JP2002040562A - 投影装置 - Google Patents

投影装置

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JP2002040562A JP2000221966A JP2000221966A JP2002040562A JP 2002040562 A JP2002040562 A JP 2002040562A JP 2000221966 A JP2000221966 A JP 2000221966A JP 2000221966 A JP2000221966 A JP 2000221966A JP 2002040562 A JP2002040562 A JP 2002040562A
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Iwao Adachi
巌 安達
Satoshi Onishi
智 大西
Kazuhiko Inoue
和彦 井上
Yasumasa Sawai
靖昌 澤井
Hideki Osada
英喜 長田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 映像を投影する投影装置において、ファンに
よる騒音を低減する。 【解決手段】 ランプ21、液晶パネルを有する照明光
学系22、および、投影光を出射する投影光学系23を
カバー部10内に有する投影装置102において、吸気
用ファン31および排気用ファン32をカバー部10に
形成された吸気口11および排気口12から離れた位置
に配置する。さらに、必要に応じて吸気用ファン31と
吸気口11とをダクト4で接続し、排気用ファン32と
排気口12とをダクト4で接続する。これにより、ファ
ン31,32の冷却能力を低下させることなく風切り音
や回転軸の振動音等の騒音の放出が低減される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、映像を投影する投
影装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、投影装置では内部を冷却する
ための冷却用ファンが設けられている。例えば、映像信
号に基づいて液晶パネルを制御し、ランプからの光を液
晶パネルを介してスクリーンへと導くことにより映像を
スクリーンに投影する投影装置では、光学系を用いて液
晶パネルに形成される映像を拡大して投影するため、高
輝度のランプが使用される。したがって、投影装置内部
ではランプ近傍や高照度で照明される液晶パネルが高温
となることから、冷却用のファンを用いてこれらの部位
の冷却が行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、液晶パネル
を利用した投影装置の高輝度化に伴い、近年では投影装
置内部の冷却能力をさらに向上することが不可欠となっ
ている。すなわち、ランプの高輝度化に伴い、ランプや
液晶パネルにおける発熱量が増大し、従来よりも冷却用
の気流の速度が高い大出力のファンを用いる必要があ
る。このような送風能力の高いファンを用いる場合、当
然、ファンから発生する騒音も増大する。
【0004】一方で、通常、ファンは投影装置の外殻を
形成するカバー部の通気口に取り付けられることから、
ファンによる騒音の増大は投影装置から発せられる騒音
の増大をもたらす。
【0005】そこで、本発明は上記課題に鑑みなされた
ものであり、投影装置において冷却能力を低下させるこ
となくファンによる騒音の低減を図ることを目的として
いる。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、映像
を所定の投影領域に投影する投影装置であって、前記投
影領域に導かれる投影光を生成する投影機構と、前記投
影機構をほぼ収容するとともに吸気または排気が行われ
る通気口が形成されたカバー部と、前記カバー部内にお
いて前記通気口から離れて配置され、前記通気口を介し
て吸気または排気を行うファンとを備える。
【0007】請求項2の発明は、請求項1に記載の投影
装置であって、前記通気口と前記ファンの中心とが、前
記ファンの回転部材の直径のおよそ0.4倍の距離以上
離れている。
【0008】請求項3の発明は、請求項1または2に記
載の投影装置であって、前記通気口と前記ファンとの間
の気流の流路を形成するダクトをさらに備える。
【0009】請求項4の発明は、請求項3に記載の投影
装置であって、前記ダクトの流路が、前記ファンから前
記通気口に向かって広がっている。
【0010】請求項5の発明は、請求項4に記載の投影
装置であって、前記ダクト内の気流の方向と前記ダクト
の内壁とのなす角がおよそ18°以下である。
【0011】請求項6の発明は、請求項3ないし5のい
ずれかに記載の投影装置であって、前記ダクトの流路が
曲げられている。
【0012】請求項7の発明は、請求項1ないし6のい
ずれかに記載の投影装置であって、所定の設置面上に設
置して使用され、前記通気口が、前記カバー部の前記設
置面側に形成されている。
【0013】請求項8の発明は、請求項1ないし7のい
ずれかに記載の投影装置であって、前記投影領域を形成
するスクリーンと、前記スクリーンが取り付けられると
ともに前記カバー部を覆うケーシングとをさらに備え
る。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の第1の実施の形
態に係る投影装置101の構成を示す平面図である。投
影装置101は、装置外形を形成する略直方体状のカバ
ー部10内に、所定位置に配置されたスクリーンに映像
を投影するための投影光を生成する投影機構2、並び
に、カバー部10内の空間に対する吸排気を行う吸気用
ファン31および排気用ファン32を有する。
【0015】カバー部10の側壁面には、内部への吸気
を行うための吸気口11および排気を行うための排気口
12が形成されており、吸気口11および排気口12に
対向するようにして2つのファン31,32はカバー部
10内に配置される。そして、矢印31Fにて示すよう
に吸気口11を介して吸気用ファン31による吸気が行
われ、矢印32Fにて示すように排気口12を介して排
気用ファン32による排気が行われる。
【0016】投影機構2は、光源となる放電ランプ2
1、ランプ21からの光に映像情報を付与する照明光学
系22、および、映像をスクリーンに向けて投影する投
影光学系23を有する。なお、投影光学系23はカバー
部10内部設けられても外部に設けられてもよい。すな
わち、投影機構2はカバー部10にほぼ収容された状態
とされる。
【0017】照明光学系22は、映像情報としての光強
度のむらをランプ21からの光に与える表示デバイスと
して液晶パネルを有しており、照明光学系22の光学系
により、ランプ21からの光が液晶パネルへと導かれ、
液晶パネルを透過した光が投影光学系23へと導かれ
る。なお、表示デバイスとしては、1つの液晶パネルが
利用されてもよく、RGB各色に対応した3つの液晶パ
ネルが利用されてもよい。3つの液晶パネルが利用され
る場合(いわゆる、三板式の場合)や2つの液晶パネル
が利用される場合(いわゆる、二板式の場合)、液晶パ
ネルを透過した光は合成された上で投影光学系23へと
導かれる。
【0018】照明光学系22からの光は投影光学系23
により、所定位置に配置されたスクリーンの投影領域に
投影光として導かれ、液晶パネル上の像がスクリーン上
に結像される。
【0019】吸気用ファン31および排気用ファン32
は、投影装置101の内部を冷却するためのファンであ
り、吸気用ファン31により吸気口11からカバー部1
0内に導入された空気は、適宜、カバー部10内を巡っ
て照明光学系22やランプ21等を冷却し、排気用ファ
ン32により排気口12から排気される。なお、図1で
は照明光学系22の全体外形のみを図示しているが、照
明光学系22は適宜、通気口が形成されたハウジングに
覆われていてもよく、各種光学部品がカバー部10内に
個別に配列されてもよい。
【0020】ここで、図1に示すように投影装置101
では、吸気用ファン31が吸気口11から離れて配置さ
れ、排気用ファン32が排気口12から離れて配置され
る。これにより、これらのファンを吸排気口に直接取り
付けられる場合に比べて、ファンの風切り音やファンの
軸の振動による振動音の外部に漏れ出す度合いが低減さ
れる。その結果、ファンによる気流の速度を落とすこと
なく、すなわち、ファンの冷却能力を低下させることな
くファンによる騒音が低減される。
【0021】もちろん、ファンによる騒音は、ファンを
吸気口や排気口(以下、「通気口」と総称する。)から
離すほど低減する。ファンを通気口からどの程度離すこ
とが好ましいかはファンの羽の形状や軸受けの性能にも
よるが、ファンの回転部材(羽根を有する部材)の直径
のおよそ0.4倍以上の距離だけ、ファンの中心(通気
口側の面の中心と捉えてもよく、ファン全体の重心と捉
えてもよい)と通気口とを離すことが好ましい。また、
より好ましくは、回転部材の直径のおよそ0.8倍以上
の距離だけファンの中心と通気口とを離すことにより騒
音の著しい低減を図ることができる。
【0022】なお、ファンの外観(回転部材を含むファ
ン全体)が直方体の場合、この直方体上の気流に垂直な
長方形の面の短辺の長さは回転部材の直径とほぼ同等で
あると見なすこともでき、ファンの気流に垂直な面の短
辺の長さの0.4倍、より好ましくは0.8倍以上の距
離だけファンの中心と通気口とを離すようにしてもよ
い。
【0023】図2は、本発明の第2の実施の形態に係る
投影装置102の構成を示す平面図である。投影装置1
02は、第1の実施の形態に係る投影装置101におい
て吸気口11と吸気用ファン31との間に気流の流路を
形成するダクト4が追加され、排気口12と排気用ファ
ン32との間にも気流の流路を形成するダクト4が追加
された構成となっている。なお、他の構成は第1の実施
の形態と同様であり、同様の構成には同符号を付してい
る。
【0024】投影装置102ではダクト4を設けること
により、吸気口11から吸気用ファン31へと確実に送
風が行われ、排気用ファン32から排気口12へと確実
に送風が行われることから、ファン31,32による冷
却効率が高められる。また、ファンによる騒音もダクト
4によりある程度吸収されることから、騒音が外部に漏
れる程度も低減することができる。
【0025】ダクト4の内壁には吸音材41が設けられ
てもよく、これにより投影装置102からの騒音を一層
低減することができる。
【0026】なお、ファン31,32の回転部材はダク
ト4により形成される流路に対して必ずしも垂直に設け
られる必要はなく、流路が伸びる方向に対して回転部材
の回転軸が傾いていてもよい。また、この場合において
も、ファンの中心と通気口とが回転部材の直径のおよそ
0.4倍以上(好ましくは0.8倍以上)の距離だけ離
すことにより騒音を適切に低減することができる。
【0027】図3は、本発明の第3の実施の形態に係る
投影装置103の構成を示す平面図である。投影装置1
03は、第2の実施の形態に係る投影装置102におい
て、ダクト4の流路を湾曲させたものである。なお、第
2の実施の形態と同様の構成には同符号を付している。
【0028】投影装置103では、ダクト4が湾曲して
いるため、ファン31,32にて発生する風切り音やフ
ァンの軸の振動音がダクト4の壁面に吸収される効率が
向上し、ファンによる騒音の一層の低減を図ることがで
きる。
【0029】なお、ダクト4の曲げ方はどのようなもの
であってもよく、湾曲する程度や湾曲する曲率半径は任
意であってよい。また、湾曲に限定されず、屈曲してい
てもよい。さらに、ファンから通気口までに流路が複数
回曲げられてもよい。ダクト4の内壁には吸音材が取り
付けられてもよい。
【0030】図4は、本発明の第4の実施の形態に係る
投影装置104の構成を示す平面図である。投影装置1
04は、第2の実施の形態に係る投影装置102におい
て、ダクト4の流路をファンから通気口に向かって漸次
広がる形状としたものである。すなわち、吸気用ファン
31から吸気口11に向かってダクト4が漸次広がって
おり、排気用ファン32から排気口12に向かってダク
ト4が漸次広がっている。なお、図4においても第2の
実施の形態と同様の構成には同符号を付している。
【0031】図4に示すようにダクト4を通気口に向か
って広がる形状とすることにより、吸排気する際のファ
ン31,32の負担が軽減され、冷却効率の向上および
騒音の低減が図られる。特に、通気口にフィルタを設け
る場合、フィルタの面積を大きくすることができるた
め、気流に生じる抵抗を低減することができる。通気口
における風速も低下し、気流自体が発する音も低減され
る。
【0032】また、図4に示すように、気流の方向とダ
クト4の内壁とのなす角θは、およそ18°以下とする
ことが好ましい。これにより、流体力学において知られ
ているように気流の乱れによるエネルギー損失が少なく
済み、騒音の低減を適切に実現することができる。さら
に、角θはおよそ4°以下とすることがより好ましく、
この場合、エネルギー損失をほとんど無視することがで
きる。
【0033】なお、図4ではダクト4が通気口側に向か
って漸次広がる形状となっているが、上記角θを考慮す
る必要がない場合にはダクト4は不連続に(すなわち、
階段状に急激に)広がってもよい。また、第3の実施の
形態のように、ダクト4が湾曲していてもよい。
【0034】図5は、本発明の第5の実施の形態に係る
投影装置105の構成を示す平面図である。投影装置1
05では吸気口11や排気口12がカバー部10の底
面、すなわち、投影装置105を所定の位置に設置して
使用する際の設置面側に形成されている点で他の実施の
形態と相違する。なお、他の実施の形態と同様の構成に
は同符号を付している。また、説明の都合上、XYZ方
向も図示している。
【0035】図6および図7はそれぞれ、排気口12側
のダクト4および排気用ファン32をX方向およびY方
向を向いて見たときの様子を示す図である。図6および
図7に示すように、ダクト4は湾曲してカバー部10の
底面に形成された排気口12と排気用ファン32とを接
続している。これにより、第3の実施の形態と同様に、
排気用ファン32からの騒音の低減が図られる。
【0036】図8は、吸気口11側のダクト4および吸
気用ファン31をX方向を向いて見たときの様子を示す
図である。図8に示すように、吸気側のダクト4は2回
湾曲してカバー部10の底面に形成された吸気口11と
吸気用ファン31とを接続し、吸気用ファン31からの
気流は照明光学系22に供給される。これにより、吸気
用ファン31からの騒音の低減が図られる。
【0037】また、投影装置105では、吸気口11お
よび排気口12がカバー部10の底面に形成されること
から、スクリーンに投影された映像を視る者が周囲に存
在する場合であっても、ファンの騒音が直接周囲の者に
届くことはなく、さらに、周囲の者に排気の気流が吹き
掛かることもない。このように、投影装置105では、
映像を見る者に与える不快感を一層低減することができ
るようにされている。
【0038】図9は本発明の第6の実施の形態に係る投
影装置であるリアプロジェクション型のテレビジョンシ
ステム106の内部構成を示す図である。
【0039】テレビジョンシステム106は、本体外形
を形成するケーシング61の前面に、投影領域を形成す
るとともに背後から映像が投影されるスクリーン62を
有し、ケーシング61内部には投影部100および投影
部100からの投影光をスクリーン62へと導くミラー
63が設けられる。ケーシング61内部にはさらに、投
影部100に映像信号および音声信号を送出するチュー
ナ71、および、チューナ71からの音声信号に基づい
て音声を出力するスピーカ72が配置される。すなわ
ち、ケーシング61が投影部100のカバー部10をさ
らに覆う構造となっている。
【0040】投影部100としては、第1ないし第5の
実施の形態にて説明した投影装置が利用される。したが
って、投影部100から生じるファンの騒音の低減が図
られる。
【0041】テレビジョンシステム106は、投影部1
00からの騒音を誇張する可能性があるケーシング61
を有し、さらに、騒音対策基準の厳しい一般家庭にて使
用されるため、ファンの騒音の低減は重要となる。した
がって、投影部100に第1ないし第5の実施の形態に
係る投影装置を利用することにより、ファンの騒音の低
減という重要課題が克服される。
【0042】以上、本発明に係る投影装置について説明
してきたが、本発明は上記実施の形態に限定されるもの
ではなく、様々な変形が可能である。
【0043】例えば、吸気用ファン31や排気用ファン
32は、吸気口11および排気口12から離れた位置に
配置されるのであればどのような位置に配置されてもよ
い。
【0044】また、ダクト4の断面形状は矩形に限定さ
れるものではなく円形であってもよい。ダクト4の材質
もどのようなものが利用されてもよく、硬質の材料にて
ダクト4を形成し、ダクト4にファンを支持する役割を
持たせてもよい。逆に、ダクト4を吸音効果の高い軟質
の材料にて形成してもよい。
【0045】また、ダクト4内の気流の乱れを防止する
ため、ダクト4内に整流板が設けられてもよい。
【0046】上記実施の形態では、ランプ21からの光
に映像情報を付与する表示デバイスとして透過型の液晶
パネルが利用されると説明したが、表示デバイスとして
は反射型の液晶パネルやDMD(digital micromirror d
evice)等が利用されてもよい。
【0047】また、上記説明では、単に映像が投影され
ると説明したが、投影される映像は動画であっても静止
画であってもよい。
【0048】さらに、吸気口11や排気口12は1つに
限定されるものではなく、吸気用ファン31や排気用フ
ァン32も1つに限定されず、複数であってもよい。1
つのファンに対応して複数の通気口が設けられてもよ
く、1つの通気口に対応して複数のファンが設けられて
もよい。冷却性能として許容されるのであるならば、吸
気用ファン31および排気用ファン32のいずれかが省
略されてもよい。
【0049】
【発明の効果】請求項1ないし8の発明では、ファンの
冷却能力を低下させることなくファンによる騒音を低減
することができ、請求項2の発明では、ファンによる騒
音を適切に低減することができる。
【0050】また、請求項3の発明では、ダクトにより
ファンによる冷却効率が高められ、請求項4および5の
発明では、ファンの負担が軽減されて騒音が低減され、
請求項6の発明では、ダクトを曲げることによりファン
による騒音の一層の低減を図ることができる。
【0051】また、請求項7の発明では、通気口をカバ
ー部の設置面側に形成することにより、映像を見る者に
与える不快感を一層低減することができる。
【0052】また、請求項8の発明では、スクリーンと
ケーシングとをさらに備える場合における騒音の低減を
図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態に係る投影装置の構成を示す
平面図である。
【図2】第2の実施の形態に係る投影装置の構成を示す
平面図である。
【図3】第3の実施の形態に係る投影装置の構成を示す
平面図である。
【図4】第4の実施の形態に係る投影装置の構成を示す
平面図である。
【図5】第5の実施の形態に係る投影装置の構成を示す
平面図である。
【図6】排気側のダクト近傍を示す図である。
【図7】排気側のダクト近傍を示す図である。
【図8】吸気側のダクト近傍を示す図である。
【図9】第6の実施の形態に係るテレビジョンシステム
の構成を示す図である。
【符号の説明】
2 投影機構 4 ダクト 10 カバー部 11 吸気口 12 排気口 31 吸気用ファン 32 排気用ファン 61 ケーシング 62 スクリーン 101〜105 投影装置 106 テレビジョンシステム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井上 和彦 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 (72)発明者 澤井 靖昌 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 (72)発明者 長田 英喜 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 Fターム(参考) 5C058 AB06 BA33 EA01 EA26 EA52

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像を所定の投影領域に投影する投影装
    置であって、 前記投影領域に導かれる投影光を生成する投影機構と、 前記投影機構をほぼ収容するとともに吸気または排気が
    行われる通気口が形成されたカバー部と、 前記カバー部内において前記通気口から離れて配置さ
    れ、前記通気口を介して吸気または排気を行うファン
    と、を備えることを特徴とする投影装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の投影装置であって、 前記通気口と前記ファンの中心とが、前記ファンの回転
    部材の直径のおよそ0.4倍の距離以上離れていること
    を特徴とする投影装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の投影装置であ
    って、 前記通気口と前記ファンとの間の気流の流路を形成する
    ダクト、をさらに備えることを特徴とする投影装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の投影装置であって、 前記ダクトの流路が、前記ファンから前記通気口に向か
    って広がっていることを特徴とする投影装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の投影装置であって、 前記ダクト内の気流の方向と前記ダクトの内壁とのなす
    角がおよそ18°以下であることを特徴とする投影装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項3ないし5のいずれかに記載の投
    影装置であって、 前記ダクトの流路が曲げられていることを特徴とする投
    影装置。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし6のいずれかに記載の投
    影装置であって、所定の設置面上に設置して使用され、 前記通気口が、前記カバー部の前記設置面側に形成され
    ていることを特徴とする投影装置。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし7のいずれかに記載の投
    影装置であって、 前記投影領域を形成するスクリーンと、 前記スクリーンが取り付けられるとともに前記カバー部
    を覆うケーシングと、をさらに備えることを特徴とする
    投影装置。
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