JP2003182151A - 画像濃度調整方法及び画像形成装置 - Google Patents

画像濃度調整方法及び画像形成装置

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JP2003182151A
JP2003182151A JP2001386467A JP2001386467A JP2003182151A JP 2003182151 A JP2003182151 A JP 2003182151A JP 2001386467 A JP2001386467 A JP 2001386467A JP 2001386467 A JP2001386467 A JP 2001386467A JP 2003182151 A JP2003182151 A JP 2003182151A
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Masaki Hachisuga
正樹 蜂須賀
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像濃度むらを適切に補正することの可能
な、画像濃度調整方法及び画像形成装置を提供する。 【解決手段】 プリントヘッドからの距離の異なる像面
付近の複数の位置で測定された光強度分布を平坦にする
補正データを記憶手段に位置毎に記憶し、各々の補正デ
ータに基づき所定の画像を形成し、形成された画像の濃
度を画像濃度測定手段により測定する。測定によって得
られた測定データは、濃度むら演算手段に出力され、濃
度むら演算手段により濃度むら量σを求め、セレクタに
出力する。セレクタ86で、各位置に対応するσの中か
ら最小のものを判断し、最小のσの基礎となった補正デ
ータに基づいて、画像が形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像濃度調整方法
及び画像形成装置に係り、特に、電子写真記録装置等に
用いられる光書き込み装置としての画像形成装置及びこ
の画像形成装置に用いる画像濃度調整方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、主走査方向に直列に配置さ
れ、画像信号により点滅制御される発光素子アレイ(例
えばLEDアレイ)と発光素子アレイの光像を結像する
ための結像素子アレイ(例えばセルフォックレンズアレ
イ)を備えた光プリントヘッドで、記録面上を露光して
画像の記録を行なう画像形成装置が複写機、プリンタな
どに広く用いられている。
【0003】このようなプリントヘッドを備えた画像形
成装置においては、プリントヘッドの出力エネルギーの
ばらつきにより、濃度むらが発生し、画質を低下させて
いる問題がある。このエネルギーのばらつきは、セルフ
ォックレンズアレイの屈折率分布のばらつき、レンズの
配列乱れ、LEDアレイの製造誤差等で生じる。
【0004】結像素子アレイとしてのセルフォックレン
ズアレイの焦点深度は40〜50μm程度(開口角20
°において)と非常に小さく、セルフォックレンズアレ
イを用いたプリントヘッドを取り付ける際には、取り付
けによる位置ずれを抑えることが非常に重要となる。
【0005】このエネルギーのばらつきを補正する方法
として、特開平11−342650号公報、特開平11
−227254号公報には、各発光点に対して光量調整
用の補正データを求め、補正データに基づいて各発光点
の光量を変化させることにより画像濃度のむらを抑える
方法が開示されている。
【0006】具体的には、特開平11−342650号
公報では、LEDプリントヘッドにおいて、各発光素子
のビームプロファイル(出力光量分布)を測定し、当該
ビームプロファイルの所定の閾値を上回っている部分の
発光量が一定になるように、各発光素子の出力を制御す
ることにより画像濃度むらの発生を抑える技術が提案さ
れている。この技術では、ビームスポットの裾部分を除
外して発光量を決定することで、各発光点の露光エネル
ギの均一化を図っている。
【0007】また特開平11−227254号公報で
は、隣接する発光素子を除いて複数の発光素子を点灯さ
せ、PD(Photo Diode)によって点灯させた各発光素
子の発光強度分布(出力光量分布)を測定し、発光強度
分布に基づいて特徴点、具体的には、強度分布のピーク
位置の変動量、ピーク値の変動量、ビーム径の変動量、
ビーム照射面積変動量等を算出し、これらの変化に基づ
き各発光素子の出力を制御する技術が提案されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来技術にお
いては、露光量補正の基礎となる発光強度分布、ビーム
径、及びビーム照射面積等の測定を、フォトダイオー
ド、CCDカメラ等を理想の感光体位置(像面位置)に
配置して測定し、当該測定により得られた結果に基づい
て、発光素子の光出力を制御するための補正データを算
出している。
【0009】しかしながら、測定のためのCCDカメラ
等の位置と、実際に像面となる感光体の位置とを同一に
することは、画像形成装置を構成する部品(感光体、感
光体取り付け部品、プリントヘッドの取り付け部品)に
ばらつきがあるために、非常に困難である。
【0010】特に最近では、画像形成装置の小型化から
小径ドラムが採用され、ドラムの中心と光プリントヘッ
ドのY方向(用紙送り方向)とのずれによるZ方向(光
軸方向)ずれが発生(図2参照)したり、高速化のため
のタンデム方式採用による色ずれが発生しやすくなって
いる。特に、スキューの調整をするために光プリントヘ
ッドをメカ的に回転する方法が採用された場合、Y方向
移動によるZ方向のずれが発生するため、感光体とプリ
ントヘッドとの位置ずれは100μm程度となる。この
ため、補正データを求めるための測定装置の測定位置で
の発光強度分布、ビーム径、及びビーム照射面積と、実
際の感光体の位置での発光強度分布、ビーム径、及びビ
ーム照射面積とが一致せず、前記補正データに基づいて
補正を行っても画像濃度むらが解消されないという問題
が生じていた。
【0011】すなわち、補正データを求めるための測定
装置における光強度分布をフラットにしても、画像形成
装置上のプリントヘッドと感光体の位置がずれてしまう
と光強度分布が平坦にならず、画像濃度むらが発生して
しまう。図16に、100μmデフォーカス位置での各
光源の光強度(A)、像面位置での各光源の光強度
(B)、−100μmデフォーカス位置での各光源の光
強度(C)を示す。(B)に示すように、像面位置で光
強度がフラットになるように各光源の光強度を補正した
場合、部品のばらつきがなければ、図17(B)に示す
画像のように画像濃度むらは生じない。しかし、画像形
成装置に組み込まれたプリントヘッドと感光体との位置
が50μm〜100μmずれてしまうと図16(A)
(C)に示すように光強度分布が平坦にならず、図17
(A)(C)に示す画像のように画像濃度むらが発生し
てしまうという問題があった。
【0012】本発明は上記問題点を解消するためになさ
れたものであり、画像濃度むらを適切に補正することの
可能な、画像濃度調整方法及び画像形成装置を提供する
ことを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1の発明の画像形成方法は、プリントヘッドに配
列された複数の発光素子から出力される光を像担持体へ
照射して静電潜像を形成し、その後現像することで画像
形成する画像形成装置に用いられる画像濃度調整方法で
あって、前記プリントヘッドからの距離の異なる像面付
近の複数の位置で測定された該プリントヘッドの光強度
分布の各々を平坦にするための前記複数の発光素子各々
の補正データを前記複数の位置毎に記憶し、前記記憶さ
れた複数の位置毎の補正データに基づいて画像を形成
し、前記形成された画像の相対濃度差が最小となる補正
データを前記複数の位置毎の補正データの中から選択す
るものである。
【0014】第1の発明によれば、プリントヘッドから
の距離の異なる像面付近の複数の位置で測定された該プ
リントヘッドの各光強度分布の各々を平坦にするための
複数の位置毎の補正データの中から、形成される画像の
相対濃度差が最小となる補正データを選択するので、こ
の補正データに基づいて画像を形成することにより、理
想の像面位置と実際に像面位置となる像担持体表面との
位置にずれが生じている場合でも、相対濃度差の少ない
画像を形成することができる。
【0015】第2の発明の画像形成装置は、プリントヘ
ッドに配列された複数の発光素子から出力される光を像
担持体へ照射することで静電潜像を形成し、その後現像
することで画像形成する画像形成装置であって、前記プ
リントヘッドからの距離の異なる像面付近の複数の位置
で測定された該プリントヘッドの光強度分布の各々を平
坦にするための前記複数の発光素子各々の補正データを
前記複数の位置毎に記憶する記憶手段と、前記記憶手段
に記憶された複数の位置毎の補正データに基づいて画像
を形成する画像形成手段と、前記画像形成手段により形
成された画像の相対濃度差が最小となる補正データを前
記複数の位置毎の補正データの中から選択する選択手段
と、前記選択手段により選択された補正データに基づい
て前記担持体に光が照射されるように前記プリントヘッ
ドを制御する制御手段と、を含んで構成されている。
【0016】第2の発明によれば、記憶手段にプリント
ヘッドからの距離の異なる像面付近の複数の位置で測定
された該プリントヘッドの光強度分布の各々を平坦にす
るための前記複数の発光素子各々の補正データを複数の
位置毎に記憶し、記憶された複数の位置毎の補正データ
に基づいて画像形成手段により画像を形成し、形成され
た画像の相対濃度差が最小となる補正データを選択手段
により選択し、選択された補正データに基づいて像担持
体に光が照射されるようにプリントヘッドを制御するの
で、理想の像面位置と実際に像面位置となる像担持体表
面の位置とにずれが生じている場合でも、相対濃度差の
少ない画像を形成することができる。
【0017】なお、第2の発明の選択手段は、前記複数
の位置毎の補正データに基づいて前記画像形成手段によ
り形成される画像の画像濃度を測定する測定手段と、該
測定手段により測定された画像濃度から前記画像の相対
濃度差を算出する演算手段と、を備え、前記演算手段に
より算出された相対濃度差に基づいて相対濃度差が最小
となる補正データを選択することができる。
【0018】また、第1及び第2の発明では、前記補正
データの選択は、画像形成される領域を前記複数の発光
素子の配列方向に分割して区分される各領域毎に行うこ
とにより、各領域毎に画像濃度を調整することができ、
各領域毎に選択された補正データに基づいて前記像担持
体に光を照射することにより、濃度むらの少ない画像を
形成することができる。
【0019】また、第1及び第2の発明では、前記各領
域の境界近傍の画像を形成する発光素子についての前記
選択された補正データを、隣接する領域の補正データと
の間で補間処理することもでき、補間処理後の補正デー
タに基づいて前記担持体に光が照射されることにより、
領域の境界近傍の相対濃度差を少なくすることができ
る。
【0020】
【発明の実施の形態】次に、図面を参照して本発明の実
施形態について詳細に説明する。 [第1の実施の形態] [画像形成装置]図1に、本実施の形態の画像形成装置
10の概略構成を示す。画像形成装置10は、矢印B方
向に定速回転する感光体ドラム12を備えている。な
お、この感光体ドラム12の回転方向(矢印B)が副走
査方向に対応する。
【0021】この感光体ドラム12の周囲には、感光体
ドラム12の回転方向に沿って、帯電器14、LPH1
6、現像器18、転写ローラ20、クリーナ(図示省
略)、イレーズランプ(図示省略)が順に配設されてい
る。
【0022】すなわち、感光体ドラム12は、帯電器1
4によって表面が一様に帯電された後、LPH16によ
って光ビームが照射されて、感光体ドラム12上に潜像
が形成される。なお、LPH16は、図示しないLPH
駆動部に接続されており、このLPH駆動部によって点
灯制御され、画像データに基づいた光ビームを出射する
ようになっている。
【0023】形成された潜像には、現像器18によって
トナーが供給されて、感光体ドラム12上にトナー像が
形成される。感光体ドラム12上のトナー像は、転写ロ
ーラ20によって、用紙トレイ22から1枚ずつ取出さ
れ用紙搬送ベルト24により搬送されてきた用紙26に
転写される。転写後に感光体ドラム12に残留している
トナーはクリーナ(図示省略)によって除去され、イレ
ーズランプ(図示省略)によって除電された後、再び帯
電器14によって帯電されて、同様の処理を繰り返す。
【0024】一方、トナー像が転写された用紙26は、
加圧ローラ28Aと加熱ローラ28Bからなる定着器2
8に搬送されて定着処理が施される。これにより、トナ
ー像が定着されて、用紙26上に所望の画像が形成され
る。画像が形成された用紙26は装置外へ排出される。
【0025】[プリントヘッドの詳細の構成]図2に、本
実施の形態で用いる、多数のLEDが配設されたLPH
16の構成図を示す。図2に示すように、LPH16
は、LEDアレイ32、LEDアレイ32を支持すると
ともに、LEDアレイ32の駆動を制御する各種信号を
供給するための回路が形成されたプリント基板40、及
び、LEDアレイ32から出射された光を感光体12上
に結像させるセルフォックレンズアレイ34を備えてい
る。
【0026】プリント基板40は、LEDアレイ32の
取り付け面を感光体ドラム12に対向させて、ハウジン
グ36内に配設され、支持されている。プリント基板4
0は、図3に示すように、1ライン分の画像データを格
納するシフトレジスタ42、ラッチ回路44、ドライバ
46、LED48を備えている。LED48は、解像度
に応じた画素(ドット)数分設けられており、例えば、
A3サイズ(420mm×297mm)の用紙にまで対
応し、主走査方向について600dpiで印刷する場合
には、約7020個設けられる。LED48は、感光体
ドラム12の回転方向(副走査方向)と直交する方向
(主走査方向)に沿って1列に配置されている。
【0027】プリント基板40は、制御装置50と接続
されており、制御装置50は、転送クロックに同期して
1ライン分の画像データ(前述の例では7020ドット
分の画素データ)をシフトレジスタ42に出力し、1ラ
イン分の画像データをシフトレジスタ42に出力し終わ
ると、SET信号をラッチ回路44に出力する。これに
より、シフトレジスタ42に格納された1ライン分の画
像データがラッチ回路44にラッチされる。
【0028】そして制御装置50がSTROB信号をド
ライバ46に出力すると、ドライバ46は対応する画素
データに応じた電流値の電流をLED48に供給する。
この時、各々のドライバ46は、LED48から発光さ
れる光量を補正するための補正データに基づいて、出力
電流を調整する(補正データの詳細については後述)。
各々のLED48は、ドライバから出力された電流の電
流値に応じて発光し、感光体ドラム12上が露光され、
1ライン分の画像データに対応する静電潜像が感光体ド
ラム12上に形成される。 [光強度測定装置]図4に、画像形成装置に用いられる
プリントヘッドの光強度分布を測定するための光強度測
定装置60の構成を示す。
【0029】図4に示すように、光強度測定装置60
は、複数のLEDが矢印A方向にライン上に配列された
LEDアレイ32と、セルフォックスレンズアレイ34
とを備えて構成されたLEDプリントヘッド16による
露光エネルギ分布を測定するためのセンサ62が設けら
れている。
【0030】センサ62は、複数のCCD(Charge Cou
pled Device)がライン状に配列されたラインCCD6
4の受光面側に拡大レンズ66が取り付けられて構成さ
れている。また、センサ62は、ラインCCD64の受
光面をLPH16の光出力方向に対向させて、且つ矢印
Aに示すLPH16のLEDの配列方向(以下、「主走
査方向」という)に対して、CCDの配列方向が直交す
るようにして、センサ移動ステージ68上に設置されて
いる。なお、センサ移動ステージ68は、主走査方向及
びLEDの配列方向と直交する方向(以下、「副走査方
向」という)に移動可能となっている。
【0031】すなわち、センサ62は、主走査方向(L
EDの配列方向)に等速移動しながら、各CCDによっ
て各々の受光面に入射した光を受光し、当該受光量に応
じた電気信号を出力することで、副走査方向のLPH1
6の光強度分布を測定可能となっている。
【0032】このセンサ62は、ドライバ70を介し
て、パソコン(PC)72と接続されており、パソコン
72は、ドライバ70を介して、LPH16とも接続さ
れている。また。パソコン72は、センサ移動ステージ
68の駆動部(図示省略)とも接続されている。
【0033】パソコン72は、ドライバ70を介して、
LPH16へ点灯データを出力し、LPH16の各LE
Dの点灯制御すると共に、センサ移動ステージ68の駆
動部(図示省略)へ移動ステージ制御信号を出力し、セ
ンサ移動ステージ68の駆動を制御してセンサ62を移
動させ、且つ、センサ62へ計測タイミング信号を出力
し、センサ62による露光エネルギ測定をON/OFF
制御する。
【0034】センサ62の出力は、演算処理部74に接
続され、演算処理部74には、センサ62からラインC
CD64による測定結果、すなわち各CCDの受光量に
応じた電気信号がシリアルに入力される。演算処理部7
4では、ラインCCD64からの電気信号に所定の演算
処理を施し、演算処理後のデータをドライバ70を介し
てパソコン72に出力している。パソコン72では演算
処理部74からのデータに基づいて、各LEDから出力
される光強度がフラットになるような補正データが算出
される。 [補正部]図5に、LED48から発光される光量を補
正するための補正データを決定する、画像形成装置10
の内部に設けられた補正部52についてのブロック図を
示す。補正部52は、画像の濃度を測定する画像濃度測
定手段80、画像濃度測定手段80で測定された画像濃
度に基づいて、画像の濃度むらを求める濃度むら演算手
段82、光強度測定装置60によって予め測定及び算出
された複数の補正データを記憶する記憶手段84、濃度
むら演算手段82で求められた濃度むらに基づいて、複
数の補正データの内の1つを選択するセレクタ86、及
びセレクタ86で選択された補正データに基づいた駆動
用信号を、LPH16を駆動するドライバ46に供給す
る補正回路88を含んで構成されている。画像濃度測定
手段80としては、スキャナーを用いることができる。
【0035】画像濃度測定手段80は濃度むら演算手段
82と接続されており、濃度むら演算手段82はセレク
タ86と接続されている。記憶手段84は、複数の記憶
回路84A、84B、84Cで構成されており、各々の
記憶回路には、異なる位置毎の補正データが記憶されて
いる。記憶手段84は、セレクタ86と接続されてお
り、セレクタ86は補正回路88と接続されている。な
お、補正回路88は、ドライバ46と接続されており、
ドライバ46は、LPH16と接続されている。
【0036】図5に示すように、感光体ドラム12は、
感光体取り付け部品90により画像形成装置筺体フレー
ム92に取り付けられており、LPH16は、位置決め
ピン94を介して画像形成装置筺体フレーム92に取り
付けられたプリントヘッド取り付け部品96に装着され
ている。
【0037】[作用]次に、本実施の形態の作用を説明す
る。
【0038】本実施の形態の作用の概略を、図6に示
す。まず、(1)像面位置及びデフォーカス位置で、各
LEDの光強度分布を測定し、(2)測定結果から、各
LEDの光量補正データを算出する。(3)その後、光
量補正データの算出されたLPHを用いて画像形成装置
を組み立てる。(4)算出された補正データに基づい
て、組み立て後の画像形成装置で画像を出力し、(5)
出力された画像の濃度むらを検出し、(6)濃度むらの
最も少ない補正データを補正データとして使用する。
【0039】次に、本実施の形態の詳細について説明す
る。まず、光強度測定装置60のパソコン72における
補正データ算出処理について説明する。図7には、パソ
コン72で実行される補正データ算出処理の制御ルーチ
ンが示されている。まず、図7のステップS10で、セ
ンサ移動ステージ68を像面位置、すなわち、当該LP
H16を感光体に組み込んだ場合の感光体の像面位置に
移動させる。ステップS12で、所定の時間、当該LP
H16の全てのLED48を点灯させる。ステップS1
4で、LED48点灯時の光強度をセンサ62により測
定させる。測定により得られた計測データは、演算処理
部74へ出力され、所定の演算が施された後、ドライバ
70を介してパソコン72へ出力される。ステップS1
6で、前記測定データの入力があるまで待機し、測定デ
ータの入力があった場合には、ステップS18で、当該
測定データに基づいて、各LED48の光強度がフラッ
トになるように補正データを算出する。このようにし
て、像面位置に焦点を合わせた場合の補正データ(以下
「補正データB」という)が算出される。
【0040】像面位置から所定距離、例えば±70μm
だけずれた位置での補正データについても、上記と同様
の手順で、ただし、センサ移動ステージ68を像面位置
から±70μmだけずれた位置に移動させて光強度測定
し、当該位置での測定により得られた計測データに基づ
いて算出する。算出された各補正データ(以下、70μ
mデフォーカスの補正データを「補正データA」、−7
0μmデフォーカスの補正データを「補正データC」と
いう)は、記憶手段84に記憶される。
【0041】図8に、70μmデフォーカスでの各LE
Dの光強度(A)、像面位置での各LEDの光強度
(B)、−70μmデフォーカスでの各LEDの光強度
(C)を示す。また、図9に、算出された補正データに
基づいて各LEDのドライバを調整して、すなわち光強
度分布がフラットになるように補正データAを用いて調
整して発光させた場合の、70μmデフォーカスでの各
LEDの光強度(A)、補正データBを用いて調整して
発光させた場合の、像面位置での各LEDの光強度
(B)、補正データCを用いて調整して発光させた場合
の、−70μmデフォーカスでの各LEDの光強度
(C)を示す。
【0042】次に、LPH16を画像形成装置10に組
み込み、図10に示す手順にしたがって、補正データ決
定処理を行う。
【0043】まず、ステップS20で補正データAに基
づき所定の画像を形成し、ステップS22で形成された
画像の濃度を画像濃度測定手段80により測定する。測
定によって得られた測定データは、濃度むら演算手段8
2に出力され、ステップS24で、濃度むら演算手段8
2により測定データから濃度むらの量を表す濃度むら量
σAを求め、セレクタ86に出力する。なお、濃度むら
量σは、画像の濃度むらが多いほど大きい値をとる。ス
テップS26で補正データBに基づき所定の画像を形成
し、ステップS28で形成された画像の濃度を画像濃度
測定手段80により測定する。測定によって得られた測
定データは、濃度むら演算手段82に出力され、ステッ
プS30で、濃度むら演算手段82により測定データか
ら濃度むらの量を表す濃度むら量σBを求め、セレクタ
86に出力する。ステップS32で補正データCに基づ
き所定の画像を形成し、ステップS34で形成された画
像の濃度を画像濃度測定手段80により測定する。測定
によって得られた測定データは、濃度むら演算手段82
に出力され、ステップS36で、濃度むら演算手段82
により測定データから濃度むらの量を表す濃度むら量σ
Cを求め、セレクタ86に出力する。なお、上述では、
ステップS26はステップS20で形成された画像の濃
度測定後、ステップS32はステップS26で形成され
た画像の濃度測定後に画像を形成して、形成された画像
の処理を行っているが、補正データA、補正データB、
補正データCの3つに基づく画像を同時に形成し、その
後、画像の濃度測定して濃度むらσ量を算出して補正デ
ータを選択するようにしてもよい。
【0044】ステップS38で、セレクタ86によりσ
A〜σCの中から最小のものを判断し、ステップS40
で、最小のσの基礎となった補正データを記憶手段から
読み出し、ステップS42で、当該補正データを補正回
路88に出力する。補正回路88で所定の処理がなさ
れ、処理後の信号がドライバ46に出力され、当該信号
に基づいてドライバ46がLED48の駆動電流を制御
し、LED48はドライバから出力された電流の電流値
に応じて発光し、感光体ドラム12上が露光され、1ラ
イン分の画像データに対応する静電潜像が感光体ドラム
12上に形成される。
【0045】本実施の形態によれば、像面位置だけでな
く、像面位置から所定距離ずれた位置での各LEDの光
強度に基づいて、各所定距離ずれた位置ごとの複数の補
正データを算出し、当該複数の各補正データに基づいて
実際に画像形成を行い、形成された画像の濃度むらの最
も少ない補正データを選択するので、感光体とLPHと
の距離にずれが発生した場合にも適切な補正データで光
強度を補正することができ、濃度むらの少ない画像を形
成することができる。
【0046】なお、上記実施の形態では、スキャナー等
を用いた画像濃度測定手段により、形成された画像の濃
度むらを測定して得られた情報から補正データを求めた
が、これに限定されるものではなく、感光体ドラム上の
潜像電位を測定する測定手段を画像形成装置内に取り付
け、露光後の感光体ドラム上の潜像電位を測定し、電位
むらが小さくなるような補正データを選択することもで
きる。
【0047】また、形成された画像のむらは目視で判定
して補正データを選択することもできる。この場合に
は、画像濃度測定手段及び濃度むら演算手段は設置不要
であり、目視での判定により選択された補正データに基
づいて画像を形成すればよい。
【0048】なお、複数の補正データの中から最適な補
正データを決定する補正データ決定処理は、画像形成装
置設置後の感光体ドラム交換時に規定の画像サンプルを
出力して行い、決定された補正データに基づいて通常の
画像形成を行うようにすることができる。
【0049】さらに、画像形成装置には、上記の手順で
選択された補正データを1つだけ工場出荷時に記憶させ
ておき、残りの複数の補正データをもたなくてもよい。
即ち、補正部52として、予め選択された補正データの
みを記憶したEEPROM等を用い、LEDを駆動させ
る際に当該補正データに基づいて光量を調整することも
できる。
【0050】また、上記実施の形態では現状の部品ばら
つき及びプリントヘッドの焦点深度からベストケースと
して3つの補正データの中から最適な補正データを選択
するようしたが、補正データ数は特にこの数に規定され
るものではない。 [第2の実施の形態]次に、第2の実施の形態について
説明する。
【0051】第1の実施の形態における濃度むら補正方
法は、LPHの位置が感光体ドラムに対してZ方向に平
行にずれた場合、即ち、複数のLPHと感光体ドラムの
露光位置とに同一量のずれが生じている場合に有効であ
ったが、実際の画像形成装置においては、IN側−OU
T側におけるZ方向位置もばらつきが生じる。ここでI
N側−OUT側とは、LPHによる主走査方向の主走査
開始側(IN側)及び主走査終了側(OUT側)位置を
表わす。図5に示すように、プリントヘッド取り付け部
品、感光体取り付け部品、画像形成装置筐体フレーム、
位置決めピン等の部品ばらつきにより、画像形成装置装
置のIN側−OUT側におけるZ方向位置にもばらつき
が生じる。このようにIN側−OUT側におけるZ方向
位置のばらつきが発生した場合、単一の補正データで画
像形成すると、主走査方向に濃度むらの発生する領域が
生じる。図11に、補正データA、補正データB、及び
補正データCで各々画像形成した例を示す。補正データ
Aでの画像は領域I及び領域IIに濃度むらが発生し、
補正データBでの画像は領域I及び領域IIIに濃度む
らが発生し、補正データCでの画像は領域II及び領域
IIIに濃度むらが発生している。
【0052】そこで、本実施の形態では、画像形成装置
を組み立てる際にIN側−OUT側のZ方向位置のずれ
が発生した場合にも対応可能な補正方法および画像形成
装置を提供する。
【0053】本実施の形態における画像形成装置の概略
構成は、第1の実施の形態と同一であるため、詳細な説
明は省略する。
【0054】本実施の形態では、第1の実施の形態と同
様に、像面位置、像面位置から±70μmデフォーカス
位置において、光強度測定装置により測定した光強度に
基づいて各LEDでの露光量が均一になるように補正デ
ータを求める。70μmデフォーカスでの各LEDの光
強度(A)、像面位置での各LEDの光強度(B)、−
70μmデフォーカスでの各LEDの光強度(C)は、
図8に示すとおりである。また、算出された補正データ
に基づいて各LEDのドライバを調整して、すなわち光
強度分布がフラットになるように調整して発光させた場
合の、70μmデフォーカスでの各LEDの光強度
(A)、像面位置での各LEDの光強度(B)、−70
μmデフォーカスでの各LEDの光強度(C)は、図9
に示すとおりである。
【0055】求められた複数の補正データは、図12に
示すように、領域I、領域II、領域III毎に、記憶
手段84の記憶回路84A、記憶回路84B、及び記憶
回路84Bに各々記憶される。
【0056】次に、LPH16を画像形成装置10に組
み込み、図13に示す手順にしたがって、補正データ決
定処理を行う。
【0057】ステップS50で、領域Iの補正データを
補正回路88に出力する。領域Iの補正データは、図1
0に示すフローチャートに沿って第1の実施の形態と同
様にして求められる。補正データA〜Cに基づいて形成
された画像について、図11に示すような濃度むらが生
じた場合には、補正データCが求められることになる。
補正回路88では所定の処理がなされ、処理後の信号が
ドライバ46に出力され、当該信号に基づいてドライバ
46が領域Iを形成するLED48の駆動電流を制御
し、LED48はドライバから出力された電流の電流値
に応じて発光し、感光体ドラム12上が露光される。ス
テップS52で、領域IIの補正データを補正回路88
に出力する。領域IIの補正データについても、領域I
の補正データと同様にして求められる。補正データA〜
Cに基づいて形成された画像について、図11に示すよ
うな濃度むらが生じた場合には、補正データBが求めら
れることになる。補正データが補正回路88へ出力され
た後も同様にして領域IIを形成するLED48の駆動
電流が制御されて感光体ドラム12が露光される。ステ
ップS54で、領域IIIの補正データを補正回路88
に出力する。領域IIIの補正データについても、領域
I、IIの補正データと同様にして求められる。補正デ
ータA〜Cに基づいて形成された画像ついて、図11に
示すような濃度むらが生じた場合には、補正データAが
求められることになる。補正データが補正回路88へ出
力された後も同様にして領域IIIを形成するLED4
8の駆動電流が制御されて感光体ドラム12が露光され
る。
【0058】本実施の形態によれば、複数の補正データ
の中から主走査方向に形成される画像の領域毎に最適な
補正データを用いるので、画像形成装置装置のIN側−
OUT側におけるZ方向位置にばらつきが生じている場
合においても、濃度むらのない画像を形成することがで
きる。
【0059】なお、本実施の形態では、現状の部品ばら
つき及びLPHの焦点深度から、ベストケースとして、
3つの補正データの中から領域I〜領域IIIの3つの
分割領域毎に補正データを選択したが、補正データ数及
び分割領域数はこの数に規定されるものではなく、適当
な補正データ数及び分割領域数を用いることができるこ
とはもちろんである。
【0060】さらに、上記実施の形態においては、3つ
の分割領域の各々について、最適な補正データを選択し
たが、各領域毎の補正データが異なる場合には、領域の
境界部で濃度むらが発生する場合がある。そこで、この
場合には、補正データの境界近傍での補正データを補間
することにより濃度むらの発生を抑えることが可能とな
る。
【0061】具体的には、例えば、以下のようにして補
正データの補間を行う。領域Iの補正データが補正デー
タB(またはC)、領域IIの補正データは補正データ
C(またはB)の場合の、領域Iと領域IIとの境界近
傍での補正データB及び補正データCの例を図14に示
す。境界位置から±Mdot分(ここではM=50)を
補間領域とし、分割位置からndot目の補正データB
の補正データをX、補正データCの補正データをYとし
て、以下の式によりndot目の補間後の補正データZ
を算出する。
【0062】
【数1】
【0063】補正データ補間後の各dotの補正値を図
15に示す。
【0064】このように補正データの異なる領域の境界
部分の補正データを補間することにより、境界部近傍で
の濃度むらをなくすことができる。
【0065】
【発明の効果】上記に示したように、第1の発明によれ
ば、プリントヘッドからの距離の異なる像面付近の複数
の位置で測定された該プリントヘッドの各光強度分布の
各々を平坦にするための複数の位置毎の補正データの中
から、形成される画像の相対濃度差が最小となる補正デ
ータを選択するので、この補正データに基づいて画像を
形成することにより、理想の像面位置と実際に像面位置
となる像担持体表面との位置にずれが生じている場合で
も、相対濃度差の少ない画像を形成することができる。
【0066】また、第2の発明によれば、第2の発明に
よれば、記憶手段にプリントヘッドからの距離の異なる
像面付近の複数の位置で測定された該プリントヘッドの
光強度分布の各々を平坦にするための前記複数の発光素
子各々の補正データを複数の位置毎に記憶し、記憶され
た複数の位置毎の補正データに基づいて画像形成手段に
より画像を形成し、形成された画像の相対濃度差が最小
となる補正データを選択手段により選択し、選択された
補正データに基づいて像担持体に光が照射されるように
プリントヘッドを制御するので、理想の像面位置と実際
に像面位置となる像担持体表面の位置とにずれが生じて
いる場合でも、相対濃度差の少ない画像を形成すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係わる画像形成装置の
概略構成図である。
【図2】 本発明の実施の形態に係わるLEDプリント
ヘッド(LPH)の内部構成を示す断面図である。
【図3】 プリント基板上の概略回路構成を示すブロッ
ク図である。
【図4】 本発明の実施の形態に係わる光強度測定装置
の概略構成図である。
【図5】 本発明の実施の形態に係わる補正部、及び画
像形成装置の一部のブロック図である。
【図6】 本実施の形態の作用の概略である。
【図7】 本実施の形態の補正データ算出処理のフロー
チャートである。
【図8】 LPHと感光体ドラムとの位置を変化させた
位置での各LED光強度を示す図である。
【図9】 補正データに基づいて発光した場合の、各L
ED光強度を示す図である。
【図10】 本実施の形態の補正データ決定処理のフロ
ーチャートである。
【図11】 各補正データで画像形成した場合の、各領
域毎の濃度むらを示す図である。
【図12】 各領域毎の補正データ記憶例を示す図であ
る。
【図13】 第2の実施の形態の補正データ決定処理の
フローチャートである。
【図14】 異なる補正データをもつ領域の境界近傍の
補正値を示す例である。
【図15】 補間後の補正値の例である。
【図16】 (A)は、100μmデフォーカスでの光
強度、(B)は、像面位置での光強度、(C)は、−1
00μmデフォーカスでの各LEDの光強度を示す図で
ある。
【図17】 (A)は、像面位置が100μmずれた場
合に形成される画像、(B)は、像面位置にずれが生じ
ていない場合に形成される画像、(C)は、像面位置が
−100μmずれた場合に形成される画像を示す図であ
る。
【符号の説明】
10 画像形成装置 12 感光体ドラム 16 LEDプリントヘッド 40 プリント基板 46 ドライバ 48 LED 52 補正部 60 光強度測定装置 62 センサ 72 パソコン 80 画像濃度測定手段 82 濃度むら演算手段 84 記憶手段 86 セレクタ 88 補正回路

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリントヘッドに配列された複数の発光
    素子から出力される光を像担持体へ照射して静電潜像を
    形成し、その後現像することで画像形成する画像形成装
    置に用いられる画像濃度調整方法であって、 前記プリントヘッドからの距離の異なる像面付近の複数
    の位置で測定された該プリントヘッドの光強度分布の各
    々を平坦にするための前記複数の発光素子各々の補正デ
    ータを前記複数の位置毎に記憶し、 前記記憶された複数の位置毎の補正データに基づいて画
    像を形成し、 前記形成された画像の相対濃度差が最小となる補正デー
    タを前記複数の位置毎の補正データの中から選択する、
    画像濃度調整方法。
  2. 【請求項2】 前記補正データの選択は、画像形成され
    る領域を前記複数の発光素子の配列方向に分割して区分
    される各領域毎に行われることを特徴とする請求項1に
    記載の画像濃度調整方法。
  3. 【請求項3】 前記各領域の境界近傍の画像を形成する
    発光素子についての前記選択された補正データは、隣接
    する領域の補正データとの間で補間処理されることを特
    徴とする、請求項2に記載の画像濃度調整方法。
  4. 【請求項4】 プリントヘッドに配列された複数の発光
    素子から出力される光を像担持体へ照射することで静電
    潜像を形成し、その後現像することで画像形成する画像
    形成装置であって、 前記プリントヘッドからの距離の異なる像面付近の複数
    の位置で測定された該プリントヘッドの光強度分布の各
    々を平坦にするための前記複数の発光素子各々の補正デ
    ータを前記複数の位置毎に記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶された複数の位置毎の補正データに
    基づいて画像を形成する画像形成手段と、 前記画像形成手段により形成された画像の相対濃度差が
    最小となる補正データを前記複数の位置毎の補正データ
    の中から選択する選択手段と、 前記選択手段により選択された補正データに基づいて前
    記像担持体に光が照射されるように前記プリントヘッド
    を制御する制御手段と、 を備えた画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記選択手段は、 前記複数の位置毎の補正データに基づいて前記画像形成
    手段により形成される画像の画像濃度を測定する測定手
    段と、該測定手段により測定された画像濃度から前記画
    像の相対濃度差を算出する演算手段と、を備え、 前記演算手段により算出された相対濃度差に基づいて相
    対濃度差が最小となる補正データを選択することを特徴
    とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記選択手段は、画像形成される領域を
    前記複数の発光素子の配列方向に分割して区分される各
    領域毎に前記補正データを選択し、 前記制御手段は、前記各領域毎に選択された補正データ
    に基づいて前記担持体に光が照射されるように前記プリ
    ントヘッドを制御することを特徴とする請求項4または
    請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記制御手段は、さらに、前記各領域の
    境界近傍の画像を形成する発光素子についての前記選択
    された補正データを、隣接する領域の補正データとの間
    で補間処理し、補間処理後の補正データに基づいて前記
    担持体に光が照射されるように前記プリントヘッドを制
    御することを特徴とする請求項6に記載の画像形成装
    置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8837964B2 (en) 2011-09-29 2014-09-16 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus and method of setting exposure amount
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