JP4759995B2 - 電子機器およびそのための制御方法 - Google Patents
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Description
ユーザは、この電子機器に対し、識別子を複数回繰り返してなる識別子群とこれに続く実データを入力する。入力の形態として、例えばそのような識別子群と実データをディスクなどの記録媒体から再生し、電子機器に与える、という形態がある。
電子機器は、このようにして入力される信号中に識別子が含まれていることを確認した場合、それに続く実データの処理に移行する。
このように、入力信号から識別子を検出することにより実データの処理を行うので、実データを用いた特殊な処理を指示するための操作は不要である。
別の好ましい態様において、電子機器は、複数の入力端子と、前記複数の入力端子における1つの入力端子を介して入力されるデジタル信号の内容を判定する判定動作を、入力端子を切り換えながら繰り返し、ある入力端子を介して入力されるデジタル信号中に所定の識別子が含まれていることが確認された場合、その後、当該入力端子を介して入力されるデジタル信号に含まれる実データの処理を行う制御手段とを有する。
ユーザは、電子機器に何らかのデータを与えて所望の処理を行わせたい場合、識別子群と実データとを例えば記憶媒体から再生し、この電子機器における任意の入力端子に識別子群、実データの順に供給すればよい。電子機器における制御手段は、複数の入力端子における1つの入力端子を介して入力されるデジタル信号の内容を判定する判定動作を、入力端子を切り換えながら繰り返す。この過程において、ある入力端子を介して入力されるデジタル信号中に識別子が含まれていることを確認した場合、制御手段は、その後、当該入力端子を介して入力されるデジタル信号に含まれる実データの処理を行う。このように、本発明によれば、ユーザは、実データを供給する入力端子を指定する必要がなく、実データの処理を電子機器に行わせることができる。
<第1実施形態>
オーディオ信号処理装置の中には、複数の入力端子を有し、これらの入力端子に接続されたCD再生装置、DVD再生装置といった複数の機器から信号を受け取って、その処理を行うことが可能な装置がある。上記特許文献1の技術は、この種のオーディオ信号処理装置にも適用可能であるが、仮に適用した場合、ユーザにとって煩わしい問題が発生する。まず、CD再生装置などの複数の装置がオーディオ信号処理装置に接続されており、ユーザがその中のある再生装置(例えば再生装置Aとする)にファームウェア書き換え用のデータの記録されたディスクを装填したとする。この場合、ユーザは、オーディオ信号処理装置に設けられた複数の入力端子の中から再生装置Aの接続された入力端子を見つけ、その入力端子を指定する操作をオーディオ信号処理装置に対して行わなければならない。何故ならば、オーディオ信号処理装置は、複数の入力端子を有しているため、ユーザが入力端子を指定する操作を行わない限り、どの入力端子を介してファームウェア書き換え用のデータが供給されるのか分からないからである。しかし、このような作業は、ユーザにとって煩雑なものである。何故ならば、例えば全く同じ再生装置が3台あった場合などは、ユーザは、入力を1回ずつ切り換えて確かめるか、再生装置Aの信号出力用のケーブルを辿ることにより、様々な装置が接続された複数の入力端子の中から再生装置Aが接続された入力端子を見つけなければならないからである。通常、オーディオ信号処理装置および再生装置間のケーブル接続は、各装置の背面側で行われるため、ユーザはこの作業をオーディオ信号処理装置の背面を見ながら行わなければならない。このような作業は、オーディオ信号処理装置と、これに接続された複数の再生装置が1つのラックに収容されているような場合に極めて煩雑なものとなる。本実施形態は、この煩わしさを解消するものである。
(A*X)+(A−1) ・・・(1)
なる式により得られるバイト数のバイト列をDIR102から出力されるデータ信号からサンプリングする。例えば図5(a)に示すように識別子のバイト数Aが7である場合において、識別子の取得個数Xを1とすると、(A*X)+(A−1)=7*1+7−1=13バイトとなる。識別子の取得個数Xは1でも構わないが、これを大きな数にすると、識別子でないデジタルオーディオ信号を識別子と誤認識する確率を低くすることができる。
B=(2/44100)*{(A*X)+(A−1)} ・・・(2)
N=(B+Y)*(C+1)/{(2/44100)*A} ・・・(3)
(1)上記実施形態においては、オーディオ信号処理装置に本発明を適用したが、これに限らず、CDプレーヤ、DVDプレーヤ、MDプレーヤ、HDD(ハードディスク)プレーヤ、メモリプレーヤなど種々のオーディオ機器(電子機器)、あるいはオーディオ機器以外でもファームウェアを使用する種々の電子機器に用いることができる。
本実施形態に係るオーディオ信号処理装置は、上記第1実施形態(図1)のものと同様な構成を有する。上記第1実施形態と本実施形態との相違点はCPU110が行う動作内容にある。
N=(2B+D)/{(2/44100)*A} ・・・(4)
N=(2B+D+E)/{(2/44100)*A} ・・・(4)
Claims (8)
- デジタル信号を入力する入力手段と、
前記入力手段を介して入力されるデジタル信号の内容を判定する判定動作を繰り返し、入力されたデジタル信号中に所定の識別子が予め定められた取得個数を超えて含まれていることが確認された場合には、前記識別子に続いて入力される実データの処理を行う制御手段と
を具備し、
前記制御手段は、前記判定動作を1回行う際に、前記識別子のバイト数と前記取得個数とを乗じた値に、当該バイト数から1を減じた値を加算した値で示されるバイト数以上の前記デジタル信号の内容を判定する
ことを特徴とする電子機器。 - 前記入力手段として複数の入力端子を具備し、
前記制御手段は、前記複数の入力端子における1つの入力端子を介して入力されるデジタル信号の内容を判定する前記判定動作を、入力端子を切り換えながら繰り返し、ある入力端子を介して入力されるデジタル信号中に所定の識別子が含まれていることが確認された場合、その後、当該入力端子を介して入力されるデジタル信号に含まれる実データの処理を行うことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。 - ファームウェアを具備し、
前記制御手段は、前記実データの処理として、前記実データに基づく前記ファームウェアの書き換えを行うことを特徴とする請求項1または2に記載の電子機器。 - 操作手段を具備し、
前記制御手段は、前記操作手段に対して所定の操作が行われたのを検知したとき、前記デジタル信号の内容を判定する前記判定動作を開始することを特徴とする請求項2に記載の電子機器。 - 前記制御手段は、通常モードでの動作中、前記入力手段を介して入力されるデジタル信号の内容を判定する前記判定動作を繰り返し、入力されたデジタル信号中に前記識別子の含まれていることが確認された場合に、特殊モードに移行して前記実データの処理を行うことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
- 電子機器に対し、識別子を複数回繰り返してなる識別子群と実データとを識別子群、実データの順に供給する過程と、
前記電子機器が、入力されるデジタル信号の内容を判定する判定動作を繰り返す過程と、
前記電子機器が、入力されるデジタル信号中に前記識別子が予め定められた取得個数を超えて含まれていることを確認した場合、その後、入力されるデジタル信号に含まれている実データの処理を行う過程と
を具備し、
前記電子機器は、前記判定動作を1回行う際に、前記識別子のバイト数と前記取得個数とを乗じた値に、当該バイト数から1を減じた値を加算した値で示されるバイト数以上の前記デジタル信号の内容を判定することを特徴とする電子機器の制御方法。 - 複数の入力端子を有する電子機器における任意の入力端子に対し、識別子を複数回繰り返してなる識別子群と実データとを識別子群、実データの順に供給する過程と、
前記電子機器が前記複数の入力端子における1つの入力端子を介して入力されるデジタル信号の内容を判定する判定動作を、入力端子を切り換えながら繰り返す過程と、
前記電子機器が、ある入力端子を介して入力されるデジタル信号中に前記識別子が予め定められた取得個数を超えて含まれていることを確認した場合、その後、当該入力端子を介して入力されるデジタル信号に含まれている実データの処理を行う過程と
を具備し、
前記電子機器は、前記判定動作を1回行う際に、前記識別子のバイト数と前記取得個数とを乗じた値に、当該バイト数から1を減じた値を加算した値で示されるバイト数以上の前記デジタル信号の内容を判定することを特徴とする電子機器の制御方法。 - 前記電子機器は、ファームウェアを具備し、前記実データの処理として、前記実データに基づく前記ファームウェアの書き換えを行うことを特徴とする請求項6または7に記載の電子機器の制御方法。
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