JP2000019646A - 光学装置 - Google Patents

光学装置

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JP2000019646A JP10189368A JP18936898A JP2000019646A JP 2000019646 A JP2000019646 A JP 2000019646A JP 10189368 A JP10189368 A JP 10189368A JP 18936898 A JP18936898 A JP 18936898A JP 2000019646 A JP2000019646 A JP 2000019646A
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健二 布施
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幹夫 白石
Yasuo Otsuka
康男 大塚
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信行 賀来
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Abstract

(57)【要約】 【課題】小形かつ薄形化に適したライトバルブ手段の冷
却装置を有する液晶プロジェクタ等の光学装置を得る。 【解決手段】送風手段によって送風される風の送風路を
送風手段の略近傍からライトバルブ手段の略近傍に渡っ
て設けられた案内部材により複数の流路に分割すること
によって構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はライトバルブ手段を
用いる液晶プロジェクタ等の光学装置に係わり、特に、
ライトバルブ手段を冷却する冷却装置を有する光学装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のライトバルブ手段を用いた光学装
置としては、例えば特開平8−179424号公報に開
示されているものが知られている。この従来技術では液
晶プロジェクタのライトバルブ手段である液晶パネルの
冷却手段として軸流型送風手段を用いている。しかしな
がら、上記従来技術では光学装置の高さは送風手段と整
流器の高さにライトバルブ手段の高さを加算した高さ寸
法になり装置の薄形化に不利である。また、別の従来技
術としては、例えば特開平5−53200号公報に開示
されているものが知られている。この従来技術では、軸
流型送風手段よりも圧力損失に強い遠心型送風手段を気
室を介してライトバルブ手段に繋ぐことによって、ライ
トバルブ手段、すなわち液晶パネルを冷却している。し
かしながら、実際には気室の断面形状の変化が大きいた
め圧力損失が大きく、十分な風量が得られず冷却効率が
上がらない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の軸流型送風手段
を用いた光学装置においては、 ライトバルブ手段の下
方に送風手段を設け、ライトバルブ手段と送風手段の間
に整流器を設けているが、この場合、装置全体の高さ寸
法は、投射レンズまたはライトバルブ手段部分の高さ寸
法に、送風手段と整流器の高さが加算された高さ寸法に
なり装置の薄形化は困難である。また、この送風手段と
整流器は投射レンズに対して下方に突出した位置に配置
されているため、投射レンズの下方には装置の構成上有
効活用しにくいスペース(デッドスペース)が生じてし
まい、装置全体のサイズおよび高さ寸法の低減には不利
である。さらに、前記従来例のように送風手段として遠
心型送風手段を用いた場合でも、送風手段からの冷却風
を、流路の断面形状の変化が大きい気室(流路、導風
路)を通した場合には圧力損失が大きく、十分な風量が
得られないため、冷却効率が上げらない。また、遠心型
送風手段の位置や気室の形状を変えただけでは各ライト
バルブ手段毎に温度上昇を平均化して冷却効率を上げる
のが難しいという問題があった。
【0004】本発明の目的は高さ寸法を低減し、装置の
小型化に対応した高効率の冷却を行うことが出来る光学
装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の目的を達成する
ために、光をライトバルブ手段に照射し、前記ライトバ
ルブ手段から出射された光を投射する本発明の光学装置
は、送風手段と、前記送風手段と前記ライトバルブ手段
との間に設けられ、複数の流路からなる送風路とから構
成され、前記送風手段による風によって前記ライトバル
ブ手段を冷却している。また、前述の光学装置におい
て、前記複数の流路は前記送風路に設けられた案内部材
から構成されている。光をライトバルブ手段に照射し、
前記ライトバルブ手段から出射された光を投射する本発
明の光学装置は、前記ライトバルブ手段の側面に配置さ
れた送風手段と、前記送風手段による風を前記ライトバ
ルブ手段に供給するための送風路とを備え、前記ライト
バルブ手段の入出射光で構成される面に対してほぼ垂直
方向から前記ライトバルブ手段に送風する。
【0006】前述の光学装置において、前記送風路は前
記入出射光で構成される面に対してほぼ平行な流路を経
由して前記ライトバルブ手段に送風するように構成され
ている。前述の光学装置において、前記送風路は複数の
流路を形成するための案内部材を有する。また、光をラ
イトバルブ手段に照射し、前記ライトバルブ手段から出
射された光を投射する本発明の光学装置は、送風手段
と、前記送風手段から前記光学装置の水平方向に延び、
前記ライトバルブ手段の下方にいたり、さらに前記ライ
トバルブ手段の下方から上方に送風する送風路と、前記
送風手段の略近傍から前記ライトバルブ手段の略近傍ま
での送風路に設けられ、複数の流路を形成するための案
内部材とから構成されている。
【0007】また、光をライトバルブ手段に照射し、前
記ライトバルブ手段から出射した光を投射する本発明の
光学装置は、前記ライトバルブ手段の側方に配置された
送風手段と、前記送風手段から送られた風で前記ライト
バルブ手段を冷却するための送風路と、前記送風手段の
略近傍から前記ライトバルブ手段の略近傍までの送風路
に設けられ、複数の流路を形成するための案内部材とか
ら構成されている。
【0008】前述の光学装置において、前記送風手段は
遠心ファンを用いている。また、前述の光学装置におい
て、前記複数の流路の風量のうちふたつ以上の流路の風
量が各々異なるように前記案内部材によって流路を構成
している。前述の光学装置において、前記複数の流路の
排出側の流速のうちふたつ以上の流路の流速が各々異な
るように前記案内部材によって流路を構成している。前
述の光学装置において、前記案内部材によって、前記複
数の流路の入力側の断面積のうちふたつ以上の流路の断
面積が各々異なるように構成している。前述の光学装置
において、前記案内部材によって、前記複数の流路の排
出側の断面積のうちふたつ以上の流路の断面積が各々異
なるように構成している。前述の光学装置において、前
記案内部材によって、前記複数の流路の入力側の断面形
状のうちふたつ以上の流路の断面形状が各々異なるよう
に構成している。
【0009】前述の光学装置において、前記案内部材に
よって、前記複数の流路の排出側の断面形状のうち少な
くともふたつ以上の流路の断面形状が各々異なるように
構成している。また、前述の光学装置において、前記流
路の出口が前記ライトバルブ手段の位置に略合致するよ
うにその断面形状を前記案内部材によって変化させてい
る。前述の光学装置において、前記流路を段差のない連
続した形状としている。前述の光学装置において、前記
流路は吸入側の断面積が排出側の断面積に対して大きく
なるように形成されている。前述の光学装置において、
前記案内部材は固定部および可動部から構成されてい
る。
【0010】また、前記可動部は調整可能な構成として
いる。前記流路はライトバルブ手段の光の入射側用の冷
却用の流路と、他の冷却用の流路とに分割されている。
前述の光学装置において、前記ライトバルブ手段の光の
入射側に入射側偏光板が設けられ、前記流路は、前記入
射側偏光板の光の入射側および出射側用に分割されてい
る。更に、前記ライトバルブ手段は、第1のライトバル
ブ手段、第2のライトバルブ手段、第3のライトバルブ
手段から構成され、前記流路は前記第1のライトバルブ
手段を冷却する第1の流路と、前記第2のライトバルブ
手段および前記第3のライトバルブ手段を冷却する第2
の流路と、前記第3のライトバルブ手段を冷却する第3
の流路とから構成されている。
【0011】また、前記第3のライトバルブ手段への風
速が、前記第1のライトバルブ手段及び前記第2のライ
トバルブ手段への風速より小さくなるように前記複数に
分割された流路を構成している。また、前記第1の流路
と前記第2の流路の風速を略同等にしている。前記第3
のライトバルブ手段への流量が前記第1のライトバルブ
手段及び前記第2のライトバルブ手段への流量より小さ
くなるように前記複数に分割された流路を構成してい
る。前述の光学装置において、前記流路の一部を円弧状
に構成し、前記ライトバルブ手段のうち一番発熱量の大
きいライトバルブ手段を冷却する流路が、前記円弧状の
流路の円周方向の外側になるように構成している。ま
た、前述の光学装置において、前記ライトバルブ手段は
第1のライトバルブ手段、第2のライトバルブ手段、第
3のライトバルブ手段を有し、前記複数の流路は前記第
1のライトバルブ手段を冷却する第1の流路と、前記第
2のライトバルブ手段と第3のライトバルブ手段を冷却
する第2の流路とを有している。前記第2の流路は前記
第2のライトバルブ手段を冷却する第3の流路と、前記
第3のライトバルブ手段を冷却する第4の流路とから構
成されている。
【0012】前記第1の流路は前記第1のライトバルブ
手段の光の入射側を冷却する第5の流路と、前記第1の
ライトバルブ手段の光の入射側とは反対の側を冷却する
第6の流路とから構成されている。前記第3の流路は前
記第2のライトバルブ手段の光の入射側を冷却する第7
の流路と、前記第2のライトバルブ手段の光の入射側と
は反対の側を冷却する第8の流路とから構成されてい
る。前記第4の流路は、前記第3のライトバルブ手段の
光束の入射側を冷却する第9の流路と、前記第3のライ
トバルブ手段の光束の入射側とは反対の側を冷却する第
10の流路とから構成されている。また、前記第1の流
路と第2の流路の流量をほぼ同等にしている。前記光学
装置は光学部品を固定する光学ケースを有し、前記送風
路は前記光学ケースの一部を共有する構造としている。
前記光学装置は光学部品を固定する光学ケースを有し、
前記送風路は前記光学ケースと一体に構成されている。
前記光学装置は投射レンズを有し、前記送風路は前投射
レンズの投射方向からみて左右どちら側にも前記送風手
段を配置可能な構成としている。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明による光学装置の実施の形
態を幾つかの実施例を用いて説明する。
【0014】最初に、本発明の第1の実施例を図を用い
て説明する。図1は本発明による光学装置の第1の実施
例を示す平面図である。図において、光源として用いる
放電ランプ1からの照明光2は、放物面鏡のランプリフ
レクタ3、レンズ4、レンズ5を介して偏光変換素子6
に入射され、更に第1のレンズアレイ7、ミラー8、第
2のレンズアレイ9を介してダイクロイックミラー10
に入射される。ダイクロイックミラー10では、赤色光
11が透過され、緑および青色光12が反射される。赤
色光11は、第1のミラー13で反射され、第1の入射
側偏光板81を透過して、第1のライトバルブ手段14
に入射される。緑および青色光12は、緑色光16を反
射し、青色光17を透過するダイクロイックミラー15
に入射され、ここで緑色光16が反射され、青色光17
は透過される。緑色光16は、第2の入射側偏光板82
を透過し、第2のライトバルブ手段18に入射される。
【0015】青色光17は、第2のミラー19、第3の
ミラー20を介して、第3の入射側偏光板83を透過
し、第3のライトバルブ手段21に入射される。第1の
ライトバルブ手段14からの赤透過光、ライトバルブ手
段18からの緑透過光及びライトバルブ手段21からの
青透過光はクロスダイクロイックプリズム25により合
成されて、色合成された出射光26となり、投射レンズ
27によりスクリーン(図示せず)上に投射される。本
実施例では、色分離光学系を第1のダイクロイックミラ
ー10、第2のダイクロイックミラー15、第1のミラ
ー13、第2のミラー19、第3のミラー20から構成
し、これをクロスダイクロイックプリズム25の周囲に
配置している。また、照明光学系は、光源からの照明光
の利用効率を向上させ、かつ均一な照明光を得るための
ものであり、光源である放電ランプ1、ランプリフレク
タ3、レンズ4、レンズ5、偏光変換素子6、オプティ
カルインテグレータ手段である第1レンズアレイ7、ミ
ラー8、第2レンズアレイ9から構成されている。さら
に、光源用電源であるランプ電源31を備えている。
【0016】本実施例において、図1の上方から下方
に、投射レンズ27、クロスダイクロイックプリズム2
5、色分離光学系、照明光学系、ランプ電源31がこの
順に並べられている。また、色分離光学系及び照明光学
系の光学部品は光学ケース200によって内包保持され
ている。さらに、図において、29は筐体であり、筐体
29の側面には、第1の吸入口91、第2の吸入口92
および排出口93が設けられている。61は第1、第
2、第3のライトバルブ手段14、18、21を冷却す
るための送風手段であり、本実施例では遠心ファンを用
いている。65は前記光学ケースの下方に冷風を導くた
めの送風路であり、67は送風手段61の吸入用送風路
である。95は外気を送風手段に導くためのダクトであ
る。図1において、吸入口91から吸入された外気は矢
印W1〜W5で示すように、吸気ファン63により筐体
29の中に送風される。吸入用送風路67を通過した風
は送風手段61の側面から吸入される。送風手段61か
ら送風路65を通り第1〜第3のライトバルブ手段1
4、18、21を冷却した風は上方に抜け筐体29内に
排出される。
【0017】さらに本実施例においては、前述のように
筐体29に第2の吸気口92が設けられており吸気ファ
ン62により外気が吸入され、外気は第1レンズアレイ
7、偏光変換素子6、レンズ5、ランプ電源31を矢印
W6で示すように通過してこれらを冷却する。さらに、
高温となる光源から発生する熱が光源以外の構成部品に
影響を及ぼさないようにするために、放電ランプ1、ラ
ンプリフレクタ3の近傍には、光源冷却用の排気ファン
28が配置されており、液晶プロジェクタの筐体29の
外に排気口93を通して熱風30を排気する。また、放
電ランプ1の近傍にはランプ電源31が配置される。さ
らに排気ファン28は、吸入口91から入り、第1〜第
3のライトバルブ手段14、18、21を冷却し、筐体
29内に排出される風も同時に排出する。
【0018】以下、図2、図3を用いて本発明の冷却装
置の詳細について説明する。ここで、図2、図3は送風
手段が図1の送風手段61と投射レンズ27を挟んで反
対側、すなわち図1に向って投射レンズ27の右側に配
置された場合の冷却構造を示している。送風手段を図1
に向って投射レンズ27の右側に配置した場合も同様に
構成することができる。図2はライトバルブ手段及び投
射レンズ周囲の送風路の第1の実施例であり、図1の送
風手段の矢印X方向から見た斜視図である。図3は図2
に示す送風手段を用いた冷却構造を示す斜視図である。
図2に示すように、送風路65内には、第1の案内部材
123、第2の案内部材124、第3の案内部材12
5、第4の案内部材126が配置されており、送風手段
61から出た風(空気、気体などを含む)、すなわち冷
却風は、第1の案内部材123により第1の流路101
と第2の流路102とに分割される。すなわち、第1の
流路101を通り、第2のライトバルブ手段18を冷却
するための第1の風と、第2の流路102を通り第1の
ライトバルブ手段14および第3のライトバルブ手段2
1を冷却するための第2の風とに分割されて送風され
る。
【0019】次に、第2の流路102を通る第2の風は
第2の案内部材124により第3の流路103および第
4の流路104に分割される。すなわち、第3の流路1
03を通り第1のライトバルブ手段14を冷却する第3
の風と、第4の流路104を通り第3のライトバルブ手
段21を冷却する第4の風とに分割されて送風される。
さらに、第1の風は、第4の案内部材126により第5
の流路105と第6の流路106とに分割される。すな
わち、第5の流路105を通り第2のライトバルブ手段
18の光の入射側へ抜け、第2のライトバルブ手段18
の光の入射側を冷却する第5の風と、第6の流路106
を通り、第2のライトバルブ手段18の光の出射側へ抜
け、第2のライトバルブ手段18の光の出射側を冷却す
る第6の風とに分割されて送風される。
【0020】さらに、第3の風は第2の案内部材124
により第7の流路107と第8の流路108に分割され
る。すなわち、第7の流路107を通り、第1のライト
バルブ手段14の光の入射側へ抜け、第1のライトバル
ブ手段14の光の入射側を冷却する第7の風と、第8の
流路108を通り、第1のライトバルブ手段14の光の
出射側へ抜け、第1のライトバルブ手段14の光の出射
側を冷却する第8の風とに分割されて送風される。さら
に、第4の風は、第3の案内部材125により第9の流
路109と第10の流路110に分割される。すなわ
ち、第9の流路109を通り、第3のライトバルブ手段
21の光の入射側へ抜け、第3のライトバルブ手段21
の光の入射側を冷却する第9の風と、第10の流路11
0を通り第3のライトバルブ手段21の光の出射側へ抜
け、第3のライトバルブ手段21の光の出射側を冷却す
る第10の風とに分割されて送風される。
【0021】次に第3図を用いてライトバルブ手段近傍
の送風の構成を詳細に説明する。図3に示すように送風
路65から送風された各冷却用の風のうち、第5の風は
第2のライトバルブ手段18の光の入射側、すなわち第
2の入射側偏光板82側に送風されて、第2のライトバ
ルブ手段18の光の入射側および第2の入射側偏光板8
2を冷却する。また、第6の風は、第2のライトバルブ
手段18の光の出射側に送風されて、第2のライトバル
ブ手段18の光の出射側とクロスダイクロイックプリズ
ム25の入射側を冷却する。送風路65から送風された
第7の風は、第1のライトバルブ手段14の光の入射
側、すなわち第1の入射側偏光板81側に送風されて、
第1のライトバルブ手段14の光の入射側および第1の
入射側偏光板81を冷却する。第8の風は、第1のライ
トバルブ手段14の光の出射側に送風され、第1のライ
トバルブ手段14の光の出射側とクロスダイクロイック
プリズム25の入射側を冷却する。送風路65から送風
された第9の風は、第3のライトバルブ手段21の光の
入射側、すなわち第3の入射側偏光板83側に送風され
て、第3のライトバルブ手段21の光の入射側および第
3の入射側偏光板83を冷却する。
【0022】さらに、送風路65から送風された第10
の風は、第3のライトバルブ手段21の光の出射側に送
風されて、第3のライトバルブ手段21の光の出射側と
クロスダイクロイックプリズム25の入射側を冷却す
る。以上、第1〜第3のライトバルブ手段14、18、
21を冷却する構成について述べたが、この構成におい
て、各案内部材123、124、125、126の位置
および形状を適切に配置することで、各第1〜第10の
風の風量および流速を容易に調整することができる。仮
に、第2のライトバルブ手段18の光の出射側とと第1
のライトバルブ手段14の光の出射側の発熱量が大きい
場合、第2のライトバルブ手段18を冷却するための第
6の風と第1のライトバルブ手段14を冷却するための
第8の風が最大の送風量または風速が得られるように配
置すれば良い。また、仮に第3のライトバルブ手段21
の発熱量があまり高くない場合には、これを冷却するた
めの第9、第10の風を絞って送風する。このようにす
ると、各第1〜第3のライトバルブ手段14、18、2
1の温度上昇値をほぼ均等化できる。さらに、入射側の
各第1〜第3の入射側偏光板81、82、83も第5、
第7、第9の風の風量を案内部材124、125、12
6で調節することによって、容易に温度上昇値を制御で
きる。したがって、送風手段61の風量を非常に効率的
に使用できる。このように、本発明においては、各第1
〜第3のライトバルブ手段14、18、21の光の入出
射側、第1〜第3の入射側偏光板81、82,83の発
熱量によって、案内部材123、124、125、12
6で形成される第1〜第10の流路101〜110の断
面形状、断面積等を変えて、各流路101〜110の風
量、風速などを変えることができる。
【0023】以上図2、図3に示したように、本発明で
は、送風路を複数に分割された流路で構成しているの
で、各第1〜第3のライトバルブ手段14、18、21
に専用の流路101、102、103、104を設ける
ことができる。従って、小型化、薄型化に有効であり、
かつ高輝度化に対応した発熱量の大きいライトバルブ手
段に対しても有効かつ高効率の冷却装置を有する光学装
置を提供することができる。さらに本発明では、送風手
段61を遠心ファンとし、各ライトバルブ手段の光の入
出射側に圧力損失が極力少なくなるようになめらかに吹
き分ける流路を設けているので十分な風量が得られる。
従って、高効率な冷却を行なうことができ、かつ装置の
高さ寸法の削減を図ることができる。また、本発明で
は、送風手段61から送風された風を、各第1〜第3の
ライトバルブ手段14、18、21の温度上昇が平均化
するように第1〜第3のライトバルブ手段14、18、
21に供給することができる。従って、各第1〜第3の
ライトバルブ手段14、18、21の温度を低減するこ
とができる。また、自由に風量および風速を制御できる
ため効率的な冷却装置を備えた光学装置を得ることがで
きる。
【0024】さらに、光の吸収率の大きく発熱量の大き
い第2のライトバルブ手段18および第3のライトバル
ブ手段21への風量および風速が大きくになるように
し、第1のライトバルブ手段14への風量および風速が
小さくになるように、そこを通過する風を調節すること
ができるので、効率的な冷却装置を備えた光学装置を提
供することができる。さらに、各第1〜第3のライトバ
ルブ手段14、18、21の入射側偏光板81、82、
83の温度をも許容値以内に下げることができるよう
に、第1〜第3のライトバルブ手段14、18、21の
入射側と出射側の風量を制御できる構成としている。
【0025】以下、図4(a)(b)(c)(d)を用
いて本発明による光学装置の冷却構造の第2の実施例に
ついて説明する。前述の第1実施例においては送風路6
5を構成する案内部材123、124、125、126
を板状の案内部材として示したが、図4の第2の実施例
では、概略各流路の途中に風をブロックする形式の案内
部材を設け、さらに送風路65からの吹出し口の形状の
違いにより各流路からの送風量および風速を制御しよう
とするものである。図4(a)は送風路の第2の実施例
を示す平面図である。また図4(b)は図4(a)のY
−Y断面図、図4(c)は図4(a)のY2−Y2断面
図、図4(d)は図4(b)のZ−Z断面図である。図
4(a)、図4(d)において、送風手段61(図示せ
ず)から送られた風は第1の案内部材123により第1
の風(矢印101a)と第2の風(102a)に分割さ
れる。第1の風は第1の流路101を通った後、図4
(c)に示すように案内部材122aにより第5、第6
の風として上方、すなわち第2のライトバルブ手段18
側に吹き上げられる。ところが、第1の流路101を通
る第1の風は慣性を持っているため案内部材122aに
よって上方に曲げられても真っ直ぐ上方に上がるのでは
なく、図4(c)に向かって左上方に吹き上げられる。
これを回避するために吹出し出口201の開口部を第2
のライトバルブ手段18の左右方向の中心18bより送
風手段61方向手前側、すなわち図4(c)に向って右
側にオフセットする。このようにすると、吹出し出口2
01から吹き出した風は図4(c)の矢印130で示す
ように第2のライトバルブ手段18の中心18aに向っ
て流れる。このように構成することによって、一番温度
上昇が大きい第2のライトバルブ手段18の中心18a
に有効に冷却風をあてることができる。
【0026】さらに、第2の流路102を流れる第2の
風は図4(b)に示すように、第2の流路102を通っ
た後、第2の流路102中に設けられた第2の案内部材
124a、124bにより吹出し出口202から上方に
吹き上げられる。この吹出し出口202の形状は長方形
ではなくは図4(a)に示すように異型開口型となって
いる。吹出し出口202を異型開口型とすることによっ
て、第1のライトバルブ手段14の光の入射側及び出射
側に第7、第8の風として適宜振り分けることができ
る。すなわち、第2の案内部材124を案内部材124
a、124bで構成して、二段階の吹き上げ構造とする
ことで、第1のライトバルブ手段14の入射側及び出射
側に風を適宜振り分けることができる。
【0027】さらに、図4(b)に示すように、第1の
案内部材123には第4の流路104が設られており、
ここから第2の風の一部が第4の流路104を通って案
内部材125a、125bにより第9、第10の風とし
て第3のライトバルブ手段21側に吹き上げられる。こ
の場合、案内部材125は125a、125bの二段階構
造になっているため、第4の風は第3のライトバルブ手
段21の光の入射側の風(第9の風)、第3のライトバ
ルブ手段21の光の出射側の風(第10の風)として適
宜ふりわけられる。前述の第1、第2の実施例において
は、送風手段61からの風を案内部材123、124
(または124a、124b)、125(または125
a、125b)、126によって分割しているが、これ
を複数の断面積の異なるパイプ等で構成する構造であっ
ても同様の効果が得られる。図5は本発明による光学装
置の送風路の第3の実施例を示す分解斜視図、図6は図
5の送風路を組み立てた場合の組立て斜視図である。図
5、図6は光学装置の通常の使用状態において、この光
学装置を下方(例えば、図1の光学装置を図の裏面方
向)から見た図であり、送風手段61の配置は図1の光
学装置と同じである。
【0028】本発明の前述の実施例では、送風路65を
図1に示した光学ケース200と別部材で構成している
が、図5に示した分解図および図6に示した組立図に示
したように、送風路65の一部あるいは全部を光学ケー
ス200と共有する構成にしても同様な効果が得られる
ものである。図5は送風路65の上面側部分65aを光
学ケース200と一体に形成し、送風路65の下方側部
分65bを別部品としている。送風路65の下方側部分
65bは断面がE状に形成されており、図6に示すよう
に断面E状の両側の端部が送風路65の上方側部分65
aと接合される。図5、図6に示す実施例において、下
方側部分65aを別部品としているため、光学ケース2
00は送風手段61が投射レンズ27の左右どちらに配
置されていても第1〜第3のライトバルブ手段14、1
8、21を冷却することができる。また、この実施例で
は、各案内部材123、124、125、126を送風
路65に固定しているが、固定式でなく可動式とするこ
ともできる。このば場合も同様な効果が得られる。
【0029】図7は送風路65の各案内部材123、1
24、125、126を可動調整式とした実施例であ
る。図7(a)は本発明による光学装置の送風路の第4
の実施例を示す斜視図である。図7(b)は本発明によ
る光学装置の送風路の第5の実施例を示す斜視図であ
る。図7(a)において、送風路65に設けられた第1
の案内部材123は固定部123a、可動部123b、
可動軸123c、調整部123dとから構成されてい
る。可動部123bは固定部123aと可動軸123c
を介して回動可能に連結されている。調整部123dは
例えばねじであり、送風路65の側面に設けられた穴を
通してねじ131が可動部132bと螺合している。従
って、ねじを回転させることによって、可動部123b
は矢印A1に示すように回動する。
【0030】すなわち、固定部123aに可動軸123c
を介して可動部123bが取りつけられ、可動部123
bは可動軸123cを中心に矢印A1のように可動す
る。可動部123bは送風路65に支持された調整部、
例えば、ねじ123dを矢印B1で示したように回転さ
せることにより可動する。このように可動部123bを
回動させることによって、第1の流路101と第2の流
路102の断面積を調整できるので、第1の送風と第2
の風の風量および流速を圧力損出を極力抑えながら自由
に調整が可能である。また、第2の案内部材124も同
様に、固定部(図示せず)、可動部124b、可動軸1
24c及び調整部(例えばねじ)124dから構成され
ている。可動部124bは可動軸124cを介して固定
部に取り付けられ、調整部124dを矢印B2のように
回転させることによって、可動部124bは可動軸12
4cを中心に矢印A2のように可動する。
【0031】また、第3の案内部材125も同様に、固
定部(図示せず)、可動部125b、可動軸125c及
び調整部(例えばねじ)125dから構成されている。
固定部に可動軸125cを介して可動部125bが可
動、または回動可能に取り付けられ、可動部125bは
調整部125dを矢印B3に示すように回転させること
によって、可動軸125cを中心に矢印A3のように可
動または回動する。第4の案内部材126は、固定部1
26a、可動部126b、可動軸126c及び調整部
(例えばねじ)126dから構成されている。固定部1
26aに可動軸126cを介して可動部126bを可動、
または回動可能に取りつけている。従って、調整部12
6dを矢印B4のように回転させるととによって、可動
部126bは可動軸126cを中心に矢印A4のように
可動、または回動されることができる。
【0032】以上のように、案内部材123、124、
125、126の位置を調整できるので、送風手段61
の風量を効率的に第1〜第3のライトバルブ手段14、
18、21および第1〜第3の入射側偏光板81、8
2、83に供給することができる。温度上昇を適宜調整
して平均化できるので無駄に大きな送風手段61を使用
することなく冷却装置全体の小型軽量化が可能である。
また、光学系の設計変更および仕様変更等により第1〜
第3のライトバルブ手段14、18、21および第1〜
第3の入射側偏光板81、82、83の発熱量が変更に
なる場合にも送風路65自体の型変更を必要としないの
で型変更コストの削減および製品への即時適応が可能で
ある。よって、開発効率も向上する。
【0033】また、図7(a)に示す案内部材123、
124、125、126は可動軸を中心に可動部が回動
する構成になっているが、これは回動でなく平行移動に
よる可動でも効果は同じである。さらに、案内部材12
3、124、125、126は固定部と可動部を別構成
部材としているが、これは例えば図7(b)に示すよう
に固定部と可動部を一体型とし可動軸部分のみ薄肉化す
ることで可動式とすることができる。すなわち、図7
(b)においては、可動軸を用いる代わりに薄肉部12
3e、124e、126e等を用いている。このように
薄肉部123eを設けることによって、可動部123
b、124b、125b、126bを回動可能にして、
各流路101〜110の風量及び風速を変えることがで
きる。さらに前記案内部材123、124、125、1
26には特に調整機構を設けて調整式としなくても、例
えばバイメタル等を用い、温度により自動的に流路10
1〜110を変更できるようにしても良い。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
高さ寸法を低減し、装置の小型化に対応した冷却装置を
有する光学装置を得ることができる。また、高輝度化に
に対応した発熱量の大きいライトバルブ手段の冷却装置
に好適な光学装置を得ることができる。また、複数のラ
イトバルブ手段を非常に高効率に冷却できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による光学装置の第1の実施例を示す平
面図である。
【図2】本発明による光学装置の送風路の第1の実施例
を示す斜視図である。
【図3】図2に示す送風路を用いた冷却構造を示す斜視
図である。
【図4】本発明による光学装置の送風路の第2の実施例
を示す平面図、及び断面図である。
【図5】本発明による光学装置の送風路の第3の実施例
を示す分解斜視図である。
【図6】図5の送風路を組み立てた場合の組立て斜視図
である。
【図7】本発明による光学装置の送風路の第4、第5の
実施例を示す斜視図である。
【符号の説明】 1…放電ランプ、2…照明光、3…ランプリフレクタ、
4…レンズ、5…レンズ、6…偏光変換素子、7…第1
レンズアレイ、8…ミラー、9…第2レンズアレイ、1
0…ダイクロイックミラー、11…赤色光、12…緑お
よび青色光、13…ミラー、14…第1のライトバルブ
手段、15…ダイクロイックミラー、16…緑色光、1
7…青色光、18…第2のライトバルブ手段、19…ミ
ラー、20…ミラー、21…第3のライトバルブ手段、
25…クロスダイクロイックプリズム、26…出射光、
27…投射レンズ、28…排気ファン、29…筐体、3
1…ランプ電源、40…ダイクロイックミラー、43…
排気ファン、61…送風手段、65…送風路、81…第
1の入射側偏光板、82…第2の入射側偏光板、83…
第3の入射側偏光板、91…第1の吸気口、92…第2
の吸気口、93…排気口、101…第1の流路、102
…第2の流路、103…第3の流路、104…第4の流
路、105…第5の流路、106…第6の流路、107
…第7の流路、108…第8の流路、109…第9の流
路、110…第10の流路、123…第1の案内部材、
124…第2の案内部材、125…第3の案内部材、1
26…第4の案内部材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大塚 康男 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所マルチメディアシステム 開発本部内 (72)発明者 賀来 信行 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所マルチメディアシステム 開発本部内 (72)発明者 池田 英博 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所マルチメディアシステム 開発本部内 Fターム(参考) 2H088 EA12 EA68 HA13 HA18 HA21 HA24 HA25 MA06 MA20 5C058 AA06 AB07 BA35 EA26 EA52

Claims (35)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光をライトバルブ手段に照射し、前記ライ
    トバルブ手段から出射された光を投射する光学装置にお
    いて、送風手段と、前記送風手段と前記ライトバルブ手
    段との間に設けられ、複数の流路からなる送風路とから
    構成され、前記送風手段による風によって前記ライトバ
    ルブ手段を冷却することを特徴とする光学装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の光学装置において、前記複
    数の流路は前記送風路に設けられた案内部材から構成さ
    れることを特徴とする光学装置。
  3. 【請求項3】光をライトバルブ手段に照射し、前記ライ
    トバルブ手段から出射された光を投射する光学装置にお
    いて、前記ライトバルブ手段の側面に配置された送風手
    段と、前記送風手段による風を前記ライトバルブ手段に
    供給するための送風路とを備え、前記ライトバルブ手段
    の入出射光で構成される面に対してほぼ垂直方向から前
    記ライトバルブ手段に送風することを特徴とする光学装
    置。
  4. 【請求項4】請求項3記載の光学装置において、前記送
    風路は前記入出射光で構成される面に対してほぼ平行な
    流路を経由して前記ライトバルブ手段に送風する流路を
    有することを特徴とする光学装置。
  5. 【請求項5】請求項3記載の光学装置において、前記送
    風路は複数の流路を形成するための案内部材を有するこ
    とを特徴とする光学装置。
  6. 【請求項6】光をライトバルブ手段に照射し、前記ライ
    トバルブ手段から出射された光を投射する光学装置にお
    いて、送風手段と、前記送風手段から前記光学装置の水
    平方向に延び、前記ライトバルブ手段の下方にいたり、
    さらに前記ライトバルブ手段の下方から上方に送風する
    送風路と、前記送風手段の略近傍から前記ライトバルブ
    手段の略近傍までの送風路に設けられ、複数の流路を形
    成するための案内部材とから構成することを特徴とする
    光学装置。
  7. 【請求項7】光をライトバルブ手段に照射し、前記ライ
    トバルブ手段から出射した光を投射する光学装置におい
    て、前記ライトバルブ手段の側方に配置された送風手段
    と、前記送風手段から送られた風で前記ライトバルブ手
    段にを冷却するための送風路と、前記送風手段の略近傍
    から前記ライトバルブ手段の略近傍までの送風路に設け
    られ、複数の流路を形成するための案内部材とから構成
    することを特徴とする光学装置。
  8. 【請求項8】請求項1、2、3、4、5、6または7記
    載の光学装置において、前記送風手段は遠心ファンであ
    ることを特徴とする光学装置。
  9. 【請求項9】請求項6、7または8記載の光学装置にお
    いて、前記案内部材によって、前記複数の流路の風量の
    うちふたつ以上の流路の風量が各々異なるように構成す
    ることを特徴とする光学装置。
  10. 【請求項10】請求項6、7または8記載の光学装置に
    おいて、前記案内部材によって、前記複数の流路の排出
    側の流速のうちふたつ以上の流路の流速が各々異なるよ
    うに構成することを特徴とする光学装置。
  11. 【請求項11】請求項6、7または8記載の光学装置に
    おいて、前記案内部材によって、前記複数の流路の入力
    側の断面積のうちふたつ以上の流路の断面積が各々異な
    るように構成することを特徴とする光学装置。
  12. 【請求項12】請求項6、7または8記載の光学装置に
    おいて、前記案内部材によって、前記複数の流路の排出
    側の断面積のうちふたつ以上の流路の断面積が各々異な
    るように構成することを特徴とする光学装置。
  13. 【請求項13】請求項6、7または8記載の光学装置に
    おいて、前記案内部材によって、前記複数の流路の入力
    側の断面形状のうちふたつ以上の流路の断面形状が各々
    異なるように構成することを特徴とする光学装置。
  14. 【請求項14】請求項6、7または8記載の光学装置に
    おいて、前記案内部材によって、前記複数の流路の排出
    側の断面形状のうち少なくともふたつ以上の流路の断面
    形状が各々異なるように構成することを特徴とする光学
    装置。
  15. 【請求項15】請求項6、7または8記載の光学装置に
    おいて、前記流路の出口が前記ライトバルブ手段の位置
    に略合致するようにその断面形状を前記案内部材によっ
    て変化させることを特徴とする光学装置。
  16. 【請求項16】請求項6、7、8、9、10、11、1
    2、13、14または15記載の光学装置において、前
    記流路は段差なく連続した形状であることを特徴とする
    光学装置。
  17. 【請求項17】請求項6、7、8、9、10、11、1
    2、13、14または15記載の光学装置において、前
    記流路は吸入側の断面積が排出側の断面積に対して大き
    く形成されることを特徴とする光学装置。
  18. 【請求項18】請求項6、7、8、9、10、11、1
    2、13、14または15記載の光学装置において、前
    記案内部材は固定部および可動部から構成されることを
    特徴とする光学装置。
  19. 【請求項19】請求項18に記載の光学装置の冷却装置
    において、前記可動部は調整可能な構成であることを特
    徴とする光学装置。
  20. 【請求項20】請求項6、7、8、9、10、11、1
    2、13、14または15記載の光学装置において、前
    記流路はライトバルブ手段の光の入射側用の冷却用の流
    路と、他の冷却用の流路とに分割されていることを特徴
    とする光学装置。
  21. 【請求項21】請求項6、7、8、9、10、11、1
    2、13、14または15記載の光学装置において、前
    記ライトバルブ手段の光の入射側に入射側偏光板が設け
    られ、前記流路は、前記入射側偏光板の光の入射側およ
    び出射側用に分割されることを特徴とする光学装置。
  22. 【請求項22】請求項6、7、8、9、10、11、1
    2、13、14または15記載の光学装置において、前
    記ライトバルブ手段は、第1のライトバルブ手段、第2
    のライトバルブ手段、第3のライトバルブ手段から構成
    され、前記流路は前記第1のライトバルブ手段を冷却す
    る第1の流路と、前記第2のライトバルブ手段および前
    記第3のライトバルブ手段を冷却する第2の流路と、前
    記第3のライトバルブ手段を冷却する第3の流路とから
    構成されることを特徴とする光学装置の冷却装置。
  23. 【請求項23】請求項22記載の光学装置において、前
    記第3のライトバルブ手段への風速が、前記第1のライ
    トバルブ手段及び前記第2のライトバルブ手段への風速
    より小さくなるように前記複数に分割された流路を構成
    することを特徴とする光学装置。
  24. 【請求項24】請求項22記載の光学装置において、前
    記第1の流路と前記第2の流路の風速を略同等にするこ
    とを特徴とする光学装置。
  25. 【請求項25】請求項22に記載の光学装置において、
    前記第3のライトバルブ手段への流量が前記第1のライ
    トバルブ手段及び前記第2のライトバルブ手段への流量
    より小さくなるように前記複数に分割された流路を構成
    することを特徴とする光学装置。
  26. 【請求項26】請求項22記載の光学装置において、前
    記流路の一部を円弧状に構成し、前記ライトバルブ手段
    のうち発熱量の大きいライトバルブ手段を冷却する流路
    が、前記円弧状の流路の円周方向の外側になるように構
    成することを特徴とする光学装置。
  27. 【請求項27】請求項6、7、8、9、10、11、1
    2、13、14または15記載の光学装置において、前
    記ライトバルブ手段は第1のライトバルブ手段、第2の
    ライトバルブ手段、第3のライトバルブ手段を有し、前
    記複数の流路は前記第1のライトバルブ手段を冷却する
    第1の流路と、前記第2のライトバルブ手段と第3のラ
    イトバルブ手段を冷却する第2の流路とを有することを
    特徴とする光学装置。
  28. 【請求項28】請求項27に記載の光学装置において、
    前記第2の流路は前記第2のライトバルブ手段を冷却す
    る第3の流路と、前記第3のライトバルブ手段を冷却す
    る第4の流路とから構成されることを特徴とする光学装
    置。
  29. 【請求項29】請求項27記載の光学装置において、前
    記第1の流路は前記第1のライトバルブ手段の光の入射
    側を冷却する第5の流路と、前記第1のライトバルブ手
    段の光の入射側とは反対の側を冷却する第6の流路とか
    ら構成されることを特徴とする光学装置。
  30. 【請求項30】請求項27記載の光学装置において、前
    記第3の流路は前記第2のライトバルブ手段の光の入射
    側を冷却する第7の流路と、前記第2のライトバルブ手
    段の光の入射側とは反対の側を冷却する第8の流路とか
    ら構成されることを特徴とする光学装置。
  31. 【請求項31】請求項27に記載の光学装置において、
    前記第4の流路は、前記第3のライトバルブ手段の光の
    入射側を冷却する第9の流路と、前記第3のライトバル
    ブ手段の光の入射側とは反対の側を冷却する第10の流
    路とから構成されることを特徴とする光学装置。
  32. 【請求項32】請求項27記載の光学装置において、前
    記第1の流路と第2の流路の流量をほぼ同等にしたこと
    を特徴とする光学装置。
  33. 【請求項33】請求項6、7または8記載の光学装置に
    おいて、前記光学装置は光学部品を固定する光学ケース
    を有し、前記送風路は前記光学ケースの一部を共有する
    構造であることを特徴とする光学装置。
  34. 【請求項34】請求項6、7または8記載の光学装置に
    おいて、前記光学装置は光学部品を固定する光学ケース
    を有し、前記送風路は前記光学ケースと一体に構成され
    ていることを特徴とする光学装置。
  35. 【請求項35】請求項6、7または8記載の光学装置に
    おいて、前記光学装置は投射レンズを有し、前記送風路
    は前記投射レンズの投射方向からみて左右どちら側にも
    前記送風手段を配置可能な構成であることを特徴とする
    光学装置。
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