JP4766411B2 - 履物、その製造方法及びこれに用いる中底 - Google Patents

履物、その製造方法及びこれに用いる中底 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、地下たび、作業靴又は長靴をはじめとする履物、その製造方法及びこれに用いる中底に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
地下たびや作業靴等の接地底を有する各種履物は、特に軽快な作業性が要求されるため、比較的柔軟で薄い底が取付けられている。そしてこの軽快性を満足するよう、地下たびの一部には足のフィット感を高めるため、ゴム底の踏まず部を上方に湾曲させることが行われている。これにより、踏まず部が足の土踏まずに密着して接地感覚に優れ、かつ適度のクッション性が付与されて足にフィットする地下たびとすることができる。
【0003】
上記の場合においてゴム底の踏まず部を上方に湾曲成形するには、加硫成形して賦形する必要があるが、このように加硫成形後のゴム底を中底に取付ける場合、接着が難しいため、さらに周縁部を縫製して取付けることが行われている。
ところが上記のように、ゴム底周縁部を縫製により取付けるときは、接着のみの場合に比べて手数を要するだけでなく、縫製が確実に行われないとゴム底の周辺に隙間が生じたり、又縫目から水の浸入が懸念されることがあった。
【0004】
一方、未加硫状態のゴム底を中底に接着した上で加硫成形すると、確実に固着でき、しかも縫目がないため水の浸入の恐れがなくなるが、加硫成形と同時的に接着する場合単純な加硫成形では、踏まず部を上方に湾曲させることができず、又踏まず部を適宜の型で押圧しながら加硫成形するとしても、変形を起こしてしまう恨みがあった。
【0005】
この課題を解決するため、本出願人は先に上方に湾曲成形させた踏まず部と、この前後を構成する未加硫状態の前後部とで底を構成するようにし、これらの接合縁で接合してゴム底を構成し、これを加硫成形して中底等に取付けることにより上記目的を達成した地下たびについて提案している。(特開平7ー308201号公報参照)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記提案によれば、踏まず部が上方に湾曲成形されたものでありながら、未加硫状態から加硫成形することにより一体的に取付けることができ、しかも水の浸入を防ぐことができる特徴があるが、どうしてもゴム底の接合部が露出してしまう難点があった。
このため本発明では、踏まず部上方の湾曲形状を維持しつつかつその踏まず部が所定位置に設けられ、しかも接合部を露出させることのない接地底が一体的に接合された外観の優れた履物を提供しようとするものである。
【0007】
上記の課題については、地下たびだけに限られることではなく、他の履物例えば作業靴や長靴等の履物についても、同様にいえることであって、所定位置に足の土踏まずに沿うよう上方に湾曲した踏まず部を設けることにより、履いたときの接地感覚及びフィット感が優れたものとなり、履物としての優位性を発揮することとなる。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明はこのような状況に鑑みてなされたもので、その要旨とするところは、アッパーと中底を備え、該中底下面にゴム製の接地底を接合してなる履物において、踏まず部に相当する中央部とこの前後部との3つで構成された中底を用いると共に、該中央部の踏まず部を上方に湾曲成形させたものを用いてこれを前後部と接合させ、この中底下面に接地底を一体化させたことを特徴とする履物にある。
【0009】
又本発明は、アッパーと中底を備え、該中底下面にゴム製の接地底を接合してなる履物を製造する方法において、上記中底を踏まず部に相当する中央部とこの前後部との3つで構成すると共に、該中央部の踏まず部を上方に湾曲成形させたものを用いてこれを前後部と接合させた上で、この中底にアッパーを吊込み、さらにこの下面に接地底を接合して一体化させることを特徴とする履物の製造方法を要旨とするものである。
【0010】
さらに本発明は、アッパーと中底を備え、該中底下面にゴム製の接地底を接合してなる履物に用いる中底において、踏まず部に相当する中央部とこの前後部の3つで構成されたものであって、該中央部の踏まず部を上方に湾曲成形させたものを用いてこれを前後部と接合させたことを特徴とする履物に用いる中底も要旨とするものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明するが、図1ないし図5は本発明を地下たびに適用した例を示している。
これらの図において、1は地下たびのアッパーであり、通常織物からなる甲布1Aを中底2に吊込んで固着して構成されている。3は接地底で、ゴムで形成されており、上記アッパー1の底部即ち中底2の下面に、取付けられている。なお1Bは、爪先部及び踵部の補強布である。
【0012】
本発明は、このような地下たびにおいて、先ず図3に示すように踏まず部に相当する中央部分2Bと、この前後部即ち踏み付け部より前方の部分に相当する前部2A及び略踵部に相当する後部2Cとで構成された中底2であって、該中央部2Bの踏まず部を土踏まずの湾曲形状に沿うように上方に湾曲成形させたものを用意する。この例では、中央部2Bが前後部2A、2C間にぴったりと納まる形状としているが、このようにするとその周縁に段差を生ずることがなくより好ましい。
【0013】
この中底の中央部2Bは、一般にゴム又合成樹脂又はこれらを主体とする材料を用いて形成されるが、この例では図5に示すように主材2B’とこの上面に布2Dとを重ね、これを適宜の成形方法により湾曲成形させたものを用いている。この例のように、主材2B’の上面に布2Dを接合すると、中央部2Bの強度を向上することができると共に、布2Dが履物内側に位置することとなり、別の中敷等を用いなくても使用することができることとなる。なおこの場合の布2Dとして、伸び易い材質或は組織の織物や編物からなる布を用いると、湾曲成形の際に賦形が容易で所定形状に成形し易くなり有利である。特に主材2B’としてゴムを用いた場合には、布に比べてゴムの成形収縮が大きいため、踏まず部の湾曲形状が保持されることになり好ましい。
【0014】
次いでこの中央部2Bの接合縁を、上記前後部2A、2Bの夫々の接合縁と突き合わせた状態にし、図4に示すように縫糸が相互の接合縁を跨るようにジグザグ縫いして取付ける。このようにして中央部2Bを前後部2A、2Cに取付けるときには、踏まず部を中底2の正確な位置に設けることができ、しかも踏まず部の湾曲形状をそのまま生かすことができることとなる。
なお、これらの接合縁を図3及び図4に示すように前後方向に凸の曲線で構成すると、土踏まずの前後の形状に合わせることができ、しかも接合縁の距離を長く取れるため接合の強度を高めることができて好ましいが、直線状の接合縁にしても差し支えない。
【0015】
なお上記の例においては、中央部2Bを突き合わせとなるような形状にして取付けているが、中央部2Bの前後を若干長い形状とし、これを前部2A及び後部2Cと取付けることも可能である。この例を示すのが図8で、このようにすると中央部2Bの接合縁を、前後部2A、2Cの接合縁に一部重ねた状態で縫着、接着又は両者を併用して接合させることができる。
【0016】
上記のようにして得られた中底2と甲布1Aを、定法に従い型(図示は省略したが、この型の底面踏まず部には湾曲状の凹みを設けたものを用いる)に装着し、アッパー1下方周縁を中底2周縁に吊込み接着して固着する。この作業は、既に中央部2Bと前後部2A、2Cが接合されて中底2が一体化しているので、従来の中底にアッパーを吊込む作業と同様に行なうことができる。
以上の状態に到ったら、上記中底2下面(作業時はこの面を上にすることが多いが)に、所定形状の加硫されていない状態即ち未加硫又は半加硫の状態のゴムからなる接地底3を、接着剤を使用して接合し、これを加硫成形して一体化することにより、図2に示すような本発明の地下たびを制作することができる。なお、接地底3の下面には、適宜の凹凸による踏面模様が形成されている。
【0017】
本発明によって得られた地下たびは、図2に示す通り、接地底3は一枚構成であり、加硫されていない状態のゴムを加硫成形して中底2ないしアッパー1の下端周縁に一体的に取付けられているため、接合箇所が何等外部に露出することがなく、しかも接地底3と中底2とは加硫成形により強固に一体化できしたがって水の浸入の虞はなく、勿論踏まず部は所定形状で所定位置に正確に上方湾曲させることができるので、足にフィットする軽快性の良い製品とすることができる。
なお本発明の接地底3を中底2下面に接合する際、接着性を確実にするため、両者の間に専用の接着剤を併用することも有効である。
【0018】
図6及び図7は、本発明を長靴に適用した実施例を示すものである。図において1はアッパー、3は接地底であるが、長靴の場合のアッパー1は、胴部から胛部にかけて一体的に成形されたゴム生地1Cと、この内面に設けられたメリヤス等からなる内布1Dとからなっている。
本発明の長靴を製造する場合、図6の天地を逆にした型(図示略、但しこの型の底面踏まず部は湾曲状の凹みが設けられているものを用いる。)に内布1Dを被せる。
【0019】
本発明では、上記の状態で中底2を底面に接着させるが、この中底2は、上記図3と同様の要領で用意したものを用いる。即ち、踏まず部相当形状の中央部2Bとこの前後部2A、2Cとから構成されたものであって、該中央部2Bの踏まず部を上方に湾曲成形させた中底2を縫着又は接着により接合したものを製作する。この例の場合も上記実施例の図8の場合と同様に、若干長い形状の中央部2Bを用い、一部が重なるようにして接合することもできる。
【0020】
内布1Dを被せた状態の型の底面は、踏まず部の上面も張力のため内布1Dも平面状となっているが、この状態で中底2を当接させ、引き続き胴部及び胛部にゴム生地1Cを接着させて被せて吊込みを行なう。このようにして吊込みを行なうと、内布1Dはメリヤス等の伸縮性の生地でできているので、中央部2Bの湾曲により押し込まれて型の凹みに沿うようになる。
【0021】
この上から加硫されていない状態のゴムからなる中芯1Eを接着して吊込みによる段差をなくし、さらに同様のゴムからなる接地底3を接着剤を介して接合し、所定の方法により加硫成形すると、図7のような接地底3が一体に接合され、かつ踏まず部が上方に湾曲し、接地底3と中底2が強固に一体化され、しかも接合箇所が外部に露出することのない優れた長靴が得られることとなる。
なおこの実施例では、長靴に適用した例に基づいて説明しているが、この態様は作業靴等他の履物にも適用することができるのは勿論である。
【0022】
図9はさらに別の実施例を示すもので、上記図6及び図7に示す長靴に適用した変形例である。上記図7の例では、接地底3として加硫されていない状態のゴムを用い、中央部2Bの湾曲に沿うように加硫成形して一体化しているが、この例の場合は、接地底3として加硫さていない状態のゴム、加硫されたゴムからなるものを用い、かつこれと中底2との間の空隙に発泡合成樹脂等のクッション性を有する緩衝材4を介在させて構成したものである。
【0023】
このように構成した場合も、中底2はその中央部2Bの湾曲により足の土踏まずに沿うように作用し、かつここに重力が加わったときには中央部2Bが若干下方に押圧されるが、緩衝材4の介在により中央部2Bの湾曲の程度が変化し得るため、これを吸収して土踏まずにフィットし、良好な接地感覚を発揮させることができることとなる。この例の場合においても、必要に応じて中底2の下面に中芯1Eを接着した上で、接地底3を接着するようにしてよい。
なおこの実施例の場合も、長靴だけに限られるものではなく、この態様は作業靴等他の履物にも十分適用することができる。
【0024】
図10は作業靴等に適用する中底2の別の実施例を示すもので、特に踏まず部の幅が比較的狭い履物に用いるのに適しており、踏まず部の内側部分に立上り部2Eを形成したものである。この例の場合も、中底2は踏まず部に相当する中央部2Bと、この前後部2A、2Cの3つで構成されており、このうちの中央部2Bの踏まず部は上方に湾曲成形されている。そして中央部2Bが狭い分を考慮して、内側部分を一部立上げて立上り部2Eとしている。
【0025】
以上のように構成された中央部2B及び前後部2A、2Cは、上記の実施例と同様にしてこれらの接合縁を縫合するなどして接合して中底2となし、これにアッパーの甲布1Aを吊り込み、ゴム製の接地底3を一体化させることにより履物とすることができる。この際、上記立上り部2Eに相当する接地底3部分も延出させて立上らせ、この部分を覆うように成形することができる。
このようにして得られた履物は、上記実施例と同様な接地感覚、フィット感が得られるばかりでなく、踏まず部内側には立上り部が形成されることとなり、踏まず部の接地感覚を一層高めることができ、しかもこの部分の強度を向上させることができることとなる。
【0026】
以上本発明を地下たび、長靴、作業靴に適用した実施例について説明したが、本発明はこの例だけに限定されるものではなく、股のない地下たび、安全靴、運動靴、室内履き等各種の履物にも適用できるものである。
これらの履物に適用する場合も、上記の説明と同様に構成されるものであるが、例えば得られた履物の構造は、ほぼ図2の断面と同様となるものであり、図3(但し爪先部の指股はない)や図10のように構成された中底2に、地下たびや長靴の場合と同様にして成形された中底2に必要に応じて中芯1Eを接着した上で接地底3を当接し、これを一体化することができるものである。
なお本発明において必要に応じて使用される中芯1Eは、加硫されていない状態のゴムや加硫成形したゴム等が適宜使用し得る。
【0027】
さらに本発明では、上記で説明した履物に使用する中底自体についても特徴があり、図3、図8又は図10に示す中底2は、所定の湾曲形状を備えた中央部2Bを所定位置に取付けてなっているため、これを適宜のアッパーと組合わせて履物に適用しかつ接地底を取付けることにより、従来と何等変わらない製造工程により、足に十分フィットし、接地感覚の優れた履物を提供し得るものである。勿論この場合も、中芯1Eを必要に応じて併用することができる。この場合も必要があるときは、図10に示すような立上り部2Eを設けるようにすれば、上述した効果が得られる。
【0028】
なお本発明における接地底は、加硫されていない状態すなわち未加硫又は半加硫のゴムを用い加硫成形して一体的に設けることもできるし、加硫成形した底を用いることもできる。
【0029】
【発明の効果】
本発明は以上詳述した如き構成からなるものであり、独特の中央部と前後部を接合した中底を使用し、これにゴム製の接地底を接合して一体化したものであるから、上方に湾曲した所定形状の踏まず部を所定位置に正確に備えたものであり、これにより水の浸入を防止し、しかも外部に接合箇所が露出することのない優れた履物を提供することができ、又中央部を予め取付けた中底を用いることにより特別な方法、装置を用いることなく、このような履物を効率よく確実に製造することができ、なおかつ独得の中央部を取付けた中底を使用することにより一般の履物においても上述した効果を発揮し得る利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を地下たびに適用した実施例を示す斜視図である。
【図2】 図1の部分的な縦断面図である。
【図3】 本発明に使用する中底の接合前の状態を示す斜視図である。
【図4】 本発明に使用する中底の接合した状態を示す平面図である。
【図5】 図4のV-V線の拡大断面図である。
【図6】 本発明を長靴に適用した実施例を示す側面図である。
【図7】 図6の部分的な拡大縦断面図である。
【図8】 本発明に使用する中底の別の例を示す図5に相当する断面図である。
【図9】 本発明を長靴に適用した別の実施例を示す図7に相当する拡大断面図である。
【図10】 本発明を作業靴に適用した場合に用いる中底の例を示す図3に相当する斜視図である。
【符号の説明】
1 アッパー
2 中底
2A 前部
2B 中央部
2C 後部
3 接地底
4 緩衝材

Claims (18)

  1. アッパーと中底を備え、該中底下面にゴム製の接地底を接合してなる履物において、踏まず部に相当する中央部とこの前後部との3つで構成された中底を用いると共に、該中央部の踏まず部を上方に湾曲成形させたものを用いてこれを前後部と接合させ、この中底下面に接地底を一体化させたことを特徴とする履物。
  2. 中央部の接合縁を前後方向に凸の曲線で構成したことを特徴とする請求項1記載の履物。
  3. 中央部内側に立上り部を設けた中底を用いることを特徴とする請求項1又は2記載の履物。
  4. 接地底を上記中央部の湾曲に沿うように成形して一体化させたことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一つに記載の履物。
  5. 接地底と中底の中央部下方との間に緩衝材を介在させて一体化させたことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一つに記載の履物。
  6. 接地底として加硫されていない状態のゴムを用い、これを中底に一体化させるように加硫成形させたことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか一つに記載の履物。
  7. 上面に布が接合された中央部を備えた中底を用いることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか一つに記載の履物。
  8. アッパーと中底を備え、該中底下面にゴム製の接地底を接合してなる履物を製造する方法において、上記中底を踏まず部に相当する中央部とこの前後部との3つで構成すると共に、該中央部の踏まず部を上方に湾曲成形させたものを用いてこれを前後部と接合させた上で、この中底にアッパーを吊込み、さらにこの下面に接地底を接合して一体化させることを特徴とする履物の製造方法。
  9. 中央部の接合縁を前後方向に凸の曲線で構成したことを特徴とする請求項8記載の履物の製造方法。
  10. 中央部内側に立上り部を設けた中底を用いることを特徴とする請求項8又は9記載の履物の製造方法。
  11. 成形可能な材料からなる接地底を上記中央部の湾曲に沿うように成形して一体化させることを特徴とする請求項8ないし10のいずれか一つに記載の履物の製造方法。
  12. 接地底と中底の中央部との間に緩衝材を介在させて一体化させたことを特徴とする請求項8ないし10のいずれか一つに記載の履物の製造方法。
  13. 接地底として加硫されていない状態のゴムを用い、これを中底に一体化させるように加硫成形したことを特徴とする請求項8ないし12のいずれか一つに記載の履物の製造方法。
  14. 上面に布が接合された中央部を備えた中底を用いることを特徴とする請求項8ないし13のいずれか一つに記載の履物の製造方法。
  15. アッパーと中底を備え、該中底下面にゴム製の接地底を接合してなる履物に用いる中底において、踏まず部に相当する中央部とこの前後部の3つで構成されたものであって、該中央部の踏まず部を上方に湾曲成形させたものを用いてこれを前後部と接合させたことを特徴とする履物に用いる中底。
  16. 中央部の接合縁を前後方向に凸の曲線で構成したことを特徴とする請求項15記載の履物に用いる中底。
  17. 中央部内側に立上り部を設けたことを特徴とする請求項15又は16記載の履物に用いる中底。
  18. 中央部の上面に布が接合されたことを特徴とする請求項15ないし17のいずれか一つに記載の履物に用いる中底。
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