JP4766367B2 - プラズマディスプレイパネルのグリーンシート焼成装置及び焼成方法 - Google Patents

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Description

本発明は、プラズマディスプレイパネルに関するもので、詳しくは、プラズマディスプレイパネルのグリーンシートを焼成する装置及び焼成方法に関するものである。
図1は、従来のプラズマディスプレイパネル(PDP)のグリーンシート焼成装置を示す図である。
従来のプラズマディスプレイパネルのグリーンシート焼成装置は、PDP基板100にグリーンシート5を供給する供給ローラ1と、この供給ローラ1から供給された前記グリーンシート5に適切な張力を与える張力ローラ2と、前記グリーンシート5と前記PDP基板100とが密着されるように、前記供給されたグリーンシート5を加熱加圧する加熱加圧ローラ3と、前記PDP基板100を移送する搬送ローラ4と、から構成される。
前記加熱加圧ローラ3がPDP基板100上でグリーンシート5に圧力を加えることで、グリーンシート5を加熱する。また、グリーンシート5の温度が上昇するため、前記グリーンシート5内部の溶剤(バインダー成分)が気体に変わって、グリーンシート5の表面で拡散する。
また、前記搬送ローラ4により前記PDP基板100が搬送されて、前記工程が反復的に行われることで、グリーンシート5の溶剤(バインダー成分)が除去されるとともに、前記PDP基板100とグリーンシート5とが密着される。
グリーンシート5は、通常、10〜300μm程度の厚さを有し、比較的厚く、また、多量の溶剤(バインダー成分)を含んでいる。そのため、それら厚いグリーンシート5とPDP基板100との間の密着力、およびグリーンシート5内部の溶剤を効果的に除去して、グリーンシート5内に溶剤を残さないことが重要である。
したがって、前記グリーンシート5は、前記加熱加圧ローラ3により、前記溶剤の揮発が活発に行われる温度範囲である約100℃〜200℃で、比較的、短時間、約5分以内で急速加熱されることで、前記グリーンシート5内部の溶剤を急速に除去し、それによって、過熱によるグリーンシート膜の損傷を防止することができる。
従来のプラズマディスプレイパネルのグリーンシート焼成装置では、前記PDP基板100と前記グリーンシート5とを密着し、前記グリーンシート5内部の溶剤を除去するために、前記グリーンシート5の上側のみを加熱加圧している。
しかしながら、一般に、溶剤は、PDP基板100に密着される前記グリーンシート5の下部表面に集中する。したがって、前記グリーンシート5の上部を加熱する加熱加圧ローラ3から発生した熱エネルギーが、前記グリーンシート5の下部に充分に伝達されない。その結果、焼成時に、溶剤の除去不足及び、前記グリーンシート5とPDP基板100との密着性低下により、気泡、突起、膜脱落などの不良が発生し、PDP基板の生産効率が低下するという問題点があった。
上記問題を解決するために、従来技術は、焼成前に、前記PDP基板100を100℃程度に予め加熱してから、前記プラズマディスプレイパネルのグリーンシート焼成装置に投入することが提案されていた。しかし、この方法によっても、過熱によりグリーンシート5が損傷されるという問題点があった。
本発明は、前記従来の技術の限界および短所による問題を解決するためのプラズマディスプレイパネルのグリーンシート焼成装置および焼成方法を提供する。
また、本発明は、PDP基板の製造工程において、PDP基板に使用されるグリーンシートの裏側フィルムの焼成時に発生する気泡、突起、膜脱落などの不良を減少し、加熱による変形を防止することにより、PDP基板の生産性および性能を向上するとともに、製造原価を節減できる、プラズマディスプレイパネルのグリーンシート焼成装置および焼成方法を提供する。
また、本発明は、PDP基板に付着されるグリーンシートの上下部の全てを加熱することで、グリーンシート内部に迅速に熱を伝逹して前記グリーンシート内部の溶剤を除去し、焼成後、グリーンシート内部の残留溶剤による気泡、突起、膜脱落などの不良を減少し、前記グリーンシート加熱による変形を防止するために冷却を行い、PDP基板の生産性を向上できる、プラズマディスプレイパネルのグリーンシート焼成装置および焼成方法を提供する。
前記課題を解決するために、本発明によるプラズマディスプレイパネルのグリーンシート焼成装置は、PDP基板にグリーンシートを供給する供給部と、前記供給されたグリーンシートおよび前記PDP基板を前記グリーンシートの上側から加熱加圧により密着して残留溶剤を除去する加熱加圧ローラと、前記PDP基板の下側から、または前記グリーンシートの下と前記PDP基板の面との間の接触部の両面に直接熱を集束させて照射するため、前記PDP基板に対して垂直方向から水平方向に移動自在な加熱モジュールと、前記PDP基板の下部に位置し、前記PDP基板を搬送する移送部と、を含むことを特徴とする。
また、プラズマディスプレイパネルのグリーンシート焼成方法は、PDP基板にグリーンシートを供給する第1段階と、前記PDP基板に対して垂直方向から水平方向に移動自在の加熱モジュールにより、前記供給されたグリーンシートの下と前記PDP基板の上面との接触部の両面に直接熱を集束させて照射し、前記接触部を一次的に加熱させて、前記グリーンシートの下の残留溶剤を排出して密着力を高める第2段階と、前記第2段階で一次的に加熱されたグリーンシートおよび前記PDP基板を、加熱加圧により圧着する第3段階と、前記第3段階の圧着と同時に前記PDP基板を移動させる第4段階と、から構成されることを特徴とする。
本発明のプラズマディスプレイパネルのグリーンシート焼成装置及び焼成方法は、PDP基板に付着されたグリーンシートの上下部の全てを加熱することで、前記グリーンシートとパネル基板との密着力を向上し、また、前記グリーンシート内部の溶剤を効果的に排出することで、焼成後、グリーンシート内部の残留溶剤による気泡、突起、膜脱落などの不良を減少し、さらに、前記加熱されたグリーンシートを冷却することで、加熱による変形を防止してPDP基板の生産性を向上できるという効果がある。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図2Aは、PDPフロント基板を示した図であり、図2Bは、PDPリア基板を示した図である。
PDPのパネルは、互いに対向する2枚のガラス基板の間で、ネオン(Ne)、ヘリウム(He)、キセノン(Xe)などの不活性ガスが放電するとき、発生する紫外線によって蛍光体が励起する発光現象を用いたガス放電ディスプレイ素子である。
一般のPDPのパネルの構造をみると、図2A及び図2Bに示すように、PDPのフロントパネルは、前記フロント基板19と、リア基板20と対向してストライプ状に配列形成された複数個の表示電極11と、これら表示電極11を覆うように積層され、放電時の放電電流を制限して壁電荷の生成を容易にする第1誘電体層13と、この第1誘電体層13を保護するための誘電体保護層14と、から構成され、前記複数個の表示電極11は、フロントパネル基板19と第1誘電体層13の間の、バス電極12aおよび透明電極12bにより構成される。このとき、図2Aに示すように、フロントパネルは、フロント基板19が上方向に置かれた構造となっている。
また、PDPのリアパネルは、前記リア基板20と、前記フロント基板19の表示電極11と直交するようにストライプ状に配列され、前記表示電極11と共に全画面を複数個のセルに区分する複数個のアドレス電極15と、前記リア基板20の全面に備えられ、互いに絶縁されている前記アドレス電極15を保護するための第2誘電体層16と、この第2誘電体層16上にストライプ状に配列形成されて放電空間を形成する隔壁17と、この隔壁17により形成された放電空間内部に印刷および塗布され、各セルの放電時、紫外線により励起されて可視光を放出する蛍光層18と、から構成される。
このように構成されたPDPのフロントおよびリアパネルを提供しようとする時には、バス電極12a、第1誘電体層13、アドレス電極15、第2誘電体層16、隔壁17、蛍光層18などがフロント基板19およびリア基板20に対応して印刷されるように、グリーンシートがフロント基板19およびリア基板20に塗布された後、ヒーターなどの加熱器を用いた直接乾燥方式により乾燥された後、焼成される。
前記グリーンシートの焼成過程では、グリーンシートが加熱されることでグリーンシートの温度が上昇し、内部の溶剤がガス状態に励起されて前記グリーンシートの外部に排出される。
本発明によるプラズマディスプレイパネルのグリーンシート焼成装置は、図3及び図4に示すように、PDP基板100にグリーンシート150を供給する供給部110を含んでいる。この供給部110は、前記グリーンシート150を供給する供給ローラ111と、この供給ローラ111で供給されたグリーンシート150に張力を与える張力ローラ112と、から構成される。
前記供給部110から供給された前記グリーンシート150は、加熱によって前記PDP基板100に密着される。すなわち、前記グリーンシート150は、前記グリーンシート150の上側に位置して前記グリーンシート150を加熱加圧する加熱加圧ローラ120と、前記グリーンシート150の下側に位置して前記グリーンシート150の下部と前記PDP基板100との接触部を加熱する加熱モジュール130により加熱されて、前記PDP基板100に密着される。
前記グリーンシート150は、PDP基板100の上側に位置する前記加熱加圧ローラ120の圧力により前記PDP基板100に密着されるが、前記加熱加圧ローラ120から発生する熱によって前記PDP基板100に密着されたグリーンシート150の温度が上昇し、あるいは、加熱モジュール130がグリーンシート150を加熱することにより温度が上昇し、前記グリーンシート150内部の溶剤(バインダー成分)が気体状態に変わり、膜表面部に励起されて排出される。
前記加熱モジュール130は、熱を発生するヒーター131と、このヒーター131から発射された熱線を集束して前記グリーンシート150の下部と前記PDP基板100との接触部を加熱する集光板132と、から構成される。ここで、前記ヒーター131は、赤外線ヒーターにより構成される。ここで、前記加熱モジュール130は、PDP基板100に対して少なくとも垂直および水平方向に変位されるように構成される。
また、前記加熱モジュール130は、上下左右の位置移動及び微細調整が可能であり、前記PDP基板100の表面と前記グリーンシート150の下部との接触部を選択的に加熱することで、前記グリーンシート150内部の溶剤を排出して密着力を高めることができる。主に、前記溶剤は、グリーンシート150の下部に集まっているため、前記PDP基板100の下側に位置した前記加熱モジュール130を用いる場合、熱が前記PDP基板100を経由してグリーンシート150の下部の溶剤に迅速に伝逹されるので、前記グリーンシート150内部の溶剤を排出して密着力を高めることができる。
さらに、前記加熱モジュール130を、前記グリーンシート150の下部空間と前記PDP基板100の上部との間に位置するように移動し、前記PDP基板100を経由せずに接触部位を直接加熱することで、前記グリーンシート150内部の溶剤を排出して密着力を高められる。この場合、PDP基板100を経由せずに接触部位を直接加熱するので、熱伝逹が一層迅速かつ効率的に行われる。
さらに、前記加熱モジュール130は、急速加熱方式を用いるので、瞬間的に加熱されるとともに順次的に冷却され、過熱によるグリーンシート150の損傷を防止することができる。一方、急速加熱方式を用いる場合、加熱後の冷却時間をさらに減少して加熱によるグリーンシート150の損傷を効果的に防止するための冷却モジュール160を提供することで、前記加熱モジュール130により加熱されて加熱加圧ローラ120により圧着されたグリーンシート150を一層迅速に冷却し、過熱によるグリーンシート150の変形を防止することができる。このような冷却方法としては、圧着直後、前記冷却モジュール160から噴射される低温の空気を圧着部位に噴射する方法を用いる。ここで、前記冷却モジュール160は、PDP基板100に対して少なくとも垂直および水平方向に変位できるように構成される。
前記冷却モジュール160は、上下左右の位置移動により、加熱されたグリーンシート150を選択的に冷却することができ、微細調整により効果的に加熱されたグリーンシート150を冷却して変形を防止することができる。
また、前記プラズマディスプレイパネルのグリーンシート焼成装置は、前記PDP基板100の下部に位置して前記PDP基板を移動するローラ部141と、このローラ部141を駆動するモータ部142と、からなる移送部140をさらに含み、前記移送部140により、前記PDP基板100がプラズマディスプレイパネルのグリーンシート焼成装置の内部で搬送されることで、前記PDP基板100が前記加熱加圧ローラ120の下部を通過するとき、前記供給部110から供給されたグリーンシート150と前記PDP基板とが圧着される。
以下、本発明のプラズマディスプレイパネルのグリーンシート焼成方法を、図5に基づいて説明する。
まず、グリーンシート150は、供給部110の供給ローラ111によって供給される(段階503)。このとき、張力ローラ112により、前記グリーンシート150に張力を与えることで、しわの発生を防止することができる。
次いで、前記供給されたグリーンシート150とPDP基板100との圧着部位を、加熱モジュール130により一次的に加熱(予熱)する(段階505)。このとき、前記加熱モジュール130を上下左右に位置移動及び微細調整することで、圧着部位を選択的に加熱することができる。このとき、前記PDP基板100の下側で、前記PDP基板100を通過して接触部位を加熱するか、または、PDP基板100を経由せずに前記加熱モジュール130により、前記グリーンシート150と前記PDP基板100との間の接触部に直接熱を加えることで、前記グリーンシート150の下部の溶剤を排出して密着力を高めることができる。
次いで、前記段階505で一次的に加熱された前記グリーンシート150および前記PDP基板100を、加熱加圧ローラ120の加熱加圧により圧着する(段階507)。
このとき、前記加熱加圧ローラ120により加熱されて圧着されると、熱によってグリーンシート150の変形が発生する。第3段階で用いた加熱モジュール130は、急速加熱方式で動作することを原則とするため、急速加熱後の冷却速度も迅速であるが、前記加熱圧着されたグリーンシートの変形を一層効率的に防止するために、加熱圧着された後、冷却モジュール160により直ちに前記グリーンシート150を冷却する段階509がさらに含まれる。すなわち、前記冷却モジュール160の位置を、上下左右に移動及び微細調整することで、加熱圧着部位を選択的に冷却して効率を上げることができる。
従来のプラズマディスプレイパネルのグリーンシート焼成装置を示す図である。 (A)はPDPのフロント基板を示す図であり、(B)はPDPのリア基板を示す図である。 本発明によるプラズマディスプレイパネルのグリーンシート焼成装置を示す図である。 本発明によるプラズマディスプレイパネルのグリーンシート焼成装置を示すブロック図である。 本発明によるプラズマディスプレイパネルのグリーンシート焼成方法を示すフローチャートである。
符号の説明
110 供給部
111 供給ローラ
112 張力ローラ
120 加熱加圧ローラ
130 加熱モジュール
131 ヒーター
132 集光板
140 移送部
141 ローラ部
142 モータ部
150 グリーンシート
160 冷却モジュール

Claims (16)

  1. PDP基板にグリーンシートを供給する供給部と、
    前記供給されたグリーンシートおよび前記PDP基板を前記グリーンシートの上側から加熱加圧により密着して残留溶剤を除去する加熱加圧ローラと、
    前記PDP基板の下側から、または前記グリーンシートの下と前記PDP基板の面との間の接触部の両面に直接熱を集束させて照射するため、前記PDP基板に対して垂直方向から水平方向に移動自在な加熱モジュールと、
    前記PDP基板の下部に位置し、前記PDP基板を搬送する移送部と、を含むことを特徴とするプラズマディスプレイパネルのグリーンシート焼成装置。
  2. 前記供給部は、前記プラズマディスプレイパネルにグリーンシートを供給する供給ローラと、前記供給ローラにより供給されたグリーンシートを引っ張って前記PDP基板に装着する張力ローラと、を含むことを特徴とする請求項1記載のプラズマディスプレイパネルのグリーンシート焼成装置。
  3. 前記加熱モジュールは、ヒーター部と、前記ヒーター部から放射された熱を集束して加熱する集光板と、を含むことを特徴とする請求項1記載のプラズマディスプレイパネルのグリーンシート焼成装置。
  4. 前記ヒーター部は、赤外線ヒーターであることを特徴とする請求項3記載のプラズマディスプレイパネルのグリーンシート焼成装置。
  5. 前記加熱モジュールは、前記接触部を選択的に加熱するように、前記PDP基板に対して垂直および水平方向に移動可能であることを特徴とする請求項1記載のプラズマディスプレイパネルのグリーンシート焼成装置。
  6. 前記加熱モジュールは、前記PDP基板の下側に位置しており、前記PDP基板を通過して前記グリーンシートの下と前記PDP基板の上面との接触部を選択的に加熱して前記グリーンシートの下の残留溶剤を除去し、前記グリーンシートと前記PDP基板との密着力を向上することを特徴とする請求項1記載のプラズマディスプレイパネルのグリーンシート焼成装置。
  7. 前記プラズマディスプレイパネルのグリーンシート焼成装置は、前記グリーンシートと前記PDP基板との圧着後、前記グリーンシートを冷却して加熱による変形を防止する冷却モジュールをさらに含むことを特徴とする請求項1記載のプラズマディスプレイパネルのグリーンシート焼成装置。
  8. 前記冷却モジュールは、前記グリーンシートと前記PDP基板との圧着部位が冷却されるように、低温の空気を噴射することを特徴とする請求項7記載のプラズマディスプレイパネルのグリーンシート焼成装置。
  9. 前記冷却モジュールは、圧着部位を選択的に冷却するように、プラズマディスプレイパネル基板に対して垂直および水平方向にその位置を移動及び微細調整可能であることを特徴とする請求項7記載のプラズマディスプレイパネルのグリーンシート焼成装置。
  10. 前記移送部は、前記PDP基板を移動するローラ部と、前記ローラ部を駆動するモータ部と、から構成されることを特徴とする請求項1記載のプラズマディスプレイパネルのグリーンシート焼成装置。
  11. PDP基板にグリーンシートを供給する第1段階と、
    前記PDP基板に対して垂直方向から水平方向に移動自在の加熱モジュールにより、前記供給されたグリーンシートの下と前記PDP基板の上面との接触部の両面に直接熱を集束させて照射し、前記接触部を一次的に加熱させて、前記グリーンシートの下の残留溶剤を排出して密着力を高める第2段階と、
    前記第2段階で一次的に加熱されたグリーンシートおよび前記PDP基板を、加熱加圧により圧着する第3段階と、
    前記第3段階の圧着と同時に前記PDP基板を移動させる第4段階と、から構成されることを特徴とするプラズマディスプレイパネルのグリーンシート焼成方法。
  12. 前記第1段階では、前記グリーンシートを、しわが発生しないように引っ張って供給することを特徴とする請求項11記載のプラズマディスプレイパネルのグリーンシート焼成方法。
  13. 前記第2段階では、前記加熱モジュールをプラズマディスプレイパネル基板に対して、垂直および水平方向にその位置を移動及び微細調整して、前記接触部を選択的に加熱することを特徴とする請求項11記載のプラズマディスプレイパネルのグリーンシート焼成方法。
  14. 前記プラズマディスプレイパネルのグリーンシート焼成方法は、第3段階後、冷却モジュールにより前記グリーンシートの加熱圧着部位を冷却して、前記グリーンシートの変形を防止する変形防止段階をさらに含むことを特徴とする請求項11記載のプラズマディスプレイパネルのグリーンシート焼成方法。
  15. 前記変形防止段階では、低温の空気を噴射して前記グリーンシートを冷却することを特徴とする請求項14記載のプラズマディスプレイパネルのグリーンシート焼成方法。
  16. 前記変形防止段階では、前記冷却モジュールをプラズマディスプレイパネル基板に対して上下左右にその位置を移動及び微細調整して、圧着部位を選択的に冷却することを特徴とする請求項14記載のプラズマディスプレイパネルのグリーンシート焼成方法。
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