JP4764194B2 - 自動写真撮影装置及びその方法 - Google Patents

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Description

本発明は、自動写真撮影装置及びその方法に関し、さらに詳しくは、利用者を撮影して得た写真画像をシール紙に印刷して写真シールを製造する自動写真撮影装置及びその方法に関する。
ゲームセンタなどの遊戯施設には、利用者を被写体としてカメラで撮影し、その写真画像をシール紙に印刷して販売する自動写真撮影装置が設置されている。これらの自動写真撮影装置は、利用者を撮影して写真画像を取得する撮影装置と、写真画像をタブレットディスプレイなどに表示し、その写真画像に付属のタッチペンで文字や図形などを落書きして編集画像を入力する画像編集装置とを備えたものが一般的になっている。画像編集装置で入力された編集画像は写真画像と合成され、その合成画像がプリンタでシール紙に印刷され、利用者に提供される。
自動写真撮影装置には、カメラで撮影されている被写体の映像をライブ映像としてリアルタイムで表示するモニタ表示装置が設けられ、利用者がライブ映像を確認しながら写真撮影できるようになっている。また、利用者が希望する場合には、写真画像の前景となる装飾用のフレームがライブ映像上に重ねて表示され、利用者がフレームの位置を意識しながら写真撮影できるものもある。
一般的には1枚の写真画像に対して1つのフレームが合成されるが、2枚の写真画像に対して1つのフレームが合成されるものもある。このフレームは2枚の写真画像上に渡って統一的な装飾画像を形成するもので、以下、このフレームを「連結フレーム」と呼び、2枚の写真画像を「連結写真画像」と呼ぶ。
連結フレームを用いる場合には、最初に、連結フレームの右又は左半分がライブ映像上に重ねて表示されている状態で1枚目の写真撮影を行い、次に、連結フレームの残り半分がライブ映像上に重ねて表示されている状態で2枚目の写真撮影を行っている。そのため、連結写真画像に連結フレームを合成した仕上がりの全体イメージを捉え難いという問題があった。その結果、被写体の位置が意図した位置よりもずれ、両写真画像に写っている被写体同士のバランスが悪くなることがあった。
特開2004−260650号公報 特開2004−320077号公報 特開2002−199314号公報 特開2003−289488号公報 特開2004−153852号公報 特許第3529747号公報 特許第3716814号公報 特開2005−123680号公報
本発明の目的は、仕上がりをイメージしながら連結写真画像を撮影することができる自動写真撮影装置及びその方法並びに自動写真撮影プログラムを提供することである。
本発明のもう1つの目的は、複数の利用者が一緒に連結写真画像を編集することができる自動写真撮影装置及びその方法並びに自動写真撮影プログラムを提供することである。
課題を解決するための手段及び発明の効果
本発明による自動写真撮影装置は、カメラと、モニタ表示装置と、シャッタ手段と、記憶手段と、モニタ表示制御手段と、プリンタとを備える。カメラは、被写体を撮影する。モニタ表示装置は、カメラにより撮影されている被写体の映像をライブ映像としてリアルタイムで被写体に向けて表示する。シャッタ手段は、モニタ表示装置に表示されている被写体のライブ映像を写真画像として所定のタイミングで固定する。記憶手段は、シャッタ手段により固定された写真画像を記憶する。モニタ表示制御手段は、記憶手段から読み出された写真画像をライブ映像の隣に表示するようにモニタ表示装置を制御する。プリンタは、記憶手段から読み出された写真画像を印刷する。ここでは、ライブ映像及び写真画像を1台のモニタ表示装置で一緒に表示しても、複数台のモニタ表示装置で個別に表示してもよい。写真画像はライブ映像に接して表示されるのが好ましいが、隣であれば多少離れて表示されてもよい。写真画像及びライブ映像の大きさは同じであるのが好ましいが、異なっていてもよい。写真画像及びライブ映像は典型的には左右に並んで表示されるが、上下又は斜めに並んで表示されてもよい。記憶手段は単一の記憶媒体(半導体メモリ、磁気ディスクなど)で構成されていても、複数の記憶媒体で構成されていてもよい。撮隣り合わせに撮影された複数の写真画像はシール紙内でも隣り合わせに印刷されるのが好ましいが、これに限定されることはなく、バラバラに印刷されてもよい。隣り合わせに撮影された複数の写真画像は1枚のシール紙に印刷されるのが好ましいが、これに限定されることなく、2枚のシール紙にバラバラに印刷されてもよい。
本発明によれば、撮影済みの写真画像がライブ映像の隣に表示されるので、利用者は仕上がりをイメージしながら連結写真画像を撮影することができる。
好ましくは、モニタ表示制御手段は、モニタ表示装置に表示されているライブ映像及び写真画像にまたがって所定の装飾画像を表示するようにモニタ表示装置を制御する。ここで用いられる装飾画像には、連結写真画像を構成する複数の写真画像全体を縁取るフレーム、複数の写真画像上に連続的に表される図形などがあるが、図形は連続的なものに限らず、非連続的なものでもよい。
この場合、利用者は装飾画像の位置を考慮しながら連結写真画像を撮影することができる。
好ましくは、モニタ表示制御手段は、シャッタ手段が写真画像を固定する前でも後でも、ライブ映像を同じ位置に表示するようにモニタ表示装置を制御する。
この場合、利用者は常に同じ方を向きながら連結写真画像を撮影することができる。
好ましくは、モニタ表示制御手段は、シャッタ手段が写真画像を固定する前でも後でも、ライブ映像を中央に表示し、シャッタ手段が写真画像を固定する前では、操作方法を示す案内画像をライブ映像の一方隣に表示し、シャッタ手段が写真画像を固定する後では、案内画像の代わりに写真画像をライブ映像の一方隣に表示し、案内画像をライブ映像の他方隣に表示するようにモニタ表示装置を制御する。
この場合、利用者は常に同じ方を向きながら連結写真画像を撮影することができる。しかも、写真画像が案内画像の代わりに表示され、案内画像がライブ映像の反対隣に表示されるので、モニタ表示装置の画面領域を有効に活用しながら利用者に操作方法を案内することができる。
好ましくは、カメラは、モニタ表示装置に表示されるライブ画像の真上に配置される。
この場合、真上のカメラで撮影されているライブ映像が常に同じ位置に表示されるので、利用者は常に真正面を向きながら連結写真画像を撮影することができる。
本発明によるもう1つの自動写真撮影装置は、カメラと、モニタ表示装置と、シャッタ手段と、切替手段と、記憶手段と、編集表示装置と、編集写真選択手段と、編集表示制御手段と、タッチペン制御手段と、編集手段と、プリンタとを備える。カメラは、被写体を撮影する。モニタ表示装置は、カメラにより撮影されている被写体の映像をライブ映像としてリアルタイムで被写体に向けて表示する。シャッタ手段は、モニタ表示装置に表示されている被写体のライブ映像を写真画像として所定のタイミングで固定する。切替手段は、1枚の写真画像からなる個別写真画像を取得するための個別撮影モードと、複数枚の写真画像からなる連結写真画像を取得するための連結撮影モードとを切り替える。記憶手段は、個別撮影モードにおいてシャッタ手段により固定された各写真画像を個別写真画像として記憶し、連結撮影モードにおいてシャッタ手段により固定された複数の写真画像を連結写真画像として記憶する。編集表示装置は、記憶手段から読み出された写真画像を表示し、左及び右タッチペンによる入力を受け付けるタッチパネルを有する。編集写真選択手段は、記憶手段に記憶された写真画像の中から編集対象の写真画像を選択する。編集表示制御手段は、編集写真選択手段により個別写真画像が選択された場合、その選択された個別写真画像を左画面又は右画面に表示し、編集写真選択手段により連結写真画像が選択された場合、その選択された連結写真画像を左画面及び右画面に表示するように編集表示装置を制御する。タッチペン制御手段は、編集写真選択手段により個別写真画像が選択された場合、左画面に対応するタッチパネルの領域内への左タッチペンによる入力を許可しかつ右タッチペンによる入力を禁止し、右画面に対応するタッチパネルの領域内への右タッチペンによる入力を許可しかつ左タッチペンによる入力を禁止し、編集写真選択手段により連結写真画像が選択された場合、左画面に対応するタッチパネルの領域内への左及び右タッチペンによる入力を許可しかつ右画面に対応するタッチパネルの領域内への左及び右タッチペンによる入力を許可する。編集手段は、左及び右タッチペンによる入力に応じて所望の編集画像を編集写真選択手段により選択された写真画像に追加する。プリンタは、記憶手段から読み出された写真画像と編集手段により追加された編集画像とを合成して印刷する。
本発明によれば、個別写真画像については各自で編集し、連結写真画像については一緒に編集することができる。
好ましくは、編集表示制御手段は、編集写真選択手段により個別写真画像及び連結写真画像が選択された場合、その選択された個別写真画像及び連結写真画像を並べて表示するように編集表示装置を制御する。
この場合、連結写真画像が選択されても個別写真画像が消えることなく、連結写真画像が個別写真画像と並んで表示されるので、個別画像を編集していた利用者はその編集を中断することなく継続することができ、しかも他の利用者と一緒に連結写真画像も編集することができる。
好ましくは、編集表示制御手段は、連結写真画像の隣り合う写真画像の間には間隔をおかず、個別写真画像と連結写真画像との間には間隔をおくように編集表示装置を制御する。
この場合、利用者は連結写真画像全体をイメージしながら、しかも個別写真画像とは区別しながら、連結写真画像を編集することができる。
好ましくは、編集表示制御手段は、個別写真画像のサムネイル画像と視覚的に識別可能な態様で連結写真画像のサムネイル画像を表示するように編集表示装置を制御する。視覚的に識別可能な態様として、たとえば、サムネイル画像の種類ごとに配置領域を離したり、色分けしたり、線引きしたりする。
この場合、連結写真画像のサムネイル画像は個別写真画像のサムネイル画像視覚的に識別可能な態様で表示されているので、利用者が連結写真画像を個別写真画像と誤って選択するのを防止することができる。そのため、個別写真画像の編集が不用意に妨げられることはない。
好ましくは、自動写真撮影装置はさらに、連結写真画像の中から1又は2以上の写真画像を選択する表示写真選択手段を備える。編集表示制御手段は、表示写真選択手段により選択された写真画像を表示するように編集表示装置を制御する。
この場合、連結写真画像を構成する全部の写真画像が表示されるのではなく、一部の写真画像が表示されるので、小さい画面領域で連結写真画像全体を編集することができる。
本発明による自動写真撮影方法は、カメラにより撮影されている被写体の映像をライブ映像としてリアルタイムで被写体に向けて表示するステップと、表示されている被写体のライブ映像を第1の写真画像として所定のタイミングで固定するステップと、固定された第1の写真画像を記憶手段に記憶するステップと、記憶手段から読み出された第1の写真画像をライブ映像の隣に表示するステップと、第1の写真画像の隣に表示されている被写体のライブ映像を第2の写真画像として所定のタイミングで固定するステップと、固定された第2の写真画像を記憶手段に記憶するステップと、記憶手段から読み出された第1及び第2の写真画像を印刷するステップとを備える。
本発明によれば、撮影済みの写真画像がライブ映像の隣に表示されるので、利用者は仕上がりをイメージしながら連結写真画像を撮影することができる。
本発明によるもう1つの自動写真撮影方法は、カメラにより撮影されている被写体の映像をライブ映像としてリアルタイムで被写体に向けて表示するステップと、1枚の写真画像からなる個別写真画像を取得するための個別撮影モードと、複数枚の写真画像からなる連結写真画像を取得するための連結撮影モードとを切り替えるステップと、表示されている被写体のライブ映像を写真画像として所定のタイミングで固定するステップと、個別撮影モードにおいて固定された各写真画像を個別写真画像として記憶手段に記憶するステップと、連結撮影モードにおいて固定された複数の写真画像を連結写真画像として記憶手段に記憶するステップと、記憶手段に記憶された写真画像の中から編集対象の写真画像を選択するステップと、個別写真画像が選択された場合、その選択された個別写真画像を左画面又は右画面に表示するステップと、個別写真画像が選択された場合、左画面に対応するタッチパネルの領域内への左タッチペンによる入力を許可しかつ右タッチペンによる入力を禁止し、右画面に対応するタッチパネルの領域内への右タッチペンによる入力を許可しかつ左タッチペンによる入力を禁止するステップと、連結写真画像が選択された場合、その選択された連結写真画像を左画面及び右画面に表示するステップと、連結写真画像が選択された場合、左画面に対応するタッチパネルの領域内への左及び右タッチペンによる入力を許可しかつ右画面に対応するタッチパネルの領域内への左及び右タッチペンによる入力を許可するステップと、左及び右タッチペンによる入力に応じて所望の編集画像を選択された写真画像に追加するステップと、記憶手段に記憶された写真画像と追加された編集画像とを合成して印刷するステップとを備える。
本発明によれば、個別写真画像については各自で編集し、連結写真画像については一緒に編集することができる。
本発明による自動写真撮影プログラムは、上記方法の各ステップをコンピュータに実行させる。
以下、図面を参照し、本発明の実施の形態を詳しく説明する。図中同一又は相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
[第1の実施の形態]
1.外観構成
図1及び図2を参照して、本発明の実施の形態による自動写真撮影装置1は、撮影を行う撮影空間2と、撮影により得られた写真画像の編集を行う編集空間3とに分かれる。撮影空間2には、撮影装置4及び背面パネル5が互いに対向して設置され、編集空間3には、画像編集装置8が撮影装置4に隣接して設置される。撮影空間2及び編集空間3はサイドカーテン9などにより外部と区分されている。
背面パネル5の上方よりも少し前方には、背景カーテンユニット6が装備される。背景カーテンユニット6には、複数の背景カーテン7がそれぞれ巻き取られて収納される。背景カーテン7は様々な色や柄を有し、撮影時には所望の1枚が降下され、被写体の背景を形成する。背景カーテン7はモータ等で回転されて自動的に降下されるようにしてもよいが、利用者の手動操作で引き出されて降下されるようにしてもよい。
自動写真撮影装置1の側面には、コインを投入するためのコイン投入口31と、撮影空間2で撮影しかつ編集空間3で編集した画像をシール紙に印刷して排出するプリント排出口51とが設けられる。
この自動写真撮影装置1を利用する場合、まず利用者はコイン投入口31にコインを投入する。コインを受け付けると、自動写真撮影装置1は利用可能な状態にあればその旨を案内する。利用者はその案内に従って、開放されている後方側面から撮影空間2に入り、撮影装置4に向かって撮影操作を行う。撮影終了後、利用者は編集空間3に移動し、今度は画像編集装置8に向かって画像編集操作、具体的には、フレーム、スタンプ、ペン書きの文字や図形などの編集画像を入力する。
図3を参照して、撮影装置4の正面中央にはカメラ10が設けられ、その下方にはモニタ表示装置11が設けられ、さらにそれらの周りには照明装置13が設けられる。
カメラ10は利用者を被写体として撮影するもので、一般にデジタルカメラが用いられる。カメラ10は複数台設けたり、移動や角度調節をできるようにしたりしてもよい。
モニタ表示装置11は、カメラ10で撮影されている映像をライブ映像としてリアルタイムで利用者に向けて表示する。さらに、その画面上には透明なタッチパネル12(図5参照)が貼り付けられており、モニタ表示装置11は、タッチパネル12に対する利用者の入力操作を受け付ける。
照明装置13は、カメラ10の上下左右及び天井に設けられ、被写体を前方から照明する。照明装置13はその内部に、蛍光灯などの常灯照明と、ストロボなどの閃光照明(フラッシュ)とを有する。ストロボは、利用者から撮影の開始が指示され、カメラ10が撮影している映像を静止画として取り込む瞬間に発光し、被写体を強く照明する。照明装置は上記以外に、被写体の側方及び後方にも設けられ、被写体をあらゆる方向から照明する。
図4を参照して、画像編集装置8は撮影装置4と背中合わせに設置される。画像編集装置8は、撮影装置4で得られた写真画像を編集処理するための装置である。画像編集装置8の正面中央には編集表示装置40が設けられる。
編集表示装置40は、カメラ10で撮影された写真画像の中から選択された1又は複数の写真画像を表示する。さらに、その画面上には透明なタッチパネル41(図5参照)が貼り付けられており、編集表示装置40は、タッチパネル41に対する利用者の編集操作を受け付ける。編集表示装置40の両側には、編集画像をタッチパネル41上で入力するための左タッチペン42L及び右タッチペン42Rが設けられる。画像編集装置8は、利用者の編集操作に応じて写真画像に対して画像編集処理を実行する。
編集終了後、自動写真撮影装置1は編集画像と写真画像の合成画像をシール紙に印刷してプリント排出口51から排出し、利用者に提供する。
2.機能構成
図5を参照して、自動写真撮影装置1は、撮影処理を実行する撮影用コンピュータ装置101aと、画像編集処理を実行する画像編集用コンピュータ装置101bと、動作中のコンピュータ装置101a,101bからの指示を受け付けて、接続されている各種装置を制御する制御基板102とを備える。撮影用コンピュータ装置101aと画像編集用コンピュータ装置101bとは互いに接続され、画像データなどの授受をピアツーピアで行う。これらは自動写真撮影装置1の制御手段として機能する。
コンピュータ装置101a,101bは、CPU(Central Processing Unit)103a,103bと、本装置に所定の処理を実行させるための制御プログラム、処理に必要なグラフィックデータ、音声データ、撮影された写真画像、入力された編集画像を記憶するハードディスクドライブ(HDD)104a,104b、制御プログラムの一時的な作業領域となるメモリ105a,105bとを含む。
撮影用コンピュータ装置101aは、撮影空間2での撮影処理を実行する。具体的には、撮影処理のプログラムの実行や、利用者の指等のタッチによりタッチパネル12で受け付けた入力操作にしたがった指示信号に基づいて、制御基板102に対して制御信号を送信する。また、撮影用コンピュータ装置101aは、カメラ10、モニタ表示装置11、制御基板102と接続され、それらを制御する。
画像編集用コンピュータ装置101bは、編集空間3での画像編集処理及び印刷処理を実行する。具体的には、画像編集用コンピュータ装置101bは、制御プログラムを実行し、タッチパネル41に対するタッチペン42L,42Rによる入力操作に応じて制御信号を制御基板102に送信する。画像編集用コンピュータ装置101bは、プリンタ55、編集表示装置40、制御基板102に接続され、それらを制御する。
画像編集用コンピュータ装置101b内のHDD104bは、制御プログラムを記憶する。HDD104bはまた、後述する画像編集処理に利用する背景画像、スタンプ画像等を記憶する。
プリンタ55は、写真画像に編集画像を合成した合成画像をシール紙等の印刷媒体に印刷する。この実施の形態のプリンタ55は画像をシール紙に印刷するが、印刷媒体はシール紙に限定されることなく、他の印刷媒体でもよい。
タッチパネル12は、モニタ表示装置11の上に積層されている。タッチパネル12は、利用者の指等の接触を検知し、それに応じた指示信号を撮影用コンピュータ装置101aに送信する。モニタ表示装置11は、撮影用コンピュータ装置101aから送信された画像、具体的には、カメラ10で撮像された写真画像、撮影のための案内、選択肢など表示する。
タッチパネル41は、編集表示装置40の上に積層されている。タッチパネル41は、左及び右タッチペン42L,42Rの接触を検知し、それに応じた指示信号を画像編集用コンピュータ装置101bに送信する。編集表示装置40は、画像編集用コンピュータ装置101bから送信された編集画像を写真画像上に重ねて表示する。
制御基板102は、コンピュータ装置101a,101bの他に、ストロボ制御部110、ストロボ15、蛍光灯14、サービスパネル113、印刷中LED52、印刷エラーLED53、コイン制御部112、及び音声制御部111に接続される。
ストロボ制御部110はカメラ10に接続され、カメラ10のシャッタタイミングに応じて発光するようにストロボ15を制御する。音声制御部111は制御基板102を介して撮影用コンピュータ装置101a及び画像編集用コンピュータ装置101bに接続される。撮影用スピーカ16は、撮影空間2に配備され、撮影用コンピュータ装置101aから制御基板102を介して与えられる指示信号に基づいて、撮影プレイのための操作方法などの案内やBGMなどを出力する。編集用スピーカ46は、編集空間3に配備され、画像編集用コンピュータ装置101bから制御基板102を介して与えられる指示信号に基づいて、編集プレイのための操作方法などの案内やBGMなどを出力する。
なお、画像編集装置8は、上記構成のうち、少なくとも画像編集用コンピュータ装置101bと、編集表示装置40と、タッチパネル41と、タッチペン42L,42Rとを備える。
3.動作
上述した自動写真撮影装置1の動作は概略次の通りである。
図6を参照して、まず、撮影用コンピュータ装置101aは、撮影空間2においてカメラ10で被写体を撮影して写真画像を得る撮影処理を実行する(S10)。次に、画像編集用コンピュータ装置101bは、編集空間3において利用者の入力操作に応じて写真画像を編集する編集処理を実行する(S20)。最後に、画像編集用コンピュータ装置101bはプリンタ55を制御し、編集された写真画像をシール紙に印刷する印刷処理を実行する(S30)。以下、撮影処理、編集処理及び印刷処理の詳細を順に説明する。
3−1.撮影処理
まず、撮影空間2での自動写真撮影装置1の動作を説明する。撮影用コンピュータ装置101aのCPU103aは、HDD104aに記憶されたコンピュータプログラムをメモリ105aに読出して実行することにより、この撮影処理を実現する。
図7を参照して、CPU103aは、自動写真撮影装置1の利用を促すタイトルデモ画面をモニタ表示装置11に表示し(S101)、その間にコイン制御部112においてコインの投入を監視する(S102)。タイトルデモ画面の表示中に所定枚数のコインが投入されると(S102でYES)、CPU103aは、装飾画像選択画面をモニタ表示装置11に表示する(S103)。装飾画像選択画面には、あらかじめ用意された複数種類の装飾画像(フレームなど)が表示され、利用者に所望の装飾画像を選択するよう促される。装飾画像には、通常の個別フレーム、2連結フレーム、3連結フレームなどがある。個別フレームは1枚の写真画像の周縁に前景として合成され、2連結フレームは2枚の写真画像全体の周縁に前景として合成され、3連結フレームは3枚の写真画像全体の周縁に前景として合成される。装飾画像は上記のような写真画像の周縁に前景として合成されるフレームに限定されるものではなく、連結することによって複数の写真画像が一体的に見えるような装飾画像であればよい。たとえば、装飾画像は複数の写真画像全体の前景として合成される装飾スタンプや文字などの画像であってもよいし、複数の写真画像全体の後景として合成される背景画像などであってもよいし、それら連結装飾画像の組み合わせであってよい。
CPU103aは2連結装飾画像の選択を検知すると(S104でYES)、後述する2連結撮影処理を実行する(S105)。CPU103aは3連結装飾画像の選択を検知すると(S106でYES)、後述する3連結撮影処理を実行する(S107)。CPU103aは2連結装飾画像の選択も3連結装飾画像の選択も検知しないと(S104及びS106でNO)、後述する通常の個別撮影処理を実行する(S108)。
利用者は、モニタ表示装置11に表示される案内に従って複数回の撮影を行う。CPU103aは、撮影回数が所定回数に達したか否かを判定する(S109)。所定回数撮影していない場合(S109でNO)、CPU103aはステップS103に戻って撮影を繰り返す。一方、所定回数撮影した場合(S109でYES)、CPU103aは、撮影で得られた複数の写真画像のデータを画像編集用コンピュータ装置101bに転送する(S110)。CPU103aは編集空間3で画像編集するよう促す案内をモニタ表示装置11に表示した後、ステップS101に戻って再びタイトルデモ画面を表示する。
ここでは撮影回数を制限しているが、撮影時間を制限するようにしてもよい。また、所定回数撮影した後にまだ所定の撮影制限時間が余っている場合や、編集空間3で前の利用者がまだ落書きをしている場合は、それらが終了するまで撮影プレイを行えるようにしてもよい。
3−1−1.個別撮影処理
次に、個別撮影処理(S108)の詳細を図8を参照して説明する。
個別フレームが選択されるか、装飾画像が何も選択されない場合、CPU103aは撮影モードを個別撮影モードに切り替える(S111)。個別フレームが選択されている場合、CPU103aはその選択された個別フレームをモニタ表示装置11に表示する(S113)。
モニタ表示装置11は、カメラ10で撮影されている被写体の映像をライブ映像としてリアルタイムで表示する(S114)。利用者がシャッタボタンを押すと、CPU103aはカウントダウンを開始し、所定時間経過後にモニタ表示装置11に表示されている被写体のライブ映像を写真画像として固定する(S115)。CPU103aはこのシャッタ動作で固定された写真画像に属性を付与し(S116)、写真画像をその属性とともにメモリ105aに格納する(S117)。属性としては、ここで選択されたフレームの識別番号などが用いられる。
3−1−2.2連結撮影処理
次に、2連結撮影処理(S105)の詳細を図9を参照して説明する。
2連結装飾画像が選択された場合、CPU103aは撮影モードを2連結撮影モードに切り替える(S121)。たとえば2連結フレームが選択されている場合、図10に示すように、CPU103aはその選択された2連結フレーム18をモニタ表示装置11の左右両画面20L,20Rに表示するとともに、カメラ10で撮影されている被写体のライブ映像19を左画面20Lにのみ表示する(S122)。ライブ映像19の上方には「ライブ表示中」などの案内が表示される。
利用者がシャッタボタンを押すと、CPU103aはモニタ表示装置11に表示されている被写体のライブ映像19を写真画像として固定し(S123)、その写真画像に属性を付与し(S124)、写真画像をその属性とともにメモリ105aに格納する(S125)。属性としては、ここで選択された2連結フレーム18の識別番号、写真画像が合成されるべき2連結フレーム18内の位置(本例では「左」)などが用いられる。
このように2連結フレーム18がライブ映像19上に前景として表示されるので、利用者は2連結フレーム18の位置を考慮しながら写真撮影を行うことができる。
1枚目の撮影終了後、CPU103aは、図11に示すように、ライブ映像19から写真画像21Lに切り替える(S126)。
所定時間経過後、CPU103aは、図12に示すように、写真画像21Lを左画面20Lに表示したまま、カメラ10で撮影されている被写体のライブ映像19を右画面20Rに表示する(S127)。したがって、利用者は、今作成しようとしている2連結写真画像全体の仕上がりをイメージすることができる。
利用者がシャッタボタンを押すと、CPU103aはモニタ表示装置11に表示されている被写体のライブ映像19を写真画像として固定し(S128)、その写真画像に属性を付与し(S129)、写真画像をその属性とともにメモリ105aに格納する(S130)。属性としては、ここで選択された2連結フレーム18の識別番号、写真画像が合成されるべき2連結フレーム18内の位置(本例では「右」)などが用いられる。2枚目の撮影終了後、CPU103aは、図13に示すように、ライブ映像19を写真画像21Rに切り替えて表示する(S131)。
上記2連結撮影処理によれば、ライブ映像19の隣に撮影済みの写真画像21Lが表示されるので、利用者は仕上がりをイメージしながら2連結写真画像を簡単に撮影することができる。ここでは向かって左の写真画像を先に撮影しているが、右の写真画像を撮影した後に左の写真画像を撮影するようにしてもよい。
また、上記2連結撮影処理はライブ映像及び写真画像を左右2画面に表示する2画面方式であるが、左、中央及び右の3画面に表示する3画面方式でもよい。以下、3画面方式の2連結撮影処理の詳細を図14を参照して説明する。
2連結装飾画像が選択された場合、CPU103aは撮影モードを2連結撮影モードに切り替える(S141)。たとえば2連結フレームが選択されている場合、図15に示すように、CPU103aはその選択された2連結フレーム18をモニタ表示装置11の中央及び右画面20M,20Rに表示するとともに、カメラ10で撮影されている被写体のライブ映像19を中央画面20Mに表示する(S142)。これと同時に、CPU103aは、操作方法を示す案内画像22を左画面20Lに表示する(S142)。
利用者がシャッタボタンを押すと、CPU103aはカウントダウンを開始し、図16に示すように、その旨を示す案内画像22に変更する(S143)。所定時間経過後に、CPU103aは、モニタ表示装置11に表示されている被写体のライブ映像19を写真画像として固定し(S144)、その写真画像に属性を付与し(S145)、写真画像をその属性とともにメモリ105aに格納する(S146)。属性としては、ここで選択された2連結フレーム18の識別番号、写真画像が合成されるべき2連結フレーム18内の位置(本例では「左」)などが用いられる。1枚目の撮影終了後、CPU103aは、図17に示すように、ライブ映像19から写真画像21Lに切り替える(S147)。
所定時間経過後、CPU103aは、図18に示すように、2連結フレーム18を左にシフトし、モニタ表示装置11の左及び中央画面20L,20Mに表示するとともに、カメラ10で撮影されている被写体のライブ映像19を中央画面20Mに再び表示する(S148)。これと同時に、CPU103aは案内画像22を左画面20Lの代わりに右画面20Rに表示する(S148)。したがって、上記2画面方式の場合と同様に、利用者は、今作成しようとしている2連結写真画像全体の仕上がりをイメージすることができる。
利用者がシャッタボタンを押すと、CPU103aはカウントダウンを開始し、図19に示すように、その旨を示す案内画像22に変更する(S149)。所定時間経過後に、CPU103aは、モニタ表示装置11に表示されている被写体のライブ映像19を写真画像として固定し(S150)、その写真画像に属性を付与し(S151)、写真画像をその属性とともにメモリ105aに格納する(S152)。属性としては、ここで選択された2連結フレーム18の識別番号、写真画像が合成されるべき2連結フレーム18内の位置(本例では「右」)などが用いられる。2枚目の撮影終了後、CPU103aは、図20に示すように、ライブ映像19から写真画像21Rに切り替える(S153)。
上記3画面方式の2連結撮影処理によれば、ライブ映像19が常に同じ中央画面20Mに表示されるので、利用者はカメラ10に対する方向を変えることなく、常に同じ方向を見ながら撮影できる。また、写真画像21Lが案内画像22の代わりに表示され、案内画像22がライブ映像19の右隣に表示されるので、モニタ表示装置11の画面領域を有効に活用しながら利用者に操作方法を案内することができる。また、常にライブ映像19の真上にカメラ10が位置することになるので、利用者は常に真正面を向きながら撮影できる。
3−1−3.3連結撮影処理
次に、3連結撮影処理(S107)の詳細を図21を参照して説明する。
3連結装飾画像が選択された場合、CPU103aは撮影モードを3連結撮影モードに切り替え(S161)、図22に示すように、その選択された3連結装飾画像24をモニタ表示装置11の左、中央及び右画面20L,20M,20Rに表示する(S162)。
続いて、3つの撮影領域のうち所望の撮影領域を利用者が手で軽く触れると、CPU103aはタッチパネル12により所望の撮影領域の指定を受け付け(S163)、その指定された撮影領域にカメラ10で撮影されている被写体のライブ映像19を表示する(S164)。本例では最初に左の撮影領域が指定されているので、図22に示すようにライブ映像19は左画面20Lに表示される。
利用者がシャッタボタンを押すと、CPU103aはカウントダウンを開始し、所定時間経過後にモニタ表示装置11に表示されている被写体のライブ映像19を写真画像として固定し(S165)、その写真画像に属性を付与し(S166)、写真画像をその属性とともにメモリ105aに格納する(S167)。属性としては、ここで選択された3連結装飾画像24の識別番号、写真画像が合成されるべき3連結装飾画像24内の位置(本例では最初は「左」)などが用いられる。
撮影終了後、CPU103aはライブ映像19から写真画像に切り替える(S168)。本例では最初に左の撮影領域で写真撮影が行われるので、左画面20Lに表示されているライブ映像19は図23に示すように写真画像21Lに切り替えられる。
続いて、CPU103aは全ての撮影領域で写真撮影を行ったか否かを判別し(S168)、写真撮影をまだ行っていない撮影領域が残っている場合(S168でNO)、ステップS163に戻って上記の処理を繰り返す。本例では2番目に中央の撮影領域で写真撮影が行われるので、図23に示すようにライブ映像19は中央画面20Mに表示され、そのライブ映像19は図24に示すように写真画像21Mに切り替えられる。そして、最後に右の撮影領域で写真撮影が行われるので、図24に示すようにライブ映像19は右画面20Rに表示される。
上記3連結撮影処理によれば、ライブ映像19の隣に撮影済みの写真画像21L,21Mが表示されるので、利用者は仕上がりをイメージしながら3連結写真画像を簡単に撮影することができる。本例では向かって左の撮影領域から順に撮影しているが、利用者は所望の撮影領域を手で触れることで好みの順に写真撮影を進めることができる。また、写真撮影の順番は利用者が任意に決めるのではなく、あらかじめ決められていてもよい。
以上ではライブ映像及び写真画像を水平方向に並べて表示しているが、垂直方向又は斜め方向に並べて表示したり、あるいはマトリックスに並べて表示したりしてもよい。全ての画面に画像を表示してもよいが、タッチパネルで選択された画面のみに画像を表示してもよい。
上記のように、連結する装飾画像を同時に並べて表示しながら撮影することによって撮影時に利用者は撮影位置の位置決めを行い易く、バランスのとれた写真を作成することができる。
3−2.編集処理
次に、編集空間3での自動写真撮影装置1の動作を説明する。画像編集用コンピュータ装置101bのCPU103bはHDD104bに記憶された制御プログラムをメモリ105bに読出して実行することにより、編集処理を実現する。
図25を参照して、CPU103bは、撮影プレイから始めるよう促す待機画面を編集表示装置40に表示する(S201)。図7に示した撮影処理が終了すると、撮影用コンピュータ装置101aから画像編集用コンピュータ装置101bに写真画像のデータが転送されて来るので、画像編集用コンピュータ装置101bはこれを受信する(S202)。続いて、CPU103bは、編集表示装置40に編集画面(ペン、スタンプ、消しゴム等の落書きツール、撮影された写真画像のサムネイル画像など)を表示する(S203)。以下では、撮影された写真画像を表示し、利用者はタッチペン42L,42Rを使って写真画像に好みの落書きをする。
CPU103bはまず、編集画像初期設定処理を実行する(S204)。後に詳述するが、この処理では編集対象として自動的に選択された個別写真画像が表示される。利用者が写真画像に落書きを行い、タッチペン42L,42Rにより編集画像が入力されると(S205でYES)、CPU103bはその編集画像をメモリ105bに格納する(S206)。また、タッチペン42L,42Rにより通常の個別写真画像が選択されると(S207でYES)、CPU103bは個別写真画像設定処理を実行する(S208)。後に詳述するが、この処理では利用者が編集対象として選択した個別写真画像が表示される。また、タッチペン42L,42Rにより2連結写真画像が選択されると(S209でYES)、CPU103bは2連結写真画像設定処理を実行する(S210)。後に詳述するが、この処理では利用者が編集対象として選択した2連結写真画像が表示される。また、タッチペン42L,42Rにより3連結写真画像が選択されると(S211でYES)、CPU103bは3連結写真画像設定処理を実行する(S212)。後に詳述するが、この処理では利用者が編集対象として選択した3連結写真画像が表示される。そして、所定の編集時間が経過すると(S213でYES)、編集処理は終了する。
3−2−1.編集画像初期設定処理
次に、編集画像初期設定処理(S204)の詳細を図26を参照して説明する。
CPU103bは、撮影された複数の写真画像の中から、あらかじめ定められた規則(たとえば撮影順序)に従って2枚の個別写真画像を編集対象として選択し、図27に示すように、上記ステップS203で表示された編集画面25内の左画面26Lに1枚の個別写真画像27を表示し(S221)、右画面26Rにもう1枚の個別写真画像27を表示する(S222)。
左側の個別写真画像27の左方及び右側の個別写真画像27の右方には、撮影された複数の個別写真画像のサムネイル画像30が並んで表示され、編集対象として選択された個別写真画像のサムネイル画像30には「らくがき中」と表示される。また、個別写真画像27の上側には、撮影された2連結写真画像のサムネイル画像32及び3連結写真画像のサムネイル画像34が互いに中央に寄せて表示される。このように連結写真画像のサムネイル画像32,34は個別写真画像のサムネイル画像30から離れており、異なる位置にあるので、利用者が連結写真画像を個別写真画像と誤って選択するのを防止することができる。ここでは連結写真画像のサムネイル画像32,34を個別写真画像のサムネイル画像30から離れた位置に配置することでサムネイル画像の種類を視覚的に識別可能にしているが、サムネイル画像の種類ごとに領域を色分けしたり、線引きしたりしてもよい。
続いて、CPU103bは、左タッチペン42Lによる左画面26Lへの入力を許可し(S223)、右タッチペン42Rによる右画面26Rへの入力を許可する(S224)。また、CPU103bは、左タッチペン42Lによる右画面26Rへの入力を禁止し(S225)、右タッチペン42Rによる左画面26Lへの入力を禁止する(S226)。これにより、図28に示すように、左側の利用者は左タッチペン42Lを用いて左側の個別写真画像27に落書きをすることはできるが、右側の個別写真画像27に落書きをすることはできない。一方、右側の利用者は右タッチペン42Rを用いて右側の個別写真画像27に落書きをすることはできるが、左側の個別写真画像27に落書きをすることはできない。
3−2−2.個別写真画像設定処理
次に、個別写真画像設定処理(S208)の詳細を図29を参照して説明する。
上記編集画像初期設定処理は初期の編集画面25で表示すべき個別写真画像27を自動的に設定するための処理であるが、この個別写真画像設定処理は利用者の選択操作に応じて所望の個別写真画像27を表示するための処理である。
個別写真画像のサムネイル画像30がタッチペン42L,42Rでタッチされた場合(S207でYES)、CPU103bはまず、後述する連結写真画像設定処理(S210,212)により連結写真画像が現在表示されているか否かを判別する(S231)。連結写真画像が表示されている場合(S231でYES)、CPU103bはその連結写真画像の表示を中止してもよいか否かを利用者に確認する確認画面を表示する(S232)。利用者が表示された「OK」ボタンにタッチすれば(S233のYES)、CPU103bは表示されている連結写真画像をクリアする(S234)。
連結写真画像が表示されていない場合(S231でNO)又は連結写真画像のクリア(S234)後、CPU103bはサムネイル画像30の選択にどちらのタッチペン42L又は42Rが用いられたかを判別する(S235)。左タッチペン42Lが用いられた場合、CPU103bは選択された個別写真画像を左画面26Lに表示し(S236)、左タッチペン42Lによる右画面26Rへの入力を禁止する(S237)。一方、右タッチペン42Rが用いられた場合、CPU103bは選択された個別写真画像を右画面26Rに表示し(S238)、右タッチペン42Rによる左画面26Lへの入力を禁止する(S237)。これにより、その前に連結写真画像が表示されていた場合であっても、左右の各利用者は反対側の個別写真画像に落書きできなくなる。
3−2−3.2連結写真画像設定処理
次に、2連結写真画像設定処理(S210)の詳細を図30を参照して説明する。
2連結写真画像のサムネイル画像32がタッチペン42L又は42Rでタッチされた場合(S209でYES)、CPU103bはまず、2連結写真画像を表示してもよいか否かを利用者に確認する確認画面を表示する(S241)。利用者が表示された「OK」ボタンにタッチすれば(S242でYES)、図31に示すように、CPU103bは選択された2連結写真画像28L,28Rを左右両画面26L,26Rに表示する(S243)。両写真画像28L,28Rの間には間隔はなく、それらの辺は中央で互いに接触している。そして、連結フレーム18は両写真画像28L,28Rにまたがって表示される。
続いて、CPU103bは、左右両タッチペン42L,42Rによる左右両画面26L,26Rへの入力を許可する(S244)。これにより、図32に示すように、左側の利用者は左タッチペン42Lを用いて左側の写真画像28Lだけでなく、右側の写真画像28Rにも落書きをすることができる。また、右側の利用者は右タッチペン42Rを用いて右側の写真画像28Rだけでなく、左側の写真画像28Lにも落書きをすることができる。すなわち、利用者は2人で一緒に連結写真画像28L,28Rに落書きをすることができる。
また、写真画像28L,28R間の境界をまたいで落書きをすることができるので、仕上がった2枚の写真画像28L,28Rに一体感が生じる。そして、利用者が写真画像28L,28Rをそれぞれ持てば、利用者同士に連帯感が生じる。そのため、集客効果も向上する。
3−2−4.3連結写真画像設定処理
次に、3連結写真画像設定処理(S212)の詳細を図33を参照して説明する。
3連結写真画像のサムネイル画像34がタッチペン42L又は42Rでタッチされた場合(S211でYES)、CPU103bはまず、3連結写真画像を表示してもよいか否かを利用者に確認する確認画面を表示する(S251)。利用者が表示された「OK」ボタンにタッチすれば(S252でYES)、図34に示すように、CPU103bは選択された3連結写真画像のうち左の写真画像36L及び中央の写真画像36Mをそれぞれ左右両画面26L,26Rに表示する(S253)。続いて、CPU103bは、左右両タッチペン42L,42Rによる左右両画面26L,26Rへの入力を許可する(S253)。
このとき、右画面26Rの上方には右ボタン38Rが表示される。利用者がタッチペン42L又は42Rで右ボタン38Rに触れると(S254でYES)、CPU103bは3連結写真画像を右方向にシフトし、図35に示すように、3連結写真画像のうち中央の写真画像36M及び右の写真画像36Rをそれぞれ左右両画面26L,26Rに表示する(S255)。このとき、左画面26Lの上方には左ボタン38Lが表示される。利用者がタッチペン42L又は42Rで左ボタン38Lに触れると(S256でYES)、CPU103bは3連結写真画像を左方向にシフトし、再び図34に示すように、3連結写真画像のうち左の写真画像36L及び中央の写真画像36Mをそれぞれ左右両画面26L,26Rに表示する(S257)。このように3連結写真画像の中から2枚の写真画像が選択的に表示されるので、小さい画面領域で3連結写真画像全体に落書きをすることができる。
3−3.印刷処理
図36を参照して、編集処理が終了すると、CPU103bは、図37に示すように、編集表示装置40に撮影処理で得られた写真画像と編集処理で作成された編集画像とを重ねた合成画像を複数枚並べて表示し、表示された合成画像の中から印刷したい画像を選択するよう利用者に促す(S301)。CPU103bは、利用者の選択操作に応じて印刷すべき画像を確定する。この選択画面において、連結写真画像は一体的に表示し、連結写真画像を構成する複数の写真画像を同時に選択可能にするのが好ましい。
印刷すべき画像を確定後、CPU103bは、利用者の選択操作に応じて印刷レイアウトを選択し(S302)、選択された印刷レイアウトで合成画像をシール紙にプリンタ55で印刷する(S303)。以上の結果、製造された写真シールはプリント排出口51から利用者に提供される。
2連結写真画像を含む複数の画像を利用者2人で切り分ける場合に適した印刷レイアウトの例を図38に示す。上半分aには1人分の画像がまとめて配置され、下半分bにはもう1人分の画像がまとめて配置される。2連結写真画像の写真画像A1及びA2はともに1人分の領域に配置される。左半分には2連結写真画像がまとめて配置され、右半分には個別写真画像C,Dがまとめて配置される。シール紙60の中央には、画像を切り分けし易いように切り取り線62が横方向に描かれている。また、連結写真画像の領域と個別写真画像の領域との間には間隔がおかれている。
3連結写真画像を含む複数の画像を利用者2人で切り分ける場合に適した印刷レイアウトの例を図39に示す。3連結写真画像の写真画像B1、B2及びA3はいずれも1人分の領域に配置される。左4分の3には3連結写真画像がまとめて配置され、右4分の1には個別写真画像Cがまとめて配置される。
また、図40に示すように、連結写真画像内の写真画像A1及びA2間の境界には線を入れず、周縁部64に目安線66を入れるだけにしてもよい。このようにすることで、連結写真画像を切り分けて使うことも、切り分けないでそのまま一体的に使うこともできる。
また、図41に示すように、2連結写真画像と3連結写真画像の両方を一緒に配置してもよい。この印刷レイアウトの場合も同様に、上半分aには1人分の画像がまとめて配置され、下半分bにはもう1人分の画像がまとめて配置される。左側には2連結写真画像がまとめて配置され、中央には3連結写真画像がまとめて配置され、右側には個別写真画像がまとめて配置される。シール紙60の中央には、画像を切り分けし易いように切り取り線62が横方向に描かれている。また、2連結写真画像の領域と3連結写真画像の領域との間、3連結写真画像の領域と個別写真画像の領域との間には、それぞれ間隔がおかれている。
ここでは2人用の印刷レイアウトを例示したが、3人用又はそれ以上の場合は人数に応じて1人分の領域を繰り返し配置すればよい。また、連結写真画像を構成する複数の写真画像を隣接して配置する必要はなく、バラバラに配置してもよい。この場合、バラバラに切り離された写真画像をパズルのように合わせて遊ぶことができる。
[第2の実施の形態]
上記第1の実施の形態は2枚の個別写真画像も1枚の連続写真画像も2画面に表示しているため、一方の利用者が連続写真画像を選択すると、他方の利用者は個別写真画像への落書きを中断せざるを得ないという問題がある。以下に詳述する第2の実施の形態は、この問題を解決するためのものである。この実施の形態では、編集表示装置に横長のワイド型を用いるのが好ましい。
まず、図26に示した編集画像初期設定処理の代わりに、図42に示した編集画像初期設定処理を実行する。すなわち、CPU103bは、撮影された複数の写真画像の中から2枚の個別写真画像を編集対象として選択し、図43に示すように、左画面26Lに1枚の個別写真画像27を表示し(S261)、右画面26Rにもう1枚の個別写真画像27を表示し(S262)、中央画面26Mに落書きの操作方法を示す案内画像68を表示する(S263)。続いて、CPU103bは、左タッチペン42Lによる左画面26Lへの入力を許可し(S264)、右タッチペン42Rによる右画面26Rへの入力を許可する(S265)。また、CPU103bは、左タッチペン42Lによる右画面26Rへの入力を禁止し(S266)、右タッチペン42Rによる左画面26Lへの入力を禁止する(S267)。
次に、図30に示した2連結写真画像設定処理の代わりに、図44に示した2連結写真画像設定処理を実行する。すなわち、CPU103bはまず、2連結写真画像のサムネイル画像32をタッチしたのは左タッチペン42Lか右タッチペン42Rかを判断する(S261)。
左タッチペン42Lの場合(S261で左)、CPU103bは、現在右タッチペン42Rにより連結写真画像が編集対象として選択されている最中か否かを判断する(S262)。連結写真画像が選択されていない場合(S262でNO)、図45に示すように、CPU103bは選択された2連結写真画像の左写真画像28L及び右写真画像28Rをそれぞれ左画面26L及び中央画面26Mに表示する(S263)。2連結写真画像の両写真画像28L,28Rの間には間隔はなく、それらの辺は互いに接触している。2連結写真画像の右写真画像28Rと既に表示されている右側の個別写真画像27との間には間隔がおかれる。したがって、利用者は2連結写真画像28L,28R全体をイメージしながら、しかも個別写真画像27とは区別しながら、2連結写真画像28L,28Rを編集することができる。
続いて、CPU103bは、左右両タッチペン42L,42Rによる左・中央画面26L,26Mへの入力を許可し(S264)、左タッチペン42Lによる右画面26Rへの入力を禁止する(S265)。これにより、図45及び図46に示すように、左側の利用者は左タッチペン42Lを用いて連結写真画像28L,28Rに落書きをすることができるが、右側の個別写真画像27に落書きすることはできない。また、右側の利用者は右タッチペン42Rを用いて右側の個別写真画像27だけでなく、連結写真画像28L,28Rにも落書きをすることができる。
一方、右タッチペン42Rの場合(S261で右)、CPU103bは、現在左タッチペン42Lにより連結写真画像が編集対象として選択されている最中か否かを判断する(S266)。連結写真画像が選択されていない場合(S266でNO)、図47に示すように、CPU103bは選択された2連結写真画像の左写真画像28L及び右写真画像28Rをそれぞれ中央画面26M及び右画面26Rに表示する(S267)。2連結写真画像の両写真画像28L,28Rの間には間隔はなく、それらの辺は互いに接触している。2連結写真画像の左写真画像28Lと既に表示されている左側の個別写真画像27との間には間隔がおかれる。
続いて、CPU103bは、左右両タッチペン42L,42Rによる中央・右画面26M,26Rへの入力を許可し(S268)、右タッチペン42Rによる左画面26Lへの入力を禁止する(S268)。これにより、図47及び図48に示すように、右側の利用者は右タッチペン42Rを用いて連結写真画像28L,28Rに落書きをすることができるが、左側の個別写真画像27に落書きすることはできない。また、左側の利用者は左タッチペン42Lを用いて左側の個別写真画像27だけでなく、連結写真画像28L,28Rにも落書きをすることができる。
なお、現在右タッチペン42Rにより連結写真画像が編集対象として選択されている最中の場合(S262でYES)、CPU103bは、図49に示すように、左側の個別写真画像27上に連結画像が選択できない旨を表示する(S270)。また、現在左タッチペン42Lにより連結写真画像が編集対象として選択されている最中の場合(S266でYES)、CPU103bは、図50に示すように、右側の個別写真画像27上に連結画像が選択できない旨を表示する(S270)。したがって、一方側の利用者が連結写真画像を選択している最中においては、他方側の利用者は連結選択画像を選択することができない。そのため、連結写真画像への落書きを突然中断させられてしまうことはない。
次に、図33に示した3連結写真画像設定処理の代わりに、図51に示した3連結写真画像設定処理を実行する。すなわち、CPU103bはまず、図52に示すように、3連結写真画像に表示を変更してもよいか否かを利用者に確認する確認画面70を表示する(S271)。利用者が表示された「OK」ボタン72にタッチペンで触れると(S272でYES)、CPU103bは、図53に示すように、3連結写真画像を構成する3枚の写真画像36L,36M,36Rをそれぞれ左・中央・右画面26L,26M,26Rに表示する(S273)。
続いて、CPU103bは、左右両タッチペン42L,42Rによる左・中央・右画面26L,26M,26Rへの入力を許可し(S273)。これにより、左右両側の利用者は左右タッチペン42L,42Rを用いて3枚の写真画像36L,36M,36Rに一緒に落書きをすることができる
この場合、3連結写真画像36L,36M,36R全てが並んで表示されるので、利用者は3連結写真画像の全体を見ながら落書きをすることができる。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、上述した実施の形態は本発明を実施するための例示に過ぎない。よって、本発明は上述した実施の形態に限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲内で上述した実施の形態を適宜変形して実施することが可能である。
本発明の実施の形態による自動写真撮影装置の内部構成を示す断面側面図である。 図1に示した自動写真撮影装置の外観構成を示す側面図である。 図1及び図2に示した自動写真撮影装置における撮影装置の正面図である。 図1〜図3に示した自動写真撮影装置における画像編集装置の斜視図である。 図1〜図4に示した自動写真撮影装置の機能構成を示すブロック図である。 図1〜図5に示した自動写真撮影装置の全動作を示すフロー図である。 図6中の撮影処理の詳細を示すフロー図である。 図7中の個別撮影処理の詳細を示すフロー図である。 図7中の2連結撮影処理(2画面方式)の詳細を示すフロー図である。 図9に示した2画面方式の2連結撮影処理で表示される画面を示す図である。 図10に示した画面の次に表示される画面を示す図である。 図11に示した画面の次に表示される画面を示す図である。 図12に示した画面の次に表示される画面を示す図である。 図7中の2連結撮影処理(3画面方式)の詳細を示すフロー図である。 図14に示した3画面方式の2連結撮影処理で表示される画面を示す図である。 図15に示した画面の次に表示される画面を示す図である。 図16に示した画面の次に表示される画面を示す図である。 図17に示した画面の次に表示される画面を示す図である。 図18に示した画面の次に表示される画面を示す図である。 図19に示した画面の次に表示される画面を示す図である。 図7中の3連結撮影処理の詳細を示すフロー図である。 図21に示した3連結撮影処理で表示される画面を示す図である。 図22に示した画面の次に表示される画面を示す図である。 図23に示した画面の次に表示される画面を示す図である。 図6中の編集処理の詳細を示すフロー図である。 図25中の編集画像初期設定処理の詳細を示すフロー図である。 図26に示した編集画像初期設定処理で表示される画面を示す図である。 図27に示した画面の次に表示される画面を示す図である。 図25中の個別写真画像設定処理の詳細を示すフロー図である。 図25中の2連結写真画像設定処理の詳細を示すフロー図である。 図30に示した2連結写真画像設定処理で表示される画面を示す図である。 図31に示した画面の次に表示される画面を示す図である。 図25中の3連結写真画像設定処理の詳細を示すフロー図である。 図33に示した3連結写真画像設定処理で表示される画面を示す図である。 図34に示した画面の次に表示される画面を示す図である。 図6中の印刷処理の詳細を示すフロー図である。 図36に示した印刷処理で表示される印刷画像選択画面を示す図である。 図36に示した印刷処理で設定される印刷レイアウトの一例を示す図である。 図36に示した印刷処理で設定される印刷レイアウトの他の例を示す図である。 図36に示した印刷処理で設定される印刷レイアウトのさらに他の例を示す図である。 図36に示した印刷処理で設定される印刷レイアウトのさらに他の例を示す図である。 図26と異なる編集画像初期設定処理の詳細を示すフロー図である。 図42に示した編集画像初期設定処理で表示される画面を示す図である。 図30と異なる2連結写真画像設定処理の詳細を示すフロー図である。 図44に示した2連結写真画像設定処理で左タッチペンで2連結写真画像が選択された場合に表示される画面を示す図である。 図45に示した画面の次に表示される画面を示す図である。 図44に示した2連結写真画像設定処理で右タッチペンで2連結写真画像が選択された場合に表示される画面を示す図である。 図47に示した画面の次に表示される画面を示す図である。 図44に示した2連結写真画像設定処理で右画面に2連結写真画像が表示されている最中に左タッチペンで2連結写真画像が選択された場合に表示される画面を示す図である。 図44に示した2連結写真画像設定処理で左画面に2連結写真画像が表示されている最中に右タッチペンで2連結写真画像が選択された場合に表示される画面を示す図である。 図33と異なる3連結写真画像設定処理の詳細を示すフロー図である。 図51に示した3連結写真画像設定処理で表示される3連結写真画像への変更確認画面を示す図である。 図52に示した画面の次に表示される画面を示す図である。
符号の説明
1 自動写真撮影装置
2 撮影空間
3 編集空間
4 撮影装置
8 画像編集装置
10 カメラ
11 モニタ表示装置
12 タッチパネル
18 連結フレーム
19 ライブ映像
20L,26L 左画面
20M,26M 中央画面
20R,26R 右画面
21L,21M,21R,28L,28M,28R,36L,36M,36R 写真画像
22 案内画像
24 連結装飾画像
25 編集画面
27 個別写真画像
30,32,34 サムネイル画像
38R 右ボタン
38L 左ボタン
40 編集表示装置
41 タッチパネル
42L 左タッチペン
42R 右タッチペン
55 プリンタ
60 シール紙
68 案内画像
101b 画像編集用コンピュータ装置
101a 撮影用コンピュータ装置

Claims (8)

  1. 自動写真撮影装置であって、
    被写体を撮影するカメラと、
    前記カメラにより撮影されている被写体の映像をライブ映像としてリアルタイムで被写体に向けて表示するモニタ表示装置と、
    前記モニタ表示装置に表示されている被写体のライブ映像を第1の写真画像として所定のタイミングで固定するシャッタ手段と、
    前記シャッタ手段により固定された第1の写真画像を記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段から読み出された第1の写真画像をライブ映像の隣に表示するように前記モニタ表示装置を制御するモニタ表示制御手段とを備え、
    前記シャッタ手段はさらに、前記第1の写真画像の隣に表示されたライブ映像を第2の写真画像として所定のタイミングで固定し、
    前記記憶手段は、前記シャッタ手段により固定された第2の写真画像を記憶し、
    前記自動写真撮影装置はさらに、
    前記第1の写真画像をライブ映像の隣に表示したときと同じ位置関係になるように、前記記憶手段から読み出された第1及び第2の写真画像を隣り合わせにした連結写真画像を印刷するプリンタを備え
    前記モニタ表示制御手段は、前記シャッタ手段が第1の写真画像を固定する前でも後でも、ライブ映像を同じ位置に表示するように前記モニタ表示装置を制御することを特徴とする自動写真撮影装置。
  2. 請求項1に記載の自動写真撮影装置であって、
    前記モニタ表示制御手段は、前記モニタ表示装置に表示されているライブ映像及び第1の写真画像にまたがって所定の装飾画像を表示するように前記モニタ表示装置を制御することを特徴とする自動写真撮影装置。
  3. 請求項1又は2に記載の自動写真撮影装置であって、
    前記モニタ表示制御手段は、前記シャッタ手段が第1の写真画像を固定する前でも後でも、ライブ映像を中央に表示するように前記モニタ表示装置を制御することを特徴とする自動写真撮影装置
  4. 請求項3に記載の自動写真撮影装置であって、
    前記モニタ表示制御手段は、前記シャッタ手段が第1の写真画像を固定する前では、操作方法を示す案内画像をライブ映像の一方隣に表示し、前記シャッタ手段が第1の写真画像を固定する後では、案内画像の代わりに第1の写真画像をライブ映像の一方隣に表示し、案内画像をライブ映像の他方隣に表示するように前記モニタ表示装置を制御することを特徴とする自動写真撮影装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の自動写真撮影装置であって、
    前記カメラは、前記モニタ表示装置に表示されるライブ画像の真上に配置されることを特徴とする自動写真撮影装置。
  6. カメラにより撮影されている被写体の映像をライブ映像としてリアルタイムで被写体に向けて表示するステップと、
    前記表示されている被写体のライブ映像を第1の写真画像として所定のタイミングで固定するステップと、
    前記固定された第1の写真画像を記憶手段に記憶するステップと、
    前記記憶手段から読み出された第1の写真画像をライブ映像の隣に表示するステップと、
    前記第1の写真画像の隣に表示されている被写体のライブ映像を第2の写真画像として第2のタイミングで固定するステップと、
    前記固定された第2の写真画像を前記記憶手段に記憶するステップと、
    前記第1の写真画像をライブ映像の隣に表示したときと同じ位置関係になるように、前記記憶手段から読み出された第1及び第2の写真画像を隣り合わせにした連結写真画像を印刷するステップとを備え、
    前記被写体の映像を表示するステップは、第1の写真画像を固定する前でも後でも、ライブ映像を同じ位置に表示することを特徴とする自動写真撮影方法。
  7. カメラにより撮影されている被写体の映像をライブ映像としてリアルタイムで被写体に向けて表示するステップと、
    前記表示されている被写体のライブ映像を第1の写真画像として所定のタイミングで固定するステップと、
    前記固定された第1の写真画像を記憶手段に記憶するステップと、
    前記記憶手段から読み出された第1の写真画像をライブ映像の隣に表示するステップと、
    前記第1の写真画像の隣に表示されている被写体のライブ映像を第2の写真画像として所定のタイミングで固定するステップと、
    前記固定された第2の写真画像を前記記憶手段に記憶するステップと、
    前記第1の写真画像をライブ映像の隣に表示したときと同じ位置関係になるように、前記記憶手段から読み出された第1及び第2の写真画像を隣り合わせにした連結写真画像を印刷するステップとコンピュータに実行させ
    前記被写体の映像を表示するステップは、第1の写真画像を固定する前でも後でも、ライブ映像を同じ位置に表示することを特徴とする自動写真撮影プログラム。
  8. 被写体を撮影するカメラと、
    前記カメラにより撮影されている被写体の映像をライブ映像としてリアルタイムで被写体に向けて表示するモニタ表示装置と、
    前記モニタ表示装置に表示されている被写体のライブ映像を写真画像として所定のタイミングで固定するシャッタ手段と、
    前記シャッタ手段により固定された写真画像を記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段から読み出された写真画像をライブ映像の隣に表示するように前記モニタ表示装置を制御するモニタ表示制御手段と、
    前記記憶手段から読み出された写真画像を印刷するプリンタとを備え、
    前記モニタ表示制御手段は、前記シャッタ手段が写真画像を固定する前でも後でも、ライブ映像を中央に表示し、前記シャッタ手段が写真画像を固定する前では、操作方法を示す案内画像をライブ映像の一方隣に表示し、前記シャッタ手段が写真画像を固定する後では、案内画像の代わりに写真画像をライブ映像の一方隣に表示し、案内画像をライブ映像の他方隣に表示するように前記モニタ表示装置を制御することを特徴とする自動写真撮影装置。
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