JP2009103880A - 冷却装置及びそれを有する画像投射装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 複数の部材を効率的に冷却することができ、特に各部材の局所発熱部を効果的に冷却することができる冷却装置及びそれを用いた画像投射装置を得ること。
【解決手段】 光を放射する光源手段と、光源手段に電圧を供給する電源ユニットと、
画像を形成する画像表示素子を含む色分解合成光学系と、画像表示素子で形成される画像を被投射面に投射する投射光学系とを有する画像投射装置において、吸気風で色分解合成光学系の少なくとも一部を冷却する第1の冷却ファンと、吸気風で電源ユニットを冷却する第2の冷却ファンとを有し、第1の冷却ファンは、色分解合成光学系と、電源ユニットとの間であって、第1の冷却ファンからの吹き出し風が電源ユニットの一部に流れるように配置されていることを特徴とする画像投射装置。
【選択図】図3

Description

本発明は冷却装置及び画像表示素子(液晶パネル、ライトガイド等)に形成される画像を投射光学系で被投射面に拡大投射する画像投射装置(プロジェクタ)に関する。
従来、拡大した投射画像を観察するための装置として画像表示素子(液晶パネル、ライトバルブ)の画像を投射光学系でスクリーンに拡大投射する画像投射装置(液晶プロジェクタ)が種々と提案されている。
近年、液晶プロジェクタ等の画像投射装置には、明るい投射画像を得るための光源手段が高輝度であること、又小型、軽量であって持ち運びやすいこと、更に動作中、動作音が小さく、静音であること等が望まれている。
光源手段の高輝度化を実現するためには、光源手段が高出力であることが必要である。装置全体の小型化を実現するためには、装置内部の部品の高密実装化及び構成部品の小型化を図ることが必要である。又、動作音の静音化を実現するためには、冷却ファンの駆動電圧を低減すること、冷却ファンの使用数を減らすこと等が必要である。
これらの対策は画像投射装置の各部材の温度上昇の要因となってくる。
画像投射装置の各部材の温度が上昇してくると、例えば以下のような様々な問題が生じてくる。
液晶表示素子や色分解合成光学系周辺の光学素子等の部材は高温になると光学性能が劣化しやすく、投射画像の画質が低下してくる。
また、電源ユニットが非常に高温になると故障の原因となる。
更に光源ユニットは、バルブの温度許容範囲が狭いため、指定の範囲に温度を維持することができない場合には、発光管の黒化や白化等の現象が生じ、また動作が不安定になる。
このため画像投射装置では、上記箇所の冷却について特に留意しながらも、製品全体を真に効率の良い冷却形態に構築しつつ、高輝度化、小型化、静音化等の課題を解決する必要がある。
上記の問題を解決するため、色分解合成光学系と光源ユニットの間に冷却ファンを配置し、冷却ファンを共通化することで1つの冷却ファンで双方を冷却する形態の画像投射装置が提案されている(特許文献1)。
特開2004-61569号公報
特許文献1の画像投射装置(液晶表示装置)では冷却ファンを色分解光学系と光源ユニットの中間に配置し、装置の両側の側面に通気穴を設けて1つの冷却ファンで画像表示素子と光源ユニットの双方を冷却している。
特許文献1では、冷却ファンの吸気風と吹き出し風の双方を冷却に用いている。
特許文献1では、色分解合成光学系と光源ユニットの双方を1つの冷却ファンで冷却している。このため、部品が密集しやすい色分解合成光学系や、近年の高輝度化により冷却条件が更に厳しくなっている光源ユニットの双方の冷却を効果的に行うための冷却ファンの設定や選定等が非常に困難となっている。例えば双方を十分冷却しようとすると、冷却ファンが大型化し、又、騒音が大きくなってくる。
一方、最近の画像投射装置においては、電気素子、光学部品の小型化等に伴って、これらの部材の局所発熱部の冷却を行うことが必要になっている。
これらの部材の局所発熱部の冷却が不十分であると、誤動作が生じ、良好な投射画像が得られなくなるという問題が生じてくる。
本発明は、複数の部材を効率的に冷却することができ、特に各部材の局所発熱部を効果的に冷却することができる冷却装置及びそれを用いた画像投射装置を提供することを目的とする。
本発明の冷却装置は、第1の被冷却手段と、吸気風で該第1の被冷却手段を冷却する第1の冷却ファンと、第2の被冷却手段と、該第2の被冷却手段を冷却する第2の冷却ファンとを有し、該第1の冷却ファンは、該第1の冷却ファンからの吹き出し風が該第2の被冷却手段側に流れるように配置されていることを特徴としている。
本発明の画像投射装置は、光を放射する光源手段と、該光源手段に電圧を供給する電源ユニットと、画像を形成する画像表示素子を含む色分解合成光学系と、該画像表示素子で形成される画像を被投射面に投射する投射光学系と、を有する画像投射装置において、吸気風で該色分解合成光学系の少なくとも一部を冷却する第1の冷却ファンと、吸気風で該電源ユニットを冷却する第2の冷却ファンとを有し、該第1の冷却ファンは、該色分解合成光学系と、該電源ユニットとの間であって、該第1の冷却ファンからの吹き出し風が該電源ユニットの一部に流れるように配置されていることを特徴としている。
本発明によれば、複数の部材を効率的に冷却することができ、特に各部材の局所発熱部を効果的に冷却することができる冷却装置及びそれを用いた画像投射装置が得られる。
以下に、本発明の冷却装置とそれを有する画像投射装置の実施形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。
本発明の画像投射装置で用られるる冷却装置は、シロッコファン等の第1の冷却ファンで吸気風(冷却風)を用いて画像表示素子を含む色分解合成光学系等の第1の被冷却手段を冷却している。
又、第2の冷却ファンで吸気風を用いてランプに電圧を供給するための電源ユニットを冷却している。
このとき、第1の冷却ファンと、第2の冷却ファンは、第1の冷却ファンからの吹き出し風が第2の被冷却手段側に流れ、第2の被冷却手段を冷却した風が第2の冷却ファンで筐体外へ排出されるように配置されている。
又、本発明の画像投射装置は、光を放射する光源手段と、光源手段に電圧を供給する電源ユニットと、画像を形成する画像表示素子を含む色分解合成光学系と、画像表示素子で形成される画像を被投射面に投射する投射光学系とを有している。
図1は、本発明の画像投射装置(投射型画像表示装置)の実施例1の構成を示した概略図である。
図2(A)、(B)は図1の画像投射装置の光学構成の平面図と側面図である。
図1、図2において、24は光源ランプ(ランプ)である。23はランプ24を保持するランプホルダーである。22は防爆ガラスである。21はガラス押さえである。35はランプ24からの光を画像表示素子に入射させるための照明光学系である。
28は照明光学系35からの出射光が入射する色分解合成光学系であって、R(赤色)、G(緑色)、B(青色)の3色用の液晶表示素子50R,50G、50Bを備える。33は色分解合成光学系28からの出射光が入射する投射レンズ鏡筒であって、不図示のスクリーン(被投射面)に画像を投射している。
投射レンズ鏡筒33内には後述する投射光学系(投射レンズ)が収納されている。31はランプ24、照明光学系35、色分解合成光学系28を収納するとともに投射レンズ鏡筒33が固定される光学ボックスである。光学ボックス31にはランプ24の周囲を囲むランプ周辺部材としてのランプケース部が形成されている。
27は光学ボックス31内に照明光学系35、色分解合成光学系28、を収納した状態で蓋をする光学ボックス蓋である。36は電源、20は電源フィルタである。6は電源36と合体しランプ24を点灯する為のバラスト電源である。26は電源36からの電力により液晶表示素子の駆動、及びランプ24の点灯指令を送る為の回路基板である。
5は装置中央部に位置し、色分解合成光学系28内の液晶表示素子等の光学素子(第1の被冷却手段)を吸気風で冷却し、吹き出し風で電源36、バラスト電源等の第2の被冷却手段を冷却を補助する為の第1の冷却ファン(第1の冷却手段)である。
15はランプ24に対して吹き付け風を送り、ランプ24を冷却する為の光源ランプ用の冷却ファンである。14はランプ冷却ファン15を保持しつつ冷却風をランプに送るためのランプダクトであり、照明光学系35における局所発熱部(後述する偏光変換素子61)にも冷却風を導く。16は冷却ファン15を押さえてランプダクト14と合わせてダクトを構築するためのランプダクトである。
10は後述する外装キャビネット(筐体)7に設けられた吸気口から空気を吸い込む第2の冷却ファンであり、電源36とバラスト電源6内に風(吸気風)を流通させて電源36及びバラスト電源6等の第2の被冷却手段を同時に冷却している。9は排気ファンであり、排気ファン9はランプ冷却ファン15によるランプ24を通過した後の熱風を排出する。
34はランプ排気ルーバーであり、ランプ24からの光が装置外部に漏れないような遮光機能を有している。
7は光学ボックス31等を収納する為の筐体の一部としての外装キャビネット(外装ケース下部)(筐体下部)である。25は外装キャビネット7に光学ボックス31等を収納した状態で蓋をする為の筐体の一部としての外装キャビネット蓋(外装ケース上部)(筐体上部)である。
1及び12は側板である。外装キャビネット7には上記の吸気口が形成されており、側板12には上記の排気口が形成されている。
19は各種信号を取り込むコネクターが搭載されるインターフェース基板である。17は側板1の内側に取り付けられたインターフェース補強板である。
8はランプ24からの排気熱を排気ファン9まで導き、装置内部に排気風を放散させないためのランプ排気ボックスで、ランプ排気ルーバー34を保持する。
3はランプ蓋である。ランプ蓋3は外装キャビネット7の底面に着脱自在に設けられており、不図示のビスにより固定されている。
また、4はセット調整脚で、セット調整脚4は外装キャビネット7に固定されており、その脚部の高さを調整可能となっている。脚部4の高さ調整により、装置本体の傾斜角度を調整できるように構成されている。
2は外装キャビネット7の吸気口外側に取り付く不図示のフィルタを押さえるRGB吸気プレートである。
13は色分解合成光学系28を保持するプリズムベースである。
30は色分解合成光学系28内に配置されるところの、液晶表示素子から出ているFPCが接続され、回路基板26に接続されるRGB基板である。29はRGB基板30に電気ノイズが入り込まないようにするためのRGB基板カバーである。
次に、前述した図1におけるランプ24、照明光学系35、色分解合成光学系28、投射レンズ33にて構成される画像表示素子(液晶表示素子等の画像形成素子)を搭載した画像投射装置(投射画像表示装置)の光学構成について図2(A)、(B)にて説明する。
図2(A)、(B)において、ランプ24は連続スペクトルで白色光を発光する発光管24aを有する。37は発光管24aからの光を所定の方向に集光するリフレクタである。発光管24aとリフレクタ37によりランプ(光源手段)24を形成する。
38aは水平方向(ランプ24からの光の進行方向における水平方向(x方向、図2(B)の紙面垂直方向))において屈折力を有するレンズアレイで構成された第1のシリンダーアレイである。
38bは第1のシリンダーアレイ38aの個々のレンズに対応したレンズアレイを有する第2のシリンダーアレイである。39は紫外線吸収フィルタである。40は無偏光光を所定の偏光光に揃える偏光変換素子である。
41は垂直方向(Y方向)において屈折力を有するシリンドリカルレンズで構成されたフロントコンプレッサである。42は光軸を88度変換する為の全ミラーである。38cは垂直方向(ランプ24からの光の進行方向における垂直方向(図2(B)の紙面垂直方向))において屈折力を有するレンズアレイで構成された第3のシリンダーアレイである。
38dは第3のシリンダーアレイ38cの個々のレンズに対応したレンズアレイを有する第4のシリンダーアレイである。45は色座標をある値に調整するために特定波長域の色をランプに戻すためのカラーフィルターである。
43はコンデンサーレンズである。44は垂直方向において屈折力を有するシリンドリカルレンズで構成されたリアコンプレッサである。以上により照明光学系35が構成される。
46は青色光(B)と赤色光(R)の波長領域の光を反射し、緑色光(G)の波長領域の光を透過するダイクロイックミラーである。47は透明基板に偏光素子を貼着したG用の入射側偏光板であり、P偏光光のみを透過する。48はP偏光光を透過し、S偏光光をする第1の偏光ビームスプリッターであり、偏光分離面を有する。
50R,50G,50Bはそれぞれ入射した光を反射するとともに画像変調する赤用の液晶表示素子(ライトバルブ)、緑用の液晶表示素子(ライトバルブ)、青用の液晶表示素子(ライトバルブ)である。
49R,49G,49Bはそれぞれ、赤用の1/4波長板、緑用の1/4波長板、青用の1/4波長板である。51はRの色純度を高めるためにオレンジ光をランプ24側に戻すトリミングフィルターと透明基板に偏光素子を貼着したRB用の入射側偏光板であり、P偏光のみを透過する。
52はRの光の偏光方向を90度変換し、Bの光の偏光方向は変換しない色選択性位相差板である。57はP偏光を透過し、S偏光をする第2の偏光ビームスプリッターであり、偏光分離面を有する。
54はB用出射側偏光板(偏光素子)であり、BのS偏光のみを整流する。56はS偏光のみを透過させるG用出側偏光板である。55はRB光を透過し、G光をするダイクロイックプリズムである。
以上のダイクロイックミラー46からダイクロイックプリズム55により、色分解合成光学系28が構成される。
ここでP偏光とS偏光の定義を明確にすると、偏光変換素子40では、P偏光をS偏光に変換するが、ここで定義するP偏光とS偏光は偏光変換素子40を基準として述べている。
一方ダイクロイックミラー46に入射する光は偏光ビームスプリッター48、57基準で考えるのでP偏光光が入射するものとする。偏光変換素子40から射出された光はS偏光だが、同じS偏光光をダイクロイックミラー46に入射する光をP偏光光として本実施例では定義するものである。
次に光学的な作用を説明する。
発光管24aから発した光はリフレクタ37により所定の方向に集光される。リフレクタ37は放物面形状を有しており、放物面の焦点位置からの光は放物面の対称軸に平行な光束となる。
但し、発光管24aからの光源は理想的な点光源ではなく有限の大きさを有しているので、集光する光束には放物面の対称軸に平行でない光の成分も多く含まれている。これらの光束は、第1のシリンダーアレイ38aに入射する。
第1のシリンダーアレイ38aに入射した光束はそれぞれのシリンダレンズに応じた複数の光束に分割、集光され(垂直方向に帯状の複数の光束)、紫外線吸収フィルタ39を介して、第2のシリンダーアレイ38bに入射する。第2のシリンダーアレイ38bを経て、複数の光束(垂直方向に帯状の複数の光束)を偏光変換素子40の近傍に形成する。
偏光変換素子40は、偏光分離面と1/2波長板とからなり、複数の光束は、その列に対応した偏光分離面に入射し、透過するP偏光成分の光と反射するS偏光成分の光に分割される。
反射されたS偏光成分の光は反射面で反射し、P偏光成分と同じ方向に出射する。
一方、透過したP偏光成分の光は、1/2波長板を透過してS偏光成分と同じ偏光成分に変換され、偏光方向が揃った光として出射する。
偏光変換された複数の光束(垂直方向に帯状の複数の光束)は、偏光変換素子40を出射した後、フロントコンプレッサ41を介して、ミラー42にて88度反射し、第3のシリンダーアレイ38cに入射する。第3のシリンダーアレイ38cに入射した光束はそれぞれのシリンダレンズに応じた複数の光束に分割、集光される(水平方向に帯状の複数の光束)。そして、その後第4のシリンダーアレイ38dを経て、複数の光束(水平方向に帯状の複数の光束)となり、コンデンサーレンズ43、リアコンプレッサ44に至る。
ここで、フロントコンプレッサ41、コンデンサーレンズ43、リアコンプレッサ44の光学的作用の関係で、複数の光束は矩形形状の像が重なった形で矩形の均一な照明エリアが形成されることになる。
この照明エリアに後述の液晶表示素子50R、50G、50Bを配置する。次に、偏光変換素子40によりS偏光とされた光は、ダイクロイックミラー46に入射する。尚、ダイクロイックミラー46は、B(波長430nm〜495nm)とR(波長590nm〜650nm)の光は反射し、G(波長505nm〜580nm)の光は透過する。
次に、Gの光路について説明する。
ダイクロイックミラー46を透過したGの光は入射側偏光板47に入射する。尚、Gの光はダイクロイックミラー46によって分解された後もP偏光(45の偏光変換素子基準の場合はS偏光)となっている。そしてGの光は、入射側偏光板47から出射した後、第1の偏光ビームスプリッター48に対してP偏光として入射して偏光分離面で透過して、G用の液晶表示素子50Gへと至る。
G用の液晶表示素子49Gにおいては、Gの光が画像変調され反射される。画像変調されたGの反射光のうちP偏光成分は、再び第1の偏光ビームスプリッター48の偏光分離面で透過して光源側に戻され、投射光から除去される。
一方、画像変調されたGの反射光のうちS偏光成分は、第1の偏光ビームスプリッター48の偏光分離面で反射され、投射光としてダイクロイックプリズム55に向かう。このとき、すべての偏光成分をP偏光に変換した状態(黒を表示した状態)において、第1の偏光ビームスプリッター48とG用の液晶表示素子50Gとの間に設けられた1/4波長板49Gの遅相軸を所定の方向に調整している。
これにより、第1の偏光ビームスプリッター48とG用の液晶表示素子50Gで発生する偏光状態の乱れの影響を小さく抑えることができる。第1の偏光ビームスプリッター48から出射したGの光は、第3の偏光ビームスプリッター55に対してS偏光として入射し、ダイクロイックプリズム55のダイクロイック膜面でG光を反射して投射レンズ33へと至る。
一方、ダイクロイックミラー46を反射したRとBの光は、ダイクロイックミラー46によって分解された後もP偏光となっている。
そしてRとBの光は、トリミングフィルター51でオレンジ光をカットされた後、入射側偏光板52から出射し、色選択性位相差板53に入射する。色選択性位相差板53は、Rの光のみ偏光方向を90度回転する作用を持っており、これによりRの光はS偏光として、Bの光はP偏光として第2の偏光ビームスプリッター57に入射する。
S偏光として第2の偏光ビームスプリッター57に入射したRの光は、第2の偏光ビームスプリッター57の偏光分離面で反射され、R用の液晶表示素子50Rへと至る。
また、P偏光として第2の偏光ビームスプリッター57に入射したBの光は、第2の偏光ビームスプリッター57の偏光分離面を透過してB用の液晶表示素子50Bへと至る。
R用の液晶表示素子50Rに入射したRの光は画像変調され反射される。画像変調されたRの反射光のうちS偏光成分は、再び第2の偏光ビームスプリッター57の偏光分離面でされて光源24側に戻され、投射光から除去される。
一方、画像変調されたRの反射光のうちP偏光成分は第2の偏光ビームスプリッター57の偏光分離面を透過して投射光としてダイクロイックプリズム55に向かう。
また、B用の液晶表示素子50Bに入射したBの光は画像変調され反射される。画像変調されたBの反射光のうちP偏光成分は、再び第2の偏光ビームスプリッター57の偏光分離面を透過して光源24側に戻され、投射光から除去される。
一方、画像変調されたBの反射光のうちS偏光成分は第2の偏光ビームスプリッター57の偏光分離面でして投射光としダイクロイックプリズム55に向かう。
このとき、第2の偏光ビームスプリッター57とR用,B用の液晶表示素子50R,50Bの間に設けられた1/4波長板49R,49Bの遅相軸を調整することにより、Gの場合と同じようにR,Bそれぞれの黒の表示の調整を行うことができる。
こうして1つの光束に合成され、第2の偏光ビームスプリッター57から出射したRとBの投射光のうちBの光は、出射側偏光板54で検光されてダイクロイックプリズム55に入射する。また、Rの光はP偏光のまま偏光板をそのまま透過し、ダイクロイックプリズム55に入射する。
尚、出射側偏光板54で検光されることにより、Bの投射光は第2の偏光ビームスプリッター57とB用の液晶表示素子50B、1/4波長板49Bを通ることによって生じた無効な成分をカットされた光となる。
そして、ダイクロイックプリズム55に入射したRとBの投射光はダイクロイックプリズム55のダイクロイック膜面を透過し、前述した該ダイクロイック膜面にて反射したGの光と合成されて投射レンズ5に至る。
そして、合成されたR,G,Bの投射光は、投射レンズ5によってスクリーンなどの被投射面に拡大投影される。
以上説明した光路は液晶表示素子が白表示の場合である為、以下に液晶表示素子が黒表示の場合での光路を説明する。
まず、Gの光路について説明する。
ダイクロイックミラー46を透過したGの光のP偏光光は入射側偏光板47に入射し、その後、第1の偏光ビームスプリッター48に入射して偏光分離面で透過され、G用の液晶表示素子50Gへと至る。
しかし、液晶表示素子50Gが黒表示の為、Gの光は画像変調されないまま反射される。従って、液晶表示素子50Gで反射された後もGの光はP偏光光のままである為、再び第1の偏光ビームスプリッター48の偏光分離面で透過し、入射側偏光板47を透過して光源24側に戻され、投射光から除去される。
次に、RとBの光路について説明する。
ダイクロイックミラー46を反射したRとBの光のP偏光光は、入射側偏光板51に入射する。そしてRとBの光は、入射側偏光板52から出射した後、色選択性位相差板53に入射する。色選択性位相差板53は、Rの光のみ偏光方向を90度回転する作用を持っており、これによりRの光はS偏光として、Bの光はP偏光として第2の偏光ビームスプリッター57に入射する。S偏光として第2の偏光ビームスプリッター57に入射したRの光は、第2の偏光ビームスプリッター57の偏光分離面で反射され、R用の液晶表示素子50Rへと至る。
また、P偏光として第2の偏光ビームスプリッター57に入射したBの光は、第2の偏光ビームスプリッター57の偏光分離面を透過してB用の液晶表示素子50Bへと至る。
ここでR用の液晶表示素子50Rは黒表示の為、R用の液晶表示素子50Rに入射したRの光は画像変調されないまま反射される。
従って、R用の液晶表示素子50Rで反射された後もRの光はS偏光光のままである為、再び第2の偏光ビームスプリッター57の偏光分離面でし、入射側偏光板51を通過して光源側に戻され、投射光から除去される為、黒表示となる。
一方、B用の液晶表示素子50Bに入射したBの光はB用の液晶表示素子50Bが黒表示の為、画像変調されないまま反射される。
従って、B用の液晶表示素子50Bで反射された後もBの光はP偏光光のままである。この為、再び第2の偏光ビームスプリッター57の偏光分離面を透過し、色選択性位相差板53により、P偏光に変換され、入射側偏光板52を透過して光源24側に戻されて投射光から除去される。
以上が、反射型の液晶表示素子(反射型液晶パネル)を使用した画像投射装置(投射型画像表示装置)での光学構成である。
尚、反射型液晶表示素子の代わりに透過型液晶表示素子を用いても基本的な構成は同じである。
図2、図3、図4は本発明の実施例1の画像表示素子を使用した画像投射装置における冷却装置の説明図である。
本実施例では、第1の冷却ファン5の吸気風を用いて色分解合成光学系の少なくとも一部を冷却している。
第2の冷却ファン10の吸気風を用いて電源ユニット101(6、36)を冷却している。
このとき第1の冷却ファン5は、色分解合成光学系28と、電源ユニット101との間であって、第1の冷却ファン5からの吹き出し風が電源ユニット101の一部の局所発熱部に流れるように配置されている。
実施例1はRGBの3色用の液晶表示素子50R,50G、50Bを備えた色分解合成光学系28と、電源ユニット101を冷却対象としている。
電源ユニット101とは電源36と電源バラスト6の少なくとも一方を含むユニットとする。
先の説明と同様、35はランプ24からの光を入射する照明光学系である。28は照明光学系35からの出射光が入射する色分解合成光学系であって、RGBの3色用の液晶表示素子を備える。
33は色分解合成光学系からの出射光が入射する投射レンズ鏡筒であって、不図示のスクリーン(被投射面)に画像を投射する。投射レンズ鏡筒33内には投射レンズ光学系が収納されている。
31はランプ24、照明光学系35、色分解合成光学系28を収納するとともに投射レンズ33が固定される光学ボックスであり、前記光学ボックス31にはランプ24の周囲を囲むランプ周辺部材としてのランプケース部が形成されている。
13は色分解合成光学系28を保持するプリズムベースで、27は光学ボックス31内に照明光学系35、色分解合成光学系28、を収納した状態で蓋をする光学ボックス蓋である。
36は電源、6はランプ24を点灯する為のバラスト電源であり、これらは電源ユニット101の一要素を構成している。
照明光学系35を収納保持する光学ボックス31と、第1の冷却ファン5、光源ユニットは筐体内(外装7、25)に収納されている。
5は装置の略中央部に位置し、色分解合成光学系28内の液晶表示素子50R、50G、50B等の光学素子(第1の被冷却手段)を吸気風で冷却する為の第1の冷却ファン(第1の冷却ファン、シロッコファン)である。
第1の冷却ファン5は吹き出し風で電源36、バラスト電源6等の電源ユニット101(第2の被冷却手段)を冷却している。
59は色分解合成光学系28からシロッコファン5に流れ込む冷却風(吸気風)の流れである。
60はシロッコファン5から電源36、電源バラスト6の局所発熱部61(冷却用ヒートシンク側面の電界効果トランジスタ)に吹き出される冷却風の流れである。58は冷却風の流れ60を導くための導風形状部(導風路)である。62は電源ユニット101用の第2の冷却ファン10によって装置外部(筐体外部)に向かう冷却風の流れである。
電源ユニット(電源36と電源バラスト6の少なくとも一方を含むユニット)101は、発熱部が複数存在するため電源ユニット101全体を冷却する必要がある。しかし、電源ユニット101は特に高温となる電界効果トランジスタ61(局所発熱部)が存在する。このため、1つのファンで電源ユニット101全体を冷却する場合、電界効果トランジスタ61(局所発熱部)を許容温度以下にするためにそれ以外の発熱部品全てを必要以上に冷却しなければならない。この結果、冷却効率、騒音を考慮した場合不利となる。
これを解決するために特に高温となる電界効果トランジスタ61(局所発熱部)をシロッコファン5のように冷却風の指向性が高く、局所冷却に適する専用の冷却ファンを用いて冷却する事が好ましい。しかし、新たに専用の冷却ファンを設置するには装置全体が複雑となり、又、スペースを考慮した場合現実的でない。
そこで本実施例では、3つの液晶表示素子50R、50G、50Bを備えた色分解合成光学系28の冷却用のシロッコファン(第1の冷却手段)5の吹き出し風を電界効果トランジスタ61(局所発熱部)冷却の補助に使用する。これにより装置の複雑化や大型化を招くことなく冷却可能としている。
また、電源ユニット(第2の被冷却手段)(電源36、バラスト電源6)101全体を冷却する第2の冷却ファン10(第2の冷却手段)の駆動電圧の低減が可能となり、これにより装置を静音化している。
更に導風路58を設けてシロッコファン5からの吹き出し風を電源ユニット101の一部の電界効果トランジスタ61(局所発熱部)に導くことで、例えば集中的に導くことで、より効果的に電界効果トランジスタ61(局所発熱部)を冷却している。
また、本実施例において、シロッコファン5を冷却対象である3つの液晶表示素子50R、50G、50Bを備えた色分解合成光学系28を収納する光学ボックス31と電源ユニット(電源36、バラスト電源6)101との間に配置している。更に長方形状の液晶表示素子の長辺方向とファン回転軸が略平行となるように配置している。
この構成をとる事で3つの液晶表示素子50R、50G,50Bを備えた色分解合成光学系28自体が冷却風流れの障害とならないようにしている。
これにより冷却風の流れが阻害される事なく3つの液晶表示素子50R、50G,50Bを備えた色分解合成光学系28の周辺を流れるようにして、効果的に冷却している。
また、シロッコファン5を、冷却対象である3つの液晶表示素子50R、50G,50Bを備えた色分解合成光学系28と電源ユニット(電源36、電源バラスト6)101の間に配置している。これによって、両冷却対象に接近した場所にあるため冷却効率のロスを最小限に抑えて双方を効果的に冷却している。
また、本実施例では、シロッコファン5の吸気風を外部から3つの液晶表示素子50R、50G、50Bを備えた色分解合成光学系28に導いている。その後、導風路58を介して電源ユニット(電源36、電源バラスト6)101に吹き付ける(図3のシロッコファン5の吹き付けの冷却風の流れ60)。電源ユニット(電源36、電源バラスト6)101を通過した冷却風62は電源ユニット(電源36、電源バラスト6)101を冷却するための冷却ファン10の吸気力によりよどみなく装置外(筐体外)に排出される。
このように装置(筐体)への冷却風の導入から排出までの流れをつくることで、装置全体を効果的に冷却している。
また、本実施例で示した装置の略中央部にシロッコファン5を配置している。
装置の略中央部周辺は部品が密集しており、このような部品密集部にシロッコファン5を配置する場合、ファンが静圧の高い環境下で動作する事になる。
そのため、静圧の高い環境下で風量の低下が大きい軸流ファンでは冷却風量を確保する事が難しい。しかし、本実施例を適用した構成では、静圧の高い環境下においても風量を確保しやすいシロッコファン5を配置することでファンの冷却能力低下を最小限に抑える事が容易である。
このため、3つの液晶表示素子50R、50G、50Bを備えた色分解合成光学系28、電源ユニット(電源36、電源バラスト6)101の双方を効率よく冷却することができる。
更に、ファンに起因する騒音が外装、内部の構成部品で遮断され装置外にもれにくくなるため、装置が静音化される。
また、本実施例ではシロッコファン5の吸気風を用いて3つの液晶表示素子50R、50G,50Bを備えた色分解合成光学系28を冷却している。
液晶表示素子及び色分解合成光学系28を冷却するためにシロッコファン5からの吹き付け風を用いて冷却を行った場合、指向性の高い冷却風を各部に導くため、導風路58の構成が複雑化しやすい。そのため、ダクト損失を生じるだけでなく、導風路のスペースも大きくなる。
更に、部品密集度の高い液晶表示素子を備えた色分解合成光学系の周辺部の冷却では、冷却風の流れ方向が変化する箇所近傍で流れが極端に弱くなることがある。また、吹き溜まりや乱流が発生しやすく、冷却効率が低下し、又冷却にムラが生じやすい。
そこで本実施例では、シロッコファン5による吸気風を用いて冷却を行うことで上記の問題を解決し、ダクトの簡略化による製品を小型化し、更に効率的に冷却を行っている。
図5は本発明の実施例2の要部概略図である。
図5では液晶表示素子50R、50G、50Bを備える色分解合成光学系28(第1の被冷却手段)の冷却用にシロッコファン5(第1の冷却手段)を用いている。そしてシロッコファン5の吹き出し風を無偏光光を所定の偏光光に揃える偏光変換素子40(第2の被冷却手段)(局所発熱部)に吹き付けて冷却している様子を示している。
28は3色用の液晶表示素子50R,50G、50Bを備えた色分解合成光学系である。40は無偏光光を所定の偏光光に揃える偏光変換素子(局所発熱部)である。5は3色用の液晶表示素子50R,50G、50Bを備えた色分解合成光学系28を吸気風を用いて冷却し、吹き出し風を用いて無偏光光を所定の偏光光に揃える偏光変換素子40(局所発熱部)を冷却する冷却用シロッコファンである。
31はランプ24、照明光学系35、色分解合成光学系28を収納するとともに投射レンズ33が固定される光学ボックスである。15はランプ冷却ファン、14はランプ冷却ファン15を保持しつつ冷却風をランプに送るためのランプダクトである。
16は冷却ファン15を押さえて14のランプダクトと合わせてダクトを構築するためのランプダクトである。
その他、各部材は実施例1と同様なので説明を割愛する。
上記の照明光学系35における偏光変換素子40(局所発熱部)はランプ冷却ファン15(第2の冷却手段)により冷却されている。ランプ冷却ファン15による偏光変換素子40(局所発熱部)冷却を補助するために、液晶表示素子50R、50G、50Bを備える色分解合成光学系28の冷却用のシロッコファン5(第1の冷却手段)を用いている。シロッコファン5の吹き出し口を偏光変換素子40(局所発熱部)に向けて冷却を補助している。
この際、実施例1のようにシロッコファン5の吹き出し風を導くダクトを用いても良く、これによれば冷却効率の点で有効である。
実施例2においては照明光学系35における偏光変換素子40(局所発熱部)の冷却の補助を考慮した構成としたが、装置内において制御基板上やその他の部分に温度条件の厳しい局所発熱部を冷却しても良い。
その際、液晶表示素子50R、50G、50Bを備える色分解合成光学系28の冷却用のシロッコファン5の吹き出し口を局所発熱部に向ければ良く、これによれば局所発熱部の冷却を補助することができる。
尚、本発明は前述した各実施例の構成に限定されないことはいうまでもなく、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
以上のように、各実施例では、第1の冷却手段と、第2の冷却手段はいずれもファンで構成されている。そして、第1の冷却手段は吸気風を用いて第1の被冷却手段を冷却している。又、第2の冷却手段は吸気風を用いて第2の被冷却手段を冷却する一方、第1の冷却手段は吹き出し風を用いて第2の被冷却手段の冷却を補助している。
各実施例では以上の構成をとる事で、第1の冷却手段5からの吹き出し風を用いて第2の被冷却手段(電源ユニット)における電界効果トランジスタ61等の局所発熱部等に対して冷却補助している。
このため、局所発熱部を冷却するファンよりなる第2の冷却手段10の冷却条件を緩和することができる。これによりファン10の騒音が低減し、静音化が容易となる。また第2の冷却手段10もより小型のものが選定可能となり、それに伴って装置全体の小型化が容易となる。
又、第2の被冷却手段としての光源ユニットが高輝度化したときにも柔軟に対応できる。
各実施例では、第1の冷却手段としてシロッコファン5を用い、それを画像表示素子(液晶表示素子)を備える色分解合成光学系28と電源ユニット101との間に位置するように構成している。
以上の構成をとる事で、シロッコファン5が画像表示素子を備える色分解合成光学系28と電源ユニット101との間である装置の略中央部に配置できる。
このため、上記の様な部品密集部においても、他の軸流ファン等を配置する場合と比較して冷却効率が良く、更に局所発熱部等の第2の被冷却手段に対しても効果的に冷却補助することができる。
さらに装置略中央部に構成されることから外装により該シロッコファンから生ずる騒音を低減することができる。
本発明の実施例1の画像投射装置の分解斜視略図 本発明の実施例1の画像投射装置の光学構成略図 本発明の実施例1の冷却装置の説明図 本発明の実施例1の冷却装置の説明図 本発明の実施例2の冷却装置の説明図
符号の説明
1は側板、2はランプ蓋、3は外装キャビネット、4はセット調整脚、5は冷却ファン、6はバラスト電源、7は外装キャビネット、8は排気ボックス、9は排気ファン、10は電源用冷却ファン、11は電源オフ後のファン駆動用コンデンサ、12は側板、13はプリズムベース、14はランプダクト、15はランプ冷却ファン(吹き付けファン)、16はランプダクト、17はインターフェース補強板、18はインターフェース補強板補強部品、19はインターフェース基板、20はインターフェース基板ユニット、21はガラス押さえ、22は防爆ガラス、23はランプホルダー、24は光源ランプ、25は外装キャビネット蓋(外装ケース)、26は回路基板、27は光学ボックス蓋、28はRGBの3色用の液晶表示素子を備えた色分解合成光学系、29はRGB基板カバー、30はRGB基板、31は光学ボックス、32はリモコンセンサー基板、33は投射レンズ鏡筒、34はランプ排気ルーバー、35は照明光学系、36は電源、37はリフレクタ、38aは第1のシリンダーアレイ、38bは第2のシリンダーアレイ、38cは第3のシリンダーアレイ、38dは第4のシリンダーアレイ、39は紫外線吸収フィルタ、40は偏光変換素子、41はフロントコンプレッサ、42は全ミラー、43はコンデンサーミラー、44はリアコンプレッサ、45はカラーフィルター、46はダイクロイックミラー、47はG用入射側偏光板、48は第1の偏光ビームスプリッター、49は1/4波長板、50は液晶表示素子、51はトリミングフィルター、52はRB用入射側偏光板、53色選択性位相差板、54はB用出側偏光板、55はダイクロイックプリズム、56はG用出側偏光板、57は第2の偏光ビームスプリッター、58は導風形状部(導風路)、59は液晶表示素子及び色分解合成光学系からシロッコファンへ流れ込む吸引冷却風、60はシロッコファンから吹き出される冷却風、61は電源、電源バラスト内における電界効果トランジスタ(局所発熱部)、62は10の電源用冷却ファンによって装置外部に向かう流れ。101はバラスト電源6と電源6により構成される電源ユニット。

Claims (6)

  1. 第1の被冷却手段と、吸気風で該第1の被冷却手段を冷却する第1の冷却ファンと、
    第2の被冷却手段と、該第2の被冷却手段を冷却する第2の冷却ファンとを有し、
    該第1の冷却ファンは、該第1の冷却ファンからの吹き出し風が該第2の被冷却手段側に流れるように配置されていることを特徴とする冷却装置。
  2. 光を放射する光源手段と、
    該光源手段に電圧を供給する電源ユニットと、
    画像を形成する画像表示素子を含む色分解合成光学系と、
    該画像表示素子で形成される画像を被投射面に投射する投射光学系と、
    を有する画像投射装置において、
    吸気風で該色分解合成光学系の少なくとも一部を冷却する第1の冷却ファンと、
    吸気風で該電源ユニットを冷却する第2の冷却ファンとを有し、
    該第1の冷却ファンは、該色分解合成光学系と、該電源ユニットとの間であって、該第1の冷却ファンからの吹き出し風が該電源ユニットの一部に流れるように配置されていることを特徴とする画像投射装置。
  3. 前記第1の冷却ファンはシロッコファンであることを特徴とする請求項2の画像投射装置。
  4. 前記色分解合成光学系と、第1の冷却ファンと、電源ユニットは筐体内に収納されており、該筐体内には該第1の冷却ファンからの吹き出し風を導くための導風路が形成されており、該第1の冷却ファンからの吹き出し風は該導風路を介して前記電源ユニットの一部に流れ、その後、前記第2の冷却ファンの吸気力で筐体外部に排出されていることを特徴とする請求項2又は3の画像投射装置。
  5. 前記画像表示素子は長方形状をしており、前記第1の冷却ファンは、その回転軸が該画像表示素子の長辺方向と平行となるように構成されることを特徴とする請求項2、3又は4の画像投射装置。
  6. 前記導風路は前記第1の冷却ファンからの吹き出し風が、前記電源ユニットの一部に集中的に導かれるように形成されていることを特徴とする請求項4の画像投射装置。
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