JP4776888B2 - 投射表示装置用の光源ユニット、投射表示装置および画像投射システム - Google Patents

投射表示装置用の光源ユニット、投射表示装置および画像投射システム Download PDF

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本発明は、透過型液晶パネルや反射型液晶パネル等の画像表示素子上に形成された画像を被投射面(スクリーン)に投射する投射表示装置に関する。特に、放電ランプ等を含む投射表示装置用の光源ユニットの冷却に関するものである。
近年、映像投影装置(投射表示装置)においては、投影映像の高輝度化および装置の小型化、更には家庭での使用用途から低騒音化が促進されている。そのため、映像の高輝度化に伴うランプ出力の増大、つまり放電ランプから発生する熱量が大きくなると同時に、装置全体の小型化が進み、装置体積に対する熱密度は更に増大するにも関わらず、ファン冷却音が騒音問題を招くなどのファン冷却の必要性とそのことによる弊害であるファン騒音とのギャップが生じてきており、低騒音でかつ高効率な冷却技術が求められている。
一般に、放電ランプは図17の101に示すような形状をしており、放電ランプ101から発せられた光を反射するリフレクタ102と接合されている。また、光射出方向ではリフレクタ102に防爆ガラス103が取り付けられている。ここで、放電ランプ101およびリフレクタ102および防爆ガラス103からなる構成を光源104と呼ぶことにする。
放電ランプ101は、球体部101a、先端部101b、ネック部101cの3ヶ所に区分けされ球体部上は900℃以上1000℃以下、球体部下は700℃以上、先端部およびネック部は400℃以下というように、それぞれの冷却条件(推奨温度)が存在し、これらの冷却条件を満たすように温度管理されている。その中でも、発光部である球体部101aは発熱源であり、最も高温となる。そのため、高出力ランプでは、リフレクタ102の側面に放電ランプ101への冷却風を送り込むための切欠き部105が設けられ、かつ放電ランプが破裂した場合の安全性を確保するために、切欠き部105に網状のフィルター(不図示)が設けられている。
またリフレクタ102を冷却することで、リフレクタ自身の熱変形や、その輻射熱および熱伝達などによる熱の移動を抑制し、外装キャビネットや装置内部の温度上昇を抑制することが必要であり、放電ランプ101およびリフレクタ102の冷却が重要となっている。
このように、光源104の冷却には大きく分けて放電ランプ101とリフレクタ102の冷却が必要となっている。放電ランプ101は、発光時には1000℃を超える高温となるため、リフレクタ102内部は放電ランプ101から発せられる熱により装置下から上方へ向かう自然対流が盛んになる。したがって、放電ランプ101を冷却するために、切欠き部105から網状フィルターを通過して、冷却風を放電ランプ近傍に吹き付けるにはある程度の風圧が必要となる。また、リフレクタ102は例えば高さ方向に600mm程度の大きさを持つため、リフレクタ102を冷却するには広範囲を冷却する風量が必要となる。そこで、従来では風圧が必要な放電ランプ101の冷却には風圧が得られる遠心ファンからの風を、また風量が必要なリフレクタ102の冷却には風量が得られる軸流ファンの風を用いて冷却している。
図18は、特許文献1の光源冷却構造を示している
図18において、101は放電ランプ、102は放電ランプ101から発せられた光を反射するリフレクタ、104は放電ランプ101およびリフレクタ102から構成される光源、106は照明光学系および色分離合成光学系、107は投射光学系、108は外装キャビネット、109は遠心ファン110aから送られた風を導風および分配するダクト、110bは軸流ファン、111は光源ケースを示す。
遠心ファン110a送風ダクト109に取り付けられダクト109は吸気口を設けた外装キャビネット108に固定される。ダクト上部には光分解合成光学系を有する光学系106が配置される。また、光源104は、光源104を保持する部材(不図示)を介して光源ケース111内に収納され、固定される。ここで光源ケース111は光源104の後方に開口を設けた構成となっている。また、軸流ファン110bは光源ケース111に設けられた開口部近傍に冷却ファン保持台(不図示)を介して固定される。
外装キャビネット108に設けられた吸気口(不図示)から外気を取り込んだ遠心ファン110aによって、冷却風は送風ダクト109に送風され、ダクト内部の風圧は高められる。送風ダクト109にはダクト内部に導風壁(不図示)が設けられており、遠心ファンから送られた風は導風壁によって分配され、例えば光分解合成光学系に用いられている偏光板や光変換素子などの各発熱体まで延びたダクトによって導かれ、開放された吹出し口より吹出される。このとき、ダクト109内で分配された風の一部は放電ランプ101付近までダクト109によって導かれ、リフレクタ102に設けられた切欠き部105から送風されることによって、高められた風圧を利用して放電ランプ101を冷却する。そして、冷却に使われ熱せられた空気は、軸流ファン110bよってリフレクタ102冷却した風と共に装置外部へ排気される。
しかしながら、特許文献1の光源冷却構造では、ダクト109を延ばして冷却を行うため、それぞれの配置における自由度が制限されるだけでなく、装置の大型化を招いてしまう。更に、光分解合成光学系に用いられる光学部品の冷却だけでなく、放電ランプまで冷却するための風が必要となるなど、冷却が必要な箇所が複数かつ広範囲に散らばってしまっていることから、ダクト距離が長くなるためにダクト内での圧力損失をも招き、余計にファン駆動する必要が生じてしまう。その結果、ファン回転数を過剰に上げる必要が生じ、騒音が大きくなってしまう
図19は、他の従来例の光源冷却構造を示している
図19の従来例では、光分解合成光学系を冷却する冷却ファンとは別に、放電ランプ冷却に専用の遠心ファン110cを用いて冷却を行っている
しかしながら冷却ファンの個数が増えるためにコストがかかるなどの問題を生じている。
そこで、図20に示すように、装置コストの軽減を図るために、1つの軸流ファン110dを用いて風を吹付けることで、放電ランプおよび光源全体の冷却を行う構成がとられるようになってきている。
特開2001−13589号公報
放電ランプとリフレクタのそれぞれを冷却するためには、放電ランプ冷却には高風圧、リフレクタを冷却するには大風量と2つの特性を持った冷却風が必要である
放電ランプの各部には推奨温度があるため、図20に示す従来例では、放電ランプ冷却に重点を置き、必要な風圧が得られるファン回転数で軸流ファンを駆動していた。この場合、リフレクタ部は必要以上の風量が供給されてしまうため、大きな騒音を生じさせていた。
そこで、本発明は投射表示装置用の光源ユニットにおいて、装置コストの軽減を図りつつ、低騒音でかつ高効率な冷却を実現することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の光源ユニットは、放電ランプと、該放電ランプの光を反射するリフレクタと、前記放電ランプおよび前記リフレクタに冷却風を送る軸流ファンと、該軸流ファンから前記リフレクタに設けられた切欠き部を介して前記放電ランプに前記冷却風を導く導風手段とを有し、前記導風手段は、前記軸流ファンの回転方向に対して略直交する方向に延びる複数の整流板を備えており、前記複数の整流板は、前記軸流ファンの回転軸の方向における長さが、前記軸流ファンの回転方向に順に、前記軸流ファン側に長くなるように、互いに異なることを特徴としている。
本発明によれば、投射表示装置用の光源ユニットにおいて、装置コストの軽減を図りつつ、低騒音でかつ高効率な冷却を実現することができる。
以下に、本発明の実施例および参考例について図面を参照しながら説明する。
(参考例1)
参考例1は、少なくとも2つの整流板で構成された導風手段により、軸流ファンから送られる風の一部を高風圧で流速の速い風に変換して、放電ランプに対し適切な冷却風を吹付ける投射表示装置(主に、天吊り対応型)に関するものである。
図1は参考例1の光源ユニットを備える投射表示装置の全体図を示している。図1中、K06は照明光学系および色分解合成光学系、K07は投射光学系、K08は外装キャビネット、K09は光学系K06下まで風を導くダクト、1は放電ランプ、2は放電ランプから発せられた光を反射するリフレクタ、3はリフレクタ2の側面4ヶ所に設けられている網状フィルター付き切欠き部、4は放電ランプ1およびリフレクタ2から構成される光源、5は光源4が収納される光源ケース、5aおよび5bは光源ケース5に設けられた開口、6は放電ランプ1およびリフレクタ2を冷却するための軸流ファン、6pは色分解合成光学系および照明光学系K06を構成する要素(例えば偏光板など)を冷却するための遠心ファン、7は軸流ファン6からの風を放電ランプに導く導風手段であり、複数の整流板で構成されている。8は軸流ファン6から送られた風を光源ケースに導く送風ダクト、9は光源4を冷却した風を排気するための排気ダクトを表す。
遠心ファン6pは送風ダクトK09に取り付けられ、ダクトK09は吸気口を設けた外装キャビネットK08に固定される。送風ダクトK09の上部には、色分解合成光学系を有する光学系K06が配置される。また、光源4は、光源4を保持する部材(不図示)を介して、光源ケース5内に収納され、固定される。
軸流ファン6は、光源ケース5の開口5aの近傍に冷却ファン保持台(不図示)を介して固定される。
外装キャビネットK08に設けられた吸気口(不図示)から外気を取り込んだ遠心ファン6pによって、冷却風は送風ダクトK09に送風され、送風ダクトK09の内部の風圧は高められる。送風ダクトK09の内部には導風壁(不図示)が設けられており、遠心ファン6pから送られた風は前記導風壁によって分配され、例えば光分解合成光学系に用いられている偏光板や光変換素子などの各発熱体まで延びたダクトによって導かれ、開放された吹出し口より吹出される。そして、吹出された空気は前記発熱体を冷却し外装キャビネットK08の内部に放出され、軸流ファン6に吸い込まれる。軸流ファン6から送風された空気は光源4を冷却し、排気ダクト9を介して外装キャビネット8の外部に排気される。
参考例1の光源ユニットの冷却について説明する。
図2(a)の導風手段7は、2種類の整流板7aと7bから構成されている。
なお図2(b)で示すような、切欠部3が、リフレクタ2側ではなく、光源保持部材側に設けられた光源ユニットも参考例1に含まれる。
参考例1における整流壁を71とする。
光源4は、光源4を保持する部材(不図示)を介して、光源ケース5内に収納され、固定される。ここで光源ケース5の側面には、軸流ファンから送風される風が光源に直接当たるように大きく第1の開口5aが設けられている。更に、光源4を冷却した後の空気が排気されるための第2の開口5b第1の開口5aと反対側の側面に設けられている。(不図示であるが、もしくは光源4の後方に設けられた構成でも良い。)また、軸流ファン6は、光源ケース5に設けられた第1の開口5aの近傍に冷却ファン保持台(不図示)を介して固定され、光源ケース5軸流ファン6との間に送風ダクト8が配置されている
ここで、リフレクタ2には、放電ランプ1へ冷却風が送り込みやすいようにリフレクタ2の上下左右の四面に切欠き部3が設けられており、切欠き部3には放電ランプ破裂時に、破片がリフレクタ外部へ飛び出す事を防止するために網状フィルターが設けられている。更に、前記4つの切欠き部3のうち軸流ファン6側の切欠き部3の近傍には、軸流ファンから送風された風を整流するための整流壁71が設けられており、整流壁71送風ダクト8に取り付けられている。このような構成をとることで、軸流ファン6から送風された冷却風の一部は、整流壁71を介して切欠き部3からリフレクタ2の内部へ進入し、放電ランプ1近傍へと送風され、放電ランプ1を冷却する。そして、それ以外の冷却風は送風ダクト8で光源ケース5内まで運ばれ、リフレクタ2の冷却を行う。その後、放電ランプ1およびリフレクタ2を冷却した風は、光源ケース5に設けられた第2の開口5bから排気ダクト(不図示)を介して装置外部に排気される。
次に参考例1における整流壁71の詳細形状について説明する。
図2(a)のA−A断面を図3に示す。
ここで、整流壁71は4つの整流壁によって四方を囲まれた、所謂ダクト形状をなす。図3に示すように、整流壁71は、軸流ファン6側(流入口)の断面積よりも、切欠き部3側(流出口)の断面積が小さくなるように傾斜している。このとき、図3の右方向から見て、軸流ファン6の回転する羽根が通過する位置に整流壁71の流入口が配置されている。(図2(a)参照)
このようにすることで、軸流ファン6の羽根が回転することによって生ずる風を、大きく開口させたダクト状の整流壁71の内部に大量に取り込むことができる。また、リフレクタ2の切欠き部3の方向に向かって、ダクト状の整流壁71の断面積を小さくすることで、ダクト状の整流壁71の内部に大量に取り込んだ風を圧縮し、風圧を高め、更に風速をも高めることが可能となる。その結果、リフレクタ2の切欠き部3に設けられた網状フィルターが冷却風の流れに対して大きな障害にならず、放電ランプ1の発光に伴う発熱によって生じる自然対流を打破して、リフレクタ2内部へ冷却風を送風することができ放電ランプを推奨温度範囲内に冷却することが可能となる。
また、ダクト状の整流壁71の内部に取り込まれなかった冷却風は、ほとんど圧縮されることなく大風量のまま、リフレクタ2の表面へ到達し、リフレクタ2および光源ケース5を広く冷却することが可能となる。そして、放電ランプを冷却し、切欠き部3から放出された熱風と一緒になって第2の開口5bを通過して、装置外部へ排気される。
このように構成することで、放電ランプ1には高風圧かつ風速の速い冷却風を供給することができ、リフレクタ2には大風量の風を供給することができるため、一方の条件を満たすための過剰なファン駆動は不要となり、低騒音の映像投影装置を実現することができる。
次に、軸流ファンから送られる風について説明する。
一般に軸流ファンでは傾斜して取り付けられた複数枚の羽が回転軸を中心に回転することで送風している。その結果、回転する羽から空気に与えられる力は、図13および図14に示すように、羽から押し出されることで及ぼされる回転軸方向の力F1と、羽が回転することで及ぼされる回転面上で加えられる力F2と、羽が回転することで及ぼされる遠心方向の力F3の合成力である。ファンから送風された空気は一旦送風されると、ほぼその慣性力で空気は送風されることとなる。そのため、軸流ファンから送風される空気は前述した力の影響によって、ファンの回転軸を中心に略渦状の流れを形成するように回転軸360°全周において、回転軸から離れる方向(遠心方向)に回転軸中心に回転しながら送風されていく。つまり回転軸横から見た図15ではWj1の方向に、回転軸方向から見た図16ではWj2方向に流れ出ることとなる。
そのため、放電ランプ1の冷却を行う場合、前記リフレクタ2に設けられた切欠き部3から放電ランプへ送風される冷却風は、整流壁71を介さずにリフレクタ2の内部へ送風した場合、ファン回転方向に依存した風向きを持ってしまう。
投射表示装置は、机上に設置する場合と、天井から上下反転させて吊るして設置する場合がある放電ランプ球体部の温度は、上部が高温となるため、設置状態によって高温となる場所が変化する。それに伴い、放電ランプ1冷却には光軸を中心として上下対称の冷却が必要である。しかしながら、前述したように、軸流ファンから送風される風の方向は回転方向に依存する。例えば、切欠き部3において、軸流ファン6の羽根がから上へ移動するように回転している場合、軸流ファン6から送風される風は、図3に示すW1のベクトル成分を持った風が送風されることになる。その結果、放電ランプ1の球体部の上部を冷却することは可能だが、天吊り状態で駆動した場合は球体部の下部(通常使用時の上部)を冷却してしまい放電ランプの推奨温度範囲内での使用が困難になる。そこで、参考例1の整流壁71を光軸を中心に略上下対称に構成することで、軸流ファン6から斜め方向に送られる風(例えば、図3のW1)を整流壁71で整流し、上下方向の成分を略取り除いた風に変換している。これにより、放電ランプ1を側面方向から光軸を中心に上下対称に冷却することが可能となり、上下が逆転する天吊り状態での投射表示装置の使用を可能なものとする。
更に軸流ファンから送られる風は、遠心方向成分を含むため、軸流ファン6の回転方向から離れる方向へ流れる。しかしながら、光源において特に高温となり、冷却が必要となるのは、放電ランプ1の球体部である。放電ランプ1の球体部は図17に示すように、リフレクタ内部の凹部近傍に位置するため、冷却を容易にするには該球体部近傍への送風が必要となる。そこで、光源4の光出射側のダクト壁面を形成する整流板7aを放電ランプ1の球体部に向けて傾斜させることで、放電ランプ1の球体部への送風が可能となり、放電ランプ1の冷却効率を高めることができる。その結果、ファン回転数を下げることができ、更なる低騒音化を図ることができる。
また、整流壁71は高温となる光源4の近傍に配置されることから、該整流壁71は高耐熱性の材質、例えば耐熱性プラスチックもしくはマグネシウムなどで作られていることが望ましい。
更に、整流板71は上述したように軸流ファンから風を導く送風ダクト8に持たせるのではなく、光源保持部材側にその機能を持たせるような構成でも良い。
また、切欠き部3がリフレクタに設けられている構成でも、光源保持部材に設けられている構成においても、切欠き部3が上下左右の4ヶ所に限らず、例えば左右の2ヶ所に設けられた構成においても本発明は適用可能である。この場合、軸流ファン6が配置されている側の切欠き部3の網状フィルターを省いても良い
(参考例2)
図4は参考例2の光源ユニット近傍を示す。以後、参考例2における整流壁(導風手段)を72とする。
整流壁72は参考例1の整流壁71と同様ダクト形状をなす。整流壁72は図4に示すように光源4の上下に位置するダクトで、光軸を中心に上下対称形状をしている。よって、以下に上部に設けられた整流壁についてのみ説明する。
整流壁72軸流ファン6側に冷却風の取り入れ口として開口を設け、リフレクタ2の上面に設けられた切欠き3近傍に整流壁72の吹出し口を設けた構成となっている。このとき、参考例1の整流壁71と同様に、整流壁72は吹出し口(流出口)近傍で、断面積が縮小するように傾斜している
このように構成することで、ダクト状の整流壁72の内部に取り込んだ風を圧縮し、風圧を高め、更に流速高めることが可能となる。その結果、リフレクタ2の切欠き部3に設けられた網状フィルターが冷却風の流れに対して大きな障害にならず、放電ランプ1の発光に伴う発熱によって生じる自然対流を打破して、リフレクタ2内部へ冷却風を送風することができ放電ランプを推奨温度範囲内に冷却することが可能となる。
また、ダクト状の整流壁72の内部に取り込まれなかった冷却風は、ほとんど圧縮されることなく大風量のまま、リフレクタ2の表面へ到達し、リフレクタ2および光源ケース5を広く冷却することが可能となる。そして、放電ランプ1を冷却し、切欠き部3から放出された熱風と一緒になって第2の開口5bを通過して、装置外部へ排気される。
このように構成することで、放電ランプ1には高風圧かつ風速の速い冷却風を供給することができ、リフレクタ2には大風量の風を供給することができるため、一方の条件を満たすための過剰なファン駆動は不要となり、低騒音の投射表示装置を実現することができる。
また、参考例1と同様に、天吊り状態での使用可能にする為に、整流壁72は、通常状態で使用するときは、光源4下に設けられた整流壁72の入り口をシャッター部材(不図示)で閉じる機構有する。また、該シャッター部材は、反対側の整流壁72の入り口にも設けられ、天吊り状態で使用するときには、天吊り状態での下側(通常使用時の上側)が塞がれる機構を有する。このようにすることで、常に放電ランプ1の球体部上を上方から冷却することが可能となる。
さらに、整流壁72の吹出し口は、放電ランプ1の球体部近傍に向けて開口していることで、より球体部の冷却を効率良く行うことができるようになり、軸流ファン6のファン回転数を低減することができる。
また、整流壁72は高温となる光源4の近傍に配置されることから、整流壁72は高耐熱性の材質、例えば耐熱性プラスチックもしくはマグネシウムなどで作られていることが望ましい。
なお、上記の光源ユニットの他にも、図2(b)で示すような、切欠き部3が、リフレクタ側ではなく、光源保持部材側に設けられた光源ユニットも参考例2に含まれる。
図5は実施例1の光源ユニット近傍を示す。以後、実施例1における整流壁(導風手段)を73、整流壁73を構成する整流板を整流板73aおよび整流板73bと示す。
実施例1では、図6に示すように、リフレクタ2の切欠き部3に対向する位置に、軸流ファン6の回転方向に対して略直交する方向に延びる4枚の整流板73bが略平行に設けられている。このとき、光源4の光軸に垂直な方向(軸流ファン6の回転軸の方向)における整流板73bの長さを、軸流ファン6の回転方向に順に、軸流ファン6側に長くなるように、異ならせている(図7参照)。このように構成することで、整流板73bは斜め下方向に開口が大きくなる。図7は図6を紙面左方向から見た形状を示している。図8は、図7のC部の拡大図である。軸流ファン6から送られてくる風は、図8のW2に示すように、軸流ファンの羽から押し出されることで及ぼされる回転軸方向の力と、羽が回転することで及ぼされる回転面上で加えられる力と、羽が回転することで及ぼされる遠心方向の力の合成ベクトル方向に送風される。そのため、上述したような斜め下方向に開口73sを大きくすることで図12および図中Dの拡大図である図9風Wj3に対する開口112sよりも多くの風が整流板73bの間を流れることになる。その結果、整流板間で風圧が高められ、風速も速くなる。
このような構成をとることで、リフレクタ2の切欠き部3に設けられた網状フィルターが冷却風の流れに対して大きな障害にならず、放電ランプ1の発光に伴う発熱によって生じる自然対流を打破して、リフレクタ2内部へ冷却風を送風することができ放電ランプを推奨温度範囲内に冷却することが可能となる。
また、整流壁73の内部に取り込まれなかった冷却風は、ほとんど圧縮されることなく大風量のまま、リフレクタ2の表面へ到達し、リフレクタ2および光源ケース5を広く冷却することが可能となる。そして、放電ランプを冷却し、切欠き部3から放出された熱風と一緒になって開口5bを通過して、装置外部へ排気される。
このように構成することで、放電ランプ1には高風圧かつ風速の速い冷却風を供給することができ、リフレクタ2には大風量の風を供給することができるため、一方の条件を満たすための過剰なファン駆動は不要となり、低騒音の投射表示装置を実現することができる。
また、参考例1と同様に、軸流ファン6の回転方向に平行で、かつ、光源4の光出射側に配置されている整流板73aを放電ランプ1の球体部に向けて傾斜させることで、放電ランプ1の球体部の冷却効率を高めることができる。その結果、ファン回転数を下げることができ、更なる低騒音化を図ることができる。
更に、整流板73bの切欠き部3側を、放電ランプ1の光軸を中心として略上下対称に構成することで、放電ランプ1を略真横から略上下対称に冷却することができ、天吊り状態での使用にも対応することができる。
なお、上記の光源ユニットの他にも、図2(b)で示すような、網状フィルター付切欠き部3が、リフレクタ側ではなく、光源保持部材側に設けられた光源ユニットも実施例1に含まれる。
また、整流壁73は軸流ファン6から風を導く送風ダクト8に持たせるのではなく、光源保持部材側にその機能を持たせるような構成でも良い。
また、切欠き部3がリフレクタに設けられている構成でも、光源保持部材に設けられている構成においても、切欠き部3が上下左右の4ヶ所に限らず、例えば左右の2ヶ所に設けられた構成においても本発明は適用可能である。この場合、軸流ファン6が配置されている側の切欠き部3の網状フィルターを省いても良い
また整流壁73は高温となる光源4の近傍に配置されることから、整流壁73は高耐熱性の材質、例えば耐熱性プラスチックもしくはマグネシウムなどで作られていることが望ましい。
さらに、図10に示すように、整流板73bについて、軸流ファン6側における断面積が大きく、光源4側における断面積が小さくなるように傾斜させた整流板73b´へ変更することで、整流板73b´内を通過する冷却風の圧力を高め、風速を速くすることで、前述した効果を高めることができる。
図11は実施例2の光源ユニット近傍を示している。
実施例2の整流壁74は、整流板74aおよび整流板74bにより構成されている。
整流壁74は実施例1と同様に、リフレクタに設けられている4つの切欠き部3のうち軸流ファン6側の切欠き部3の近傍に設けられており、整流壁74送風ダクト8に取り付けられている
整流板74bは、軸流ファン6側の軸流ファン6の回転方向に対して略直交する方向に、例えば4枚設けられているまた、光源4側の端は放電ランプ1に対して平行であり、整流壁74を通過してきた風は、放電ランプ1の側面から上下略対称に送風される
また、整流壁74の軸流ファン6側の開口が斜め下方向を向くように、整流壁74を下方向に湾曲させている。そのため、4枚の整流板74bは湾曲内側の壁ほど長さが短く、湾曲外側の壁ほど長さが長いように整流板74bの長さが異なっている
軸流ファン6から送られてくる風は、図11中のW3に示すベクトルを持つため導風壁74aは軸流ファン6から送られる風の向きW3に対して開口の大きい導風壁となり、より多くの風が導風壁の間を流れることになるため、整流壁74で風圧が高められ、かつ風速も速くなる。その結果、リフレクタ2の切欠き部3に設けられた網状フィルターが冷却風の流れに対して大きな障害にならず、放電ランプ1の発光に伴う発熱によって生じる自然対流を打破して、リフレクタ2内部へ冷却風を送風することができ、放電ランプ1を推奨温度範囲内に冷却することが可能となる。
また、整流壁74の内部に取り込まれなかった冷却風は、ほとんど圧縮されることなく大風量のまま、リフレクタ2の表面へ到達し、リフレクタ2および光源ケース5を広く冷却するそして、放電ランプを冷却し、切欠き部3から放出された熱風は、第2の開口5bを通過して、装置外部へ排気される。
このように構成することで、放電ランプ1には高風圧かつ風速の速い冷却風を供給することができ、リフレクタ2には、大風量の風を供給することができるため一方の条件を満たすため過剰なファン駆動は不要となり、低騒音の映像投影装置を実現することができる。
また、実施例1と同様に、軸流ファン6の回転方向に平行で、かつ、光源4の光出射側の整流板74aを放電ランプ1の球体部に向けて傾斜させることで、放電ランプ1の球体部への送風が可能となり、放電ランプの冷却効率を高めることができる。
また、導風壁74は高温となる光源近傍に配置されることから、導風壁74は高耐熱性の材質、例えば耐熱性プラスチックもしくはマグネシウムなどで作られていることが望ましい。
実施例1および実施例2では、軸流ファンの回転方向が吸気方向からみて、時計回り方向である例を示したが、反時計回りの回転方向のファンであっても、本発明を適用することができる。
また、リフレクタ2の切欠き部3に網状フィルターが設けられた構成を説明したが網状フィルターが切欠き部3の近傍に設けられている場合でも同様の効果が得られる。
なお、参考例1、2および実施例1、2係る投射表示装置と、これに画像信号を供給する画像信号供給装置(例えば、パーソナルコンピュータ、ビデオカメラ、デジタルカメラ等)と、を組合せれば、会議や説明会や上映会等で好適な画像投射システムを提供することができる。このとき、反射型液晶表示装置と画像信号入力装置の間の通信は、通信ケーブルを介したものでも、無線LANシステムを利用したものでも構わない。
参考例1の整流壁を装着した装置全体図。 (a)(b)参考例1の整流壁を装着した光源周辺図。 参考例1の整流壁を装着した光源周辺側面図。 参考例2の整流壁を装着した光源周辺図。 実施例1の整流壁を装着した光源周辺図。 実施例1の整流壁を装着した光源周辺図。 実施例1の整流壁を装着した光源周辺図。 実施例1の詳細説明図。 従来例における整流壁の詳細図。 実施例1の応用図。 実施例2の整流壁を装着した光源周辺図。 従来例における整流壁を装着した光源周辺図。 軸流ファンから風へ及ぼす力の説明図。 軸流ファンから風へ及ぼす力の説明図。 軸流ファンから流れ出る風の向きを示す図。 軸流ファンから流れ出る風の向きを示す図。 高出力ランプの構成図。 従来例における光源冷却構成を示す図。 従来例における光源冷却構成を示す図。 従来例における光源冷却構成を示す図。
1 放電ランプ
2 リフレクタ
切欠き部
4 光源
5 光源ケース
5a、5b 光源ケースに設けられた開口
軸流ファン
6p 遠心ファン
7 導風壁
71、72、73、74 整流壁
8 送風ダクト
9 排気ダクト
W、W1、W2、W3、Wj1.Wj2、Wj3 風の流れ
F1、F2、F3 力
101 放電ランプ
102 リフレクタ
103 防爆ガラス
104 光源
105 切欠き部
106 照明光学系および色分解合成光学系
107 投射光学系
108 外装キャビネット
109 ダクト
110a、110b、110c、110d 冷却ファン
111 光源ケース
112 整流壁
112h 整流壁における実際の隙間
112s 整流壁における開口

Claims (3)

  1. 放電ランプと、該放電ランプの光を反射するリフレクタと、前記放電ランプおよび前記リフレクタに冷却風を送る軸流ファンと、該軸流ファンから前記リフレクタに設けられた切欠き部を介して前記放電ランプに前記冷却風を導く導風手段とを有し、
    前記導風手段は、前記軸流ファンの回転方向に対して略直交する方向に延びる複数の整流板を備えており、
    前記複数の整流板は、前記軸流ファンの回転軸の方向における長さが、前記軸流ファンの回転方向に順に、前記軸流ファン側に長くなるように、互いに異なることを特徴とする光源ユニット。
  2. 請求項1に記載の光源ユニットからの光を用いて、画像表示素子上に形成された画像を被投射面に投射する投射表示装置。
  3. 請求項2に記載の投射表示装置と、前記投射表示装置に画像信号を供給する画像信号供給装置とを備える画像投射システム。
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