JP4767222B2 - 電流制限システム - Google Patents

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Description

本発明は、例えば家電機器の電流を制御する電流制限システムに関するものである。
配電盤に電流監視装置をつけ、容量オーバーになったらブレーカーを落とすシステムが公知になっている。また、電流制御可能な機器に対しては個別に制御用アダプタを有線接続し電流制限を行うものが示されている(例えば、特許文献1参照)。
また、配電盤に電流監視装置を付け、優先度を決めて集中制御を行うものが示されている(例えば、特許文献2参照)。
特開昭63−290342号公報 特開平03−291447号公報
しかしながら、前述した従来の技術では、配電盤を新たな制御可能な配電盤に置き換えるか、電流監視装置付の配電盤を新たに設け、電流が閾値を超えた場合にのみブレーカを落とす方式であり、決められたブレーカのみを落とすため、使用している機器を落とされたり、異常がある機器を落とせず全体のブレーカが落ちたりする。
空調機などに端末器を備え、集中管理装置から有線で接続し集中管理を行う方式もあるが、空調機に端末器を工事により取り付け、配電盤にも工事が必要になる。また、優先順位の設定もどの空調機がどのような設定にするか設定も煩雑であった。
本発明は、前記のような課題を解決するためになされたもので、第1の目的はユーザでも簡単に組み立てることのできる電流制限システムを得るものであり、第2の目的は過負荷時に家電機器の電流を制限してメインブレーカが切れないようにする電流制限システムを得るものであり、第3の目的は短絡時に家電機器の電流を遮断し、かつ、短絡した家電機器を特定する電流制限システムを得るものであり、また、第4の目的は消費電力の抑えられる電流制限システムを得るものである。
本発明に係る電流制限システムは、メインブレーカに流れる電流を監視する電流計測器と、分配ブレーカに接続されたコンセントおよび家電機器のプラグの双方を接続する電流制限用アダプタとを備え、電流計測器は、前記電流が予め設定された閾値に達すると予測した際に家電機器の電流を低下させる電流制限指令を電流制限用アダプタに送信し、その後、前記電流がさらに閾値に達すると予測した際には家電機器の電流を遮断させる電流制限指令を電流制限用アダプタに送信する電流監視部を有し、電流制限用アダプタは、電流を低下させる電流制限指令が受信されたとき、接続された家電機器が該当するか否かを判別し、該当するときには電流が低下するように家電機器を制御し、電流を遮断させる電流制限指令が受信されたとき、接続された家電機器が該当するか否かを判別し、該当するときには家電機器の電流を遮断する機器電流制御部と、家電機器への電流の低下あるいは遮断に応じてその旨を報知する報知手段とを有している。
本発明の電流制限システムによれば、電流計測器と、分配ブレーカに接続されたコンセントと家電機器のプラグの双方を接続する電流制限用アダプタとで電流制限システムを構築したので、ユーザでも容易に電流制限システムを組み立てることができる。また、電流計測器により、メインブレーカに流れる電流が予め設定された閾値に達すると予測されたときには該当する家電機器の電流を低下させ、その電流がさらに閾値に達すると予測された際には該当する家電機器の電流を遮断する。これにより、過負荷でメインブレーカが切れるということがなくなっている。
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1に係る電流制限システムの構成を示すブロック図、図2は実施の形態1の電流制限システムにおける電流計測器およびエアコン対応の電流制限用アダプタの構成を示すブロック図、図3は他の電流制限用アダプタの構成を示すブロック図、図4は電流計測器およびエアコン対応の電流制限用アダプタの外観を示す正面図、図5は他の電流制限用アダプタの外観を示す正面図、図6は電流計測器による電流制限のタイミングを説明するための波形図である。
実施の形態1の電流制限システムは、図1に示すように、分電盤1のメインブレーカ2に流れる家電機器7の総電流を監視する電流計測器4と、分配ブレーカ3に接続されたコンセント5と家電機器7のプラグとの間に介在して双方を接続する電流制限用アダプタ6、61とで構成されている。本システムにおいては、一例として、家電機器7である2台のエアコンに電流制限用アダプタ6が使用され、エアコン以外の例えば電気ポットに電流制限用アダプタ61が使用されているものとする。
電流計測器4は、図2(a)に示すように、家電機器7の総電流を検出し直流に変換する電流検出部4aと、商用電源から所定の直流電圧Vccを生成し内部の各部に供給する電源回路4bと、電流監視部4cと、上限電流設定部4dと、無指向性の無線を送信する通信部4eとを備えている。電流検出部4aは、メインブレーカ2に接続されたケーブルに着脱自在のクリップ型電流プローブを有している。このクリップ型により、分電盤1を取り替えることなく容易に装着できる。
電流監視部4cは、例えばMCU(マイクロ・コントローラ・ユニット)からなり、電流検出部4aにより検出された総電流を読み込んで電流変化(di/dt)を算出する。この電流変化が図6の実線に示すように急峻に推移し、Δt1後に閾値に達すると予測したとき、また、電流変化(di/dt)が同図に示すように緩やかに推移し、Δt2後に閾値に達すると予測したときは、過負荷と判断して電流制限指令を通信部4eから送信する。この電流制限指令を送信する際、後述するが、優先度の高い順に受信されるようにする。また、電流監視部4cは、電流制限指令により総電流が解除値を下回ったときは解除指令を通信部4eから送信する。なお、図6に示す破線は電流制限をかけたときの総電流の推移である。解除値は、設定された閾値に応じて算出されたものである。
上限電流設定部4dは、図4(a)に示すように電流計測器4の正面に設けられ、一桁毎に設けられたダイヤルを回すことによって、前記の閾値を任意に設定できるようになっている。この上限電流設定部4dにより設定された閾値は、電流監視部4cによって読み込まれる。閾値は、メインブレーカ2の遮断電流より低い電流値である。なお、上限電流設定部4dによる閾値の設定はダイヤルで行うようにしているが、これに代えて、ボタン操作で閾値を設定できるようにしても良い。また、閾値の設定の仕方として、例えば、電流計測器4に赤外線通信部を設けておき、携帯電話機によってインターネット上のサーバから適合するメインブレーカ2の遮断電流等の情報を取得し、この情報から最適な閾値を判別して携帯電話機から電流計測器4の赤外線通信部(図示せず)に受信させて設定するようにしても良い。
電流制限用アダプタ6は、前述の如くエアコン対応用のアダプタで、図2(b)に示すように、分配ブレーカ3に接続されたコンセント5に差し込むためのプラグ6aと、家電機器7のエアコンに設けられたプラグと接続するためのコンセント6bと、商用電源から所定の直流電圧Vccを生成し内部の各部に供給する電源回路6cと、機器電流制御部6dと、報知手段である表示部6eおよび音声出力部6fと、無指向性の無線を受信する通信部6gと、エアコン(室内機)に送信するための赤外線通信部6hと、優先度設定部6iとを備えている。
プラグ6aは、図4(b)に示すように、電流制限用アダプタ6の上部に厚み方向に回動自在に取り付けられ、コンセント6bは、電流制限用アダプタ6の正面に配置されている。表示部6eは、電流制限用アダプタ6の正面に幅方向に一列に配列されたLEDからなっている。その内訳は、運転中である旨を知らせるLEDと、家電機器7のエアコンに電流制限をかけたときに点灯するLEDとでなっている。音声出力部6fは、図示していないが、音声ドライバIC、増幅器およびスピーカからなっている。
また、図4(b)に示す優先度設定部6iは、電流制限を行う優先順位を設定するためのもので、長手方向に摺動可能なつまみを有し、このつまみの操作による優先度の高・中・低の何れかの選択に応じて信号を機器電流制御部6dに出力する。本アダプタ6では、前述の如くエアコン対応用であるため、優先度が「高」に設定される。これは、ある程度室温が安定していれば一時的に電流を制限しても支障が無いからである。なお、本アダプタ6に人感センサを接続し、人の在、不在からエアコンの電流を制限したり、また、室内の温度や湿度を検出するセンサを設け、検出結果に基づいてエアコンの電流を制限することも可能である。
機器電流制御部6dは、例えばMCUからなり、通信部6gを通じて電流制限指令を検知したときに、その指令から優先度「高」に対するものか否かを判別し、優先度「高」に対するものと判断したときは家電機器7のエアコンの運転を送風に切り替える送風信号を赤外線通信部6hから送信し、エアコンの冷房運転(又は暖房運転)を送風運転に切り替えさせ電流を制限する。この時、その旨を表示部6eのLEDを点灯して知らせるとともに、電流制限を行った旨を音声出力部6fから音声で知らせる。前述した電流制限とは、家電機器に流れる電流を下げたり、遮断することである。前記の送風信号は、エアコンを遠隔操作するリモコンから送信される信号と同一で、予めエアコンの機種に対応して設定されている。なお、本アダプタ6に設定されている送風信号を例えば携帯電話機で設定しても良い。例えば、インターネット上のサーバにアクセスして使用中のエアコンの操作情報(送風信号)を取得し、これを携帯電話機から本アダプタ6の赤外線通信部6hに受信させて設定するようにしても良い。
電流制限用アダプタ61は、エアコン以外の家電機器対応用のアダプタで、図3および図5に示すように、プラグ61aと、コンセント61bと、電源回路61cと、機器電流制御部61dと、報知手段である表示部61eおよび音声出力部61fと、無指向性の無線を受信する通信部61gと、優先度設定部6iと、プラグ61aとコンセント61bとの間に挿入された常閉接点を有するリレー回路61jとを備えている。本アダプタ61では、優先度設定部6iにより「中」の優先度が設定されている。優先度「中」は、電源を一時的に遮断しても支障のない電気ポットや電気湯沸器等に対して設定される。なお、優先度「低」は、電流を制限したり遮断できない炊飯器に対して設定される。
電流制限用アダプタ61の機器電流制御部61dは、エアコン対応用のものと同様に、MCUからなり、通信部6gを通じて電流制限指令を検知したときに、その指令から優先度「中」に対するものか否かを判別し、優先度「中」に対するものと判断したときは、リレー回路61jを駆動して常閉接点をオフし、家電機器7の電気ポットの電流を遮断して、メインブレーカに流れる総電流を低下させる。
前記のように構成された電流制限システムにおいては、電流計測器4から例えば電流制限指令が無線で送信されると、コンセント5に接続された電流制限用アダプタ6、61の各通信部6g、61gがそれぞれ受信する。この時、各通信部6g、61gは、受信電波から電流制限指令を検波し、それぞれの機器電流制御部6d、61dに出力する。電流制限用アダプタ6の機器電流制御部6dは、電流制限指令から優先度「高」に対するものか否かを判別し、優先度「高」に対するものと判断したときは、それぞれエアコンの運転を送風に切り替える送風信号を赤外線通信部6hから送信し、エアコンの冷房運転を送風運転に切り替えさせ電流を制限する。この時、機器電流制御部6dは、電流制限を行った旨を表示部6eのLEDを点灯して知らせるとともに、電流制限を行った旨を音声出力部6fから音声で知らせる。
一方、電流制限用アダプタ61の機器電流制御部61dは、通信部61gを通して電流制限指令を読み込んだ際に、優先度「中」に対するものか否かを判別する。この場合は、前述の如く優先度「高」に対するものであるため、電流計測器4から送信された電流制限指令に対して無視する。
再び、電流計測器4から電流制限指令が送信されたときは、エアコン対応の電流制限用アダプタ6は無視し、電流制限用アダプタ61は、優先度「中」に対するものか否かを判別する。優先度「中」に対するものと判断したときは、リレー回路61jを駆動して常閉接点をオフし、家電機器7の電気ポットに流れる電流を遮断する。この時、電流制限を行った旨を表示部61eのLEDを点灯して知らせるとともに、電流制限を行った旨を音声出力部61fから音声で知らせる。この報知により、ユーザが電気ポットの電源スイッチをオフにする。
一方、電流計測器4は、電流制限指令を送信した後に、電流検出部4aによって検出された総電流が電流制限の解除値を下回ったか否かを判定しており、2台のエアコンの電流制限および電気ポットのオフにより総電流が解除値を下回ったときに解除指令を電流制限用アダプタ6、61に送信して、点灯中のLEDを消灯させる。この場合、電気ポットに接続された電流制限用アダプタ61の機器電流制御部61dは、リレー回路61jの駆動を停止し常閉接点を復帰させる。
以上のように実施の形態1によれば、クリップ型電流プローブを有する電流計測器4と、分配ブレーカ3に接続されたコンセント5および家電機器7のプラグの双方を接続する電流制限用アダプタ6、61とで電流制限システムを構築したので、ユーザでも容易に,しかもメーカの異なる家電機器でも電流制限システムを組み立てることができ、また、電流計測器4により過負荷と判断されたとき、電流制限用アダプタ6がエアコンの運転を送風に切り替えさせて電流を制限し、電流制限用アダプタ61が電気ポットの電源を一時的に遮断するようにしたので、過負荷でメインブレーカ2が切れるということがなくなった。
なお、実施の形態1では、家電機器7の電流制限を優先度設定部6i、61iによって設定された優先度に従って行うようにしたが、これに限定されることはなく、電流制限システム上の電流制限用アダプタ6、61に対し一斉に電流制限(遮断)を行わせるようにしても良い。
また、自動的に優先順位を決定するようにしても良い。例えば、電流制限用アダプタ6、61の機器電流制御部6d、61dは、本システムが構築されてから所定期間の間、家電機器7の運転時の電流値、最大電流値、使用頻度等を情報として収集し、これら情報に基づいて優先順位を決定する。使用頻度が低く、電流値や最大電流値の大きいエアコンを「高」とし、使用頻度、電流値や最大電流値が中程度の家電機器7を「中」とし、使用頻度が多く、電流値や最大電流値が中程度の家電機器を「低」とする。使用頻度の高低、電流値や最大電流値の大小の比較は、システム上の電流制限用アダプタ6、61の機器電流制御部6dが相互に情報を交換して行う。
また、過負荷時、電流制限用アダプタ6、61によって家電機器7の電流を制限(遮断)するようにしたが、短絡時に家電機器7の電流を遮断するようにしても良い。例えば、電流制限用アダプタ6、61にそれぞれ電流検出部と遮断を知らせるLED(共に図示せず)とを設け、異常に急峻な電流変化を検知したとき短絡と判断して、電流制限用アダプタ6の場合は、赤外線通信部6hから運転停止信号をエアコンに送信して運転を停止させ、電流制限用アダプタ61の場合は、前記と同様にリレー回路61jを駆動して常閉接点をオフし電気ポット等の家電機器7を停止させる。この時、各アダプタ6、61の表示部6e、61eのLED(図示せず)を点灯させてその旨を知らせるとともに、音声出力部6e、61eから遮断した旨を音声で知らせる。この制御は、それぞれの機器電流制御部6d、61dによって行われる。
このように構成した場合、前述した効果に加え、表示部6e、61eを通して短絡の家電機器7を特定でき、分配ブレーカの遮断をなくすことが可能になり、このため、同一分岐回路上の他の家電機器への通電を遮断するということがなくなった。
実施の形態2.
実施の形態2は、メインブレーカ2に流れる電流を積算し、積算電流が予め設定された総電流値に近づいたときに、積算電流が総電流値以内になるように電流制限用アダプタ6、61に接続された家電機器7の電流を制限(遮断)するようにしたものであり、以下、図面を用いて説明をする。
図7は実施の形態2の電流制限システムにおける電流計測器の外観を示す正面図である。なお、実施の形態2の電流制限システムについては、実施の形態1と同じであるため、図1〜図5を用いて説明をする。
実施の形態2における電流計測器4は、図7に示すように、正面に上限電流設定部4dの他に、総電流設定部4fが設けられている。この総電流設定部4fは、例えば一ヶ月間に使用する電流の目標総電流値を設定するためのもので、一桁毎に設けられたダイヤルにて任意に設定できるようになっている。総電流設定部4fによって設定された総電流値は電流監視部4cによって読み込まれる。
次に、実施の形態2の動作を図8を用いて説明する。図8は実施の形態2における家電機器の積算電流値の推移を示す図である。
電流監視部4cは、電流検出部4aにより検出されたメインブレーカ2に流れる電流を積算し、総電流設定部4fによって設定された総電流値と比較する。積算電流が総電流値に近づいたときに、電流制限指令を通信部4eから送信する。一方、電流制限用アダプタ6、61に電流制限指令が受信されると、電流制限用アダプタ6の機器電流制御部6dは、電流制限指令を読み込み、その指令に応じて送風信号を赤外線通信部6h、61hからエアコンに送信し、エアコンの運転を送風運転に切り替えさせ、積算電流の増加を低減させる。この時、その旨を表示部6eのLED点灯で知らせるとともに、音声出力部6fから音声で知らせる。一方、電流制限用アダプタ61の機器電流制御部61dは、電流制限指令を読み込み、その指令に応じてリレー回路61jを駆動し常閉接点をオフして電気ポットの電流を遮断させ、積算電流の増加を低減させる。この時、前記と同様にその旨を表示部61eのLED点灯で知らせるとともに、音声出力部61fから音声で知らせる。
エアコンに対する電流制限として、送風運転の他に、設定温度を変更させるようにしても良い。冷房運転の場合は28℃になるようにし、暖房の場合は20℃になるようにする。これでも積算電流が総電流値に近づくときは、送風運転に切り替えるようにする。また、実施の形態1で述べたように、電流制限を行うエアコンの優先順位を決めるようにしても良い。
以上のように実施の形態2によれば、積算電流が目標の総電流値に近づいたときに、家電機器7のエアコンや電気ポットに電流制限をかけて総電流値以内になるようにしたので、実施の形態1の効果に加え、消費電力を意識せずに抑えることができる。
実施の形態3.
図9は本発明の実施の形態3に係る電流制限システムの構成を示すブロック図、図10はエアコン対応の電流制限用アダプタの構成を示すブロック図、図11はエアコン対応の電流制限用アダプタの外観を示す正面図、図12は他の電流制限用アダプタの構成を示すブロック図、図13は他の電流制限用アダプタの外観を示す正面図である。なお、図1〜図5で説明した実施の形態1と同一又は相当部分には同じ符号を付して説明を省略する。
本システムは、図9に示すように、分配ブレーカ3に接続されたコンセント5と家電機器7のプラグとの間に介在して双方を接続する複数の電流制限用アダプタ6、61によって構成されている。このシステムにおいては、一例として、家電機器7のエアコンに電流制限用アダプタ6が使用され、エアコン以外の例えば電気ポットに電流制限用アダプタ61が使用されている。
電流制限用アダプタ6は、前述の如くエアコン対応用のアダプタで、図10に示すように、プラグ6aと、コンセント6bと、電源回路6cと、機器電流制御部6dと、報知手段である表示部6eおよび音声出力部6fと、無指向性無線用の通信部6gと、赤外線通信部6hと、優先度設定部6iと、電流検出部6kと、上限電流設定部6mとを備えている。
電流制限用アダプタ6の表示部6eには、図11に示すように、運転中と電流制限中を知らせるLEDの他に、電流の遮断を知らせるLEDが配置されている。また、電流制限用アダプタ6の正面には、上限電流設定部6mが設けられている。本アダプタ6には、優先度設定部6iによって優先度「高」が設定されているものとする。
電流制限用アダプタ61は、エアコン以外の家電機器対応用のアダプタで、図12に示すように、プラグ61aと、コンセント61bと、電源回路61cと、機器電流制御部61dと、報知手段である表示部61eおよび音声出力部61fと、無指向性の無線を送受信する通信部61gと、優先度設定部6iと、プラグ61aとコンセント61bとの間に挿入された常閉接点を有するリレー回路61jと、その常閉接点とコンセント61bとの間に挿入されたシャント抵抗(図示せず)を有する電流検出部61kと、上限電流設定部61mとを備えている。
電流制限用アダプタ61の表示部61eには、図13に示すように、運転中と電流制限中を知らせるLEDの他に、電流の遮断を知らせるLEDが配置されている。また、電流制限用アダプタ61の正面には、前記と同様に上限電流設定部61mが設けられている。本アダプタ61には、優先度設定部61iによって優先度「中」が設定されているものとする。なお、優先度「低」は、前述したように電流を制限したり遮断できない炊飯器等に対して設定される。前述した上限電流設定部6m、61mは、分配ブレーカ3における短絡を予測するための閾値(分配ブレーカ3の遮断電流より低い値)を設定するためのものである。
機器電流制御部6d、61dは、それぞれ家電機器7の電流を電流検出部6k、61kを通して検出し、その電流を相互に通信して本システム上の電流を入手し、自己の電流と加算して合計の電流変化(di/dt)を算出する。そして、合計の電流変化が急峻に増加したか否か、また、緩やかに増加しているか否かを監視する。合計の電流変化が急峻に増加し、Δt1後に閾値に達すると予測したとき、また、合計の電流変化が緩やかに増加し、Δt2後に閾値に達すると予測したときは(図6参照)、過負荷と判断する。
電流制限用アダプタ6の機器電流制御部6dは、過負荷と判断したとき、自己に設定されている優先度が「高」か否かを判別し、この場合は「高」であるため、エアコンの電流を制限させる例えば送風信号を赤外線通信部6hから送信し、エアコンの例えば冷房運転(又は暖房運転)を送風運転に切り替えさせ電流を制限する。この時、その旨を表示部6eのLEDを点灯して知らせるとともに、電流制限を行った旨を音声出力部6fから音声で知らせ、かつ、その旨を他の電流制限用アダプタ6、61にそれぞれ知らせる。この場合、もう一つの電流制限用アダプタ6から同じ内容の知らせが入ってくる。
この後に、それぞれの機器電流制御部6d、61dが再び過負荷を検知したときは、自己に設定されている優先度が「中」か否かを判別する。この場合は、電流制限用アダプタ61の機器電流制御部61dがリレー回路61jを駆動して常閉接点をオフし家電機器7(電気ポット)への電流を遮断する。この時、その旨を表示部61eのLEDを点灯して知らせるとともに、電流制限を行った旨を音声出力部61fから音声で知らせ、かつ、その旨を他の電流制限用アダプタ6、61にそれぞれ知らせる。この報知により、ユーザが電気ポットの電源スイッチをオフする。そして、合計の電流値が解除値を下回ったときに、それぞれ点灯中のLEDを消灯させる。この場合、電気ポットに接続された電流制限用アダプタ61の機器電流制御部61dは、リレー回路61jの駆動を停止し常閉接点を復帰させる。
また、本システム上の電流制限用アダプタ6、61、つまり、それぞれの機器電流制御部6d、61dは、異常に急峻な電流変化があるか否かを監視しており、その急峻な電流変化を検知したときは短絡と判断して、電流制限用アダプタ6の場合は、赤外線通信部6hから運転停止信号をエアコンに送信して運転を停止させ、電流制限用アダプタ61の場合は、リレー回路61jを駆動して常閉接点をオフし電気ポットへの通電を遮断させる。この時、各アダプタ6、61の表示部6e、61eのLEDをそれぞれ点灯させてその旨を知らせるとともに、それぞれの音声出力部6e、61eから遮断した旨を音声で知らせ、かつ、その旨を他の電流制限用アダプタ6、61にそれぞれ知らせる。
以上のように実施の形態3によれば、電流制限システムを電流制限用アダプタ6、61のみで構築するようにしたので、ユーザでも簡単に、しかもメーカの異なる家電機器でも電流制限システムを組み立てることができ、また、過負荷時には家電機器7の電流を制限(遮断)するようにしたので、メインブレーカ2が切れるということがなくなり、さらに、短絡時には個々に家電機器7の電流を遮断するようにしたので、表示部6e、61eを通して短絡の家電機器7を特定でき、分配ブレーカの遮断をなくすことが可能になり、このため、同一分岐回路上の他の家電機器への通電を遮断するということがなくなった。
なお、実施の形態3では、家電機器7の電流制限を優先度設定部6i、61iによって設定された優先度に従って行うようにしたが、これに限定されることはなく、電流制限システム上の電流制限用アダプタ6、61が過電流を検知したとき一斉に電流制限を行うようにしても良い。
また、自動的に優先順位を決定するようにしても良い。例えば、電流制限用アダプタ6、61の各機器電流制御部6d、61dは、本システムが構築されてから所定期間の間、家電機器7の運転時の電流値、最大電流値、使用頻度等を情報として個々に収集し、これら情報を相互に通信してそれぞれ優先順位を決定する。使用頻度が低く、電流値や最大電流値の大きいエアコンを「高」とし、使用頻度、電流値や最大電流値が中程度の家電機器7を「中」とし、使用頻度が多く、電流値や最大電流値が中程度の家電機器を「低」とする。使用頻度の高低、電流値や最大電流値の大小の比較は、システム上の電流制限用アダプタ6、61の機器電流制御部6d、61dが行う。
また、電流制限用アダプタ6、61のうち何れかをマスタとし、それに設定された閾値を有効にするようにしても良い。また、設置されている全ての電流制限用アダプタ6、61の、閾値の最小値または最大値のどちらかを採用することにより設定の手間を省ける。また、その閾値が最小値または最大値であるかを確認可能なLEDなどの表示や音声で情報を提供することにより設定が容易になる。
実施の形態4.
実施の形態4は、電流制限用アダプタ6、61が相互に通信して家電機器7の電流を取得しかつ積算し、積算電流が予め設定された総電流値に近づいたときに、積算電流が総電流値以内になるように予め設定された優先度に従って家電機器7の電流を制限するようにしたものであり、以下、図面を用いて説明をする。
図14は実施の形態4の電流制限システムにおける電流制限用アダプタの外観を示す正面図である。図中の電流制限用アダプタは、エアコン対応のアダプタ6とそれ以外の家電機器対応のアダプタ61を併用して示している。なお、実施の形態4の電流制限システムについては、実施の形態3と同じであるため、図9、図10および図12を用いて説明をする。
図中に示す電流制限用アダプタ6、61は、正面に上限電流設定部6m、61mの他に、総電流設定部6n、61nが設けられている。この総電流設定部6n、61nは、例えば一ヶ月間に使用するシステム上の家電機器7の目標の総電流値を設定するためのもので、一桁毎に設けられたダイヤルにて任意に設定できるようになっている。総電流設定部6n、61nによって設定された総電流値は、同じ値になるように設定され、機器電流制御部6d、61dによって読み込まれる。なお、電流制限用アダプタ6には優先度「高」が設定され、電流制限用アダプタ61には優先度「中」が設定されているものとする。
例えば、機器電流制御部6d、61dは、それぞれ電流検出部6k、61kにより検出された家電機器7の電流を相互に送信し、かつ収集して積算し、それぞれ総電流設定部6n、61nによって設定された総電流値と比較する。積算電流が総電流値に近づいたときに、個々に優先度を確認する。この場合は、電流制限用アダプタ6に優先度「高」が設定されているので、機器電流制御部6dは、送風信号を赤外線通信部6hからエアコンに送信し、エアコンの例えば冷房運転を送風運転に切り替えさせ電流を制限する。この時、その旨を表示部6eのLEDを点灯して知らせるとともに、電流制限を行った旨を音声出力部6fから音声で知らせ、かつ、その旨を他の電流制限用アダプタ6、61にそれぞれ知らせる。この場合、もう一つの電流制限用アダプタ6から同じ内容の知らせが入ってくる。これにより、積算電流が下がった場合は、電流を積算する毎に総電流値と比較して総電流値に近づいたか否かを監視する。
また、積算電流が再び総電流値に近づいたときは、個々の電流制限用アダプタ6、61の機器電流制御部6d、61dは、自己に設定されている優先度が「中」か否かを判別する。この場合は、電流制限用アダプタ61の機器電流制御部61dがリレー回路61jを駆動して常閉接点をオフし家電機器7(電気ポット)への電流を遮断させる。この時、その旨を表示部61eのLEDを点灯して知らせるとともに、電流制限を行った旨を音声出力部61fから音声で知らせ、かつ、その旨を他の電流制限用アダプタ6、61にそれぞれ知らせる。
エアコンに対する電流制限として、送風運転の他に、設定温度を変更させるようにしても良い。冷房運転の場合は28℃になるようにし、暖房の場合は20℃になるようにする。これでも積算電流が総電流値に近づくときは、送風運転に切り替えるようにする。また、実施の形態1で述べたように、電流制限を行うエアコンの優先順位を決めるようにしても良い。
以上のように実施の形態4によれば、システム上の家電機器7の積算電流が目標の総電流値に近づいたときに、エアコンの電流を制限し、また、これでも駄目なら電気ポットの電源を一時的に遮断して総電流値以内になるようにしたので、実施の形態3の効果に加え、消費電力を意識せずに抑えることができる。
実施の形態1、2では、電流計測器4と電流制限用アダプタ6、61との間を無指向性の無線を用いて電流制限指令や電流遮断指令を伝送するようにし、また、実施の形態3、4では、電流制限用アダプタ6、61間を無指向性の無線を用いて家電機器7の電流値を相互に伝送するようにしたが、有線LAN、無線LANや、PLC(電力線通信)を用いて伝送するようにしても良い。
また、家電機器の電流変化から家電機器7の電流を制限(遮断)するようにしたが、電流計測器4に加速度センサや振動センサなど地震を検出する地震計測装置(図示せず)、また、煙検出センサ、サーモパイルセンサなど火災を検出する火災検出装置(図示せず)が個々に作動した際に、電流計測器4から電流制限指令を送信するようにしても良い。また、電流制限用アダプタ6、61のうち何れかが、前述した地震計測装置および火災検出装置の何れかの作動を検知したときに、その旨をシステム上の他の電流制限用アダプタ6、61に通知して個々に電流制限を行うようにしても良い。
実施の形態5.
実施の形態1〜4では、エアコン対応の電流制限用アダプタ6にエアコンの運転を送風運転に切り替えさせる送風信号が予め設定されていると述べたが、リモコンからの信号を受信できるようにしても良い。例えば電流制限用アダプタ6に、赤外線を送受信する赤外線通信部6hを設け、さらに、機器制御部(図示せず)を備える。この機器制御部は、赤外線通信部6hを通して受信されるリモコンからの信号を読み込んで保持する。信号として、エアコンの電流を制限するための送風信号と、送風運転に切り替える前の運転信号である。電流制限を行う際に機器電流制御部6dに送風信号を渡し、電流制限により過電流が解消されたときは送風運転に切り替える前の運転信号を赤外線通信部6hからエアコンに送信する。また、リモコンからの信号の受信や、赤外線通信部6hからエアコンへの送信が正確に行われるように、例えば、電流制限用アダプタ6の正面上部に、赤外線通信部6hが取り付けられた球状の回転部6pが回動自在に設けられている(図15参照)。
以上のようにリモコンからの信号を取得し、そして、それをエアコンに使用できるようにしたので、エアコンの機種やメーカに関係なく対応できるようになり、また、赤外線通信部6hの向きを自在に変えることができるので、指向性のある赤外線を確実に送受信できる。
また、図16に示すようにエアコン対応の電流制限用アダプタ6を例えばマスタとし、無線LANを用いてインターネット上のサーバ100からエアコンの操作に関わる情報をダウンロードして保持し、その情報を他のエアコン対応の電流制限用アダプタ6に転送するようにしても良い。また、同図に示すように携帯電話機101(携帯端末)のカメラでエアコン7のQRコードを取得し、これを基にインターネット上のサーバ100からエアコンの操作に関わる情報(送風信号や運転信号等)を取得し、それを携帯電話機101からエアコン対応の電流制限用アダプタ6に送信(赤外線通信)して設定するようにしても良い。また、前記と同様に携帯電話機101(携帯端末)のカメラでリモコン71のQRコードを取得し、これを基にインターネット上のサーバ100からリモコン71の操作信号に関わる情報(送風信号や運転信号等)を取得し、それを携帯電話機101からエアコン対応の電流制限用アダプタ6に送信(赤外線通信)して書き替えるようにしても良い。
さらに、USB経由でパソコンやUSBメモリ等から家電機器7の操作に関わる情報を取得できるようにしてもよく様々な家電機器7を操作可能になる。また、電流制限用アダプタ6、61を家電機器7の通信方式毎に取り替えるようにしても良いし、通信部6g、61gを取り外し可能な通信カードとしても良い。
また、例えば図17に示すように、エアコン7のコンセントが遠く、しかもそのコンセントに接続された電流制限用アダプタ6とエアコン7との赤外線通信が行えない場合、無線信号を赤外線に変換、また逆に赤外線を無線信号に変換する信号変換端末72をエアコン側に設置して電流制限用アダプタ6と通信を行えるようにする。この信号変換端末72により、電流制限用アダプタ6からの信号を確実にエアコン7に送ることができる。
電流制限用アダプタ6、61は、PLC(電力線通信)や有線LAN等の有線で通信を行う場合に接続間で自動設定を行う。相互にIPアドレス等のアドレスを交換してお互いに認識する。無線で接続を行う場合には、有線と違い隣接する住宅等や他の無線制御装置と混信する可能性がある。そこで、無線で通信を行う電流制限用アダプタ6、61の初期設定の場合には、電源投入後、一定時間以内に周囲にある、一定の電場強度以上の電流制限用アダプタと自動接続する。なお、工場出荷時に設定されたもので通信し、お互いのIPアドレス等を交換する方法や、UPnP(Universal Plug and Play)等を用いても良い。
初期設定が終わって通信が確立した後、設定変更、暗号化等を自動で行う。電流制限用アダプタ6、61に対しマスタとスレーブの関係を設定できる場合には、マスタの電流制限用アダプタに設定内容を合わせる。広範囲で時間がかかる場合は接続設定ボタン(図示せず)を押すまで終了しない方式をとれば全ての接続が完了してからどれか一つの電流制限用アダプタの接続設定ボタンを押せば終了可能である。
また、図18に示すように、電流制限用アダプタ6、61を家電機器7のエアコンのプラグと電源側のコンセント5に接続し、本アダプタ6、61にプッシュボタン等の接続設定ボタン(図示せず)を設け、ある一定時間内または接続設定ボタンを再度押されるまで、そのボタンが押された電流制限用アダプタ6、61同士で自動設定して接続を行う。なお、設定をマスタに設定されているシリアル番号等を利用してSSIDなどの通信設定を決めてもよいし、ランダムな英数字を組み合わせて設定しても良い。また、マスタではなく最初に接続設定ボタンが押された電流制限用アダプタに合わせるようにしても良い。
通信の確立後、暗号化等の通信設定を行う。その後、新たに電流制限用アダプタ62を追加する場合は、どれか一つの電流制限用アダプタ6の接続設定ボタンを押せば新たに追加される電流制限用アダプタ62と通信確立を行い、現在使われている他の電流制限用アダプタ61との通信設定を新たに接続される電流制限用アダプタ62に適用することができる。
電流制限用アダプタは、アダプタ同士が無線の通信設定を確立する時に、別の複数の通信設定(チャネル)を設定・保存しておく。電流制限用アダプタ同士がある一定間隔で通信の確認をする、または電流等の情報伝達を行っている場合、同じ周波数チャネルを使う機器の電波等その他の要因で通信不能となる場合がある。一箇所途切れてもメッシュネットワークで回避できる場合はそのまま通信を続けるが、通信不能になった場合、電流制限用アダプタは最後に通信を行った、または初期設定時に最初に設定を交換した同士にてお互いに保存されている第2の通信設定(チャネル)に変更する。お互いの内部時計の誤差が許容される十分な時間経過後も通信不能が続く場合は第3の通信設定(チャネル)に変更し、再度同様に十分な時間、接続可能か確認する。これを繰り返し全ての設定に変更後、通信不能であれば、その旨の表示や音声により情報を提供する。また通信再開が可能であった場合には通信不能であった前記の通信設定を破棄し、再度、通信設定を新たに複数交換し保存する。これにより他との混信を回避可能となる。
また、例えば、電流制限用アダプタAが通常、電波法規内よりも更に制限した省エネな通信を行っているとした場合に、メッシュネットワークを構成したとき、電流制限用アダプタBより受信した電流制限用アダプタCへの電波を単純にマルチキャストで転送するだけでなく、電波法規内に増幅した信号を再送する。これにより、電流制限用アダプタCに届く場合はマルチホップ回数を減らすことが可能で省エネとなる。また、省エネモードで動作させる場合には、信号が自分宛の信号であれば受信し、所定の処理を行い、一定時間a以内に受信した旨を伝える信号を送る。自分宛のものでなければ他からの例えば電流制限用アダプタCからの信号を確認できる一定時間b(b>a)待ち、マルチホップなどで受信した旨を伝える信号が他からなければ電波を電波法規内に増幅した信号を再送する。これにより、電流制限用アダプタBを挟んで電流制限用アダプタAとは反対側に電流制限用アダプタCがある場合や電流制限用アダプタB−C間に通信障害がでていても電波を電流制限用アダプタCに届かせることができる。
一定時間a以内に別の電流制限用アダプタCが受信した旨を伝える信号を出力していたが、電流制限用アダプタAが受信できていない場合にはメッシュネットワークで伝えるか、電流制限用アダプタAのその信号を受け取った電流制限用アダプタは再送電波を無視する。電流制限用アダプタCが一定時間a以内に自分宛の信号を受信した旨を伝える信号を出力する場合にも、電波法規内に増幅した信号を送信すれば、周囲の電流制限用アダプタB周辺の電流制限用アダプタはマルチホップする必要がなく、より省エネやネットワーク効率が上がる。マスタに設定した電流制限用アダプタ以外は転送しないので、さらに転送回数を減らすことができる。ビルや店舗ごとにマスタを設置して運用することができる。
前述した電流制限システムは、ログを記録したり送信したり表示することが可能で、マスタの電流制限用アダプタにECOマーク等を表示することにより省エネの啓発ができ、その情報を有線LANや無線LANにてインターネット上のASP(Application Service Provider)やパソコンなどに転送し、解析した結果から各家庭に最適なソリューションおよび電流検出機能や家電機器などの故障診断を行うことが可能になる。パソコンやインターネットがPLCで接続されている場合は、PLC用の電源制限用アダプタを用意すればPLCでそのまま情報を転送し取り出すことが可能であるし、USBメモリなど電源制限用アダプタに挿すと情報を自動でセーブしPCにそのメモリを挿し自動で解析するか、ASPサーバに送信することにより解析することが可能である。ZigBee(商標登録第5155051号、国際商標登録第770263号)などの無線通信ならZigBee−Ethernet(登録商標)変換機を持ったマスタ電源制限用アダプタからインターネットにDHCPなどを用い自動で接続し、ログを集計することも可能である。これにより故障解析や省エネ推進のアドバイスなどの情報処理を行うことが可能になる。
前述した電流制限システムにおいて、集中コントローラを設け、家電機器7の集中管理だけでなく、電流計測器4または電流制限用アダプタ6、61の機能の一部を代行できるようにすることも可能である。これにより前述した省エネ解析や故障診断など操作しながら確認することができ、電流制限用アダプタ6、61の設定等も一目で確認できる。また、解析機能の一部を集中コントローラに搭載すれば有線LAN配線や無線ネットワーク設定をし、インターネットに接続しなくても同様の解析が行え上限電流の閾値や消費電流グラフを目視できるので設定変更も容易になる。また、電流制限用アダプタ6、61が増える場合に電流制限用アダプタ6、61に機能を持たせすぎると高コストになる場合がある。電流値と家電制御信号のみを転送する電流制限用アダプタ仕様にし、集中コントローラにより家電機器7の電流を遮断し待機電力カットを指令する方式にでき、また復帰時に特に指示のない場合は集中コントローラに記憶された遮断前の状態で設定画面表示・復帰を行うことが可能であり、待機電力など無駄な電力を一切使わせないため、安価で省エネである。なお、集中コントローラではなく、インターネット上にASPサーバに持たせることも可能である。
また、集中コントローラから前述したようなダウンロードしてきた各家電機器用の制御信号を電流制限用アダプタ6、61に送信することにより様々な家電機器7をコントロールできる。また、電流制限用アダプタ6、61のように家電機器7のリモコン信号を保存し、復帰後に送信することも可能である。
集中コントローラに電流制限用アダプタ6、61の使用数、種類などを事前入力しておけば最大瞬間値でどの程度電流を使用するかデータベースから判断できるのでより細やかな電流制御が可能である。電流制御する場合に電流消費量の多い順、使用頻度の低い順、等の電流を制限する優先順位を自動、手動で設定可能である。初期設定時に自動で学習設定することも可能である。電流制限が必要なくなった場合には、前述した電流制限用アダプタ同様、ユーザに告知し、電流制限を自動で解除する。制限履歴はログとして集中コントローラに保存し、ネットワークを通じてパソコンや、ASPで確認・解析することが可能である。
また、図19に示すように、分配ブレーカ3に接続されたコンセント5の化粧パネルに、表示部6e(61e)と、赤外線通信部6h(61h)と、優先度設定部6i(61i)と、上限電流設定部6m(61m)と、総電流設定部6n(61n)とを設けるようにしても良い。この場合、コンセント5の内部には、電源回路6c(61c)と、機器電流制御部6d(61d)と、通信部6g(61g)と、電流検出部6k(61k)とが設けられている。なお、エアコン以外の家電機器対応のコンセント5には、前述した部品に加えリレー回路61jが備えられている。また、エアコン(室内機)に電流制限アダプタ6を設けても良いし、エアコンのプラグに電流制限アダプタ6を設けても良い。この場合、電流制限アダプタ6に取り付けられているプラグ6aとコンセント6bは不要になる。
また、集中コントローラにより地震計測装置や火災検出装置の作動を監視するようにしその作動を検知した際に電流計測器4または電流制限アダプタ6、61へ通信を行い、電流計測器4に重り落下によるブレーカ遮断(重り装置)など物理的な仕組みを設け、それにより分電盤のブレーカを、電流制限アダプタ6、61で家電機器7への通電を遮断することが可能である。集中コントローラからの通信が遮断すると電流を遮断できない安全性が問題視される場合には、電流計測器4、電流制限アダプタ6、61が各自判断し遮断する機能を組込むことが可能である。電流計測器4がクリップタイプ(プローブタイプ)の簡易版である場合や、通信により分電盤が操作できないタイプの場合は、前述した重り装置やブレーカ遮断用アクチュエータ等の付属部品を付けブレーカを遮断できるようにする。
電流制限アダプタ6、61が電流制限を行い、電源容量不足により家電機器7が停止、リセットした場合、再起動を行う。ユーザの設定により再起動を行わないようにすることも可能である。再設定できない家電機器7の場合、遮断をユーザに告知し、手動で復帰するように促すことも可能である。
本発明の実施の形態1に係る電流制限システムの構成を示すブロック図である。 実施の形態1の電流制限システムにおける電流計測器およびエアコン対応の電流制限用アダプタの構成を示すブロック図である。 他の電流制限用アダプタの構成を示すブロック図である。 電流計測器およびエアコン対応の電流制限用アダプタの外観を示す正面図である。 他の電流制限用アダプタの外観を示す正面図である。 電流計測器による電流制限のタイミングを説明するための波形図である。 実施の形態2の電流制限システムにおける電流計測器の外観を示す正面図である。 実施の形態2における家電機器の積算電流値の推移を示す図である。 本発明の実施の形態3に係る電流制限システムの構成を示すブロック図である。 エアコン対応の電流制限用アダプタの構成を示すブロック図である。 エアコン対応の電流制限用アダプタの外観を示す正面図である。 他の電流制限用アダプタの構成を示すブロック図である。 他の電流制限用アダプタの外観を示す正面図である。 実施の形態4の電流制限システムにおける電流制限用アダプタの外観を示す正面図である。 他の実施の形態の電流制限システムにおける電流制限用アダプタの外観を示す正面図である。 インターネットを利用した電流制限用アダプタの説明図である。 電流制限用アダプタとエアコンとの相関における信号変換端末の説明図である。 電流制限用アダプタ相互の通信の説明図である。 電流制限システムにおけるコンセントの外観を示す正面図である。
符号の説明
1 分電盤、2 メインブレーカ、3 分配ブレーカ、4 電流計測器、4a 電流検出部、4b 電源回路、4c 電流監視部、4d 上限電流設定部、4e 通信部、
4f 総電流設定部、5 コンセント、6 電流制限用アダプタ、6a プラグ、
6b コンセント、6c 電源回路、6d 機器電流制御部、6e 表示部、6f 音声出力部、6g 通信部、6h 赤外線通信部、6i 優先度設定部、6k 電流検出部、
6m 上限電流設定部、6n 総電流設定部、6p 回転部、61 電流制限用アダプタ、61a プラグ、61b コンセント、61c 電源回路、61d 機器電流制御部、61e 表示部、61f 音声出力部、61g 通信部、61i 優先度設定部、61j リレー回路、61k 電流検出部、61m 上限電流設定部、61n 総電流設定部、7 家電機器。

Claims (32)

  1. メインブレーカに流れる電流を監視する電流計測器と、
    分配ブレーカに接続されたコンセントおよび家電機器のプラグの双方を接続する電流制限用アダプタとを備え、
    前記電流計測器は、前記電流が予め設定された閾値に達すると予測した際に家電機器の電流を低下させる電流制限指令を前記電流制限用アダプタに送信し、その後、前記電流がさらに閾値に達すると予測した際には家電機器の電流を遮断させる電流制限指令を前記電流制限用アダプタに送信する電流監視部を有し、
    前記電流制限用アダプタは、電流を低下させる電流制限指令が受信されたとき、接続された家電機器が該当するか否かを判別し、該当するときには電流が低下するように該家電機器を制御し、電流を遮断させる電流制限指令が受信されたとき、接続された家電機器が該当するか否かを判別し、該当するときには該家電機器の電流を遮断する機器電流制御部と、家電機器への電流の低下あるいは遮断に応じてその旨を報知する報知手段とを有していることを特徴とする電流制限システム。
  2. 前記電流監視部は、災害を信号を通して検知したときに電流制限指令を送信することを特徴とする請求項1記載の電流制限システム。
  3. 前記電流監視部は、前記電流を積算し、積算電流が予め設定された総電流値に近づいたときに積算電流が総電流値以内になるように電流制限指令を送信することを特徴とする請求項1又は2記載の電流制限システム。
  4. 前記機器電流制御部は、電流制限指令が受信されたとき、予め設定された優先順位に従って家電機器の電流を制限させることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の電流制限システム。
  5. 前記機器電流制御部は、優先順位を家電機器の少なくとも使用頻度、通常使用時の電流値および最大電流値に基づいて決定することを特徴とする請求項4記載の電流制限システム。
  6. 前記機器電流制御部は、家電機器に流れる電流が異常に急峻したとき家電機器の電流を遮断させることを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の電流制限システム。
  7. 分配ブレーカに接続されたコンセントおよび家電機器のプラグの双方を接続する複数の電流制限用アダプタよりなり、
    前記電流制限用アダプタは、家電機器に流れる電流を相互に送信して合計の電流値を算出し、かつ、その電流値が予め設定された閾値に達するか否かを判別し、合計の電流値が閾値に達すると予測したときに個々に家電機器の電流を制限させる機器電流制御部と、家電機器の電流が制限されたときにその旨を報知する報知手段とを有していることを特徴とする電流制限システム。
  8. 前記機器電流制御部は、災害を信号を通して検知したときに電流制限指令を送信することを特徴とする請求項7記載の電流制限システム。
  9. 前記機器電流制御部は、家電機器に流れる電流を相互に送信して電流を積算し、積算電流が予め設定された総電流値に近づいたときに積算電流が総電流値以内になるように電流制限指令を送信することを特徴とする請求項7又は8記載の電流制限システム。
  10. 前記機器電流制御部は、電流制限指令が受信されたとき、予め設定された優先順位に従って家電機器の電流を制限させることを特徴とする請求項7乃至9の何れかに記載の電流制限システム。
  11. 前記機器電流制御部は、家電機器の少なくとも使用頻度、通常使用時の電流値および最大電流値を相互に送信し、かつ、その情報に基づいて優先順位を決定することを特徴とする請求項10記載の電流制限システム。
  12. 前記機器電流制御部は、家電機器の電流が異常に急峻したとき家電機器の電流を遮断することを特徴とする請求項7乃至11の何れかに記載の電流制限システム。
  13. 前記機器電流制御部は、家電機器の操作に関わる情報をリモコンから取得することを特徴とする請求項1乃至12の何れかに記載の電流制限システム。
  14. 前記電流制限用アダプタから送信される信号を家電機器の受信可能な信号に変換し、また、家電機器のリモコンから送信される信号を前記電流制限用アダプタの受信可能な信号に変換する信号変換端末を備えていることを特徴とする請求項1乃至13の何れかに記載の電流制限システム。
  15. 前記機器電流制御部は、本アダプタをマスタとして前記閾値が設定された際、本システム上の電流制限用アダプタにその閾値を送信することを特徴とする請求項1乃至14の何れかに記載の電流制限システム。
  16. 前記機器電流制御部は、本システム上の電流制限アダプタに設定された閾値の最小値又は最大値の何れかを採用することを特徴とする請求項1乃至14の何れかに記載の電流制限システム。
  17. 前記機器電流制御部は、設定された閾値を相互に送信してその閾値が最小値又は最大値かを判別し、何れかのときその情報を前記報知手段を通して通知することを特徴とする請求項16記載の電流制限システム。
  18. 前記電流制限用アダプタ同士が無線で通信するとき、一定の電場強度以上の得られる範囲内のもの同士で行うことを特徴とする請求項1乃至17の何れかに記載の電流制限システム。
  19. 前記電流制限用アダプタ同士が無線で通信するとき、予め設けられた接続設定ボタンが押されている同士で行うことを特徴とする請求項1乃至17の何れかに記載の電流制限システム。
  20. 前記電流制限用アダプタ同士が無線で通信したときに通信不能になった場合、予め設定された複数のチャネルを順次に切り替えていくことを特徴とする請求項1乃至19の何れかに記載の電流制限システム。
  21. 前記電流制限用アダプタは、自分宛への信号が受信されたとき、所定時間以内に受信した旨を伝える所定強度の信号又は増幅した信号を送り、自分宛への信号でないときは、前記所定時間よりも長い時間待機した後に、所定強度の信号又は増幅した信号を転送することを特徴とする請求項1乃至20の何れかに記載の電流制限システム。
  22. 前記電流制限用アダプタは、電流制限解除後に自動的に復帰することを特徴とする請求項1乃至21の何れかに記載の電流制限システム。
  23. 前記電流計測器および電流制限用アダプタは、パソコン又はサーバを用いて家庭に最適な本システムのソリューションの取得、電流検出機能および家電機器の故障診断を行うことを特徴とする請求項1乃至6および請求項13乃至22の何れかに記載の電流制限システム。
  24. 前記電流制限用アダプタは、パソコン又はサーバを用いて家庭に最適な本システムのソリューションの取得、電流検出機能および家電機器の故障診断を行うことを特徴とする請求項7乃至22の何れかに記載の電流制限システム。
  25. 家電機器を集中管理し、前記電流計測器および電流制限用アダプタの各機能の一部を代行する集中コントローラを備えたことを特徴とする請求項1乃至6および請求項13乃至22の何れかに記載の電流制限システム。
  26. 家電機器を集中管理し、前記電流制限用アダプタの各機能の一部を代行する集中コントローラを備えたことを特徴とする請求項7乃至22の何れかに記載の電流制限システム。
  27. 集中コントローラは、家電機器の電流を遮断し待機電力をカットし、復帰時に特に指示のない場合は予め設定された遮断前の状態で復帰させ、かつそれを画面表示することを特徴とする請求項25又は26記載の電流制限システム。
  28. 前記電流制限用アダプタを分配ブレーカに接続されたコンセントに設けたことを特徴とする請求項1乃至27の何れかに記載の電流制限システム。
  29. 前記電流制限用アダプタを家電機器又は家電機器のプラグに設けたことを特徴とする請求項1乃至27の何れかに記載の電流制限システム。
  30. 前記電流制限用アダプタは、インターネット上のサーバから家電機器の操作に関わる情報を取得することを特徴とする請求項1乃至29の何れかに記載の電流制限システム。
  31. 前記電流制限用アダプタは、携帯端末によって取得された家電機器の操作に関わる情報をその携帯端末から受信することを特徴とする請求項1乃至29の何れかに記載の電流制限システム。
  32. 前記電流制限用アダプタは、USB経由でパソコン又はUSBメモリから家電機器の操作に関わる情報を取得することを特徴とする請求項1乃至29の何れかに記載の電流制限システム。
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