JP2007041402A - ベルトユニット、画像形成装置及びベルトユニットの組み立て方法 - Google Patents

ベルトユニット、画像形成装置及びベルトユニットの組み立て方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 ベルトユニットの組み立て作業の容易化を図る。
【解決手段】 ベルトフレーム50を一対のサブフレーム50F,50Rに分離した状態で搬送ベルト18の内側に挿入し、両サブフレーム50F,50Rを案内溝80及び案内突起81によって正規の組み付け位置へ向けて互いに案内させ、位置決め部83,84により正規の組み付け位置に位置決めした状態で、ネジ87により固定することで、ベルトユニット15が組み立てられる。ベルトフレーム50は、一対のサブフレーム50F,50Rに分離された状態で搬送ベルト18の内側に挿入されるため、挿入時に自由な体勢をとることができ、予め一体に組み付けられたベルトフレームを搬送ベルト18の内側に挿入する場合に比べると、作業を容易に行うことができる。
【選択図】 図7

Description

本発明は、ベルトユニット、画像形成装置及びベルトユニットの組み立て方法に関する。
従来より、レーザプリンタ等の画像形成装置として、用紙の搬送や中間転写等を行うために無端状のベルトを用いたものが知られている。一般に、こうしたベルトは、所定期間の使用後に交換ができるように、ベルトユニットとして装置本体に対して着脱可能となっている。ベルトユニットは、フレームに支持された複数のローラにベルトを張架させた構成となっており、ローラの一つがテンションローラとして付勢手段により外向きに付勢されることで、ベルトに所定の張力が付与されるようになっている。
特開2002−40753公報
このようなベルトユニットを組み立てる際には、ベルトの一方の開口部分の内側に、フレーム及び各ローラの側端部分を嵌め込み、そのままベルトを幅方向に滑らせるようにして各ローラに張架させるようにする。このとき、通常は、テンションローラを内側に退避させつつベルトを嵌め付けるようにしているが、小型化が進んだベルトユニットではテンションローラを退避させる距離が十分に確保できないために、ベルトを装着しづらいことがある。また、特にベルト内周面の側端位置に斜行防止用のガイドリブが突設されたものでは、ベルトを嵌める際にガイドリブがローラの側端部等に引っ掛かってより装着しづらくなる場合がある。
これに対し、ベルト装着作業の容易化を図ったものとして、例えば特許文献1に記載のもののように、フレームを略V字状に折り曲げ可能として、フレームを折り曲げた状態でベルトの内側に挿入した後、フレームを真っ直ぐな姿勢に延ばすことでベルトを張架させるようにしたものがある。しかしながら、ベルトは力を加えない自然状態では楕円状に丸まる性質があるため、V字状に折り曲げたフレームをそのベルトの内側に挿入しようとしたときに、ベルトよりも外側に張り出したフレームの一端部がベルトに引っ掛かってしまい、必ずしも容易には装着できないことがある。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、ベルトユニットの組み立て作業の容易化を図ることを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明に係るベルトユニットの組み立て方法は、無端状のベルトと、前記ベルトを張架させる複数のローラと、前記ローラを回転可能に支持するとともに一対のサブフレームから構成されたフレームと、を備えたベルトユニットの組み立て方法であって、前記フレームは、長手方向に分割された一対のサブフレームからなり、前記両サブフレームには、互いに分離された状態の両サブフレームを正規の組み付け位置へと案内する案内手段と、両サブフレームを正規の組み付け位置に位置決めする位置決め手段と、両サブフレームを正規の組み付け位置に固定する固定手段とが設けられ、分割された状態の前記一対のサブフレームを前記ベルトの内側に挿入した後、両サブフレームを前記案内手段により正規の組み付け位置へ向けて互いに案内させ、前記位置決め手段により正規の組み付け位置に位置決めした状態で、前記固定手段により両サブフレームを固定するところに特徴を有する。
請求項2の発明に係るベルトユニットは、無端状のベルトと、前記ベルトを張架した状態で支持する複数のローラと、前記ローラを回転可能に支持するフレームと、を備えたベルトユニットであって、前記フレームは、長手方向に分割された一対のサブフレームから構成され、前記両サブフレームは、互いに分離された状態の両サブフレームを正規の組み付け位置へと案内する案内手段と、両サブフレームを正規の組み付け位置に位置決めする位置決め手段と、両サブフレームを正規の組み付け位置に固定する固定手段と、を備えているところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項2に記載のものにおいて、前記案内手段は、一方のサブフレームに設けられた軸部と、他方のサブフレームに設けられた軸受部とを備え、前記軸受部を前記軸部の外周に摺接させることで、前記他方のサブフレームが前記軸部周りに回動されるところに特徴を有する。
請求項4の発明は、請求項2に記載のものにおいて、前記案内手段は、前記両サブフレームを互いに厚み方向にスライドさせるように構成されているところに特徴を有する。
請求項5の発明は、請求項4に記載のものにおいて、前記案内手段は、前記両サブフレームを互いに厚み方向に接近させるとともに長手方向について互いに外向きに移動させる方向にスライドさせるように構成されているところに特徴を有する。
請求項6の発明は、請求項1から請求項5のいずれかに記載のものにおいて、前記一対のサブフレームのうちの一方には取手部が設けられており、前記取手部が設けられた側のサブフレームは、他方のサブフレームよりも重量が大きいところに特徴を有する。
請求項7の発明は、請求項1から請求項6のいずれかに記載のものにおいて、前記ベルトの内周面には、前記ローラに係合して当該ベルトの斜行を防止するガイドリブが突設されているところに特徴を有する。
請求項8の発明に係る画像形成装置は、請求項1から請求項5のいずれかに記載のベルトユニットと、前記ベルトユニットが着脱可能に装着される装置本体とを備えたところに特徴を有する。
請求項9の発明は、請求項8に記載のものにおいて、前記複数のローラは、前記ベルトを駆動するための駆動ローラと、前記ベルトに張力を付与するためのテンションローラとを含んで構成されており、前記装置本体には、前記駆動ローラと、前記テンションローラとを位置決めするユニット位置決め手段が設けられているところに特徴を有する。
請求項10の発明は、請求項8または請求項9に記載のものにおいて、前記ベルトユニットは、前記装置本体に設けられた像担持体との間に転写バイアスを印加することで前記像担持体上に担持された現像剤像を転写させる転写ローラを備え、前記装置本体には、前記転写ローラを位置決め状態で保持する転写ローラ位置決め手段が設けられているところに特徴を有する。
請求項11の発明は、請求項8から請求項10のいずれかに記載のものにおいて、前記装置本体には、前記ベルトユニットが装着された状態において、前記ベルトに張力を付与するテンション付与手段が設けられているところに特徴を有する。
<請求項1、請求項2及び請求項8の発明>
フレームを一対のサブフレームに分離した状態でベルトの内側に挿入し、続いて、両サブフレームを案内手段によって正規の組み付け位置へ向けて案内させ、位置決め手段によって正規の組み付け位置に位置決めした状態で、固定手段により固定することで、ベルトユニットが組み立てられる。フレームは、一対のサブフレームに分離された状態でベルトの内側に挿入されるため、挿入時に自由な体勢をとることができ、予め一体に組み付けられたフレームをベルトの内側に挿入する場合に比べると、作業を容易に行うことができる。また、分離状態の両サブフレームは、ベルトの内側にて、案内手段により案内され、位置決め部により正規の組み付け位置に位置決めされるため、組み立て作業を円滑に行うことができる。
<請求項3の発明>
両サブフレームを正規の組み付け位置へ向けて回動させることにより、ベルトが弛んだ状態から弛みの少ない状態へと徐々に移行させることができるため、円滑に組み立てることができる。
<請求項4の発明>
両サブフレームを互いに厚み方向にスライドさせて組み付けるように構成されているため、例えば、両サブフレームを正規の組み付け位置より長手方向(前後方向)に互いに離間させてから、案内手段によって互いに接近方向へスライドさせつつ組み付けるような構成に比べると、スライド動作を開始する直前の位置としたときのベルトの引っ張りが少なくて済む。従って、組み立て作業を容易に行うことができる。
<請求項5の発明>
案内手段は、両サブフレームを厚み方向について互いに接近させるとともに長手方向について互いに外向きに移動させる(離間させる)方向にスライドさせるように構成されている。このため、両サブフレームを厚み方向に沿ってスライドさせる場合に比べると、両サブフレームをスライド動作を開始する直前の位置としたときのベルトの引っ張りを小さくできるため、組み立て作業をより容易に行うことができる。
<請求項6の発明>
取手部を掴んでベルトユニットを運ぶ際に、取手部が設けられた側のサブフレームの方がもう一方のサブフレームよりも重量が大きいため、その逆の場合に比べて安定した状態でベルトユニットを持ち上げることができる。しかも、サブフレーム同士の連結部分に加わる負荷を小さくすることができ、また、組み立てられた状態のサブフレーム同士が取手部のない側のサブフレームの自重によってずれることを防ぐことができる。さらに、両サブフレームの連結部分の剛性を落とすことができる。
<請求項7の発明>
ベルトの内周面に斜行防止用のガイドリブが設けられている場合、ユニット組み立てに際して構成部品を通過させなくてはならないベルトの内周径がガイドリブのないベルト単体時より小さくなる分、従来の構成では、ベルトを特に張架させにくくなるが、本発明を適用することにより容易に搬送ベルトを張架させることができる。
<請求項9の発明>
装置本体には、駆動ローラとテンションローラとを位置決めするユニット位置決め手段が設けられている。ベルトユニットにおいては、機能上、ベルト面の位置精度を確保する必要があるが、そのベルト面の位置は駆動ローラ及びテンションローラとの位置によって定められる。従来の一般的な構成では、ベルトユニットを装置本体に装着した際に、駆動ローラとフレームとが装置本体に対して位置決めされ、テンションローラはフレームを介して間接的に位置決めされる。このような構成において、駆動ローラとテンションローラとを別々のサブフレームに保持する構成を採用する場合には、両サブフレームに設けた案内手段や位置決め手段に高い成形精度や高い剛性が要求されることになる。これに対し、本構成では、駆動ローラ及びテンションローラが装置本体に対して直接位置決めされるため、フレームの位置精度がベルト面の位置に影響を与えなくなり、従ってフレームの成形精度を落として簡素な構成とすることができる。
<請求項10の発明>
従来の一般的な構成では、転写ローラはベルトユニットのフレームに対して位置決めされた状態で保持されている。そして、ベルトユニットを装置本体に装着した際には、ベルトを支持する1個のローラ(主に駆動ローラ)とフレームに設けられた位置決め部とが装置本体に対して位置決め状態で保持され、転写ローラは装置本体に対してフレームを介して間接的に位置決めされる。このため、従来の構成では、転写ローラの位置精度を確保するために、フレームに高い精度が要求されることになる。これに対し、本構成では、転写ローラが装置本体により直接位置決めされるため、フレームに高い精度が要求されなくなり、従ってフレームを簡素な構成にすることができる。
<請求項11の発明>
従来の一般的な構成では、ベルトに張力を付与するテンション付与手段がベルトユニットに設けられているため、ベルトユニットのフレームにはそのテンションの反力を支えられるだけの剛性が要求されていた。これに対し本構成では、テンション付与手段が装置本体側に設けられているため、フレームの強度を落として構造を簡素化することができる。また、ベルトユニットを装置本体に装着していない状態では、ベルトに張力がかからないため、ベルトユニットの組み立て作業がやり易い。
<第1実施形態>
次に本発明の第1実施形態を図1から図7を参照して説明する。
(レーザプリンタの全体構成)
図1は、本実施形態の画像形成装置としてのレーザプリンタ1の概略構成を示す側断面図であり、図2は、プロセスカートリッジ26及びベルトユニット15を取り出した状態におけるレーザプリンタ1の側断面図である。なお、以下の説明においては、図1における右側を前方とする。
このレーザプリンタ1は、直接転写タンデム型のカラーレーザプリンタであって、図1に示すように、略箱型の本体ケーシング2(本発明の装置本体に相当)を備えている。本体ケーシング2の上面には、開閉可能な上面カバー3が設けられており、この上面カバー3を開放することにより、図2に示すように、本体ケーシング2内のプロセスカートリッジ26やベルトユニット15の交換が可能となる。また、上面カバー3の上面には、画像形成後の用紙4が積載される排紙トレイ5が形成されている。
本体ケーシング2の下部には、画像を形成するための用紙4が積載される給紙トレイ7が前方へ引き出し可能に装着されている。給紙トレイ7内には、バネ8の付勢により用紙4の前端側を持ち上げるように傾動可能な用紙押圧板9が設けられている。また、給紙トレイ7の前端上方位置には、ピックアップローラ10と、図示しないバネの付勢によりこのピックアップローラ10に圧接する分離パッド11とが設けられている。さらにピックアップローラ10の斜め前上方には一対の給紙ローラ12が設けられ、その上方に一対のレジストローラ13が設けられている。
給紙トレイ7の最上位の用紙4は、用紙押圧板9によってピックアップローラ10に向かって押圧され、ピックアップローラ10の回転によって、ピックアップローラ10と分離パッド11との間に挟まれたときに1枚ごとに分離される。そして、ピックアップローラ10及び分離バッド11の間から送り出された用紙4は、給紙ローラ12によって、レジストローラ13へ送られる。レジストローラ13では、その用紙4を所定のタイミングで、後方のベルトユニット15上へ送り出す。
ベルトユニット15は、本体ケーシング2に対して着脱可能とされており、前後に離間して配置された一対のローラ16,17間に水平に架設される搬送ベルト18を備えている。一対のローラ16,17のうち後側のローラは、図示しないモータの動力により回転駆動される駆動ローラ17であり、前側のローラは、後述するように搬送ベルト18に張力を付与するためのテンションローラ16である。搬送ベルト18は、ポリカーボネート等の樹脂材からなる無端状のベルトであり、駆動ローラ17が回転駆動されることにより図1の反時計回り方向に循環移動し、その上面に載せた用紙4を後方へ搬送する。搬送ベルト18の内側には、後述のプロセスカートリッジ26が有する各感光体ドラム31(本発明の像担持体に相当)と対向配置される4つの転写ローラ19が前後方向に一定間隔で並んで設けられ、各感光体ドラム31と対応する転写ローラ19との間に搬送ベルト18を挟んだ状態となっている。転写時には、この転写ローラ19と感光体ドラム31との間に転写バイアスが印加される。なお、ベルトユニット15の構成については、後に詳述する。
ベルトユニット15の下側には、搬送ベルト18に付着したトナーや紙粉等を除去するためのクリーニングローラ21が設けられている。クリーニングローラ21は、金属製の軸部材の周囲にシリコンからなる発泡材が設けられた構成であって、ベルトユニット15に設けられた金属製のバックアップローラ22と搬送ベルト18を挟んで対向している。クリーニングローラ21とバックアップローラ22との間には、所定のバイアスが印加され、それにより搬送ベルト18上のトナー等がクリーニングローラ21側へ電気的に吸引されるようになっている。また、クリーニングローラ21には、その表面に付着したトナー等を除去する金属製の回収ローラ23が当接しており、さらにその回収ローラ23にはその表面に付着したトナー等を掻き落とすためのブレード24が当接している。
ベルトユニット15の上方には、マゼンタ,イエロー,シアン,ブラックの各色に対応した4つのプロセスカートリッジ26が前後方向に並んで着脱可能に装着されており、さらにその上方には、上面カバー3に一体的に取り付けられたスキャナ部27が設けられている。スキャナ部27は、所定の画像データに基づいた各色毎のレーザ光Lを対応する感光体ドラム31の表面上に高速走査にて照射する。
プロセスカートリッジ26は、枠状のカートリッジフレーム30と、そのカートリッジフレーム30の下部に設けられた感光体ドラム31及びスコロトロン型帯電器32と、カートリッジフレーム30に対し着脱可能に装着される現像カートリッジ34とを備えている。
感光体ドラム31は、接地された金属製のドラム本体を備え、その表層をポリカーボネートなどからなる正帯電性の感光層で被覆することにより構成されている。
スコロトロン型帯電器32は、感光体ドラム31の後側斜め上方において、感光体ドラム31と接触しないように所定間隔を隔てて、感光体ドラム31と対向配置されている。このスコロトロン型帯電器32は、タングステン等の帯電用ワイヤからコロナ放電を発生させることにより、感光体ドラム31の表面を一様に正極性に帯電させる。
現像カートリッジ34は、略箱形をなし、その内部には、上部にトナー収容室38が設けられ、その下側に供給ローラ39、現像ローラ40および層厚規制ブレード41が設けられている。各トナー収容室38には、現像剤として、イエロー、マゼンタ、シアンおよびブラックの各色の正帯電性の非磁性1成分のトナーがそれぞれ収容されている。また、各トナー収容室38には、トナーを撹拌するためのアジテータ42が設けられている。
供給ローラ39は、金属製のローラ軸を導電性の発泡材料で被覆することにより構成されており、現像ローラ40は、金属製のローラ軸を導電性のゴム材料で被覆することにより構成されている。トナー収容室38から放出されたトナーは、供給ローラ39の回転により現像ローラ40に供給され、供給ローラ39と現像ローラ40との間で正に摩擦帯電される。さらに、現像ローラ40上に供給されたトナーは、現像ローラ40の回転に伴って、層厚規制ブレード41と現像ローラ40との間に進入し、ここでさらに十分に摩擦帯電されて、一定厚さの薄層として現像ローラ40上に担持される。
感光体ドラム31の表面は、その回転時、まずスコロトロン型帯電器32により一様に正帯電される。その後、スキャナ部27からのレーザ光の高速走査により露光されて、用紙4に形成すべき画像に対応した静電潜像が形成される。
次いで、現像ローラ40の回転により、現像ローラ40上に担持され正帯電されているトナーが、感光体ドラム31に対向して接触するときに、感光体ドラム31の表面上に形成されている静電潜像に供給される。これにより、感光体ドラム31の静電潜像は、可視像化され、感光体ドラム31の表面には、露光部分にのみトナーが付着したトナー像が担持される。
その後、各感光体ドラム31の表面上に担持されたトナー像は、搬送ベルト18によって搬送される用紙4が、感光体ドラム31と転写ローラ19との間の各転写位置を通る間に、転写ローラ19に印加される負極性の転写バイアスによって、用紙4に順次転写される。こうしてトナー像が転写された用紙4は、次いで定着器43に搬送される。
定着器43は、本体ケーシング2内における搬送ベルト18の後方に配置されている。この定着器43は、ハロゲンランプ等の熱源を備えて回転駆動される加熱ローラ44と、加熱ローラ44の下方において、加熱ローラ44を押圧するように対向配置され従動回転される加圧ローラ45とを備えている。この定着器43では、4色のトナー像を坦持した用紙4を、加熱ローラ44及び加圧ローラ45によって狭持搬送しながら加熱することにより、トナー像を用紙4に定着させる。そして、熱定着された用紙4は、定着器43の斜め後上方に配置された搬送ローラ46により本体ケーシング2の上部に設けられた排紙ローラ47へ搬送され、この排紙ローラ47により前述の排紙トレイ5上に排出される。
(ベルトユニットの構造)
図3は、ベルトユニット15の前端部を拡大した平断面図であり、図4は、ベルトユニット15を本体ケーシング2に装着する前の状態を示す側断面図、図5は、ベルトユニット15を本体ケーシング2に装着した後の状態を示す側断面図である。また、図6は、サブフレーム50F,50Rを搬送ベルト18の内側に挿入した状態を示す側面図であり、図7は、両サブフレーム50F,50Rを組み付ける直前の状態を示す側面図である。
ベルトユニット15は、図4に示すように、全体として長方形の平板状をなす合成樹脂製のベルトフレーム50(本発明のフレームに相当)を備えている。ベルトフレーム50は、左右一対の側壁50Aを備えており、各側壁50Aの後端に前述した駆動ローラ17が有する軸部の両端に装着された軸受具17Aが支持され、これにより駆動ローラ17が回転可能に支持されている。また、側壁50Aの前端部には、前後にスライド可能なスライド部材51が設けられ、このスライド部材51によりテンションローラ16の軸部の両端に装着された軸受具16Aが支持されている。これにより、テンションローラ16は、前後に所定範囲内で変位可能、かつ回転可能に支持されている。さらに、スライド部材51は、バネ51Aにより前方へ付勢されている。テンションローラ16及び駆動ローラ17の両端部には、図3に示すように、外周面が段差状に凹んだ円筒状のガイドカラー52が設けられている。搬送ベルト18の内周面における両側端には、ガイドリブ53が全周にわたって突設されており、搬送ベルト18が両ローラ16,17間に緊密に張架された状態では、各ガイドリブ53がテンションローラ16及び駆動ローラ17のガイドカラー52の外面に係合することで搬送ベルト18の斜行(横ずれ)が防止されるようになっている。
また、ベルトフレーム50の側壁50Aには、転写ローラ19のローラ軸19Aが挿通されるローラ軸挿通孔58が設けられている。このローラ軸挿通孔58は、略長方形状をなしており、その上下方向及び前後方向の寸法はローラ軸19Aの外径よりも大きくされ、ベルトユニット15を本体ケーシング2から取り外した状態においては、ローラ軸19Aがローラ軸挿通孔58の範囲内で径方向(上下前後方向)に変位可能となる。
(本体ケーシング内の構造)
一方、本体ケーシング2内には、金属製の本体フレーム(図示せず)が設けられており、この本体フレームには、図4に示すように、ベルトユニット15の左右両側位置に、駆動ローラ17及びテンションローラ16の両端部を支持するための合成樹脂製のユニット支持部59,60(本発明のユニット位置決め手段に相当)が前後一対ずつ取り付けられている。後側のユニット支持部60は、上方に開口する断面略コの字状をなしており、その開口部には弾性変形可能な断面山形の抜止金具61が内向きに突出して設けられている。このユニット支持部60には、図5に示すように、駆動ローラ17の端部に装着された軸受具17Aが嵌め込まれ、その軸受具17Aが抜止金具61により抜け止めされることで、駆動ローラ17が位置決め状態で保持される。また、前側のユニット支持部59は、上面が一定高さの水平面になっており、ここにテンションローラ16の端部に装着された軸受具16Aを載せることで、テンションローラ16が高さ方向に位置決めされた状態で支持される。
また、本体ケーシング2内には、回転軸71を中心に回転可能な一対のレバー70と、それぞれのレバー70を図示時計回り方向に付勢する一対のコイルバネ72とが設けられている(レバー70とコイルバネ72とは本発明のテンション付与手段に相当)。そして、前側のユニット支持部59にテンションローラ16の軸受具16Aが載せられると、軸受具16Aがレバー70の上端部を後側に押圧し、コイルバネ72が伸長状態になるとともに、その弾性復元力によって軸受具16Aが前方へ付勢され、もって搬送ベルト18に張力が付与される。
また、本体ケーシング2内における本体フレームには、転写ローラ19のローラ軸19Aを支持するための軸受部材63(転写ローラ位置決め手段に相当)が各転写ローラ19に対応して左右一対ずつ取り付けられている。各軸受部材63は、上方に開口した溝状の軸受溝64を備えており、その軸受溝64にローラ軸19Aの端部を上方から嵌め込むことで、ローラ軸19Aが回転自在に支持される。また、軸受溝64の開口縁部にはローラ軸19Aを軸受溝64内へ導くための案内面65が形成されている。各軸受部材63は、上下方向に変位可能に取り付けられ、前後左右方向については本体フレームに対して位置決め状態で保持されている。各軸受部材63は、その下側に取り付けられたバネ66により上方に付勢されている。
(ベルトユニット着脱時の動作)
搬送ベルト18の交換等を行う場合には、図2に示すように、上面カバー3を開き、各プロセスカートリッジ26を取り出した状態で、ベルトユニット15を本体ケーシング2より取り出す。ベルトユニット15を本体ケーシング2から取り外した状態では、テンションローラ16がバネ51Aの付勢により前側に張り出すため、搬送ベルト18はほぼ弛みのない状態で両ローラ16,17間に張架される。なお、バネ51Aにより搬送ベルト18に付与される張力は、本体ケーシング2への装着時にコイルバネ72から付与される張力よりも小さくされ、少なくとも搬送ベルト18が弛まない程度、即ちガイドリブ53がガイドカラー52から浮き上がらない程度の大きさになっている。
取り外した状態のベルトユニット15を本体ケーシング2内に装着するには、図4に示すように、ベルトユニット15を水平姿勢で下降させ、駆動ローラ17の両端の軸受具17Aをユニット支持部60の内側に押し込むとともに、テンションローラ16の両端の軸受具16Aをユニット支持部59上に載せる。これにより、図5に示すように、ベルトユニット15が前後のユニット支持部59,60によって水平姿勢で保持される。この過程では、各転写ローラ19のローラ軸19Aが案内面65に導かれ、その両端部が軸受部材63の軸受溝64に嵌まり込む。これにより各転写ローラ19が前後方向について位置決めされる。また、軸受具16Aがレバー70上端部を後方に押圧して、コイルバネ72の弾性復元力により前方へ付勢されるため、テンションローラ16は、バネ51Aとコイルバネ72の付勢力を受けて前方へ張り出し、搬送ベルト18が所定の張力で張架される。その後、ベルトユニット15の上方に各プロセスカートリッジ26が装着されると、各転写ローラ19が感光体ドラム31によりバネ66の付勢力に抗して下方へ押圧されるため、転写ローラ19が上下方向についても位置決めされる。
(ベルトユニットの組み立て構造及び組み立て手順)
ベルトフレーム50は、図6に示すように、長手方向(前後方向、搬送ベルト18の張架方向)に分割された一対のサブフレーム50F,50Rから構成されている。ベルトフレーム50は、前から3番目の転写ローラ19と4番目の転写ローラ19との中間位置で分割されており、前側のサブフレーム50Fは後側のサブフレーム50Rよりも長さ寸法が大きく、重量も大きくなっている。各サブフレーム50F,50Rは、それぞれの左右側壁50Aの端部に、両サブフレーム50F,50R同士を組み付けるための左右一対の組合せ部75F,75Rを備えている。なお、組合せ部75F,75Rは、それぞれ左右対称構造になっている。
サブフレーム50Fの組合せ部75Fは、略平行四辺形の四辺形部76と、この四辺形部76の後縁部と下縁部とから略L字状に張り出した嵌合部77とを備えている。四辺形部76の外面は側壁50Aの外面と同一平面上にあり、嵌合部77の外面はそれよりも内側にあって、四辺形部76に対して段差状に凹んだ形状になっている。また、もう一方のサブフレーム50Rの組合せ部75Rは、略平行四辺形の内壁78の外側に略L字形をなした外壁79が間隔を空けて設けられており、その内壁78と外壁79との間に、組合せ部75Lの嵌合部77を嵌合可能となっている。また、嵌合部77の後辺部には、前端下がりに傾斜した案内溝80が形成されており、組合せ部75Rにおける外壁79の内面に突設された案内突起81が案内溝80に係合されることで、両組合せ部75L,75Rの組付動作(スライド動作)が案内されるようになっている(案内突起81及び案内溝80は本発明の案内手段に相当)。
組合せ部75Lには、上下一対の位置決め部83が形成されている。各位置決め部83は、後方へ延出するとともに先端部が下向きに突出した形状であり、四辺形部76の外面よりも外側(側方)に張り出して形成されている。また、もう一方の組合せ部75Rにも、前方へ延出し先端部が上向きに突出した形状の位置決め部84が上下一対設けられている(位置決め部83,84は本発明の位置決め手段に相当)。各位置決め部83,84は、両サブフレーム50F,50Rが互いに正規の組み付け位置にあるときに、先端部が前後に噛み合った状態となって、両サブフレーム50F,50Rが位置決めされた状態となる。さらに、組合せ部75Lの四辺形部76と、組合せ部75Rの内壁78とには、正規の組み付け位置において互いに整合する位置にネジ孔85,86が貫通して形成されており、両ネジ孔85,86にネジ87(本発明の固定手段に相当)を通して締め付けることで、両サブフレーム50F,50Rが固定されるようになっている。
ベルトユニット15を組み立てるには、まず搬送ベルト18を前後にやや広げた状態とし、図6に示すように、その搬送ベルト18の内側に一対のサブフレーム50F,50Rを挿入する。このとき、サブフレーム50F,50Rは互いに分離された状態であるから、自由な姿勢で搬送ベルト18の内側に挿入できる。具体的には、サブフレーム50Fを上側、サブフレーム50Rを下側にして、両サブフレーム50F,50Rを厚み方向(長手方向と直交する方向、即ち上下方向)に重ねるような姿勢で挿入すれば、サブフレーム50F,50Rが搬送ベルト18に引っ掛かりにくく、円滑に挿入できる。
続いて、図7に示すように、両サブフレーム50F,50Rを厚み方向に重ねた状態のまま、両サブフレームを前後方向について互いに離間する向きに移動させ、両組合せ部75L,75R同士を対向させる。このとき、駆動ローラ17及びテンションローラ16を搬送ベルト18に内周面側から押し当てて搬送ベルト18を前後に引き伸ばすようにする。そして、組合せ部75Rの案内突起81を組合せ部75Lの案内溝80に係合させ、両サブフレーム50F,50Rを案内溝80に沿ってスライドさせる。このときの両サブフレーム50F,50Rのスライド方向は、図7に矢線で示すように、両サブフレーム50F,50Rを厚み方向について互いに接近させるとともに、長手方向について互いに外向きに移動させる(離間させる)方向である。なお、このとき、搬送ベルト18と各ローラ16,17とにおいて、ガイドリブ53とガイドカラー52とが係合する(噛み合う)ように、ローラ軸方向について互いの位置関係を調整した上で、両サブフレーム50F,50Rを正規の組み付け位置へ向けてスライドさせる。
このようにして、両サブフレーム50F,50Rを案内溝80及び案内突起81の案内により互いにスライドさせていくと、嵌合部77が組合せ部75Rの内壁78と外壁79との間に嵌合される。そして、両サブフレーム50F,50Rが正規の組み付け位置に至ったところで、図4に示すように、両組合せ部75L,75Rの位置決め部83,84が互いに相手側に噛み合うようにして突き当たり、スライド動作が停止されるとともに、両サブフレーム50F,50Rが互いに位置決めされた状態で保持される。そこで、両サブフレーム50F,50Rのネジ孔85,86にネジ87を通して締め付けることで、両サブフレーム50F,50Rが離間不能の状態で固定される。このようにして、ベルトユニット15の組み立てが完了する。
(本実施形態の効果)
以上のように本実施形態によれば、ベルトフレーム50を一対のサブフレーム50F,50Rに分離した状態で搬送ベルト18の内側に挿入し、続いて、両サブフレーム50F,50Rを案内溝80及び案内突起81によって正規の組み付け位置へ向けて互いに案内させ、位置決め部83,84により正規の組み付け位置に位置決めした状態で、ネジ87により固定することで、ベルトユニット15が組み立てられる。ベルトフレーム50は、一対のサブフレーム50F,50Rに分離された状態で搬送ベルト18の内側に挿入されるため、挿入時に自由な体勢をとることができ、予め一体に組み付けられたベルトフレームを搬送ベルト18の内側に挿入する場合に比べると、作業を容易に行うことができる。また、分離状態の両サブフレーム50F,50Rは、搬送ベルト18の内側にて、案内溝80及び案内突起81によって案内され、位置決め部83,84により正規の組み付け位置に位置決めされるため、組み立て作業を円滑に行うことができる。
また、案内溝80及び案内突起81は、両サブフレーム50F,50Rを厚み方向について互いに接近させるとともに長手方向について互いに外向きに移動させる(離間させる)方向にスライドさせるように構成されている。このため、両サブフレームを厚み方向に沿ってスライドさせる場合(第2実施形態参照)に比べると、両サブフレーム50F,50Rを、スライド動作を開始する直前の位置(図7参照)としたときの駆動ローラ17とテンションローラ16との間隔が小さくなるため、搬送ベルト18の引っ張りを小さくできる。従って、組み立て作業をより容易に行うことができる。加えて、両サブフレーム50F,50Rを厚み方向に対して斜め方向にスライドさせることで、両サブフレーム50F,50Rを厚み方向に沿ってスライドさせる場合(第2実施形態参照)に比べると、即ち案内溝80及び案内突起81による両サブフレーム50F,50Rのスライド量を大きくとることができ、その分両サブフレーム50F,50Rの噛み合う量が大きくなるため、両サブフレーム50F,50Rを正規の組み付け位置としたときの保持力を向上することができる。
また、搬送ベルト18の内周面に斜行防止用のガイドリブ53が設けられている場合、従来の構成では、搬送ベルト18を特に張架させにくくなるが、本発明を適用することにより容易に搬送ベルト18を張架させることができる。
また、本体ケーシング2には、駆動ローラ17とテンションローラ16とを位置決めする位置決め手段としてのユニット支持部59,60が設けられている。一般的な構成では、駆動ローラとベルトフレームとが装置本体に対して位置決めされるが、そのような構成に比べ、本構成では、ベルトフレーム50に高い位置精度が要求されないので、簡素な構成にすることができる。なお、ベルトフレーム50を簡素な構成とすることで、製造コストを低減することができ、例えば搬送ベルト18交換時にベルトユニット15ごと破棄する使い捨て方式の場合でも、トータルランニングコストを低減することができる。
また、ベルトユニット15の各転写ローラ19が軸受部材63によって本体ケーシング2側で位置決めされるため、ベルトフレーム50に高い精度が要求されず、ベルトフレーム50を簡素な構成にすることができる。
さらに、テンション付与手段としてのコイルバネ72が本体ケーシング2側に設けられているため、ベルトフレーム50の強度を落として構造を簡素化することができる。また、ベルトユニット15を本体ケーシング2に装着していない状態では、搬送ベルト18に大きな張力がかからないため、ベルトユニット15の組み立て作業がやり易い。
なお、本実施形態では、ベルトユニット15を本体ケーシング2から外した状態において、テンションローラ16がバネ51Aによって外向きに付勢されることで、搬送ベルト18に張力が付与されて搬送ベルト18が張架状態で保持される。バネ51Aにより搬送ベルト18に付与される張力は、本体ケーシング2側に設けられたコイルバネ72により付与される張力よりも弱くされているため、ベルトユニット15にコイルバネ72と同等の張力を付与する付勢手段を設ける場合に比べて、ベルトユニット15の構造を簡素化できる。即ち、例えばベルトフレーム50の剛性を下げて、ベルトユニット15の小型化を図ることができる。また、ベルトユニット15を本体ケーシング2から外した際には、テンションローラ16が外向きに張り出すことで搬送ベルト18が張架されるため、搬送ベルト18が位置ずれしたり外れたりすることを防止できる。
<第2実施形態>
次に本発明の第2実施形態について図8及び図9を参照して説明する。
図8は、本実施形態のベルトユニット90におけるサブフレーム91F,91Rを組み付ける前の状態を示す側面図であり、図9は、ベルトユニット90の組み立てが完了した状態を示す側断面図である。なお、以下の説明においては、第1実施形態と相違する構成について主に説明し、第1実施形態と同様の機能を有する構成には同一符号を付して説明を省略する。
本実施形態におけるベルトユニット90のベルトフレーム91は、長手方向に分割された一対のサブフレーム91F,91Rから構成されている。ベルトフレーム91は、前から3番目の転写ローラ19と4番目の転写ローラ19との中間位置で分割されており、前側のサブフレーム91Fは後側のサブフレーム91Rに比べて長さ寸法が大きく、そのため重量も大きくなっている。各サブフレーム91F,91Rは、それぞれベルトフレーム91の左右側壁91Aの端部に、両サブフレーム91F,91R同士を組み付けるための左右一対の組合せ部92F,92Rを備えている。なお、組合せ部92F,92Rはともに左右対称構造になっている。
サブフレーム91Fの組合せ部92Fは、側壁91Aの外面より内側に段差状に凹むように設けられた略長方形状の内壁93を備えており、この内壁93の外面には、上下方向に延びた案内突起94が突出して形成されている。一方、サブフレーム91Rの組合せ部92Rは、側壁91Aと面一の略長方形状をなした壁部95を備えている。この壁部95には、上下方向に延びてかつ上方に開口した案内溝96が設けられ、案内溝96に案内突起94を上方から挿入することで、両組合せ部92F,92Rの組付動作(スライド動作)が案内されるようになっている。また、内壁93の上縁部には、壁部95の上端部を突き当てることにより両サブフレーム91F,91Rを位置決めする位置決め部97が突出して設けられている。さらに、組合せ部92Fの内壁93と組合せ部92Rの壁部95とには互いに整合する位置にネジ孔98,99が貫通して形成されている。
また、このベルトユニット90は、図9に示すように、本体ケーシング2への着脱時などに手掴みするための取手部100を備えている。この取手部100は、ベルトフレーム91の前方に張り出した形態であり、その後端部に左右一対設けられた取付部100Aが、それぞれ前側のサブフレーム91Fにおける側壁91Aにネジ止め等により取り付けられている。
ベルトユニット90を組み立てるには、まず搬送ベルト18の内側に、分離された状態の一対のサブフレーム91F,91Rを挿入する。このとき、両サブフレーム91F,91Rを上記実施形態と同様に、厚み方向に重ねた状態で挿入すれば円滑に挿入することができる。そして、両サブフレーム91F,91Rを前後にずらし、図8に示すように、組合せ部92F、92R同士を上下に対向させる。続いて、組合せ部92Rの壁部95を組合せ部92Fの内壁93に重ねつつ、案内突起94を案内溝96に上方から係合させ、両サブフレーム91F,91Rを矢線で示すように厚み方向へ沿って互いにスライドさせる。こうして、両サブフレーム91F,91Rが正規の組み付け位置に至ると、壁部95の上端部が相手側の位置決め部97に突き当たり、スライド動作が停止されるとともに、両サブフレーム91F,91Rが互いに位置決めされた状態で保持される。そこで、ネジ孔98,99にネジ87を通して締め付けることで、両サブフレーム91F,91Rが離間不能の状態で固定される。その後、サブフレーム91Fの側面に取手部100の取付部100Aをねじ止め等により固定することでベルトユニット90の組み立てが完了する。
以上のように本実施形態によれば、両サブフレーム91F,91Rを互いに厚み方向にスライドさせて組み付けるように構成されているため、例えば、両サブフレームを正規の組み付け位置より長手方向(前後方向)に互いに離間させてから、案内手段によって互いに接近方向へスライドさせつつ組み付けるような構成に比べると、スライド動作を開始する直前の位置としたときの搬送ベルト18の引っ張りが少なくて済む。従って、組み立て作業を容易に行うことができる。
また、取手部100を掴んでベルトユニット90を運ぶ際に、取手部100が設けられた側のサブフレーム91Fの方がもう一方のサブフレーム91Rよりも重量が大きいため、その逆の場合に比べて安定した状態でベルトユニット90を持ち上げることができる。
なお、本実施形態は、上記第1実施形態に比べると、組立作業性は若干劣るものの、組み付け後のサブフレーム91F,91R間の位置精度を確保しやすいという点で優れている。すなわち、上記第1実施形態では、両サブフレーム50F,50Rが斜め方向にスライドされるために、両サブフレーム50F,50Rの位置決め面(サブフレーム同士を正規の組み付け位置にしたときに互いに当接する面)の位置誤差が、組み付け後の両サブフレーム50F,50R間における上下方向と前後方向との両方の位置精度に対して影響を与える。これに対し、本実施形態では、前後方向に対向する位置決め面の位置誤差は両サブフレーム91F,91Rの前後方向の位置精度にのみ影響し、上下方向に対向する位置決め面の位置誤差は両サブフレーム91F,91Rの上下方向の位置精度にのみ影響する。
<第3実施形態>
次に本発明の第3実施形態について図10から図12を参照して説明する。
図10は、本実施形態のベルトユニット110におけるサブフレーム111F,111Rを組み付ける前の状態を示す側面図であり、図11は、両サブフレーム111F,111Rの組み付け過程を示す側面図、図12は、ベルトユニット110の組み立てが完了した状態を示す側断面図である。なお、各図とも搬送ベルト18の図示を省略している。また、以下の説明においては、第1実施形態と相違する構成について主に説明し、第1実施形態と同様の機能を有する構成には同一符号を付して説明を省略する。
本実施形態におけるベルトユニット110のベルトフレーム111は、長手方向に分割された一対のサブフレーム111F,111Rから構成されている。ベルトフレーム111は、前から3番目の転写ローラ19と4番目の転写ローラ19との中間位置で分割されており、前側のサブフレーム111Fは後側のサブフレーム111Rに比べて長さ寸法が大きく、そのため重量も大きくなっている。各サブフレーム111F,111Rは、それぞれベルトフレーム111の左右側壁111Aの端部に、両サブフレーム111F,111R同士を組み付けるための左右一対の組合せ部112F,112Rを備えている。なお、組合せ部112F,112Rはともに左右対称構造になっている。
サブフレーム111Fの組合せ部112Fは、側壁111Aの外面よりも内側に段差状に凹むように設けられた略長方形状の内壁113を備えており、この内壁113の前下角部には、外側方へ向けて円柱状の軸部114が突設されている。また、もう一方のサブフレーム111Rの組合せ部112Rは、側壁111Aと面一の略長方形状をなした壁部115を備えており、その壁部115の前下角部には、軸部114に係合可能な軸受部116が設けられている。この軸受部116は、略半円筒状をなし、軸部114の外周面に摺接させることで、両サブフレーム111F,111Rの組み付け動作(回動動作)が案内されるようになっている。また、内壁113の前端に形成された段差部分の上部には位置決め部117が設けられ、この位置決め部117と壁部115の前端面上部に設けられた位置決め部118とを突き合わせることにより、両サブフレーム111F,111Rが正規の組み付け位置に位置決めされるようになっている。さらに、組合せ部112Fの内壁113と組合せ部112Rの壁部115とには互いに整合する位置にネジ孔119,120が貫通して形成されている。また、サブフレーム111Fの後上角部には、後述のように搬送ベルト18を保護するためのコロ121が回転自在に取り付けられている。
ベルトユニット110を組み立てるには、まず搬送ベルト18の内側に、分離された状態の一対のサブフレーム111F,111Rを挿入する。このとき、両サブフレーム91F,91Rを上記各実施形態と同様に、厚み方向に重ねた状態で挿入すれば円滑に挿入することができる。そして、図10に示すように、組合せ部112Rを組合せ部112Fに対して斜め下方から接近させ、軸受部116を軸部114に係合させる。このとき、図11に2点鎖線で示すように、両サブフレーム111F,111Rが略V字状の姿勢になるようにすれば、駆動ローラ17とテンションローラ16との間隔が小さいために、搬送ベルト18の弛みが大きくなってサブフレーム111F,111Rに搬送ベルト18の張力を受けにくくなり、サブフレーム111F,111Rの組み付け作業を円滑に行うことができる。また、このように両サブフレーム111F,111RをV字状の姿勢としたときには、そのV字の頂点になる位置に配置されたコロ121が搬送ベルト18の内周面に当接して自在に回転することにより、搬送ベルト18がサブフレーム111Fの角部にじかに接触して損傷を受けることが防止される。
この状態から、同図に矢線で示すように、軸受部116の内周面を軸部114の外周面に摺接させつつ、サブフレーム111Rを軸部114を中心に図示時計回り方向へ回動させる。そして、両サブフレーム111F,111Rが正規の組み付け位置に至ると、両位置決め部117,118が突き当たり、回動動作が停止されるとともに、両サブフレーム111F,111Rが互いに位置決めされた状態で保持される。なお、この回転動作においては、搬送ベルト18の弛み量は徐々に小さくなっていき、正規の組み付け位置においては、バネ51Aによるテンションローラ16の付勢により搬送ベルト18が緊密に張架された状態となる。そこで、ネジ孔119,120にネジ87を通して締め付けることで、両サブフレーム111F,111Rが離間不能の状態で固定される。これによりベルトユニット110の組み立てが完了する。
以上のように本実施形態によれば、両サブフレーム91F,91Rを正規の組み付け位置へ向けて回動させることにより、搬送ベルト18が弛んだ状態から弛みの少ない状態へと徐々に移行させることができるため、円滑に組み立てることができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記各実施形態では、ベルトユニットのベルトを、搬送ベルトとして構成したものを示したが、本発明は、ベルトを中間転写ベルトや感光体ベルトとして構成したものにも適用することができる。
(2)上記各実施形態では、一対のローラによりベルトを張架するものを示したが、本発明は、3つ以上のローラによりベルトを張架するものにも適用することができる。また、上記各実施形態では、フレームの形状が略平板状のものを示したが、フレームの形状はこれに限らず、例えばローラの軸方向からみた形状が偏平な三角形状のものなどにも本発明を適用することができる。
(3)上記各実施形態では、固定手段としてネジを用いたものを示したが、固定手段はこれに限らず、例えば一方のフレームに他方のフレームに弾性的に係合可能な爪部を設ける構成としても良い。
本発明の第1実施形態におけるレーザプリンタの概略構成を示す側断面図 ベルトユニットを取り外した状態におけるレーザプリンタの側断面図 ベルトユニットの前端部を拡大した平断面図 ベルトユニットの装着前の状態を示す側断面図 ベルトユニットの装着後の状態を示す側断面図 サブフレームをベルトの内側に挿入した状態を示す側面図 サブフレームを組み付ける直前の状態を示す側面図 第2実施形態におけるサブフレームを組み付ける前の状態を示す側面図 組み立てが完了した状態のベルトユニットを示す側断面図 第3実施形態におけるサブフレームを組み付ける前の状態を示す側面図 サブフレームの組み付け過程を示す側面図 ベルトユニットの組み付けが完了した状態を示す側面図
符号の説明
1…レーザプリンタ(画像形成装置)
2…本体ケーシング(装置本体)
15,90,110…ベルトユニット
16…テンションローラ(ローラ)
17…駆動ローラ(ローラ)
18…搬送ベルト(ベルト)
19…転写ローラ
31…感光体ドラム(像担持体)
50,91,111…ベルトフレーム(フレーム)
50F,50R,91F,91R,111F,111R…サブフレーム
53…ガイドリブ
59,60…ユニット支持部(ユニット位置決め手段)
63…軸受部材(転写ローラ位置決め手段)
70…レバー(テンション付与手段)
72…コイルバネ(テンション付与手段)
80,96…案内溝(案内手段)
81,94…案内突起(案内手段)
83,84,97,117,118…位置決め部
87…ネジ(固定手段)
100…取手部
114…軸部
116…軸受部

Claims (11)

  1. 無端状のベルトと、前記ベルトを張架させる複数のローラと、前記ローラを回転可能に支持するとともに一対のサブフレームから構成されたフレームと、を備えたベルトユニットの組み立て方法であって、
    前記フレームは、長手方向に分割された一対のサブフレームからなり、
    前記両サブフレームには、互いに分離された状態の両サブフレームを正規の組み付け位置へと案内する案内手段と、両サブフレームを正規の組み付け位置に位置決めする位置決め手段と、両サブフレームを正規の組み付け位置に固定する固定手段とが設けられ、
    分割された状態の前記一対のサブフレームを前記ベルトの内側に挿入した後、両サブフレームを前記案内手段により正規の組み付け位置へ向けて互いに案内させ、前記位置決め手段により正規の組み付け位置に位置決めした状態で、前記固定手段により両サブフレームを固定することを特徴とするベルトユニットの組み立て方法。
  2. 無端状のベルトと、
    前記ベルトを張架した状態で支持する複数のローラと、
    前記ローラを回転可能に支持するフレームと、を備えたベルトユニットであって、
    前記フレームは、長手方向に分割された一対のサブフレームから構成され、
    前記両サブフレームは、互いに分離された状態の両サブフレームを正規の組み付け位置へと案内する案内手段と、両サブフレームを正規の組み付け位置に位置決めする位置決め手段と、両サブフレームを正規の組み付け位置に固定する固定手段と、を備えていることを特徴とするベルトユニット。
  3. 前記案内手段は、一方のサブフレームに設けられた軸部と、他方のサブフレームに設けられた軸受部とを備え、前記軸受部を前記軸部の外周に摺接させることで、前記他方のサブフレームが前記軸部周りに回動されることを特徴とする請求項2に記載のベルトユニット。
  4. 前記案内手段は、前記両サブフレームを互いに厚み方向にスライドさせるように構成されていることを特徴とする請求項2に記載のベルトユニット。
  5. 前記案内手段は、前記両サブフレームを互いに厚み方向に接近させるとともに長手方向について互いに外向きに移動させる方向にスライドさせるように構成されていることを特徴とする請求項4に記載のベルトユニット。
  6. 前記一対のサブフレームのうちの一方には取手部が設けられており、前記取手部が設けられた側のサブフレームは、他方のサブフレームよりも重量が大きいことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載のベルトユニット。
  7. 前記ベルトの内周面には、前記ローラに係合して当該ベルトの斜行を防止するガイドリブが突設されていることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載のベルトユニット。
  8. 請求項1から請求項5のいずれかに記載のベルトユニットと、前記ベルトユニットが着脱可能に装着される装置本体とを備えた画像形成装置。
  9. 前記複数のローラは、前記ベルトを駆動するための駆動ローラと、前記ベルトに張力を付与するためのテンションローラとを含んで構成されており、
    前記装置本体には、前記駆動ローラと、前記テンションローラとを位置決めするユニット位置決め手段が設けられていることを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 前記ベルトユニットは、前記装置本体に設けられた像担持体との間に転写バイアスを印加することで前記像担持体上に担持された現像剤像を転写させる転写ローラを備え、
    前記装置本体には、前記転写ローラを位置決め状態で保持する転写ローラ位置決め手段が設けられていることを特徴とする請求項8または請求項9に記載の画像形成装置。
  11. 前記装置本体には、前記ベルトユニットが装着された状態において、前記ベルトに張力を付与するテンション付与手段が設けられていることを特徴とする請求項8から請求項10のいずれかに記載の画像形成装置。
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