JP2003157715A - 光源ランプ冷却構造 - Google Patents

光源ランプ冷却構造

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JP2003157715A
JP2003157715A JP2001353795A JP2001353795A JP2003157715A JP 2003157715 A JP2003157715 A JP 2003157715A JP 2001353795 A JP2001353795 A JP 2001353795A JP 2001353795 A JP2001353795 A JP 2001353795A JP 2003157715 A JP2003157715 A JP 2003157715A
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lamp
air
light source
cooling structure
exhaust fan
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JP2001353795A
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Naoyuki Uchiyama
直行 内山
Mitsuhiro Masuda
光博 増田
Michihiro Kurokawa
通広 黒河
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ランプハウス1に収容したランプ2を、排気
ファン4の運転によって冷却する冷却構造において、排
気ファン4から発生する騒音を低減させる。 【解決手段】 本発明に係る光源ランプ冷却構造におい
ては、ランプ2を収容したランプハウス1に、1或いは
複数の空気取り入れ口13、14、15が開設されると共に、
空気排出口10が開設され、該空気排出口10に排気ファン
4が取り付けられている。又、少なくとも1つの空気取
り入れ口13から取り入れられた空気の下流位置には、該
空気をランプ2の外周面に沿って流すための気流ガイド
面12cが形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プロジェクター装
置等の映像表示装置の光源となるランプを冷却する構造
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】プロジェクター装置は、光源から得られ
る光を光学系に導いて映像光を生成し、該映像光をスク
リーンに拡大投射するものであって、光源としては、図
2に示す如くランプハウス(5)に収容された水銀ランプ
(2)が用いられる。水銀ランプ(2)は、リフレクター(2
2)の焦点位置に発光部(21)を配置して構成され、前方へ
向けて高輝度の白色光を放射する。ランプハウス(5)の
前方開口部には前面ガラス(3)が配備されている。又、
ランプハウス(5)には、ランプ冷却用の空気を取り入れ
るための複数の空気取り入れ口(51)(52)(53)が開設され
ている。ランプハウス(5)の後方には空気排出口(50)が
形成されており、該空気排出口(50)には、排気ファン
(6)が取り付けられている。
【0003】従って、排気ファン(6)が回転すると、図
2に矢印で示す様に、複数の空気取り入れ口(51)(52)(5
3)から空気が取り入れられ、該空気はランプ(2)の周囲
を通過した後、排気ファン(6)を経て外部へ放出され
る。この空気の流れによって、ランプ(2)が冷却される
のである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
プロジェクター装置においては、ランプ(2)として、超
高圧水銀ランプ等の高輝度ランプを採用した場合、ラン
プの発熱量が大きく、十分な冷却を行なうためには、排
気ファン(6)を高速で回転させて、高速の気流を発生さ
せる必要があった。この結果、排気ファン(6)からの騒
音が大きくなる問題があった。そこで本発明の目的は、
排気ファンから発生する騒音を低減させることが可能な
光源ランプ冷却構造を提供することである。
【0005】
【課題を解決する為の手段】本発明に係る光源ランプ冷
却構造は、光源となるランプ(2)を収容したランプハウ
ス(1)に、1或いは複数の空気取り入れ口(13)(14)(15)
を開設すると共に、少なくとも1つの空気排出口(10)を
開設し、該空気排出口(10)に排気ファン(4)を取り付け
て、排気ファン(4)の運転によってランプハウス(1)内
に空気を流してランプ(2)を冷却するものであって、少
なくとも1つの空気取り入れ口(13)から取り入れられた
空気の下流位置には、該空気をランプ(2)の外周面に沿
って流すための気流ガイド面(12c)が形成されている。
【0006】上記本発明の光源ランプ冷却構造において
は、排気ファン(4)が回転することによって、前記1或
いは複数の空気取り入れ口(13)(14)(15)から空気が取り
入れられ、該空気はランプ(2)を通過した後、空気排出
口(10)から外部へ排出される。この空気の流れにおい
て、前記少なくとも1つの空気取り入れ口(13)から取り
入れられた空気は、気流ガイド面(12c)によって案内さ
れて、ランプ(2)の外周面に沿う流れとなり、ランプ
(2)を効果的に冷却した後、空気排出口(10)から外部へ
排出される。
【0007】具体的構成において、ランプハウス(1)
は、ランプ(2)を構成するリフレクター(22)の背面に沿
って傾斜する内壁を有し、該内壁によって前記気流ガイ
ド面(12c)が形成されている。該具体的構成によれば、
ランプハウス(1)自体に気流ガイド面(12c)が形成され
るので、構造が簡易となる。
【0008】又、具体的構成において、ランプハウス
(1)は、ランプ(2)を構成するリフレクター(22)の背面
に沿って収縮する絞り部(12a)を有し、該絞り部(12a)の
内周面に前記気流ガイド面(12c)が形成されている。該
具体的構成においては、ランプ(2)のリフレクター(22)
の全周がランプハウス(1)の絞り部(12a)によって包囲
され、リフレクター(22)と絞り部(12a)との間に、リフ
レクター(22)の全外周面に沿う気流が発生する。これに
よって、気流の大部分がランプ(2)の冷却に寄与するこ
ととなり、冷却効率が更に増大する。
【0009】更に具体的な構成において、前記ランプハ
ウス(1)には、絞り部(12a)の後方に、前記空気排出口
(10)が形成されている。該具体的構成においては、ラン
プハウス(1)の絞り部(12a)によって空気排出口(10)へ
向かう空気の流路が絞られ、これによって開口面積が縮
小した空気排出口(10)に排気ファン(4)が取り付けられ
ることになる。ここで、前記1或いは複数の空気取り入
れ口(13)(14)(15)から取り入れられた空気の大部分がラ
ンプ(2)の表面を流れて、ランプ(2)を効果的に冷却す
るので、空気排出口(10)の大きさに応じた小型の排気フ
ァン(4)によっても、ランプ(2)を十分に冷却すること
が可能である。そして、この様な小型の排気ファン(4)
による少ない風量での冷却によって、排気ファン(4)か
ら発生する騒音が低減する。
【0010】又、他の具体的構成において、少なくとも
1つの空気取り入れ口(13)は、ランプハウス(1)の前面
であってランプ(2)を構成するリフレクター(22)の外側
に開設されている。該具体的構成においては、ランプハ
ウス(1)の前面に開設された空気取り入れ口(13)から取
り入れられた空気が、リフレクター(22)の外周面に沿っ
て、その前端部から後端部に至る全長領域を流れるの
で、ランプ(2)の全体が冷却される。
【0011】
【発明の効果】本発明に係る光源ランプ冷却構造によれ
ば、高輝度のランプを採用した場合にも、ランプに対し
て効果的な冷却が行なわれるので、低出力の排気ファン
を採用することが可能となり、これによって排気ファン
から発生する騒音を低減させることが出来る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明をプロジェクター装
置の光源ランプ冷却構造に実施した形態につき、図面に
沿って具体的に説明する。本発明に係るプロジェクター
装置においては、光源として、図1に示す如くランプハ
ウス(1)に収容された水銀ランプ(2)が用いられてお
り、該ランプ(2)は、リフレクター(22)の焦点位置に発
光部(21)を配置して構成されている。ランプ(2)の前方
には前面ガラス(3)が配備され、後方には排気ファン
(4)が配備されている。
【0013】ランプハウス(1)は、図1及び図3に示す
如く、角筒状のフロント部(11)にメガホン状のリア部(1
2)を連結して構成される。フロント部(11)には、複数の
空気取り入れ口(13)(14)(15)が開設され、リア部(12)の
後方端には空気排出口(10)が開設され、該空気排出口(1
0)に前記排気ファン(4)が取り付けられている。リア部
(12)は、後方へ向かって断面積が縮小する絞り部(12a)
と、断面積が一定の平行ダクト部(12b)とから構成さ
れ、該平行ダクト部(12b)の断面積に応じて、従来より
も小型の排気ファン(4)が装備されている。
【0014】排気ファン(4)が回転を開始すると、図1
中に矢印で示す様に、ランプハウス(1)の複数の空気取
り入れ口(13)(14)(15)から空気が取り入れられ、該空気
はランプ(2)の内部及び周囲を通過した後、排気ファン
(4)を経て外部へ放出される。この空気の流れによっ
て、ランプ(2)が冷却されるのである。
【0015】ここで、ランプハウス(1)のリア部(12)に
は、ランプ(2)のリフレクター(22)の背面に沿って収縮
する絞り部(12a)が形成されているので、該絞り部(12a)
の内周面が気流ガイド面(12c)となって、空気取り入れ
口(13)(15)から取り入れられた空気をリフレクター(22)
の背面に沿って案内する。この結果、気流の大部分がリ
フレクター(22)の背面に沿う流れとなって、ランプ(2)
の冷却に寄与することになり、これによって大きな冷却
効果が得られる。
【0016】従って、空気排出口(10)の大きさに応じた
小型の排気ファン(4)によっても、ランプ(2)を十分に
冷却することが可能であり、この様な小型の排気ファン
(4)の採用によって、排気ファン(4)から発生する騒音
を低減させることが出来る。
【0017】これに対し、図2に示す従来のランプ冷却
構造においては、ランプハウス(5)内を流れる気流の大
部分がランプ(2)のリフレクター(22)の背面から離れて
流れ、ランプ(2)の冷却に寄与しないので、比較的大型
の排気ファン(6)を高速で回転させることによって、必
要な冷却効果を得ていたのである。
【0018】尚、本発明の各部構成は上記実施の形態に
限らず、特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の
変形が可能である。例えば、ランプ(2)のリフレクター
(22)の背面に沿って気流を案内すべき気流ガイド面(12
c)は、ランプハウス(1)自体の内壁に形成する構成に限
らず、ランプハウス(1)の内壁に板状部材を突設して、
該板状部材の表面に気流ガイド面を形成する構成も採用
可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光源ランプ冷却構造の断面図であ
る。
【図2】従来の光源ランプ冷却構造の断面図である。
【図3】本発明に係る光源ランプ冷却構造の分解斜視図
である。
【符号の説明】
(1) ランプハウス (11) フロント部 (12) リア部 (12a) 絞り部 (12c) 気流ガイド面 (13) 空気取り入れ口 (14) 空気取り入れ口 (15) 空気取り入れ口 (2) ランプ (21) 発光部 (22) リフレクター (3) 前面ガラス (4) 排気ファン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 黒河 通広 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 3K014 AA01 LA01 MA02 MA05 MA06 MA08 3K042 CC10

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源となるランプ(2)を収容したランプ
    ハウス(1)に、1或いは複数の空気取り入れ口(13)(14)
    (15)を開設すると共に、少なくとも1つの空気排出口(1
    0)を開設し、該空気排出口(10)に排気ファン(4)を取り
    付けて、排気ファン(4)の運転によってランプハウス
    (1)内に空気を流してランプ(2)を冷却する冷却構造に
    おいて、少なくとも1つの空気取り入れ口(13)から取り
    入れられた空気の下流位置には、該空気をランプ(2)の
    外周面に沿って流すための気流ガイド面(12c)が形成さ
    れていることを特徴とする光源ランプ冷却構造。
  2. 【請求項2】 ランプハウス(1)は、ランプ(2)を構成
    するリフレクター(22)の背面に沿って傾斜する内壁を有
    し、該内壁によって前記気流ガイド面(12c)が形成され
    ている請求項1に記載の光源ランプ冷却構造。
  3. 【請求項3】 ランプハウス(1)は、ランプ(2)を構成
    するリフレクター(22)の背面に沿って収縮する絞り部(1
    2a)を有し、該絞り部(12a)の内周面に、前記気流ガイド
    面(12c)が形成されている請求項1に記載の光源ランプ
    冷却構造。
  4. 【請求項4】 前記ランプハウス(1)には、絞り部(12
    a)の後方に、前記空気排出口(10)が形成されている請求
    項3に記載の光源ランプ冷却構造。
  5. 【請求項5】 少なくとも1つの空気取り入れ口(13)
    は、ランプハウス(1)の前面であってランプ(2)を構成
    するリフレクター(22)の外側に開設されている請求項1
    乃至請求項4の何れかに記載の光源ランプ冷却構造。
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