JP4758616B2 - リニアイメージセンサ - Google Patents

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Description

本発明はリニアイメージセンサに関するものであり、特にシャッター機能を有するリニアイメージセンサに関するものである。
従来、リニアイメージセンサが用いられるカラーリニアイメージセンサでは、複数色分のリニアイメージセンサが複数列配置されている。一般的には、各列のリニアイメージセンサに異なるカラーフィルタ(例えばGREEN、BLUE、RED)が対応している。各列のリニアイメージセンサにはフォトダイオードなどの複数の受光素子が半導体基板上に列状に配置されている。この複数の受光素子が各画素に対応している。このようなリニアイメージセンサでは受光素子により光電変換された信号電荷を順次転送することにより、各画素に対応した映像信号が順次出力される。
シャッター機能を有するカラーリニアイメージセンサでは、この異なる色のカラーフィルタごとに、露光量が設定される。露光量の設定は、一般的にシャッターゲート、シャッタードレインを各列のリニアイメージセンサに設けることで行われる。この露光量の設定により、各色の適切な画像データを得ることが可能となる。
従来のリニアイメージセンサ構造ではイメージセンサの受光素子列に対して一方側にシャッターゲート、シャッタードレインが設けられ、他方側に電荷読み出し部、電荷転送部が設けられる構造である。高速化、高画質化が進む中で一方側からの信号読み出しのみでは、読み出し時間などが大きくなってしまうという問題があった。従来のリニアイメージセンサでは高速化に対応するために受光素子列をはさむように2つの電荷転送部を設け、2つの電荷転送部を利用して信号電荷を読み出す方式も提案されている。しかしこの方式ではシャッター構造を設けることが出来ず、高画質化に対応するのは困難であった。
このような技術に対して特許文献1に記載されている技術がある。特許文献1に記載の技術では、受光素子列の一方側に第1、第2の電荷転送部が並列に設けられている。この構造を用いて受光素子列に近い第1の電荷転送部が奇数番目の画素で発生した信号電荷を受け、受光素子列から遠い第2の電荷転送部が偶数番目の画素で発生した信号電荷を受けることで高速化に対応している。その一方で、各リニアセンサにシャッター構造部を設ける事によるライン間距離の増大を防ぐため、入射光に対する感度がそれぞれ異なる第1ないし第3のリニアイメージセンサが入射光に対して最も感度が高くなるものから順に外側から配置され、さらに入射光側となる入射光に対して最も感度が高くなるリニアイメージセンサにのみ露光量を調節するためのシャッターゲートおよびシャッタードレインが設けられている。
特開2000−32216号公報
上述のようにリニアイメージセンサの高速化を図った場合、更なる高画質化を求めることは困難であった。
本発明はこのような問題点を解決するためになされたものであり、リニアイメージセンサの高速化を図りつつ、高画質化を目的とするものである。
本発明に関わるリニアイメージセンサは、受光素子の信号電荷を読み出す読み出しゲートと、受光素子の蓄積電荷を制御するシャッター構造部を有するリニアイメージセンサであって、前記読み出しゲートおよび前記シャッター構造部が交互に複数配置された第1のゲート・シャッター列と、前記第1のゲート・シャッター列とは異なる順番で前記読み出しゲートおよび前記シャッター構造部が交互に配置された第2のゲート・シャッター列と、前記第1および第2のゲート・シャッター列の間に配置され、複数の前記受光素子が列状に配置された受光素子列と、前記第1のゲート・シャッター列の前記読み出しゲートを介して読み出された信号電荷を転送する第1の電荷転送部と、前記第2のゲート・シャッター列の前記読み出しゲートを介して読み出された信号電荷を転送する第2の電荷転送部とを有する。 このような構成により、リニアイメージセンサの高速化を図りつつ、高画質化にも対応が可能となる。
また前記シャッター構造部はシャッターゲートおよびシャッタードレインを有し、前記シャッターゲートに与えられるシャッター信号に基づいて前記受光素子列の蓄積電荷を制御することも可能である。これによりシャッター信号に応じて受光素子の蓄積電荷の制御が可能となる。
他方本発明にかかるカラーリニアイメージセンサでは、読み出しゲートおよびシャッター構造部が交互に複数配置された第1のゲート・シャッター列と、前記第1のゲート・シャッター列とは異なる順番で前記読み出しゲートおよび前記シャッター構造部が交互に配置された第2のゲート・シャッター列と、前記第1および第2のゲート・シャッター列の間に配置され、複数の受光素子が列状に配置された受光素子列と、前記第1のゲート・シャッター列の前記読み出しゲートを介して読み出された信号電荷を転送する第1の電荷転送部と、前記第2のゲート・シャッター列の前記読み出しゲートを介して読み出された信号電荷を転送する第2の電荷転送部とを有する第1のリニアイメージセンサと、読み出しゲートおよびシャッター構造部が交互に複数配置された第3のゲート・シャッター列と、前記第3のゲート・シャッター列とは異なる順番で前記読み出しゲートおよび前記シャッター構造部が交互に配置された第4のゲート・シャッター列と、前記第3および第4のゲート・シャッター列の間に配置され、複数の受光素子が列状に配置された受光素子列と、前記第3のゲート・シャッター列の前記読み出しゲートを介して読み出された信号電荷を転送する第3の電荷転送部と、前記第4のゲート・シャッター列の前記読み出しゲートを介して読み出された信号電荷を転送する第4の電荷転送部とを有する第2のリニアイメージセンサとを有し、前記第1のリニアイメージセンサのゲート構造部は第1のシャッター信号に応じて制御され、前記第2のリニアイメージセンサのゲート構造部は第2のシャッター信号に応じて制御される。このような構成とすることによりリニアイメージセンサごとに受光素子の蓄積電荷の制御が可能となる。
上述のカラーリニアイメージセンサでは、前記第1および第2のリニアイメージセンサ上にはそれぞれ異なる色のカラーフィルタが形成されており、前記第1のシャッター信号は前記第1のリニアイメージセンサ上に形成されたカラーフィルタに基づいて生成され、前記第2のシャッター信号は前記第2のリニアイメージセンサ上に形成されたカラーフィルタに基づいて生成される。この動作により、より適正な蓄積電荷の制御が可能となる。
他方、本発明の他のカラーリニアイメージセンサでは、読み出しゲートおよびシャッター構造部が交互に複数配置された第1のゲート・シャッター列と、前記第1のゲート・シャッター列とは異なる順番で前記読み出しゲートおよび前記シャッター構造部が交互に配置された第2のゲート・シャッター列と、前記第1および第2のゲート・シャッター列の間に配置され、複数の受光素子が列状に配置された受光素子列と、前記第1のゲート・シャッター列の前記読み出しゲートを介して読み出された信号電荷を転送する第1の電荷転送部と、前記第2のゲート・シャッター列の前記読み出しゲートを介して読み出された信号電荷を転送する第2の電荷転送部とを有する第1のリニアイメージセンサと、複数の受光素子が列状に配置された受光素子列と、前記受光素子列の一方側に並列に配置された第3の電荷転送部および第4の電荷転送部と、前記受光素子列の他方側の前記第1のリニアセンサ側にシャッター構造部を有する第2のリニアイメージセンサとを有する。これによりリニアイメージセンサの受光素子列間の距離を低減することが可能である。
さらに、前記カラーリニアイメージセンサは、複数の受光素子が列状に配置された受光素子列と、前記受光素子列の一方側に並列に配置された第5の電荷転送部および第6の電荷転送部と、前記受光素子列の他方側の前記第1のリニアセンサ側にシャッター構造部を有する第3のリニアイメージセンサを有することが可能である。これにより第1のリニアイメージセンサと第2のリニアイメージセンサの受光素子列間の距離、第1のリニアイメージセンサと第3のリニアイメージセンサの受光素子列間の距離を低減することが可能である。
さらに、前記第1のリニアイメージセンサのシャッター構造部は第1のシャッター信号に応じて制御され、前記第2のリニアイメージセンサのシャッター構造部は第2のシャッター信号に応じて制御され、前記第3のリニアイメージセンサのシャッター構造部は第3のシャッター信号に応じて制御されるようにすることも可能である。これにより各リニアイメージセンサのシャッター動作を個々に制御可能となる。
本発明のリニアイメージセンサにより高速化を図りつつ、高画質化することが可能である。
発明の実施の形態1
以下図面を用いて本発明の実施の形態1に関するリニアイメージセンサについて詳細に説明する。図1は、実施の形態1の1列のリニアイメージセンサ100の上面図を示す。図2は、図1におけるリニアイメージセンサ100のA-A’線の断面図を示す。図3は、図1に示すリニアイメージセンサ100を図面上下方向に3列並列に配置し、カラーリニアイメージセンサとした構成の上面図を示す。図3から分かるように、このカラーリニアイメージセンサは同一構成のリニアイメージセンサ100が並列に並べられた構成となっている。
以下図1を用いて1列のリニアイメージセンサ100の構成について説明する。図1に示されるように、このリニアイメージセンサ100は受光素子列1、読み出しゲート2、シャッターゲート3およびシャッタードレイン4、第1の電荷転送部5a、第2の電荷転送部5b、第1の出力回路6aおよび第2の出力回路6bを有している。
受光素子列1は列状に並んで配置された複数の受光素子を有している。受光素子列1の個々の受光素子は、撮像画像の各画素に対応する信号電荷を出力する。読み出しゲート2は読み出し信号に応じて受光素子の信号電荷を電荷転送部5a、5bに読み出すためのゲートである。シャッターゲート3およびシャッターゲート4は、シャッター信号に応じてこのリニアイメージセンサ100のシャッター動作を実行するシャッター構造部である。シャッター動作に関しては後述する。第1、第2の電荷転送部5a、5bは読み出しゲート2を介して読み出された信号電荷を順次出力回路6a、6bに転送する。出力回路6a、6bは浮遊拡散領域からなる信号電荷を信号電圧に変換する信号電荷検出部とソースフォロワ、インバータ等のアナログ回路からなる回路である。出力回路6a、6bは電荷転送部5a、5bより転送された信号電荷を出力電圧として出力する。
図1に示されるように、図面左側から奇数番目の受光素子において、受光素子列1と第1の電荷転送部5aの間に読み出しゲート2が配置され、受光素子列1と第2の電荷転送部5bの間にシャッターゲート3、シャッタードレイン4が配置されている。図1の左側から偶数番目の受光素子において、受光素子列1と第1の電荷転送部5aの間にシャッターゲート3、シャッタードレイン4が配置され、受光素子列1と第2の電荷転送部5bの間に読み出しゲート2が配置されている。
つまり、受光素子列1の一方側(図1上側)には、読み出しゲート2とシャッター構造部が受光素子ごとに交互に形成された第1のゲート・シャッター列110aが配置されている。そして電荷転送部5aはゲート・シャッター列110aの読み出しゲート2を介して与えられた信号電荷を転送することが可能である。受光素子列1の他方側(図1下側)には一方側と異なる順番で、読み出しゲート2とシャッター構造部が受光素子ごとに交互に形成された第2のゲート・シャッター列110bが配置されている。そして電荷転送部5bは第2のゲート・シャッター列110bの読み出しゲート2を介して与えられた信号電荷を転送することが可能である。この実施の形態1のリニアイメージセンサ100は、受光素子列1が第1のゲート・シャッター列110aおよび第2のゲート・シャッター列110bの間に配置され、この受光素子列1、第1のゲート・シャッター列110aおよび第2のゲート・シャッター列110bが第1の電荷転送部5aおよび第2の電荷転送部5bとの間に配置された構造といえる。
図2は、図1の左側から偶数番目の画素に対応するリニアイメージセンサ100の断面構造を示している。図2に示されるように、このリニアイメージセンサ100はN型基板7上に形成されたPウェル8内に形成されている。このPウェル8内には各素子にあわせたP型領域、N型領域が形成されている。これらの拡散領域上を含む基板表面上には熱酸化膜14が形成されている。さらにその熱酸化膜14、読み出しゲート2、電荷転送部5a、5bなどを含む基板上全面に層間絶縁膜16が形成されている。
図2から分かるように受光素子列1はPN接合を有するフォトダイオードで形成されている。具体的にはPウェル8上にN型の不純物を導入することでN型領域9が形成されている。さらにそのN型領域9上、基板表面に近い部分にP型領域10が形成されている。このN型領域9およびP型領域10がフォトダイオードを形成している。
図2において、受光素子列1の左側(図1における下側)のPウェル8上には熱酸化膜14を介して多結晶シリコンからなる読み出しゲート2が形成されている。この読み出しゲート2の左側には多結晶シリコンからなる電荷転送用の電極15bが形成される。この読み出しゲート2と電荷転送用電極15bは一部が基板上に積層した形で形成されている。この読み出しゲート2と電荷転送用電極15bとの間には熱酸化膜14が形成され互いに絶縁されている。
この電荷転送用電極15bの下部に相当するPウェル8には表面付近にN型領域11bが形成されている。この電荷転送用の電極15bとN型領域11bとで第2の電荷転送部(CCDシフトレジスタ)5bが形成される。この電荷転送用電極15bよりもさらに左側の左端となる領域のPウェル8にはチャネルストップ領域となるP+領域12が設けられている。
図2において、受光素子列1の右側(図1における上側)のPウェル8上には熱酸化膜14を介して多結晶シリコンからなるシャッターゲート3が形成されている。このシャッターゲート3の右側に相当するPウェル8内の基板表面付近にはN型領域13が形成されている。このN型領域13がシャッタードレイン4を形成している。このシャッタードレイン4の右側にはチャネルストップ層となるP+領域17が形成されている。このチャネルストップ層となるP+領域17の右側にはN型領域11aおよびN型領域11a上に熱酸化膜14を介して形成された多結晶シリコンからなる電荷転送用電極15aが存在している。この電荷転送用電極15aとN型領域11aとで第1の電荷転送部5aが形成されている。この電荷転送部5aの右側の右端側のPウェル8内にも左端同様、チャネルストップ層となるP+領域12が形成されている。なお図2は、図1の左から偶数番目の1つの受光素子に対応する領域の断面に関して説明したが、奇数番目の1つの受光素子に対応する領域は左右対称で同一の構造となっている。
図1および図2の構造から分かるように、このリニアイメージセンサ100は受光素子の奇数番目と偶数番目とでシャッターゲート3と読み出しゲート2が交互に配置される構成となっている。受光素子列1と第1の電荷転送部5aとの間には、受光素子ごとに読み出しゲート2とシャッター構造部(シャッターゲート3およびシャッタードレイン4)とが交互に配置されている。リニアイメージセンサ100の受光素子列1と第2の電荷転送部5bとの間には、読み出しゲート2とシャッター構造部とが、受光素子列1と第1の電荷転送部5aの間とは異なる順番で、交互に配置されている。
図3には、上述のような1列分のリニアイメージセンサ100が第1のリニアイメージセンサ100a、第2のリニアイメージセンサ100b、第3のリニアイメージセンサ100cとして並列に配置されたカラーリニアイメージセンサが示されている。図3ではリニアイメージセンサ100aがBLUEに、100bがGREENに、100cがREDに対応している。なお図1に示されるように個々のリニアイメージセンサには、それぞれの読み出しゲート2を駆動する読み出し信号φTG、シャッターゲートを駆動するシャッター信号φSTが供給されている。また電荷転送部5a、5bには転送を制御する転送信号φ1、φ2が供給されている。
前述したようにこのカラーリニアイメージセンサのカクリニアイメージセンサ100はシャッター機能を実行するシャッター構造部(シャッターゲート3、シャッタードレイン4)を有している。ここで図3、図4を用いてこのようなシャッター構造部を用いてシャッター機能を実行する意味について説明する。
図3に示したように、リニアイメージセンサ100a、100b、100cを半導体基板上に3列並列に配置し、各受光素子列1上に異なる色のカラーフィルタ(BLUE、GREEN、RED)をのせることによって形成されるカラーリニアイメージセンサを構成するような場合、それぞれの色によって露光量(フォトダイオードへの入射光量と蓄積時間の積)を調整する必要がある。
リニアイメージセンサ100の性能を決める特性の一つに飽和出力電圧がある。一般にリニアイメージセンサ100の出力信号電圧は、露光量(受光部への入射光量と蓄積時間の積)に対して比例する。しかしながらある一定の出力信号電圧以上は露光量が増加しても出力信号電圧は増加しなくなる。この値を飽和出力電圧(Vsat)という。(飽和出力電圧を与える露光量を飽和露光量という。)この値が大きいほど使用できる信号電圧振幅が大きくなり、ダイナミックレンジ(飽和露光量とノイズ、たとえば暗出力との比)も大きくなるため、リニアイメージセンサ100としてはなるべく飽和出力電圧の大きいことが要求される。
さて、上述したようなカラーリニアイメージセンサの場合、3列のリニアイメージセンサ100a〜100c上にカラーフィルタを形成しているため、それぞれのリニアイメージセンサ100a〜100cの飽和出力電圧は、受光素子1や電荷転送部5a、5bのサイズあるいはそれぞれの出力回路6a、6bにおいて最大信号電圧振幅を意図的に変えていない限りRGB3色で同一である。
また、上述したようにリニアイメージセンサ100としての飽和出力電圧はなるべく大きい方がよいので、3色とも飽和出力電圧を同一にする方が自然である。ところが、上述したようなカラーリニアイメージセンサの場合、通常RGB出力の感度(出力信号電圧/露光量)は3色で同一ではない。また、仮にある光源のもとでRGB出力の感度が同一であったとしても使用する光源が変わった場合、RGB出力の感度は同一になるとは限らない。したがって、一般にカラーリニアイメージセンサの露光量と信号出力電圧の関係は、図4のようになる。図4ではRGB出力のうちGREENが最大の感度を持ち、BLUEが最小の感度を持つ場合を示している。図4からわかるように、RGB出力の飽和出力電圧は本来同一であるにも関わらず、最大感度GREEN以外の出力はそれぞれVsaR、VsaBまでしか出力値を使用することが出来ない。なぜなら飽和露光量のSEG(GREEN出力の飽和出力電圧を与える露光量)を超えてこのカラーリニアイメージセンサを使用した場合、GREEN出力が飽和出力電圧VsaGを超えてしまい、GREENに関して正常な画像データを得ることが出来ないためである。あるいはGREENに対応する信号を出力するリニアイメージセンサ100bの受光素子部1bや電荷転送部5ab、5bbでオーバーフローした信号電荷が他の2色のリニアイメージセンサ(100a、100c)の受光素子部1a、1cや電荷転送部5aa、5acに流入して混色を起こす場合もあり得る。いずれにしてもこの例では、実質的な飽和出力電圧はGREENが最大でBLUEが最小となるため色ごとにダイナッミクレンジが異なり画質に影響を与える。
そこで、シャッター構造部を利用すると同一の光量で各色毎に蓄積時間をコントロールすることが出来る。つまり受光素子、カラーフィルタの特性などに基づいてシャッターゲート3を制御することで飽和出力電圧に達してしまった受光素子の蓄積電荷をシャッタードレイン4に排出することが出来る。各色ごとに飽和出力電圧に達する露光量に基づいてシャッターゲート3を制御するタイミングを変えてやることにより、リニアイメージセンサ100が複数列並んだカラーリニアイメージセンサでも全てのリニアイメージセンサ100で大きなダイナミックレンジを得ることが可能となる。
図4に示した飽和出力電圧の特性を持つカラーリニアイメージセンサを例としてその駆動方法を図5に示す。図5は各リニアイメージセンサに供給される読み出し信号、シャッター信号、出力電圧の関係を表す図である。また図2には、断面構造にあわせたチャネル電位の状態と信号電荷Qの状態が示されている。以下に図2および図5を用いて具体的なシャッター動作を説明する。以下に示す方法により各色のシャッターゲート3にかかるシャッター信号を調整することによって3色ともに最適の露光量を得られ、3色共通の飽和出力電圧まで使用することが可能となる。
以下の動作の説明では、図5に示されたパルス状の読み出し信号φTGa、φTGb、φTGcおよびシャッター信号φSTa、φSTb、φSTcは各リニアイメージセンサ100a、100b、100cにおいて図2に対応する素子に与えられるものとして説明する。
(1)信号電荷の蓄積
シャッターゲート3bに供給されるシャッター信号φSTbと読み出しゲート2bに供給される読み出し信号φTGbが共にLOWレベルのとき(図5のt1b期間)、GREENの信号電荷が蓄積される。同様にRED、BLUEに相当するリニアイメージセンサ100a、100cでもパルスφSTcとパルスφTGc、パルスφSTaとφTGaが共にLOWレベルのとき(図2のt1cおよびt1a期間)BLUE、REDの信号電荷が蓄積される。
(2)信号電荷の排出
読み出し信号φTGbがLOWレベルのままで、シャッター信号φSTbがHIGHレベルのとき(図2のt2b期間)、受光素子1bとシャッタードレイン4bが導通状態となる。よって受光素子1b内の信号電荷Qbがシャッタードレイン4bに排出され、受光素子部1bの電荷はゼロになる。なおこのとき、図1で左から奇数番目の受光素子に蓄積された電荷は、図1の下側のシャッタードレインに電荷を排出する。図1で左から偶数番目の受光素子に蓄積された電荷は図1の上側のシャッタードレインに電荷を排出する。(図1の矢印を参照)
その後、再び読み出し信号φTGbとシャッター信号φSTbがLOWレベルになると再び信号電荷の蓄積が開始される。(図5中のt3b期間)これと同様にBLUE、REDに対応する部分でも読み出し信号φTGa、φTGcがLOWレベルのままで、シャッター信号φSTa、φSTcがHIGHレベルのとき(図5のt2a、t2c期間)、信号電荷Qa、Qcがシャッタードレイン4a、4cに排出され、受光素子1a、1cの電荷はゼロになる。なおこのシャッター信号φSTa、φSTcがHIGHレベルとなるタイミングはリニアイメージセンサ100の特性に基づいて決定可能であり、それぞれのリニアイメージセンサ100a、100b、100cにおいて独立に決定可能である。その後、再びパルスφTGaとパルスφSTa、パルスφTGcとφSTcがLOWレベルになると信号電荷が蓄積される。(図5中のt3a、t3c期間)
(3)信号電荷の読み出し
そして、シャッター信号φSTbがLOWレベルの状態で、読み出し信号φTGbがHIGHレベルになると(図5のt4b期間)GREENの信号電荷Qbが読み出しゲート2bを経由してリニアイメージセンサ100bの第2の電荷転送部5bbに送られる。なおこのとき、図1で左から奇数番目の受光素子に蓄積された電荷は、図1の上側の電荷転送部5abに信号電荷を転送する。その後、第2の電荷転送部5bbから第2の出力回路6bbを通って外部に出力される。この出力される信号は図5にVsigBで示されている。同様に、シャッター信号φSTaとφSTcがLOWレベルで、読み出し信号φTGaとφTGcがHIGHレベルになると、BLUEとREDの信号電荷Qa、Qcがそれぞれの電荷転送部から出力回路を介して出力される。
以上に詳細に説明したように、この実施の形態1の第1乃至第3のリニアイメージセンサ100a、100b、100cでは受光素子列1で発生した信号電荷のうち、図1中の左端より奇数番目の画素で発生したものは図1上部の電荷転送部5aへ転送される。偶数番目の画素で発生したものは下部の転送部5bへ転送される。(図1の矢印参照)このように振り分けられた信号電荷は、転送信号φ1、φ2の2層駆動の電荷転送部5a、5b(CCDシフトレジスタ)によって順次出力回路6a、6bに転送される。よって高速に信号電荷を転送することが可能となる。
また、各色に対応する信号電荷はそれぞれのリニアイメージセンサ100a、100b、100cが有するシャッター構造により、各色別に受光素子の電荷排出のタイミングが制御できる。つまり、各色独立に露光量(蓄積電荷)が制御されている。したがってカラーリニアイメージセンサとしてより高い画質を実現することが出来る。
なお、上述したような複数列のリニアイメージセンサ100を有するカラーリニアイメージセンサでは、被写体上の所定の場所における画像に対する情報を複数列分得る必要がある。そのため、被写体の所定の場所を1本目の受光素子列1が走査してから2本目の受光素子列1が走査し終わるまで情報を外部で記憶し、そろえてから信号処理を行う必要がある。このため外部メモリが必要となる。この必要な外部メモリの量は隣り合うリニアイメージセンサ100の受光素子列間の距離(ライン間距離)に依存する。
ここで従来技術におけるライン間距離と本実施の形態におけるライン間距離を用いて必要なメモリ量に関して説明する。カラーリニアイメージセンサが高解像度のスキャナや、コピー機に用いられる10600画素クラスのリニアイメージセンサでは、リニアイメージセンサを受光素子列の配列方向(主走査方向)に対して垂直に(副走査方向)機械的な走査を行っている。この場合、グレースケール(黒から白までの階調)を12ビットとすると、必要なメモリの容量は以下の数式の
C=10600×12×(M+1) ビット ・・・(1)
となる。ここでMは2つの受光素子列のライン間距離を走査回数で表したものである。
例えば従来技術のような受光素子列の両側に電荷転送部が設けられシャッター構造部を有していない場合を考える。この場合、ライン間距離としては配置される構成要素は電荷転送部2列、読み出しゲート2列、素子分離領域および受光素子列の1列分となる。ここで例として電荷転送部の列幅を10μm、読み出しゲートの幅を4μm、素子分離領域の幅を2μm、受光素子列の幅を10μmとするとライン間距離は、
ライン間距離=20+8+2+10=40μm
となる。
また従来技術のような受光素子列の一方側に第1、第2の電荷転送部を並列に設ける構造に対して、その電荷転送部が形成される反対側にシャッター構造部が用いられた場合を計算する。受光素子と受光素子の間に配置される構成要素は、電荷転送部2列、読み出しゲート1列、シャッターゲート1列、電荷転送部間を転送するゲート1列、シャッタードレイン1列、素子分離領域、受光素子列1列分となる。前述の素子と重複する部分には同一の例の列幅を用いて、シャッターゲートの幅は4μm、シャッタードレインの幅は2μm、電荷転送部間を転送するゲートの幅を10μmとすると、
ライン間距離=20+4+4+10+4+2+10=54μm
となる。
それに対し、この実施の形態のカラーリニアイメージセンサにおいては、ライン間距離の間に存在する構成要素は、電荷転送部2列、読み出しゲート一列分、その読み出しゲート一列分の幅にほぼ等しいシャッターゲート1列およびシャッタードレイン1列を合わせた構造、素子分離領域1列、受光素子1列分となる。ここでこの実施の形態では、読み出しゲート一列分、その読み出しゲート一列分の幅にほぼ等しいシャッターゲート1列およびシャッタードレイン1列を合わせた構造をそれぞれ8μmあわせて16μmとすると、
ライン間距離=20+16+2+10=48μm
となる。
ここで前述の式(1)に当てはめて、それぞれの場合の必要な外部メモリの容量を計算する。受光素子列の両側から電荷転送されるが、シャッター構造部がない場合に必要な外部メモリの容量は636000ビットとなる。受光素子列の一方側に第1、第2の電荷転送部を並列に設ける構造に対して、その電荷転送部が形成される反対側にシャッター構造部が用いられた場合に必要な外部メモリの容量は814080ビットとなる。これらに対し、この実施の形態で必要な外部メモリの容量は、737760ビットとなる。
必要な外部メモリが最も少ないのはシャッター構造部を備えない例であるが、前述の通りシャッター機能を有さないカラーリニアイメージセンサではその露出量の調整を行うことが出来ない。この実施の形態のカラーイメージスキャナは、シャッター機能を有しながら十分に必要な外部メモリを低減できる。
また、ここでは詳述はしないが副走査方向へ機械的な走査を行うカラーリニアイメージセンサでは、色ずれという現象も存在する。例えば、1回の走査に対して同一量の走査ずれYが存在する場合を考えると1本目が走査した場所から2本目が走査する場所までのずれの総和YAは、
YA= M × Y …(2)
となる。ここでMは2つの受光素子列のライン間距離を走査回数で表したものである。
こちらも式(2)からわかるように色ずれを小さくするためには、ライン間距離を短くして1本目が走査してから2本目が走査するまでの走査回数を少なくする必要がある。この色ずれの式からも分かるように、この実施の形態のカラーリニアイメージセンサの高速化を図りつつ、外部メモリの低減を図るには、出来る限りライン間距離を小さくする必要がある。
以上詳細に説明したように、本発明の実施の形態1に関わるカラーリニアイメージセンサでは高速化を実現しつつ、確実にシャッター機能を実行することが出来る。また高速化とシャッター機能を実現しつつも、そのライン間距離、外部メモリの増加を抑えることができる。具体的には一列の受光素子列の奇数番目と偶数番目との各画素でシャッター構造部と読み出しゲート2が交互に配置される構成となっていることで、各画素に対して確実にシャッター機能を実行することが出来る。さらにこの構成により出力信号の高速化を図ることが可能となる。また高速化、高画質化を図りながらライン間距離の増加を低く抑えることが可能である。
発明の実施の形態2
以下、図面を参照して実施の形態2について説明する。図6は実施の形態2を示す上面図である。実施の形態2の特徴は、実施の形態1に詳述した図1に示されるリニアイメージセンサ100と受光素子列の一方側に第1、第2の電荷転送部を並列に設ける構造のリニアイメージセンサ700との配置を工夫することにより、各受光素子間のライン間距離を小さくしている点にある。
ここで実施の形態2に用いられるリニアイメージセンサ700の構成について、図7を用いて説明する。リニアイメージセンサ700は、受光素子列71の一方側(図面上側)に第1の読み出しゲート72a、電荷転送部間の転送用ゲート72b、第1の電荷転送部75aおよび第2の電荷転送部75bが配置されている。受光素子列71の他方側にはシャッター構造部(シャッターゲート73、シャッターゲート74)が配置されている。
図6に示されるように、実施の形態2のカラーリニアイメージセンサは、各色(例えばGREEN、RED、BLUE)に対応するリニアイメージセンサ100、700が並列に3列並んだ構成となっている。この実施の形態2のカラーリニアイメージセンサは図1に示されたリニアイメージセンサ100を一つ、図7に示されたリニアイメージセンサ700を2つ有している。
図6から分かるように、この実施の形態のカラーリニアイメージセンサでは図面上下方向に3列並んだリニアイメージセンサの中央に図1に相当する第1のリニアイメージセンサ100bが配置されている。また図面上側の第2のリニアイメージセンサ700aは、700aの受光素子列とリニアイメージセンサ100bとの間にシャッター構造部が配置される。リニアイメージセンサ700aの第1、第2の電荷転送部75a、75bは、700aの受光素子列に対してリニアイメージセンサ100bの反対側に並列に配置されている。また図面下側の第3のリニアイメージセンサ700cは、700cの受光素子列とリニアイメージセンサ100bとの間にシャッター構造部が配置される。リニアイメージセンサ700cの第1、第2の電荷転送部は、700cの受光素子列に対してリニアイメージセンサ100bの反対側に並列に配置されている。
つまり、この実施の形態2のカラーリニアイメージセンサでは受光素子列に対して一方側にそれぞれ第1、第2の電荷転送部を有する同一構成の第2、第3のリニアイメージセンサ700a、700cが、図1の構造のリニアイメージセンサ100bを中心に対称に配置されている。そしての実施の形態2のカラーリニアイメージセンサでは2つのリニアイメージセンサ700a、700cはそれぞれの第1、第2の電荷転送部が第1のリニアイメージセンサに対して外側に向くように配置されている。
このような構成にした場合、リニアイメージセンサ700aの受光素子列とリニアイメージセンサ100bの受光素子列との間に存在する構成は、リニアイメージセンサ700のシャッター構造部(シャッターゲート、シャッタードレイン)、素子分離領域、リニアイメージセンサ100bの電荷転送部、リニアイメージセンサ100bの読み出しゲートあるいはシャッター構造部となる。なおこれはリニアイメージセンサ700cの受光素子列とリニアイメージセンサ700cの受光素子列1との間に存在する構成に関しても上下対称で同様である。
それぞれの部分構造の幅として、リニアイメージセンサ700aのシャッター構造部を4+4=8μm、素子分離領域を2μm、電荷転送部を10μm、リニアイメージセンサ100bの読み出しゲートあるいはシャッター構造部を8μmとして受光素子列の幅10μmを考慮すると、ライン間距離は
ライン間距離=10+8+4+4+2+10=38μm
となる。
このライン間距離の結果から明らかなように、実施の形態2の配置を用いてカラーリニアイメージセンサを構成することにより、シャッター構造部を有さないカラーリニアイメージセンサの場合と同様のライン間距離とすることが出来る。したがって、必要な外部メモリをさらに削減することが可能となる。またライン間距離に基づく色むらの低減も可能となる。
以上詳細に説明したように実施の形態2のカラーリニアイメージセンサによれば、高速化を図りつつ、外部メモリの容量を削減することが可能となる。また各ラインにシャッター構造部を設けているので蓄積時間に基づく露光量のコントロールが可能である。さらに、ライン間距離が減少することにより、それに基づく色むらも低減できるので更なる高画質化が可能となる。
なお、以上説明した各実施の形態においては、カラーリニアイメージセンサを構成するリニアイメージセンサがGREEN,RED,BLUEについてのものとして説明したが、リニアイメージセンサの種類はこれに限定されるものではなく、当然、さらに多数設けられてよい。
実施の形態1の1列のリニアイメージセンサを示す上面図である。 図1におけるリニアイメージセンサのA-A‘線の断面図である。 図1に示すリニアイメージセンサを3列並列に並べ、カラーリニアイメージセンサとした構成の上面図である。 カラーリニアイメージセンサの露光量と信号出力電圧の関係を示す図である。 各リニアイメージセンサに供給される読み出し信号、シャッター信号、出力電圧の関係を表す図である。 実施の形態2を示す上面図である。 実施の形態2に使用されるリニアイメージセンサを示す上面図である。
符号の説明
1 受光素子列
2 読み出しゲート
3 シャッターゲート
4 シャッタードレイン
5a、5b 電荷転送部
6a、6b 出力回路
100 リニアイメージセンサ
110a、110b ゲート・シャッター列
700 リニアイメージセンサ

Claims (3)

  1. 読み出しゲートおよびシャッター構造部が交互に複数配置された第1のゲート・シャッター列と、前記第1のゲート・シャッター列とは異なる順番で前記読み出しゲートおよび前記シャッター構造部が交互に配置された第2のゲート・シャッター列と、前記第1および第2のゲート・シャッター列の間に配置され、複数の受光素子が列状に配置された受光素子列と、前記第1のゲート・シャッター列の前記読み出しゲートを介して読み出された信号電荷を転送する第1の電荷転送部と、前記第2のゲート・シャッター列の前記読み出しゲートを介して読み出された信号電荷を転送する第2の電荷転送部とを有する第1のリニアイメージセンサと、
    複数の受光素子が列状に配置された受光素子列と、前記受光素子列の一方側に並列に配置された第3の電荷転送部および第4の電荷転送部と、前記受光素子列の他方側の前記第1のリニアイメージセンサ側にシャッター構造部を有する第2のリニアイメージセンサとを有するカラーリニアイメージセンサ。
  2. 前記カラーリニアイメージセンサは、複数の受光素子が列状に配置された受光素子列と、前記受光素子列の一方側に並列に配置された第5の電荷転送部および第6の電荷転送部と、前記受光素子列の他方側の前記第1のリニアイメージセンサ側にシャッター構造部を有する第3のリニアイメージセンサを有することを特徴とする請求項記載のカラーリニアイメージセンサ。
  3. 前記第1のリニアイメージセンサのシャッター構造部は第1のシャッター信号に応じて制御され、前記第2のリニアイメージセンサのシャッター構造部は第2のシャッター信号に応じて制御され、前記第3のリニアイメージセンサのシャッター構造部は第3のシャッター信号に応じて制御されることを特徴とする請求項記載のカラーリニアイメージセンサ。
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