JP2015203517A - 空気調和機の室外機 - Google Patents

空気調和機の室外機 Download PDF

Info

Publication number
JP2015203517A
JP2015203517A JP2014082429A JP2014082429A JP2015203517A JP 2015203517 A JP2015203517 A JP 2015203517A JP 2014082429 A JP2014082429 A JP 2014082429A JP 2014082429 A JP2014082429 A JP 2014082429A JP 2015203517 A JP2015203517 A JP 2015203517A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compressor
outdoor unit
air conditioner
vibration
vibration preventing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2014082429A
Other languages
English (en)
Inventor
太田 裕樹
Hiroki Ota
裕樹 太田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Appliances Inc
Original Assignee
Hitachi Appliances Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Appliances Inc filed Critical Hitachi Appliances Inc
Priority to JP2014082429A priority Critical patent/JP2015203517A/ja
Publication of JP2015203517A publication Critical patent/JP2015203517A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Vibration Prevention Devices (AREA)

Abstract

【課題】本発明は十分な振動騒音低減を達成することができ、取付け容易な防振支持部材を備えた室外機を提供する。【解決手段】冷媒を圧縮する圧縮機構部と、該圧縮機構部を駆動する駆動部とを有する圧縮機を内部に備えた空気調和機の室外機において、前記圧縮機の下部を支持する振動防止部材を複数個備え、そのうち一つが前記圧縮機の回転軸に対応する位置に配置され、その他の前記振動防止部材は前記圧縮機の回転軸の外周側に対応する位置に配置される。【選択図】図2

Description

本発明は、空調運転時に圧縮機が発生する振動を受ける支持構造を有する空気調和機の室外機に関する。
空気調和機の室外機の圧縮機の振動伝播による騒音増大を防止するために、従来から種々の手段が用いられている。この種の従来技術としては、例えば特許文献1に記載のものがある。本文献に開示された空気調和装置の圧縮機支持装置は、圧縮機下部を弾性支持する支持体を圧縮機の外径よりも内側に配置するとともに、圧縮機の上部と空気調和機の枠体とを別の弾性支持部材を介して接続することで、圧縮機に発生する振動を適確に吸収して、空気調和機の枠体への振動伝達、騒音増大を低減できるものである。
特開平7−110144号公報
しかし、上記特許文献1に記載のものは、圧縮機の支持位置を上下に配することで、圧縮機運転中の振動を抑えるような構造とすることができるものの、特に圧縮機上部の支持位置に関しては、空気調和機の枠体が一般的には薄肉鋼板等の板材で構成されることから、圧縮機上部に配した弾性支持部材と比較して十分な支持剛性を得ることが困難である。このような場合には弾性支持部材と同様に枠体が振動してしまうことになるため、十分な防振効果、騒音低減効果を得られにくいという課題がある。
また、従来から用いられている圧縮機の支持方法として、圧縮機下部を複数個の防振ゴム等の弾性支持部材を用いて、圧縮機下部の外周部で支持するといった方法がある。この方法において振動低減効果を大きくするためには、弾性支持部材を柔らかくする手段が安易に考えられるものの、圧縮機の自重によってこの弾性支持部材がつぶれない程度にする必要があるため、弾性支持部材を柔らかくする程度には限界がある。
そこで、本発明は十分な振動騒音低減を達成することができ、取付け容易な防振支持部材を備えた室外機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため本発明は、冷媒を圧縮する圧縮機構部と、該圧縮機構部を駆動する駆動部とを有する圧縮機を内部に備えた空気調和機の室外機において、前記圧縮機の下部を支持する振動防止部材を複数個備え、そのうち一つが前記圧縮機の回転軸に対応する位置に配置され、その他の前記振動防止部材は前記圧縮機の回転軸の外周側に対応する位置に配置されることを特徴とする。
また、上記構成において、底部に取付けられ、上側に突出する上側突出部を有する底面ベースを備え、前記回転軸の外周側に対応する位置に配置された前記振動防止部材は、前記突出部が差し込まれる穴が形成され、該穴に前記底面ベースの前記上側突出部が挿入されることで前記圧縮機が支持されるとともに、前記圧縮機の底部には下側に突出する下側突出部を有し、前記回転軸に対応する位置に配置された前記振動防止部材には、この突出部が差し込まれる穴が形成され、該穴に前記圧縮機の前記下側突出部が挿入されることで前記圧縮機が支持されることが望ましい。
さらに上記構成において、前記圧縮機の前記回転軸に対応する位置に配置される前記振動防止部材は、上下方向の一部において外径が小さい部位を有し、該外形が小さい部位が前記底面ベースに開けた穴に挿入されることで当該振動防止部材が前記底面ベースに固定されることが望ましい。
さらに上記構成において外周側の少なくとも一面はねじ等の取り外しによって開閉可能に構成され、前記回転軸の外周側に対応する位置に配置される前記振動防止部材は、開閉可能に構成された室外機の一面側に位置することが望ましい。
本発明によれば、十分な振動騒音低減を達成することができ、取付け容易な防振支持部材を備えた室外機を提供することが可能となる。本発明のその他の構成、作用、効果については以下の実施例において詳細に説明する。
実施例1の空気調和機の室外機を示す図である。 実施例1の室外機の圧縮機支持部の詳細を示す図である。 実施例1の室外機の上面図である。 本発明に拠らない空気調和機の室外機を示す上面図である。 実施例2における防振支持部材の構成を示す図である。
以下、本発明の空気調和機の室外機の具体的な実施例を、図面に基づいて説明する。なお、各図において同一符号を付した部分は同一部分を示している。
図1は本発明の実施例1の空気調和機の室外機を示す図である。
本実施例の室外機101の筐体内には冷媒を圧縮する圧縮機構部と、圧縮機構部を駆動するモータ等の駆動部とを有する圧縮機102が設置される。また外周側に冷媒と空気との熱交換を行う熱交換器103と、この熱交換器103に送風を行うための送風機105が収納されている。室外機101には制御装置等の電気部品を収納した箱104が備えられており、この室外機101が図示しない室内機と接続されることにより冷凍サイクルが構成される。
圧縮機102は下部において足部102aを有し、この足部102aがゴム等で構成された防振支持部材1および2を介して室外機101の底面ベース101a上に設置されている。
図2は本実施例の室外機101の圧縮機支持部を詳細に示した上面図ならびに側面図である。本実施例の室外機101は圧縮機102の下部を支持する振動防止部材(1、2)を複数個備え、そのうち振動防止部材2が圧縮機102の回転軸に対応する位置に配置され、その他の前記振動防止部材1は圧縮機102の回転軸の外周側に対応する位置に配置される。
本発明者らは鋭意検討の末、このように構成することにより圧縮機102の自重を支えながら圧縮機102の振動を効率良く吸収し、振動騒音の低減が可能である室外機101を得ることができることを見出したものである。
また室外機101は底部に取付けられ、上側に突出する上側突出部103を有する底面ベース101aを備え、圧縮機102の回転軸の外周側に対応する位置に配置された振動防止部材1は、上側突出部103が差し込まれる穴が形成される、この穴に底面ベース101aの上側突出部103が挿入されることで圧縮機102が支持される。
また圧縮機102の底部には下側に突出する位置決め用の下側突出部104を設けており、回転軸に対応する位置に配置された振動防止部材2には、下側突出部104が差し込まれる穴が形成される。この穴に下側突出部104が挿入されることで圧縮機102が支持される。
このような構造とすることで、位置決めを容易とすることができると同時に、突出部3および突出部4にねじを有する構造とすることで、これにナット5等の拘束手段を取付けることで、輸送時の振動による圧縮機の抜け防止を図ることが可能である。
また、図3は本実施例の室外機101の上面図である。一般に、空気調和機の室外機101は、熱交換効率を最大化するため、筐体表面の数面を熱交換器103が露出した状態で配されている。また外周側の1面を筐体内部に配された機器のメンテナンス用に開閉可能な構成となっている。このため、板金等で構成されたパネル106をねじ等で固定する構造となっている。
さらに、室外機101の筐体内部は圧縮機102のほか、配管類やその他タンク類が点線部107に配されており、近年の小型軽量化設計による高密度化に伴い、製品組立時やメンテナンス時に工具等を自由に使えるスペースが減少し、作業を困難にしている。特に圧縮機102は駆動部であり、場合によっては取り外して交換等することもあるため、防振支持部の取り外しが容易であることも必要である。
そこで本実施例の室外機101は外周側の少なくとも一面がねじ等の取り外しによって開閉可能に構成され、回転軸の外周側に対応する位置に配置される振動防止部材1は、開閉可能に構成された室外機の一面側に位置するようにしたものである。つまりパネル106側に配置するようにしている。
これにより、圧縮機の外周部に配された支持部材1を筐体の開閉可能な面側に配置することで、メンテナンス時、または製品組立て時の圧縮機102の着脱を容易にすることが可能である。
一方で、図4は本発明に拠らない空気調和機の室外機の上面図である。圧縮機の外周部の複数点のみで圧縮機を支持した場合、室外機筐体の開閉可能な面から見て、いくつかの支持部材が圧縮機102の背面に位置することとなり、製品組立て時やメンテナンス時の作業性が非常に悪くなってしまう。
図5は、図1で示した振動防止部材2の第2の実施形態を示している。つまり圧縮機102の回転軸に対応する位置に配置される振動防止部材2は上下方向の一部において外径が小さい部位(溝6)を有し、該外形が小さい部位(溝6)が底面ベース101aに開けた穴に挿入されることで振動防止部材2が底面ベース101aに固定される。
この溝6に室外機筐体の底面ベース101aに開けた穴を勘合させることで、前記のような突起部4を圧縮機102の底部に有さなくとも、支持部材2を固定することができる。また、圧縮機102と支持部材2が接する面を、圧縮機の底面形状に合わせた形状とすることで、圧縮機の振動を効率よく吸収することが可能である。
1 圧縮機外周側の防振支持部材
2 圧縮機回転軸上の防振支持部材
3 上側突出部
4 下側突出部
5 ナット
6 溝部
101 キャビネット
101a ベース部
102 圧縮機
102a 圧縮機の足部
103 熱交換器
104 電機部品収納箱
105 送風機
106 開閉部パネル
107 配管等のスペース

Claims (4)

  1. 冷媒を圧縮する圧縮機構部と、該圧縮機構部を駆動する駆動部とを有する圧縮機を内部に備えた空気調和機の室外機において、
    前記圧縮機の下部を支持する振動防止部材を複数個備え、そのうち一つが前記圧縮機の回転軸に対応する位置に配置され、その他の前記振動防止部材は前記圧縮機の回転軸の外周側に対応する位置に配置される
    ことを特徴とする空気調和機の室外機。
  2. 請求項1に記載の空気調和機の室外機において、
    底部に取付けられ、上側に突出する上側突出部を有する底面ベースを備え、
    前記回転軸の外周側に対応する位置に配置された前記振動防止部材は、前記上側突出部が差し込まれる穴が形成され、該穴に前記底面ベースの前記上側突出部が挿入されることで前記圧縮機が支持されるとともに、
    前記圧縮機の底部には下側に突出する下側突出部を設け、前記回転軸に対応する位置に配置された前記振動防止部材には、この下側突出部が差し込まれる穴が形成され、該穴に前記圧縮機の前記下側突出部が挿入されることで前記圧縮機が支持される
    ことを特徴とする空気調和機の室外機。
  3. 請求項1に記載の空気調和機の室外機において、
    前記圧縮機の前記回転軸に対応する位置に配置される前記振動防止部材は、上下方向の一部において外径が小さい部位を有し、該外形が小さい部位が前記底面ベースに開けた穴に挿入されることで当該振動防止部材が前記底面ベースに固定される
    ことを特徴とする空気調和機の室外機。
  4. 請求項1に記載の空気調和機の室外機において、
    外周側の少なくとも一面はねじ等の取り外しによって開閉可能に構成され、前記回転軸の外周側に対応する位置に配置される前記振動防止部材は、開閉可能に構成された室外機の一面側に位置する
    ことを特徴とする空気調和機の室外機。
JP2014082429A 2014-04-14 2014-04-14 空気調和機の室外機 Pending JP2015203517A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014082429A JP2015203517A (ja) 2014-04-14 2014-04-14 空気調和機の室外機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014082429A JP2015203517A (ja) 2014-04-14 2014-04-14 空気調和機の室外機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2015203517A true JP2015203517A (ja) 2015-11-16

Family

ID=54597060

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014082429A Pending JP2015203517A (ja) 2014-04-14 2014-04-14 空気調和機の室外機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2015203517A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017159987A1 (ko) * 2016-03-18 2017-09-21 엘지전자 주식회사 공기조화기의 실외기
CN107940733A (zh) * 2017-10-31 2018-04-20 芜湖市鸿坤汽车零部件有限公司 一种减震功能良好的空调
CN108944356A (zh) * 2018-07-08 2018-12-07 江苏盈科汽车空调有限公司 一种车载空调压缩机散热抗震保护装置
CN110088535A (zh) * 2016-12-21 2019-08-02 三菱电机株式会社 空调机的室外机和空调机的室外机的组装方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017159987A1 (ko) * 2016-03-18 2017-09-21 엘지전자 주식회사 공기조화기의 실외기
CN110088535A (zh) * 2016-12-21 2019-08-02 三菱电机株式会社 空调机的室外机和空调机的室外机的组装方法
CN107940733A (zh) * 2017-10-31 2018-04-20 芜湖市鸿坤汽车零部件有限公司 一种减震功能良好的空调
CN108944356A (zh) * 2018-07-08 2018-12-07 江苏盈科汽车空调有限公司 一种车载空调压缩机散热抗震保护装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5569417B2 (ja) 空気調和機の室外機
JP5849396B2 (ja) 空気調和機の室外機
JP2015203517A (ja) 空気調和機の室外機
JP3122715B2 (ja) 空気調和機の室内ユニット
JP2009079878A (ja) ショーケース
JP5461213B2 (ja) 空気調和装置の室外ユニット
US7599175B1 (en) Vibration-free fan mounting device
JP5594168B2 (ja) 空気調和機の室外機
JP5927888B2 (ja) 一体型空気調和機
JP2009210153A (ja) 空気調和装置の室外ユニット
JP5335399B2 (ja) 空気調和装置における支持構造
JP2006226644A (ja) 空気調和機の室外機
JP3985833B2 (ja) 電装品アセンブリ及びそれを備えた空気調和装置の室外ユニット
EP3657025B1 (en) Cross-flow impeller device and cooling fan
JP2009085465A (ja) 空気調和装置の室外ユニット
JP2017009201A (ja) 空気調和機の室外機
JP6333108B2 (ja) 空気調和機の熱源側ユニット
JP2009052837A (ja) 空気調和機の室外機防振装置
JP2007127344A (ja) 空気調和機
JP2013144928A (ja) パッケージ型圧縮機
JP4763823B2 (ja) 空気調和機の室外機及びその製造方法
JP2015114030A (ja) 空気調和機の室外機
JP2016109399A (ja) 冷凍装置の熱源ユニット
JPH0784930B2 (ja) 天井埋込型空気調和機
CN208689507U (zh) 一种计算机用降噪式散热机箱

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20150820

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20150904

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20160404