JP2003330117A - 映像装置の冷却部の構造 - Google Patents

映像装置の冷却部の構造

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JP2003330117A
JP2003330117A JP2002133640A JP2002133640A JP2003330117A JP 2003330117 A JP2003330117 A JP 2003330117A JP 2002133640 A JP2002133640 A JP 2002133640A JP 2002133640 A JP2002133640 A JP 2002133640A JP 2003330117 A JP2003330117 A JP 2003330117A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】映像機器を大型化させることなしに、構造が簡
単で静音設計と効率的冷却を安価に実現させることがで
きる冷却構造をもつ映像装置を提供する 【構成】外装ケース内の冷却通風ダクトの少なくとも一
部分を映像装置の部品を配置して構成し、冷却通風ダク
トにファンによって送風する。映像装置の部品としては
例えば板状部品を使用することができ、さらに具体的に
は板状部品の一例として回路基板を使用することができ
る。ファンとしては一例として、軸流ファンを使用する
ことができ、外装ケース内に板状部品を収納した半密閉
構造の中間筐体を配置することもできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はプロジェクター装置の
冷却機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在市販されているプロジェクター装置
としては液晶プロジェクターとDLP(デジタル・ライ
ト・プロセッシング)プロジェクターが典型的なもので
あるが、いずれも大出力の光源を必要とするなど、発熱
を伴う部品があるので、冷却が必要である。しかるに、
この冷却においては、冷却熱量を大きくして冷却を効率
よく行うことと、通風音を低下させた静音設計にするこ
ととを両立させることが必要である。この冷却につい
て、従来は特開平11−354963号に示すものや特
開平5−53200号に示されたものが開発されてい
て、シロッコファンを用いてダクトや導風管に通風して
被冷却体を冷却している。例えば特開平5−53200
号に記載された冷却機構101は図3に示すように、シ
ロッコファン102によって駆動された通風103をダ
クト104を通してランプ105から受熱した被冷却体
であるライトバルブ106R、106G、106Bに導
いて冷却している。また特開平11−354963号に
示した冷却機構でも専用の冷却ダクト部材を使用して構
成した冷却ダクト(図示せず)を使用している。しかし
これら従来の技術では、通風ファンとしてシロッコファ
ンを使用しており、シロッコファンは高静圧を発生させ
ることができるが風量が小さくかつ高価である。またこ
れら従来の技術では専用のダクトや導風管を用いている
ために、それらを設置するための大きな空間が必要とな
り、映像機器を大型化し、構造が複雑になるといった問
題点があった。
【0003】この発明は上記の如き事情に鑑みてなされ
たものであって、映像機器を大型化させることなしに、
構造が簡単で静音設計と効率的冷却を安価に実現させる
ことができる冷却構造をもつ映像装置を提供することを
目的とするものである。
【0004】
【構成】この目的に対応して、この発明の映像装置の冷
却部の構造は、外装ケース内の冷却通風ダクトの少なく
とも一部分を映像装置の部品を配置して構成し、前記冷
却通風ダクトにファンによって送風することを特徴とし
ている。
【0005】
【実施例】以下、この発明の詳細を一実施例を示す図面
について説明する。図1において、1は液晶方式の映像
装置である。映像装置1は画像投射装置2を備えてい
る。画像投射装置2は放物面反射鏡9を有するランプ4
を備え、ランプ4から出た照明光5はレンズ6、レンズ
7、偏光変換素子8、第1レンズアレイ11を通り、ミ
ラー12で反射し、第2レンズアレイ13を通ってダイ
クロイックミラー14に達する。ダイクロイックミラー
14で透過する赤(R)色光15と反射する緑(G)及
び青(B)色光16とに色分解し、赤(R)色光15は
ミラー17で反射されて赤色系液晶パネル18に入射し
て映像信号に基づく変調を受ける。緑(G)及び青
(B)色光16はダイクロイックミラー21に入射して
反射側の緑(G)色光22と透過側の青(B)色光23
とに色分解し、緑(G)色光22は緑色系液晶パネル2
4に入射して映像信号に基づいて変調を受け、青(B)
色光23はミラー25、ミラー26で反射されて青色系
液晶パネル27に入射して映像信号に基づいて変調を受
ける。それぞれの液晶パネル18、24、27で変調を
受けて出力したR透過光28、G透過光31およびB透
過光32はクロスダイクロイックプリズム33で合成さ
れ、その出射光34が投射レンズ35を通してスクリー
ン36に投写されて映像を形成する。このような構成の
主画像投射装置2自体は従来からよく知られている。
【0006】この他、プロジェクター装置1は付属的な
機器として、ランプ点灯用バラスト81、インレット8
2、駆動用制御回路ユニット83、各種コネクターユニ
ット84、電源ユニット85を備えている。
【0007】さらに、以上の機器を冷却するための冷却
用機器として側面吸気ファン71、排気ファン72、ル
ーバー73を備えており、側面吸気風流71aが側面吸
気ファン71によって外装ケース10内に吸入され、外
装ケース10内部の風流71b、71cとして流れて機
器を冷却し、両風流71c、71bは外装ケース内部の
風流72bに合流して排気ファン72により排気風流7
2aとして外装ケース10外に排出される。
【0008】映像装置1は冷却構造51を有する。冷却
構造51は図2に縦断面図で示すように、外装ケース1
0の内部に配置された中間筐体52を有する。中間筐体
52は半密封構造で、入口53及び出口54が開口して
形成されている。外装ケース10と中間筐体52との間
には間隙55があって、この間隙55が通風可能な通風
路56を構成している。入口53の内側には軸流ファン
からなる前記の側面吸気ファン71が配置され、出口5
4の内側には軸流ファンからなる前記の排気ファン72
が配置されている。中間筐体52内では映像装置を構成
する部品の一例としての板状部材58a〜58dが間隙
61a〜61eを置いて配置され、この間隙61a〜6
1eがそれぞれの通風路62a〜62eを構成し、板状
部材58a〜58dが通風路を区画する壁を構成する。
板状部材58a〜58dは映像装置1を構成する部品の
うち平板状または曲板状の形状をもつ部品であり、その
部品としては例えば板状電池や基板があり、基板として
は電極つきの基板、ソケットを支持する基板、マイクロ
レンズアレイを支持するアレイ基板などがある。複数の
基板の大きさは必ずしも同一ではないので、大きさの異
なる基板は適当に機能的に組み合わせて通風路62a〜
62eに沿って配置して通風路62a〜62eを区画す
る。
【0009】発熱密度の高い高発熱密度素子63に対し
ては個別の軸流ファンからなる個別ファン64を設けて
気流68を生じさせる。
【0010】このように構成された映像装置の冷却機構
においては、冷却風流は外装ケース10の吸入口65か
ら流入し、その大部分は側面吸気ファン56によって入
口53から中間筐体52内に取り込まれる。冷却風流の
残りの部分は外装ケース10と中間筐体52の間の間隙
で構成される外側通風路67を通して流れ、中間筐体5
2の外面及び中間筐体52に含まれない部品を冷却して
排気口66から流出する。
【0011】一方、中間筐体52内に取り込まれた冷却
風流は板状部材58a〜58bの間に形成された通風路
62a〜62eを通り、そこに含まれる部品を冷却し、
しかる後に排気ファン72に駆動されて出口54から流
出し、外側の流通路56からの冷却風流と合流して排気
口66から流出する。
【0012】
【発明の効果】この発明の冷却部の構造では、冷却通風
流を駆動するのに風量が大きくて静圧の低い軸流ファン
を使用するので、騒音の発生を低下させ、充分な風量を
確保して、冷却の効率化を図り、また価格を低廉なもの
にすることができる。
【0013】しかも、この発明の冷却部の構造では板状
部品、特に基板が機能的に配置されてダクトを構成する
ので、ダクトを構成するための専用の部材や構造を必要
とせず、部品数を増加させることなしに、必要なダクト
を構成することができ、気流を整流化させて冷却効率を
高め、静音効果の大きい安価な冷却構造を得ることがで
きる。尚本案件では説明の簡略化の為に冷却部の構造部
材を基板に特定して説明したが当然機器内部に納められ
る部品は全てがその配置によって構造部材の対象となる
ことは言うまでもない。
【0014】しかも、ファンを中間筐体52の中にファ
ン71、72を配置し、その結果、安価な軸流ファンを
機器の中心部に配置することにより、音源であるファン
を機器の外壁周辺から遠ざけることにより、静音設計と
効率的冷却を安価に実現することができる。
【0015】
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係る冷却構造の平面説明
図。
【図2】この発明の一実施例に係る冷却構造の縦断面説
明図。
【図3】従来の一実施例に係る冷却構造の縦断面説明
図。
【符号の説明】
1 映像装置 2 画像投射装置 4 ランプ 5 照明光 6 レンズ 7 レンズ 8 偏光変換素子 9 放物面反射鏡 10 外装ケース 11 第1レンズアレイ 12 ミラー 13 第2レンズアレイ 14 ダイクロイックミラー 15 赤色光 16 緑及び青色光 17 ミラー 18 赤色系液晶パネル 21 ダイクロイックミラー 22 緑色光 23 青色光 24 緑色系液晶パネル 25 ミラー 26 ミラー 27 青色系液晶パネル 28 R透過光 31 G透過光 32 B透過光 33 クロスダイクロイックプリズム 34 出射光 35 投射レンズ 36 スクリーン 51 冷却構造 52 中間筐体 53 入口 54 出口 55 間隙 56 通風路 58a〜58d 板状部材 61a〜62e 間隙 62a〜62e 通風路 63 高発熱密度素子 64 個別ファン 65 吸入口 66 排気口 67 外側通風路 71 側面吸気ファン 71a 側面吸気風流 71b 風流 71c 風流 72 排気ファン 73 ルーバー 74 前面吸気ファン 74b 風流 81 ランプ点灯用バラスト 82 インレット 83 駆動用制御回路ユニット 84 各種コネクターユニット 85 電源ユニット 101 冷却機構 102 シロッコファン 103 通風 104 ダクト 105 ランプ 106 ライトバルブ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外装ケース内の冷却通風ダクトの少なく
    とも一部分を映像装置の部品を配置して構成し、前記冷
    却通風ダクトにファンによって送風することを特徴とす
    る映像装置の冷却部の構造。
  2. 【請求項2】 外装ケース内の冷却通風ダクトの少なく
    とも一部分を板状部品を配置して構成し、前記冷却通風
    ダクトにファンによって送風することを特徴とする映像
    装置の冷却部の構造。
  3. 【請求項3】 前記板状部品が回路基板であることを特
    徴とする請求項2記載の映像装置の冷却部の構造。
  4. 【請求項4】 前記冷却通風ダクトに軸流ファンによっ
    て送風することを特徴とする請求項2記載の映像装置の
    冷却部の構造。
  5. 【請求項5】 前記外装ケース内に半密閉構造の中間筐
    体を配置し、前記中間筐体内に板状部品を配置すること
    を特徴とする請求項2記載の映像装置の冷却部の構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006098734A (ja) * 2004-09-29 2006-04-13 Casio Comput Co Ltd 電子機器

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