JP2009117129A - 多機能管理システムおよび多機能管理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 テーブルタップのような電源供給用電気器具を利用し、省エネルギー機能を含む多機能により、需要家宅の管理を可能にする多機能管理システムおよび多機能管理方法を提供する。
【解決手段】 家電機器のプラグが接続される差し込み口を少なくとも1つ具備すると共に需要家宅Hの部屋H1、H2のコンセント111、112に接続されるテーブルタップ5を用いた多機能管理システムであって、部屋H1、H2の状態を感知する人感センサ3、4と、テーブルタップ5に具備され、人感センサ3、4の感知結果を通報するPLCモデム53F、PLCモデム2およびルータ1と、テーブルタップ5に具備され、人感センサ3、4の感知結果を基にして、差し込み口に対する商用電源ACの供給が可能な状態と供給が不可の状態とを切り替える制御部53Jとを備える。
【選択図】 図1

Description

この発明は、テーブルタップのような電源供給用電気器具を用いて、省エネルギー機能を含む多機能により需要家宅を管理する多機能管理システムおよび多機能管理方法に関する。
住宅等の各種の建物には、商用電源を取り出すためのコンセントが室内の壁などに設けられている。これらのコンセントから離れた所で家電機器を使用する場合に、この家電機器の電源コードがコンセントに届かないとき、テーブルタップが使用される。こうしたテーブルタップには、例えば省エネルギー機能を持つものがある(例えば、特許文献1参照。)。このテーブルタップは、複数のコンセントと無線通信装置をコンセント本体内に備え、外部からの無線により、各コンセントに接続されている家電機器に対する電力の供給状態を切り替える。つまり、このテーブルタップは無線による指示で需要家宅の省エネルギーを行っている。
また、テーブルタップには、省エネルギー機能を人体感知で行うものがある(例えば、特許文献2参照。)。このテーブルタップは、人体感知センサと複数のコンセントをコンセント本体内に備え、人体感知センサが人体を感知しなくなると、コンセントに接続されている家電機器に対する電力の供給を止める。つまり、このテーブルタップは人体感知を利用して需要家宅の省エネルギーを行っている。
特開2002−44882号公報 特開2005−276595号公報
しかし、先に述べた各テーブルタップ、例えば無線通信により省エネルギーを行うテーブルタップには次の課題がある。このテーブルタップの設置場所によっては電波が届かない場合があり、この場合には、テーブルタップの省エネルギー機能が損なわれてしまう。また、人体を感知して省エネルギーを行うテーブルタップには次の課題がある。このテーブルタップの設置場所に例えば花瓶のような、人体感知センサに対して障害となる物があると、テーブルタップの人体感知センサが人体の有無を検出することができなくなる。こうした場合には、やはりテーブルタップの省エネルギー機能が損なわれてしまう。
さらに、各テーブルタップは、家電機器の省エネルギーという、一つの機能を持つだけであり、需要家宅の家人に対して有益な他の機能を持ち合わせてはいない。
この発明の目的は、前記の課題を解決し、テーブルタップのような電源供給用電気器具を利用し、省エネルギー機能を含む多機能により、需要家宅の管理を可能にする多機能管理システムおよび多機能管理方法を提供することにある。
前記の課題を解決するために、請求項1の発明は、家電機器のプラグが接続される差し込み口を少なくとも1つ具備すると共に建物の部屋のコンセントに接続される電源供給用電気器具を用いた多機能管理システムであって、部屋の状態を感知するセンサ部と、前記電源供給用電気器具に具備され、前記センサ部の感知結果を通報する通報手段と、前記電源供給用電気器具に具備され、前記センサ部の感知結果を基にして、差し込み口に対する商用電源の供給が可能な状態と供給が不可の状態とを切り替える制御手段とを備えることを特徴とする多機能管理システムである。
請求項1の発明では、センサ部が部屋の状態を感知している。電源供給用電気器具の通報手段はセンサ部の感知結果を通報し、制御手段は、感知結果を基にして、差し込み口に対する商用電源の供給の状態を切り替える。
請求項2の発明は、請求項1に記載の多機能管理システムにおいて、前記センサ部は、部屋の状態を感知して感知結果を送信する送信部と、前記電源供給用電気器具に具備され、前記送信部からの感知結果を受信して前記通報手段に送る受信部とを備えることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1または2に記載の多機能管理システムにおいて、前記電源供給用電気器具は、在宅を表す在宅モードまたは不在を表す不在モードを切り替えるためのモード切り替えスイッチを備え、前記制御手段は、前記モード切り替えスイッチからのモードと、前記センサ部の感知結果とを基にして、前記商用電源の供給の状態を切り替えることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載の多機能管理システムにおいて、前記通報手段は、外部のネットワークに接続する制御を行うルータに、建物内の電灯線を利用して前記センサ部の感知結果を送ることを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項4に記載の多機能管理システムにおいて、前記制御手段は、前記建物内の電灯線を経由して前記ルータから、家電機器に対して節電を行うか否かの指示を受け取ると、前記センサ部の感知結果と該指示とを基にして、前記商用電源の供給が可能な状態と供給が不可の状態とを切り替えることを特徴とする。
請求項6の発明は、家電機器のプラグが接続される差し込み口を少なくとも1つ具備すると共に建物の部屋のコンセントに接続される電源供給用電気器具を用いた多機能管理方法であって、部屋の状態を感知し、前記部屋の感知結果を前記電源供給用電気器具から通報すると共に、該感知結果を基にして、前記差し込み口に対する商用電源の供給が可能な状態と供給が不可の状態とを切り替えることを特徴とする多機能管理方法である。
請求項1および請求項6の発明によれば、センサ部の感知結果を通報する機能と共に、感知結果を基にして、差し込み口に対する商用電源の供給の状態を切り替える省エネルギー機能を持つので、建物内で多機能な管理を可能にする。
請求項2の発明によれば、送信部を部屋の任意の場所に設置することにより、従来のように障害物でセンサ部が動作しなくなる、という状態が生じることを防ぐことができる。
請求項3の発明によれば、センサ部の感知結果と共にモード切り替えスイッチで指定されたモードを基にして商用電源の供給の状態を切り替えるので、供給状態の多様な切り替えを可能にする。
請求項4の発明によれば、電灯線通信を用いて、センサ部の感知結果をルータに送るので、建物や部屋の任意の場所から、感知結果をネットワークに送ることができる。
請求項5の発明によれば、センサ部の感知結果と共に外部からの節電の指示を基にして商用電源の供給の状態を切り替えるので、請求項3の発明と同様に、供給状態の多様な切り替えを可能にする。
次に、この発明の実施の形態について、図面を用いて詳しく説明する。以下の実施の形態では、商用電源を使用する一般の需要家宅を例として説明する。
(実施の形態1)
この実施の形態による多機能管理システムを図1および図2に示す。この多機能管理システムは、需要家宅Hに設置されているルータ1、PLC(Power Line Communication:電力線通信)モデム2、需要家宅Hの部屋H1、H2にそれぞれ設置されている人感センサ3、4および需要家宅Hで使用されるテーブルタップ5を備えている。
需要家宅Hでは、商用電源ACが電力量計101と分電盤102を経て、顧客宅Hの部屋H1、H2に供給されるが、この供給の様子は図示を省略している。また、需要家宅Hの部屋H1、H2に設置されているコンセント111、112に対しても、分電盤102からの電灯線121により商用電源ACが供給される。コンセント111、112は、部屋H1、H2の壁等に設置されている埋め込み型コンセントである。
ルータ1は、インターネット等のネットワークNWとデータの伝送をするとき、データを伝送する経路の選択や、データの中継などを行う。ルータ1にはLAN(Local Area Network)によって、例えば部屋H2に設けられたLAN端子212が接続されている。PLCモデム2は、電力線を使って通信を行うために用いられる通信装置、つまり、電力線通信用の装置である。PLCモデム2は、需要家宅H内の電灯線121を利用して伝送されるデータ信号を、商用電源ACから分離し、このデータ信号をルータ1に送る。また、PLCモデム2は、ネットワークNWからのデータ信号、つまり、ルータ1から受け取ったデータ信号を、需要家宅Hの電灯線121を用いて伝送する。
人感センサ3は、需要家宅Hの部屋H1の天井に設置されている。なお、人感センサ3の設置場所は、部屋H1の天井に限らず、壁などであってもよい。人感センサ3は、図3に示すように、焦電センサ31、制御部32、無線通信部33、スイッチ34および電源部35を備えている。電源部35は、分電盤102からの商用電源ACを所定の直流電源DCに変換し、この直流電源DCを焦電センサ31、制御部32および無線通信部33に供給する。焦電センサ31は、人体が発生する赤外線を感知し、感知結果を制御部32に送る。無線通信部33は、制御部32の制御によって、各種の信号を無線で送信する。無線通信部33による無線通信には、電波や赤外線などが用いられる。スイッチ34は、複数のID(IDentifier number:識別番号)を切り替えるためのものであり、1番〜N番まである。制御部32は、焦電センサ31の感知結果を示すセンサ信号を、無線通信部33を制御して送信する。焦電センサ31の感知結果が人体ありである場合には、制御部32は、無線通信部33を制御して、スイッチ34で設定された番号に対応するIDを表すID信号を、センサ信号と共に送信する。
テーブルタップ5は、コンセント111、112を利用する電源供給用電気器具であり、図4および図5に示すように、コンセント111、112に差し込まれるプラグ51と、一端がプラグ51に接続されているケーブル52と、ケーブル52の他端が接続されている本体53とで構成されている。本体53は、図6に示すように、電源スイッチ53A、電源タップ53B〜53D、電源部53E、PLCモデム53F、モード切り替えスイッチ53G、無線受信部53H、制御部53J、表示部53K、電源リレー部53L、接続検出部53M、LAN端子53Nおよび警報出力端子53Pを備えている。
電源スイッチ53Aは、本体53の表面側に設けられ、プラグ51からの商用電源ACを本体53に供給するかどうかを切り替えるオン・オフスイッチである。電源タップ53B〜53Dは、需要家宅Hで使用される家電機器(図示を省略)のコンセントがそれぞれ接続される差し込み口である。電源部53Eは、プラグ51からの商用電源ACを所定の直流電源DCに変換し、この直流電源DCをPLCモデム53F〜接続検出部53Mに供給する。PLCモデム53Fは、PLCモデム2と同様に、プラグ51を経て商用電源ACと共に伝送されるデータ信号を分離し、このデータ信号を制御部53Jに送る。また、PLCモデム53Fは、制御部53Jからのデータ信号を、需要家宅Hの宅内の電灯線121を用いてPLCモデム2に伝送する。
モード切り替えスイッチ53Gは、電源スイッチ53Aと共に本体53の表面側に設けられ、需要家宅Hに家人が在宅することを表す在宅モード、または、家人の不在を表す不在モードを制御部53Jに送る。つまり、モード切り替えスイッチ53Gのモードが在宅の場合には、モード切り替えスイッチ53Gは、ハイレベルを表す値「1」の在宅モード信号と、ローレベルを表す値「0」の不在モード信号を制御部53Jに送り、モードが不在の場合には、値「0」の在宅モード信号と値「1」の不在モード信号を制御部53Jに送る。無線受信部53Hは、人感センサ3、4から無線で送信される信号、つまり、センサ信号やID信号を受信し、受信した信号を制御部53Jに送る。
電源リレー部53Lは、制御部53Jの制御によって、電源タップ53B〜53Dの状態を切り替える。つまり、電源リレー部53Lは、制御部53Jから出力される信号である通電設定が値「1」であると、プラグ51からの商用電源ACを電源タップ53B〜53Dに出力する。これにより、テーブルタップ5が使用可能な状態になる。また、電源リレー部53Lは、制御部53Jから値「0」の通電信号を受け取ると、プラグ51からの商用電源ACを遮断し、電源タップ53B〜53Dから商用電源ACが出力されないようにする。これにより、テーブルタップ5が使用不可の状態になる。表示部53Kは、電源タップ53B〜53Dが使用可能状態か使用不可状態かを、発光などで表示する。接続検出部53Mは、電源タップ53B〜53Dに家電機器(図示を省略)のコンセントが接続されているかどうかを検出する。接続検出の方法として、例えば電源タップ53B〜53Dに流れる商用電源ACの電流を検出し、電流の有無によって家電機器(図示を省略)が接続状態にあるか、非接続状態にあるかを検出する。また、例えば電源タップ53Bの差し込み口の間に押下スイッチを設け、このスイッチが家電機器(図示を省略)のプラグの差し込みでオン・オフすることにより、電源タップ53Bに家電機器(図示を省略)が接続されているかどうかを検出する。接続検出部53Mは、家電機器(図示を省略)の接続状態を表す接続信号を制御部53Jに送る。なお、この実施の形態では、家電機器(図示を省略)が接続されていると、接続信号の値が「1」であり、接続されていないと、接続信号の値が「0」である。
LAN端子53Nは、需要家宅Hに形成されているLANに接続するための端子であり、警報出力端子53Pは、需要家宅Hに侵入者が居るかどうかを表す警報出力を出す端子である。警報出力端子53Pは別の警報装置などに接続される。
制御部53Jは、センサ信号等の各種信号を基にして、値が「0」または「1」の侵入者通知および通電設定を出力すると共に、同じく値が「0」または「1」の警報出力を警報出力端子53Pに出す。このために、制御部53Jは、図7に示すように、処理回路53Jとロジック回路53Jを備えている。
処理回路53Jは、内部に演算回路や記憶回路などを備えて、各種の処理を行う。処理回路53Jは、各種の処理の中で次の外部指示処理を行う。処理回路53Jは、テーブルタップ5を通電で使うか、節電で使うかの指示を外部から、つまりPLCモデム53Fから受け取る。なお、この指示をLAN端子53Nから受け取るようにしてもよい。こうした指示(以下、「外部指示」という)は、例えば家人が外出先で携帯電話等の携帯端末を用い、ネットワークNW経由で出されたものである。通電は、商用電源ACを常時テーブルタップ5から取り出しが可能な状態であり、節電は、商用電源ACの取り出しが不可の状態である。処理回路53Jは、通電の外部指示を受け取ると、値「1」の通電信号と値「0」の節電信号をロジック回路53Jに送る。また、処理回路53Jは、節電の外部指示を受け取ると、値「0」の通電信号と値「1」の節電信号をロジック回路53Jに送る。
また、処理回路53Jは次のセンサ入力処理を行う。処理回路53Jは、人体ありを表すセンサ信号とID信号を無線受信部53Hから受信すると、センサ信号の受け取りを表す、値「1」のセンサ入力と、ID信号の受け取りを表す信号であり、値「1」のID検出・比較を、ロジック回路53Jに送る。このとき、処理回路53Jは、受け取ったIDに対応する検出場所、例えば居間などのような部屋名を調べる。一方、処理回路53Jは、人体なしを表すセンサ信号を受け取ると、値「0」のセンサ入力と、値「0」のID検出・比較をロジック回路53Jに送る。
さらに、処理回路53Jは次の警報出力処理を行う。処理回路53Jは、ロジック回路53Jから後述する信号である、値「1」の侵入者通知を受け取ると、先の処理で調べた検出場所と侵入者ありを示す警報信号を生成する。そして、処理回路53Jは、生成した警報信号をPLCモデム53Fに送る。なお、この信号をLAN端子53Nに出力するようにしてもよい。一方、ロジック回路53Jから値「0」の侵入者通知を受け取った場合、処理回路53Jは警報信号を出力しない。
ロジック回路53Jは、各信号の演算を行って、侵入者通報と通電設定とを出力する。ロジック回路53Jは、図8に示すように、値が「0」または「1」の侵入者通知を出力する侵入検出回路部分と、同じく値が「0」または「1」の通電設定を出力する節電設定回路部分とからなる。侵入検出回路部分はアンドゲートGA11〜GA13と、不感帯タイマーTM11とを備え、節電設定回路部分はアンドゲートGA21〜GA23と、オアゲートGA24、GA25と、不感帯タイマーTM21とを備えている。こうしたロジック回路53Jは、次のように動作する。
テーブルタップ5のモード切り替えスイッチ53Gが在宅モードである場合、ロジック回路53Jは、値「1」の在宅モード信号と、値「0」の不在モード信号をモード切り替えスイッチ53Gから受け取り、第1の動作を行う。ロジック回路53Jの侵入検出回路部分のアンドゲートGA11は、値「1」の在宅モード信号を反転した値「0」の信号と、値「0」の不在モード信号により、値「0」の出力をアンドゲートGA13に送り、アンドゲートGA13は、値「0」の出力を不感帯タイマーTM11に送る。不感帯タイマーTM11は、アンドゲートGA13の出力の値が所定時間内で変わるときには、この信号を次に送らない。アンドゲートGA13からの値「0」の出力が所定時間後にも安定して出力されていると、不感帯タイマーTM11は値「0」を出力する。これにより、侵入検出回路部分は、警報出力端子53Pの値を「0」にすると共に値「0」の侵入者通知を処理回路53Jに送る。この出力状態は、侵入検出回路部分が値「1」の在宅モード信号と値「0」の不在モード信号とを受けている場合には、アンドゲートGA13が値「0」を出力するので、変わらない。この結果、テーブルタップ5のモード切り替えスイッチ53Gを在宅モードにすると、ロジック回路53Jは、値「0」の侵入者通知を出力して、侵入者がいないことを通知する。
テーブルタップ5のモード切り替えスイッチ53Gが在宅モードである場合、人感センサ3、4が人体を感知すると、処理回路53Jのセンサ入力処理により、センサ入力およびID検出・比較の両方の値が「1」となるので、ロジック回路53Jは、これらの値を受けて第2の動作を行う。ロジック回路53Jの侵入検出回路部分のアンドゲートGA12は、これらの値を受け取り、値「1」の出力を節電設定回路部分の不感帯タイマーTM21に送る。不感帯タイマーTM21は、不感帯タイマーTM11と同様に、アンドゲートGA12の出力が所定時間内で変わるときには、この信号を次に送らない。アンドゲートGA12の出力が安定していると、不感帯タイマーTM21は値「1」の出力をアンドゲートGA21に送る。アンドゲートGA21は、不感帯タイマーTM21からの出力と、アンドゲートGA11からの値「0」の出力を反転した値「1」とにより、値「1」の出力をオアゲートGA24に送り、オアゲートGA24は値「1」の出力をアンドゲートGA23に送る。
こうした状態のとき、アンドゲートGA23は、家電機器(図示を省略)の接続信号に応じた値を出力する。接続検出部53Mからの接続信号が値「1」であるとき、つまり、モード切り替えスイッチ53Gが在宅モードである場合に、テーブルタップ5に家電機器(図示を省略)が接続されているとき、アンドゲートGA23は値「1」を出力する。これにより、節電設定回路部分は、値「1」の通電設定を電源リレー部53Lに送る。この結果、電源リレー部53Lがテーブルタップ5を使用可能な状態にする。一方、接続検出部53Mからの接続信号が値「0」であるとき、つまり、テーブルタップ5に家電機器(図示を省略)が接続されていないとき、アンドゲートGA23は値「0」を出力する。これにより、節電設定回路部分は、値「0」の通電設定を電源リレー部53Lに送る。この結果、電源リレー部53Lがテーブルタップ5を使用不可の状態にする。
テーブルタップ5のモード切り替えスイッチ53Gが在宅モードである場合、人感センサ3、4が人体を感知しないと、処理回路53Jのセンサ入力処理により、センサ入力およびID検出・比較の値は「0」となるので、ロジック回路53Jは、これらの値を受けて第3の動作を行う。ロジック回路53Jの侵入検出回路部分のアンドゲートGA12は、これらの値を受けて、値「0」の出力を節電設定回路部分の不感帯タイマーTM21に送る。この後、不感帯タイマーTM21が値「0」の出力をアンドゲートGA21に送る。アンドゲートGA21の一方の入力には、侵入検出回路部分のアンドゲートGA11の値「0」の出力を反転した、値「1」が加わっているので、アンドゲートGA21は、値「0」の出力をオアゲートGA24に送る。
これにより、オアゲートGA24は、オアゲートGA25からの出力に応じた値を出す。つまり、外部からの通電信号が値「1」(節電信号は値「0」)であると、節電設定回路部分のオアゲートGA25は値「1」の出力をオアゲートGA24に送る。これにより、オアゲートGA24は、値「1」の出力をアンドゲートGA23に送る。この結果、アンドゲートGA23は、家電機器(図示を省略)の接続信号に応じた値を出力する。接続検出部53Mからの接続信号が値「1」であるとき、つまり、テーブルタップ5に家電機器(図示を省略)が接続されているとき、アンドゲートGA23は値「1」を出力する。これにより、節電設定回路部分は、値「1」の通電設定を電源リレー部53Lに送る。この結果、電源リレー部53Lがテーブルタップ5を使用可能な状態にする。一方、接続検出部53Mからの接続信号が値「0」であるとき、つまり、テーブルタップ5に家電機器(図示を省略)が接続されていないとき、アンドゲートGA23は値「0」を出力する。これにより、節電設定回路部分は、値「0」の通電設定を電源リレー部53Lに送る。この結果、電源リレー部53Lがテーブルタップ5を使用不可の状態にする。
一方、テーブルタップ5のモード切り替えスイッチ53Gが在宅モードである場合、人感センサ3、4が人体を感知しないときに、外部からの節電信号が値「1」(通電信号は値「0」)であると、節電設定回路部分のアンドゲートGA22は、節電信号反転した値「0」により、値「0」の出力をオアゲートGA25に送る。オアゲートGA25の一方の入力には、値「0」の通電信号が加わっているので、オアゲートGA25は、値「0」の出力をオアゲートGA24に送る。オアゲートGA24の一方の入力には、アンドゲートGA21からの値「0」の出力が加わっているので、オアゲートGA24は、値「0」の出力をアンドゲートGA23に送る。これにより、アンドゲートGA23は値「0」を出力する。つまり、外部からの節電信号が値「1」であるとき、節電設定回路部分は、値「0」の通電設定を電源リレー部53Lに送る。この結果、電源リレー部53Lがテーブルタップ5を使用不可の状態にする。
テーブルタップ5のモード切り替えスイッチ53Gが不在モードである場合、ロジック回路53Jは、値「1」の不在モード信号(在宅モード信号は値「0」)をモード切り替えスイッチ53Gから受け取り、第4の動作を行う。ロジック回路53Jの侵入検出回路部分のアンドゲートGA11は、値「0」の在宅モード信号を反転した値「1」の信号と、値「1」の不在モード信号により、値「1」の出力をアンドゲートGA13に送る。
これにより、アンドゲートGA13は、センサ入力の値とID検出・比較の値とに応じた値を出力する。つまり、人感センサ3、4が人体を感知しない場合、処理回路53Jのセンサ入力処理により、センサ入力およびID検出・比較の両方の値が「0」であるので、これらの値により、アンドゲートGA12は値「0」の出力をアンドゲートGA13に送る。これにより、アンドゲートGA13は値「0」の出力を不感帯タイマーTM11に送る。この後、不感帯タイマーTM11が値「0」を出力すると、侵入検出回路部分は、警報出力端子53Pの値を「0」にすると共に値「0」の侵入者通知を処理回路53Jに送る。この結果、テーブルタップ5のモード切り替えスイッチ53Gが不在モードである場合に、人感センサ3、4が人体を感知しないと、ロジック回路53Jは、侵入者通知を値「0」にして、侵入者がないことを通知する。
一方、人感センサ3、4が人体を感知すると、処理回路53Jのセンサ入力処理により、センサ入力およびID検出・比較の両方の値が「1」になる。これらの値により、侵入検出回路部分のアンドゲートGA12は値「1」の出力をアンドゲートGA13に送る。アンドゲートGA13の一方の入力には、アンドゲートGA11から値「1」の出力が加えられているので、アンドゲートGA13は値「1」の出力を不感帯タイマーTM11に送る。この後、不感帯タイマーTM11が値「1」を出力すると、侵入検出回路部分は、警報出力端子53Pの値を「1」にすると共に値「1」の侵入者通知を処理回路53Jに送り、侵入者があることを通知する。
テーブルタップ5のモード切り替えスイッチ53Gが不在モードである場合、ロジック回路53Jは、先に述べた第4の動作と共に第5の動作を行う。ロジック回路53Jの侵入検出回路部分のアンドゲートGA11が値「1」を出力すると、節電設定回路部分のアンドゲートGA21は、この値「1」を反転した値「0」により、センサ入力およびID検出・比較の値に関係なく、値「0」の出力をオアゲートGA24に送る。これにより、オアゲートGA24は、オアゲートGA25からの出力に応じて、「0」または「1」を出力する。
こうした状態のときに、外部からの通電信号が値「1」(節電信号は値「0」)であると、節電設定回路部分のオアゲートGA25は値「1」の出力をオアゲートGA24に送る。これにより、オアゲートGA24は、値「1」の出力をアンドゲートGA23に送る。この結果、アンドゲートGA23は、家電機器(図示を省略)の接続信号に応じた値を出力する。接続検出部53Mからの接続信号が値「1」であるとき、つまり、テーブルタップ5に家電機器(図示を省略)が接続されていると、アンドゲートGA23は値「1」を出力する。これにより、節電設定回路部分は、値「1」の通電設定を電源リレー部53Lに送る。この結果、電源リレー部53Lがテーブルタップ5を使用可能な状態にする。一方、接続検出部53Mからの接続信号が値「0」であるとき、つまり、テーブルタップ5に家電機器(図示を省略)が接続されていないとき、アンドゲートGA23は値「0」を出力する。これにより、節電設定回路部分は、値「0」の通電設定を電源リレー部53Lに送る。この結果、電源リレー部53Lがテーブルタップ5を使用不可の状態にする。
一方、テーブルタップ5のモード切り替えスイッチ53Gが不在モードである場合、外部からの節電信号が値「1」(通電信号は値「0」)であると、節電設定回路部分のアンドゲートGA22は、値「1」の節電信号反転した、値「0」の入力により、値「0」の出力をオアゲートGA25に送る。オアゲートGA25には値「0」の通電信号が加わっているので、オアゲートGA25は、値「0」の出力をオアゲートGA24に送る。オアゲートGA24にはアンドゲートGA21からの値「0」の出力が加わっているので、オアゲートGA24は、値「0」の出力をアンドゲートGA23に送り、アンドゲートGA23は値「0」を出力する。これにより、節電設定回路部分は、値「0」の通電設定を電源リレー部53Lに送る。この結果、電源リレー部53Lがテーブルタップ5を使用不可の状態にする。
このように、ロジック回路53Jは、在宅モード信号、不在モード信号、センサ入力、ID検出・比較、通電信号、節電信号および接続信号の値に応じた侵入者通報と通電設定と出力する。
次に、この実施の形態の多機能管理システムを用いた多機能管理方法について説明する。需要家宅Hでは、PLCモデム2を電灯線121に接続し、PLCモデム2をルータ1によりネットワークNWと接続可能にしておく。また、人感センサ3、4を部屋H1、H2にそれぞれ設置し、人感センサ3、4のIDがそれぞれ異なるように、人感センサ3、4のスイッチ34を設定する。
需要家宅Hがこうした状態である場合に、需要家宅Hの家人がテーブルタップ5を例えば部屋H1で使用するとき、テーブルタップ5のプラグ51をコンセント111に差し込み、テーブルタップ5の本体53に設けられているモード切り替えスイッチ53Gを在宅モードにする。テーブルタップ5を在宅モードにした場合、モード切り替えスイッチ53Gは、値「1」の在宅モード信号と値「0」の不在モード信号を制御部53Jに送る。これらの信号を受け取ると、制御部53Jのロジック回路53Jは第1の動作を行い、値「0」の侵入者通知を処理回路53Jに送る。処理回路53Jは、警報出力処理により、警報信号をPLCモデム53Fに出力しない。
テーブルタップ5の設定を在宅モードにした場合、部屋H1に設置されている人感センサ3の焦電センサ31が人体を感知すると、制御部32は、焦電センサ31による感知結果を表すセンサ信号と、部屋H1を特定するためのID信号とを、無線通信部33を制御して送信する。テーブルタップ5の無線受信部53Hが人感センサ3からのセンサ信号とID信号を受信すると、処理回路53Jは、センサ入力処理により、値「1」のセンサ入力と、同じく値「1」のID検出・比較をロジック回路53Jに送る。このとき、家電機器(図示を省略)がテーブルタップ5に接続されていると、ロジック回路53Jは、第2の動作により、値「1」の通電設定を電源リレー部53Lに送る。これにより、テーブルタップ5が使用可能になり、テーブルタップ5に接続されている家電機器(図示を省略)に商用電源ACが供給される。また、家電機器(図示を省略)がテーブルタップ5に接続されていないと、ロジック回路53Jは、第2の動作により、値「0」の通電設定を電源リレー部53Lに送る。これにより、テーブルタップ5が使用不可の状態になる。
テーブルタップ5の設定を在宅モードにした場合、部屋H1に設置されている人感センサ3が人体を感知しないと、テーブルタップ5の処理回路53Jは、センサ入力処理により、値「0」のセンサ入力と、同じく値「0」のID検出・比較をロジック回路53Jに加える。さらに、例えばPLCモデム53Fから受けた、外部指示が通電であると、処理回路53Jは、外部指示処理により、値「1」の通電信号と値「0」の節電信号とをロジック回路53Jに加える。外部指示が通電であり、家電機器(図示を省略)がテーブルタップ5に接続されていると、ロジック回路53Jは、第3の動作により、値「1」の通電設定を電源リレー部53Lに送る。これにより、テーブルタップ5が使用可能になり、テーブルタップ5に接続されている家電機器(図示を省略)に商用電源ACが供給される。また、家電機器(図示を省略)がテーブルタップ5に接続されていないと、ロジック回路53Jは、第3の動作により、値「0」の通電設定を電源リレー部53Lに送る。これにより、テーブルタップ5が使用不可の状態になる。
テーブルタップ5の設定を在宅モードにした場合、部屋H1に設置されている人感センサ3が人体を感知しないとき、外部指示が節電であると、処理回路53Jは、外部指示処理により、値「0」の通電信号と値「1」の節電信号とをロジック回路53Jに加える。外部指示が節電であると、ロジック回路53Jは、第3の動作により、値「0」の通電設定を電源リレー部53Lに送る。これにより、テーブルタップ5が使用不可の状態になる。このときには、家電機器(図示を省略)が接続されているかどうかに係わらず、テーブルタップ5が常時、使用不可の状態になる。
ところで、需要家宅Hの家人がテーブルタップ5の本体53に設けられているモード切り替えスイッチ53Gを不在モードにすると、モード切り替えスイッチ53Gは、値「0」の在宅モード信号と値「1」の不在モード信号を制御部53Jに送る。これらの信号を受け取ると、制御部53Jのロジック回路53Jは第4の動作を行う。このとき、部屋H1の人感センサ3が人体を感知しないと、処理回路53Jは、センサ入力処理により、値「0」のセンサ入力と、同じく値「0」のID検出・比較とをロジック回路53Jに送る。これにより、ロジック回路53Jは、値「0」の侵入者通知を処理回路53Jに送る。この場合、処理回路53Jは、警報出力処理により、警報信号をPLCモデム53Fに出力しない。
テーブルタップ5の設定を不在モードにした場合、部屋H1の人感センサ3が人体を感知すると、処理回路53Jは、センサ入力処理により、値「1」のセンサ入力と、同じく値「1」のID検出・比較とをロジック回路53Jに送る。これにより、ロジック回路53Jは、第4の動作により、値「1」の侵入者通知を処理回路53Jに送る。この場合、処理回路53Jは、警報出力処理により、警報信号をPLCモデム53Fに出力する。同時に、処理回路53Jは、人体ありを表すセンサ信号とID信号を無線受信部53Hから受信すると、受け取ったIDに対応する検出場所を調べる。そして、処理回路53Jは、警報出力処理により、調べた検出場所と侵入者ありを示す警報信号を生成し、この警報信号をPLCモデム53Fに送る。これにより、警報信号は、PLCモデム2とルータ1とを経て、ネットワークNWに送信され、例えば外出中の家人が所有する携帯端末が侵入者ありを通報する。
テーブルタップ5の設定を不在モードにした場合、ロジック回路53Jは、第4の動作と共に第5の動作を行う。外部からの通電信号が値「1」であると、つまり、外部指示が通電であり、家電機器(図示を省略)がテーブルタップ5に接続されていると、ロジック回路53Jは、第5の動作により、値「1」の通電設定を電源リレー部53Lに送る。これにより、テーブルタップ5が使用可能になり、テーブルタップ5に接続されている家電機器(図示を省略)に商用電源ACが供給される。また、家電機器(図示を省略)がテーブルタップ5に接続されていないと、ロジック回路53Jは、第5の動作により、値「0」の通電設定を電源リレー部53Lに送る。これにより、電源リレー部53Lが電源タップ53B〜53Dに供給される商用電源ACを遮断し、テーブルタップ5が使用不可の状態になる。
また、テーブルタップ5の設定を不在モードにした場合、外部からの節電信号が値「1」であると、つまり、外部指示が節電であると、ロジック回路53Jは、第5の動作により、値「0」の通電設定を電源リレー部53Lに送る。これにより、テーブルタップ5が常時、使用不可の状態になる。
こうして、この実施の形態により、部屋H1、H2に設置された人感センサ3、4とテーブルタップ5とにより、テーブルタップ5が接続された部屋に対する侵入者を感知し、ネットワークNWを経由して、遠方の家人が所持する携帯端末に通報することができる。かつ、家人が不在の場合、または、在宅であっても、テーブルタップ5が接続された部屋H1、H2を一時的に空ける場合、ネットワークNWを用いた外部指示により、テーブルタップ5に接続された家電機器(図示を省略)に対する商用電源ACの供給の状態を切り替えて、商用電源ACの供給制御を行うことができる。つまり、この実施の形態により、人感センサ3およびテーブルタップ5の両方を利用した省エネルギー機能、人感センサ3による侵入者の感知機能などにより、需要家宅H内で多機能な管理を行うことが可能である。また、この実施の形態により、テーブルタップ5をコンセント111、112に差し込むだけで、侵入者の通報と商用電源ACの供給制御をすることができるので、従来のテーブルタップに比べて、テーブルタップ5の使い勝手を向上させることが可能である。
(実施の形態2)
この実施の形態では、人感センサ3、4の代わりに別のセンサ、例えば、火災等で発生する煙の有無を感知する煙感知センサと、この煙感知センサを利用するためのロジック回路を用いる。このロジック回路は、煙の有無に応じて火災発生通報を行い、また、煙が発生していないときには、通電信号および節電信号の値と、家電機器の接続信号の値とに応じて、実施の形態1と同様の通電設定を出力する。
こうした実施の形態により、煙感知センサが煙を感知していないときの、テーブルタップを利用した省エネルギー機能、煙感知センサが煙を感知したときの、煙感知センサによる火災の検出機能などにより、需要家宅内で多機能な管理を行うことが可能である。
なお、この実施の形態では、煙感知センサの他にも、室内の温度を感知する温度センサ、ガスを感知するガスセンサや、室内の明るさを検出する照度センサなどの、各種のセンサを用いることができる。
以上、この発明の各実施の形態を詳述してきたが、具体的な構成は各実施の形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても、この発明に含まれる。例えば、実施の形態1の人感センサ3、4と、実施の形態2の煙感知センサとは、無線通信部33により感知結果をテーブルタップ5に送信したが、テーブルタップ5に人感センサ3、4や煙感知センサを直接設ける構造としてもよい。この場合にも、需要家宅内で多機能な管理を行うことが可能である。また、各実施の形態では、テーブルタップにPLCモデム53Fなどを組み込んだが、テーブルタップの他にも、二股のコンセントなどに組み込んでもよい。
この発明の実施の形態1による多機能管理システムを示す構成図である。 図1の部屋の様子を示す図である。 人感センサを示す構成図である。 テーブルタップの外観を示す正面図である。 テーブルタップの内部の様子を示す図である。 テーブルタップの構成を示す構成図である。 制御部の構成を示す構成図である。 ロジック回路を示す回路図である。
符号の説明
1 ルータ(通報手段)
2 PLCモデム(通報手段)
3、4 人感センサ(センサ部)
31 焦電センサ
32 制御部
33 無線通信部
34 スイッチ
35 電源部
5 テーブルタップ
51 プラグ
52 ケーブル
53 本体
53A 電源スイッチ
53B〜53D 電源タップ
53E 電源部
53F PLCモデム(通報手段)
53G モード切り替えスイッチ
53H 無線受信部
53J 制御部(制御手段)
53J 処理回路
53J ロジック回路
53K 表示部
53L 電源リレー部
53M 接続検出部
101 電力量計
102 分電盤
111、112 コンセント
121 電灯線
212 LAN端子
GA11〜GA13、GA21〜GA23 アンドゲート
GA24、GA25 オアゲート
TM11、TM21 不感帯タイマー

Claims (6)

  1. 家電機器のプラグが接続される差し込み口を少なくとも1つ具備すると共に建物の部屋のコンセントに接続される電源供給用電気器具を用いた多機能管理システムであって、
    部屋の状態を感知するセンサ部と、
    前記電源供給用電気器具に具備され、前記センサ部の感知結果を通報する通報手段と、
    前記電源供給用電気器具に具備され、前記センサ部の感知結果を基にして、差し込み口に対する商用電源の供給が可能な状態と供給が不可の状態とを切り替える制御手段と、
    を備えることを特徴とする多機能管理システム。
  2. 前記センサ部は、
    部屋の状態を感知して感知結果を送信する送信部と、
    前記電源供給用電気器具に具備され、前記送信部からの感知結果を受信して前記通報手段に送る受信部と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の多機能管理システム。
  3. 前記電源供給用電気器具は、在宅を表す在宅モードまたは不在を表す不在モードを切り替えるためのモード切り替えスイッチを備え、
    前記制御手段は、前記モード切り替えスイッチからのモードと、前記センサ部の感知結果とを基にして、前記商用電源の供給の状態を切り替えることを特徴とする請求項1または2に記載の多機能管理システム。
  4. 前記通報手段は、外部のネットワークに接続する制御を行うルータに、建物内の電灯線を利用して前記センサ部の感知結果を送ることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の多機能管理システム。
  5. 前記制御手段は、前記建物内の電灯線を経由して前記ルータから、家電機器に対して節電を行うか否かの指示を受け取ると、前記センサ部の感知結果と該指示とを基にして、前記商用電源の供給が可能な状態と供給が不可の状態とを切り替えることを特徴とする請求項4に記載の多機能管理システム。
  6. 家電機器のプラグが接続される差し込み口を少なくとも1つ具備すると共に建物の部屋のコンセントに接続される電源供給用電気器具を用いた多機能管理方法であって、
    部屋の状態を感知し、
    前記部屋の感知結果を前記電源供給用電気器具から通報すると共に、該感知結果を基にして、前記差し込み口に対する商用電源の供給が可能な状態と供給が不可の状態とを切り替える、
    ことを特徴とする多機能管理方法。
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