JP4763823B2 - 空気調和機の室外機及びその製造方法 - Google Patents

Description

本発明は、熱交換器に外気を供給するファンを備えた空気調和機の室外機及びその製造方法に関する。

従来の空気調和機の室外機は特許文献１に開示されている。この空気調和機の室外機は室外に配され、金属製のキャビネットにより外装が形成される。キャビネット内には冷凍サイクルを構成する熱交換器が配され、熱交換器に面して外気を供給するファンが設けられる。

ファンはキャビネット内に配されたアングルに取り付けられる駆動モータにより駆動される。アングルは鉛直に配される鉛直面に貫通孔が形成され、貫通孔の周囲には前方に突出する複数の圧接片が設けられる。駆動モータは円筒状のハウジングを有し、ハウジングの周面には支持部が突設される。支持部にはネジの挿通孔を有したゴム等の弾性部材が取り付けられる。

室外機の組立て時に駆動モータのハウジングが前方から貫通孔に挿入される。ハウジングから突出する支持部に設けた弾性部材は周面が圧接片と摺動し、鉛直面に当接する。この時、圧接片は弾性部材の周面を押圧し、弾性変形する弾性部材の摩擦力によって駆動モータがアングルに保持される。そして、挿通孔にネジを挿通して駆動モータがアングルにネジ止めされる。これにより、駆動モータをネジ止め時に手指で支える必要がなく、作業性を向上することができる。

また、特許文献１にはアングルから前方に突出する突片を設け、突片に駆動モータを掛止する構成も開示される。駆動モータのハウジングが前方から貫通孔に挿入されると、ハウジングの支持部等に設けた孔に突片が挿通される。これにより、駆動モータはアングルに掛止して保持され、ネジ止めされる。上記構成においても同様に駆動モータをネジ止め時に手指で支える必要がなく、作業性を向上することができる。

特開２００２−５４８２５号公報（第２頁−第５頁、第２図、第６図）

しかしながら、上記の前者の空気調和機の室外機によると、ハウジングを前方から貫通孔に挿入し、弾性部材と圧接片とが摺動して弾性部材が弾性変形する。このため、金属製のハウジングにゴム等の弾性部材を取り付けるため部品点数が増加するとともに、弾性部材と圧接片との相対位置を高精度に維持する必要があるために工数が大きくなる問題があった。

また、後者の空気調和機の室外機によると、突片に前方から支持部等を挿通してアングルに駆動モータが掛止される。このため、アングルに係止した駆動モータに作業者が当たると、駆動モータがアングルから脱落する場合がある。従って、作業性を十分向上できないため空気調和機の室外機の工数が大きい問題があった。

本発明は、部品点数及び工数を削減できる空気調和機の室外機及びその製造方法を提供することを目的とする。

上記目的を達成するために本発明は、外装を形成するキャビネットと、前記キャビネット内に配されるアングルと、前記アングルに支持される駆動モータによって駆動されるファンと、前記ファンにより供給される外気と熱交換を行う熱交換器とを備えた空気調和機の室外機において、前記駆動モータが円筒状のハウジングの周面から突出する第１支持部及び第２支持部を有し、前記アングルは鉛直に配された鉛直面に開口して前記ハウジングが貫通する貫通孔の周囲に、前記鉛直面から突出する突出部と前記突出部から屈曲する前面部とを有した断面Ｌ字状の掛止部が前記鉛直面と一体に設けられ、第１支持部を前記掛止部により掛止して前記前面部と前記鉛直面との間に配するとともに、第２支持部を前記鉛直面にネジ止めしたことを特徴としている。

この構成によると、空気調和機の室外機はキャビネット内に冷凍サイクルを構成する熱交換器を有し、熱交換器に外気を供給するファンが駆動モータにより駆動される。駆動モータは円筒状のハウジングがキャビネット内に配されたアングルの鉛直面に形成される貫通孔に挿入される。ハウジングの周面に突出する第１支持部及び第２支持部は鉛直面に当接し、駆動モータの回転軸と同軸の回動や回転軸に垂直な方向の平行移動等によって第１支持部及び第２支持部が鉛直面に沿ってスライドする。これにより、第１支持部は掛止部の前面部と鉛直面との間に配されて掛止され、駆動モータが保持される。その後、第２支持部が鉛直面にネジ止めされる。

また本発明は、上記構成の空気調和機の室外機において、前記前面部が前記突出部に対して前記ファンの回転方向前方に屈曲されることが好ましい。この構成によると、貫通孔に挿入されたハウジングを回転軸と同軸に回動して第１支持部が掛止部に掛止される。駆動モータを取り付けるネジが緩んだ際にファンが回転すると、ファンの回転の反力で駆動モータの第１支持部が突出部に押しつけられ、駆動モータの脱落が防止される。

また本発明は、上記構成の空気調和機の室外機において、前記掛止部が弾性を有し、前記掛止部の弾性によって第１支持部を前記前面部と前記鉛直面との間に挟持すると好ましい。

また本発明は、上記構成の空気調和機の室外機において、第１支持部及び前記掛止部を前記貫通孔の周囲に複数設けるとともに、第２支持部を第１支持部間に設けると好ましい。

また本発明は、外装を形成するキャビネットと、前記キャビネット内に配されるアングルと、前記アングルに支持される駆動モータによって駆動されるファンと、前記ファンにより供給される外気と熱交換を行う熱交換器とを備えた空気調和機の室外機の製造方法において、前記駆動モータが円筒状のハウジングの周面から突出する第１支持部及び第２支持部を有し、前記アングルは鉛直に配された鉛直面に開口する貫通孔の周囲に、前記鉛直面から突出する突出部と前記突出部から屈曲する前面部とを有した断面Ｌ字状の掛止部が前記鉛直面と一体に設けられ、前記ハウジングを前記貫通孔に挿入して第１支持部及び第２支持部を前記鉛直面に当接させた後、第１支持部及び第２支持部を前記鉛直面に沿ってスライドさせることにより第１支持部を前記掛止部により掛止して前記前面部と前記鉛直面との間に配し、第２支持部を前記鉛直面にネジ止めしたことを特徴としている。

この構成によると、熱交換器に外気を供給するファンが駆動モータは円筒状のハウジングがキャビネット内に配されたアングルの鉛直面に形成される貫通孔に挿入される。ハウジングの周面に突出する第１支持部及び第２支持部は鉛直面に当接し、駆動モータの回転軸と同軸の回動や回転軸に垂直な方向の平行移動等によって第１支持部及び第２支持部が鉛直面に沿ってスライドする。これにより、第１支持部は掛止部の前面部と鉛直面との間に配されて掛止部に掛止され、駆動モータが保持される。その後、第２支持部が鉛直面にネジ止めされる。

また本発明は、上記構成の空気調和機の室外機の製造方法において、前記駆動モータが回転軸と同軸に回動して第１支持部及び第２支持部が前記鉛直面に沿って周方向にスライドし、第１支持部が前記掛止部により掛止されることが好ましい。この構成によると、貫通孔に挿入されたハウジングを回動して第１支持部が掛止部に掛止される。

また本発明は、上記構成の空気調和機の室外機の製造方法において、前記前面部が前記突出部に対して前記ファンの回転方向前方に屈曲されると好ましい。

本発明によると、アングルの鉛直面に突出部と前面部とを有した断面Ｌ字状の掛止部を一体に設けるとともに、駆動モータのハウジングの周面に第１支持部及び第２支持部が突設され、第１支持部を前面部と鉛直面との間に配して第２支持部がネジ止めされる。このため、駆動モータの取り付け作業時に第１支持部を掛止部に掛止した状態で駆動モータを手指で支えることなく第２支持部をネジ止めすることができる。この時、第１支持部の前方が前面部に覆われるため、作業者が駆動モータに当たっても駆動モータが脱落せずに保持される。これにより、空気調和機の室外機の組立ての作業性を向上することができ、工数を削減できる。加えて、従来例のように弾性部材を設ける必要がないため部品点数を削減し、工数をより削減することができる。従って、空気調和機の室外機のコストを削減することができる。

本発明の第１実施形態の空気調和機の室外機を示す斜視図 本発明の第１実施形態の空気調和機の室外機の内部を示す斜視図 本発明の第１実施形態の空気調和機の室外機の駆動モータの取り付け時の状態を示す斜視図 本発明の第１実施形態の空気調和機の室外機の駆動モータの取り付け時の状態を示す正面図 本発明の第１実施形態の空気調和機の室外機の駆動モータの取り付け前の状態を示す正面図 本発明の第１実施形態の空気調和機の室外機の駆動モータを示す正面図 図４のＢ−Ｂ断面図 本発明の第２実施形態の空気調和機の室外機のアングル及び駆動モータを示す斜視図

以下に本発明の実施形態を図面を参照して説明する。図１は第１実施形態の空気調和機の室外機を示す斜視図である。室外機１は室外に配され、キャビネット１０により外装が形成される。キャビネット１０は底板１１（図２参照）上に側板１２、前面板１３及び背面板（不図示）を立設し、上面を天板１４により被嵌して形成される。底板１１、側板１２、前面板１３、背面板及び天板１４は鋼板等の金属により形成される。

図２は室外機１の内部の斜視図を示している。室外機１内には冷凍サイクルを運転する圧縮機４が配される。圧縮機４には冷媒管（不図示）を介して熱交換器２が接続され、熱交換器２の前方にはファン３が配される。ファン３はアングル２０に取り付けられる駆動モータ５により駆動され、前面板１３に設けた吸気口１３ａ（図１参照）に対向する。ファン３の回転によって吸気口１３ａから外気を取り込んで熱交換器２による熱交換を促進する。

図３、図４は駆動モータ５の取付け状態を示す斜視図及び正面図である。アングル２０は脚部２１及び鉛直部２２を有している。脚部２１は上下に延びて上端を前方に屈曲したＬ字状に形成され、底板１１に底部をネジ止めして前面板１３に前端がネジ止めされる。これにより、２つの脚部２１が所定距離離れてそれぞれ底板１１上に立設される。

鉛直部２２は２つの脚部２１間に橋架され、吸気口１３ａ（図１参照）に面して鉛直に配された鉛直面２２ａを形成する。駆動モータ５はネジ６によって鉛直部２２の鉛直面２２ａにネジ止めされる。

図５は室外機１の駆動モータ５を取り付ける前の状態を示す正面図である。また、図６は駆動モータ５の正面図を示している。駆動モータ５は回転軸５ａと同心の円筒状のハウジング５ｂにより覆われ、ハウジング５ｂの周面から突出する第１支持部５ｃ及び第２支持部５ｄを有している。

第１支持部５ｃは回転軸５ａに対して対向する２箇所に設けられる。第２支持部５ｄは第１支持部５ｃ間の回転軸５ａに対して対向する２箇所に設けられる。また、第２支持部５ｄにはネジ６（図３参照）が挿通される挿通孔５ｅが設けられる。

アングル２０の鉛直面２２ａには駆動モータ５のハウジング５ｂが貫通する貫通孔２２ｂが設けられる。貫通孔２２ｂの周囲には第２支持部５ｄの挿通孔５ｅに対応する２箇所にネジ孔２２ｃが設けられる。また、第１支持部５ｃに対応する２箇所に掛止部２２ｄが設けられる。

図７は図４のＢ−Ｂ断面図を示している。掛止部２２ｄは鉛直面２２ａから前方に突出する突出部２２ｅと突出部２２ｅから屈曲して鉛直面２２ａに沿って延びる前面部２２ｆとを有し、断面Ｌ字状に形成される。鉛直部２２の切り起こしによって掛止部２２ｄが鉛直部２２と一体に形成される。第１支持部５ｃは掛止部２２ｄに掛止され、前面部２２ｆにより前面を覆われる。

上記構成の室外機１において、駆動モータ５のハウジング５ｂを前方から貫通孔２２ｂに挿入すると、第１支持部５ｃ及び第２支持部５ｄが鉛直面２２ａに当接する。この状態から駆動モータ５を回転軸５ａと同軸に回動させると、第１支持部５ｃ及び第２支持部５ｄが鉛直面２２ａ上を周方向にスライドする。尚、図４において時計回りに駆動モータ５を回動させている。

第１支持部５ｃはスライドによって前面部２２ｆと鉛直面２２ａとの間に配されて掛止部２２ｄに掛止される。これにより、第１支持部５ｃが前面部２２ｆにより前面を覆われる。この時、第２支持部５ｄの挿通孔５ｅがネジ孔２２ｃに対向し、ネジ６を挿通孔５ｅに挿通してネジ孔２２ｃに螺合する。これにより、駆動モータ５がアングル２０に取り付けられる。

掛止部２２ｄの前面部２２ｆは突出部２２ｅに対してファン３の回転方向Ａ（図４参照）の前方に向かって屈曲される。このため、ネジ６が緩んだ際にファン３が回転すると、ファン３の回転の反力で駆動モータ５の第１支持部５ｃが突出部２２ｅに押しつけられる。これにより、駆動モータ５の脱落を防止することができる。

本実施形態によると、アングル２０の鉛直面２２ａに突出部２２ｅと前面部２２ｆとを有した断面Ｌ字状の掛止部２２ｄを一体に設けるとともに、駆動モータ５のハウジング５ｂの周面に第１支持部５ｃ及び第２支持部５ｄが突設され、第１支持部５ｃを前面部２２ｆと鉛直面２２ａとの間に配して第２支持部５ｄがネジ止めされる。

このため、駆動モータ５の取り付け作業時に第１支持部５ｃを掛止部２２ｄに掛止した状態で駆動モータ５を手指で支えることなく第２支持部５ｄをネジ止めすることができる。この時、第１支持部５ｃの前方が前面部２２ｆに覆われるため、作業者が駆動モータ５に当たっても駆動モータ５が脱落せずに保持される。これにより、空気調和機の室外機１の組立ての作業性を向上でき、工数を削減できる。加えて、従来例のように弾性部材を設ける必要がないため部品点数を削減し、工数をより削減することができる。従って、空気調和機の室外機１のコストを削減することができる。

尚、駆動モータ５を回転軸５ａに垂直な方向への直線移動や曲線移動させることにより第１支持部５ｃを鉛直面２２ａに沿ってスライド移動させてもよい。しかしながら、本実施形態のように駆動モータ５を回転軸５ａと同軸に回動させると、貫通孔２２ｂをハウジング５ｂと略同径に形成することができる。従って、貫通孔２２ｂを開口する鉛直部２２を小型化し、室外機１の軽量化を図ることができる。

また、前面部２２ｆが突出部２２ｅに対してファン３の回転方向Ａの前方に屈曲されるので、ネジ６が緩んだ状態で駆動モータ５の駆動によりファン３が回転すると、第１支持部５ｃが突出部２２ｅに押しつけられる。これにより、駆動モータ５の脱落を防止することができる。

尚、駆動モータ５の取付け前の前面部２２ｆと鉛直面２２ａとの距離を第１支持部５ｃの厚みよりも小さくするとより望ましい。これにより、第１支持部５ｃは掛止部２２の弾性によって前面部２２ｆと鉛直面２２ａとの間に挟持される。従って、駆動モータ５の取り付け作業時やネジ６が緩んだ際の駆動モータ５の脱落をより確実に防止することができる。

また、第１支持部５ｃ及び掛止部２２ｄを貫通孔２２ｂの周囲に複数設け、第２支持部５ｄを第１支持部５ｃ間に設けたので、第１支持部５ｃによって駆動モータ５をより確実に掛止できるとともに、第２支持部５ｄ及びネジ６を少なくできる。従って、部品点数及び作業工数をより削減することができる。

次に、図８は第２実施形態の空気調和機の室外機のアングル及び駆動モータを示す斜視図である。説明の便宜上、前述の図１〜図７に示す第１実施形態と同様の部分については同一の符号を付している。本実施形態は第１実施形態に対してアングル２０の構成が異なっている。その他の部分は第１実施形態と同様である。

アングル２０は鉛直面２２ａを有する鉛直部２２の両側部から下方に延びる脚部２３を有している。また、両脚部２３間には鉛直部２２の下端から下方前方に延びる脚部２４が設けられる。鉛直部２２及び脚部２３、２４は略矩形の金属板をプレス加工によって切断及び折曲して一体に形成される。このため、加工前の金属板の展開寸法を増加させずに脚部２３の間を前方に折曲して脚部２４を容易に形成することができる。

脚部２３、２４の底部は底板１１（図２参照）に取り付けられ、アングル２０が３点で支持されて底板１１上に立設される。そして、アングル２０に駆動モータ５が取り付けられる。この時、第１実施形態と同様に、掛止部２２ｄに第１支持部５ｃが掛止され、第２支持部５ｄが鉛直面２２ａにネジ止めされる。

本実施形態によると、第１実施形態と同様の効果を得ることができる。加えて、脚部２３、２４によってアングル２０は３点で支持されるため、アングル２０の取り付け作業時にアングル２０を手指で支持する必要がない。また、第１実施形態に示す脚部２１（図３参照）の上端を固定する前にファン３を取り付けるとアングル２０の揺動が生じるが、アングル２０を３点で支持してファン３の取り付け時のアングル２０の揺動を防止することができる。従って、室外機１の組立て作業性をより向上することができる。

本発明によると、熱交換器に外気を供給するファンを備えた空気調和機の室外機に利用することができる。

１ 室外機
２ 熱交換器
３ ファン
４ 圧縮機
５ 駆動モータ
５ａ 回転軸
５ｂ ハウジング
５ｃ 第１支持部
５ｄ 第２支持部
１０ キャビネット
１１ 底板
１２ 側板
１３ 前面板
１４ 天板
２０ アングル
２１、２３、２４ 脚部
２２ 鉛直部
２２ａ 鉛直面
２２ｂ 貫通孔
２２ｃ ネジ孔
２２ｄ 掛止部
２２ｅ 突出部
２２ｆ 前面部

Claims (5)

1. 外装を形成するキャビネットと、前記キャビネット内に配されるアングルと、前記アングルに支持される駆動モータによって駆動されるファンと、前記ファンにより供給される外気と熱交換を行う熱交換器とを備えた空気調和機の室外機において、
   前記駆動モータが円筒状のハウジングの周面から突出する第１支持部及び第２支持部を有し、
   前記アングルは鉛直に配された鉛直面に開口して前記ハウジングが貫通する貫通孔の周囲に、前記鉛直面から突出する突出部と前記突出部から屈曲する前面部とを有した断面Ｌ字状の掛止部が前記鉛直面と一体に設けられ、
   前記前面部が前記突出部に対して前記ファンの回転方向前方に屈曲され、
   第１支持部を前記掛止部により掛止して前記前面部と前記鉛直面との間に配するとともに、第２支持部を前記鉛直面にネジ止めしたことを特徴とする空気調和機の室外機。
2. 前記掛止部が弾性を有し、前記掛止部の弾性によって第１支持部を前記前面部と前記鉛直面との間に挟持したことを特徴とする請求項１に記載の空気調和機の室外機。
3. 第１支持部及び前記掛止部を前記貫通孔の周囲に複数設けるとともに、第２支持部を第１支持部間に設けたことを特徴とする請求項１または請求項２に記載の空気調和機の室外機。
4. 外装を形成するキャビネットと、前記キャビネット内に配されるアングルと、前記アングルに支持される駆動モータによって駆動されるファンと、前記ファンにより供給される外気と熱交換を行う熱交換器とを備えた空気調和機の室外機の製造方法において、
   前記駆動モータが円筒状のハウジングの周面から突出する第１支持部及び第２支持部を有し、
   前記アングルは鉛直に配された鉛直面に開口する貫通孔の周囲に、前記鉛直面から突出する突出部と前記突出部から屈曲する前面部とを有した断面Ｌ字状の掛止部が前記鉛直面と一体に設けられ、
   前記前面部が前記突出部に対して前記ファンの回転方向前方に屈曲され、
   前記ハウジングを前記貫通孔に挿入して第１支持部及び第２支持部を前記鉛直面に当接させた後、第１支持部及び第２支持部を前記鉛直面に沿ってスライドさせることにより第１支持部を前記掛止部により掛止して前記前面部と前記鉛直面との間に配し、第２支持部を前記鉛直面にネジ止めしたことを特徴とする空気調和機の室外機の製造方法。
5. 前記駆動モータが回転軸と同軸に回動して第１支持部及び第２支持部が前記鉛直面に沿って周方向にスライドし、第１支持部が前記掛止部により掛止されることを特徴とする請求項４に記載の空気調和機の室外機の製造方法。
   

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