて光源側に戻され、投射光から除去される。一方、画像変調されたRの反射光のうちP偏光成分は第2の偏光ビームスプリッター66の偏光分離面を透過して投射光として第2の色選択性位相板67に向かう。
また、B用の反射型液晶表示素子61Bに入射したBの光は画像変調されて反射される。画像変調されたBの反射光のうちP偏光成分は、再び第2の偏光ビームスプリッター66の偏光分離面を透過して光源側に戻され、投射光から除去される。一方、画像変調されたBの反射光のうちS偏光成分は第2の偏光ビームスプリッター66の偏光分離面で反射して投射光として第2の色選択性位相板67に向かう。
このとき、第2の偏光ビームスプリッター66とR用,B用の反射型液晶表示素子61R,61Bの間に設けられた1/4波長板62R,62Bの遅相軸を調整することにより、Gの場合と同じようにR,Bそれぞれの黒の表示の調整を行うことができる。
こうして1つの光束に合成され、第2の偏光ビームスプリッター66から出射したRとBの投射光のうちRの光は、第2の色選択性位相板67によって偏光方向が90度回転されてS偏光成分となり、さらに出射側偏光板68で検光されて第3の偏光ビームスプリッター69に入射する。また、Bの光はS偏光のまま第2の色選択性位相板67をそのまま透過し、さらに出射側偏光板68で検光されて第3の偏光ビームスプリッター69に入射する。尚、出射側偏光板68で検光されることにより、RとBの投射光は第2の偏光ビームスプリッター66とR用,B用の反射型液晶表示素子61R,61B、1/4波長板62R、62Bを通ることによって生じた無効な成分をカットされた光となる。
そして、第3の偏光ビームスプリッター69に入射したRとBの投射光は第3の偏光ビームスプリッター69の偏光分離面を反射し、前述した該偏光分離面にて反射したGの光と合成されて投射レンズ70に至る。
そして、合成されたR,G,Bの投射光は、投射レンズ70によってスクリーンなどの被投射面に拡大投影される。
以上説明した光路は反射型液晶表示素子が白表示の場合である為、以下に反射型液晶表示素子が黒表示の場合での光路を説明する。
まず、Gの光路について説明する。
ダイクロイックミラー58を透過したGの光のS偏光光は入射側偏光板59に入射し、その後、第1の偏光ビームスプリッター60に入射して偏光分離面で反射され、G用の反射型液晶表示素子61Gへと至る。しかし、反射型液晶表示素子61Gが黒表示の為、Gの光は画像変調されないまま反射される。従って、反射型液晶表示素子61Gで反射された後もGの光はS偏光光のままである為、再び第1の偏光ビームスプリッター60の偏光分離面で反射し、入射側偏光板59を透過して光源側に戻され、投射光から除去される。
次に、RとBの光路について説明する。
ダイクロイックミラー58を反射したRとBの光のS偏光光は、入射側偏光板64に入射する。そしてRとBの光は、入射側偏光板64から出射した後、第1の色選択性位相差板65に入射する。第1の色選択性位相差板65は、Bの光のみ偏光方向を90度回転する作用を持っており、これによりBの光はP偏光として、Rの光はS偏光として第2の偏光ビームスプリッター66に入射する。S偏光として第2の偏光ビームスプリッター66に入射したRの光は、第2の偏光ビームスプリッター66の偏光分離面で反射され、R用の反射型液晶表示素子61Rへと至る。また、P偏光として第2の偏光ビームスプリッター66に入射したBの光は、第2の偏光ビームスプリッター66の偏光分離面を透過してB用の反射型液晶表示素子61Bへと至る。ここでR用の反射型液晶表示素子61Rは黒表示の為、R用の反射型液晶表示素子61Rに入射したRの光は画像変調されないまま反射される。従って、R用の反射型液晶表示素子61Rで反射された後もRの光はS偏光光のままである為、再び第1の偏光ビームスプリッター60の偏光分離面で反射し、入射側偏光板64を通過して光源側に戻され、投射光から除去される為、黒表示となる。一方、B用の反射型液晶表示素子61Bに入射したBの光はB用の反射型液晶表示素子61Bが黒表示の為、画像変調されないまま反射される。従って、B用の反射型液晶表示素子61Bで反射された後もBの光はP偏光光のままである為、再び第1の偏光ビームスプリッター60の偏光分離面を透過し、第1の色選択性位相差板65により、S偏光に変換され、入射側偏光板64を透過して光源側に戻されて投射光から除去される。
以上が、反射型液晶表示素子(反射型液晶パネル)を使用した投射型画像表示装置での光学構成である。
次に、投射表示装置内の光源装置のメカ構成について図3、及び図4で詳細に説明する。
図3、図4において、ランプ1とランプ周辺部材であるランプケース部材4aとの間隙には熱シールド部材16が配置されていることは前述した通りであるが、この熱シールド部材16の構成としては、図3にて示すようにランプリフレクタ52を本体部16aにより平面的に覆うような形にてランプ1とランプケース部材4aに間隙を持って配置されている。一方、この熱シールド部材16は通風ダクト15の排気ルーバー14近傍まで侵入した延出部16bにて通風ダクト15との間でランプの熱風が通過する通風路を形成している。また、図4にて示すように熱シールド部材16の本体部16aはランプケース部材4aに対しても間隙を持って該ランプケース4aに固定されており、この本体部16aとランプケース部材4aの間隙は、ランプ冷却ファン11からの冷却風の一部流れ込んで通過するような導風路となるように形成している。尚、熱シールド部材16はランプケース部材4aよりも熱伝導率が高く熱輻射率が低い材料、例えばアルミニウム板にて形成されている。
次に、ランプ冷却ファン11による風の流れを説明する。
図3、図4にてわかるように、ランプ1を冷却する為の方法としてランプ冷却ファン11の吹き付け力を利用する冷却方法を採用している。このランプ冷却ファン11の風の流れとしては、ランプ冷却ファン11の回転によりランプ冷却ファン11からの風がそのままランプ1の方向に流れ、リフレクター52に当たることになる。この風のうちの一部はリフレクター52に設けられた切り欠き部52aを通って発光管51に当たり発光管51を冷却することになる。この発光管51の冷却の目的は発光管51の温度を一定に保ち、適正なランプ明るさを保つことにある。そしてその風は、リフレクター52に設けた別の切り欠き部52bを通り、排気ルーバー14を介して投射型画像表示装置外に風を排出するように構成される。一方、リフレクター52に当たった風の大部分はリフレクター52自体を冷却しつつ、リフレクター52の周囲を流れて排気ルーバー14まで到達し、その後、投射型画像表示装置外に風を排出するように構成されている。
しかしながら、ランプ1による輻射熱は予想以上に大きい為、ランプ1の周辺には熱がこもりやすく、この熱がランプケース部材4aに伝達すると、ランプケース部材4aがプラスチック材料の場合には、熱伝導率が低く、かつ熱輻射率が高いことから、ランプ周辺部材が一度高熱化すると熱伝導率が低いことによりランプ周辺部材を冷却するには非常に困難であるばかりでなく、熱輻射率が高いことも影響して装置内に熱がこもることになる為、投射型画像表示装置内全体が高温化することは容易に想像できる。
そこで、本発明の構成では、図3にて示すように熱シールド部材16の本体部16aにてリフレクター52を平面的に覆って、ランプケース部材4aに熱が伝達しにくくするばかりでなく、ランプ1とランプケース部材4aの間隙に設けた熱シールド部材16の延出部16bを通風ダクト15まで侵入させるように伸ばして構成したことで、ランプ1の周辺にこもった熱を熱シールド部材16自体の熱伝導と、ランプ冷却ファン11の風の流れの2つの手段ですばやく投射型画像表示装置外に熱を排出することに成功した。
また、熱シールド部材16の本体部16aとランプケース部材4aとの間隙をランプ冷却ファン11の導風路として形成した為、この間隙に流れる風にてランプケース部材4a、及び熱シールド部材16の両方の熱を投射型画像表示装置外に運ぶように構成したことも投射型画像表示装置内の熱のこもり低減に寄与した。
この結果、ランプ周辺部材としてのランプケース部材4aの高温化が抑えられる為、投射型画像表示装置内に熱がこもりにくくなり、他に冷却が必要な部分における冷却効率の低下が発生しなくなった。また、ランプケース部材4aの熱による材料破損、外装ケースの熱さによる不快感も防止でき、製品安全上においても十分に満足できる製品の提供が可能となった。
次に、光源装置の別なメカ構成について図5にて説明する。
尚、実施例1に対して熱シールド部材16(図1参照)の形状のみが熱シールド部材116に変更している為、その他の構成の説明は省略する。
図5において、116はランプ1とランプケース部材4aとの間隙に配置される本体部116aを有するとともにこの本体部116aがランプケース部材4aに対しても間隙を持って該ランプケース4aに固定されている熱シールド部材である。また熱シールド部材116には排気ルーバー14が通風ダクト15に収納された状態にて通風ダクト15に蓋をするような延出部116bを有している。即ち、この熱シールド部材116の延出部116bは通風ダクト15まで侵入した形にて形成され通風ダクト15と延出部116bとの間でランプの熱風が通過する通風路を形成している。さらに熱シールド部材116はランプ周辺部材としてのランプケース部材4aよりも熱伝導率が高く熱輻射率が低い材料、例えばアルミニウム板にて形成されている。
一方、電源冷却ファン13は、実施例1と同様、外装キャビネット17に設けた吸気口17bから空気を吸い込むことで電源6内に風を流通させ、かつバラスト電源7に吹き付け力による風を流通させることで電源6、及びバラスト電源7を同時に冷却するように構成しており、バラスト電源7に吹き付けた後の風はバラスト電源7を通過し、外装キャビネット17に設けた排気口17cにより投射型画像表示装置外に排出されるように構成されている。即ち、電源冷却ファン13により、吸気口17aから電源6、バラスト電源7を介して、排気口17cに通じる流路を形成している。この排気口17cは、ランプ冷却ファンによる冷却風が排気される排気口でもある。
そして、この電源冷却ファン13による風の流路内に熱シールド部材116の腕部116cを侵入させるように伸ばして構成している。尚、電源冷却ファン13での流路内の風の温度はランプ冷却ファン11の流路内の風の温度に比べて低い為、電源冷却ファン13による風の流路内に熱シールド部材116の突出部116cを侵入させることは、腕部116cに低い温度の風を当てることになり、熱シールド部材116の熱伝導の促進、即ち、吸熱作用、熱伝導作用、放熱作用の循環が良くなることにつながり、より冷却効果がアップすることが可能になる。
従って、本発明の実施例2の構成では、熱シールド部材116の本体部116aにてリフレクター52を平面的に覆って、ランプケース部材4aに熱が伝達しにくくするばかりでなく、ランプ1とランプケース部材4aの間隙に設けた熱シールド部材16の延出部16bを通風ダクト15まで侵入させるように構成したことに加え、ランプ冷却ファン11とは別のファン、即ち電源冷却ファン13の流路内に腕部116cを侵入させるように構成したことで、ランプ1の周辺にこもった熱を熱シールド部材116自体の熱伝導促進と、ランプ冷却ファン11の風の流れと、電源冷却ファン13の風の流れの3つの作用ですばやく投射型画像表示装置外に熱を排出することが可能となった。
尚、実施例1の構成と同様に熱シールド部材116の本体部116aとランプケース部材4aとの間隙をランプ冷却ファン11の導風路として形成した為、この間隙に流れる風にてランプケース部材4a、及び熱シールド部材116の両方の熱を投射型画像表示装置外に運ぶように構成したことも投射型画像表示装置内の熱のこもり低減に寄与していることはもちろんのことである。
この結果、ランプ周辺部材としてのランプケース部材4aの高温化が抑えられる為、投射型画像表示装置内に熱がこもりにくくなり、他に冷却が必要な部分における冷却効率の低下が発生しなくなった。また、ランプケース部材4aの熱による材料破損、外装ケースの熱さによる不快感も防止でき、製品安全上においても十分に満足できる製品の提供が可能となった。
なお、上記では、ランプ冷却ファン11とは別のファンとして、少なくともバラスト電源を冷却するための電源冷却ファン13の排気流路内まで、熱シールド部材116を伸ばして配置することを説明したが、ランプ冷却ファン11とは別のファンとして、光学系(照明光学系や色分解合成系)を冷却するための光学ファン9を代用しても構わない。
次に、光源装置の別なメカ構成について図6にて説明する。
尚、実施例1に対して熱シールド部材16(図1参照)の形状のみが熱シールド部材216に変更している為、その他の構成の説明は省略する。
図6において、216はランプ1とランプケース部材4aとの間隙に配置される本体部216aを有するとともにこの本体部216aがランプケース部材4aに対しても間隙を持って該ランプケース4aに固定されている熱シールド部材である。また熱シールド部材216には排気ルーバー14が通風ダクト15に収納された状態にて通風ダクト15に蓋をするような延出部216bを有している。即ち、この熱シールド部材216の延出部216bは通風ダクト15まで侵入した形にて形成され通風ダクト15と延出部216bとの間でランプの熱風が通過する通風路を形成している。
また、熱シールド部材216には外装キャビネット17の排気口17cに対向する腕部216cを有している。すなわち、熱シールド部材216は通風ダクト15の流出口近傍まで伸びており、そこで略直角に折り曲げられている。この腕部216cが排気口17cに対向していることは外気に腕部216cが接触していることになる為、腕部216cは温度が低い状態となる。このことは熱シールド部材116の熱伝導の促進、即ち、吸熱作用、熱伝導作用、放熱作用の循環が良くなることにつながり、より冷却効果がアップすることが可能になる。
さらに熱シールド部材216はランプ周辺部材としてのランプケース部材4aよりも熱伝導率が高く熱輻射率が低い材料、例えばアルミニウム板にて形成されている。
従って、本発明の実施例3の構成では、熱シールド部材216の本体部216aにてリフレクター52を平面的に覆って、ランプケース部材4aに熱が伝達しにくくするばかりでなく、ランプ1とランプケース部材4aの間隙に設けた熱シールド部材216の延出部216bを通風ダクト15まで侵入させるように構成したことに加え、熱シールド部材216に外装キャビネット17の排気口17cに対向する腕部216cを備えたことで、ランプ1の周辺にこもった熱を熱シールド部材216自体の熱伝導促進と、ランプ冷却ファン11の風の流れとの2つの作用ですばやく投射型画像表示装置外に熱を排出することが可能となった。
尚、実施例1の構成と同様に熱シールド部材216の本体部216aとランプケース部材4aとの間隙をランプ冷却ファン11の導風路として形成した為、この間隙に流れる風にてランプケース部材4a、及び熱シールド部材216の両方の熱を投射型画像表示装置外に運ぶように構成したことも投射型画像表示装置内の熱のこもり低減に寄与していることはもちろんのことである。
この結果、ランプ周辺部材としてのランプケース部材4aの高温化が抑えられる為、投射型画像表示装置内に熱がこもりにくくなり、他に冷却が必要な部分における冷却効率の低下が発生しなくなった。また、ランプケース部材4aの熱による材料破損、外装ケースの熱さによる不快感も防止でき、製品安全上においても十分に満足できる製品の提供が可能となった。
尚、実施例1、実施例2、実施例3のいずれも場合もランプ冷却する為にファンの吹き付け力を利用する構成について説明したが、例えば、排気ルーバー14側からランプ部の空気を吸い込んで投射型画像表示装置外に熱風を排出するファンを使用した場合であっても本発明が成り立つことはもちろんのことである。
なお、実施例1〜3で説明した光源部を備えた投射表示装置と、これに画像信号を供給する画像信号供給装置(例えば、パーソナルコンピュータ、ビデオカメラ、デジタルカメラ等)と、を組合せれば、会議や説明会や上映会等で好適な画像投射システムを提供することができる。このとき、反射型液晶表示装置と画像信号入力装置の間の通信は、通信ケーブルを介したものでも、無線LANシステムを利用したものでも構わない。
本発明の実施例1の投射表示装置の斜視図 本発明の反射型液晶表示素子を搭載した投射表示装置の図 本発明の実施例1の光源装置のメカ構成の平面図 本発明の実施例1の光源装置のメカ構成の断面図 本発明の実施例2の光源装置のメカ構成の平面図 本発明の実施例3の光源装置のメカ構成の断面図
符号の説明
1 ランプ
2 ランプホルダー
3 投射レンズ鏡筒
4 光学ボックス
4a ランプケース部材
5 光学ボックス蓋
6 電源
7 バラスト電源
8 回路基板
9 光学冷却ファン
10 ファンダクト
11 ランプ冷却ファン
12 ファン保持台
13 電源冷却ファン
14 排気ルーバー
15 通風ダクト
16 熱シールド部材
16a 本体部
16b 延出部
17 外装キャビネット
18 外装キャビネット蓋
51 発光管
52 リフレクター
53a 第1のフライアイレンズ
53b 第2のフライアイレンズ
54 偏光変換素子
55 紫外線カットフィルター
56 反射ミラー
57 コンデンサーレンズ
58 ダイクロイックミラー
59 入射側偏光板
60 第1の偏光ビームスプリッター
61R,61G,61B 反射型液晶表示素子
62R,62G,62B 1/4波長板
63 出射側偏光板
64 入射側偏光板
65 第1の色選択性位相差板
66 第2の偏光ビームスプリッター
67 第2の色選択性位相差板
68 出射側偏光板
69 第3の偏光ビームスプリッター
70 投射レンズ光学系
116 熱シールド部材
116a 本体部
116b 延出部
116c 腕部
216 熱シールド部材
216a 本体部
216b 延出部
216c 腕部

Claims (11)

  1. 光源ランプと、前記光源ランプを内部に配置するランプケースと、前記光源ランプへ冷却風を送る冷却ファンと、前記ランプケースからの排気流路を形成するダクトと、前記光源ランプと前記ランプケースの間に設けられた熱シールド板を備え、前記熱シールド板は前記ダクトの排気流路内まで伸びていることを特徴とする光源装置。
  2. 前記熱シールド板は、前記ダクトの排気流路内に配置された排気ルーバーの近傍まで伸びていることを特徴とする請求項1に記載の光源装置。
  3. 前記熱シールド板は、前記ダクトの排気流路の流出口近傍まで伸びていることを特徴とする請求項2に記載の光源装置。
  4. 前記熱シールド板は、前記ダクトの排気流路の流出口近傍で、略直角に折り曲げられていることを特徴とする請求項3に記載の光源装置。
  5. 前記熱シールド板は、前記ランプケースよりも、熱伝導率が高くかつ熱輻射率が低い材料で形成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の光源装置。
  6. 前記熱シールド板と前記ランプケースの間には、前記冷却ファンからの冷却風の一部が流れ込むことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の光源装置。
  7. 光源ランプと、前記光源ランプを内部に配置するランプケースと、前記光源ランプへ電力を供給するバラスト電源と、前記光源ランプへ冷却風を送る第1の冷却ファンと、前記バラスト電源へ冷却風を送る第2の冷却ファンと、前記ランプと前記ランプケースの間に設けられた熱シールド板を備え、前記熱シールド板は前記第1の冷却ファンによる冷却風の排気流路内および前記第2の冷却ファンによる冷却風の排気流路内まで伸びていることを特徴とする光源装置。
  8. 前記第1の冷却ファンによる冷却風および前記第2の冷却ファンによる冷却風は、共通の排気口から排出されることを特徴とする請求項7に記載の光源装置。
  9. 光源部からの光を用いて、被投射面上に画像を表示する投射表示装置において、
    前記光源部は、光源ランプと、前記光源ランプを内部に配置するランプケースと、前記光源ランプへ冷却風を送る冷却ファンと、前記ランプケースからの排気流路を形成するダクトと、前記光源ランプと前記ランプケースの間に設けられた熱シールド板を備え、前記熱シールド板は前記ダクトの排気流路内まで伸びていることを特徴とする投射表示装置。
  10. 光源部からの光を用いて、被投射面上に画像を表示する投射表示装置において、
    前記光源部は、光源ランプと、前記光源ランプを内部に配置するランプケースと、前記光源ランプへ電力を供給するバラスト電源と、前記光源ランプへ冷却風を送る第1の冷却ファンと、前記バラスト電源へ冷却風を送る第2の冷却ファンと、前記ランプと前記ランプケースの間に設けられた熱シールド板を備え、前記熱シールド板は前記第1の冷却ファンによる冷却風の排気流路内および前記第2の冷却ファンによる冷却風の排気流路内まで伸びていることを特徴とする投射表示装置。
  11. 請求項9または10に記載の投射表示装置と、前記投射表示装置に画像信号を供給する画像信号供給装置を具備する画像投射システム。
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