JP4760104B2 - レンズアレイの最適共役長の決定方法およびプリントヘッドの製造方法 - Google Patents

レンズアレイの最適共役長の決定方法およびプリントヘッドの製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、電子写真式の複写機やプリンタなどに用いられるプリントヘッド製造方法、およびプリントヘッドが備えるレンズアレイの最適共役長の決定方法関するものである。
一般に複写機やプリンタなどの電子写真装置は画像形成装置を備えており、プリントヘッドは、画像形成装置を構成する重要な部品として知られている。近年では装置の小型化等の要請があり、その実現のため、発光体として発光ダイオード(以下LEDと略す。)を用いたLEDプリントヘッドが注目されている。LEDプリントヘッドは、LEDの光を均一に帯電させたドラム状の感光体上に照射して画像露光を施し、感光体の外周面上に静電潜像を形成する役割を果たす。そして、静電潜像にトナーを付着させて現像し、現像したトナー像を紙などの記録媒体上に転写・定着させることにより、印字画像が形成される。
このようなLEDプリントヘッドは、通常、記録用紙に形成される画像の画素数に対応するLEDを一列に配列したLEDアレイと、各LEDが発した光を感光体の外周面上に結像させるロッドレンズを配列したレンズアレイとを備えている(例えば、特許文献1参照)。図16は、従来におけるLEDプリントヘッド51を例示している。このLEDプリントヘッド51は、プリントヘッド本体52を備えている。プリントヘッド本体52における異なる位置には、レンズアレイ54及びLEDアレイ53がそれぞれ固定されている。LEDアレイ53には複数のLED55が配列され、レンズアレイ54には複数のロッドレンズが配列されている。
ところで、LEDアレイ53の有する発光点57と感光体56の外周面上の結像点59とはいわゆる共役関係にあり、この場合の発光点57−結像点59間の距離のことを共役長(TC)と呼んでいる。そして、通常はこの共役長(TC)の最適値を所定の方法で決定したうえで、その値に基づいてLEDアレイ53を基準とするレンズアレイ54及び感光体56の位置決めが行われる。
ここで従来における最適共役長の決定方法を紹介する。まず、発光点57を基準としておよそTC/2だけ離間した位置に、レンズアレイ54の中心点58を配置する。また、発光点57を基準としておよそTCだけ離間した位置に、フォトダイオード等を用いた光量測定手段を配置する。次に中心点58の位置が結像点59の位置の1/2の高さとなる関係を維持した状態で、光量測定手段及びレンズアレイ54を光軸方向(図16の矢印F1方向)に沿って移動させる。その際、TC値の変化に対する光量の変化を光量測定手段で測定し、さらにこれに基づいてMTF(Modulation Transfer Function:コントラスト伝達関数)の平均値を求める。MTFの平均値(以下MTFaveと略す)とは、レンズアレイ54のアレイ長手方向に沿った複数の点(図17に示す複数の結像点59の近傍)で得た測定値から求めた平均値のことを指す。図18は横軸をTC値(mm)、縦軸をMTFave (%)としたグラフであり、それにおける上に凸の曲線はMTFaveの変化を示す曲線である。この曲線においてMTFaveが最大になる位置のTC値をMTF−TCとすると、このMTF−TC値が最適共役長として決定されることになる。
そして、このように決定されたMTF−TC値に基づいて、以下のようにレンズアレイ54及び感光体56の位置決めを行う。即ち、LEDアレイ53の発光点57の位置を基準として、そこからMTF−TC/2(mm)だけ離間した位置に、レンズアレイ54の中心点58を合わせて固定する。また、LEDアレイ53の発光点57の位置を基準として、そこからMTF−TC(mm)だけ離間した位置に、感光体56の外周面を合わせて固定する。なお、LEDプリントヘッド51を用いた画像形成装置には、従来、高画質化に対する厳しい要求がある。このため、上記のような位置決め作業はシビアに行われる必要がある。
特開平6−320790号公報(図1など)
ところで、レンズアレイ54の光学特性は製造ロット間で常に一定であることが望ましいが、実際上は複数の製造ロット間で比較してみると光学特性がばらついている可能性がある。従って、特定の製造ロットに基づいて決定されたMTF−TC値を適用して、他の製造ロットを組み立てようとしても、レンズアレイ54及び感光体56を適切な位置に固定できないことがある。このため、例えば結像点59におけるビーム径の大きさが製造ロットごとでばらついてしまい、これが原因となって感光体56における静電画像にムラが生じる。すると、このムラが記録用紙上に形成される画像のすじムラとなって現われ、印字画質を悪化させてしまう。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、光学特性のばらつきに起因する画像のすじムラが発生しにくく、印字画質に優れたプリントヘッド製造方法を提供することにある。また、本発明の別の目的は、このような優れたプリントヘッドを製造するうえで好適なレンズアレイの最適共役長の決定方法、およびレンズアレイ最適共役長決定装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に係る発明は、複数のロッドレンズを配列してなるレンズアレイの最適共役長を決定する方法であって、前記レンズアレイの一端に発光体の発光点から光線を入射させ、前記レンズアレイを光軸方向に沿って移動させながら、前記レンズアレイの他端から出射した光線を結像させるとともに、光軸方向とは垂直な方向であって、直交する2方向のビーム径それぞれの前記レンズアレイの位置を光軸方向に変更したときの変化率を求め、前記求めた2方向のビーム径の変化率を比較し、ビーム径の変化率が大きい方のビーム径が最小値となるときの光線の結像点を求め、該結像点と前記発光点との距離を最適共役長として決定することを特徴とするレンズアレイの最適共役長の決定方法をその要旨とする。
請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明において、光軸方向とは垂直な方向であって、直交する2方向は、前記レンズアレイの長手方向(X方向)と、前記レンズアレイの短手方向(Y方向)であるレンズアレイの最適共役長の決定方法をその要旨とする。
請求項3に係る発明は、発光体が固定されたプリントヘッド本体に、複数のロッドレンズを配列してなるレンズアレイを固定して、プリントヘッドを製造する方法であって、上記請求項1または請求項2に係る発明の方法により決定された最適共役長の1/2の距離だけ前記発光体の発光点から離間した位置に、前記レンズアレイの光軸方向における中心点を合わせて、この状態で前記レンズアレイを前記プリントヘッド本体に固定することを特徴とするプリントヘッドの製造方法をその要旨とする。
(削除)
これらの発明では、結像した光線の光軸方向とは垂直な方向であって、直交する2方向のビーム径それぞれの前記レンズアレイの位置を光軸方向に変更したときの変化率を求め、前記求めた2方向のビーム径の変化率を比較し、ビーム径の変化率が大きい方のビーム径が最小値となるときの光線の結像点を求め、求められた結像点と発光点との距離を最適共役長として決定している。このため、例えば、製造ロットごとに光学特性のばらつきがあったとしても、それに影響されることなく最適共役長を決定することができる。よって、当該最適共役長を基準としてレンズアレイの配設位置を決定すれば、製造ロットごとの光学特性のばらつきの影響を軽減することができ、従来に比べてより理想的な位置にレンズアレイを配設可能となる。そして当該配設位置にレンズアレイを位置決め固定すれば、画像のすじムラが発生しにくくなり、印字画質を向上させることができる。
前記レンズアレイとは、ロッドレンズ(棒状レンズ)を配列した構造のレンズを指す。好適なレンズアレイの例としては、中心から周辺にかけて放物線状の屈折率分布を有する光学繊維をロッドレンズとして用い、これを配列した構造のセルフォック・レンズ・アレイなどがある。なお、セルフォック・レンズ・アレイ(以下「SLA」と略す。)は、日本板硝子株式会社の登録商標である。
なお「結像した光線の二次元的形状から得られる所定の幾何学的パラメータ」としては、1)結像した光線のビーム径、2)結像した光線のビーム断面積、3)結像した光線のビーム外周長などが挙げられる。即ち、これらの幾何学的パラメータが最小値を採るときには、通常、結像した光線が最も集束した状態となるからである。そしてこれらの幾何学的パラメータの中でも、とりわけ1)の結像した光線のビーム径を用いて最適共役長を決定することが好ましい。これによれば、他の幾何学的パラメータを用いて最適共役長を決定する場合に比べて、計算処理の負担を小さくすることができる。
ここで、所定の幾何学的パラメータとしてビーム径を採用する場合には以下のようにしてもよい。即ち、結像した光線の二次元的形状において直交する2方向のビーム径を、X方向ビーム径及びY方向ビーム径と、それぞれ定義する。そして、前記レンズアレイの位置を同じ距離だけ変更したときの変化率を比較する。このときの変化率が大きいほうを、所定の幾何学的パラメータとして用いる「ビーム径」として採用する。この方法によれば、ビーム径の最小値をより簡単にかつ正確に求めることができるため、結果的に最適共役長をより高精度に求められることが可能となる。このことは印字画質の向上に確実に寄与する。
2)の結像した光線のビーム断面積を、所定の幾何学的パラメータとして採用する場合には、例えば、結像した光線の形状に基づいてそれに外接または内接する仮想円を近似し、その仮想円の面積を求め、それをビーム断面積として定義してもよい。もっとも、この場合において円形ではなく別の形状(例えば矩形など)に近似することも許容される。あるいは、結像した光線の形状に基づいてX方向ビーム径とY方向ビーム径とをそれぞれ求め、それらを積算した値をビーム断面積として定義してもよい。
3)の結像した光線のビーム外周長を、所定の幾何学的パラメータとして採用する場合には、例えば、結像した光線の形状に基づいてそれに外接または内接する仮想円を近似し、次いでその仮想円の外周長を求めて、それをビーム外周長として定義してもよい。
なお、前記発光体の発光点の位置が、前記レンズアレイの長手方向中心線から幅方向にオフセットしている場合、そのオフセット量に基づいて算出される補正値を加算することにより、前記最適共役長を補正することが好ましい。このようにすれば、幾何学的パラメータの最小値を意図的に大きくすることができる。よって、たとえ発光点の位置が幅方向にオフセットしたとしても、ロッドレンズへ入射する光量の変化や、結像光に生じる光量ムラを緩和させることができるため、印字画質の悪化を防止することができる。
上記課題を解決するために、第4の発明は、複数のロッドレンズを配列してなるレンズアレイの最適共役長を決定するための装置であって、前記レンズアレイから出射した光線を受けて結像させる受光手段と、前記受光手段を前記レンズアレイの光軸方向に沿って駆動する受光手段駆動手段と、前記受光手段駆動手段と同期して前記レンズアレイを駆動するレンズアレイ駆動手段と、前記受光手段からの出力に基づいて演算を行うことにより、前記受光手段にて結像した光線の二次元的形状から得られる所定の幾何学的パラメータが最小値となるときの光線の結像点を求め、該結像点と発光点との距離を、最適共役長として決定する演算手段とを備えたことを特徴とするレンズアレイ最適共役長決定装置その要旨とする。
この発明によると、演算手段が、結像した光線の二次元的形状から得られる所定の幾何学的パラメータが最小値となるときの結像点を求め、求められた結像点と発光点との距離を最適共役長として決定する。このため、例えば、製造ロットごとに光学特性のばらつきがあったとしても、それに影響されることなく最適共役長を決定することができる。よって、当該最適共役長を基準としてレンズアレイの配設位置を決定すれば、製造ロットごとの光学特性のばらつきの影響を軽減することができ、従来に比べてより理想的な位置にレンズアレイを配設可能となる。そして当該配設位置にレンズアレイを位置決めすれば、画像のすじムラが発生しにくくなり、印字画質を向上させることができる。
以上詳述したように、請求項1または請求項2に記載の発明によると、画像のすじムラ発生の原因となる光学特性のばらつきが存在していたとしても、その影響を軽減できる共役長をレンズアレイの最適共役長として決定することができる。請求項に記載の発明によると、光学特性のばらつきに起因する画像のすじムラが発生しにくく、印字画質に優れたプリントヘッドを得ることができる製造方法を提供することができる
以下、本発明を具体化した一実施形態を図面に基づき詳細に説明する。
図1,図2に示されるように、LEDプリントヘッド11(プリントヘッド)は、均一に帯電させた略円筒状をなす感光体ドラム21上に光を照射して、感光体ドラム21の外周面に静電潜像を形成するための部品である。LEDプリントヘッド11を構成するプリントヘッド本体12は、プリントヘッド本体12の長手方向から見て略L字状をなす部材であって、感光体ドラム21の回転軸に対して平行に配置されている。プリントヘッド本体12は、ベース部13と、同ベース部13の上面19の一部から突出する突出部14とからなっている。また、ベース部13の上面19には細長い矩形状のLED基板が接着剤などにより固定され、そのLED基板上には複数のLEDアレイ15(発光体アレイ)が実装されている。LEDアレイ15は、複数のLED素子16(発光体)をアレイ長手方向に沿って配列することにより構成されている。なお、アレイ長手方向のことを便宜上「X方向」とも呼ぶことにする。
図1に示されるように、突出部14の側面にはレンズアレイ17が接着剤などにより固定されている。レンズアレイ17は、LED素子16の発光点31(図3参照)からの入射光を感光体ドラム21の外周面上に結像させる機能を有している。本実施形態のレンズアレイ17は、一対の側板20間に複数のロッドレンズ18をアレイ長手方向に沿って千鳥状に配置することにより構成された、いわゆるSLAである。側板20は、略矩形状をなすガラスエポキシ樹脂製の板であり、ロッドレンズ18は、断面円形状をなす光学繊維製の棒状部材である。また、両側板20と各ロッドレンズ18との隙間には、シリコーン樹脂が充填されている。
また、上面19においてLED基板の両端近傍の位置には、一対の感光体位置決めピン22(感光体位置決め部材)が感光体ドラム21側に突出した状態で植設されている。感光体位置決めピン22は、先端に感光体ドラム21の外周面を接触させることで、LEDプリントヘッド11と感光体ドラム21との位置決めを図るための部材である。
次に、レンズアレイ17の最適共役長の決定に用いられるレンズアレイ位置決め固定装置について説明する。
図2に示されるように、レンズアレイ位置決め固定装置1は、カメラ位置調節装置9、レンズアレイ駆動装置10(レンズアレイ駆動手段)及び制御部24を備えている。
カメラ位置調節装置9は、受光手段であるCCD(Charge
Coupled Device)カメラ2や、受光手段駆動手段であるカメラ移動用アクチュエータ3を備えている。CCDカメラ2は、レンズアレイ17から出射した光線、即ち、前記LED素子16からの光線を受けて結像させるとともに、結像データを出力するための手段である。また、各LED素子16は、発光用制御回路41の駆動により発光するようになっている。なお、発光用制御回路41の駆動に頼らないで各LED素子16を発光させるように構成してもよい。また、CCDカメラ2は、下向きの状態でカメラ移動用アクチュエータ3に取り付けられている。カメラ移動用アクチュエータ3は、第1のドライバ44の駆動により、レンズアレイ17の長手方向(即ちX方向、図2では紙面厚さ方向)に沿って移動する。また、カメラ移動用アクチュエータ3は、第2のドライバ45の駆動により、レンズアレイ17の光軸方向(即ちZ方向、図2では上下方向)に沿って移動する。
また、レンズアレイ駆動装置10は、ベース6、第1スライダ7、第2スライダ8及びレンズアレイホルダー5を備えている。第1スライダ7は、ベース6に支持されており、第1スライダ駆動用ドライバ42の駆動により水平方向に移動するようになっている。また、第2スライダ8は、第1スライダ7に支持されており、第2スライダ駆動用ドライバ43の駆動により上下方向に移動するようになっている。
図2に示されるように、レンズアレイホルダー5は、基端部が第2スライダ8に連結されるとともに、先端部がCCDカメラ2の下方に配置されている。レンズアレイホルダー5は、ホルダー駆動用ドライバ(図示略)の駆動によりレンズアレイ17を把持または解放するようになっている。なお、真空吸着等によってレンズアレイ17の把持・解放を行うように構成してもよい。レンズアレイホルダー5は、第1スライダ駆動用ドライバ42の駆動により、把持したレンズアレイ17を突出部14の側面に対して接離する方向(図2の水平方向)に移動するようになっている。また、レンズアレイホルダー5は、第2スライダ駆動用ドライバ43の駆動により、レンズアレイ17の光軸方向に沿って移動するようになっている。さらに、レンズアレイホルダー5に把持されたレンズアレイ17は、カメラ移動用アクチュエータ3と同期して移動するようになっている。例えば、カメラ移動用アクチュエータ3(及びCCDカメラ2)が、第2のドライバ45の駆動によってレンズアレイ17の光軸方向に沿って所定距離移動すると、レンズアレイ17は、第2スライダ駆動用ドライバ43の駆動によって所定距離の1/2の距離だけ移動する。
図2に示されるように、制御部24はレンズアレイ位置決め固定装置1全体の制御を行う。制御部24はCPU25を備えており、CPU25には、ROM26、RAM27及び入出力ポート(I/Oポート)28が接続されている。CPU25は、レンズアレイ位置決め固定装置1全体を制御するための各種処理を実行し、その処理結果を所定の制御信号をとして出力するようになっている。例えば、CPU25は、発光用制御回路41及び各ドライバ42,43,44,45を駆動制御するようになっている。ROM26には、レンズアレイ位置決め固定装置1を制御するための制御プログラムが記憶されている。RAM27には、レンズアレイ位置決め固定装置1の動作に必要な各種の情報が一時的に記憶される。そのような情報の具体例としては、LED素子16から出射した光線を撮影することでCCDカメラ2が出力した結像データなどがある。さらに、入出力ポート28には、CCDカメラ2、発光用制御回路41及び各ドライバ42,43,44,45が電気的に接続されている。また、CPU25には、CCDカメラ2が出力した結像データが、入出力ポート28を介して入力されるようになっている。
次に、レンズアレイ17−LEDアレイ15間の位置ずれと、結像光に生じる光量ムラとの関係について説明する。
図4〜図6は、LEDアレイ15を構成するLED素子16の発光点31の位置が、レンズアレイ17の幅方向にオフセットしたときの問題を説明するための図である。LED素子16を発光させると、レンズアレイ17にはLED素子16の発光点31から発せられた光線が入射する。しかし、図5,図6に示されるように、各LED素子16の発光位置がレンズアレイ17の長手方向中心線L1から幅方向(即ちY方向)へずれていると、ロッドレンズ18へ入射する光量が変化する。その結果、結像光に生じる光量ムラが大きくなり、その部分に対応して露光される箇所の静電画像にムラが生じる。この状態で印画すると、このムラが、ロッドレンズ18の径と同程度のピッチで記録用紙上に形成されるすじムラとなって現われ、印字画質を悪化させてしまう。なお、各発光点31の位置がレンズアレイ17の幅方向にずれないように組み立てれば上記の問題点は発生しないが、実際には、部品精度や組立精度のばらつきにより発光点31の位置がオフセットする可能性があるため、印字画質が悪化してしまう。このことは、LEDプリントヘッド11の歩留まり低下の原因となっている。
そこで、本実施形態では、図6に示されるように、LED素子16の発光点31から感光体ドラム21上の結像点32までの距離は、TCopt+ΔTCに設定される。ここで、ΔTCは任意の微小長さ(補正値)を示している。このΔTCにより、X方向ビーム径A1及びY方向ビーム径A2を意図的に大きくすることができるため、たとえレンズアレイ17の幅方向への変動を生じたとしても、すじムラを緩和させることができる。この場合、TCopt+ΔTCの1/2の距離だけ発光点31から離間した位置に、レンズアレイ17の光軸方向における中心点33が配置される(図3参照)。
次に、上記のレンズアレイ位置決め固定装置1を用いたLEDプリントヘッド11の製造方法を、図7のフローチャート等に基づいて説明する。
まず、プリントヘッド本体12のベース部13の上面19に、LEDアレイ15が実装されたLED基板を、接着剤などを用いて固定する。次に、LEDアレイ15が固定されたプリントヘッド本体12を、ベース6側方の所定領域に載置し固定する。そして、CPU25は、図7に示されるステップS100において準備処理を実行する。具体的に言うと、CPU25は、ホルダー駆動用ドライバを駆動させて、レンズアレイ17をレンズアレイホルダー5に把持させる。そして、CPU25は、第1スライダ駆動用ドライバ42及び第2スライダ駆動用ドライバ43を駆動させて、レンズアレイ17の位置を仮決めする。具体的には、レンズアレイ17を突出部14の側面に当接させるとともに、共役長の1/2の距離だけLED素子16の発光点31から離間した位置に、レンズアレイ17の光軸方向における中心点33を配置する。なお、ここでの共役長はMTF−TCとする。
次に、ステップS110において、CPU25は、ビーム径を所定の幾何学的パラメータとして用いて、レンズアレイ17の最適共役長(TCopt)を決定する処理を行う。具体的には、CPU25は、図8のフローチャートに示すサブルーチンを実行する。図8のサブルーチンは、ステップS210〜S300の処理からなる。ステップS210において、CPU25は、発光用制御回路41を駆動させてプリントヘッド本体12上の各LED素子16を発光させる。その結果、各LED素子16の発した光線が、レンズアレイ17の一端に入射する。
次に、ステップS220において、CPU25は、X方向ビーム径A1(図3参照)を測定する処理を以下のように行う。即ち、CPU25は、CCDカメラ2及びレンズアレイ17を光軸方向(Z方向)に沿って移動させながら、レンズアレイ17の他端から出射した光線をCCDカメラ2上にて結像させる。そしてその際に、CPU25は、CCDカメラ2から出力された結像データを取り込んで所定の画像解析処理を行うことにより、CCDカメラ2及びレンズアレイ17の位置の変化に対するX方向ビーム径A1の変化を測定する。
具体的には、CPU25は、Z方向におけるCCDカメラ2及びレンズアレイ17の位置を複数回変え、各々の位置においてCCDカメラ2をレンズアレイ17の長手方向(X方向)に沿って移動させ、等間隔に設けられた測定点でのX方向ビーム径A1の測定値に基づいてその平均値を算出する。ここで、図9は横軸をTC値(mm)、縦軸をビーム径(μm)としたグラフであり、そのグラフ中には、X方向ビーム径A1の変化を示す曲線C1が描かれている。この曲線C1は下に凸の曲線であり、その凸の部分においてX方向ビーム径A1の平均値が最小値をとる。
また、ステップS230において、CPU25は、ステップS220と略同様の処理を実行し、Y方向ビーム径A2の平均値を算出する。図9のグラフ中には、Y方向ビーム径A2の変化を示す曲線C2が描かれている。この曲線C2は下に凸の曲線であり、その凸の部分においてY方向ビーム径A2の平均値が最小値をとる。さらに、CPU25は、ステップS240においてX方向ビーム径A1の変化率(レンズアレイ17の位置を同じ距離だけ変更したときの変化率)を算出し、ステップS250においてY方向ビーム径A2の変化率を算出する。
ステップS260において、CPU25は、X方向ビーム径A1の変化率がY方向ビーム径A2の変化率よりも大きいか否かを判定する。X方向ビーム径A1の変化率がY方向ビーム径A2の変化率よりも大きい場合(ステップS260:Y)、CPU25は、X方向ビーム径A1の最小値を、最適共役長TCoptを決定するためのビーム径として採用する(ステップS270)。
一方、X方向ビーム径A1の変化率がY方向ビーム径A2の変化率よりも小さい場合(ステップS260:N)、CPU25は、Y方向ビーム径A2の最小値を、最適共役長TCoptを決定するためのビーム径として採用する(ステップS280)。
そして、ステップS290において、CPU25は、採用されたビーム径が最小値となるときの光線の結像点32を求める。さらに、ステップS300において、CPU25は、求められた結像点32と発光点31との間の距離を最適共役長(TCopt)として決定し、決定された最適共役長をRAM27に記憶させる。これに伴い、CPU25は、TCoptの1/2の距離離間した位置を、レンズアレイ17の配設位置として決定し(図3参照)、その配設位置を示すデータをRAM27に記憶させ、本サブルーチンを終了する。
ここで、図8に示されるサブルーチンが終了すると、CPU25は、図7に示されるステップS120の処理へ移行する。ステップS120において、CPU25は、オフセット量L2(図5,図6参照)を測定するための処理を行う。ここで、CPU25によりオフセット量L2を測定する方法を、以下に例示する。即ち、CPU25は、第1スライダ駆動用ドライバ42を駆動させて、レンズアレイ17を突出部14の側面から離間させ、CCDカメラ2の下方から退避させる。そして、CPU25は、CCDカメラ2が出力した結像データに基づき、固定状態におけるレンズアレイ17の長手方向中心線L1(図4,図5参照)の位置を基準として、所定の発光点31のオフセット量L2を測定する。なお、他の方法によってオフセット量L2を測定してもよい。また、オフセット量L2があらかじめ判っているような場合には、本ステップS120を省略してもよい。
次に、ステップS130において、CPU25は、測定されたオフセット量L2に基づいて補正値(ΔTC)を算出する。なお、測定されたオフセット量L2が0であれば、算出される補正値は0となる。そして、ステップS140において、CPU25は、最適共役長(TCopt )に補正値(ΔTC)を加算して最適共役長を補正し、ステップS150の処理へ移行する。
そして、ステップS150において、CPU25は、第2スライダ駆動用ドライバ43を駆動させてレンズアレイ17を上下動させることにより、補正された最適共役長の1/2の距離((TCopt+ΔTC)/2)だけLED素子16の発光点31から離間した位置に、レンズアレイ17の光軸方向における中心点33を合わせる。そして、この状態で、レンズアレイ17を突出部14の側面に固定する。具体的には、レンズアレイ17の側壁と突出部14の側面との間に紫外線硬化型接着剤を塗布する。そして、塗布された紫外線硬化型接着剤に紫外線を所定時間照射して、紫外線硬化型接着剤を硬化させる。そして、紫外線硬化型接着剤が硬化した後でレンズアレイホルダー5によるレンズアレイ17の把持を解除する。その結果、レンズアレイ17が位置決め固定されて、図1に示されるLEDプリントヘッド11が完成する。
従って、本実施形態によれば以下の効果を得ることができる。
(1)本実施形態におけるレンズアレイ17の最適共役長の決定方法では、X方向ビーム径A1またはY方向ビーム径A2が最小値(図11〜図13に示すビーム径min)となるときの結像点32を求める。そして、そのときの結像点32と発光点31との間の距離を最適共役長(TCopt:図9〜図13,図15では「ビーム径TC」と記す。)として決定している。これに対して、比較例(従来例)では、MTFが最大値(図11〜図13に示すMTFmax)となるときの共役長を最適共役長(図10に示すMTF−TC)として決定している。これらビーム径TCとMTF−TCとの大小関係は、レンズアレイ17ごとによっても変動するが、レンズアレイ17の製造ロット(例えばロットA,B,C)によって大きく変動する。例えば、図11のグラフは、ビーム径TC<MTF−TCとなったロットAにおけるMTF変化曲線及びビーム径変化曲線を示している。図12のグラフは、ビーム径TC≒MTF−TCとなったロットBにおけるMTF変化曲線及びビーム径変化曲線を示している。図13のグラフは、ビーム径TC>MTF−TCとなったロットCにおけるMTF変化曲線及びビーム径変化曲線を示している。
従って、仮にMTF−TCを用いて最適共役長を決定してLEDプリントヘッド11を組み立てると、製造ロットによってビーム径がばらついてしまうため、高い精度で最適共役長を決定することができない。一方、本実施形態のように、ビーム径TCを用いて最適共役長を決定してLEDプリントヘッド11を組み立てると、製造ロットに関係なくビーム径が安定する。そのため、高い精度で最適共役長を決定することができる。よって、当該最適共役長を基準としてレンズアレイ17の配設位置を決定すれば、製造ロットごとの光学特性のばらつきの影響を軽減することができ、従来に比べてより理想的な位置にレンズアレイ17を配設可能となる。そして、当該配設位置にレンズアレイ17を位置決め固定すれば、製造ロットごとの光学特性のばらつきに起因する画像のすじムラが発生しにくくなり、印字画質を向上させることができる。
なお、ビーム径TCを用いた場合のMTFmaxの値は、ロットBの以外のものでは低下する。しかし、標準的なMTFmaxの値は60〜70%である。これに比べて、ロットBの以外のものを選択したときのMTFmaxの低下量は、せいぜい数ポイントである。そしてこの程度MTFmaxの値が低下したとしても、実用上、解像度に問題を来さない。
(2)仮に、図10に示す比較例においてMTF−TC値にΔTCを加算して最適共役長を補正し、LEDプリントヘッド11を組み立てる場合を考える。例えば、ビーム径TC<MTF−TCのロットAでは、ビーム径minが大きくなり過ぎて、印字画質を大きく悪化させてしまう(図14参照)。一方、本実施形態では、ビーム径TC(図10参照)にΔTCを加算して最適共役長を補正し、LEDプリントヘッド11を組み立てている。この場合、ロットAのレンズアレイ17であっても、ビーム径minはそれ程増加しないため(図15参照)、安定した印字画質を得ることができる。
なお、本発明の実施形態は以下のように変更してもよい。
・上記実施形態では、X方向ビーム径A1及びY方向ビーム径A2のうち、レンズアレイ17の位置を同じ距離だけ変更したときの変化率が大きいほうのビーム径を、最適共役長(TCopt)を決定するための幾何学的パラメータとして採用した。それに代えて、X方向ビーム径A1及びY方向ビーム径A2のうちの一方を幾何学的パラメータとして採用してもよい。また、X方向ビーム径A1及びY方向ビーム径A2の平均値を幾何学的パラメータとして採用してもよい。
・上記実施形態において、X方向ビーム径A1、Y方向ビーム径A2などの幾何学的パラメータの最小値を、例えば以下の方法で求めてもよい。まず、レンズアレイ17の長手方向中心線L1(図4,図5参照)に沿って等間隔に配置された測定点の中から3つ以上の測定点を選択する。次に、選択した測定点における幾何学的パラメータの値をそれぞれ求め、求められた値から、例えば最小二乗法により所定の曲線式を導出する。そして、導出された式の極小値を「幾何学的パラメータの最小値」として採用する。
・レンズアレイ17の最適共役長決定処理(図8参照)において、Y方向ビーム径A2の測定(ステップS230)を、X方向ビーム径A1の測定(ステップS220)よりも先に行うようにしてもよい。同様に、Y方向ビーム径A2の変化率の算出(ステップS250)を、X方向ビーム径A1の変化率の算出(ステップS240)よりも先に行うようにしてもよい。また、X方向ビーム径A1を測定して変化率を算出(ステップS220,S240)した後、Y方向ビーム径A2を測定して変化率を算出(ステップS230,S250)してもよいし、Y方向ビーム径A2を測定して変化率を算出した後、X方向ビーム径A1を測定して変化率を算出してもよい。
・上記実施形態のステップS260(図8参照)では、X方向ビーム径A1の変化率がY方向ビーム径A2の変化率よりも大きいか否かを判定していたが、Y方向ビーム径A2の変化率がX方向ビーム径A1の変化率よりも大きいか否かを判定してもよい。このようにすれば、ステップS260の判定が「YES」の場合に、Y方向ビーム径A2の最小値が、最適共役長を決定するためのビーム径として採用され(ステップS280)、ステップS260の判定が「NO」の場合に、X方向ビーム径A1の最小値が、最適共役長を決定するためのビーム径として採用される(ステップS270)。
次に、特許請求の範囲に記載された技術的思想のほかに、前述した実施形態によって把握される技術的思想を以下に列挙する。
(1)複数のロッドレンズを配列してなるレンズアレイの最適共役長を決定するための装置であって、前記レンズアレイから出射した光線を受けて結像させるとともに、結像データを出力する受光手段と、前記受光手段を前記レンズアレイの光軸方向に沿って駆動する受光手段駆動手段と、前記受光手段駆動手段と同期して前記レンズアレイを駆動するレンズアレイ駆動手段と、前記受光手段からの出力に基づいて演算を行うことにより、前記受光手段にて結像した光線の二次元的形状において直交する2方向のビーム径をX方向ビーム径及びY方向ビーム径とそれぞれ定義し、前記レンズアレイの位置を同じ距離だけ変更したときの変化率が大きいほうのビーム径が最小値となるときの光線の結像点を求め、該結像点と発光点との距離を、最適共役長として決定する演算手段とを備えたことを特徴とするレンズアレイ最適共役長決定装置。
本発明を具体化した一実施形態におけるLEDプリントヘッドを示す概略斜視図。 レンズアレイ位置決め固定装置を示す概略図。 レンズアレイの最適共役長の決定方法を説明するための図。 比較例のレンズアレイにおける光量ムラを説明するための図。 最適共役長の補正方法を説明するための図。 最適共役長の補正方法を説明するための図。 LEDプリントヘッドを製造する処理を示すフローチャート。 レンズアレイの最適共役長決定処理を示すフローチャート。 共役長とビーム径との関係を示すグラフ。 ビーム径TCとMTF−TCとの関係を示す概略図。 共役長とビーム径との関係、及び、共役長とMTFとの関係を示すグラフ。 共役長とビーム径との関係、及び、共役長とMTFとの関係を示すグラフ。 共役長とビーム径との関係、及び、共役長とMTFとの関係を示すグラフ。 MTF−TC+ΔTCとビーム径との関係を説明するためのグラフ。 ビーム径TC+ΔTCとビーム径との関係を説明するためのグラフ。 従来技術におけるLEDプリントヘッドを示す概略図。 MTFの測定方法を説明するための図。 共役長とMTFave との関係を示すグラフ。
3…受光手段駆動手段としてのカメラ移動用アクチュエータ
8…受光手段としてのCCDカメラ
10…レンズアレイ駆動手段としてのレンズアレイ駆動装置
11…プリントヘッドとしてのLEDプリントヘッド
12…プリントヘッド本体
16…発光体としてのLED素子
17…レンズアレイ
18…ロッドレンズ
25…演算手段としてのCPU
31…発光点
32…結像点
33…中心点
A1…X方向ビーム径
A2…Y方向ビーム径
L1…長手方向中心線
L2…オフセット量
TCopt …最適共役長
ΔTC…補正値

Claims (3)

  1. 複数のロッドレンズを配列してなるレンズアレイの最適共役長を決定する方法であって、
    前記レンズアレイの一端に発光体の発光点から光線を入射させ、
    前記レンズアレイを光軸方向に沿って移動させながら、前記レンズアレイの他端から出射した光線を結像させるとともに、
    光軸方向とは垂直な方向であって、直交する2方向のビーム径それぞれの前記レンズアレイの位置を光軸方向に変更したときの変化率を求め、前記求めた2方向のビーム径の変化率を比較し、ビーム径の変化率が大きい方のビーム径が最小値となるときの光線の結像点を求め、
    該結像点と前記発光点との距離を最適共役長として決定することを特徴とするレンズアレイの最適共役長の決定方法。
  2. 光軸方向とは垂直な方向であって、直交する2方向は、前記レンズアレイの長手方向と、前記レンズアレイの短手方向である請求項1に記載のレンズアレイの最適共役長の決定方法。
  3. 発光体が固定されたプリントヘッド本体に、複数のロッドレンズを配列してなるレンズアレイを固定して、プリントヘッドを製造する方法であって、
    請求項1または請求項2に記載の方法により決定された最適共役長の1/2の距離だけ前記発光体の発光点から離間した位置に、前記レンズアレイの光軸方向における中心点を合わせ、
    この状態で前記レンズアレイを前記プリントヘッド本体に固定するプリントヘッドの製造方法。
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