JP4761168B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置に関する。
従来より、画像形成装置として特許文献1に記載のものが知られている。この画像形成装置は、被記録媒体に画像を形成する画像形成部を備えた本体と周回移動するベルトを含み、且つ本体に着脱可能に装着されるベルトユニットとを備える。画像形成部は、トナー像が形成される第1ローラ(従来技術における感光体ドラム)を備える。また、ベルトユニットは、本体に装着された状態で、ベルトを挟んで像担持体と対向する位置に、像担持体に形成されたトナー像を被記録媒体に転写する第2ローラ(従来技術における転写ローラ)を備える。
第2ローラは、ベルトユニットに対して、ローラ軸の径方向に遊びを有して組み付けられている。一方、本体には、ベルトユニットを装着した時に、第2ローラと係合して第2ローラをベルトの張架方向に位置決めする位置決め手段が設けられている。
ベルトユニットを本体に装着すると、第2ローラは、本体の位置決め手段と係合する。すると、第2ローラはベルトユニットに対してローラ軸の径方向に変位し、位置決め手段によってベルトの張架方向に位置決めされる。
特開2007−10839公報
しかしながら上記の構成によると、第2ローラはベルトユニットに対して遊びを有して組み付けられている。このため、例えば、本体に装着されていない状態のベルトユニットに振動が与えられると、第2ローラががたつくことが懸念される。すると、例えば第2ローラが異物と衝突して、転写ローラの表面が傷付くことが懸念される。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、ベルトユニットが本体に装着された状態においては第2ローラの位置決めがなされ、且つベルトユニットが本体に装着されていない状態においては第2ローラががたつくことを抑制した画像形成装置を提供することを目的とする。
第1の発明は、画像形成装置であって、被記録媒体に画像を形成する画像形成部を含む本体と、前記本体に設けられる第1ローラと、周回移動するベルトを備え、且つ前記本体に着脱可能なベルトユニットと、前記ベルトユニットに遊びを有して取り付けられ、且つ前記ベルトユニットを前記本体に装着した状態で前記ベルトを挟んで前記第1ローラと対向する位置に配される第2ローラと、前記ベルトユニットに設けられて、前記ベルトユニットを前記本体に装着しない状態では前記第2ローラと係合して前記ベルトユニットに対する前記第2ローラの遊びをなくす係合部材と、前記本体に設けられて、前記ベルトユニットの装着時に前記係合部材と前記第2ローラとの係合を解除する解除部と、前記本体に設けられて、前記ベルトユニットの装着時に前記第2ローラを前記ベルトの移動方向に沿う方向に位置決めする位置決め手段と、を備えている。
なお、本発明の「ベルト」には、被記録媒体(用紙などの紙製の被記録媒体に限らず、OHPシートなどのプラスチック製の被記録媒体などであってもよい)を搬送する搬送ベルト、現像剤像が転写される中間転写ベルト、更には像担持体としての感光体ベルト等が含まれる。
「画像形成装置」は、プリンタ(例えばレーザプリンタ)などの印刷装置だけでなく、ファクシミリ装置や、プリンタ機能及び読み取り機能(スキャナ機能)等を備えた複合機であってもよい。また、上記ベルトを有するものであれば、現像ユニット毎に像担持体を備えたタンデム(シングルパス)方式のものに限らず、各現像ユニットが共通の像担持体に対して現像を行う4サイクル(シングルドラム)方式であってもよい。さらに、現像剤像を被記録媒体に直接転写するダイレクト転写方式、あるいは、中間転写ベルトを介して間接的に転写する中間転写方式のいずれであってもよい。
本発明によれば、本体にベルトユニットを装着した状態において、第2ローラはベルトの移動方向に沿う方向に位置決めされる。
また、本体にベルトユニットを装着しない状態においては、係合部材が第2ローラと係合することで、ベルトユニットに対する第2ローラの遊びをなくすことができる。これにより第2ローラががたつくことを抑制できる。
本発明の実施態様としては、以下の構成が好ましい。
第2の発明は、第1の発明の画像形成装置であって、前記係合部材は、前記第2ローラに対して弾性的に係合する。
本発明によれば、係合部材と第2ローラとは確実に係合するので、第2ローラのがたつきを確実に抑制できる。
第3の発明は、第1または第2の発明の画像形成装置であって、前記ベルトユニットは、前記係合部材を前記第2ローラ側に付勢する付勢手段を備える。
本発明によれば、係合部材と第2ローラとは確実に係合するので、第2ローラのがたつきを確実に抑制できる。
第4の発明は、第3の発明の画像形成装置であって、前記付勢手段はばねであり、前記ばねのばね荷重は、前記第2ローラの質量を支持可能に設定されている。
本発明によれば、本体に装着されていない状態のベルトユニットが、係合部材のみで第2ローラが支持される姿勢になっても、第2ローラは係合部材及びばねで支持できる。これにより、ベルトユニットをいかなる姿勢にしても、第2ローラががたつくことを抑制できる。
第5の発明は、第1ないし第4のいずれか一つに記載の発明の画像形成装置であって、前記第2ローラは、第2ローラ軸と、前記第2ローラ軸の周囲に設けられるローラ本体とを含み、前記係合部材は前記第2ローラ軸と係合する。
本発明によれば、係合部材は第2ローラ軸と係合するから、ローラ本体を傷付けることなく、第2ローラのがたつきを抑制できる。
第6の発明は、第5の発明の画像形成装置であって、前記ベルトユニットはベルトフレームを含み、前記ベルトフレームには前記第2ローラ軸を受ける受け溝が形成されており、前記係合部材は、前記受け溝との間で前記第2ローラ軸を挟持する。
本発明によれば、第2ローラ軸は、受け溝と、係合部材との間に挟持されるから、第2ローラががたつくことを確実に抑制できる。
第7の発明は、第6の発明の画像形成装置であって、前記受け溝は、前記第2ローラ軸に対して前記係合部材と反対方向に向かうにつれて幅狭に形成されている。
本発明によれば、第2ローラ軸は、幅狭に形成された受け溝と、係合部材との間に挟持されるから、第2ローラががたつくことを一層確実に抑制できる。
第8の発明は、第1ないし第7の発明のいずれか一つに記載の画像形成装置であって、前記解除部は、前記ベルトユニットの装着時に、前記第2ローラが前記位置決め手段により位置決めされる前に、前記係合部材と前記第2ローラとの係合を解除する。
第2ローラがベルトユニットに対して正規位置に配されていない場合に、遊びのない状態でベルトユニットに保持された第2ローラが、位置決め手段により位置決めされると、第2ローラに位置決め手段から力が加わる。
上記の点に鑑み、本発明においては、解除部は、ベルトユニットの装着時において第2ローラが位置決め手段により位置決めされる前に、係合部材と第2ローラとの係合を解除する。これにより、第2ローラは遊びを有する状態で位置決め手段により位置決めされる。この結果、第2ローラに対して位置決め手段から力が加わることを抑制できる。
第9の発明は、第1ないし第8の発明のいずれか一つに記載の画像形成装置であって、前記解除部は、前記本体から突出して設けられた解除突起であり、前記本体には、前記ベルトユニットの装着時に、前記解除突起の突出方向と反対側から前記ベルトユニットに当接する当接部が設けられている。
本発明によれば、ベルトユニットの装着時に、当接部はベルトユニットに対して解除突起の突出方向と反対側から当接する。これにより、解除突起が係合部材と第2ローラとの係合を解除する際に、ベルトユニットが解除突起の突出方向に変位することを規制できる。この結果、解除突起により、係合部材と第2ローラとの係合を確実に解除できる。
第10の発明は、第1ないし第9のいずれか一つに記載の画像形成装置であって、前記第1ローラは像担持体であって、前記第2ローラは前記像担持体上に担持された現像剤像の転写を行う転写ローラであって、前記本体には、前記ベルトユニットの装着時に、前記転写ローラに電気的に接続され、前記像担持体と前記転写ローラとの間に転写バイアスを印加する印加手段が設けられている。
本発明によれば、本体に設けられた印加手段により、像担持体と転写手段との間に転写バイアスが印加される。これにより、像担持体上に担持された現像剤像がベルト上を搬送される被記録媒体又はベルト上に静電的に転写される。
第11の発明は、第10の発明の画像形成装置であって、前記係合部材は絶縁性の合成樹脂からなる。
像担持体と転写ローラとの間には転写バイアスが印加されているので、転写ローラの周囲に金属部材があると好ましくない。そこで本構成においては、転写ローラと係合する係合部材を絶縁性の合成樹脂からなる構成とした。
本発明によれば、ベルトユニットが本体に装着された状態においては第2ローラの位置決めがなされ、且つベルトユニットが本体に装着されていない状態においては第2ローラががたつくことを抑制できる。
<実施形態1>
本発明をレーザプリンタ1に適用した実施形態1を図1ないし図7を参照して説明する。
(レーザプリンタの全体構成)
図1はレーザプリンタ1の概略構成を示す側断面図である。なお、以下の説明においては、図1における右側を前方とする。
レーザプリンタ1はケーシング2(本体の一例)を備える。ケーシング2の上面には、開閉可能なカバー3が設けられている。このカバー3を開放することにより、図2に示すように、ケーシング2内のプロセスカートリッジ26やベルトユニット15の交換ができる。
ケーシング2の底部に設けられた供給トレイ7には、被記録媒体である用紙4が積載されている。供給トレイ7内の最上位に積載された用紙4は、ばね8で付勢された押圧板9によって、供給トレイ7の前端上方に設けられたピックアップローラ10に押圧される。用紙4は、ピックアップローラ10の回転に伴って、分離パッド11との間に挟まれたときに1枚ごとに分離される。ピックアップローラ10から送りだされた用紙4は給紙ローラ12によてレジストローラ13へ送り出される。用紙4は、レジストローラ13により斜行補正された後、画像形成部14のベルトユニット15上へ搬送される。
画像形成部14は、ベルトユニット15、スキャナ部27、プロセスカートリッジ26、定着部43などを備える。
ベルトユニット15は、ケーシング2に対して着脱可能になっている。図3に示すように、このベルトユニット15は、全体として長方形の平板状をなすベルトフレーム50を備える。ベルトフレーム50は絶縁性の合成樹脂材からなる。
ベルトフレーム50の後端には、駆動ローラ17が支持されている。この駆動ローラ17は、ベルトユニット15をケーシング2に装着したときに、ケーシング2内に設けられたモータ(図示せず)と、ギア機構(図示せず)を介して連結され、モータの動力により駆動される。また、ベルトユニット15の前端には、従動ローラ16がテンションばね51により前方へ付勢された状態で支持されている(図3参照)。これにより、上記の駆動ローラ17と従動ローラ16との間に、一定の張力が付与された状態でベルト18が張架されている。
ベルト18は、ポリカーボネート等からなり、無端状をなす。このベルト18は、駆動ローラ17が回転駆動されることにより図示反時計回り方向に周回移動し、ベルト18上面の用紙4を後方へ搬送する。
ベルトユニット15の下方には、ベルト18に付着したトナーや紙粉等を除去するためのクリーニングローラ21が設けられている。このクリーニングローラ21は、金属製の軸部材71の周囲に導電性の発泡材料が設けられてなる。
ベルトユニット15には、クリーニングローラ21とベルト18を挟んで対向する位置に、金属製の電極ローラ22が設けられている。クリーニングローラ21と電極ローラ22との間には所定のバイアスが印加される。このバイアスによりベルト18上のトナー等がクリーニングローラ21側へ電気的に吸引される。また、クリーニングローラ21には、その表面に付着したトナー等を除去するための金属製の回収ローラ23が当接している。この回収ローラ23には、その表面に付着したトナー等を掻き落とすためのブレード24が当接している。
スキャナ部27は、レーザ発光部(図示せず)から出射されたレーザ光Lを、対応する感光体ドラム31(第1ローラ、像担持体の一例)の表面に照射する。
プロセスカートリッジ26は、ケーシング2のカバー3を開放することにより着脱可能なカートリッジフレーム30と、このカートリッジフレーム30にそれぞれ着脱可能に装着される4色(ブラック、イエロー、マゼンタ、シアン)に対応した現像カートリッジ34とを備える。また、カートリッジフレーム30の下部には、各現像カートリッジ34に対応して、表面が正帯電性の感光層によって覆われた感光体ドラム31と、スコロトロン型の帯電器32とが設けられている。
各現像カートリッジ34は、現像剤である各色のトナーを収容するトナー収容室38を備える。トナー収容室38に収容された各色のトナーは、供給ローラ39の回転により現像ローラ40上に供給される。このとき、トナーは供給ローラ39と現像ローラ40との間で正に摩擦帯電される。
感光体ドラム31の表面は、その回転に伴って、まず帯電器32により一様に正い帯電された後、スキャナ部27からのレーザ光Lにより露光され、用紙4に形成すべき画像に対応した静電潜像が形成される。
次いで、現像ローラ40の回転により、現像ローラ40上のトナーが感光体ドラム31の表面に供給される。すると、感光体ドラム31の表面には、露光部分にのみトナーが付着してトナー像が形成され、静電潜像が可視化される。
その後、感光体ドラム31の表面上に担持されたトナー像は、感光体ドラム31と、この感光体ドラム31とベルト18を挟んで対向する位置に設けられた転写ローラ19(第2ローラの一例)との間を用紙4が通過する間に、転写ローラ19に印加される転写バイアス電圧によって用紙4に順次転写される。
転写後の用紙4は定着部43に搬送される。定着部43では、用紙4上に転写された現像剤像が熱定着される。そして、熱定着された用紙4は、ケーシング2の上面に設けられた排出トレイ5上に排出される。
(ベルトユニット及び位置決め手段)
ベルトフレーム50には、上方に開口して転写ローラ19を収容するための収容溝52が、左右方向に延びると共に、前後方向に4つ並んで設けられている。転写ローラ19は、金属製の転写ローラ軸19A(第2ローラ軸の一例)の周囲に、導電性のゴム部材からなる転写ローラ本体19B(第2ローラ本体の一例)を被覆してなる。転写ローラ本体19Bの左右両端からは転写ローラ軸19Aが側方に突出している。ベルトフレーム50の左右両側面には、図4に示すように、前後方向に延びる内壁80と、この内壁80の底部から外方に延びて形成された延設壁81と、この延長壁の外縁に立設された前後方向に延びる外壁82とを備える。内壁80と外壁82との間には、左右方向に延びて内壁80と外壁82とを連結する複数のリブ83が、延設壁81から立設されている。
図4に示すように、内壁80には、収容溝52に対応する位置に、転写ローラ軸19Aを下方から受ける受け溝84が設けられている。受け溝84の開口縁部は、転写ローラ軸19Aを受け溝84内へ案内するために面取りされている。また、外壁82には、転写ローラ軸19Aが挿通される挿通孔85が設けられている。挿通孔85は、側方から見て長円形状をなしている。外壁82の上縁部のうち挿通孔85に対応する位置は、上方に膨出されている。
受け溝84及び挿通孔85の、上下方向及び前後方向の寸法は、転写ローラ軸19Aの外径よりも大きく設定されている。これにより、転写ローラ軸19Aは、径方向(上下前後方向)に変位可能となっており、ベルトフレーム50に対して遊びを有して取り付けられている。
図6に示すように、内壁80と外壁82との間の空間には、転写ローラ軸19Aと係合することで転写ローラ19とベルトユニット15との間の遊びをなくす、絶縁性の合成樹脂材からなる保持レバー86(係合部材の一例)が配設されている。保持レバー86は、図6における左右方向に突出する一対の回動軸部87を備える。この回動軸部87が、内壁80及び外壁82に設けられた回動軸受け部95(図示せず)に嵌合することで、保持レバー86はベルトフレーム50に対して回動可能に保持される。
図6に示すように、保持レバー86のうち外側(図6における右側)に位置する回動軸部87には、ねじりばね88(付勢手段の一例)が配設されている。回動軸受け部95の近傍にはねじりばね88を取付けるための取り付けリブ83Aが形成されておりこの取り付けリブ83Aには、ねじりばね88のリブ係合部89が上方から当接するための切り欠き部90が形成されている。図8に示すように、リブ係合部89は側方から見て略L字状に形成されている。リブ係合部89は上方から切り欠き部90に当接し、切り欠き部90を下方に押圧する。図4に示すように、ねじりばね88には、上方から見て鉤状に形成された保持レバー係合部91が設けられており、この保持レバー係合部91は、保持レバー86に対して上方から当接し、保持レバー86を下方に付勢する。
図8に示すように、保持レバー86は、回動軸部87と連なる基端部92と、基端部92から図8における右方に延びて、転写ローラ軸19Aと上方から当接可能に形成された軸押さえ部93と、軸押さえ部93に連なって、後述する解除突起94を受ける受け部95とを備える。
軸押さえ部93は全体として弧状をなしている。軸押さえ部93の下面はおおむね半円形状をなしている。受け部95は、側方から見て略三角形状をなしている。受け部95の下面には平坦な受け面96が形成されており、解除突起94の先端を受けるようになっている。
ベルトユニット15を本体フレーム58に装着しない状態において、保持レバー86は、ねじりばね88により下方に付勢され、これにより、転写ローラ軸19Aは下方に付勢される。転写ローラ軸19Aは、下方(保持レバー86と反対側の方向)に向かうにしたがって前後方向に幅狭に形成されて側方から見て略V字状をなす受け溝84の下縁に、上方から弾性的に押圧される。この結果、転写ローラ軸19Aは、保持レバー86と受け溝84との間に挟持されて、前後方向に位置決めされた状態(遊びのない状態)で保持される。また、ねじりばね88のばね荷重は、転写ローラ19の質量を保持レバー86及びねじりばね88により支持可能に設定されている。
ケーシング2内には、ケーシング2の左右両側壁(図示せず)の内壁面に沿うように、一対の本体フレーム58(本体の一例)が配設されている(図3参照)。図3に示すように、本体フレーム58には、駆動ローラ17及び従動ローラ16の両端部を支持するための合成樹脂製の支持部59,60が、前後一対ずつ取り付けられている。後側の支持部60は、上方に開口しており、その開口部には弾性変形可能は断面山形の抜け止め金具61が内側に突出して設けられている。この支持部60には、駆動ローラ17を回転可能に支持する軸受け具17Aが嵌め込まれ、その軸受け具17Aが抜け止め金具61により抜け止めされることで、駆動ローラ17が位置決め状態で保持される。
また、前側の支持部59は、上面の一部が一定高さの水平面59Aになっており、この水平面上に従動ローラ16の端部を回転可能に支持する軸受け具16Aを載せることで、従動ローラ16が支持される。また、前側の支持部59の水平面59Aは、従動ローラ16の前後方向の位置ずれを許容できるようになっている。
図3に示すように、左右一対の本体フレーム58のそれぞれには、上方に開口する位置決め溝97(位置決め手段の一例)が、前後方向に4つ並んで形成されており、この位置決め溝97内に、転写ローラ19の転写ローラ軸19Aを支持するための軸受け部材63(位置決め手段の一例)が各転写ローラ19に対応して左右一対ずつ設けられている。各軸受け部材63は、上方に開口した溝状の軸受け溝64を備えており、その軸受け溝64に転写ローラ軸19Aの端部を上方から嵌め込むことで、転写ローラ軸19Aが回転自在に支持される。
また、軸受け溝64の開口縁部には、転写ローラ軸19Aを軸受け溝64内へ案内するための案内面65が形成されている。軸受け部材63は導電性の合成樹脂材からなり、本体フレーム58に対して上下方向に変位可能に取り付けられている。また、前後方向(ベルト18の移動方向)については、本体フレーム58に形成された位置決め溝97内に軸受け部材63が収容されることにより、位置決めされている。軸受け部材63の下方には、導電性を有するばね66が取り付けられている。このばね66により軸受け部材63は上方(感光体ドラム31側)に付勢されている。このばね66の下端は、図示しない電極板を介してケーシング2内に設けられた転写バイアス印加手段(図示せず)に電気的に接続されている。この転写バイアス印加手段は、電極板、ばね66、軸受け部材63を介して転写ローラ19に電気的に接続されており、画像形成時に転写ローラ19を感光体ドラム31との間に転写バイアスを印加する構成となっている。
図5に示すように、本体フレーム58には、ベルトユニット15を本体フレーム58に装着した状態で、ベルトフレーム50の延設壁81の下方の位置に、左右方向の内方(図5における左斜め上方)にオフセットされたオフセット壁98が設けられている。図4及び図9に示すように、オフセット壁98には、ベルトフレーム50を本体フレーム58に装着した状態で保持レバー86の受け部95の下方の位置に、上方に突出する解除突起94が形成されている。図4に示すように、解除突起94は、側方から見て、先端が丸められた略三角形状をなしている。解除突起94の平断面形状は略長方形状をなしている。図9に示すように、ベルトフレーム50の延設壁81には、ベルトフレーム50を本体フレーム58に装着した状態で、解除突起94に対応する位置に、解除突起94を挿通可能な窓部99が、上下方向に貫通して形成されている。窓部99の形状は、解除突起94の平断面の形状に倣って、略長方形状をなしている。
図9に示すように、ベルトユニット15を本体フレーム58に装着した状態で、解除突起94は、保持レバー86の受け部95の受け面96に下方から当接する。すると、保持レバー86は、上方に押圧され、回動軸部87を中心として図9において反時計回り方向に回動する。これにより、転写ローラ軸19Aと保持レバー86との係合が解除される。これにより、転写ローラ軸19Aはベルトフレーム50に対して遊びを有した状態になる。
解除突起94の高さ寸法は、ベルトユニット15を本体フレーム58に装着する過程において、転写ローラ軸19Aが軸受け部材63に収容される前に、保持レバー86の受け面96と当接するように設定されている。
感光体ドラム31は、その感光体ドラム軸31Aが、本体フレーム58に設けられた図示しない位置決め溝内に収容されて、本体フレーム58に対して位置決め状態で回転可能に支持される。
続いて、本実施形態の作用、効果について以下に説明する。例えばベルト18の交換等を行う場合には、図2に示すように、カバー3を開き、各プロセスカートリッジ26を取り出した状態で、ベルトユニット15をケーシング2から取り出す。
ベルトユニット15がケーシング2から取り出された状態では、図8に示すように、保持レバー86は、ねじりばね88により下方に押圧される。すると、保持レバー86の軸押さえ部93の下面が上方から転写ローラ軸19Aを下方に押圧する。これにより、転写ローラ軸19Aは、保持レバー86の軸押さえ部93の下面と、受け溝84との間に挟持される。受け溝84は、下方に向かうに従って前後方向に幅狭に形成されているから、転写ローラ軸19Aは前後方向に位置決めされて遊びがない状態でベルトフレーム50に保持される。
ベルトユニット15をケーシング2内に装着するには、ベルトユニット15を水平姿勢で下降させ、駆動ローラ17の両端の軸受け具17Aを支持部59,60の内側に押し込む。ベルトユニット15を加工させる過程において、本体フレーム58に形成された解除突起94は、ベルトフレーム50の窓部99に挿通される。すると、解除突起94の先端部が、保持レバー86の受け面96に下方から当接する。これにより、保持レバー86は回動軸部87を中心にして図8及び図9における反時計回り方向に回動する。これにより、転写ローラ軸19Aに対する保持レバー86の係合が解除される。この結果、転写ローラ軸19Aは、ベルトフレーム50に対して、転写ローラ軸19Aの径方向に変移可能な状態で、遊びを有して保持される。
さらにベルトユニット15を下降させると、各転写ローラ19の転写ローラ軸19Aが案内面65に案内されて変移し、その両端部が軸受け部材63の軸受け溝64に嵌まり込む。これにより各転写ローラ19が前後方向(ベルト18の移動方向)に位置決めされる(図5及び図7参照)。このとき、図9に示すように、保持レバー86と、転写ローラ軸19Aとの係合は解除されており、お互いに離間した状態になっている。これにより、軸受け部材63による位置決めがなされる際に、保持レバー86が転写ローラ軸19Aに干渉することを防止できる。
さらにベルトユニット15を下降させ、従動ローラ16の両端の軸受け具17Aを支持部59,60に載せる。これにより、図3に示すように、ベルトユニット15が前後のユニット支持部59,60によって水平姿勢で保持される。
続いて、ベルトユニット15の上方に、各プロセスカートリッジ26が装着される。このとき、転写ローラ19のための位置決め溝9に対応して、本体フレーム58に設けられた感光体ドラム軸31A用の位置決め溝(図示せず)に感光体ドラム軸31Aを嵌めこむことで、感光体ドラム31が本体フレーム58に対して位置決めされる。また、転写ローラ19は、ばね66により上方に付勢され、この結果、転写ローラ19は感光体ドラム31により下方に押圧される。これにより転写ローラ19は上下方向についても位置決めされる。
以上説明したように、本実施形態によれば、ケーシング2内にベルトユニット15を装着した状態において、転写ローラ軸19Aが本体ケーシング2に設けられた軸受け部材63によって位置決めされることにより、転写ローラ19はベルト18の移動方向に沿う方向に位置決めされる。
また、ケーシング2内にベルトユニット15を装着しない状態においては、保持レバー86の軸押さえ部93が転写ローラ軸19Aと係合することで、ベルトユニット15に対する転写ローラ19の遊びをなくすことができる。これにより転写ローラ19ががたつくことを抑制できる。
そして、本実施形態によれば、保持レバー86は転写ローラ軸19Aと弾性的に係合するので、保持レバー86と転写ローラ軸19Aとは確実に係合する。この結果、転写ローラ19のがたつきを確実に抑制できる。
さらに、本実施形態によれば、保持レバー86はねじりばね88により付勢されているので、保持レバー86と転写ローラ軸19Aとは確実に係合する。この結果、転写ローラ19のがたつきを一層確実に抑制できる。
そして、本実施形態によれば、ねじりばね88のばね荷重は、転写ローラ19の質量を支持可能に設定されている。これにより、ケーシング2に装着されていない状態のベルトユニット15が、例えば天地を逆にした姿勢で保持される等、保持レバー86のみで転写ローラ19が支持される姿勢になっても、転写ローラ19は係合部材及びばね8で支持できる。これにより、ベルトユニット15をいかなる姿勢にしても、転写ローラ19ががたつくことを抑制できる。
そして、本実施形態によれば、保持レバー86は転写ローラ軸19Aと係合するから、転写ローラ本体19Bを傷付けることなく、転写ローラ19のがたつきを抑制できる。
また、本実施形態によれば、転写ローラ軸19Aは、受け溝84と、保持レバー86との間に挟持されるから、転写ローラ19ががたつくことを確実に抑制できる。
そのうえ、本実施形態によれば、転写ローラ軸19Aは、幅狭に形成された受け溝84と、保持レバー86との間に挟持されるから、転写ローラ19ががたつくことを一層確実に抑制できる。
転写ローラ19がベルトユニット15に対して正規位置に配されていない場合に、遊びのない状態でベルトユニット15に保持された転写ローラ19が、軸受け部材63により位置決めされると、転写ローラ19に軸受け部材63から力が加わる。
上記の点に鑑み、本実施形態においては、解除突起94は、ベルトユニット15の装着時において転写ローラ19が軸受け部材63により位置決めされる前に、保持レバー86と転写ローラ19との係合を解除する。これにより、転写ローラ19は遊びを有する状態で軸受け部材63により位置決めされる。この結果、転写ローラ19に対して軸受け部材63から力が加わることを抑制できる。
本実施形態によれば、ケーシング2内に設けられた印加手段により、感光体ドラム31と転写ローラ19との間に転写バイアスが印加される。これにより、感光体ドラム31上に担持された現像剤像がベルト18上を搬送される用紙4上に静電的に転写される。
感光体ドラム31と転写ローラ19との間には転写バイアスが印加されているので、転写ローラ19の周囲に金属部材があると好ましくない。そこで本実施形態においては、転写ローラ19と係合する保持レバー86を絶縁性の合成樹脂からなる構成とした。
<実施形態2>
次に、本発明の実施形態2について図10を参照して説明する。本実施形態においては、後側の支持部59,60の外側面には、従動ローラ16の軸受け具17Aに上方から当接する押さえレバー70(当接部の一例)が、前側の支持部59に対して取り付けられている。
押さえレバー70の長手方向の中央付近には、支持部59と押さえレバー70とを連結して、押さえレバー70を支持部59,60に対して回動可能に取付ける軸部材71が取り付けられている。これにより、押さえレバー70は、図10における時計回り方向、又は反時計回り方向に回動可能に取付けられる。
図10における押さえレバー70の下端部には、付勢ばね72の一方の端部が取り付けられている。付勢ばね72の他方の端部は、詳細には図示しないが、本体フレーム58に固定されている。この付勢ばね72により、押さえレバー70は、図10における時計回り方向に付勢されている。
図10における押さえレバー70の上端部は、従動ローラ16を回転可能に支持する軸受け具16Aに上方から当接する。押さえレバー70の上端部は、付勢ばね72に付勢されて、従動ローラ16の軸受け具16Aを上方(解除突起94の突出方向と反対側)から押圧し、支持部59との間で従動ローラ16の軸受け具16Aを挟持する。
上記以外の構成については、実施形態1と略同様なので、同一部材については同一符号を付して、重複する説明を省略する。
解除突起94が保持レバー86に対して下方から当接して、保持レバー86と転写ローラ19との係合を解除する際に、ベルトユニット15全体が解除突起94に押圧されて、上方に変位することが懸念される。すると、保持レバー86と転写ローラ19との係合が完全に解除されない状態のまま転写ローラ19が軸受け部材63により位置決めされ、その結果、転写ローラ19に軸受け部材63から力が加わることが懸念される。
本実施形態によれば、ベルトユニット15の装着時に、押さえレバー70の上端部はベルトユニット15の従動ローラ16Aに対して上方から当接する。また、実施形態1で述べたように、駆動ローラ17の軸受け具17Aは抜け止め金具61により抜け止め状態で保持される。これにより、解除突起94が保持レバー86と転写ローラ19との係合を解除する際に、ベルトユニット15全体が解除突起94の突出方向に変位することを規制できる。この結果、解除突起94により、保持レバー86と転写ローラ19との係合を確実に解除できる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)本実施形態においては、受け溝84の底部の断面形状は略V字状をなす構成としたが、これに限られず、図11に示すように、受け溝84の底部の断面形状は、半円形状をなしていてもよい。
また、受け溝84の底部の断面形状は、図12に示すように、四角形状をなしていてもよい。受け溝84の断面形状が四角形状をなしている場合には、図12に示すように、軸押さえレバー70により転写ローラ軸19Aが隅部に押圧される構成が好ましい。これにより、ローラ軸ががたつくことを確実に規制できる。
(2)本実施形態では、保持レバー86にねじりばね88を配設し、このねじりばね88の弾性力によって保持レバー86を転写ローラ軸19Aに押圧することで、転写ローラ19の遊びをなくす構成としたが、これに限られず、保持レバー86を弾性変形可能な材料で形成し、保持レバー86自体の弾性力により、転写ローラ軸19Aを押圧し、転写ローラ19の遊びをなくす構成としてもよい。弾性変形可能な材料としては、絶縁性の合成樹脂材を用いることができる。また、表面に絶縁被膜が形成された金属材料を用いてもよい。
(3)本実施形態では、付勢手段としてねじりばね88を用いたが、これに限られず、たけのこばね、板ばね等を用いてもよい。
(4)本実施形態では、第2ローラは転写ローラ19であったが、これに限られず、第2ローラは、現像剤像が転写される中間転写ベルト18を挟んで、現像剤像を用紙4に転写する二次転写ローラ19と対向する位置に配されるバックアップローラであってもよい。
(5)本実施形態においては、ねじりばね88のばね荷重は、転写ローラ19の質量を支持可能に設定されているが、これに限られず、例えばベルトユニット15の姿勢について天地を指定した場合や、ベルトユニット15の天地を反転させた場合に転写ローラ19を受ける部材が設けられている場合には、ねじりばね88のばね荷重は、転写ローラ19の質量を支持可能な程度にまで強く設定しなくてもよい。
本発明の第1実施形態に係るレーザプリンタの概略構成を示す側断面図 ベルトユニットを取り外した状態におけるレーザプリンタの側断面図 ベルトユニットを本体フレームに装着した後の状態を示す一部切欠側面図 ベルトユニットを取り外した状態における、保持レバー及び軸受け部材を示す要部拡大斜視図 ベルトユニットを装着した状態における、保持レバー及び軸受け部材を示す要部拡大斜視図 ベルトユニットを装着した状態における、保持レバー及び軸受け部材を示す要部拡大平面図 ベルトユニットを装着した状態における、保持レバー及び軸受け部材を示す要部拡大側面図 ベルトユニットを取り外した状態における、保持レバー及び軸受け部材を示す要部拡大側断面図 図6におけるA−A線断面図 本発明の第2実施形態に係るレーザプリンタにおいて、ベルトユニットを本体フレームに装着した後の状態を示す一部切欠側面図 他の実施形態(1)に係るレーザプリンタにおいて、ベルトユニットを取り外した状態における、保持レバーを示す要部拡大側断面図 他の実施形態(1)に係るレーザプリンタにおいて、ベルトユニットを取り外した状態における、保持レバーを示す要部拡大側断面図
符号の説明
1…レーザプリンタ(画像形成装置)
2…ケーシング(本体)
4…用紙(被記録媒体)
14…画像形成部
15…ベルトユニット
18…ベルト
19…転写ローラ(第2ローラ)
19A…転写ローラ軸(第2ローラ軸)
19B…転写ローラ本体(第2ローラ本体)
31…感光体ドラム(第1ローラ、像担持体)
50…ベルトフレーム
63…軸受け部材(位置決め手段)
70…押さえレバー(当接部)
84…受け溝
86…保持レバー(係合部材)
88…ねじりばね(付勢手段、ばね)
94…解除突起(解除部)

Claims (11)

  1. 被記録媒体に画像を形成する画像形成部を含む本体と、前記本体に設けられる第1ローラと、周回移動するベルトを備え、且つ前記本体に着脱可能なベルトユニットと、前記ベルトユニットに遊びを有して取り付けられ、且つ前記ベルトユニットを前記本体に装着した状態で前記ベルトを挟んで前記第1ローラと対向する位置に配される第2ローラと、前記ベルトユニットに設けられて、前記ベルトユニットを前記本体に装着しない状態では前記第2ローラと係合して前記ベルトユニットに対する前記第2ローラの遊びをなくす係合部材と、前記本体に設けられて、前記ベルトユニットの装着時に前記係合部材と前記第2ローラとの係合を解除する解除部と、前記本体に設けられて、前記ベルトユニットの装着時に前記第2ローラを前記ベルトの移動方向に沿う方向に位置決めする位置決め手段と、を備えている画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置であって、前記係合部材は、前記第2ローラに対して弾性的に係合する。
  3. 請求項1または請求項2に記載の画像形成装置であって、前記ベルトユニットは、前記係合部材を前記第2ローラ側に付勢する付勢手段を備える。
  4. 請求項3に記載の画像形成装置であって、前記付勢手段はばねであり、前記ばねのばね荷重は、前記第2ローラの質量を支持可能に設定されている。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載の画像形成装置であって、前記第2ローラは、第2ローラ軸と、前記第2ローラ軸の周囲に設けられる第2ローラ本体とを含み、前記係合部材は前記第2ローラ軸と係合する。
  6. 請求項5に記載の画像形成装置であって、前記ベルトユニットはベルトフレームを含み、前記ベルトフレームには前記第2ローラ軸を受ける受け溝が形成されており、前記係合部材は、前記受け溝との間で前記第2ローラ軸を挟持する。
  7. 請求項6に記載の画像形成装置であって、前記受け溝は、前記第2ローラ軸に対して前記係合部材と反対方向に向かうにつれて幅狭に形成されている。
  8. 請求項1ないし請求項7のいずれか一項に記載の画像形成装置であって、前記解除部は、前記ベルトユニットの装着時に、前記第2ローラが前記位置決め手段により位置決めされる前に、前記係合部材と前記第2ローラとの係合を解除する。
  9. 請求項1ないし請求項8のいずれか一項に記載の画像形成装置であって、前記解除部は、前記本体から突出して設けられた解除突起であり、前記本体には、前記ベルトユニットの装着時に、前記解除突起の突出方向と反対側から前記ベルトユニットに当接する当接部が設けられている。
  10. 請求項1ないし請求項9のいずれか一項に記載の画像形成装置であって、前記第1ローラは像担持体であって、前記第2ローラは前記像担持体上に担持された現像剤像の転写を行う転写ローラであって、前記本体には、前記ベルトユニットの装着時に、前記転写ローラに電気的に接続され、前記像担持体と前記転写ローラとの間に転写バイアスを印加する印加手段が設けられている。
  11. 請求項10に記載の画像形成装置であって、前記係合部材は絶縁性の合成樹脂からなる。
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