JP2009048666A - 電源中継装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】一般ユーザーが通常使用している家電製品等を使用して簡単に無線式の警報器連動システムを構築でき、いつでもシステムを変更でき、さらに簡単に動作確認もできる電源中継装置を提供する。
【解決手段】監視エリアの異常を検出する警報器2またはセンサー6からの無線信号を受信する受信部10と、電源の供給を中継する電源中継部12と、受信部10で受信した無線信号の内容に応じて電源中継部12の中継動作を制御する中継制御部11と、電源中継部12を介した電源からの電力を外部機器へ供給する外部機器接続端子14とを備え、中継制御部11は、受信した無線信号を送信した警報器2またはセンサー6の種類または組み合わせに応じて、電源中継部12による複数の外部機器接続端子に対する電力供給パターンを異ならしめる。
【選択図】図1

Description

本発明は、警報器からの異常警報または試験信号を受信することで電源のオン・オフ制御を行う電源中継装置に関する。
住宅における火災などの異常を検出して警報する住宅用の警報器が普及しており、近年にあっては、1つの住戸に複数の警報器を設置して、部屋毎に火災などの異常を監視する傾向も増加している。
このように住戸内に複数の警報器を設置した場合、異常が発生した部屋とは別の部屋に人がいた場合、警報音が聞こえず火災などの災害が広がる恐れがある。このため、警報器同士を有線接続し、ある警報器で火災を検出して警報した場合、他の警報器に信号を送って同時に警報させる連動警報ができるようにしている。しかしながら、警報器同士を有線接続することは、有線工事が必要なためにコストが高くなる問題や、建材等の条件により設置が困難な場合がある。この問題は警報信号を無線で送受信する無線式の警報器とすることで解消可能である。警報器と通信する受信装置を設け、警報器の状態を受信機に表示したり、受信機から警報器を制御する警報システムにおいても同様に、無線式の警報器が使用されることがある。
また、警報器からの信号に連動して他の機器を動作させることも行われている。例えば、夜間に監視エリア内において火災等の異常が検出された場合、安全避難のため照明装置を自動的に点灯させたり、あるいは警報器からの信号に連動して電話機を制御し、音声メッセージを出力させたりするものが知られている。また、警報器からの受信信号に応じて接点を開閉させ、警報器以外の機器を連動させるシステムも知られている。警報器からの信号により照明装置を自動的に点灯させるシステムとしては、例えば特許文献1に挙げるようなものがある。
特開2006−39818号公報
しかし、警報器からの信号に連動して他の機器を動作させるシステムは、その構築に専門知識が必要であったり、特別な配線加工や工事が必要であったり、また連動機器の選択範囲に制約が多かったりするものであった。したがって、一般ユーザーが気軽にかつ柔軟に使用できるものではなかった。
本発明は前記課題を鑑みてなされたものであり、一般ユーザーが通常使用している家電製品等を使用して簡単に無線式の警報器連動システムを構築でき、いつでもシステムを変更でき、さらに簡単に動作確認もできる電源中継装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明に係る電源中継装置は、各監視エリアの異常を検出する複数種類の警報器またはセンサーからの無線信号を受信する受信部と、
電源の供給を中継する電源中継部と、
前記受信部で受信した無線信号の内容に応じて前記電源中継部の中継動作を制御する中継制御部と、
前記電源中継部を介した電源からの電力を外部機器へ供給する複数の外部機器接続端子とを備え、
前記中継制御部は、受信した無線信号を送信した警報器またはセンサーの種類または組み合わせに応じて、前記電源中継部による前記複数の外部機器接続端子に対する電力供給パターンを異ならしめることを特徴として構成されている。
また、本発明に係る電源中継装置は、前記電源中継部に対する制御動作を選択する制御動作選択手段を備えることを特徴として構成されている。
さらに、本発明に係る電源中継装置は、前記中継制御部は、前記電源中継部に対して、前記無線信号を受信してから所定の制御開始遅延時間経過後に中継動作の制御を開始することを特徴として構成されている。
さらにまた、本発明に係る電源中継装置は、前記制御開始遅延時間を設定する制御開始遅延時間設定手段を備えることを特徴として構成されている。
そして、本発明に係る電源中継装置は、前記電源中継部に対する制御動作を強制的に解除する制御解除手段を備えることを特徴として構成されている。
また、本発明に係る電源中継装置は、前記中継制御部は、前記制御解除手段による制御解除動作から所定の制御解除遅延時間経過後に、前記電源中継部に対する制御を解除することを特徴として構成されている。
さらに、本発明に係る電源中継装置は、前記制御解除遅延時間を設定する制御解除遅延時間設定手段を備えることを特徴として構成されている。
さらにまた、本発明に係る電源中継装置は、外部接続機器へ中継供給する電源は、無停電電源装置の出力電源であることを特徴として構成されている。
本発明に係る電源中継装置によれば、各監視エリアの異常を検出する複数種類の警報器またはセンサーからの無線信号を受信する受信部と、電源の供給を中継する電源中継部と、受信部で受信した無線信号の内容に応じて電源中継部の中継動作を制御する中継制御部と、電源中継部を介した電源からの電力を外部機器へ供給する複数の外部機器接続端子とを備え、中継制御部は、受信した無線信号を送信した警報器またはセンサーの種類または組み合わせに応じて、電源中継部による複数の外部機器接続端子に対する電力供給パターンを異ならしめることにより、特別な電気知識や電気配線知識等を持たない一般ユーザーがであっても、特別な配線加工や工事の必要もなく、通常使用している家電製品等を使用して簡単に無線式の警報器連動システムを構築でき、また複数の警報器またはセンサーからの信号の種類または組み合わせに応じて複雑な制御も簡単に行わせることができる。
また、本発明に係る電源中継装置によれば、電源中継部に対する制御動作を選択する制御動作選択手段を備えることにより、制御動作を選択的に行うことができることで、警報時において外部機器に応じた動作を行わせることができる。
さらに、本発明に係る電源中継装置によれば、中継制御部は、電源中継部に対して、無線信号を受信してから所定の制御開始遅延時間経過後に中継動作の制御を開始することにより、制御パターンを多様化することができる。
さらにまた、本発明に係る電源中継装置によれば、電源中継部に対する制御動作を強制的に解除する制御解除手段を備えることにより、制御中に強制解除を行うことができる。
そして、本発明に係る電源中継装置によれば、中継制御部は、制御解除手段による制御解除動作から所定の制御解除遅延時間経過後に、電源中継部に対する制御を解除することにより、制御パターンを多様化することができる。
本発明の実施形態について、一例を図面に沿って詳細に説明する。中継する電源はどのようなものであっても良いが、ここでは一般的な家電製品の電源となる交流100V電源を中継する場合について示す。図1は、本実施形態における電源中継装置を用いた防災システムの概要図である。この図に示すように、防災システムは、家屋内に複数種類の警報器2とセンサー6を設けてあり、警報器2は警報信号を無線で送受信可能な無線送受信部2aを有して相互に無線通信を行い、またセンサー6は信号を無線で送信可能な無線送信部6aを有していて、電源中継装置1に対して信号を送信する。また、警報器2やセンサー6からの無線信号を受信して電源からの電力供給を制御する電源中継装置1が設けられる。もちろん、警報器2を一台だけ使用するシステムや、警報器2同士は相互通信を行わないシステムであっても、警報器2から電源中継装置1へ警報信号を無線伝送可能であれば、本発明をそのまま適用できる。
警報器2は、煙を感知すると音声警報を発するように構成される火災警報器タイプのもの(符号30で表されている)と、室内に設置されて人体の熱の検知有無が変化すると無線信号を送信するタイプの人感センサータイプのもの(符号31で表されている)と、玄関に設置されて人体の動きを検知すると警報信号を発生するように構成される人体警報器タイプのもの(符号32で表されている)とが設置されている。また、センサー6としては、温度を検出する温度センサーが設置されている。センサー6は、間欠的に温度の情報を無線送信しており、電源中継装置1では必要に応じて温度の情報を含む信号を受信する。
警報器2に設けられる無線送受信部2aは、煙を感知した警報器2においては、他の警報器2や電源中継装置1に対して警報信号を送信し、他の警報器2においては、警報信号を受信して音声警報を発するようにされている。
電源中継装置1は、無停電電源装置5に接続されており、この無停電電源装置5から供給される電力の供給を制御する。無停電電源装置5への入力電源は、壁面コンセント等から得られる、たとえば交流100V等の商用電源であり、電源中継装置1で中継制御される電源は無停電電源装置の出力としての交流100V電源である。電力供給を制御されるのは、電源中継装置1に接続された外部機器であって、ここでは外部機器として照明器具3と暖房装置4を接続している。また、電源中継装置1は、各警報器2からの無線信号を受信するアンテナ10aと、各種操作を行う操作部16、及び電源中継の状態や操作部16による操作の状態などを表示する表示部13を備えている。
照明器具3は、卓上に設置される一般的な電気スタンドであり、電力が供給されることで光を発し、電力の供給が停止されることで光が消える。また、暖房装置4は、屋内に設置される一般的なファンヒーターであり、電力が供給されることで屋内を加熱し、電力の供給が停止されることで加熱を停止する。
電源中継装置1は、以下に説明する構成を有することにより、警報器2からの警報信号を受信すると、警報器2の種類に応じて無停電電源装置5からの電力供給を制御する。また、警報器2の種類によってはセンサー6からの信号も用いて電力供給を制御する。
具体的な動作としては、電源中継装置1が火災警報器30からの警報信号を受信すると、照明器具3に対しては無停電電源装置5からの電力供給を開始し、暖房装置4に対しては無停電電源装置5からの電力供給を停止する。これにより、暗所であっても、夜間に火災が発生しても慌てることなく良好な視界を確保でき、また火災発生時において暖房装置4を自動的に安全な状態とすることができる。
電源中継装置1が室内に設置された人感センサー31から人体検出無しの信号を受信すると、照明器具3と暖房装置4のいずれに対しても無停電電源装置5からの電力供給を停止する。これにより、人が居ない部屋での照明器具や暖房装置の消し忘れを防止でき、節電だけでなく暖房装置消し忘れによる火災を防止することもできる。
電源中継装置1が人体警報器32からの警報信号を受信すると、照明器具3に対しては無停電電源装置5からの電力供給を開始し、さらにセンサー6からの信号により温度が低いことが検出された場合には、暖房装置4に対しても無停電電源装置5からの電力供給を開始する。これにより、帰宅した際に各機器を条件に応じて自動的に起動させることができる。
次に、電源中継装置1の構成について説明する。図2には、電源中継装置1のブロック図を示している。本実施形態の電源中継装置1は、警報器2からの無線信号を受信する受信部10と、無停電電源装置5からの電源の供給を中継する電源中継部12と、受信部10で受信した無線信号の内容に応じた電源中継部12の制御を行う中継制御部11と、電源中継部12を介した電源からの電力を接続された外部機器3、4にそれぞれ供給する第1外部機器接続端子14及び第2外部機器接続端子15を有して構成されている。本実施形態では、第1外部機器3および第2外部機器4は交流100V電源で動作する家電製品を想定しているので、第1外部機器接続端子14および第2外部機器接続端子15は、当該外部機器の電源プラグが接続できるアウトレット端子となる。
受信部10は、アンテナ10aと、アンテナ10aで受信した信号を中継制御部11に渡す受信処理部10bとを有して構成されている。受信部10からの信号により所定の制御を行う中継制御部11は、CPU及びメモリによって構成することができ、プログラムに基づき各種処理を行うことができる。
中継制御部11によって制御される電源中継部12は、一方が外部の無停電電源装置5に接続され、他方が外部機器を接続する第1外部機器接続端子14及び第2外部機器接続端子15に接続されている。第1外部機器接続端子14には第1外部機器である照明器具3が接続され、第2外部機器接続端子15には第2外部機器である暖房装置4が接続される。電源中継部12は、これら外部機器についてそれぞれ独立して電源供給のオン・オフを切り替えることができるリレー等のスイッチを内部に有しており、このスイッチの切替制御を中継制御部11が行うこととなる。
操作部16には、動作の設定を行うための選択、解除あるいは設定手段が設けられている。操作部16に設けられているのは、電源中継部12をどのように制御するかを選択する第1制御選択手段21と、警報信号の受信後に第1外部機器接続端子14についての実際の制御を開始するまでの時間を設定する第1制御開始遅延時間設定手段23と、電源中継部12をどのように制御するかを選択する第2制御選択手段22と、警報信号の受信後に第2外部機器接続端子15についての実際の制御を開始するまでの時間を設定する第2制御開始遅延時間設定手段24と、中継制御部11による電源中継部12の制御を強制的に解除する制御解除手段25と、操作部16における強制解除の操作後に中継制御部11において実際に制御を解除するまでの時間を設定する制御解除遅延時間設定手段26である。
また、電源中継装置1には前述のように表示部13が設けられており、表示部13は中継制御部11及び操作部16にそれぞれ接続されており、中継制御部11における電源中継部12の制御の状態や、操作部16における各設定の状態などを表示することができるようにされている。
中継制御部11による電源中継部12の制御について、以下説明する。図3には、本実施形態における制御のフローチャートを示している。中継制御部11は、受信部10が何らかの信号を受信したら(S1)、それが警報器2からの警報信号あるいは試験信号であるか否かを判別する(S2)。信号が警報信号あるいは試験信号であった場合には、制御動作を行い、信号が警報信号あるいは試験信号ではなかった場合には、信号が停止するまでS1とS2のステップを繰り返し、信号が停止したら最初の状態に戻る(S3)。
受信部10で受信した信号が警報信号あるいは試験信号であった場合、中継制御部11は操作部16の状態に応じた制御動作を読み出す(S4)。ここで制御動作は、操作部16によってあらかじめ設定されたものであり、その状態は中継制御部11に記憶されている。
中継制御部11は、警報信号を受信してから所定の時間経過後に中継動作の制御を開始する。このため中継制御部11は、警報信号を受信してから第1制御開始遅延時間設定手段23及び第2制御開始遅延時間設定手段24により設定された制御開始遅延時間が経過したか否かを判別し(S5)、当該時間が経過したら次のステップに進む。
制御開始遅延時間は、第1外部機器接続端子14については第1制御開始遅延時間設定手段23により設定され、第2外部機器接続端子15については第2制御開始遅延時間設定手段24により設定される。したがって、これら各設定手段による制御開始遅延時間が異なっている場合は、それぞれ異なる時間、電源中継部12に対する制御の開始を遅らせることとなる。なお、操作部16において第1制御開始時間設定手段23及び第2制御開始遅延時間設定手段24は、たとえばダイヤル式として、任意の時間を選択できるようにする。
制御開始遅延時間が経過したら、中継制御部11は電源中継部12に対する制御を開始する(S6)。ここで電源中継部12をどのように制御するかは、第1制御選択手段21及び第2制御選択手段22による設定に基づく。なお、操作部16において第1制御選択手段21や第2制御選択手段22は、シーソースイッチや押しボタンスイッチなどで構成することができる。
第1外部機器接続端子14についての制御は、電源中継部12の第1外部機器接続端子14に対する電源供給の制御をオフからオン、またはオンからオフのいずれかに切替える。この制御は、警報器2の種類に応じて異なる動作を行うものである。
警報信号が火災警報器30からのものである場合、照明器具3が接続された第1外部機器接続端子14に対しては、オフからオンとなるように制御される。警報信号が人感センサー31からの人体検出無しの信号である場合、照明器具3が接続された第1外部機器接続端子14に対しては、オンからオフとなるように制御される。警報信号が人体警報器32からのものである場合は、第1制御選択手段21は何もしないように設定されている。
第2外部機器接続端子15についての制御は、電源中継部12の第2外部機器接続端子15に対する電源供給の制御をオフからオン、またはオンからオフのいずれかに切替える。この制御は、警報器2の種類に応じて異なる動作を行うものである。
警報信号が火災警報器30からのものである場合、暖房装置4が接続された第2外部機器接続端子15に対しては、オンからオフとなるように制御される。警報信号が人感センサー31からの人体検出無しの信号である場合、暖房装置4が接続された第2外部機器接続端子15に対しては、オンからオフとなるように制御される。
警報信号が人体警報器32からのものである場合は、さらに温度を検知するセンサー6からの信号に応じて動作を行う。前述のように、センサー6からは間欠的に信号が送信されているので、それを受信部10で受信して温度情報を得る。そして、温度が所定以下であった場合には、暖房装置4が接続された第2外部機器接続端子15に対して、オフからオンとなるように制御される。一方、温度が所定より高い場合には、第2外部機器接続端子15に対しては何もしない。
このように、中継制御部11は警報器2の種類に応じて異なる電力供給パターンの制御を行うこととなる。すなわち、火災警報器30から警報信号を受信した場合には、第1外部機器接続端子14をオフからオンに、第2外部機器接続端子15をオンからオフに、それぞれ制御し、人感センサー31から人体検出無しの信号を受信した場合には、第1外部機器接続端子14をオンからオフに、第2外部機器接続端子15もオンからオフに、それぞれ制御する。
また、中継制御部11は警報器2の種類によってはセンサー6からの信号内容に応じた電力供給パターンの制御を行う。すなわち、複数の警報器2及びセンサー6からの信号の組み合わせによって制御内容が異なるようにしている。この信号の組み合わせは、本実施形態のように警報器2とセンサー6の信号の組み合わせでもよいし、複数の警報器2の信号の組み合わせであってもよい。また、本実施形態では警報器2からの信号受信と、センサー6からの信号が所定範囲であることが、両方とも合致するか否かで制御内容を異ならせているが、複数の信号のいずれかが合致するか否かで制御内容を異ならせるようにしてもよい。
中継制御部11は、中継制御部11に対する制御を行いながら、表示部13に制御中である旨の表示を行わせる(S7)。これによって、表示部13を見ることで警報時における制御が行われているか否かを確認することができる。また、試験の際にも、正常に動作していることを表示部13で確認することができる。
制御中は、制御動作要因となった信号の継続状態を監視し、制御動作要因となった信号が元の状態に戻った場合には、制御解除遅延時間設定手段26によりあらかじめ設定されていた制御解除遅延時間が経過後に制御状態を解除することもできる。また、制御動作要因となった信号の継続状態に関わらず制御を継続するか、制御動作要因となった信号の最新状態に応じて制御を解除するかを選択する手段を設けても良い。これによって、人体警報器32とセンサー6によってオンとなった暖房装置が所定温度に達するとオフされるようにする一方で、火災警報器30による照明点灯のように自動的に制御の解除は行わず安全が確認できるまでは制御状態を継続する等、接続する機器に応じた動作をすることができる。
また、制御中には、操作部16において制御解除手段25による制御の強制解除操作があるか否かを監視している(S8)。強制解除がなければ、そのまま制御を継続するが、強制解除の操作があった場合には、制御解除遅延時間設定手段26によりあらかじめ設定されていた制御解除遅延時間が強制解除の操作時から経過するまでループし(S9)、経過したら制御状態を解除して(S10)、最初の状態に戻る。
なお、操作部16において強制解除手段25は、押しボタンスイッチなどで構成することができる。また、制御解除遅延時間設定手段26は、たとえばダイヤル式として、任意の時間を選択できるようにする。
第1外部機器接続端子14と第2外部機器接続端子15は、前述の通り一般の交流100V電源コンセントのプラグ差し込み口と同様の構成からなり、したがって外部機器としては電源容量の範囲内で、一般的な交流100V用電源プラグから電源供給を受け動作する各種機器を接続することができる。そして、操作部16においてオンからオフあるいはオフからオンのいずれかの制御動作を選択しておくことで、外部機器に応じた警報時における動作を任意に設定することができる。したがって、一般家庭においてこの電源中継装置1を設けることで、警報信号によって自動的に電気機器の制御を行うシステムを構築することができる。また、外部機器を別のものとすることで、いつでもシステムを変更することができる。さらには、大がかりなシステムではないために、動作確認も簡単に行うことができる。
本実施形態では、2つの外部機器を接続できるように、第1外部機器接続端子14と第2外部機器接続端子15を設けたが、接続可能な外部機器の数は3つ以上であってもよい。また、外部機器はどのようなものであってもよく、例えばテレビや災害情報ラジオ、屋外に設置する回転灯などが考えられる。また、警報器2として本実施形態では火災警報器や人感センサー及び人体警報器を想定しているが、他の種類の警報器であってもよいし、一台で複数の異常を検知できる複数の機能を有した警報器であってもよい。また、システム内にこれら異種の警報器を混在させても良い。
本実施形態では第1制御選択手段21と第2制御選択手段22を設けて、第1外部機器接続端子14に対する制御と第2外部機器接続端子15に対する制御を独立して設定できるようにしたが、制御選択手段を1つとし複数の外部機器接続端子について一括して制御を行うようにしてもよい。
さらには、本実施形態では、第1外部機器接続端子14に対する制御開始遅延時間と第2外部機器接続端子15に対する制御開始遅延時間を、それぞれ独立して設定できるようにしているが、これらも一括して設定できるようにしてもよい。逆に、本実施形態では制御解除遅延時間を一括して設定し、また制御解除も一括して行うようにしているが、それぞれ独立して設定及び動作できるように、制御解除手段25及び制御解除遅延時間設定手段26を複数設けるようにしてもよい。この場合、例えば侵入センサーからの警報信号により屋内の照明と屋外の回転灯をオフからオンに制御し、点灯させている照明を、この照明が接続された外部機器接続端子に対応した制御解除手段により強制的に制御解除して消灯させ、回転灯だけを継続制御することができる。
そして、本発明の電源中継装置1は、無停電電源装置5に一体に設けても良いし、商用電源コンセントを壁面設置する際使用される埋め込み用ボックス(スイッチボックス)に内蔵したり、テーブルタップに内蔵したり、目的や使い勝手に合わせて適宜の形態とすることが出来る。
なお、本発明の電源中継装置1は、適当に統一化または規格化が図られた電源プラグや端子を有する外部機器に対して、当該電源プラグや端子の装着に適した外部接続端子を備えることによってその目的を達成することができ、商用電源の中継に限定されるものではない。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の適用は本実施形態には限られず、その技術的思想の範囲内において様々に適用されうるものである。
本実施形態における電源中継装置を用いた防災システムの概要図である。 電源中継装置のブロック図である。 本実施形態における制御のフローチャートである。
符号の説明
1 電源中継装置
2 警報器
3 照明器具
4 暖房装置
5 無停電電源装置
10 受信部
11 中継制御部
12 電源中継部
13 表示部
14 第1外部機器接続端子
15 第2外部機器接続端子
16 操作部
21 第1制御選択手段
22 第2制御選択手段
23 第1制御開始遅延時間設定手段
24 第2制御開始遅延時間設定手段
25 制御解除手段
26 制御解除遅延時間設定手段

Claims (8)

  1. 各監視エリアの異常を検出する複数種類の警報器またはセンサーからの無線信号を受信する受信部と、
    電源の供給を中継する電源中継部と、
    前記受信部で受信した無線信号の内容に応じて前記電源中継部の中継動作を制御する中継制御部と、
    前記電源中継部を介した電源からの電力を外部機器へ供給する複数の外部機器接続端子とを備え、
    前記中継制御部は、受信した無線信号を送信した警報器またはセンサーの種類または組み合わせに応じて、前記電源中継部による前記複数の外部機器接続端子に対する電力供給パターンを異ならしめることを特徴とする電源中継装置。
  2. 前記電源中継部に対する制御動作を選択する制御動作選択手段を備えることを特徴とする請求項1記載の電源中継装置。
  3. 前記中継制御部は、前記電源中継部に対して、前記無線信号を受信してから所定の制御開始遅延時間経過後に中継動作の制御を開始することを特徴とする請求項1または2に記載の電源中継装置。
  4. 前記制御開始遅延時間を設定する制御開始遅延時間設定手段を備えることを特徴とする請求項3記載の電源中継装置。
  5. 前記電源中継部に対する制御動作を強制的に解除する制御解除手段を備えることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の電源中継装置。
  6. 前記中継制御部は、前記制御解除手段による制御解除動作から所定の制御解除遅延時間経過後に、前記電源中継部に対する制御を解除することを特徴とする請求項5記載の電源中継装置。
  7. 前記制御解除遅延時間を設定する制御解除遅延時間設定手段を備えることを特徴とする請求項5または請求項6記載の電源中継装置。
  8. 外部接続機器へ中継供給する電源は、無停電電源装置の出力電源であることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の電源中継装置。
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